「漏れている個人情報を削除してあげる!?」という電話にご注意を!!

＜県内情報＞
平成26年8月
新潟県消費生活センター
「漏れている個人情報を削除してあげる!?」という電話にご注意を!!
～公的機関をかたって“個人情報の削除”を持ちかける電話は詐欺です～
個人情報の削除を持ちかける電話の相談が全国的に急増。(24年度：281件 → 25年度：718件）
県内でも、消費生活センターや国民生活センターなどの公的機関を連想させる名称をかたり、「“あ
なたの個人情報が漏れているから止めてあげる”と電話があった」という相談が寄せられています。
中には、複数の事業者が関与してだまそうとする巧妙な手口や、最終的にお金を送るよう要求され
たといったケースも見られます。
公的機関が個人情報の削除を持ちかけることは絶対にありません。相手にせずにすぐ電話を
切ってください。疑問や不安を感じたら、お近くの消費生活センターにご相談ください！
（件）
12
個人情報の削除に関する相談件数（県内）
今年度も急増中！
※既に前年度を越える相談あり
＜相談事例１＞
•
10
•
8
•
6
新潟県消費者生活センターと名乗って、「あなたの個人情報が３カ所
の業者に流れている。削除して欲しいか」と電話があった。
業者名を聞いたら、２社は通信販売で利用している業者だったが、１
社は全然知らない業者だったので、削除をお願いした。
電話を切った後で家族に相談すると、「おかしな話だ。削除の料金を
請求されるのではないか」と言われ不安になった。
＜相談事例２＞
4
•
急増
2
•
0
24年度
25年度
26年度
＜7月末現在＞
•
大手金融機関を名乗り、「あなたの個人情報が流れている。公開さ
れると大変。抹消してよいか。お金はかからない」と電話があった。
話を聞いているうちに投資の勧誘になったので、家族に相談すると
いうと、「同居か」「一人暮らしか」等と問われ不安になった。
「怪しい者ではない。消費生活センターに確認してもらってもかまわ
ない」とも言われた。