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意見及び意見等に対する町の考え方(対応) [409KB pdfファイル]

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意見及び意見等に対する町の考え方(対応) [409KB pdfファイル]
「 第 5 次 新 宮 町 総 合 計 画 後 期 基 本 計 画 ( 素 案 )」
に対する意見募集の結果について
「第5次新宮町総合計画後期基本計画(素案)」に対し、意見募集をした結果につ
いて、新宮町パブリックコメント手続き実施要綱(平成24年3月新宮町告示第20
号)第10条第1項の規定に基づき、次のとおり公表します。ご協力に感謝申し上げ
ます。
(1) 計画等の題名
(2) 募集期間
(計画等の案の公表日)
第5次新宮町総合計計画後期基本計画(素案)
平成28年1月13日~2月12日
(平成28年1月13日)
(3) 提出意見
別紙のとおり
(4) 提出意見を考慮した
別紙のとおり
結果及びその理由
問い合わせ先
新宮町政策経営課
TEL:092-962-0230(直)
FAX:092-962-2078
別 紙
パブリックコメントで提出された意見及び意見に対する町の考え方
○ 実施期間:平成28年1月13日(水)~2月12日(金)
○ 意見及び提案者数:5名
○ 意見及び提案件数:30件
(他に1通の意見書が提出されましたが、素案と無関係な内容のため提出意見として取り扱っていません)
○基本計画(素案)に関する意見・質問等
意見番号
施策の柱
(目標・政策・施策項目)
後期基本計画の内容
1
【全般】
2
第1章
「子育て環境が充実したまち」
第2章
「心豊かな人を育むまち」
意見・提案の内容(概要)
意見等に対する本町の考え方
第1章から第10章までを通して読んでみましたが、前期の計画と比較し
て、後期計画から成果指標・数値目標が完全に消えていることです。こ
れは一体どう言うことなのでしょうか。確かに成果指標や数値目標は明
確に表すことが難しいと言う事もあるでしょうが、まがりなりにも前期に
立てた平成27年度までの目標に対しての達成度に全く触れていないこ
とです。既に後期計画段階でそれらの数値が把握されているのかもし
れませんが、この素案を見る限りでは全く出てきません。
後期計画は少なくとも前期計画の続きの計画であり、5年経ったら目標
が消えた訳ではないでしょうから、目標数値の達成経過なり、修正なり
が有って呵るべきだと思います。これが抜け落ちた計画は有り得ません
から、具体的な達成度も織り込んで欲しかったです。
その上で新たに目標を設定したり、修正したりする事が後期計画に反
映するのですから。
全体を通じて更に感じたのは、施策の内容についてです。
努めます、推進します、検討します、という表現がどの項でも多く、計画
達成の具体的な手法や、成果数値を表す内容が少ないのは残念です。
しかもほぼ前期の文章と同じな施策もあり、頭を傾げざるを得ません。
おそらく現状の把握が明確でないので、目標や指標を掲げにくいのでは
と推察していますが、現実は前期を通じて、可也の成果を上げてきた施
策もあるでしょうし、現実に住民が感謝している施策もあると思いますの
で、もっと明確に施策の遂行状態の評価・反省を取り込んで欲しいで
す。あるいはこの素案には出てきていませんが、既に10年計画の中間
の評価がなされた上での施策だと思いますが、素案を見るに其の辺が
見えていません。
素案全体を通じて感じることは具体的な達成数値が少ない事と分析が
少ないことです。
中間計画では当初の計画に対し達成度や着手出来なかった項目など、
分析、把握がなされていないと、問題も明確にならず最後の計画達成
はおぼつかないでしょう。
其の検討がもしなされているとすれば、もっと後期計画に表記して欲し
かった。
更に施策には優先順にを明確にして、必要、且つ緊急を要する事から
実施して欲しい。
ご意見として承り、今後の参考とさせていただきます。なお、いただいた
ご意見に対する町の考え方は次のとおりです。後期基本計画を策定す
るにあたり、各課とのヒアリングを行い、前期計画の達成や進捗状況、
また、現状に問題点があるならその解決のための施策について逐次確
認を行いました。前期基本計画に掲げている数値目標についても直近
の達成値を調査しましたが、近年の急激な人口増加や社会情勢の変化
にそぐわない目標値が設定されていることが多々見受けられ、数値目
標の達成状況として実情との乖離があったため、前期の事業実績の参
考として取り扱わせていただき、後期計画への公表は控えさせていただ
きました。今後5年間の後期基本計画においても、数値目標を設定する
には、不安定な要素が多かったため、あえて数値目標を大きく掲げるこ
とは避けさせていただきました。ただし、各施策内容に対しては事務事
業があり、その事務事業について毎年目標管理を行うこととしていま
す。目標管理ではPDCAサイクルを活用し、事務事業毎に現状と課題を
把握して目標を設定、期末にその目標達成率を検証、次年度に改善を
行うことで、その都度状況に合った目標を設定・変更し、基本計画を円
滑に進めていくように考えています。
また、後期基本計画は、基本構想で定めた基本目標をそのまま引き継
いでおり、各課とのヒアリングで後期も引き続き行っていくとした施策内
容についてはそのまま引き継いでいますが、現行の状況に合っている
かその都度見直しを行いました。それに伴い、本町が直面している問題
