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平成26年10月15日

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平成26年10月15日
第3回浦安市自立支援協議会地域生活支援部会
議事録
1.開催日時 平成 26 年 10 月 15 日(水)13:30~15:30
2.開催場所 文化会館 大会議室
3.出席者
西田俊光委員(リーダー)
、内村好夫委員(サブリーダー)、小川礼子委員、荒井敏子委員、浜田順子委員、
神谷澄子委員、相馬茂委員、川口英樹委員、佐藤尚美委員、西田良枝委員、谷岡智恵委員、竹谷弘美委員、
藤崎広和委員、志賀智子委員、小川圭子委員、立花淳一委員、上田亜紀委員、森嶋宏治委員、
井手上用子委員、西川うみ委員、新宅秀樹委員、橋野まり子委員
4.議題
(1)地域生活支援拠点の整備について
(2)障がい者福祉計画の策定について
(3)人材不足(ヘルパー)と処遇の改善について
5.資料
議題1資料1 「地域生活支援拠点の整備について」要望書 添付資料①
議題1資料2 「地域生活支援拠点の整備について」要望書 添付資料②
議題1資料2 「地域生活支援拠点の整備について」要望書 添付資料③
議題2資料
第 1 編 障がい者計画 たたき台抜粋
議題3資料
訪問介護に係る実態アンケート集計結果
6.議事
事務局:ただ今より、平成 26 年度第3回浦安市自立支援協議会、地域生活支援部会を開催いたします。本
日はお忙しい中、ご出席いただきましてありがとうございます。自立支援協議会および部会は、会議を
公開し、議事録をホームページで公開いたします。議事録には発言者の氏名を記載いたしますのでご了
承いただきますようお願いいたします。特に、個人情報に関わる発言等につきましては十分なご配慮を
お願いいたします。
また、ご発言の際にお願いがございます。当部会におきましては、視覚障がいのある方が委員として
参加されております。また、会議を円滑に進めるためにも、ご発言の際は挙手いただき、リーダーの「○
○委員、お願いします」の発言のあと、団体名と氏名を述べていただき、その後、発言をお願いいたし
ます。なお本日は、浦安市身体障害者福祉会相馬委員が欠席となっております。
また、資料の差し替えのほうをお願いいたします。机の上に置かせていただいておりますが、議題3
資料1、訪問介護に関わる実態アンケート集計結果こちらのほうですが、問1居宅介護 78 パーセント
と書かれているものが正しい資料となりますので、よろしくお願いいたします。よろしいでしょうか。
それでは、これからの議事の進行につきましては、西田リーダーにお願いしたいと思います。よろし
くお願いいたします。
西田リーダー:皆さんこんにちは。西田でございます。よろしくお願いいたします。今、事務局のほうから資料
の差し替えもあったのですが、資料が多いので、最初に、手元にある資料の確認を事務局のほうからお
願いしてよろしいでしょうか。
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事務局:お手元の資料ですが、まず次第が1枚、続きまして議題1資料1と左上に記載されてる『障がい児・
者の地域生活推進のための地域生活支援拠点「グループホーム併設型」整備についてのお願い』という
資料が両面印刷で1枚。このお願いの文章に付随した添付資料①として、A4 横で厚生労働省からの図
の資料となりますが、表題は「障害児・者の地域生活支援の推進のための多機能拠点構想(地域生活支
援拠点)」という資料が1枚。その裏面には添付資料②としまして、A4 横の厚生労働省からの、同じく
図になりますが、地域における居住支援のための機能強化というものになっております。続きまして、
同じく要望書の添付資料③として、A4 縦の両面の印刷となっている多機能型中核施設(グループホー
ムを含む)についての意見のまとめ。続きまして、ホチキス留めされてる A4 縦の資料で、議題2資料
「第1編障がい者計画たたき台抜粋」と書いてある冊子が1冊。それと本日差し替えの資料として議題
3資料1「訪問介護に関わる実態アンケート集計結果」と書かれている資料になっております。以上で
す。
西田リーダー:はい。ありがとうございました。皆さん、お手元に資料はおそろいでしょうか。無い方あれば事
務局のほうに申し出てください。
それでは、議事のほうに入ってまいります。議題1(1)地域生活支援拠点の整備について、お手元
に議題1の資料1並びに、別添資料の①番、②番、③番をお手元に置きまして、進行をさせていただき
たいと思います。よろしくお願いいたします。
前回の会議でもちょっと文言が変わっていまして、これは国のほうの指導で出てきた文言がちょっと
変わりまして、その辺で若干内容的にもプラスして、この要望書がつくられています。これについて、
橋野委員のほうから説明してもらってもよろしいでしょうか。
橋野委員:障がい事業課の橋野です。議題1の資料につきましては、市として、これから要望を受ける資料に
なっております。今までの、前回までの資料については、昨年度の議案会議の日程ですとか、議題が入
っていたりということで、直接要望に関連のないような部分もありましたので、すっきりと要望だけに
まとめた形の文章につくり直しています。
まず、議題1の資料1で、地域生活推進のために地域生活支援拠点、グループ併設型整備についての
お願いという資料があります。地域生活支援拠点については、今回も障害福祉計画の中で地域に1か所
整備しなさいということが国から言われています。整備手法については、いくつかありますけれども、
その中で、グループホーム併設型を整備してほしいというお願いとしております。
まず機能といたしましては、地域生活に安心感を担保するための機能として、まず1番目が相談支援、
2番目が体験の機会や場があること、3番目が緊急時の受け入れと対応力があること、4番目が支援の
専門性があること、5番目が地域の体制づくりの機能があること、これが国から挙げられているもので
す。これらの機能を有した拠点を、浦安市の、当事者・ご家族が活用できる拠点となることが求められ
ていますということで、裏面については、浦安市としては、自立支援協議会の地域生活支援部会として
は、多機能拠点構想の資料にあります、グループホーム併設型を整備してほしいというお願いになって
おります。その添付資料といたしまして、別添資料の②、図の資料がありますが、これが平成 26 年3
月の国の課長会議資料ということで、全国の障がい福祉の担当部門に配られている資料から抜粋したも
のです。この部会や自立支援協議会、また、今年度障害福祉計画策定委員会のほうでも、この図を用い
て地域生活支援拠点の説明をしてきたものです。
この、障がい児・者の地域生活支援の推進のための多機能拠点構想といたしまして、居住支援機能と
地域支援機能の一体的な整備を推進というふうに、国のほうからは求められています。居住支援機能と
いたしましては、住まいの部分ですので、グループホームだったり、地域によっては小規模の施設だっ
たりというものを想定しています。地域支援機能といたしましては、相談員のようなコーディネーター
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が、ショートステイをすることなどをイメージして書いています。そこと連携していくのが在宅の医療
ですとか、あと生活介護や就労系の、日中活動の場、場合によっては高齢化に対応した日中の活動の場
との連携。それから、支える生活としては、親と同居の方、1人暮らしの方、グループホームに住んで
いる方、さまざまな住まいの方をこの拠点で支えていく。それから、支える際に 24 時間の相談の受付
ですとか、緊急時等の受け入れ、地域生活の支援といったものを、連携しながらサービスの提供をして
いくという図です。
この裏面ですけれども、国のほうでは、この地域生活支援拠点、居住支援のための機能強化するため
に手法としましては、2つ示しています。まず、これらのすべての機能を集約して整備する、多機能拠
点整備型グループホームといった住まいの部分を併設するようなイメージです。もう1つは、地域にお
いて機能分担して面的整備型です。それらをどういったものにするかということについては、ここにも
書いてありますように、関係者や障がい当事者が参画して検討して各地域に合ったものを、検討してい
きなさいというのが、国から配られた資料になります。
それから、この要望書の別添資料3ということで、今までの地域生活支援部会で皆さんからいただき
ました意見をまとめたものが添付されています。まず、昨年度たくさんのご意見をいただいてきたこと
ですけれども、小さなグループホームを増やす工夫を続けていくべきだということで、実際にいただい
たご意見、そのまま載せさせていただいています。2番目に多機能型の中核となる施設があれば、市内
のグループホームも、それから地域で、ご家庭で生活する皆さんが安心できるんじゃないかということ
で、多機能型の中核となる施設があればいいという意見。それから裏面に、その他、1番2番以外とい
うことで、すべての意見を網羅したつもりでいるんですけれども、行動援護、重い障がいのある方、医
療的なケアが必要な方が親から自立して生活する場ですとか、最新のものとしては、前回のご意見でい
ただきました、視覚に障がいのある方ももちろん利用できる施設ということで、具体的にお話がありま
したので、そこも付けさせていただいております。
それが今までの、協議会の部会で出てきたご意見、それから国の資料、これを参考に、地域生活支援
部会としては、市のほうに、グループホーム併設型の地域生活支援拠点を整備してほしいというふうな
要望が出される。私としては受けるほうになるのかなとは思いますが、こういったことで、市のほうで
は、この資料のほうを理解しております。こうした説明でよろしいでしょうか。
西田リーダー:はい。どうもありがとうございました。国の出てきた資料が、若干変わりつつありますので、そ
れに合わせたお願い書になっております。ご意見は皆さんからいただいたものは集約的にまとめさせて
もらったつもりでおりますので、今からご質問、ご意見等あれば議論したいと思います。何かご質問、
ご意見等あればお願いいたします。
佐藤委員:エメラルドサポートの佐藤です。
西田リーダー:はい。佐藤委員、よろしくお願いいたします。
佐藤委員:前回の、この協議会でも申し述べましたけれども、定住型のグループホームの併設というのは、私
は異論を唱えたつもりですし、ほかの委員の方からも、橋野委員のほうからも、通過型もというような、
お話を踏まえてご提案があるかと思っていました。私も、あくまでも通過型。ここで体験をしたり、親
御さんが急に具合を悪くしちゃって入院したとかというときに、緊急に対応できるような。そういうも
のは私は必要だし、国が言っているような中核っていうのはもちろん必要だと考えているんですけれど
も。そこに、定住型のグループホームっていうのは、それを懸念するのは、そこに居住権が発生して、
特定の人が長く、特に障がい者というのは若いので、つまり、入れ替わりっていうのがないんじゃない
か。そしたら、ちょっと公平性に欠けてくるんじゃないかなというので意見をしました。
それは反映されてないんですよね。ただ、記入したことみんなの意見を寄せました。でも、提言には
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反映されていませんよね。ですので、やっぱりこの西田リーダーが皆さんの委員の中のご発言を管理し、
それを踏まえて取りまとめさせていただきたいので任せてくださいという発言だったのでお願いした
つもりですけれども、全くこの定住型っていう、一番大きな懸念材料としているところは動いていない。
これは、ここの委員の方、大半はこういうことを主張なさったんでしょうか。私の理解が足りないがた
めに、私、視覚障がい者ですので、何か絵にかいたり、文字に書いたりしたものがあったにも関わらず、
私が1人、これを理解することができなくて、こういう質問をここで投げかけなければいけないのだっ
たら、私はたぶん認知症が進んじゃってるので、もう委員の資格はないんじゃないかなって考えていま
す。いかがでしょうか。
西田リーダー:はい、橋野委員ございますか。
橋野委員:障がい事業課の橋野です。同じ委員という立場ではありながら、提言書を受けるほうでもあるので、
私のほうで、どのようにしたらという回答は難しいんですけれども。
グループホーム併設型ということで、要望書には書かれてありますが、じゃあ、そのグループホーム
が定住型なのか、通過型なのかということには、今触れられていない要望書になっています。もう一つ、
グループホームについては、その定住する場だけではなくて、体験の場ですとか、緊急時の受け入れを
するということは機能として盛り込まれていますので、そこから読んでいくと、通過型っていうような
意味の利用の方もいるのかなというふうには読めたところです。
これは、皆さんでこの場でお話をしながら決めていくところかなと思いますが、今現在の要望書につ
いては、そこはどっちにしなければいけないということは盛り込まれていなくて、どちらも読み取れる
ようなものというふうに理解しています。
西田リーダー:他にご意見ある方は。あえて私がまとめさせてもらっているので、まず、一つは国の大きな方針
が出たことについて、どういう型を要望するかということが一つ。それから、今後できていくであろう
ものについては、またこういう場でもって、どういう内容がいいのかっていうことは議論しなきゃいけ
ないと思っているんですが。現在、通過型とか、完全居住型とか、そういう議論までは、ご意見として
はもちろんいただいているので、別にこれはそれを否定してるものではなくて、まずは国が整備しよう
と思うと今提言していますから。これをこの委員会とすればどういう型で、市のほうにお願いするかと
いうことをまず議論させていただければ嬉しいなと思っています。次に実際に、これを進めましょうと
いった段階で、中身は一体どうするのか。運営はどうするのか。それはまた、僕は機会を改めて、こう
いうところで議論したらどうかなと思っています。
まず、大枠を提案しないことには、なかなかこの問題が、市のほうに今、取り上げられなくて、実際
に、来年以降、再来年以降、これに本当に着手してけるのかということが、ちょっと気になっておりま
して。今、橋野委員が言ってくれましたが、全体で、読み込めるような内容にしておいて、細部につい
ては、もう一度皆さんに集まってもらって内容を議論してはどうかと。まず、こういうものを主として、
いつ整備してくれるのかっていうことを、まず迫らないことにはですね、いくらここで通過型とか、完
全居住型って議論していっても、これはなかなか市の政策として反映されなければ進んでいかないとい
うところが実感としてはありまして、どちらも読み取れる文章にしてるつもりなんですけども。皆さん
のほうでどうしても最後についても入れておきたいと。完全通過型のグループホームにしてほしいとい
うことが、皆さんのご意見であれば、もう一文足し直して提出するというふうにしたいと思いますが、
ご意見のある方、お願いいたします。
佐藤委員:佐藤です。
西田リーダー:はい、どうぞ。佐藤さん。
佐藤委員:エメラルドサポートの佐藤でございます。もう一度おうかがいしたいのは、シビックセンターの中
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に、これが入るということではないわけですね。
西田リーダー:場所は全然、今考えておりません。今、ここではどこに来てくれとか、そういうことは一切、提
言には入っていません。
佐藤委員:であれば、完全居住型っていうのは、落としていただきたいんですね。通過型というのは国のほう
でもそれは、提言されていますけれども、グループホームの増設についてもありますけど、それが、併
設型でなければならないというような表記はございませんので、そういう懸念があるものはとりあえず
