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基本計画書 - 獨協大学

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基本計画書 - 獨協大学
別記様式第2号(その1の1)
(用紙 日本工業規格A4縦型)
基 本 計 画 書
基
事
計
フ
画
リ
設
フ
大
の
区
ガ
置
リ
学
項
記
分
学部の学科の設置
ナ
者
ガ
の
名
本
ナ
称
大 学 本 部 の 位 置
計
画
入
欄
備
ガッコウホウジン ドッキョウガクエン 学校法人 獨協学園
ドッキョウダイガク
獨協大学(Dokkyo University)
埼玉県草加市学園町1番1号
的
本学は、教育基本法に則り学校教育法の定めるところに従って大学教育を
施し、社会の要求する学術の理論及び応用を研究、教授することによって人
間を形成し、あわせて獨協学園の伝統である外国語教育を重視して、今後の
複雑な国内及び国際情勢に対処できる実践的な独立の人格を育成することを
目的とする。
新 設 学 部 等 の 目 的
現代的な意味での「環境」とは、単なる自然環境ではなく、経済社会シス
テムにおける人間の経済活動と自然との相互関係を表している。この学科は
環境に対する責任と正しい認識に基づき、持続可能な社会の実現を目指し
て、地域社会や国際社会に貢献できる実践的な人材の育成を目的とする。
そのために、まず経済学領域を中心として習得し、社会科学のみならず自
然科学まで含めた広い視野で環境を捉えることを可能にする学際的な学びを
経た上で、国際的な相互依存関係を念頭に置きつつ、持続可能な社会のあり
方を考察する力を養う。同時に、それらの学びを可能にするために、英語を
中心とした外国語運用能力、データを収集して情報を正しく読み取り、分析
する能力、グローバルな諸問題を身近な問題として捉えて実践的に取り組む
能力を育成する。
大
学
の
目
新 設 学 部 等 の 名 称
新
設
学
部
等
の
概
要
修業
年限
入学
定員
年
経済学部
収容
定員
学位又
は称号
人
年次
人
人
120
-
480
120
-
480
[Faculty of Economics]
4
編入学
定 員
国際環境経済学科
開設時期及
び開設年次
所 在 地
年 月
第 年次
学士
(経済学)
平成25年4月 埼玉県草加市学園町
第1年次
1番1号
[Department of Economics on
Sustainability]
計
獨協大学
同 一 設 置 者 内 にお ける
変
更
状
況
( 定 員 の 移 行 ,名 称の
変
更
等
)
・平成25年4月から入学定員を次のとおり変更
経済学部経済学科 入学定員 340人 → 280人 (△60)
経済学部経営学科 入学定員 340人 → 280人 (△60)
計 入学定員 680人 → 560人 (△120)
開設する授業科目の総数
教育
課程
新設学部等の名称
卒業要件単位数
講義
経済学部 国際環境経済学科
215科目
演習
実験・実習
7科目
1科目
-1-
計
223科目
128単位
考
専任教員等
学 部 等 の 名 称
教授
教
人
新
経済学部 国際環境経済学科
設
分
計
員
既
外国語学部 ドイツ語学科
英語学科
組
フランス語学科
交流文化学科
織
国際教養学部 言語文化学科
設
経済学部 経済学科
経営学科
の
法学部 法律学科
国際関係法学科
概
総合政策学科
分
計
要
合 計
職 種
教
員
以
外
の
職
員
の
概
要
准教授
事
務
技
図
そ
書
の
員
職
館
専
他
門
の
計
人
員
職
職
員
員
助教
人
計
人
兼
任
教員等
助手
人
人
人
7
1
2
0
10
0
15
(7)
(1)
(2)
(0)
(10)
(0)
(12)
7
1
2
0
10
0
15
(7)
(1)
(2)
(0)
(10)
(0)
(12)
17
6
2
0
25
1
32
