Comments
Description
Transcript
眼 科 の ご 案 内
No.2 眼科 のご案内 また、治療の面では、糖尿病網膜症や網膜裂孔等 の疾患の治療に必要な光凝固装置に、従来のものよ り痛みが少なく短時間で治療が可能なレーザーを導 入し、患者様の負担軽減につながっております。 眼科医師 佐橋和子 昨年11月から守山いつき病院において、眼科の診 療を開始しました。ひとは五感から様々な情報を得 ておりますが、その中でも視覚(見ること)から約 90%もの情報を得ているといわれます。“見えない” マルチカラースキャンレーザー ということは、 生活の質(QOL)を大きく低下させて しまいますので、眼科医の責任の重大さを日々感じ ながら診療にあたっております。 当科では、前眼部疾患、白内障、緑内障、網膜・ 硝子体疾患、涙道疾患、眼瞼疾患などの眼科一般診 療を行っております。 また、現在2名の視能訓練士 とともに斜視・弱視検査、眼鏡処方も積極的に行い、 お子様から高齢者まで幅広く対応できるように努め ております。 今年5月より当院でも白内障手術を開始しました。 日帰り手術はもちろん、入院施設が整備されており ますので、高齢者や全身疾患のある方でも安心して 治療に専念することができます。 失明の原因でもある糖尿病網膜症、緑内障、黄斑 変性等は自覚症状に乏しく、気づいたときにはかな り進行しているということも少なくありません。ま た、眼底検査で内科の病気が発見されるということ 今回の眼科開設にあたり、最新鋭の医療機器を導 入しております。診断の面では、従来の眼底検査で はみることができなかった網膜断面の描写や、神経 線維の解析を可能にした光干渉断層計(OCT)により、 多くの網膜疾患や緑内障の診断が的確に行え、早期 診断・治療に役立っております。 光干渉断層計(OCT) もあります。 守山いつき病院では、他科の医師と 密接な連携をとりながら対応するよう心掛けており ます。 皆さまの眼の健康維持のお役にたてるようスタッ フ一同努力して参りますので宜しくお願い致します。 守山いつき病院の担当医を ピックアップしてご紹介 小児科 小児科は平成26年2月から診療を開始しました。お子様の疾患については 幅広く対応しています。熱が出た、鼻汁や咳で寝苦しそう、お腹がいたくて 下痢がある、急に吐き始めた、呼吸がゼーゼーして苦しそうなど、お子様の 様子に心配がありましたらお気軽に受診して相談してください。また、病気 以外の乳児健診や予防接種も行っています。特に予防接種はかかってしまう と重い症状を起こすことがある疾患を予防するという点でとても大切です。 医師 奥村彰久 罹ってからでは手遅れになることがある疾患も、予防接種をすることによっ て事前に防ぐことができます。 私自身の専門は小児神経で、普段は愛知医科大学で診療を行っています。てんかん・脳性麻痺・ 急性脳症などの患者さんを大学では診療しています。いつき病院では熱性けいれんなどの相談も 行っていますので、お尋ねになりたいことがありましたらご遠慮なく受診してください。 糖尿病内科 糖尿病は自覚症状が現れにくいため放置されがちです。糖尿病を放置 しておくと、様々な合併症を引き起こしてしまいますので早期診断•治 療が必要です。糖尿病治療は、患者さま自身の病気に対する正しい理解 と、日常の自己管理ができるかが重要です。当科では食事•運動•薬物 療法を通じて、患者様一人一人にきめ細かい血糖管理ができるように努 めてまいります。 合併症も各診療科と連携して、診療していきます。 医師 岩瀬宗司 また、甲状腺などの内分泌疾患についても御相談下さい。 消化器内科 平成26年5月より新たに赴任してまいりました。腹痛、吐気、下痢な どの消化器症状は誰もが一度は経験したことがあると思います。消化管 は食道から肛門までの1つの長い管であり、また腹部には肝臓、胆のう、 膵臓、腎臓などの臓器もあります。