を解決するための主要施策や施策の内容について追加も行っていま
す。
なお、「努めます、推進します、検討します」という表現が多いとのご指
摘ですが、これは総合計画審議会の中で、結語が多種多様で多すぎる
と読み手が混乱するとの指摘があり、5種類の結語に集約させていただ
いたためではないでしょうか。
第1章、第2章を通じて感じたのは、施策の内容が総花的になり、現在
の新宮町の子育て環境の、強み、弱みが見えてきません。そのため特
に力を入れたい点の具体的な内容に乏しい感があります。確かに全て
を網羅できれば良いのですが、時代背景や、地区事情も踏まえてメリハ
リのある施策を考えて欲しいです。
具体的な例を挙げますと、現在日本では16.3%の子供たちが満足な
食生活が送れていないとされていますが、新宮町の現状はどうなのか、
調査され把握されているのでしょうか。把握された上での施策なのです
か。
ご意見として承り、今後の参考とさせていただきます。なお、いただいた
ご意見とご質問に対する町の考え方は次のとおりです。現在、新宮町で
は平成27年度から平成31年度までの5か年の期間で子ども・子育て
に関する事業計画「新宮町子ども・子育て支援事業計画」を策定してい
ます。この計画策定の基礎資料として、保護者に対しニーズ調査を実
施、集約し、また、別に健診などの機会を利用して子育ての状況などを
把握するよう努めています。この調査の結果、保護者の希望の多くは子
連れで楽しめる場所づくり、医療機関の整備、保育所・幼稚園にかかる
費用負担の軽減や、保育所や町立幼稚園の利用希望が高い状況と
なっています。しかしながら、昨今は、生活様式や価値観、支援を必要
とする内容など、非常に多彩になってきていると感じております。今後
も、ニーズの多様化は進み、子育て関連の施策は、社会情勢を踏まえ
ながら検討していく必要があると考えています。よって、後期基本計画で
は全体を網羅した内容としています。
なお、経済的に厳しい家庭には、就学援助制度を利用した給食費の全
額支援を行っています。家庭内での食事の摂取については、個々の家
庭事情に踏み込むことが出来ない状況ではございますが、朝の健康観
察チェックで体重の変化に気づくようにしており、急激な変化が見受けら
れる場合には、食生活の状況等を把握するようにしています。
「子どもの健やかな成長のために良好な環境を整備する必要がありま
す」とありますが、認可保育園や認定こども園の環境整備が進んでいな
いように感じます。
例)下府コスモス保育園は、設立3年目になりますが、園庭に遊具が一
つもありません。そのような園庭の環境整備が進まないのはなぜでしょ
うか?
園の先生に聞いてみたところ、園の方針で遊具を置かないわけではな
く、予算の問題でいつ設置されるかは未定とのことでした。遊具が無い
保育園では近くの公園に遊びに行ったりすることもあると言っていました
が、そのようなことをしているようにも見えません。
これでは、室内で座って遊ぶことばかりになり、こどもの成長に悪影響
ではないかと懸念しています。
保育園によって特徴があることはいいことですが、同じ保育料を払って
いて環境が違いすぎるのは不平等ではないでしょうか?
ご意見として承り、今後の参考とさせていただきます。なお、いただいた
ご意見に対する町の考え方は次のとおりです。認可保育所や認定こど
も園の遊具等の環境整備につきましては、施設を運営している各社会
福祉法人により実施され、それぞれの法人の保育方針により異なりま
す。保護者からの要望等が多ければ法人が設置の方向に向かうものと
考えられますが、園庭の面積によっては、園庭を圧迫することにもなり、
それにより児童のけがも増えることが予想されます。
よって、現在は、各施設において子どもたちへの屋外での遊びを提供し
ている状況です。
町の幼稚園に通園する子供達の減少問題は確か議会でも問題視され
ていましたが、何故、町立の幼稚園に通わない子供が出ているのか分
析されていますか。
例えば通園の問題があります。保護者が通園に同伴する事などの問題
がありますね。
若い保護者は共働きも多く、子供の通園同伴には困難が生じ結局自宅
近くまで迎えに来る民間幼稚園に通うことになるのです。町はこの問題
に対し町立の幼稚園にもっと魅力のあるプログラムがあれば解決すると
していましたが、これはこれで正解ではあります。
しかし先述したように問題の的はもっと違うところにある様な気がしま
す。このようにいろいろなファクターを捉えた上で行政が対処する施策
が欠かせないと思います。
このように物事のある面を捉えて、施策を計画する事は間違いではない
のですが、なかなか施策通りには進まないことが多くあります。一度保
護者との懇談会などを通じて調査されたら良いのではと思います。
ご意見として承り、今後の参考とさせていただきます。なお、いただいた
ご意見に対する町の考え方は次のとおりです。分析等については、主
に延長保育や通園上の問題また、園でのカリキュラム等が考えられま
す。
これらのことについては、毎年、学校教育課と幼稚園の保護者との懇談
会で意見交換を行っており相互理解を図っております。
【全般】
3
第1章
「子育て環境が充実したまち」
施策2
就学前教育・保育の充実
施策の内容
①幼児教育・保育の充実
4
子ども達の安全安心な居場所づくりについて
第1章
「子育て環境が充実したまち」
施策3
学校教育とその環境の充実
5
施策の内容
③児童・生徒の安全・安心対策
⑦コミュニティ・スクールの推進
施策4
青少年健全育成の推進
施策の内容
②家庭・地域の教育力の向上
⑤教育環境の整備