(17)
(6)
(2)
(0)
(25)
(1)
(32)
15
7
4
0
26
0
51
(15)
(7)
(4)
(0)
(26)
(0)
(51)
8
4
4
1
17
0
32
(8)
(4)
(4)
(1)
(17)
(0)
(32)
9
2
0
0
11
0
12
(9)
(2)
(0)
(0)
(11)
(0)
(12)
23
8
0
0
31
0
154
(23)
(8)
(0)
(0)
(31)
(0)
(154)
16
4
0
0
20
1
46
(16)
(4)
(0)
(0)
(20)
(1)
(46)
19
5
0
0
24
1
64
(19)
(5)
(0)
(0)
(24)
(1)
(64)
10
3
0
0
13
0
8
(10)
(3)
(0)
(0)
(13)
(0)
(8)
5
2
1
0
8
0
11
(5)
(2)
(1)
(0)
(8)
(0)
(11)
6
2
2
0
10
1
5
(6)
(2)
(2)
(0)
(10)
(1)
(5)
128
43
13
1
185
4
415
(128)
(43)
(13)
(1)
(185)
(4)
(415)
135
44
15
1
195
4
430
(135)
(44)
(15)
(1)
(195)
(4)
(427)
専 任
職
術
講師
131
兼 任
人
111
計
人
242
(131)
(111)
0
0
(242)
0
(0)
(0)
(0)
19
7
26
(19)
(7)
(26)
0
0
0
(0)
(0)
(0)
150
118
268
(150)
(118)
(268)
-2-
人
区 分
校
地
等
校
舎
敷
専 用
地
運 動 場 用 地
小
の
合
計
84,094㎡
0㎡
0㎡
84,094㎡
85,082㎡
0㎡
0㎡
85,082㎡
169,176㎡
0㎡
0㎡
169,176㎡
他
14,203㎡
0㎡
0㎡
14,203㎡
計
183,379㎡
0㎡
0㎡
共用する他の
学校等の専用
183,379㎡
計
そ
共用する他の
学校等の専用
共 用
専 用
校 舎
共 用
100,778㎡
0㎡
計
0㎡
100,778㎡
( 100,343㎡)( 0㎡)( 0㎡)( 100,343㎡)
講義室
教室等
演習室
134室
新設学部等の名称
国際環境経済学科
14室
3室
語学学習施設
17室
8室 大学全体
(補助職員 7人) (補助職員 3人)
室 数
国際環境経済学科
10室
図書
学術雑誌
視聴覚資料 機械・器具
〔うち外国書〕 〔うち外国書〕 電子ジャーナル
冊
種 〔うち外国書〕
点
点
47,000〔16,940〕 (43,000〔15,500〕)
47,000〔16,940〕 計
情報処理学習施設
新設学部等の名称
専 任 教 員 研 究 室
図
書
・
設
備
実験実習室
(43,000〔15,500〕)
705〔257〕 705〔257〕 347〔346〕 -
閲覧座席数
-
-
-
収 納 可 能 冊 数
1,130
面積
1,430,000 大学全体
体育館以外のスポーツ施設の概要
6,747㎡ テニスコート4面
区 分
開設前年度 第1年次
第2年次
野球場1面
第3年次
第4年次
第5年次
420千円
420千円
420千円
420千円 ‐千円
経費
1,200千円 1,200千円 1,200千円 1,200千円
‐千円
の の見 共 同 研 究 費 等
り 積り 図 書 購 入 費 3,000千円 3,000千円 3,400千円 3,800千円 4,000千円
‐千円
維
設
備
購
入
費
2,880千円
430千円
430千円
430千円
430千円
‐千円
法
要 学生1人当り
第1年次
第2年次
第3年次
第4年次
第5年次
納付金
1,230千円
960千円
960千円
960千円
- 千円
教員1人当り研究費等
経
見
及
持
の
費
積
び
方
概
学生納付金以外の維持方法の概要
大
学
学 部
の
等
名
修業
年限
年
入学 編入学