落とす。公平性を欠くもの、そういう危険性があるものは落としていただきたいと思っています。浦安
の自立支援協議会が、そういうものを提言したということにはしないでいただきたいし、みんながいざ
というときには、避難の場所にもなるかもしれないし、みんなが平等に助けてもらえるものであってほ
しいと考えています。以上です。
西田リーダー:はい。具体的にいうと、どういう文言、このお願い書の中に、このグループホーム併設型につい
ては、通過型のグループホームにお願いしたいという、こんな文章を入れればよろしいというご提案で
とっていいんですか。
佐藤委員:はい。そうです。定住型というふうなとらえ方をされなければ結構です。定住型のものは除くと明
記していただければいいです。
西田リーダー:はい。ほかにご意見ある方いらっしゃいますか。はい。森嶋委員どうぞ。
森嶋委員:パーソナル・アシスタンスともの森嶋です。あの、制度認識がちょっと足らないと、僕が感じてる
ので事務局の方に説明していただきたいんですけど。グループホームとケアホームが平成 27 年度から
統合されて、制度としてはグループホームに一本化されました。その制度の、グループホームの読み込
みをしても、定住型と通過型の区別はもともとないはずで、先ほど橋野委員がおっしゃったみたいに、
定住っていう言葉ではなく、住まいとしての機能。もしくは緊急時の受け入れ、もしくは体験ができる。
要するにこれは通過型ということで、そういう機能がもともと制度で組み込まれているのがグループホ
ームなんですが、なぜ今ここで、その定住型とか、通過型ということが、議論の土台にのってるのかが、
ちょっと理解できないので、森嶋の認識が間違っているのか。ここで議論されてることが違う方向に進
んでいるのか、はっきりさせていただきたいと思います。
1人暮らしをするための訓練の場として使いたいというのであれば、もともと制度の中に、自立訓練
宿泊型っていうのがありますから、こちらを使うのが、総合支援法の中では優先されることだと、私は
認識していますが、いかがでしょうか。
西田リーダー:はい。その辺、事務局の見解はございますか。
橋野委員:障がい事業課の橋野です。グループホームのサービスの種類としましては、今言われている通過型
なのか定住型なのかという区別がありませんので、そこは今森嶋委員がおっしゃった通りです。どうい
った機能を持たせるかということを、皆さんに今、ご意見をいただいてる場というふうに、考えており
ますので。
西田リーダー:はい。佐藤委員、それを聞いて何かご意見ございますか。
佐藤委員:ここにご出席の委員の方からもですね、いろんな意見が出たんですけれども、それをまとめると、
反映したという形のものがほとんど見受けられない。国から出た施策だとか、それは、私も別の協議会
にも出てますので、そういうところでもわかりますし。国の指針がどういうものが出てるかっていうの
は、当然勉強はしておりますけれども。その懸念があれば、それはちょっと拭い去っておきたいという
ことです。問題が起こらないようなつくり方、提言の仕方をしていきたい。それだけです。以上です。
西田リーダー:はい。そのほかご意見ある方、いらっしゃいますか。はい、どうぞ。内村委員お願いいたします。
内村委員:フレンズの内村です。ちょっと一つ、気にはなっていたのですけど、この多機能型の拠点ですね。
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主にこの居住支援なんですけども。グループホームなどが一応入って、地域支援機能が、コーディネー
ターだとか、医療体制になってるんですけど、この拠点となると、主に中程度というか重度の方のグル
ープホームのほうに、入るんじゃないかなというふうに気にはしているんですけど。それと、私のほう
とか、あいらんどさんがやってるグループホームが、小規模のグループホームを、もっともっと広げて
行くのがいいのかなという。そこのあたりはどうですか。行政のほうでは。
西田リーダー:はい。じゃあ、橋野委員。よろしくお願いします。
橋野委員:はい。障がい事業課の橋野です。今までの皆さんのご意見からしますと、重度、軽度、視覚障がい、
発達障がい、いろいろ特化したものではなくて、皆さんがなんらかで使える地域生活支援拠点をつくり
ましょうというような、ご意見だったと思うんですね。だから、地域生活支援拠点に併設するグループ
ホームを、逆にこの方だけ、っていうふうにしぼるのは、今までの皆さんの意見とは違うのかなという
ふうには思っております。ただ、皆さんのご意見として、まず浦安は小さいグループホーム増やす工夫
をしましょうというのが大前提にありますので、そこを支えるための地域生活支援拠点であるというこ
とも忘れずに、機能としてしっかり盛り込んでいかなきゃいけないものだと思っております。
西田リーダー:はい。ほかにご意見ある方いらっしゃいますか。はい、浜田委員よろしくお願いします。
浜田委員:視覚障害者の会トパーズの浜田です。今、私たちゆうあいを使わせていただいてますが、そのゆう
あいを、この前、ゆうあい委員会で、徐々に取り壊す方向でいきたいという話が出たんですけども、そ
れが、その跡地にそういうものをお考えなんですか。
西田リーダー:先ほども言いましたけど、今この要望書では、どこにつくれとかっていうお願いはしていません。
要するに、こういう機能を持つもの。ずっと1年間、長い間議論してるので、今出ているものだけに意
見が集約していきますけども、グループホームは地域でどんどん小さいの増やしていこうねと。ですか
ら、もっと、今までの補助金制度とか、今ああいうものは続けてお願いしますと。
ただ、その医療的ケアとか、夜間ケアとか、後ほどまた、別なところで議論するんでしょうけども、
ヘルパーの不足であるとか。グループホームやっていても、やっぱり夜間対応、医療対応なかなかでき
ない。ならば、その中核になるものをつくってもらおうというお願いをしようという議論の経過があっ
たと思うんですね。
そのときに、我々のほうから、どこどこにちょっとつくってくれとかって、場所の指定等は一切、私
自身もちょっと、具体的に思い浮かんでないし、この要望書でもお願いしてることはありません。どう
ぞ続けて、もしほかに何かあれば。
浜田委員:その、多機能型施設というのは、ゆうあいみたいな感じのとは、全く別のものなんですか。
西田リーダー:それは、行政から答えてもらわないとちょっとわかりませんが。じゃあ橋野委員、答えてもらっ
ていいですかね。
橋野委員:障がい事業課の橋野です。今現在、別々の議論として、皆さんに協議いただいております。まず、
ゆうあい運営委員会のほうで、どこまで正確にお話したのか、出席してなかったのでわからない部分も
あるんですけれども。現在、浦安市のほうでは、東野地区のシビックセンター、東野地区再整備、震災
後ストップしてましたけれども、また、その再整備の検討を再開しましょうということで、ゆうあいが
あります東野地区の施設の検討が始まっております。その中で、古い施設ですので、ソーシャルサポー
トセンターやゆうあいという建物が、その計画が進めば、取り壊して新しいものになるだろうというこ
とで、この先、5年 10 年とある建物ではないということで、ゆうあい運営委員会の中で、何回か、お
話をしてきたと思いますので。この再検討が今年度始まりましたから、いつ、たとえばゆうあいの建物
を壊すということが、もし市の中で決まれば、また委員の皆さんにすぐお話しますということで、お話
しているのかなと思います。
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東野については現在、市の関係各課で、今それぞれの課で不足している、施設、サービスはどういう
ものだろうかということを検討していまして、それを今後、主として、企画政策課中心に取りまとめを
していくというふうに考えています。担当各課のほうには、ヒアリングはありましたが、それ以降のま
だお話がありませんので、今私のほうでは、この東野はいつどうなるかということはわからないので、
お答えはできません。
それとは別に、地域生活支援拠点なんですけれども、これは厚生労働省のほうが今策定してます、27
年度からの障害福祉計画の中に、地域生活支援拠点を整備するということを盛り込みなさいと、国のほ
うが言ってきたことで、浦安の東野地区関係なく、全国的にこの拠点を整備しようということで、全国
の自治体でそれぞれ、どういう拠点をつくるかということを検討しています。それが東野につくる、つ
くらないということに結びついている話ではありませんので、別にお考えいただけたらと思います。
浜田委員:はい。わかりました。
西田リーダー:はい。ありがとうございました。はい。西田委員が、先ほど手を上げてましたかね。よろしくお
願いします。
西田(良)委員:はい。基幹相談の西田です。まず一つ、佐藤委員に質問があるんですけれども。先ほど、中
立公平性っていうふうにおっしゃって、一部の人が手厚い定住権を持つのはいかがなものかというふう
におっしゃっていて。そこが、一番懸念されているところっていうふうに理解したんですけれども。そ
れが間違っていなかったとすると、たとえば今、民間の事業所に、浦安市はグループホームの補助金を
1か所につき 463 万円、改修費ということで出されていて、いくつかの事業所がそれに手を挙げてい
ます。そこの利用者さんたちは当然ながら、そこを基本的には終の棲家として、事業所は、腹をくくっ
て、その人の、住まい、人生を引き受けていかれているんだと思っています。
それからまた、教職員住宅、あれを全部、市のほうが全額負担で改修をして、そこを無償で 15 年貸
していくっていう話で。そこもたぶん浦安市の補助が出て、物が建っていくということですが、残念な
がら教職員住宅は、時間が長く経過してる建物であるとか、バリアフリーではないというようなことが
あります。そういう意味で、行政に対して民間がなんらかの補助や、たとえば建物を建てて、運営を、
民間のグループホームとしてやっていくというような形で、もうすでに何人かの方がちゃんと住まいを
得て、そこで自立をしているということだと思うんですね。
そうすると、今これから、その多機能拠点をつくっていくっていうあり方と、そのところ誰が入るか
は別として。今みたいに、市に対して全くなんの要望もせず、場所もいらない、補助もいらない、それ
だから民間だけで住まいを用意していくっていうことを言われてるんだとすると、それは今まで協議会
で話してきた話とはとても違うんじゃないかなっていうふうに理解しています。それが、一点。
あとは中立公平性っていうのはなんですか、っていうことがすごく重要で、この自立支援協議会で多
様な支援者ですとか、多様な障がいの人たちを代表している人の委員さんだからこそ、中立公平性を、
きちんとみんなで共有する必要あるんじゃないかなって思っています。少なくともこの任期の2年間は、
重度の人の住まいの問題を話し合ってきたはずです。一番最初に、基幹相談の事例を出させていただい
て、本当に困難な事例がいくつかあって、それは少数派ではあるけれども、困っていることには変わり
がなく、たとえば、大きな行動障がいがある人たちのことをどうしよう。その人たちの住まいは、本当
に今、463 万円で補助している民間のアパート型ですとか、一軒家型で、本当にケアができるんだろう
か、住んでもらえるんだろうか、ですとか、医療的なケアがあって、車いすに乗っている人たちの、あ
る程度の広さが必要な建物を、一民間法人のグループホームの報酬だけでまかなっていけるんだろうか
とか。そういう話が丁寧にされてきたと思います。今日の意見のまとめのところの、多機能の中核とな
る拠点の中にも、重度の心身障がいのある方の入れるグループホームを一事業で立ち上げるのは大変で
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あるとか、重度の方や行動援護の方を入れることを考えるんであれば、一つ拠点になるようなところが
あると、何かあった場合に、そこと連絡をとりながらできるんじゃないかですとか。そういう意見も、
あったはずなんですね。
なので、1人の障がいの種別によっていろいろありますけれども、小さいグループホームの中で、い
ろんな補助を受けながら、やりくりしていって、事業所が頑張って利用者さんたちを引き受けていくっ
ていうことで、まかないきれないものに対しては、きちんと私は自立支援協議会の中で、みんなの問題
として話し合うべきだと思いますし。数の問題ではなく、きちんとそこに目をそむけないということが
重要なことじゃないかと思います。
すみません、ちょっと長くなりましたけれども。冒頭に言った、やはり行政がなんらかの形で、補助
をしたり建物を建てたり、建物を改修したのも、1棟貸しで、無料で貸してくれたりとか。すでに今や
られてることの、また延長線上に、いろんな形の行政の支援をいただかないと、民間事業だけで進んで
いないこの現状は、打破できないんじゃないかっていう議論をしてきたということは、ご理解いただけ
ればと思います。今日は残念ながら、議事録まとめてきておりませんので、ここにあることが議事録の
まとめになってしまいますけれども。縷々、ずっと事例を出してきたっていうことも、基幹はあります
ので、もう一度、そういう議論は確認しなきゃいけないことかなっていうふうに思って発言させていた
だきました。
西田リーダー:はい。佐藤委員にご質問ということなんで、佐藤委員、よろしくお願いいたします。
佐藤委員:すみません。メモが取れてないので、ご質問の中の、いくつに、お答えできるかわからないんです
けれども。基本的に今、民間さんでグループホームを立ち上げてやってらっしゃる、これは大変だと思
います。そして、その重度の方に対するグループホーム。これがなかなか民間では立ち上げられないと
いう、これも事実だと思うんです。ただ、ここで私が問題視しているのは、拠点と併設になっているグ
ループホームは、個数が決まってるわけですよね。そこが問題なわけです。だから、周囲にいくつかそ
ういうのがあって、そして、その拠点から人が出向いていくという。同じ条件のもとにですね、やられ
ていくのであればなんら問題はないんです。
私は、実際この拠点そのものはもう大賛成。これがあれば、グループホームも安心してつくっていけ
ると思うんです。小さなもの。24 時間体制だとか、専門的な知識を持った医療従事者とか、そういう
人を民間で小さなグループホームで置いていくっていうのは不可能ですからね。私は、こういうものが
あれば、安心して増やしていけると考えています。そして、通過型のものがあればですね、体験施設が
あれば、親御さんも、自分が年を取っていくから不安だ、不安だと言いながら、相談員はじゃあ、こう
いうグループホームはどうですかっておすすめしたら、やっぱり不安で手放せない。そういうのを、徐々
に体験していただくことによって、親御さんも安心して、こういうふうにしてわが子が自立していける
んだな。ただ、当事者の方も少しずつ自立することに慣れていく。そして、民間さん、小規模の施設で
すね。グループホームにずっといること。これが広がっていくんじゃないかなと私は思っています。私
は両手を上げて賛成なんです。
今その入所型とか、その病院からの、地域生活への移行ということが、国からも言われてますけれど
も。そういう中核となるところに 20 人も、広いところに、まとめて入れちゃったら、むしろ、そうい
う入所に近い形になって、小川礼子委員がおっしゃっている、地域で見ていくような、今日はどこに行
くの、とかね、そういう交流もあるんですよ。地域の方たちがヘルプしてくださるんですよというよう
な、そういうことと、ちょっと壁ができちゃうんじゃないかな。むしろ精神の人が、病院に入院してた
ところが、なんか徐々にグループホーム化していってるところがありますけどね。ただ名前が変わった
だけで、本当に地域生活はみんな楽しんでできるのかなって。私が障がい者だったら、そこには入れて
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もらいたくないことも考えてるんです。以上です。