ご意見として承り、今後の参考とさせていただきます。なお、いただいた
ご意見に対する町の考え方は次のとおりです。現在、町内には大小合
小学生の遊ぶ場(公園)が少ないように感じる。
わせて72箇所の公園があり、大きな公園(近隣公園)としては、人丸公
新宮保育園横の横断歩道のところで、5人ぐらいが座って丸くなり、ゲー 園や沖田中央公園があります。
ムをしている姿を見かけたことがある。
今後は、新設中学校の隣に新宮ふれあいの丘公園や今池公園の整備
人口増加にともないマンション等の建築は進み、小学校や中学校など を予定していますので、具体的な計画の際は、住民のニーズを把握しな
の学校の整備も進んでいるが、公園などの居場所が少ないと子ども達 がら整備を行っていきます。
が元気に外で遊ぶ姿が見られない(現に、中央沖田公園なども幼児は
たくさん遊んでいるが、小学生の姿は少ないように感じる)
各地区に最低1つは公園があってもいいのではないでしょうか?福岡市
や他の地域を参考にして公園の整備をお願いします。魅力のある公園
があれば、新宮町へ遊びに来る人も増えると思います。
意見番号
施策の柱
(目標・政策・施策項目)
第2章
「心豊かな人を育むまち」
意見・提案の内容(概要)
意見等に対する本町の考え方
どうしても盛り沢山の施策が出てくる項目です。学校、家庭、社会など子
供の生育には欠かせない多くの環境要因があるのでやむ得ないことだ
と思いますが、やはりメリハリをつけて急を要する事から取り組み、関連
付けてほかの項目にも手を付けてゆくと言う優先順位をつけながら施策
を打って欲しいです。
ご意見として承り、今後の参考とさせていただきます。なお、いただいた
ご意見に対する町の考え方は次のとおりです。今回の後期基本計画は
今後5年間の総合計画の体系的な内容で作成していますので、全体を
網羅した大きな括りのものとなっています。しかし、その施策を実施して
いく際には、ご意見のとおり、個別の施策を決定し優先順位を検討のう
え、それぞれの事業を実施していきます。
6
【全般】
第2章
「心豊かな人を育むまち」
7
施策1
生涯学習の推進
施策の内容
④交流の推進
「朝鮮通信使」の文言追記を検討してほしい
・現状と課題の6行目の「特に国指定史跡…」の前に「朝鮮通信使史跡
の調査・活用」を追記
・①の(1)の2行目「横大路家住居(千年家)」の後に「や朝鮮通信使」を
追記
江戸時代、福岡藩が総力をあげ、領民が支えた通信使。現在、ユネスコ
世界記憶遺産登録に来年登録認許の見込み。
登録の暁、その前後には福岡県が主となり記念展示会や講演会、一般
の方々の相島訪問がドット増えることは間違いありません。朝鮮通信使
の文言を総合計画にぜひとも加えて頂き歴史観光の切り口でPRすれ
ば、大いに新宮町の活性化につながるものと確信します。
ご意見として承り、今後の参考とさせていただきます。なお、いただいた
ご意見に対する町の考え方は次のとおりです。今回の後期基本計画は
今後5年間の総合計画の体系的な内容で作成していますので、国指定
の遺跡・史跡の名称のみ記載し、全体を網羅した大きな括りのものと
なっています。しかし、その施策を実施していく際には、ご意見のとお
り、個別の遺跡・史跡名称を用いた施策については、今後検討していく
予定です。
私が感じる人権問題は第一が男女差別の考え方が、この町にもまだま
だ多いことです。
政府が女性の社会進出促進をうたい文句にしています。前期計画に上
がっていた女性の登用率の向上の数値はどうなったのでしょう。後期は
どこまでを目標とするのでしょうか。
いただいたご質問に対する町の考え方は次のとおりです。本町では、第
5次新宮町総合計画に掲げる「男女共同参画の社会づくり」を一層推進
するため、平成26年3月に第1次新宮町男女共同参画基本計画(平成26
年度~平成30年度)を策定し、女性の登用率を平成30年度までに
30.0%という数値目標を新たに掲げました。今後は、計画に掲げる施策
の進捗状況を毎年度把握し課題を整理しながら、町政のあらゆる分野
で男女共同参画の視点に基づき、審議会等への女性委員登用を推進
します。
過去のアンケートでは7割以上の住民がこの町に住み続けたい、と言っ
ていますが、その大きな理由が自然環境、生活環境が良いからだと答
えています。
後述の6章の自然環境を大切にという項目と重なり、施策に東部地域
第4章
の問題が取り上げられています。ここで大事なのは、町がこの地域をど
「生活環境が充実し快適に暮らせ う捉えているのか、どのようにすべきと考えているのかが問題です。文
るまち」
章では自然が豊な東部地区としていますが、一方で地域の開発と自然
の保全とどちらに重点を置いているのかはっきりしないのです。
施策1
その一つが未だにゴルフ場計画が消滅していないのです。もはや衰退
秩序ある土地利用
に向かったゴルフ場建設計画がまだ生きていたとはびっくりさせられま
す。やはり町が率先して終焉させて次の段階に進むべきだと思います。
施策2
道路網の整備と道路環境の充実 さて、道路問題ですが山田線の歩道の整備は住民に大いに感謝されて
います。しかし近年車両の通過台数も増えたため須川の交差点近くの
歩道が危険にさらされるなど、歩道の確保への具体的な考察はないの
【全般】
でしょうか。
三代・的野線などの都市計画道路が、地域住民に計画をオープンにし、
必要性を示しながら内容を広く開示し、一部の地権者中心での計画推
進でなく、行政が広く地域住民に是非を問いながら施策を進めて欲しい
です。
ご意見として承り、今後の参考とさせていただきます。なお、いただいた
ご意見に対する町の考え方は次のとおりです。東部地域については、