定員 定 員
年次
人
人
収容
定員
人
学位又
は称号
定 員
超過率
倍
開設
年度
ドイツ語学科
4
120
-
480
学士(外国文化)
1.21
昭和39年度
英語学科
4
250
-
1,000
学士(外国文化)
1.21
昭和39年度
95
-
380
学士(外国文化)
1.19
昭和42年度
-
-
-
学士(外国文化)
4
100
-
400
学士(外国文化)
1.28
4
150
5
610
学士(外国文化)
1.20
平成19年度
4
340
-
1,360
学士(経済学)
1.18
昭和39年度
4
340
-
1,360
学士(経営学)
1.12
昭和41年度
法律学科
4
210
-
840
学士(法学)
1.21
昭和42年度
国際関係法学科
4
75
5
310
学士(法学)
1.26
平成11年度
総合政策学科
4
70
-
280
学士(法学)
1.20
平成20年度
言語文化学科
交流文化学科
4
4
-
経済学部
経済学科
経営学科
‐千円
‐千円
‐千円
第6年次
-
千円
法学部
-3-
所 在 地
埼玉県草加市
学園町1番1号
平成11年度 平成19年度から学生
募集停止
平成21年度
国際教養学部
言語文化学科
‐千円
称 獨 協 大 学
の 名 称
フランス語学科
第6年次
私立大学等経常費補助金、資産運用収入、寄付金等
外国語学部
既
設
大
学
等
の
状
況
点
-
(665〔243〕) (343〔342〕) ( - ) ( - ) ( - )
11,177㎡
体育館
-
(665〔243〕) (343〔342〕) ( - ) ( - ) ( - )
面積
図書館
347〔346〕 標本
届出学科全体
図書費には電子ジャー
ナル・データベースの整備
費(運用コスト含む)
を含む。
大
学
学 部
の
等
名
称 獨 協 大 学
の 名 称
修業
年限
入学
定員
編入学
定 員
収容
定員
学位又
は称号
定 員
超過率
開設
年度
埼玉県草加市
学園町1番1号
法学研究科
博士前期課程
2
10
-
20
修士(法学)
0.00
昭和52年度
3
3
-
9
博士(法学)
0.11
平成元年度
ドイツ語学専攻
2
3
-
6
修士
(ドイツ語教育)
(ドイツ語学)
(ドイツ文学)
(ドイツ文化研究)
(ドイツ社会研究)
1.50
昭和61年度
英語学専攻
2
法律学専攻
博士後期課程
法律学専攻
外国語学研究科
博士前期課程
9
-
18
英語学専攻
既
設
大
学
等
の
状
況
修士
(英語学)
(英米文学)
(英語文化研究)
(国際関係論)
(コミュニケーション論)
(英語教育)
昭和61年度
0.33
平成15年度
英語教育専修コース
1
フランス語学専攻
2
3
-
6
修士
(フランス語学)
(フランス文学)
(フランス文化研究)
0.33
平成2年度
1
4
-
4
修士(日本語教育)
1.00
平成17年度
ドイツ語学専攻
3
2
-
6
博士
(ドイツ語学)
(ドイツ文学)
(ドイツ文化研究)
0.16
平成2年度
英語学専攻
3
3
-
9
博士
(英語学)
(英米文学)
(英語文化研究)
(国際関係論)
0.11
平成2年度
フランス語学専攻
3
1
-
3
博士
(フランス語学)
(フランス文学)
(フランス文化研究)
0.33
平成6年度
15
-
30
修士(経済学)
0.36
修士課程
日本語教育専攻
博士後期課程
経済学研究科
博士前期課程
経済・経営情報専攻
経済経営・情報専攻
情報専修コース
平成2年度
2
平成15年度
1
博士後期課程
経済・経営情報専攻 3
5
-
15
3
30
-
110
博士(経済学)
0.26
平成4年度
法務博士(専門職)
0.29
平成16年度
法務研究科
専門職学位課程
法曹実務専攻
所 在 地
-4-
大
学
学 部
の
等
名
称 姫 路 獨 協 大 学
の 名 称
修業
年限
年
入学 編入学
定員 定 員
年次
人
人
収容
定員
人
学位又
は称号
定 員
超過率