西田リーダー:はい、小川委員、ちょっと待ってください。西田委員は、ご質問に対してのお答えとしてはいい
ですか。
西田委員:ありがとうございます。基幹の西田です。その中立公平のところがそういう意味で、民間だけで立
ち上げるのが大変で、だから、なんらかの公的な支援をいただいて、それ相応のものをつくるための、
たとえばそれが 460 万だったり、場所を提供することだったり、土地を提供してもらうことだったり
っていうことが否定されてるわけではないっていうことがわかりました。今の話の入所施設のようなも
のっていうのは、私も全然いいとは思っていないので。ちょっと私が引っかかったのは、何が中立公平
性というのかっていうことが気になったので、一つ、やっぱり私たちが、行政に要望していくんだとす
れば、これはいらない、あれはいらないじゃなくて、いろんな人たちが困っているから、そこに対して
適切な支援をしてほしいんだっていうことが、伝わるように私はしたいと思って質問させていただいた
んですね。
ここには拠点があればよいけれども、今まで議論してきたような、重い人たちや難しい人たちの住ま
いは、民間がやるのは難しいから、そこに対してもしっかり支援は入れてくださいっていうことを合わ
せて要望しないと、結局今まで議論してきたことがないものになってしまうのは、すごく困るなってい
うふうに思ったことが一つと。
あと、もう一つ、佐藤委員の中の、ここがあれば安心して事業所が立ち上がるっていうことだけでは
ないんじゃないかなっていうのは、正直、現場を見ていると、この 24 時間のなんとかサポートをして
くれるところが1か所あるから、どんな対象者の利用者さんのグループホームがどんどんできていくっ
ていうことではなくって、やはり住まいの支援っていうのは、何か考えていかないと難しいんじゃない
かなとは思っています。はい、ありがとうございました。
西田リーダー:はい、ありがとうございます。それでよろしいですか。じゃあ、ちょっと小川圭子委員、よろし
くお願いいたします。
小川(圭)委員:ダイムケアの小川です。もう1回ちょっと教えてほしいんですけれど。今回、提案というか、
市長に宛てというので考えているのは、2つある、地域生活支援拠点の中の、グループホーム併設型で
あって、面的整備型ではないほうを提案したいということがあるんですよね、まず。
西田リーダー:はい。そうです。
小川(圭)委員:ということは、面的っていうのは、おそらく、この点在しているものということですよね。
そうじゃなくて、グループホーム併設型というのは、一つの建物の中に全部入ってしまうという考え方
でよろしいんでしょうか。
西田リーダー:正直言って建物の構想まではつくってないので。たとえば同じ敷地内に、たとえば、医療的ケア
とか、相談支援機能とか 24 時間対応機能とかあって、仮に横っちょにグループホームあるのか。大き
い建物に全部入っているのかってことまでは、正直言ってまだ想像もしていない。場所も確定してない
わけだから。場所によっては全部1本になるかもしれないし、広ければ、そういったものかもしれない
し。そこはまだ正直言って、頭の中には形としてはないです。
小川(圭)委員:で、それに併設されるグループホームというのは、何人規模ぐらいを考えての提言なんでし
ょうか。
西田リーダー:規模が、一応、居住支援が必要な人のデータも取ってあるので、それ、ちょっとデータありまし
たよね。1対なんぼっていうような。
橋野委員:障がい事業課の橋野です。以前、県内近隣市の居住系サービスの進捗状況、平成 24 年4月現在の
手帳所持者数に対する定員で、この会議でもご説明したかと思いますが。その数字ですと、千葉県全体
9
が、手帳所持者 30 人に対して居住系のサービスの定員が一つ。それに対して、浦安市は 170 人に対し
て一つ。市川市が 78 人に対して一つ。船橋市が 39 人に対して一つというふうに、浦安市は大変不足
しているという状況でした。
で、直近の状況で、26 年4月のものを、ちょっと千葉県全体まではまだ集計できなかったんですけ
れども。先日、途中まで浦安、市川、船橋まで集計したんですけれども。浦安のほうもだいぶ、463 万
円の整備補助で、4人定員の事業所がいくつかできてきましたので、26 年4月で、浦安が 114 人に対
して1定員にまで整備が進みました。市川は、逆に、手帳所持者のほうが増えていって、逆に追いつい
てなくて、88 人に1定員ということで、手帳所持者数に対する定員の数が増えてしまっています。船
橋市も、40 人に1定員分ということで微増です。
浦安は、若干この2年で進んできてはいますが、相変わらず3桁ということで、やっぱり市川、船橋
並にも整備はされてないという状況です。これに対して、今現在、浦安のグループホームの定員が 4
月で 36 人でしたので、やはり、市川、船橋並にしていくには、浦安の定員 100 人を目指していかない
と近隣市並にもならないというふうには考えています。
小川(圭)委員:それは資料を前にいただいてるのでわかるんですけど。
橋野委員:そうですね。で、ここに対して定員が何人っていうところは、実際にはつくってませんので、一般
的にグループホームの定員というと最低定員が4人以上ですから、それも、ここには何も書いてないん
ですね。国のほうからは、グループホームであれば、10 人規模のものを2つセットでつくったらどう
ですかとか、たとえば、小規模の施設であれば、30 人程度の、入所施設をつくったらどうですかって
いうのが提案ですので。
具体的な浦安の要望の中には、この定員は書いてありませんので、今日の段階で要望書にどこまで盛
り込むかだと思うんですけれども。具体的な定員まで数字で盛り込んでから要望をいただくのか、ある
いは住み方も、その、定住ということとか、通過型ということをどこまで盛り込んでこの要望書をつく
るのかっていうのも、ご検討いただくところなのかなとは思いますが。数字としては、いくつじゃなき
ゃいけないというものはありません。
西田リーダー:いいですか。
小川(圭)委員:はい。ダイムケアの小川です。というのは、やっぱり想像つかなくって。面じゃなくって、
グループホーム併設型とすると、敷地だとしたとしても、もしくは、建物にするとしても、どれくらい
の規模のものにすることを私たちが提言することになるのかなっていうことが想像つかなくって。
たとえば、こじんまりとやってくださってるところがいくつかあって、仮にそれが、100 人の定員を
つくりましたと。そしたら、みんなそこに移ってきたらこじんまりしたとこなくなっちゃいましたって
いうんじゃ困ると思うし。かといって、あんまりこじんまりしたものをつくって、結局、入れる人はい
いけど、入れない人は結局それがないのと同じだったという。私たちがつくろうとしているものがない
ときと、何も私たちの生活は変わりませんという、そういうのも出てきてしまうわけですよね。
だから、誰、どれぐらいを考えていって、たとえば、全然わからないけれど、20 人のキャパのもの
をつくりましたと。でも、それはすぐに埋まってしまうものだとしたら、30 人のキャパのものをつく
って、あと何年間はこれでなんとかできるという考え方をするのか。もしくは、そのときに、やっぱり
地元で住みたいという、その、小さなものを、もっとちゃんと助成して、増やしていく努力をするのか。
面ではなくって、併設にしたいということであれば、併設にしたい理由というのがよくわかりません。
多機能的拠点が必要だということについては、おそらく皆さん、そう思ってらっしゃると思うのだけれ
ど。併設にする意味と併設の規模と、その先どうするっていうことを、考えていかないと、つくったの
はいいけどっていう話になるのは、やっぱり提言する側としては、ちょっと悲しいと思うんですよね。
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だから、どれぐらいのものをどんな感じでつくりたいと思っていて、で、それに対して、橋野委員が
最初におっしゃったように、中に何を入れるかっていうものを、考えるとすると。その中に入れるもの
で、キャパシティがおそらく、1人の看護師では何人も見れないとかね。そういった、ある程度の人数
を確保していくのにはどれぐらいの、多機能の拠点がいるかという考え方を、もっとみんなが具体的に
浮かんでなくって、もっと具体的に、こういうのがあるといいよねってはっきり言えるようなものが、
提言として出したいなとは私は思ってるんですけれど。
西田リーダー:はい。ほかにご意見あれば承りますが。はい。西川委員よろしくお願いします。
西川委員:リアンの西川です。私がちょっと理解できてないのかもしれないんですけれど。この要望書なんで
すが、どこまでも盛り込むのかっていうのは、先ほどから西田さんや橋野課長もおっしゃられているん
ですが。国の指針があって、それに対して、アプローチといいますか、アピールとして、自立支援協議
会から市長にあてて出す。このあとの流れがよくわからないんですね。
たとえば、その大枠として出すことによって、また市長からゴーサインが出て、内容、運営面、場所
等々、自立支援協議会で検討してくださいって言われて、その場で検討していくものなのか。それとも、
先ほどからあるように、詳細まで詰めて出すことによって、それが通るか通らないっていう話になるの
か。すみません。よく流れがわからないんですけれど。
西田リーダー:先ほども、私のほうから申し上げたつもりでいるんですけども。今回の、このお願い書にどこま
で盛り込むか。今言った通りですね、何人の定員のこういうものをつくってくれとか、看護師さんは何
名入れてくれとか。話をすれば、そういう話に行き着くわけでして。現状では、おそらくこの場ではそ
ういったことを議論していても、おそらくなかなか集約できない。来年に一応、国のほうでも大きな指
針が出たので、浦安市としては、こういう型で検討をお願いできないかという大枠をお願いしようと。
当然私は、今西川さんが言ったことを考えています。お願いして、だったら中身について、もうちょ
っと委員会で揉んでくんないかっていうことを一応期待しています。そこで、小川委員が言ったように、
浦安の足りない人間は、これだけだと。ただ、これをいっぺんにつくったら小規模のグループホームは
つぶれちゃうと。だから、たとえば 30 人のものをつくってほしい、というのは、いろんな資料を含め
て議論をしてまた提言し直すと。
ついては 30 人の、もしグループホームだったら医療関係は何人入れてくれとか、相談員は何人必要
じゃないかとか、世話人さんは何人必要だよねとか、そういうことをまたまとめて提言していくと。最
終的には、おそらく、ここどうやるか、公設公営なのか、公設民営なのか、民設民営なのか。これまた
わかりませんから、形によっては、また、いろんな提案書もらえるような、イベントができるかもしれ
ない。それはちょっと僕もちょっと想像つかない。
まずは、なんにしても、国で大きな指針が出ているから、我々はこういう型のものをぜひご検討いた
だきたいっていう要望書き出したらどうかというのがこのスタートであります。私はですね。皆さんは
違うっていうんならば、違って、もっと再度議論しようよっていうと、この会を、あと何回やってまと
めるのかというと、おそらくは、あと年に1回か2回しか議論の場ありませんから、まとめきれないで
また来年持ち越しなのかといったときに、おそらく行政のほうは、これは取り組むべき課題なので、そ
うすると行政にもゲタを預けちゃう。どんな型であれ、預けちゃうって形になるので、今のうちに、こ
の委員会とすれば、我々の思うことの型について、やっぱり提言しときたいっていうのは、一応私の考
えてることであります。どうぞ。何かご意見あればどうぞ。西川さん、いかがですか、はい。
西川委員:リアンの西川です。そうすると、まず1個っていうようなイメージでいいんですかね。それによっ
て、今後の段取りの中で先ほどあった、定住型なのか通過型なのかとか、あとは、小川さんがおっしゃ
られた定員であったりとか、民営に任せるのか、公的に進めてくのかっていうのは、また別の議論の場
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が用意されてるとイメージしていいですか。
西田リーダー:用意されるかどうか私も想像つきませんが、用意してくれというお願いはしていこうと。私がリ
ーダーであるうちはですよ。任期も切れますから、次のリーダーの方がどういう方針持つかわかりませ
んが。私は、少なからずそういった議論はしていきたいと思っています。
もっと言えば、先ほどは森嶋委員のグループホームの考え方、定住型、通過型、そんなのないんだと。
もうこういう議論もちゃんとしておかないとですね、もし、その体験っていうものと通過というものが、
言葉として一緒になってるけど、体験のイメージは2泊3日とか1週間とか1か月とか体験して、グル
ープホームに入れるかとか、1人暮らしはできるかっていうのは体験だろうし。
通過というのはね、たとえば、マンションの賃貸契約のようにね、3年間契約したら3年後は契約更
改しませんよみたいのをおっしゃってるのか。この辺ちょっと議論しとかないとですね、通過型とか体
験型っていうのが、今一緒になって議論されてる。でも、そこを今、議論しちゃうと、なんかもう最後
まで詰めなきゃならないっていう状況なので、先ほど森嶋委員からそういった話はあったんですが。私
としては、それを議論しちゃうと、大変なことになってるなと思って、聞きっぱなしで申し訳ないけど、
今のところは聞き流しておりまして。実際にそういう議論になったら、細部の議論もちゃんとしておか
ないと、佐藤委員のおっしゃる通過型というのはなんなのか、ですね。先ほど、障がい者は若いとおっ
しゃったけど、今、グループホームに入ってる方、全員が全員若いわけではなくて、50 歳過ぎた方も入
ってらっしゃるところもあればですね。だから、その辺が、定住というのは何を意味をするのかとか、
通過は何かとか。そういう議論もしっかりみんなでしとかないとですね、ちょっと体験も通過も一緒に
なっちゃって議論してるのは、よくないかなみたいなところがあって。西川委員がおっしゃっていた通
り、まず第1歩を踏み出して、次は、こういった場でもう1回細部を詰めるような議論の場を逆にくれ
と行政にお願いしていきたいというふうに思っております。どうでしょうか。よろしいですか。
西川委員:はい、ありがとうございます。
森嶋委員:すいません。
西田リーダー:はい。森嶋委員、どうぞ。
森嶋委員:会議始まって1時間になります。一言、お願いしたいということと、僕の認識が違ってるんであれ
ば、ご指導いただきたいんですけど。
ここで、今、あり得ない話で議論をされてるのはなんかちょっと不毛かなと。通過型、定住型。先ほ
ど残念ながら、佐藤さんが言われてることっていうのはもっともだと思います。なんかそこで、権利は
どうのこうの、たぶんそうだと思うんですけど、そうではないと思うんですね。だって、「住まいを一
緒に併設してくれ」って話だから、佐藤さんがおっしゃってることだと、決してそれは佐藤さんを否定
してるんではなく、佐藤さんがおっしゃってることを制度に置き換えたときにグループホームっていう
文字を外してくれっていう、これは、議論だっていうことを認識しておいていただきたいということな
んですよ。
グループホームには定住型も通過型もありません。地域で生活するための1人暮らしの練習をしたい
んですって言うんであれば、先ほど申し上げた通り、自立訓練の宿泊型。グループホームの中にも、体
験利用とか、緊急時の一時受け入れに対して、浦安市が補助をつけてくれるとか制度はありましたけど。
あくまでもグループホームはグループホームなの。
「定員が、100 人」とか「30 人」とかっていう議論もされてますけど。グループホームの下の定員は
4人です。上の定員は何人ですかということ。ここで、ちゃんと事務局もその情報を出していただきた
い。100 人のものをつくっても、それは、ただの巨大なコロニーのような入所施設をつくるのかという
