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固定資産の譲渡先決定
平成15年1月22日 各 位 会 社 名 株式会社ダイヤモンドシティ 代 表 者 名 取締役社長 野 島 英 夫 (コード番号 8853東証第2部・大証第2部) 問 合 せ 先 常務取締役コーポレート担当役員 坂 本 誠 (TEL 06‐6261‐9600) 固定資産の譲渡に関するお知らせ 当社は、平成14年12月19日に公表しました標記に関する事項について、信託受益権の「譲渡 先」が最終決定しましたので、改めてお知らせいたします。 記 1. ㈱ダイヤモンドファミリーの固定資産の譲渡 (1) 譲渡の内容 当社の連結子会社である㈱ダイヤモンドファミリーは、奈良ファミリー(大型複合商 業施設、住所:奈良県奈良市西大寺)の資産を三菱信託銀行㈱に不動産信託し、その信 託受益権を譲渡するものであります。譲渡資産は、土地(28,615㎡)、建物(延床面積: 115,707㎡) 、借地権およびその他権利関係であります。 (2) 譲渡後の施設の運営管理 ㈱ダイヤモンドファミリーは同施設のプロパティマネジメント(以下PMと称しま す)業務の受託を前提に上記の譲渡をいたします。従いまして、同施設の運営管理(テ ナントリーシング、コンサルティング営業、マーチャンダイジング、販促、売上管理、 施設管理等)は従来同様、㈱ダイヤモンドファミリーが引き続き行います。 2. 譲渡先の概要 (1) 商号:日本リテールファンド投資法人 (2) 本店所在地:東京都千代田区紀尾井町4番3号 (3) 代表者の役職氏名:執行役員 泉館紀尾井町ビルディング 廣本裕一 (4) 弊社との関係:資本、人事等の関係はありません。 (5) 事業の内容 商業施設に特化したREIT(不動産投資信託)。投資家から集めた資金を商業施 設関連の不動産を中心に運用し、その不動産から得られる賃料収益や不動産の入替え に伴う売却益(損)を投資家に分配する事業です。資産の運用は資産運用会社に委託 しています。 3. 譲渡の目的と資金調達について (1) 譲渡の目的 今回の譲渡は、有利子負債の圧縮によるキャッシュフローの改善とB/Sのスリム化 をはかることを目的としております。 (2) 資金調達の多様化 今回は、当社グループ初の不動産証券化の活用であります。現在までに差入保証金の 流動化、リース等を実施しておりますが、今後も資金調達の多様化に積極的に取り組ん でまいります。尚、今回の譲渡は、「中期経営計画」に掲げております財務戦略「資金 調達の多様化」の一環であります。 4. 譲渡資産の詳細 資産の内容および所在地 (内容)奈良ファミリー 土地、建物、借地権および その他権利関係 帳簿価額 329.9億 (所在地)奈良県奈良市西 大寺東町2丁目4番1号 合 計 譲渡価額 339.5億円 現況 国内有数の商業施設で、核店舗 はGMSのジャスコと近鉄百 貨店、専門店は約150店舗。 敷地面積:28,615㎡ 延床面積:115,707㎡ 駐車台数:1,800台 − 329.9億円 339.5億円 ※譲渡価格には、土地及び建物の賃貸人向け差入保証金(2,858百万円)が含まれています。 5. 今後の当社グループのPM事業 当社グループ(以下当社と称します)は平成13年2月期より、商業施設の運営管理に特 化したプロパティマネジメント(以下PMと称します)事業を開始しております。30余年 の商業デベロッパーとしての経験と蓄積されたノウハウは、単に建物・施設管理に留まら ず、ショッピングセンターの集客力と坪単位の売上効率を高め、商業施設の不動産価値を 極大化させることを可能としております。 (1) PMの主な業務内容 テナント運営管理 ・出店契約によるテナント管理 ・館内MD方針作成 ほか テナントリーシング ・テナント入替 ・新店舗導入・出店契約締結 メンテナンス 販売促進 ・施設管理(設備、清掃、警備)ほか ・販売促進業務 ・マーケット調査 売上金管理 ・売上金の収受・確定 ほか ほか その他 ・クレーム対応・近隣対応 ほか (2) PMフィー 当社の収益は運営管理の対価としての定額のフィー、及び賃料増加に伴うインセ ンティブフィーがあります。 (3) 当社グループが受託するPMの代表的なパターン (イ)新規開発型 (ロ)既存他社物件のPM化 (ハ)既存自社物件売却型 現在、受託しておりますPM業務は既発表の「エスパ川崎」、 「あびこショッピングプラ ザ」があり、今回「奈良ファミリー」は、3番目のPM事業を継続することとなります。 新規ショッピングセンター開発においても、従来不動産を所有するか、サブリースとし ての事業を行うかの何れかであることに加え、PMとしての事業を前提とした開発を行う ことによって当社グループのショッピングセンター開発手法は多様化し、より多くのビジ ネスチャンスをもたらすものであります。 6. 譲渡の日程 平成14年12月19日 当社臨時取締役会決議 平成15年 1月22日 譲渡先決定 平成15年 3月上旬 信託受益権譲渡、およびPM業務受託(予定) 以 上