倍
開設
年度
兵庫県姫路市上大野
7丁目2番1号
外国語学部
外国語学科
4
100
-
550
学士(言語文化)
-
昭和62年度
0.47
平成20年度
ドイツ語学科
4
-
-
-
学士(言語文化)
英語学科
4
-
-
-
学士(言語文化)
-
昭和62年度
中国語学科
4
-
-
-
学士(言語文化)
-
昭和62年度
日本語学科
4
-
-
-
学士(言語文化)
-
昭和62年度
スペイン語学科
4
-
-
-
学士(言語文化)
-
平成17年度
4
-
-
-
学士(言語文化)
-
平成17年度
4
130
-
670
学士(法律学)
0.54
昭和62年度
4
150
-
750
学士(経済情報学)
0.71
平成元年度
4
-
-
-
学士(経営情報学)
4
40
-
160
学士(医療保健学)
1.15
平成18年度
160
学士(医療保健学)
0.79
平成18年度
韓国語学科
所 在 地
平成20年度から
学生募集停止
法学部
法律学科
経済情報学部
経済情報学科
既
設
大
学
等
の
状
況
経営情報学科
-
平成12年度 平成20年度から
学生募集停止
医療保健学部
理学療法学科
作業療法学科
4
40
-
言語聴覚療法学科
4
20
-
80
学士(医療保健学)
1.21
平成18年度
こども保健学科
4
50
-
220
学士(医療保健学)
0.49
平成18年度
臨床工学科
4
40
-
160
学士(医療保健学)
0.72
平成18年度
6
120
-
720
学士(薬学)
0.64
平成19年度
2
15
-
30
修士(言語教育)
0.56
平成3年度
2
6
-
12
修士(法律学)
1.08
平成3年度
2
4
-
8
修士(政治学)
0.00
平成3年度
2
10
-
20
修士(経済情報)
0.40
平成5年度
3
-
-
-
法務博士(専門職)
薬学部
医療薬学科
言語教育研究科
修士課程
言語教育専攻
法学研究科
修士課程
法律学専攻
政治学専攻
経済情報研究科
修士課程
経済情報専攻
法務研究科
専門職学位課程
法務専攻
-5-
-
平成16年度 平成23年度から
学生募集停止
大
学
学 部
の
等
名
称 獨 協 医 科 大 学
の 名 称
修業
年限
年
入学 編入学
定員 定 員
年次
人
人
収容
定員
人
学位又
は称号
定 員
超過率
倍
開設
年度
栃木県下都賀郡
壬生町北小林880
医学部
医学科
既
設
大
学
等
の
状
況
-
658 学士(医学)
1.01
昭和48年度
400 学士(看護学)
1.11
平成19年度
-
20 修士(看護学)
1.20
平成24年度
4
-
16 博士(医学)
0.81
昭和54年度
7
-
28 博士(医学)
0.10
昭和54年度
20 博士(医学)
0.25
昭和54年度
6
118
4
90
2
10
形態学系専攻
4
機能学系専攻
4
所 在 地
看護学部
看護学科
20
看護学研究科
修士課程
看護学専攻
医学研究科
博士課程
社会医学系専攻
4
5
-
内科学系専攻
4
13
-
52 博士(医学)
0.70
昭和54年度
外科学系専攻
4
12
-
48 博士(医学)
0.87
昭和54年度
附属施設の概要
該 当 な し
(注)
1 共同学科等の認可の申請及び届出の場合,「計画の区分」,「新設学部等の目的」,「新設学部等の概要」,「教育課程」及び「教員組
織の概要」の「新設分」の欄に記入せず,斜線を引くこと。
2 「教員組織の概要」の「既設分」については,共同学科等に係る数を除いたものとすること。
3 私立の大学又は高等専門学校の収容定員に係る学則の変更の届出を行おうとする場合は,「教育課程」,「教室等」,「専任教員研究
室」,「図書・設備」,「図書館」及び「体育館」の欄に記入せず,斜線を引くこと。
4 大学等の廃止の認可の申請又は届出を行おうとする場合は,「教育課程」,「校地等」,「校舎」,「教室等」,「専任教員研究室」,