話であって、どこにつくるんですかという議論ですから、もともとあり得ない話をこの話にかぶせるの
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は、できればやめていただきたい。
今回のこの地域生活支援拠点、文言変わりましたけど、もともとこの議論されたときっていうのは、
先ほど、西田委員もおっしゃられた通りの話ですけど。国の制度がやっと追いついてきちゃったんです
ね。追いついてきて「国の制度になったんだから早くつくってください」という、これはお願いのはず
なのに、何かちょっと違うなっていうことを僕は感じています。僕の認識が違うんであれば違うという
ことをお教えいただきたい。合っているのであれば、皆さん、できれば共有していただいて、このあと
の議論を進めていただければと思います。リーダーにはお願いします。
西田リーダー:はい。ありがとうございます。佐藤委員、どうぞ。
佐藤委員:エメラルドサポートの佐藤です。グループホームは、定住型か通過型かってそういうことじゃない
んです。再三申し上げているように、この多機能型の、地域の中核となるものは必要なんです、と言っ
ています。ただそこに、併設型のグループホームっていったときに問題になるんだって言ってるんです
ね。たくさん周りにできているし、できつつあるものがあります。
だけれども、なかなか難しいグループホーム。これに関してのご意見だと思うんですね。それは私も
必要だと思います。重度の方だとか。だけど、それに対してですね、とりあえず、これは言い方が極端
ですけれども、なんかつくってくれと。そしたら、あとで中身は考える。そんな無責任なものを、この
自立支援協議会で出していくんですか。これは提言ですか。私は違うと思います。
そして、通過型かなんかって、そういう言葉は使ってないけれども。国の指針、当然森嶋さんはお読
みだと思いますけれども。そういう通過型という言葉は使ってないけれども、緊急性のものだとか、体
験型のものだとか、そういうふうに具体的に項目を挙げて書いてありますよね。それ以外に、併設型グ
ループホームという言葉が出てきてるので、私はそこで懸念を抱いただけです。国が掲げている項目そ
のままで提言していくんだったら、私はいいと思います。以上です。
西田リーダー:はい。ありがとうございます。どうぞ。西田委員、どうぞ。
西田(良)委員:はい。基幹の西田です。その通りだと思うんですけど。別添資料の②をご覧になって、今の
私たちが要望しようと思っているのは、グループホーム併設型になっていますけれども。たぶん佐藤委
員がおっしゃっているのは、単独型っていうところで、体験の機会の場があって、緊急時の受け入れが
あって、相談などが 24 時間体制であるところっていうことをおっしゃってるんじゃないかなと思って
いて。今、この要望書に書かれてるのは、グループホーム併設型になっているので、その単独型の機能
に加えて、グループホームを一緒につくりますよっていう話で、そのグループホームがあることが、佐
藤委員は、反対っていうふうにおっしゃってるのかなって思います。
西田リーダー:いや。そこで、ちょっと一旦切りましょう。佐藤委員の、今の言ったところはその通りでよろし
いですか。要するに、「グループホーム併設型が反対で、単独型がいい」とおっしゃってるというふう
に理解していいですか。
佐藤委員:そうじゃない。グループホームっていうと、どうしても、障がい者の住まいだという認識は、みん
な持ってると思うんですね。私もそう思います。特に私が心配しているのは、福祉避難所っていうのも
つくらなければいけないんですね、この国の指針で。そのときに、そういうところって、専門的、医療
関係者だとか、介護関係者とか、いろんなその中核となるようなところは、フリースペースがたくさん
あって、そこにいろんな人が避難してこれるというものであってほしい。そこに、居住空間。1人であ
る程度のスペースを確保していくわけですね。私は、そこでなるべく多くの人を収容して、救済してい
くという、そういう施設、福祉避難所ですか。そういう構想も考えたときに、当然、そういう避難所と
して活用されていく場になるんだろうと思うんです。だから、そこに居住空間を併設するっていうこと
は、反対なんです。
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そこで、あくまで、一時的に、森嶋委員がおっしゃったように、二、三日の体験じゃ駄目だと思うん
ですけど。まあ、二、三か月の体験とか、半年とか、そういう体験の場であればね、空いている部屋も
あるでしょうし、たまたまそこが埋まっているかもしれないけれども。そこは A さんなら A さん。B
さんなら B さんの居住空間ではないわけですね。もしも、公のお金が投じられていくんだったら、そう
いうふうなものにしていただきたい。より多くの市民、より多くの障がい者、より多くの困った人が助
けていただく場所であってほしいと願っています。以上です。
西田リーダー:はい。続きがあれば、どうぞ。
西田(良)委員:はい。グループホームというのは、居住空間であり、その方の住まわれる場所なので、グル
ープホーム併設型じゃないんだと思うんですよ、やっぱりどう聞いても。そうなると、機能だけを取っ
てグループホームのことを、後ほど議論するのか。これは、どっちみち、答えが出せないんじゃないか
なと思います。ここの下に書いてあるグループホーム併設型っていうのを抜かせば、たぶんなんの問題
もないんじゃないかなと。
西田リーダー:もう正直言って、時間も時間なので、もう何回も同じような議論をぐるぐる回っていて。森嶋委
員からも先ほど指摘があった通り、時間の許す限り議論はしていきたいんですが。そろそろ、これでも
う駄目なら駄目。1回ご破算にするならするで1回引っ込めるか。第一歩を踏み出すという意味で、こ
れをやって、最後の最後については、行政の方針を聞いて、もう1回、最後何人の定員のものをつくる
かとか、今、佐藤委員のおっしゃったような通過型、体験型とを仕分けをするのかとか、準備するのか。
もしくは、3つ目でこのグループ併設型を1回取ると。ただし、多機能型の拠点はつくりたいという要
望にするのか。おそらく3つだと思うんですけど。
あと 45 分まで、ちょっとだけ意見出してもらって。次の議題が、あと2つ残ってるので、3時半に
は終わりたいと思うので。最終的に決を採ろうかなと。初めてのケースですが。決を採ろうかなと思っ
ています。どうぞ。小川委員、どうぞ。
小川(圭)委員:ダイムケアの小川です。まだそんなに、みんなの頭の中でできてないと思うので、ここでっ
ていうのは、ちょっと難しいのかなと。ごめんなさい。私たちが、森嶋委員よりも知っていることが少
ないということは、きっとあるんでしょうけれど。ただ、先ほど西田リーダーがおっしゃった、同一敷地
内っていうことだとすると、資料2で「一つの建物に置けるっていうものが、グループホーム併設型」
と書かれているようなので、じゃあ、同じ敷地内で分かれちゃったときは、グループホーム併設型と言
っていいのかなというのもちょっとわかんないし。
それで、「特例は、こんなのがありますよ」というところも載ってたりして、特例を浦安市としては
考えてるのかっていうこともわからないし。おそらく本当にね、つくることについては、概ね皆さん、
賛成なんだっていうことは読めるんですけれど。どんなものを、場所は別にどこでも、あとで決めるな
ら、それでもいいし。
ただ、佐藤委員が、最初の頃におっしゃったのが、ずっと、何年も前ですけれど。仮に東野、この地
区のことだとしたら、ここはやっぱり、ある面、みんなが集まりやすいところなので、グループホーム
的な居住的空間をつくってしまったとすると、ここのシェルター的なものとしての機能というものが、
損なわれないかということをお話されたのは覚えてるんですよ。
だから、すごい広い敷地の中だったら、そうやってシェルター的なものも、いつも確保しながらとか。
もしくは市庁舎の何かをするのかもしれないんだけれど。だから、そういう意味で、具体的に頭の中に
みんなが浮かばないうちに、わかってる人とわからない人の中で、手挙げてもきっと難しいと思います。
西田リーダー:あの、1個だけ。皆さんがイメージできない、建物のことをおっしゃってるの。要するに、その、
敷地とか建物のイメージということを言ってんの。
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小川(圭)委員:多機能で何が盛り込まれるかについては、ここに書かれているので、こういうものが担保さ
れるのねっていうことがわかるんですけれど。それについて、もっと具体的にわかってこない。すぐ、
電話で動くような体制があって。それが、じゃあ、たとえばあいらんどさんのところからかかってきた
ときも、そこから、誰か看護師が飛んでくれるのかとか、そういったことが具体的にわからない。どれ
ぐらいの、周りに対しても、多機能としての拠点として中以外。
西田リーダー:それはソフトのことでしょ。でも、今、僕が質問させてもらったのは、みんながイメージできな
いというのは、ソフトの部分だったら、これを見てほしいよね。これがソフトだから。だからさっきお
っしゃった通り、あいらんどのグループホームは、もし万が一、困ったら、この拠点に電話したらそこ
から応援隊が行くっていう機能を書かれてるから、そういった、今言ってる機能をここに書いてると思
うのね。
すると、もう1個、今、僕が質問したのは、建物の創造というか。たとえば一つの敷地内に、ここに
拠点があって、グループホームあるっていうような、そういったイメージができてないというのか。今、
小川さんがおっしゃってることは、「機能だったら、こういう機能をやれ」と言ってるし。逆に、こう
いうことを書くのだから、議論をするために、後ほど、この型っていうかな。「こういうことを考えて
ほしい」って言ったあとにね、よりどういう機能、ソフトを付加するかは、次のステージで話をしたら
いいんじゃないかというのは僕の意見なんだけど。皆さんが想像できないというのは、なんなのかを、
もうちょっとわかりやすく言ってもらうとうれしいんだけどな。どうぞ。新宅部長、お願いします。
新宅委員:健康福祉部長の新宅です。皆さんのご意見も、事務局も十分聞かせてもらっています。これから私
どもが何をするかというと、この拠点、市の計画に今のところ全くありません。これから、計画に載っ
ていくためには、場所の問題。どのくらい面積取れるのか。これは、私ども部が企画なりなんなりと、
計画をつくる段階で、本当にどの程度取れるのか、並行して議論はしなきゃならないと思いますけども。
まずもって、市でこの施設、拠点を位置付ける作業がまず必要になってきます。そこから、あとは、
じゃあこの場所が、たとえば東野なのか、高洲なのか、または、別のところなのかわかりませんけども。
この程度の土地の中で、どこまでの機能を盛り込むのかという、こう具体的な話を、これはまた自立支
援協議会で議論をしてもらって。で、「こういう形で、こうつくってほしい」という、また要望をいた
だきながら、市も計画をつくっていくと。
いずれにしろ、たとえば来年度やるとか、まだそういう話じゃありませんので。今ここで、一生懸命
細かいところを議論されても、結果的に、土地がこれだけしか確保できなかったとか出てきますので、
市のほうの計画と、この協議会での議論を並行しながらやっていかれたらどうなのかなと、私は聞きな
がら感じたところです。
西田リーダー:どうぞ。はい。内村委員。
内村委員:フレンズの内村です。このグループホームというのはですね、まさしく2種類あると思うんですよ
ね。軽度の方を対象にしてるとこと、あと、中程度、重度の方ですね。重度の方とか中程度ってなると、
やはり1事業所では、やっていくってなると、ちょっと並大抵じゃないと思うんですけど。
私どもがやってるのは、就労にしても、住まいにしてもですね、あくまでも自立していただけるとい
うことで、基本は一応そう思ってるんです。私どものほうで、グループホームに入って、就労経験して。
で、1人で自立できるようにってことで、まあ、それで一応やってるんですけど。
それでも、やはり、重度ということはないんですけど。障がい者の方なんかの場合は、どうしても、
そのうち出ないといけないとか、やっぱりそこに住めないとか、なんかの事情で住めなくなったとか。
そういうときに、どうしても私どものグループホームに、まず、問い合わせ来まして。「部屋が空いて
ないか」とか、「どうしても、あの、緊急に入れなきゃいけないんで、なんとかなりますか」というこ
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とで。部屋が空いてればね、短い期間でしたら一応入れるんですけど。結局そういう場合に、緊急の支
援が出た場合に、それをどこで支援するのか。そういう問題もね、グループホームが増えていくと出て
くると思うんですよ。
それで、この多機能型の話が出たんで、やはりこういうのが一つあると、いいんじゃないですかねと
いうことですね。ここで、お互いに、利用という言い方はおかしいんですけど、連携取りながら、進め
ていければ、スムーズに行くかどうかわかんないですけど、協力していけばうまくいけるんじゃないか
なというふうにちょっと思ったんですけどね。
佐藤委員:それは、国からもうたってあるんです。緊急性に対応するということで。
西田リーダー:はい。神谷委員。
神谷委員:自閉症協会の神谷委員です。障がいのある親の感覚としてのことだけ、どうしても言いたいことが
あるので。私も会議にずっと出てきてはいましたけれども、やっぱり知識が足りない分、わからないこ
とが多くて、私なりに理解しようと思ってずっと参加してたんですけれども。私が単純に思ったのは、
行政が大きく関わるような、たとえばグループホームとか施設であれば、そういうところこそ、手のか
かるというか、困難な問題をたくさん抱えている、やっぱり重度の人のことを見てもらえるっていうこ
とを期待してたんですね。本当に、事業者の方もいっぱいいる中で、利用者としての愚痴のようにはな
りますけれども。知人とかで、とても障がいの重い方で断られたりとか、そういうことは、実際、事実
としてあるので、私は本当に手のかかる大変な人っていうのは行政が責任持って見てほしい、見てくれ
たらいいのに、見るべきだっていうのは、すごく強く感じていたんです。
なので、単純に、この地域生活支援拠点グループホーム併設型っていったときに、ふっと思ったのは、
こういうところができるのであれば、こういうところこそ、民間のところで本当に大変で、ちょっとっ
て言われるような人も絶対に断らないっていうものができればいいなって思ったんですね。通過型、定
住型っていう話も、本当はそうじゃないっていう話ですけど。それも、今、浦安市には施設がないので、
でも家庭でやっぱり一緒に生活するにはすごく困難で、市外の施設に入ってる方とかが、やっぱり知っ
てる方いらっしゃって。そういう方が、たとえば浦安で生活したいと思ったときに、そういう人たちを
受け入れる、そういうところが、やっぱり行政が責任持ってやってもらえると思ったので。この流れだ
と、やっぱり、重い人たちが行けるとこっていうのは、浦安にできないままなのかなっていう、ちょっ
とすごく、今、悲しい気持ちになっていました。
あと、公平性っていうことも、ずっと考えてて。何を公平公平っていうのかは、やっぱりそれぞれの
人が同じぐらいに、この浦安市の中でお出かけしたり、夜、安心して寝られたり、ご飯食べられたりと
いうことじゃないかなと思うんですね。たとえば重度の人は、受けるサービスも多くなってしょうがな
いと思うんです。あのサービス、このサービスって、いっぱい使わなければ、生きてくためのすべが、
普通に生活できるためには、やっぱりいっぱいサービス使わないと、やれていけないわけで。
そう考えると、公平性っていうのって、サービスをたくさん使うとか使ってないとかそういうことじ
ゃないと思うので。それぞれ、皆さんお持ちの障がいも違うので、自分と違う障がいの人のことを、や