第5次総合計画前期基本計画に基づき、的野・立花口・三代・原上地区
の今後10年間の地域特性を活かした土地利用のあり方等、基盤整備
に関わる将来構想について、平成23年度から平成27年度まで地区ご
とで議論・検討していただき、各地区の構想をまとめていただきました。
後期計画については、この構想に基づき、施策を推進していくこととして
います。
次に県道山田新宮線の歩道確保についてですが、現在立花小学校か
ら町道干原線までの歩道拡幅工事が完了しましたが、町としては須川
交差点までの歩道拡幅を福岡県に要望しておりますので、今後も継続
して歩道拡幅要望を行っていきます。
第2章
「心豊かな人を育むまち」
8
施策3
歴史・文化の継承と創造
【現状と課題】
施策の内容
①文化財の保全と保存
9
「国際交流」の文言追記を検討してほしい
ご意見として承り、今後の参考とさせていただきます。なお、いただいた
・釜山の盆浦小学校と新宮町の3つの小学校の交流が長年実施され国 ご意見に対する町の考え方は次のとおりです。第1章の施策3の⑥に
際交流してきたことからも、国際交流の文言は入れて欲しい。
「国際交流の推進」の項目があり、今回のご意見の内容を網羅している
ので、そちらで充分に対応可と考えています。
ご指摘のとおり、本町の小学校と釜山の盆浦小学校と姉妹校を締結し
て、国際交流を行っていますが、近年の国際情勢等もあり、相手国の事
情で交流が中断されています。
国際交流が出来るような環境が整えば、再開する予定としています。
第3章
「人権が尊重されるまち」
【全般】
10
コミュニティーバスを利用して有料のスクールバスの運行は出来ないの ご意見として承り、今後の参考とさせていただきます。なお、いただいた
第4章
だろうか。前述の子育ての項目で出た、立花幼稚園などのために有料 ご意見に対する町の考え方は次のとおりです。立花幼稚園について
「生活環境が充実し快適に暮らせ の通園バスを検討してはどうですか。確かに町内全域から見ると不平 は、園区を撤廃しており町内全域から通園出来るようになっております。
るまち」
等だとかの意見もあるが、通園する園児や保護者にとっては望まれると スクールバスについては、現状では計画がございませんが、入園希望
11
施策3
公共交通の充実
同時に、町の幼稚園に通う幼児の増加が期待出来ます。
他の市町村の現状ではどうしているのか調査しながら考えて欲しい。
施策の内容
②コミュニティバスの充実
12
水の供給を効率の悪い自己水源から広域水道からの供給に切り替え
ていくとの事であるが、この5年間に自己水源の割合を40%から10%
に急激に落として、更に5年後も20%にしています。しかし過去に経験
した様な渇水時の水の確保が出来るのですか。異常気象の渇水時は、
どの行政も自分の所の供給が十分確保できなければ、他への供給を絞
ろうとするでしょう。その時新宮町はどうするのですか。採算が悪いから
第4章
「生活環境が充実し快適に暮らせ 自己水源を減らしているとしていますが、いざとなった時にどうなるで
しょう。目前の採算も結構ですが、将来のリスクも考えて置くべきです。
るまち」
その為には東部地区(的野地区)などに新たな自己水源(地下水源)確
保が出来ないか準備調査もしておくべきではないですか。
施策4
更に今後本格的に下水道事業が全町内に本格化したとき、住民が持っ
水の安定供給
ている地下水(井戸)の扱いをどの様に見直すか、あくまでも採算ベー
スを重点にする為、井戸を消滅させてゆくような施策を講じるとしっぺ返
【全般】
しが起こる事もあるかもしれません。既に事前の調査をしているとは思
いますが、いろんなファクターを考えて計画を組むべきだと思いますが
どうでしょう。上下水道は常に連係して考えておられると思いますが。
施策5
下水道の整備
【全般】
ご意見として承り、今後の参考とさせていただきます。なお、いただいた
ご意見に対する町の考え方は次のとおりです。福岡地区水道企業団
は、新宮町を含む福岡都市圏で構成される団体であり、過去の渇水経
験からダム建設や海水淡水化など、以前に比べ渇水に強い水源開発を
施しておりますので、渇水時に特定の市町村の都合により、受水量を調
整することはありません。
また、過去の渇水時にはなかった北九州市用水供給事業からの受水
が開始されており、水量が豊富な遠賀川から取水しているため、安定し
た受水ができるものと考えております。
現在、本町の人口は増加しているものの、節水器具の普及により一人
あたりの使用水量は減少しているため、今後も大幅な給水量の増には
至らない一方で、平成28年度には北九州市から1日1,000㎥、平成30年
度には福岡地区水道企業団から1日300㎥増量される予定であり、より
一層水資源の安定化が図られることから、福岡地区水道企業団、北九
州市用水供給事業、自己水源の三つを活用することで、災害時などの
リスクを分散しています。
なお、下水道は上水道のみではなく、井戸水を利用することができます
ので、町内全域に下水道が普及しても、基本的に個人が所有する井戸
が消滅するとは考えておりません。
東部地区の下水道については、新たな処理場設置を検討されるのなら ご意見として承り、今後の参考とさせていただきます。なお、いただいた
ご意見に対する町の考え方は次のとおりです。隣接の久山町において
は、古賀市・新宮町を除く糟屋地区6町で構成される多々良川流域下水
道(処理場は粕屋町)にて下水を処理されています。東部地区において
は流域下水道への接続も検討の選択肢のひとつになりますが、接続に
