APSの概要 - 文部科学省

資料５
APSの概要
名称
APS（Advanced Photon Source）
所在地
米国 イリノイ州アルゴンヌ市
１．施設の概要
（１）設置者
米国エネルギー省（DOE）
（２）運営の仕組み
○APSは、DOE所管のアルゴンヌ国立研究所（ANL）に属する研究施設の一つ。
○ANLは、DOEから委託を受けたシカゴ大学により運営されていたが、2006年10月より、UChicago
Argonne, LLC（シカゴ大学関係の有限責任会社）
により運営開始。
○BLの利用は全てCAT方式。
※CAT（Collaborative Access Team）：
複数の大学、研究機関、企業等から編成される
チームにより、建設・運営・利用されるBL。
SPring-8の専用BLと似た形態。
（３）施設スペック
○蓄積リング： 7 GeV、周長1,104m
○BL最大設置可能数： 68本
（４）利用等開始時期
○1990年 建設開始
○1996年 利用開始
（５）BLの整備状況
44本が稼働中、12本が試験調整運転中又は建設中
（６）職員数
約490名 （ANL全体では約2,900名）
２．施設の利用状況
（１）実施課題数
647件（1997年9月～1999年2月までの約1.5年間の実績）
（２）利用者数（訪問者数）
50,000名（1996年～2005年までの約10年間の実績）
（３）発表論文数
5,879報（1996年～2005年までの約10年間の実績）
３．運営予算
2005年 約110億円／M$101 （ANL全体では約M$475）