っぱり私もそうですけど、わかりにくいと思いますけど。自分の子が、周りに理解されにくいタイプで、
自分で意思表示をちゃんとできないですし。体は動いても、自分はこう思ってる、こういう生活がした
いとかっていうことを言えない人たちなので、そういう人たちが置き去りにされてしまうような感じに
進むと、とっても悲しいなと思います。
西田リーダー:はい。ありがとうございます。
すみません。本当に時間が来て、残り2つ議題があるので、ここで1回。新宅部長から提案があった、
行政の位置付けをしてかないと。行政は正直言って、国から「これ、来年から、やるんだよ」と言われ
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たら、行政はなんかの形で位置付けをするんだけども。そこに、僕らが、いかに参加させてもらって、
自分たちがいいものをつくってもらうかということの、場所はつくりたい。
それで今、グループホーム併設型という言葉が引っかかってるというならば、皆さんが賛成している
地域生活支援拠点をつくってほしいと。これについては、この中身的には、大きく5つの項目があるわ
けでありまして、これを入れて位置付けをまずつくってもらう。それで、グループ併設型なのか、単独
型なのか、面型なのか。これはもう1回、時間改めて議論させてもらって、併設型にしてくれとか、単
独型がいいんじゃないかとか。そういうことを、次の機会でも議論するっていう方向でよろしければ、
まとめたいんですけどご賛同いただけますかと。よろしいですかね。
一同:拍手
西田リーダー:はい。ではよろしくお願いします。文章については、併設型を消して、地域生活に関する機能を
盛り込んで、一度皆さんには文章をお送りします。時間を切って、添削してもらって、なければこれを
一応行政のほうに提出したいと思いますのでご理解のほどよろしくお願いいたします。
それじゃあ、議題2に生かさせていただきます。議題2、障がい福祉計画ですね。事務局のほうから
説明よろしくお願いいたします。
事務局:事務局清水よりご説明いたします。障がい者福祉計画ですが、前回は第2編、障がい福祉計画として
これから見込まれるサービス量と、その確保策について示させていただきました。今回は、障がい者計
画を抜粋いたしまして、市の施策について掲載しております。
こちらはお時間ございませんので、より多くの方の意見を頂戴したいと思いますので、概要のみをお
話させていただきます。今回、重点的な取り組みとして、5つ挙げさせていただきました。その中の2
つ、この地域生活支援部会に深く関わってくるかと思います。一つが、自己決定を尊重したサービスの
提供の中の、住まいの場の充実。今、皆様に話し合っていただいているところですが、住まいの場の充
実ということで、相談、体験の機会、緊急時の受け入れ、対応、専門性、地域体制づくりの機能をもっ
た地域生活拠点の整備を推進します。合わせて、民間の事業者に対する整備費用の補助の拡充等により、
地域に密着した小規模グループホームの拡充を図りますという内容で重点な取り組みとして挙げてお
ります。
また、5つの中のもう一つの重点的な取り組みとして、就労の促進。今回の平成 26 年度の地域生活
支援部会の中では、あまり話し合われる機会もなかった部分だとは思うんですけれど、重点項目の一つ
として、就労の促進、障がいのある人が、希望と適性に応じて就労することにより、社会的、経済的に
自立できるように、障がいのある人が働く環境の整備や、就労支援体制の充実を推進しますと掲げてお
ります。
また、これらの重点項目以外にも7つの柱、こちらは現計画を引き継ぐものとしておりますが、施策
の方向性の中で、この地域生活支援部会の中では、主に住まいの場の充実やヘルパー不足についての問
題。また、就労の推進についての、この3つのポイントについて、地域生活支援部会の委員の方から意
見をうかがおうと思いまして、今回、抜粋版を提供させていただきました。この抜粋版につきましては、
事前にメール、もしくは郵送等でお送りしておりますので、一度、確認していただいたという前提で進
めさせていただきます。
まず、人材の確保として、こちらは、サービスの充実の中に方向性として取り上げていますが、自立
支援協議会を中心に支援者の人材確保のための取り組みを検討するとともに、障がいの種類や程度に応
じた適切な支援を行えるよう、研修の場の充実を図りますという方向性を示してあります。
こちらの具体的な確保策につきましては、これから議題3でも話し合われていくかと思いますが、主
に地域生活支援部会で検討した内容を今後反映していきたいと考えております。また、住まいの場の充
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実についてなんですが、こちらも、現状と課題に、現在の小規模グループホームの拡充が必要であるこ
とと、さらに支援体制を推進するために、地域生活支援拠点が必要ではないかという課題を投げかけて
おります。
また、取り組みの方向性としても、柱が2つ。まず、先ほどまで話し合っていただきました地域生活
拠点の整備、そしてもう一つ合わせまして、現在の家庭的な少人数のグループホームの拡充。この2つ
の方向性、両方が柱となりますので、こちら2つの方向性を打ち出して、住まいの場の充実を図ってま
いります。簡単ではございますが、皆様からの意見を多くうかがいたいので、私からの解説はここまで
とさせていただきます。
西田リーダー:はい、ありがとうございました。それでは事前に資料をご送付申し上げてるということでござい
ますので、皆さんから、ご質問、ご意見等うかがいたいと思います。はい、上田委員どうぞ。
※以下、個人情報に関するご意見については、一部掲載しておりません。
上田委員:千葉発達障害児・者親の会コスモの上田と申します。よろしくお願いします。自分の課題に近いも
のとして、就労の課題はとても気にしているもので。個人的なことになるんですけど、就労ができてい
ない本人が今、手元にいるので、とても気になるんですけれども。前回、確か 30 パーセントとかいう
目標、その就職率みたいなものが出てて。私は自分の子どもに、浦安ではなかったらどういうふうにで
きるんだろうと思って、世田谷区と、川崎市の障がい者の就労支援施設を見学に行ったんですけれども、
入れれば、3、4月に引き受けて、3月までには大体 95 パーセントぐらいが就労させますというとこ
ろだったんです。それは特殊な例ではなくて、たとえば隣の市川市でも同じだと思うんです。データは
私は聞いてませんけど。特例子会社の採用の方にお話を聞くと、どんなところがいい就労支援施設って
いうんですかねっていうと、一つは、話がわかる。つまり、同じバックグラウンドというか同じ常識、
こういう子がほしいということが共有できている人。そして、その担当が変わらない、ということだそ
うです。
本当に悲しいことなんですけど、浦安市の就労支援センターはそうでは全くなくて、担当者の方はた
ぶん、ここで議事録も残るので、非難をしたいわけではないんですが、ノウハウがあるとは思えない。
私が本当に思うのは、市川に住だり、世田谷に住んでいたら普通に就職できるかもしれない。ご縁だか
らわかんないんですけど、浦安にいることで、就労できないし、全然恥ずかしげもない。就労って難し
いですねみたいな話で、こんなに見てるものが違うのかと。私、断続的に3年ぐらいお付き合いをした
と思うんですけど、使ったことがある方は、おられるかどうかわからないんですけど。外側の人が見れ
ば、たぶん浦安市には障がい者就労支援センターがあるんでしょってことになるけれども。その資質と
かノウハウとか、もしくは、何の仕事をしているのかっていうことで。私、とても個人的に、つらい思
いをしました。
端的に言うと、さっきのグループホームの話もそうですけど、まずつくっちゃう。あの、なんだかわ
からないけど、まずつくっちゃったことで、いいこと私はないと思っていて。今もし、浦安市就労支援
センターがないのであれば、たとえば、世田谷なり川崎なりでうまくいっている施設の出店をつくって
くださいといえば、予算がつけば、それで、来年からその就職できそうな子は、95 パーセントぐらい就
職していくわけなんですが。そういう、ノウハウの部分で、それをわからないでそのままつくって、市
に投げかけてつくられてしまったことで、それは絶対市民のためにならないと私、思います。あの、森
嶋さんにはわけのわからない理論でしょうけど、あの、すごく大事なところだと思います。
西田リーダー:はい、それはご意見として聞いてよろしいんですかね。この項目の中での、12 ページの雇用就労
支援の推進の中での提言として言いたいことなのか。橋野委員どうぞ、はい。
橋野委員:障がい事業課の橋野です。まず、現在の就労支援センター事業について少しご説明させていただき
18
ますが。お隣の市川との比較、ほかの市町村との比較ということで、就職率をパーセントでおっしゃっ
ていたかと思いますけれども。まず浦安の就労支援センターは、市川と違ってすぐに就労できる方だけ
を登録しているわけではなく、就労が何年かかっても難しいと市川で思うような方も、すべて継続して
就労登録していますので、パーセントが市川に比べると違っています。単純に比較はできないというこ
とは皆さんにご理解いただきたいと思います。市川市では、確認しましたけれども、3か月とか、少な
くとも1年以内に就労できるだろうという方だけを支援している就労支援センターということで確認
していますので、数字での比較はできないということと。
市としましては就労支援センター、委託事業ですけれども、やはりどの方に対しても、精一杯、支援
させていただいているつもりで。残念ながら、そのような結果になって、なかなかその事業のご理解い
ただけないっていうところは、本当に、もっと努力する部分もあるのかなと思ってます。市としては、
精一杯やらせていただいてますので、決して無責任に現状があるっていうことではないというのは、皆
さんに、まずご理解いただきたいと思っております。
西田リーダー:はい。あとご意見ある方。はい、森嶋委員お願いします。
森嶋委員:国の数字が出てきていて、こういう数字を事務局が出していただければ、こういう誤解は招かない
ですむのかなと思います。就労移行の事業所、国の平均ですよ。どこのどこだけが特別だっていう話で
はなく、国の平均で3割を超えてない事業所が 50 パーセント以上あります。これが国の現状です。近
隣市比べてもたぶん、この数字の平均は変わらないと思います。必要だったら浦安市の就労移行事業所、
全部数字出せるわけだから出していただくと、こういう誤解は生じないのかなと思います。
一般就労の部分と、この訓練等給付は、福祉的就労の部分ってのが両方あると思いますけど。訓練等
給付における工賃の金額も、都道府県がちゃんと公開していて。タオさんは、就労継続の A 型なんかを、
千葉県で1番にやっている事業所ですから。別にタオさんを擁護したくて発言しているわけじゃないん
ですが、就労移行の事業所は、30 パーセント一般就労させる事業所が5割に満たない。だから、これを
なんとか5割にしてくださいっていうレベルな話が国が出している。国の全数調査にもとづく数字です。
私が言いたいのはこれだけです。以上です。
西田リーダー:はい。そのほかご意見ある方いらっしゃいますか。ほかにいませんか。偏らないで、なるべく皆
さん。はい、じゃあ上田委員、どうぞ。
上田委員:千葉発達障がい児・者親の会コスモの上田でございます。具体的に申し上げたいのは、障がいの有
り様によっていろんな状態があろうと思うんですけど。そこで就労させるためのプログラムを、もう少
し細かくしたほうがいいのではないかというふうに思います。その人にあった課題のプログラムでない
と伸びないはずなので、たとえば、浦安市は人数が少のうございますので 16 万人しかいなくて、そこ
で就職したいという希望してる、その障がい者の人数が、たとえば世田谷とか船橋に比べて少ないだろ
う思うんですけど。それにしても、たとえば3人とか5人とかいうクラスで運用ができれば、そこに、
その共通の課題、共通のテーマ。そして、超えるべき課題設定っていうのができるんじゃないかなって。
だから、より細かく運営してもらえるといいのかなと思います。
このコスモの子の親ぐらいの人が何を望んでるかって、それでないと結局、うちの子たちが学べない
からなんです。この人にあった課題をくださいと。
西田リーダー:はい。ほかに、西田委員よろしくお願いします。
.
西田リーダー:はい、ありがとうございます。ほかにご意見ご質問ないですか。今後のスケジュールっていうの
はこれを今意見何点かいただいて、次は自立支援協議会じゃなく、福祉計画策定委員会が 11 月に開か
れるんでしたっけ。
19
事務局: 11 月 10 日に福祉計画策定委員会を開催します。
西田リーダー:はい。そこで大体集約されて来年度、いろいろパブリックコメントとかっていくんですよね。は
い。委員の皆さんにはスケジュール表がいってると思いますので、ご確認ください。何かまたあれば、
事務局のほうに、遠慮なく、いろいろコメントを寄せていただければと思います。
では、あと 10 分しかなくなりまして、本当は、今日はこの今からやる議題に時間割きたかったんで
すが。本当に浦安はヘルパーが不足してるのかということで、事務局のほうでアンケートを取ってくれ
ました。これについて、事務局のほうから、アンケートの結果についてのご報告をお願いいたします。
事務局:はい。基幹相談の矢冨です。時間もないので端的にいきたいと思いますが、アンケートは、前回の会
議でも障がいのある当事者の方のケアプランを通して、ヘルパーさんの不足、ヘルパーさんの必要性を
お伝えしたようにですね、本協議会の本人部会からも、介護人材の不足ということに関しましては切実
な声が上がっておりまして。このアンケートを行うに至っているという背景があるということを一つお
伝えさせていただきます。
アンケートの送付事業所なんですけれども。浦安をサービス提供地域としてて、居宅介護、行動援護
だったり同行援護だったりの、介護給付の事業所指定をとって現在稼働している事業者さん計 27 か所
に送付させていただきまして、ご回答いただいたのは 21 事業所さん。回答率 78 パーセントとなってお
ります。回答数 21 のうち、市内の事業所が 16、市外の事業所が5つとなっておりまして、今日は差し
替えでお出しさせていただきました資料のパーセンテージは、母数をアンケートを送付した総事業所数
27 として計算させていただいております。
では、集計結果なんですけれども。問1、事業所で提供しているサービスの種類について質問をさせ
ていただきました。最も提供数が多かったサービス類型は居宅介護となってまして、ご回答いただいた
21 すべての事業所さんが提供されています。続いて、移動支援というご回答があり、21 事業所のうち
19 事業所がサービス提供をされていました。しかしながらですね、障がい福祉独自とも言えるような
サービス提供については、その割合が低く、同行援護で6事業所、22 パーセント。重度訪問は5事業所
で 19 パーセント。行動援護は2事業所で7パーセント。移動支援の累計で行動援護対象者にサービス
を提供している事業所さんが3事業所ありまして 11 パーセント。喀痰吸引等の医療的なケアを提供し
ているのが2事業所で7パーセントとなっておりまして。介護保険とサービス提供内容が似通っている
ものに関しましては事業者さんもサービスを提供しやすい反面、障がい福祉特有のサービス類型、とり
わけですね、障がいが重い方たちを支えるためのサービスを提供している事業所さんは少ないというこ
とが、わかるかと思います。
次に、事業所さんがサービスを提供している曜日ですけども。平日および土曜日、祝日に関しまして
は 78 パーセントの事業者さんが、事業所さんが稼働しておりますが、日曜日に関しましては 16 事業所。
6割弱の数字となっております。
次にサービス提供時間となっております。問3ですけれども。月曜日から土曜日。祝日の9時から 17
