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【事例1】 テレビショッピングで健康器具を購入したが、イメージしていた
【事例1】 テレビショッピングで健康器具を購入したが、イメージしていたものと違ったので返品を申し 出たところ、一度通電した商品は返品できないと言われた。クーリング・オフできないか。 【事例2】 テレビショッピングでネックレスと申し込んだ。数量限定だったため急いで申し込んだが、あ とからよく考えるとやはり必要無い。キャンセルを申し出たができないと言われた。納得できな い。 テレビショッピングは、限られた放送時間内で商品の特徴を最大限にアピールするという特 性があるため、返品の可否などの重要事項については、表示される時間が短く、わかりにく いことがあります。このため、届いた商品のイメージが違う、商品が扱いづらいといった理由 で返品を申し出たが、断られたといった相談が多くあります。 自宅で手軽に買い物ができるテレビショッピングについては、消費者が不意打ち的な勧誘を 受けることがなく、じっくり考えて購入の申込みができることから、クーリング・オフ(無条件で 契約を解除できる制度)の適用はありません。申し込んだあとの契約解除や返品に関しては、 事業者が定めたルールに従うことになります。ルールの表示がない場合は、商品を受け取っ た日から数えて 8 日以内であれば返品が可能です。ただし、返品に関する費用は消費者が 負担しなければなりません。 テレビショッピングを利用するときは、印象だけにとらわれず、使い方や使用上の制限をよく 確認してから注文しましょう。返品ができる場合であっても、使用したら返品できないなどの条 件が付いている場合があるので注意が必要です。また、トラブルになった際、事業者に確認 ができるように、連絡先や商品名などを控えておきましょう。 困ったときは最寄りの消費生活センターにすぐに相談してください。