「図書・設備」,「図書館」,「体育館」及び「経費の見積もり及び維持方法の概要」の欄に記入せず,斜線を引くこと。
5 「教育課程」の欄の「実験・実習」には,実技も含むこと。
6 空欄には,「-」又は「該当なし」と記入すること。
-6-
学校法人獨協学園
設置認可等に関わる組織の移行表
入学
定員
編入学
定員
収容
定員
ドイツ語学科
英語学科
フランス語学科
言語文化学科
交流文化学科
国際教養学部 言語文化学科
経済学部
経済学科
経営学科
120
250
95
-
100
150
340
340
-
-
-
-
-
5
-
-
480
1,000
380
-
400
610
1,360
1,360
法学部
210
75
70
-
5
-
840
310
280
10
3
-
-
20
9
3
9
3
4
2
3
1
-
-
-
-
-
-
-
6
18
6
4
6
9
3
15
5
30
-
-
-
30
15
110
100
-
-
-
-
-
-
130
150
-
40
40
20
50
40
120
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
550
-
-
-
-
-
-
670
750
-
160
160
80
220
160
720
15
-
30
6
4
-
-
12
8
10
-
-
-
20
-
118
90
-
20
658
400
10
-
20
形態学系専攻
4
機能学系専攻
7
社会医学系専攻 5
内科学系専攻
13
外科学系専攻
12
-
-
-
-
-
16
28
20
52
48
平成24年度
獨協大学
法律学科
国際関係法学科
総合政策学科
法学研究科
(博士前期) 法律学専攻
(博士後期) 法律学専攻
外国語学研究科
(博士前期) ドイツ語学専攻
英語学専攻
フランス語学専攻
(修士課程) 日本語教育専攻
(博士後期) ドイツ語学専攻
英語学専攻
フランス語学専攻
経済学研究科
(博士前期) 経済・経営情報専攻
(博士後期) 経済・経営情報専攻
法務研究科 法曹実務専攻
姫路獨協大学
法学部
経済情報学部
医療保健学部
収容
定員
変更の事由
外国語学部
ドイツ語学科
120
英語学科
250
フランス語学科
95
言語文化学科
-
交流文化学科
100
国際教養学部 言語文化学科
150
経済学部
経済学科
280
経営学科
280
国際環境経済学科 120
法学部
法律学科
210
国際関係法学科
75
総合政策学科
70
法学研究科
(博士前期) 法律学専攻
10
(博士後期) 法律学専攻
3
外国語学研究科
(博士前期) ドイツ語学専攻
3
英語学専攻
9
フランス語学専攻 3
(修士課程) 日本語教育専攻
4
(博士後期) ドイツ語学専攻
2
英語学専攻
3
フランス語学専攻 1
経済学研究科
(博士前期) 経済・経営情報専攻 15
(博士後期) 経済・経営情報専攻 5
法務研究科
法曹実務専攻
30
-
-
-
-
-
5
-
-
-
-
5
-
480
1,000
380
-
400
610
1,300
1,300
120
840
310
280
-
-
20
9
-
-
-
-
-
-
-
6
18
6
4
6
9
3
-
-
-
30
15
100 平成 24 年度から入学定員変更
100
-
-
-
-
-
-
130
150
-
40
40
20
50
40
120
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
500
-
-
-
-
-
-
620
700
-
160
160
80
200
160
720
15
-
30
6
4
-
-
12
8
10
-
-
-
20
-
118
90
-
20
676 平成 24 年度から入学定員変更
400
10
-
20
形態学系専攻
4
機能学系専攻
7
社会医学系専攻 5
内科学系専攻
13
外科学系専攻
12
-
-
-
-
-
16
28
20
52
48
入学定員変更
入学定員変更
学科の設置(届出)
姫路獨協大学
