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ヘルシー食生活通信
ヘルシー食生活通信 食中毒を防ぐための3原則 食中毒予防の3原則は、細菌やウイルスを 「つけない」 「増やさない」 「やっつける」 の3つです。 食品や料理に細菌が入り込まないためのポイントを紹介します。 ① 「つけない」 見た目はきれいでも、手には多くの細菌がついています。 手洗いのポイント 1. 指輪や腕時計 をはずす。 ていねいに手を洗う習慣を身につけるようにしましょう。 2. 石けんを十分泡立て、20 秒以上もみ洗いする。爪 の間や指の間もよく洗う。 ② 「増やさない」 冷蔵庫に保存する時の ポイント 3. 流水でよく洗 い流す。 4. 乾いた清潔なタ オルで水気をよ くふきとる。 冷蔵庫や冷凍庫は保存に便利ですが、過信は禁物です。 早めに食べるようにし、食品の長期保存は避けましょう。 ◎冷蔵庫や冷凍庫は詰め過ぎない(容量の7割を目安に) ◎冷蔵庫の温度は10℃以下に、生ものを入れる場所は4℃以下に、冷凍庫は-15℃以下を維 持する ※多くの細菌の増殖は10℃くらいで遅くなり、0℃くらいで停止する。 ただし-15℃でも死滅する訳ではないので注意が必要 ◎肉や魚はビニール袋や容器に入れ、ほかの食材に触れないようにする ◎温い食品は冷ましてから入れる。 ◎ドアの開閉は出来るだけ早く、回数を少なくする。 ③ 「やっつける」 調理の時のポイント 調理は清潔な手で行い、食材は加熱することを心がけましょう。 あやしいと感じた食品は捨てましょう。 ◎加熱調理の際は十分に加熱する(食品の中心部が 85℃以上の、1分以上の加熱が目安) ◎厚い肉や魚の姿焼きなどは切れ目を入れ、中まで火 を通す。 ◎調理を中断するときは室温に放置せず、冷蔵庫に保 管する。 (再び調理するときは十分に加熱を) ◎電子レンジで調理する際は適した容器やふたを使い、 調理時間に気をつける。 ◎熱の伝わりにくいものは、ときどきかき混ぜながら 調理する。 広報たいき8月号 (№78) 13