時につきましては、概ね6割弱の事業所さんが稼働していらっしゃる。9時から 17 時の枠に関しまし
ては、やはり日曜日が最も稼働率が悪く 44 パーセントの事業所さんの稼働。土曜日・祝日よりも日曜
日がやっぱり悪くなっているという状態です。17 時から 20 時の時間の枠に関しましては、月曜日・火
曜日は 52 パーセントとなってくるんですが、水曜日から週末にかけては徐々に稼働率が5割を切って
いきまして、土曜日・祝日の稼働は4割弱となっております。朝6時から9時の時間帯と 20 時から翌
6時の時間帯の枠組みを比較しますと、提供率が悪いのはやはり夜の時間、20 時から翌6時の枠となっ
ておりまして。平日でありましても約2割の事業所さんしか稼働しておりません。日曜日・祝日も同様
の傾向ですが、土曜日につきましても、24 時から翌6時は2割以下となっております。
20
そもそもこの時間帯に稼働する事業者さんは、週末も祝日も稼働していることから、曜日によっての
サービス提供状況に大きな違いは生じていませんが。夜よりも、朝の時間帯のほうが稼働率がよくなっ
ておりまして。とはいっても約3割の事業所さんがサービス提供をされている。最も少なかったのが、
24 時間の時間を開けてサービス提供をおこなっているという事業所さんが全事業所のうち、わずか1割
となっております。
これまでの議論でなかなか担い手が、見つからないとされている泊りのケア。長時間、4時間以上の
ケア。行動障がいの方への外出支援についてのサービス提供についてお聞きしましたところ、泊りのケ
アは3事業所。1割ですね、全体の。事業所さんが提供されていてこれは 24 時間ケアを提供している
事業所数の割合と一致しております。長時間のケアは 14 事業所、約半数が事業所さんがサービス提供
されておりまして、行動障がいがある方への外出支援は3事業所となっております。これも約1割の事
業所さんですね。これらのケアどれもサービスは提供していませんよというご回答があったのが全体の
26 パーセントとなっております。
問5。次にですね、サービスの依頼はあるんですけれども事業所で対応できていないサービスの有無
につきましてお聞きしましたところ、提供できていません、依頼があるけど提供できていないと答えた
事業所さんが約4割。うちは依頼があっても全部それがまかなえてますよ、提供できてますよとお答え
になったのが1割の事業所さんとなっています。
では、その依頼があるんだけれども対応できていない理由は、人材不足とお答えになった事業所さん
が 37 パーセント。経験スキルがない、夜間対応ができるヘルパーがいない、同性介助が手配できない、
資格要件を満たしていない、男性ヘルパーがいないんだというご回答数は、同じようにございました。
泊りのケアですとか、長時間のケア・行動障がいの方への外出支援のサービス提供日とその時間帯に
ついてお聞きましたところ、曜日につきましては平日の稼働率が 37 パーセント。週末・祝日が 30 パー
セントと、平日がわずかに高くなっております。時間帯につきましては9時から 17 時は、37 パーセン
トの稼働となっておりまして。17 時以降のケアにつきましては、17 時から 21 時か、21 時で動いてる
事業所さんが全体の 26 パーセント。泊りとなりますと全体の7パーセント。朝の時間6時から9時は
26 パーセントとなっておりまして、24 時間対応している事業所さんは7パーセントというふうになっ
ております。またこれらのですね、泊り、長時間、行動障がいのある方へのケアで依頼はあるんだけれ
ども対応ができていない。その理由をお聞きしますと、人材不足が 19 パーセント。特に週末・夜間の
人材不足が顕著であると答えた方が7パーセントの事業者さんというふうになっております。
問9なんですけども。泊りや長時間、行動障がいの方への外出支援等を提供していない、その理由を
聞かせてくださいという問いに関しましては、人材不足であると答えた事業所さんが2割弱。そういう
ケアの依頼がそもそもないんだというふうにお答えになった事業所さんが1割。またそういう指定は取
っていませんとお答えになった事業所さんが一つございました。
問 10、人材確保の状況につきましてですが、この1年間にヘルパーが採用できた事業所さんは全体
の 63 パーセント。採用できなかった事業所さんが 11 パーセントとなっています。採用できた事業所さ
んに、その採用したヘルパーさんの勤務形態をお聞きしましたところ、やはり非常にヘルパーさんのほ
うが採用率がよく非常勤1名から3名を採用できた事業者さんが全体の 48 パーセント。非常勤4名以
上採用できましたとおっしゃったところが、全体の2社で7パーセント。これに対しまして常勤で1名
から3名と答えた事業所さんは 10 社。全体の 37 パーセントで4名の常勤採用ができた事業者さんは0
でした。採用コストに関しましてですが、費用はかからなかったという事業所さんもございましたが、
え、少ないところで4~5万円。多いところで、25 万円程度のコストがかかっているということになっ
ております。
21
最後ですね。人材不足に関する課題やご意見・ご提案についてご記入くださいというところですが、
カテゴリーで分けますと、まずは人材スキル。登録ヘルパーさんの高齢化が進み、なかなか若い人材が
確保できない。それに対して利用者さんは若い方が多く、高齢者の方とは違った介助方法、抱きかかえ
るやつですね、スキルがついていかないという現状がある。介護保険を主としており、障がい福祉のサ
ービスを行えるヘルパーが少ない。あと訪問介護員の知識・技術のレベルの低さが目立ち、給与とのバ
ランスがとれていない。処遇の改善による個々の介護技術を上げるような人材教育システムがあれば、
もっと他職種に誇れる職種となり、人材不足解消とともに介護職員の全体のレベルアップが期待される
んじゃないだろうかと。
一つは費用の問題。採用の費用や人件費に関する費用の補助をお願いしたい。また重い障がいや 24
時間 365 日の対応する事業所については、求人にかかる費用の一部を負担してくれるなどの、補助も必
要ではないか。また、医療的ケア実施につきましては研修が必須で、研修費の補助や市内の人が受けら
れる研修先をおくなど、運営法人に負担なく医療的なケアが提供できるヘルパーを増やせる取り組みを
してほしいということですね。
あと、現場に1人で行き、すべてに対応しなければならないヘルパーさん、訪問看護は働く側に負担
のかかる環境で、もっと対応、待遇がよくなれば働こうと思う人も増えるんじゃないかと。平日 18 時
以降や土日・祝日などの割り増しの賃金が支払えるような単価の上乗せ補助のようなものがあるといい。
もう一つは広報ですね。介護資格の学校を併設しているけれども生徒自体を集めるのが大変である。
資格取得を助ける広報活動などができると、よいのではないか。あと会社説明会や求人広告をおこなっ
ていても、なかなか募集の連絡もない。あと制度としましては、市内でヘルパーのように在宅で支援で
きる人を増やすために独自の制度や取り組みが必要じゃないか。行動援護や医療的なケアのスタッフの
負担は大きく、育成に時間がかかり、思うように人を増やせない。同行する際も2人対応を認めるなど
があればいい。あとは、人材不足で就職フェア等に参加してますが採用につながらない。男性スタッフ・
非常勤スタッフがいない。また利用者のニーズが同じ時間帯にあるため、多くの人員が必要になってく
るんだということが、記載されております。
まとめとしては、障がい福祉に参入した訪問介護事業所は増えたとはいえ、障がい福祉特有のサービ
スを提供している事業者さんというのは少なく、介護保険にみられない、泊りのケアだったり行動障が
いのある方の外出支援を提供しているところ、事業所さんは、全体の1割ぐらいの事業所しかないとい
うこと。あと9時から 17 時の時間以外の時間帯にサービスを提供している事業者さんは、全体の 17 時
から 21 時の枠で5割ぐらいの事業所さんしか稼働しておらず、21 時以降となれば、それが2割以下。
朝の6時から9時の枠であっても、3割であって、これまでの議論されてた通り、夜間・深夜・早朝に
稼働するヘルパーさんは不足しているということですね。曜日につきましては日曜日に稼働してる事業
所さんが、少ないということで。
総じて言いますと、こういう、泊りや長時間のケア、早朝や夜間・週末っていうのは、常勤ヘルパー
さんが必要なんですけれども、採用実績を見ても非常勤のヘルパーさんの採用率のほうがよいです。あ
とはヘルパーの高齢化とか、募集をしてもなかなか応募数がないとか、そういう声があがっており、採
用コストがかかる上に支援スキルを上げるためには、同行が長時間必要で人件費もさらにそれに重なっ
てきて。しかしながら報酬は1人分しか入ってこない。医療的なケアを提供するにも研修費が必要で、
それらもろもろ見ると、費用面でも事業所運営に困難さがあるということが、うかがえるというような
状況かと思います。以上です。
西田リーダー:はい、ありがとうございました。3時半を過ぎましたので、今日は情報提供、アンケート集計結
果だけを報告させてもらいます。本来、国の動向とか、さまざまなご意見をいただく予定だったんです
22
が、1番目の議題で多くの時間を費やしましたのでご了承いただきたいと思います。
次回については、ヘルパー問題・人材不足の問題について皆さんと一緒に議論をしたいと思っており
ます。本日はこれで終わりますが、事務局から。
事務局:次回の日程ですが1月 21 日。同じく 13 時半からを予定しております。場所については未定となっ
ておりますので、また、開催通知のほうでお知らせしたいと思います。よろしくお願いします。
西田リーダー:それではこれで本日は終了いたします。どうもありがとうございました。
23
平成 26 年 10 月 15 日(水)
午後 1 時 30 分~3 時 30 分
文化会館 大会議室
浦安市自立支援協議会第3回地域生活支援部会
1.開会
2.議題
(1)地域生活支援拠点の整備について
議題(1)資料1「地域生活支援拠点グループホーム併設型」整備についてのお願い
(2)障がい者福祉計画の策定について
第1編の抜粋版に対するご意見をいただきます。事前にご一読いただきますようお願い
いたします。
(3)人材不足(ヘルパー)と処遇の改善について
議題(3)資料1アンケート集計結果についての考察や、人材不足に対しての打開策な
どについてのご意見をお聞かせください。
3.閉会
議題(1)資料1
平成 26 年 10 月吉日
浦
安
市
長 松崎
浦安市自立支援協議会長 下田
秀樹 殿
直樹
殿
浦安市自立支援協議会地域生活支援部会
リーダー 西田 俊光
障 が い 児 ・ 者 の 地 域 生 活 推 進 の た め の
「地域生活支援拠点グループホーム併設型」整備についてのお願い
浦安市自立支援協議会地域生活支援部会は、浦安市における居住資源の現所把握、課題の整理、
あり方などを議論してまいりました。
平成 24 年 6 月に成立した障害者総合支援法では、障がい種別を問わず、障がい児・者の地域
生活をさらに推進する観点から、障がい者の高齢化、重度化、親亡き後の地域生活を見据えた居
住支援の在り方について検討され、地域における居住支援と地域生活全般を支援する機能を一体
的に整備することが提言されています。
【地域生活に安心感を担保するための機能】
1)
相談支援
(施設からの地域移行、親元からの自立等をサポートする、ライフステージの変化に
寄り添う途切れない相談支援)
2)
体験の機会や場があること
(一人暮らしや、グループホームなど多様な暮らしを体験する場)
3)
緊急時の受け入れと対応力があること
(夜間も利用可能なサービスがあること、緊急時の受け入れが可能なショートステイ機能
があること)
4)
支援の専門性があること
(医療的なケア、行動障害への支援など専門的な対応を必要とする人への支援が可能であ
ること、専門的な技術を有する人材を確保すること、地域に担い手を広げるために地域
の事業所等と連携を図り、人材育成の機能を果たすこと、障がい特性に応じた体制の整
備ができること)
5)
地域の体制づくりの機能があること
(地域のサービス提供の拠点となり、多様な支援機関との連携の要となること)
これらの機能を有した地域生活支援拠点は、浦安市で暮らす障がい児・者とその家族が、幅広
く活用できる地域の拠点となることが求められています。
1
ついては、別添資料①「障害児・者の地域生活支援の推進のための多機能拠点構想(地域生活
支援拠点)、別添資料②「地域のための居住支援のための機能強化」、別添資料③「多機能型中核
施設(グループホームを含む)についての意見のまとめ」をご参照頂き、浦安市自立支援会での
議論、検討の内容を踏まえて「地域生活支援拠点グループホーム併設型」を整備して頂くことを
お願い申し上げます。
2
別添資料①
平成26年3月7日障害保健福祉関係主管課長会議資料より抜粋
H25.12.26
別添資料②
平成26年3月7日障害保健福祉関係主管課長会議資料より抜粋
別添資料③「多機能型中核施設(グループホームを含む)」についての意見のまとめ
概要
主な意見等
① 小 さ い グ ル ○世話人と利用者さんとの関係やご近所との関係のような人と人とのつながり
ープホームな
を一番重く見てみると、全部まとめてしまうことは、ちょっと冷たいイメー
どを増やす工
ジになるかなと思う。近所の人と会って、ご挨拶をすることなどから地域と
夫が必要
の関わりが広がる。地域との関わりの中で、グループホームがだんだん育っ
ていくのではないか。
○いろいろな個性の人がいるので、大きいところで一緒にまとめてしまうのが
不安な部分もある。
○目標を立てて、まずは、すぐに入れるような状態にある人を入れて、ケア体
制を整えていって順次入居できるように進めてはどうか。
○市の既存施設に置き換えて考えてみると、大きい施設が先にできると、小さ
いところがその後できてこないところがある。大きい施設ができると、グル
ープホームなどがなかなかできないのかと思う。
○施設をつくるには何年もかかるが、民間のアパートを借りるのであれば、す
ぐできるのではないか。
○一人一人のケースに合わせた施設を小さくてもいいから作っていくことを基
本に置いて、そのために医者や職員のスキルアップが必要だとか、場所を提
供してくれる人が必要だとか、相談支援がどう機能してくれるかとか、ボラ
ンティア精神のあるお医者さんはいないかとか、いろいろ発掘していってや
っていくことのほうが大事ではないか。
など
② 多 機 能 型 の ○事業者がそれぞれの才覚でどんどんグループホームを作っていくことも必要
中核となる施
だが、現実的なコアがいるのではないか。専門職が常駐するような場所は必
設があれば、安
要だと思う。
心できる
○夜中に何かあったときの対応が不十分な部分がたくさんある。予想できない
こともたくさんあるので、多機能型のグループホームができたらどんなにい
いだろうと思う。
○グループホームでうまくいかなかった時、自宅に戻るのではなくて、多機能
型グループホームのサポートを受けながら徐々にグループホームで生活でき
るようにしていければいいと思う。グループホームへの入居はハードル高く
て在宅か入所施設かとなるのならば、大きい拠点となるところがあることは
ニーズに合っているかと思う。
② 多 機 能 型 の ○重度心身障がいの方が入れるグループホームを一事業所で立ち上げるのは大
中核となる施
変。重度の方や行動援護の方を入れるならば、一つの拠点になるようなとこ
1
設があれば、安
心できる
ろがあると、何かあった場合にそこと連絡を取りながらできる。
○当事者の望む暮らしができる地域になるには、医療との連携が必要だったり、
いざというときに駆けつけられるような仕組みが必要なので、拠点となるも
のがあればいいのではないか。
○グループホームを運営している事業者の立場からすると、地域拠点にはすご
く興味がある。夜中の医療が必要となる緊急時等は、一時的に拠点で受け入
れてもらえるのかな、と考えているので、緊急時の対応は必要だと思う。
など
