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蜜ろう粘土でつくる「花の子ども」 - STOCKMAR(シュトックマー)
蜜ろう粘土でつくる「花の子ども」 蜜ろう粘土でつくる「花の子ども」 花の子どもをつくる 蜜ろう粘土で花を作るのは、子どもにとっても大人にとっ ても楽しいものです。それぞれの技術や能力に合わせて 作ります。子どもが小さければ小さいほど、創造力を使っ て形を作ろうとしているときには自然なまま制約しない ようにします。もう少し大きい子どもの場合には、まず花 や葉の形を観察することに時間をかけるとよいでしょう。 ハートの形?槍の形?丸い?それとも長細い?花びらは何 枚あるでしょう?おしべやつぼみはどんなふうでしょう? このように観察することによって、洋服や、花の帽子、腕 などをどのように創ろうかという構想に刺激を与えます。 次に、 「バラの子ども」の作り方の手順をひとつずつ示し ていきます。 全般的なヒント 教育的側面 蜜ろう粘土は固く、何かを作ろうとするときには暖かな 固い蜜ろう粘土を、柔らかく使えるような形状に変えて 手で強くこねなくてはなりません。蜜ろう粘土をあらか いくのは、子どもたちにとって貴重な感覚体験で、子ど じめぬるま湯であたためておくと、小さなお子さんにと もの想像力をはぐくみ創造性や形に対する感覚を目覚 ってはこの作業が簡単になります。子どもたちが、粘土 めさせます。また、蜜ろう粘土をリズミカルにこねること が使えるように手で温めたりこねたりしている間、お話 によって運動能力を鍛えることにもなります。そして、 をしたり本を読んであげるとよいでしょう。 すべてのリズミカルな動きと同様、運動技能や器用さを 促進するだけでなく、言語や思考の発達にとって良い影 響を与えます。 1 1.まず、胴体をつくります。これに各部位を くっつけていきます。ですから、つかみやすく 立てやすいように底面が広がっていなくては なりません。白い蜜ろう粘土を、温かい手でや わらかくなるまでこね、長さ約8cmの筒型を つくります。 2 1 それをころがしながら、 しっかりと立つように底 面の広い円錐形にします(図1)。 道具と材料 ・シュトックマー蜜ろう粘土 白・緑・黄色・ピンク・明るい赤 ・マッチ棒(それぞれの部位をつなげるため) ・シュトックマー接着ロウ 2 2.頭部になる卵型を作ります。少量の黄色い 蜜ろう粘土を使って髪になる部分をつくります。 薄いベルト状に形作り、頭の後部にのせます (図2)。暖かい指でやさしく後頭部に広げてい きます。それから、マッチ棒を使って胴体と頭部 をつなげます(図3)。 3 3 3.スカートを作ります。バラの花びらを、赤を 5枚、ピンクを5枚、 とても薄く作ります。花びら ですが、バラの葉っぱのように、ほとんど透けて 見えるほどうすく作ります。まず赤い花びらを、 ウェストのあたりに重ねながら押してつけてい きます。次にピンクの花びらをつけます。花びら を外に向かってそっとカーブさせながら、花の ように創っていきます(図4)。 6 4 4 4.腕、またはドレスの袖を作ります。2枚の細長 い花びらを作り、袖のようにおりたたみ、肩の高 さにつけます(図5)。 6 6.帽子を作ります。バラの花びらの形をし たピンクの花びらを5枚作ります。指の爪 ほどの大きさの黄色いボールを作り、親指 で押して平らにします。この丸いベースの 上に、花びらを重ねながら、 しっかりと押し てつけていきます。おしべ用に、 とても小さ な黄色い球を作ります。この部分を花の形 に整え、接着ロウを使って頭にそっとつけ ます(図7と8)。 8 ヒント 5 どんなタイプの花の子どもも、 この手順に従って作るこ 5 とができます。いろいろな花は、特に帽子に適していま 5.えり、襟飾りを作ります。緑の蜜ろう粘土を す。腕の部分は、葉っぱのように形作ることもできます 使って、約15mm長さの槍の形をした葉っぱを し、茎のようにもできます。また、 ドレスは、葉っぱの形に 7枚作ります。首の周りに、押しつけながらつけ も花の形にもつくることができます。 ていきます(図6)。 7 シュトックマー 蜜ろう粘土 粘土をリズミカルにこねること で、子どもたちは筋肉の運動 機能を発達させ訓練していま す。 また、 この素材を使って塑像、 造形することは、想像の質を高 め形に対する感覚を発達させ ます 品質情報 シュトックマーのモデリングワックスは、 シュトックマーのモデリングワックスは2種 ・ 子どもにふさわしく 類あります。蜜ろう粘土(本物の蜜ろうが加 ・ 衛生的 えられています)は、心地よい香りがし療法 ・ 環境にやさしく 的な品質のため、多くの人々に好まれてい ・しみをつくらず ます。モデリングワックスは、価格がそう高 ・ ぼろぼろしません くなく、粘度も似通っており、塑像には大変 ・ 色が移ることもありません。 適しています。他社のワックス粘土と比べ ると、同じ重量では、シュトックマーの粘土 はどちらも、約3分の1倍、量(嵩)が多くな ります。つまり、比率的に言うと、必要な量 は少なくなります。これは価格を考えると きに考慮に入れていただきたい事実です。 また、シュトックマーのモデリングワックス は、充填剤も柔軟剤も含んでいません。 シュトックマーのモデリングワックスは、 と ても薄くひきのばせ繊細な形を創造する ことができます。透明性があるため、色が 特に純粋で輝きがあります。