対する多々良川流域の同意や既設管渠の流下能力及び支払うことに
なる建設負担金などを踏まえたうえで、単独か広域かの最適な整備手
法を検討いたします。
久山町、福岡市などと処理場の共同使用は出来ないのでしょうか。
第4章
「生活環境が充実し快適に暮らせ
るまち」
13
者の増加に繋がるようニーズ調査などを含め、立花幼稚園のあり方を
検討し、魅力ある幼稚園づくりに徹底して取り組んでいきます。
また、本町のコミュニティバス「マリンクス」でのスクールバスとしての利
用は、路線バスであること、台数に余裕がないこと、国や県の補助金を
使って購入しているため使用目的が限定されていることなどの理由か
ら、非常に難しいと考えられます。また、近隣の市町でスクールバスとし
て利用されている事例は知る限り聞き及んでおりません。
意見番号
施策の柱
(目標・政策・施策項目)
意見・提案の内容(概要)
意見等に対する本町の考え方
東部地区の公園は自然環境に配慮すると言うより自然環境を生かした ご意見として承り、今後の参考とさせていただきます。なお、いただいた
ご意見に対する町の考え方は次のとおりです。東部地区での公園整備
は、各地区での交流拠点を形成するためのものであることから、各地域
ごとで住民の代表の方々との検討会議を開き、各地域の将来構想をま
が難しくなりつつあります。町はこれらの土地を地域の組合の方たちと とめて頂きました。
話し合いながら、自然公園の一環として利用していく事が出来ないか、 今後は、この構想を基に具体的な計画を策定して行く中で、ご意見頂い
一度状況を調査してみてはどうですか。
た自然環境を生かした公園作りを検討します。
公園作りを考えたいものです。
第4章
「生活環境が充実し快適に暮らせ 新宮町の東部地区には昔の入会地を起源とする、地域の一部の人達
が財産組合という形で管理している土地がありますが、高齢化で管理
るまち」
14
施策6
公園の整備
【全般】
15
国の環境基準に従うのも結構ですが、場合によってはもう一歩踏み込
んで、町独自の条例で環境基準を設けても良いと考えます。住民の生
第4章
活環境を良好に維持するには後追いで無く、開発計画の段階から厳しく
「生活環境が充実し快適に暮らせ チェックする必要があります。
るまち」
良い自然環境・生活環境を町の看板とする為には是非取り組んで欲し
いものです。
施策7 生活環境の充実
ご意見として承り、今後の参考とさせていただきます。なお、いただいた
ご意見に対する町の考え方は次のとおりです。環境基準については、
科学的知見及び適切な科学的判断が必要とされることから、町独自で
環境基準を設けることは難しいと思われます。
町では、都市計画法に基づき、住環境に配慮した立地基準の区分をし
ています。また、開発時は町独自の開発指導要綱に基づき、指導してい
ます。
【全般】
16
17
【現状と課題】
施策の内容
①生活環境の維持
第5章
「安全・安心な生活が送れるまち」
18
■近年の新宮町は都市化で人口増加と企業誘致が増加傾向です。住
宅地域と会社商圏地域との共生で生活環境が変化し騒音などの対処
が難しい状況であります。
恒久的な対策としては規定書を策定し住民と疎通を取り規定概念に捕
らわれることなく現状にあった生活環境の維持、管理が最適と考えま
す。
ご意見として承り、今後の参考とさせていただきます。なお、いただいた
ご意見に対する町の考え方は次のとおりです。同章の施策7の現状と
課題の中に「■大気汚染や水質汚濁などの公害問題について…」とい
う一文があり、「などの公害問題」の中に騒音や悪臭の問題も含まれて
いると考えますので、現状のままでいきたいと考えます。
(7)商圏地域と併設している住居地域で騒音などで悩んでいる地域住
民が安心して暮らせるように、関係機関が連携し、新宮町騒音規制条
例の厳正な運用に努めます。
ご意見として承り、今後の参考とさせていただきます。なお、いただいた
ご意見に対する町の考え方は次のとおりです。騒音については、同章
の施策7の②「(1)騒音や悪臭などの公害発生状況を調査するととも
に、公害発生原因者への指導や立入検査を強化します。」に記載してい
ます。
また、環境課では、苦情があれば随時現場確認や原因者への指導を
行っています。騒音規制法の範囲外であっても原因者へのお願いという
形で音の軽減に努めてもらうよう依頼しています。ただし、基本となるも
のは、騒音規制法になりますので、対象外であれば強制力はありませ
ん。
なお、現在、新宮町騒音規制条例というものはなく、策定する予定も今
のところございません。
↑
(意見欄にはこのことしか書かれていませんでした。この施策を追加し
てほしいという意味だと思われます)
防災マップを作るだけでなく警戒区域内の住民自身がどの様な安全対
策を行ったら良いか、具体的な処置をするための相談にも力を入れて
欲しいものです。
警戒地域を指定し安全確保に努めますとされています。当然具体策は
考えられているでしょうから、直ぐにも地域内の住民まで下ろして指導し
て欲しいです。
地域の自主組織(消防団)を増やす事は既に農業人口の減少や、若い
人が町外に働くため出てゆく事が増えて、次第に難しくなってきました。
人員を無理やり集めてもいざという時に実働人員が不足するなど、活動
が阻害される事態も想定しなければなりません。根本的に防災組織の
在り方を考える時ではないでしょうか。
ご意見として承り、今後の参考とさせていただきます。なお、いただいた
ご意見に対する町の考え方は次のとおりです。本町では、防災マップと
して「新宮町ハザードマップ」を作成しており、地図面に避難所や土砂災