③上記①、②以 ○行動援護、重い障がいのある方、医療的なケアが必要な方たちにも親から自
外のご意見
立して浦安で生活する場をつくりたい。
○グループホーム立ち上げ時の補助金の制度ができたが、なかなか増えていか
ない。実際にグループホームの運営をしている人たちが口々に言うのは夜間
や緊急時や医療的ケアのこと。
○在宅で支えている保護者も高齢化していて、とても厳しい状況。現状では市
外の入所施設を案内するしかないが、やはり親御さんは近くで住むことを希
望している。近隣の市川や船橋並みに確保して、整備していかなくてはなら
ないのではないか。
○近隣並みの定員の確保は、最大限に優先させなければならない課題ではない
か。
○地域移行支援と地域定着支援は喫緊の課題で、それに地域の住まいの問題は
巻き込まれているのだという認識を持ってほしい。
○グループホームに本当に入りたい人を発掘することが必要で、どんな建物を
作っても駄目じゃないかと思う。
○拠点を作ったことで、グループホームに本当に入りたい人の定員が増えるこ
とが必要であり、定員を超える入居希望者があった場合、その優先順位を決
めるような基準をきちんと決める必要がある。
○居住空間となると公平性を考えて、特定の方がずっとそこで手厚い介護を受
けることが出来ると、その他はなかなか手が回ってこない。何年間に 1 度は
必ず入れ替える等の制度があれば良い。
○視覚障がいの人も利用できる施設が良い
2
など
議題2資料
第 1 編 障がい者計画 たたき台抜粋
○重点的な取り組み
1. 差別の解消と合理的配慮の推進
障がいや障がいのある人に対する差別や偏見をなくし、お互いに人格と個性を尊重し合う共
生社会の構築のため、障がいの有無にかかわらず相互理解が深まるように、差別の解消と合理
的配慮を推進し、障がいのある人の社会参加の機会の拡充を図ります。
2. 自己決定を尊重したサービスの提供
障がいのある人が、自身の望むライフスタイルや人生設計に応じて自己決定を行い、自由に
サービスを選択することを基本に考えたサービス等利用計画の充実を推進し、一人ひとりのニ
ーズに対応したきめの細かいサービスを提供します。
また、サービスの質的・量的充実に努め、民間の事業者の連携と新規事業者が参入しやすい
環境を整備します。
(1)日中活動の場の充実
重度な障がいのある人が安心して利用できるサービスが不足していることや、地域移行者
の受け入れを進めることなどから、民間の事業者へ側面的支援等をおこない、日中活動の場
の充実を図ります。
(2)住まいの場の充実
相談、体験の機会・場、緊急時の受け入れ・対応、専門性、地域体制づくりの機能を
持った「地域生活支援拠点」の整備を推進します。あわせて、民間の事業者に対する整備
費用の補助の拡充等により、地域に密着した小規模グループホームの拡充を図ります。
3.ライフステージを通じた支援の充実
一人ひとりのニーズに応じたきめ細かな支援を行うために、サポートファイルを活用して、
乳幼児期から成人期までのライフステージに対応した支援体制を充実します。
4.就労の促進
障がいのある人が希望と適性に応じて就労することにより、社会的・経済的に自立できるよ
うに、障がいのある人が働く環境の整備や就労支援体制の充実を推進します。
5.安心・安全に暮らせるまちづくりの推進
災害時要援護者に対し安否確認や避難支援が迅速に行えるよう、福祉避難所と支援体制を整
備します。
また、広く民間の事業所にも協力を求め、官民協働で災害時の支援にあたります。
1
○施策の体系
施策の方向性
基本施策
啓発の推進
1.理解と交流の促進
市民との協働による支援活動の促進
交流機会の拡充
相談支援体制の充実
2.福祉・生活支援の充実
重点
在宅福祉サービスの充実
日中活動の場の充実
住まいの場の充実
障がいの早期発見の促進
3.保健・医療の充実
保健・医療サービスの充実
就学前療育・教育の充実
就学後療育・教育の充実
4.子どもへの支援の充実
就学・進学相談の充実
ライフステージを通じた支援の推進
重点
障がい者雇用の推進
重点
5.雇用・就労支援の推進
福祉的就労の促進・就労支援体制の充実
歩行空間・建築物の整備
6.生活環境の整備
移動・交通手段の整備
安心・安全に暮らせるまちづくりの推進
重点
権利擁護施策の充実
虐待の早期発見・防止
7.自立と社会参加の促進
差別の解消と合理的配慮の推進
自主的活動の促進
余暇活動の促進
2
重点
2
福祉・生活支援の充実
(2)在宅福祉サービスの充実
■現状と課題
障がいのある人やその家族へ情報提供やサービスに関する相談を行って、制度の円滑な実
施に努めるとともに、福祉サービス提供事業者へ参入を呼びかけて地域におけるサービスの
基盤整備をおこなってまいりました。
障がいのある人が、障がいの特性に応じて、必要な福祉サービス等が受けられるようにす
るためには、福祉サービスの担い手の確保とその資質の向上が欠かせません。
そのためには、支援者が障がいのある人の日常生活を支えるための知識や具体的な技術を身
につけられるよう、研修への参加を推進することが必要です。
引き続き、福祉サービスの充実に努めるとともに、サービスを必要とする方が適切なサービ
スが受けられるよう、制度の周知と支援者のスキルの向上を推進することが課題です。
■取り組みの方向性
①在宅福祉サービスの充実
今後もニーズを的確に把握し、障がいのある人一人ひとりの日常生活を支えるための在宅福
祉サービスの充実を図ります。
「障がい者等一時ケアセンター」では、短期入所、日中一時支援事業を行うとともに、介護
者の疾病等による緊急預かりを行い、障がいのある人とご家族の地域生活を支援します。
②利用者の負担軽減
障がい福祉サービスの利用者負担について、その経済的負担を緩和するため、国の動向を踏
まえながら、利用者負担軽減措置を実施します。
③支援の人材の確保
自立支援協議会を中心に支援者の人材確保のための取り組みを検討するとともに、障がいの
種類や程度に応じた適切な支援をおこなえるよう、研修の場の充実を図ります。
④福祉サービス情報の周知と利用の促進
「障がい者福祉ガイドブック」
、相談等を利用して周知を行い、適切な福祉サービス利用の
促進を図ります。
⑤生活安定のための制度の充実
市の手当・助成制度の充実を図ります。
国・県の年金・手当・制度の充実について働きかけます。
3
■主な事業
事業名
障がい者在宅介護支援事業
担当課
障がい福祉課
内容
一時介護委託料等助成、住宅改造費用助成、住み替え家賃等助成を行います。
事業名
日常生活支援事業
担当課
障がい福祉課
内容
寝具乾燥消毒事業、紙おむつ給付事業、出張理髪費用助成、はり・きゅう・マッ
サージ費用助成、給食サービス事業等を行います。
事業名
地域生活支援事業
担当課
障がい福祉課
内容
日常生活用具給付事業、ストマ用装具費用助成、日中一時支援事業、訪問入浴サ
ービス事業、身体障がい者緊急時支援事業等を行います。
事業名
障がい福祉ガイドブック
担当課
障がい福祉課
内容
障がいのある人およびその家族に向けた情報提供の一環として、各法令や条例等
で定められている福祉制度のあらましを冊子にして配布し、ホームページにも情
報を掲載します。
事業名
障がい者福祉サービス利用支援事業
担当課
障がい福祉課
内容
障害福祉サービスの利用に係る利用者負担額の全額または一部を助成します。
事業名
各種手当の支給
担当課
障がい福祉課
内容
市の手当として、重度障がい者手当、障がい児手当等の支給を行います。
また、国の手当として、特別障がい者手当、障がい児福祉手当等の支給も行いま
す。
4
事業名
自立支援協議会・地域生活支援部会
担当課
障がい事業課
内容
人材の確保等地域生活支援の充実を図るため協議するとともに、関係機関の連携
を推進します。
事業名
一時ケアセンター
担当課
障がい事業課
内容
短期入所、日中一時支援事業を行うとともに、介護者の疾病等による緊急預かり
を行います。
また、痰の吸引、経管栄養等の医療的ケアを提供します。
5
(3)日中活動の場の充実
■現状と課題
高等学校卒業生等の日中活動の場としては、就労移行支援、就労継続支援、生活介護などの
障がい福祉サービスが利用されており、市内の事業所も年々増加していますが、重度な障がい
のある人やご家族からは、安心して利用出来るサービスが少ないという要望がありました。
そのため、障がい者福祉センターの生活介護の定員を増やしたり、身体障がい者福祉センタ
ーで新たに生活介護と自立訓練を実施するなど、重度な障がいのある人の日中活動の場の拡充
に取り組んできました。
平成 26 年4月に障がい者福祉センターの定員が超過し、生活介護事業所の整備が緊急課題
となったことから、民間の事業者に対する市有地の提供や整備費用補助を創設し、生活介護事
業所の整備を行いました。
また、重度な障がいのある人の日中活動の場を充実するため、就労移行支援、就労継続支援、
生活介護などを運営する民間の事業者が、国の基準を超える人員配置、環境面に配慮した質の
高いサービスを提供できるよう運営費補助を創設しました。
さらには、入所施設や医療機関からの地域移行者の受け入れを進めることなどから、ソーシ
ャルポートセンターに看護師を配置するなど機能強化にも取り組みました。
今後も、日中活動の場を確保するため、引き続き整備と充実が必要です。
■取り組みの方向性
①日中活動の場の充実
「障がい者福祉センター」
、
「身体障がい者福祉センター」を中心として、質の高いサービス
を提供できるよう、民間事業者への運営費補助も継続し、重度な障がいのある人の日中活動の
場の充実を図ります。
「身体障がい者福祉センター」では、医療的ケアを提供します。
障がいのある人の余暇活動、生産活動、創作的活動等を提供する「ソーシャルサポートセンタ
ー」
、
「身体障がい者福祉センター」
、特定地域活動支援センター経営事業費補助事業により、
地域活動支援センターⅠ型、Ⅱ型の機能強化事業を継続します。
②日中活動の場の整備
高等学校の卒業生等が安心して進路を選択することができるよう、生活介護事業所整備費補
助を継続し、今後の卒業生の人数に応じて計画的に整備していきます。
老朽化している旧福祉作業所等の再整備については、シビックセンター東野地区整備構想の
中で検討します。
6
■主な事業
事業名
障がい者福祉センター事業
担当課
障がい事業課
内容
知的障がいのある人を対象に、生活介護、就労継続支援B型の事業を行います。
事業名
身体障がい者福祉センター事業
担当課
障がい事業課
内容
身体障がいのある人を対象に、生活介護、自立訓練(機能訓練)及び地域活動支
援センターⅡ型の事業を行います。
事業名
ソーシャルサポートセンター事業
担当課
障がい事業課
内容
精神障がいのある人を対象に、地域活動支援センターⅡ型の事業を行います。
事業名
特定地域活動支援センター経営事業費補助金
担当課
障がい事業課
内容
障がいのある人や難病者等を対象に、生産活動、創作的活動などを提供するとと
もに、地域ボランティアの育成や障がいに対する理解促進を図る地域活動支援セ
ンターⅠ型の事業を行います。
事業名
生活介護事業所整備費補助金
担当課
障がい事業課
内容
生活介護事業所の施設を整備する事業者に対し、整備費用の補助を行います。
事業名
重度障がい者支援事業所運営費補助金
担当課
障がい事業課
内容
重度障がいのある人を支援する生活介護、就労継続支援等の事業者に対し、人
員、設備費用等の運営費補助を行います。
7
(4)住まいの場の充実
■現状と課題
障がいのある人が地域で暮らしていく上で、住まいの確保は重要であり、これまで、住宅関
係の諸制度の周知・紹介や、グループホーム、入所施設への支援、住宅改修の支援などに取り
組んできました。
アンケート調査結果では、「持ち家」が 64.1%で6割以上を占めており、自宅での居住環
境の向上に資する取り組みが重要と考えられます。
一方、将来の暮らし方で「仲間4~5 人での共同生活」
(グループホーム)を希望している
のは、知的障がいのある人が 19.2%と最も多くなっています。
障がい者団体等に対するヒアリングでは、「親亡き後」の生活においてグループホームが重
視されており、介護者の高齢化に対応するためにも、グループホームの長期的な整備が必要と
なっています。
これまで民間の事業者に対する整備費用補助の拡充や旧第3教職員住宅の活用などによりグ
ループホームの拡充に取り組んできました。今後も、住まいの場の充実を図るため、さらなる
グループホームの拡充が必要です。
また、地域生活支援をさらに推進するために、相談、体験の機会・場、緊急時の受け入れ・
対応、専門性、地域体制づくりの機能を持った地域生活支援拠点を市町村に少なくとも1つ整
備するよう国から示されました。これを受け、自立支援協議会で具体的な機能を検討し、地域
生活の拠点となる「地域生活支援拠点」を整備することが課題です。
■取り組みの方向性
①地域生活拠点の整備
自立支援協議会で具体的な機能を検討し、地域生活の拠点となる「地域生活支援拠点」を整
備し、家族との同居、ひとり暮らし、グループホームでの地域生活を支援します。
*地域生活支援部会等での協議内容等を掲載。
②グループホームの拡充
整備費用補助を継続し家庭的な少人数のグループホームの拡充を図ります。
より質の高いサービスが提供できるよう運営費補助、重度障がい者支援事業所運営費補助を
継続し、グループホームの充実を図ります。
障がいのある人が、一時的にグループホームを利用した場合の経費を補助する地域生活体験
事業補助を継続し、地域移行の推進を図ります。
8
③住宅関係支援の充実
身体に障がいのある人に対し、住宅改修費用の助成を行い日常生活の利便性を図ります。
市営住宅については、障がいのある人の世帯などは特枠世帯として、抽選の際、抽選番号を
多く割り振る事や、空き室状況に応じ、特枠世帯のみを募集区分にするなど配慮します。
民間賃貸住宅の契約にあたり、障がいのある人の世帯と賃貸人の双方の不安を解消するため
の仕組みを構築します。
転居・入居時及び既存住宅の改善への支援をおこなうとともに、民間活力を活用した優良な
賃貸住宅の供給や、公的賃貸住宅の供給について検討していきます。
④入所施設の支援
市川市、松戸市、習志野市、鎌ヶ谷市、浦安市の5市が広域行政の見地から設立した社会福
祉法人南台五光福祉協会の運営する「もくせい園」
(鎌ヶ谷市)
、
「やまぶき園」
(市川市)の運
営の充実を図るための支援を継続します。
■主な事業
事業名
障がい者グループホーム運営費補助金
担当課
障がい事業課
内容
グループホームを運営する事業者に対し、運営費の補助を行います。また、一時
的な利用者の受け入れに対しては、地域生活体験事業として運営費を補助しま
す。
事業名
重度障がい者支援事業所運営費補助金
担当課
障がい事業課
内容
重度障がいのある人を支援するグループホーム等の事業者に対して、人員、設備
費用等の運営費補助を行います。
事業名
障がい者グループホーム整備事業補助金
担当課
障がい事業課
内容
グループホームの整備費用等に対して補助を行います。
9
事業名
南台五光福祉協会
担当課
障がい事業課
内容
市川市、松戸市、習志野市、鎌ヶ谷市、浦安市の5市が広域行政の見地から設立
した社会福祉法人南台五光福祉協会の運営する「もくせい園」
、
「やまぶき園」の
運営を支援します
事業名
グループホーム等入居者家賃助成
担当課
障がい福祉課
内容
グループホームの家賃の一部を助成します。
事業名
障がい者在宅介護支援事業
担当課
障がい福祉課
内容
「住宅改造費用助成」
身体に障がいのある人に対し、居住する住宅の改造に要する費用の一部又は
全部を助成することにより、日常生活の利便を図ります。
「住み替え家賃等助成」
民間の賃貸住宅に居住している身体に障がいのある人の等世帯が、当該住宅
について、取壊し若しくは立替えが行われる等の理由により立ち退きを求めら
れた場合に、市内の他の民間の賃貸住宅に転居が必要となった際、その家賃等
の一部を助成します。
事業名
自立支援協議会・地域生活支援部会
担当課
障がい事業課
内容
住まいに関する支援の充実を図るため協議するとともに、関係機関の連携を推進