問診や触診、血液、CT、内視鏡検査 等で的確に診断し、治療を行っていくのが消化器内科の役目ですので、 少しでも気になる症状がありましたらご気軽にご相談ください。 医師 朝川英範 新設設備のご紹介 超伝導MRI装置 MRI検査とは、磁場を利用して体内の様子を画像 化するものです。解剖学的、質的診断にきわめて有 効な検査です。放射線を使用していませんので、被 ばくの心配がありません。検査中は多少大きな音が しますが、仰向けに寝ているだけで無理なく苦痛の 写真提供:シーメンス社 ない検査が行えます。また、撮像したい病変/部位に 応じて様々な撮像が行えます。 頭部の血管像 腹部像 ドイツに本社をおくシーメンス社製の高性能MRI を導入しております。 たいへんに強い磁場(地磁気の33,000倍)を発生する超磁場超伝導磁石を用いることによって、 高速で、しかも高精細な画像診断が可能となりました。 頭部の小さな病変(腫瘍,梗塞など)や 血管の状態、整形外科領域や腹部などの全身の検査診断が可能です。 アンギオ(血管造影)装置 この4月よりアンギオ室(血管造影室)が稼働しま した。私たち、守山いつき病院でカテーテル検 査・治療が可能となりました。これにより狭心症、 心筋梗塞をはじめとして心臓病の診断治療をより 深く行えるようになっています。「最近、動くと これまでになかった胸苦しさがある。息切れが目 立つ。」といった症状は注意が必要です。一度、 循環器外来を受診ください。 もちろん,いきなりカテーテル検査を行うわけではありません。心電図など基本的な検査の後 カテーテル検査を検討します。もう一つ、下肢閉塞性動脈硬化症が年々注目されています。足の 血管が詰まってくると「歩くとふくらはぎが痛く」なります。さらに進むとじっとしていてもし びれる、痛むとなってきます。こういった症状をお持ちの方、足のことだからと済まさずに一度 相談ください。確実な診断をして治療を検討できます。どうぞ、よろしくお願い致します。 改装後の病棟の様子を一部ご紹介 1階 血液透析センター 迎い和 えエモ いンダ たトン しラを まンイ すスメ 。がー 皆ジ 様し をた お美 出し 適一らお6 な人のり3 透ひお、床 析とも高の をりて水透 実のな準析 践症しの空 い状か医間 たにら療を し合生技ご まわま術用 すせれと意 。たる心し 最、かて 2階 一般病床 / 3階 療養病床 様す全の致療2 を。性確し養階 サ2や保ま病の ポ4快なし床一 ー時適どた4般 ト間性体。3病 いいを制十床床 たつ追を分を4 しで求整なリ3 まもしえスニ床 す入て、タュと 。院お常ッー3 患りにフア階 者ま安数ルの 平成26年7月1日から 禁煙外来を開始します 【お問い合わせ】 ■守山いつき病院(代表)TEL:052-793-3101 ■地域医療連携部 専用 TEL:052-793-3666 守山いつき病院では禁煙外来を開始致します。 禁煙できずに困っている方は,ぜひご相談下さ い。直ちに禁煙しようと考えていること・ニコ チン依存症であること・一日の喫煙本数×喫煙 多汗症の治療を開始しました 重度の原発性腋窩多汗症の保険治療もスタート 年数が200以上であること・禁煙治療を受けるこ します。重症度として、 とを文書により同意していることを満たせば、 発汗はほとんど我慢できず日常生活に支障が 保険診療で禁煙治療を受けることができます。 治療薬には、内服薬と貼付薬があります。ど ちらかの薬を使い初回診療を含め合計5回受診し て頂いて、3か月で禁煙治療を終えるプログラム ある患者様 発汗は我慢できず日常生活に常に支障がある 患者様 が保険治療の対象となります。 となっております。3割負担の患者様だと、費用 まずは受診して頂いて適応の患者様であれば、 は、貼付剤 約13,000円・内服薬 約19,000円で治 次回診察時に施行となります。 3割負担の患者様 療することができます。失敗しても、また翌年 だと、費用は、約27,000円となります。 トライすることができます。 お気軽にいつでも外来スタッフにご相談下さい。