害警戒区域等を、情報面には防災に関して取り組んでいただきたいこと
などを掲載しています。災害に強い町づくりのために、まずは自分の命
は自分で守る「自助」と、地域や身近にいる人どうしで助け合う「共助」を
推進しており、「新宮町ハザードマップ」を町内全戸配布を実施して啓発
しているところです。
さらに、地域の実情に応じた防災訓練や講座の実施ができるように、行
政区長からの相談に応じて、防災専門官による行政区防災訓練等の企
画立案支援や講話実施、県事業を活用するなどして取り組んでいるとこ
ろです。
ご意見にあります「自主組織(消防団)」につきましては、消防団員を確
保するのは厳しくなってきているのが現状であります。しかし、阪神淡路
大震災及び東日本大震災以降、「自助」「共助」「自主防災組織」への考
えが高まり、地域で防災組織を立ち上げる「自主防災組織」設立へ向
かっています。本町では、自主防災組織設立を促進するため、各行政
区での防災訓練や講習の実施については、まずは実践してみること
や、日頃から行われている地域行事に合わせて開催すること、夏祭りな
どの夜店が炊き出し訓練につながっていることなど、身近なことが防災
訓練になっていることを呼びかけており、防災に対する負担感を和らげ
ることで防災活動が取り組みやすく、そして、防災活動を契機にして、共
助のためにも欠かせない地域の中の横のつながりを強化できるように
努めています。
今後も、自助・共助を念頭に、地域の防災活動への取り組みについて
発信していきます。
環境監視委員などが設置されているのでしょうか。環境保全の為には
時系列的な監視が必要であり、定期的に地域の環境を見回る必要があ
ります。その結果を踏まえて環境の変化に適切な処置を講じるシステム
が欲しいものです。
ご意見として承り、今後の参考とさせていただきます。なお、いただいた
ご意見に対する町の考え方は次のとおりです。現在、当町では環境監
視委員の設置はいたしていません。環境に関する見回りとしましては、
平成27年度から都市整備課が委託している道路パトロール時に、合わ
せて不法投棄等の見回りをお願いしています。
前にも述べましたが住民の多くの方が本町に住みたいと思っています
が、その大きな理由の一つが町の自然環境の良さを上げています。自
然環境の良さが我が町の看板であり、大きな魅力でもあります。決して
町の看板は商業ベースの町でもなければ、工業の町でもありません。
更には一部の人達の無関心やエゴの為に環境が破壊される事が無い
よう常に監視すべきです。
ご意見として承り、今後の参考とさせていただきます。なお、いただいた
ご意見に対する町の考え方は次のとおりです。上記でも述べさせていた
だきましたが、監視については現在監視委員等の配置は行っていませ
んが、道路パトロール時に合わせて不法投棄等の見回りをお願いして
います。
施策1
防災対策の充実
施策の内容
③ 危険箇所への対策
第6章
「自然と環境を大切にするまち」
19
【全般】
第6章
「自然と環境を大切にするまち」
20
施策2
自然環境の保全と緑化の推進
施策の内容
①自然の保全と活用
意見番号
施策の柱
(目標・政策・施策項目)
第7章
「活力を生み出すまち」
21
施策1
農水産業の振興
【全般】
第7章
「活力を生み出すまち」
22
施策3
観光の振興
施策の内容
② 連携による観光の推進
第7章
「活力を生み出すまち」
23
意見・提案の内容(概要)
意見等に対する本町の考え方
日本の都市に近い農漁村はどこも地元の若い人達が地域外へ流出し、
労働力不足が顕著になっています。従って産業の在り方や形態を変え
ねばならない事態を招いています。わが町でも同じです。しかし農業者
自身で新たな取り組みをする事はなかなか難しい課題です。案としての
観光農園の増設も良いのですが、限られています。結局は民間の農業
法人などの事業体の導入も検討すべきだと思います。全国ではかなり
検討、実施例が出ていますが、その為には組織的なリーダーシップが
必要、且つ重要になるので、行政による誘導が必要だと考えます。
更には素案にも触れられていますが、農水事業者が十分に食べていけ
る事業の取り組み、手法を考える、と同時に生産された産物を如何に高
付加価値を持たせて流通させるか、 行政も更に知恵を絞って欲しいで
す。以前農業の6次産業化の推進に役場が講座を開いてくれたり、オ
リーブの試験栽培を進めてくれましたが、その後の成果はどうでしょう。
ご意見として承り、今後の参考とさせていただきます。なお、いただいた
ご意見に対する町の考え方は次のとおりです。農業法人等の導入は、
本町の農業、農地を守り、雇用を創出する上で有効であると考えられま
す。
個人の農家が農業を持続していくためには、付加価値のある作物の生
産とその流通が必要であり、それがうまく循環することで、経営の安定と
農業従事者の確保につながると考えられます。
いずれも農業者の地域でのまとまりも必要となりますので、まずは情報
提供を行いながら支援策を検討していきます。
オリーブの試験栽培につきましては、現在、みかん農家を中心に進めて
います。今後、事業として進めていくには、本町の気候にあった品種の
選定や収量を増やす必要がありますので、引き続きオリーブの育成に
ついて研究していきます。
この項目は大事です。地元の各種の事業体や団体を巻き込んで勧めて ご意見として承り、今後の参考とさせていただきます。なお、いただいた
欲しいです。
ご意見に対する町の考え方は次のとおりです。平成27年度に新宮町お
もてなし協会を設立し、協会を中心とした新宮版DMOの確立に向けて