します。
10
11
5
雇用・就労支援の推進
(1)障がい者雇用の推進と就労支援体制の充実
■現状と課題
障がいのある人が自分らしく働くことは、社会的・経済的に自立するための重要な条件で
す。そのためには、障がいのある人の希望と適性に応じた多様な職種や就労形態を提供し、
雇用の拡大を図ることが重要です。
アンケート調査結果でも、働くために必要なこととして、
「障がいに合った仕事であるこ
と」が 31.1%、
「周囲が障がいに対して理解があること」が 27.3%と多く挙げられており、
環境を整えることの必要性が指摘されています。
障がい者就労支援センターでは、福祉的就労から一般就労への移行、市内外の企業や事業
者への就職、定着支援、また、就労が困難となった場合の再訓練や離職者支援など複合施設
であるワークステーションの機能を生かし、就労支援に取り組んできました。
また、市及び関連機関での雇用促進の他、民間企業での雇用促進のため、奨励金制度の利
用促進、障がい者雇用の啓発など、障がいのある人が働く環境の整備にも取り組んできまし
た。
今後も、雇用の拡大は必要であることから、雇用の促進と支援体制の充実が求められてい
ます。
■取り組みの方向性
①市及び関連機関での雇用の促進
市及び市の関連機関が率先して障がいのある人の雇用の拡大を図ります。
新規計画の公共施設については、障がいのある人の雇用に配慮したものとするよう努めます。
②民間事業者での雇用の促進
ハローワークなどの関係機関と連携を図り、民間事業所に対する障がい者雇用について啓発
に努めます。
職場実習奨励金、雇用奨励金の制度を周知、利用を促進し、障がいのある人の雇用の拡大に
努めます。
③就労支援体制の充実と関係機関の連携
障がい者就労支援センターでは、ワークステーションの機能を生かし、ひとりひとりの希望
に沿った仕事や働き方ができるよう支援していきます。
ワークステーションの事業所、特例子会社と連携して、障がい者雇用の理解を呼びかけ、障
がいのある人が一般就労に繋がる懸け橋としての役割を積極的に担います。
12
■主な事業
事業名
就労支援センター事業
担当課
障がい事業課
内容
障がいのある人が就労の場や機会を得られるよう、就労相談、就労訓練、ジョブ
コーチ支援、就職活動支援、職場開拓、定着支援、離職者支援等を行います。
事業名
ワークステーション事業(市役所内)
担当課
障がい事業課
内容
市役所内にワークステーションを設置し、障がいのある人を非常勤として雇用
し、就労体験の場を提供します。
事業名
雇用促進奨励金
担当課
商工観光課
内容
雇用機会の拡大並びに福祉の増進を図るため、市内に居住する高齢者及び障がい
のある人を雇用する事業主に対し、雇用促進奨励金を交付します。
事業名
障がい者職場実習奨励金
担当課
商工観光課
内容
雇用機会の拡大を図るため、市内に居住する障がいのある人を職場実習に受け入
れた事業主に対し、職場実習奨励金を交付します。
事業名
自立支援協議会・地域生活支援部会
担当課
障がい事業課
内容
就労に関する支援の充実を図るため、協議するとともに、関係機関の連携を推進
します。
13
(2)福祉的就労の促進
■現状と課題
福祉的就労は、一般就労へ移行するための場として重要であるとともに、多様な働き方を実
現し、障がいある人の日中活動の場を担う点でも重要なものです。
平成 25 年4月に障害者優先調達推進法が施行され、「浦安市障がい者就労施設等からの物
品等調達推進方針」を策定しました。方針に基づき就労施設等からの受注・販売の拡大を推進
するため、(仮称)
「うらやすハンドメイドBOOK」を作成し啓発を行うとともに、販売の
ための場の確保など就労促進のための取り組みを行いました。
今後も、福祉的就労の場の充実を図るとともに、就労施設等の工賃向上のための取り組みを
充実することが必要です。
■取り組みの方向性
①福祉的就労の場の充実
市の公共施設内にある喫茶店、食堂は、障がいのある人が働ける場として提供し、福祉的就
労に場の確保に努めます。
重度障がい者支援事業所運営費補助を継続し、重度な障がいのある人の福祉的就労の場の充
実に努めます
②就労施設等の受注・販売の拡大
「浦安市障がい者就労施設等からの物品等調達推進方針」に基づき、市及び関係機関からの
発注の促進に努めます。
「福祉フェア」等、定期的な販売の機会や販路の拡大を図り、引き続き工賃向上に取り組み
ます。
■主な事業
事業名
障がい者福祉センター事業
担当課
障がい事業課
内容
知的障がいのある人を対象に、生活介護、就労継続支援B型の事業を行います。
14
事業名
身体障がい者福祉センター事業
担当課
障がい事業課
内容
身体障がいのある人を対象に、生活介護、自立訓練(機能訓練)及び地域活動支
援センターⅡ型の事業を行います。
事業名
ソーシャルサポートセンター事業
担当課
障がい事業課
内容
精神障がいのある人を対象に、地域活動支援センターⅡ型の事業を行います。
事業名
特定地域活動支援センター経営事業費補助金
担当課
障がい事業課
内容
障がいのある人や難病者等を対象に、生産活動、創作的活動などを提供するとと
もに、地域ボランティアの育成や障がいに対する理解促進を図る地域活動支援セ
ンターⅠ型の事業を行います。
事業名
重度障がい者支援事業所運営費補助金
担当課
障がい事業課
内容
重度障がいのある人を支援する生活介護、就労継続支援等の事業者に対して、人
員、設備費用等の運営費補助を行います。
事業名
知的障がい者職親委託事業
担当課
障がい福祉課
内容
知的障がいのある人に対して一定期間職親が、生活指導及び技能習得訓練等を行
い、雇用の促進と職場定着性を高めます。
15
サンプル
障がい者就労支援施設等の製品カタログ
16
議題(3) 資料1
訪問介護に係る実態アンケート集計結果
【アンケート送付先事業所条件】浦安市・市川市
【アンケート回収状況】
配布総数 27
回答総数 21(市内16、市外5)
回答率78%
【問1】
居宅介護
同行援護
行動援護
重度訪問介護
移動支援
移動支援で行動
援護対象者に
サービスを提供
78
22
7
19
70
%
%
%
%
%
問1.貴事業所にて提供しているサービスにレ点を記入して
ください(複数回答可)
25
21
19
20
3
11 %
15
10
3
2
移動支援で行動
援護対象者に
サービスを提供
喀痰吸引等医療
的ケア
移動支援
重度訪問介護
0
行動援護
7%
5
2
同行援護
2
6
5
居宅介護
喀痰吸引等医療
的ケア
21
6
2
5
19
【問2】
月曜日
火曜日
水曜日
木曜日
金曜日
土曜日
日曜日
祝祭日
21
21
21
20
21
21
16
20
78
78
78
74
78
78
59
74
%
%
%
%
%
%
%
%
問1.でご回答いただいたサービスを提供している曜日にレ
点を記入してください。(複数回答可)
25
21
21
21
20
20
21
21
20
16
15
10
5
0
月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日 日曜日 祝祭日
1 ページ
【問3】
6時~9時
9時~17時
17時~20時
20時~翌6時
6時~9時
9時~17時
17時~20時
20時~翌6時
6時~9時
9時~17時
17時~20時
20時~翌6時
6時~9時
9時~17時
17時~20時
20時~翌6時
6時~9時
9時~17時
17時~20時
20時~翌6時
6時~9時
9時~17時
17時~20時
20時~翌6時
6時~9時
9時~17時
17時~20時
20時~翌6時
6時~9時
9時~17時
17時~20時
20時~翌6時
月曜日
火曜日
水曜日
木曜日
金曜日
土曜日
日曜日
祝日
10
16
14
6
8
16
14
7
8
16
13
7
10
15
12
7
10
17
12
6
10
15
10
5
8
12
10
6
8
15
11
6
3
24時間対応
37
59
52
22
30
59
52
26
30
59
48
26
37
56
44
26
37
63
44
22
37
56
37
19
30
44
37
22
30
56
41
22
11
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
問1.でご回答いただいたサービスを提供している曜日にレ点を記
入してください。(複数回答可)
火曜日
木曜日
2 ページ
8
6
8
6
日曜日
17:00~20:00
祝日
20:00~翌6:00
17:00~20:00
6:00~9:00
3
9:00~17:00
17:00~20:00
20:00~翌6:00
6:00~9:00
5
土曜日
11
10
6:00~9:00
9:00~17:00
10
9:00~17:00
6:00~9:00
金曜日
12
20:00~翌6:00
10
15
6
9:00~17:00
17:00~20:00
20:00~翌6:00
9:00~17:00
17:00~20:00
17:00~20:00
水曜日
10
7
20:00~翌6:00
6:00~9:00
7
15
12
20:00~翌6:00
12
10
8
6:00~9:00
7
9:00~17:00
17:00~20:00
月曜日
20:00~翌6:00
6:00~9:00
9:00~17:00
6
8
17
15
13
17:00~20:00
20:00~翌6:00
10
16
14
9:00~17:00
16
14
6:00~9:00
16
24
時
間
対
応
【問4】
泊まりのケア
長時間(4時間以
上)のケア
行動障害の方へ
の外出支援
上記いずれのケ
アも提供していな
3
11 %
14
52 %
3
11 %
7
26 %
問4.貴事業所にて提供しているケアについて該当するものに
レ点を記入してください。(複数回答可)
16
14
12
10
8
6
4
2
0
14
7
3
3
上記いずれのケア
も提供していない
行動障害の方への外
出支援
長時間(
4時間以
上)
のケア
泊まりのケア
【問5】
ある
ない
11
3
41 %
11 %
問5.ケアの依頼はあるが、サービスを提供できていない
場合はありますか?
12
11
10
8
6
4
3
2
0
ある
ない
【問6】
1
4%
1
4%
1
4%
10
人材不足
12
10
8
6
4
2
0
1
1
1
1
1
男性ヘルパー不足
4%
提供資格要件満た
していない
1
問6.サービスを提供できていない理由をお聞かせくださ
い。
同性介助不可
37 %
4%
夜間対応できるヘ
ルパーがいない
10
1
経験・
スキル不足
人材不足
経験・スキル不足
夜間対応できるヘ
ルパーがいない
同性介助不可
提供資格要件
満たしていない
男性ヘルパー
不足
3 ページ
【問7】
曜日
問7.ケア(泊り、長時間、行動障害の方への支援)を
提供している曜日と時間帯にレ点を記入してください。
(複数回答可)
8
8
10
10
10
10
10
7
7
2
2
24間対応
時
17 ~
00 :
21 00
:
15 ~
00 :
17 00
:
曜日
13 ~
00 :
15 00
:
11 ~
00 :
13 00
:
00 :
11 00
:9 ~
00 :9 00
:6 ~
12
10
8
6
4
2
0
平日のケア
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
%
祝日のケア
30
30
37
26
37
37
37
37
26
7
7
週末(
土日)
のケア
6:00~9:00
9:00~11:00
11:00~13:00
13:00~15:00
15:00~17:00
17:00~21:00
21:00~翌6:00
24時間対応
8
8
10
7
10
10
10
10
7
2
2
21 ~
00翌 :6 00
:
時間帯
週末(土日)のケア
祝日のケア
平日のケア
時間帯
【問8】
人材不足
夜間対応できない
土日祝日と夜間
の人材不足
5
1
19 %
4%
2
7%
問.8 問7にてケア(泊り、長時間、行動障害の方への外出支
援)を提供できない曜日と時間帯がある場合、その理由をお聞
かせ下さい。
19 %
3
11 %
1
4%
土日祝日と夜
間の人材不足
5
2
1
夜間対応でき
ない
【問9】
人材不足
該当する利用者
がいない(依頼が
ない)
指定をとっていな
い
5
人材不足
6
5
4
3
2
1
0
問9.「いずれのケアも提供していない」理由をお聞かせ下さ
い。
5
3
1
指定をとっていな
い
4 ページ
該当する利用者
がいない(
依頼が
ない)
人材不足
6
5
4
3
2
1
0
【問10】
採用できた
採用できていない
17
3
63 %
11 %
問10.過去1年の間で訪問介護スタッフ(ヘルパー)を採用
できましたか?該当する者にレ点を記入してください。
20
17
15
10
3
5
0
採用できた
採用できていない
【問11】
常勤
非常勤
1~3名
4名以上
1~3名
4名以上
10 37 %
0 0%
13 48 %
2 7%
問11.採用できた訪問介護スタッフ(ヘルパー)の勤務形態
と人数について該当する者にレ点を記入してください。
14
12
10
8
6
4
2
0
13
10
1~3名
4名以上
常勤
【問12】
10万程度
20万前後
紹介の為、費用なし
4~5万
25万
6万程度
2
0
1~3名
4名以上
非常勤
【人材不足に関する課題やご意見、ご提案などございましたら是非ご記入ください。】
〈人材スキル〉
○登録ヘルパーの高齢化が進み、若い人材がなかなか確保できない状況の中で、ご利用者様は若い障害者の方も多くなり、
高齢者の方とは違った介助方法 (抱きかかえる等)にスキルがついていかないという現状があります
○介護保険を主としており障がいサービスをおこなえるヘルパーが少ないです。こちらが改善できれば、障がいサービスをお受
けできるかと思います。
○訪問介護員の知識、技術のレベルの低さが目立ち、給与とのバランスが取れていないと感じています。処遇の改善より、
個々の介護技術を上げるような人材教育システムがあれば、もっと他職種にも誇れる職種となり、人材不足解消とともに、介護
職員の全体のレベルが高くなるような気がします。理想論で申し訳ございません。
〈費用〉
○採用の費用や人件費に関する費用の補助をお願いしたい。
○重い障害や24時間365日の対応をする事業所については求人にかかる費用の一部を負担してくれるなども必要ではないか。
○医療的ケア実施については、研修が必須なので、研修費の補助や市内の人が受けられる研修先を置くなど法人に負担なく
医療的ケアができるヘルパーを増やせる取り組みをしてほしい。当事業所は研修先となっているが、一部補助があるなど実施
しやすくしてほしい。
○現場に一人で行き、すべてに対応しなければならない訪問介護は働く側に負担のかかる環境だと思う。もっと待遇が良くな
れば、働こうと思う人も増えるのではないかと思う。平日18時以降と土日祝日などは割増しの賃金が支払えるように単価の上
乗せ補助のようなものがあるとよい。
〈広報〉
○介護の資格取得校を併設していますが、生徒を集めるのも大変です。市などが主体となって、資格を助ける広報活動などで
きると、その地域の介護人材不足も少しは緩和されるのでは?と思います。
○会社説明会や、求人広告など行っていますが、なかなか募集の連絡も少ない。
〈制度〉
○市内でヘルパーのように在宅で支援のできる人を増やすために、独自の制度を置くなど取り組みをしてほしい。
○行動援護や医療的ケアはスタッフへの負担も大きく、育成に時間がかかり、思うように人を増やせない。同行をする際も2人
対応を認める等あるとよい。
〈人材不足〉
○就職フェア等に参加していますが、採用につながらない。特に、男性スタッフ、非常勤スタッフがいない。
○利用者のニーズが同じ時間帯にある為、多くの人員が必要になる。
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