計画を策定中です。協力団体として、新宮町商工会、JA粕屋、新宮相
島漁協、立花山観光協会、相島ドリームワークス、筑前新宮に白砂青
松を取り戻す会、新宮町歴史と自然保護の会、体育・文化協会、各行政
区及び今後設立を予定している任意振興団体などを想定しており、平
成26年度から実施している「新宮劇場」での体験型観光の実践を元に
町の観光・農水商工業の振興に努めていきます。
また、町内観光資源のみではインパクトが弱く現時点の集客能力は高く
ないとの自己分析もあり、広域連携を含む、企業や自営業者などとの連
携も進めていきます。
問題の放置された空き地等があっても、地域の人が地権者にクレーム
をつけ難いケースもあり、環境保護の観点と合わせて行政でも定期的
な見回りを行って欲しいです。
ご意見として承り、今後の参考とさせていただきます。なお、いただいた
ご意見に対する町の考え方は次のとおりです。町が相談を受けた空き
地等の苦情に対しては、土地所有者等に対して、問題解決(草刈りやご
みの散乱防止等)の依頼を行い、必要に応じて勧告を行っています。
また、現在、空き家・空き地等の実態調査を行っています。どれだけの
空き家・空き地がどこにどんな状態であるのか、この調査で判明するこ
ととなります。この調査結果を踏まえて、次年度以降に対策計画を策定
する予定しております。
ちょっと気になったのですが、新宮町の特有の健康を害する病気などは
ないのですか。住民検診などを通じて統計的な観察がなされているの
でしょうか。
例えば西部地区と東部地区との間で食生活や健康状態には差が認め
られませんか。
施策の内容ですが、どうも項目が前期のスタート時のような文章になっ
ています。
5年間ではいろいろの施策を講じているのですから、後期では更にこれ
を強化するとか、新たにこんな事にも取り組むとか無いのでしょうか。項
目が前期と全く同じですね。
例えば前期で計画された特定検診受診率はどこまで上がっているの
か。がんの検診率は後期ではどこからどこまでの数値目標を置くので
しょうか。
次の高齢者福祉、障害者福祉、社会保障の充実についても同様です。
ご意見として承り、今後の参考とさせていただきます。なお、いただいた
ご意見・ご質問に対する町の考え方は次のとおりです。新宮町の死因な
どをみますと、全国と比べて大きく問題となってくる特有の病気はなく、
健診の結果ではややLDLコレステロール値が高い傾向が見られる程度
です。国民健康保険の医療費の分析では、虚血性心疾患の重症化予
防が医療費削減につながると言うことで、データヘルス計画を作成し、
健診の受診率向上と健診後の保健指導の充実に努めているところで
す。総合計画の後期基本計画と言うことで、大きな目標を挙げさせてい
ただき、具体的な施策は下位の計画でお示しさせていただいておりま
す。
高齢者・障害者・難病者対策は6年の実績により別紙項目(左のページ
数及び項目欄のこと)に於いて体験して居りますが、総じて社会問題提
起であり、問題解決にはCSR(※注1)の市民講座の開催よりスタートが
必要です。依って企画に於かれましては、有識者の会合等により、この
プログラムを公開し、発表の上、担当者を決定し押し進める気があるの
か?をexamination(※注2)して欲しい。尚このようなテーマは他の自治
体はすでにやって居り、地域活性化コミュニティすることで住民定住や、
移住、まちおこし等がなされています。振興地の方々には特におすすめ
と考える。
ご意見として承り、今後の参考とさせていただきます。なお、いただいた
ご意見に対する町の考え方は次のとおりです。市民講座のような様々
な講座は、現実に各課で実施しているものがあります。ただし、まちづく
りや地域振興までの市民講座になると、町として全庁的に取り組む必要
があるのではないかと思いますので、ご提案の内容につきましては、今
後検討をし、施策展開の参考にさせていただきます。
また、現在、新宮町の観光については「集客・交流」をスローガンに進め
ています。新宮町に既に住んでいる人、最近新宮町に移り住んで来た
人、新宮町に訪れる人の融合・交流の機会を多く設け、郷土愛や、新宮
町に住んで良かった、新宮町に住んでみたいなど、住民が誇れる町づく
りを推進することにより、地域振興・定住・移住対策を検討していきま
す。
施策4
人口減少の対策と地域振興の推
進
施策の内容
② 空き家・空き地の対策
24
第8章
「健康で福祉が充実したまち」
【全般】
25
第7章
「活力を生み出すまち」
施策2
商工業の振興
施策の内容
①商業の振興
②製造業・工業の振興
施策3
観光の振興
施策の内容
②連携による観光の振興
③観光振興の仕組みづくり
施策4
人口減少の対策と地域振興の推
進
施策の内容
③地域振興策の推進
④交流の拠点づくり
第8章
「健康で福祉が充実したまち」
施策3
高齢者福祉の充実
施策の内容
①高齢者の社会参加
③日常生活支援の充実
⑤高齢者の交流拠点の充実
施策4
障がい者福祉の充実
施策の内容
①障がい者の自立と社会参加の
支援
(※注1)CSRとは、企業の社会的責任”corporate social responsibility”
の略称。企業が利益を追求するだけでなく、組織活動が社会に与える
影響に責任を持ち、あらゆる利害関係者からの要求に対して、適切な
意志決定をすることを指す。
(※注2)examinationとは、調査・検討という意味。
住民に密着したテーマですから、なかなか難しい面もありますが、10年
計画の半分が終わった段階で改めて、コミュニティー組織のあり方や構
築の仕方について町民の考えや意見をアンケート等で調査してはどう
第9章
ですか。後期のスタートは良い機会だと思います。
「みんなの力で地域づくりを進める 調査は個人の生活領域にも踏み込む様な事もあるので、アンケートでも
まち」
取らないと問題が見え難いです。
26
施策1
コミュニティの振興
【全般】
ご意見として承り、今後の参考とさせていただきます。なお、いただいた
ご意見に対する町の考え方は次のとおりです。本町は開発による急速
な人口の増加や新興住宅の増加など、核家族化やひとり親家庭、共働
き世帯が急増しており、家族形態の変容や価値観、ライフスタイルの多
様化の背景において、つながりや支え合いの希薄化が益々懸念されて
きています。
このような中、第5次総合計画の基本理念の1つである「協働で拓くまち
づくり」を進めており、平成27年3月には協働のまちづくり指針を策定し、
さらに協働の必要性をお示しし、推進を行っているところです。
今後は、この協働のまちづくりの考えと連動した多様性のあるコミュニ
ティの形成に向け、課題抽出のためのアンケート調査を検討し、第6次
総合計画(前期計画)策定までに施策が講じられるように努めて参りま
す。
意見番号
施策の柱
(目標・政策・施策項目)
意見・提案の内容(概要)
意見等に対する本町の考え方
この項目で始めて別表1に前期からの流れが判る数値が出てきていま 後期基本計画の素案のとおり、今後は公益活動団体の継続的な活動
す。
へとつながるような団体育成への取り組みを推進していきます。
第9章
この表により次の課題が見えてくると思います。何故登録数が減ったの
「みんなの力で地域づくりを進める か、原因を確かめて次の新たな施策を考えるのですが、この項では後
期のその対応施策も出ておりますね。
まち」
27
施策2
協働・公益活動の推進
【全般】
28
行政で一番苦労の多い課題であり、財政も含めて難しい舵取りが求め いただいたご質問に対する町の回答は次のとおりです。後期基本計画
られる数々の施策です。前期の数値目標はどの様に推移したのでしょう を策定するに当たり、前期の進捗状況を各課にヒアリングし、その時に
か。
前期に設定した数値目標の達成度を確認しています。第10章の施策1
第10章
で設定していました数値目標について、経常収支比率は、21年度実績
「行政を経営し計画を着実に進め
は91.30%でしたが、26年度は85.90%でした。実質公債費率は21年度
るまちづくり」
実績は17.20%でしたが、26年度は8.0%で、どちらも前期基本計画の目
標(斜め下矢印)は26年度時点で達成していました。
施策1
効率的な行財政運営
【全般】
29
述べられている様に、行政運営や行政サービスは現代社会では広域的
な考察がなければ立ち行かないことが多くあります。数々の広域行政例
が示されてますが、私は前述した様に、東部地区の下水処理も久山町
第10章
「行政を経営し計画を着実に進め や福岡市とも検討されたら良いのでは無いでしょうか。
久山町が山田地区でどう処理をしているか判りませんが、立花口、的野
るまちづくり」
や寺浦地区の下水処理場を新宮町だけで構築するより、隣の市町村と
共同で構築したら時間や経費が改善されて良いのではと思います。多
施策2
分検討は既に為されているかも知れませんが。
広域行政の推進
ご意見として承り、今後の参考とさせていただきます。なお、いただいた
ご意見に対する町の考え方は次のとおりです。前にお答えしたもの(13
番目の回答)と重複いたしますが、隣接の久山町においては、古賀市・
新宮町を除く糟屋地区6町で構成される多々良川流域下水道(処理場
は粕屋町)にて下水を処理されています。東部地区においては流域下
水道への接続も検討の選択肢のひとつになりますが、接続に対する
多々良川流域の同意や既設管渠の流下能力及び支払うことになる建
設負担金などを踏まえたうえで、単独か広域かの最適な整備手法を検
討いたします。
施策の内容
②広域行政の推進
30
今回始まったマイナンバーへの対応など町民とのパイプはより密度を濃
くしなければなりません。一番ご苦労の多い所だと思います。新宮町は
進んで取り組んでいると思います。
第10章
「行政を経営し計画を着実に進め 最後に提案なのですが、どうも新宮町のホームページが盛り沢山の情
報を抱えている為に、見づらい様な気がします。そこで防災のページ
るまちづくり」
や、公共交通、議会情報、ボランティア活動に関する情報などのページ
を独立するなど工夫をしてみたらどうでしょうか。そうする事で合わせて
施策3
国や県の広域情報なども取り込んでもらうと、より充実した町民への広
情報化の推進と広報広聴の充実 報やサービスが提供できると思います。
施策の内容
② 広報機能の充実
ご意見として承り、今後の参考とさせていただきます。なお、いただいた
ご意見に対する町の考え方は次のとおりです。ご指摘のとおり、町の公
式ホームページについては、過去にも必要な情報にたどり着きにくいと
いったご意見をいただいております。そのため、町ホームページの構成
にあたっては、現在、見る人の立場に立ち、検索しやすいホームページ
となるよう、庁内各課局や関係部署と連携を図りつつ、情報の鮮度や重
要性等を重視し、現在利用しているシステムの構成範囲内において、今
尚改善に努めているところです。
今後、町公式ホームページのシステム更新の際には、情報を見る人に
的確に且つ分かりやすく表示できるシステムの構築に努めて参ります。
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