外国語学科
ドイツ語学科
英語学科
中国語学科
日本語学科
スペイン語学科
韓国語学科
法律学科
経済情報学科
経営情報学科
理学療法学科
作業療法学科
言語聴覚療法学科
こども保健学科
臨床工学科
医療薬学科
薬学部
言語教育研究科
(修士課程)
言語教育専攻
法学研究科
(修士課程)
法律学専攻
政治学専攻
経済情報研究科
(修士課程)
経済情報専攻
法務研究科
法務専攻
獨協医科大学
医学部
看護学部
看護学研究科
(修士課程)
医学研究科
(博士課程)
編入学
定員
獨協大学
外国語学部
外国語学部
入学
定員
平成25年度
外国語学部
法学部
経済情報学部
医療保健学部
外国語学科
ドイツ語学科
英語学科
中国語学科
日本語学科
スペイン語学科
韓国語学科
法律学科
経済情報学科
経営情報学科
理学療法学科
作業療法学科
言語聴覚療法学科
こども保健学科
臨床工学科
医療薬学科
薬学部
言語教育研究科
(修士課程)
言語教育専攻
法学研究科
(修士課程)
法律学専攻
政治学専攻
経済情報研究科
(修士課程)
経済情報専攻
法務研究科
法務専攻
平成 24 年度から入学定員変更
平成 24 年度から入学定員変更
平成 24 年度から入学定員変更
平成23年度から編入学定員変更
獨協医科大学
医学科
看護学科
看護学専攻
医学部
看護学部
看護学研究科
(修士課程)
医学研究科
(博士課程)
-7-
医学科
看護学科
看護学専攻
別記様式第2号(その2の1)
(用紙 日本工業規格A4縦型)
教
育
課
程
等
の
概
要
(経済学部国際環境経済学科)
単位数
科目
区分
必
修
クラスセミナー
1前
2
経済学(ミクロ)
1前
2
○
1
経済学(マクロ)
1後
2
○
1
経営学a
1前
2
○
経営学b
1後
2
○
経済経営数学入門
1前
2
○
統計学入門
1後
2
小計(7科目)
-
14
環境学
1前
2
○
1
サステイナビリティ学
1後
2
○
1
ミクロ経済学a
2前
2
○
1
1
ミクロ経済学b
2後
2
○
1
1
マクロ経済学a
2前
2
○
2後
2
マクロ経済学b
統計学a
学
科
基
礎
科
目
演
習
○
教
授
5
助
教
助
手
備考
1
兼1
1
1
-
0
講
師
兼1
○
0
准
教
授
5
1
1
0
0
兼2
兼1
兼1
兼3
○
兼3
1
1
統計学b
2・3・4後
2
○
1
1
経営学原理a
2・3・4前
2
○
兼2
経営学原理b
2・3・4後
2
○
兼2
会計学a
1・2・3・4前
2
○
兼1
会計学b
1・2・3・4後
2
○
兼1
簿記原理a
1・2・3・4前
2
○
兼1
簿記原理b
1・2・3・4後
2
○
兼1
コンピュータ入門a
1・2・3・4前
2
○
兼3
コンピュータ入門b
1・2・3・4後
2
○
兼3
情報社会論a
1・2・3・4前
2
○
兼1
情報社会論b
1・2・3・4後
2
○
-
12
3前
2
24
兼1
-
0
3
1
2
0
0
兼12
○
1
専門英語a
3・4前
2
○
2
兼7
専門英語b
3・4後
2
○
2
兼7
専門中国語a
3・4前
2
○
兼1
専門中国語b
3・4後
2
○
兼1
英語ビジネス・コミュニケーション
2前・後・3前・後・4前・後
2
○
兼3
英語ビジネス・コミュニケーション実務
3前・後・4前・後
2
○
3・4後
2
○
小計(8科目)
-
2
14
兼1
1
-
0
3
0
0
0
0
兼11
日本経済論a
1・2・3・4前
2
○
日本経済論b
1・2・3・4後
2
○
経済政策論a
2・3・4前
2
○
1
経済政策論b
2・3・4後
2
○
1
公共経済学a
2・3・4前
2
○
1
公共経済学b
2・3・4後
2
○
1
都市経済学a
2・3・4前
2
○
兼1
都市経済学b
2・3・4後
2
○
兼1
上級ミクロ経済学a
3・4前
2
○
兼1
上級ミクロ経済学b
3・4後
2
○
兼1
上級マクロ経済学a
3・4前
2
○
兼1
上級マクロ経済学b
3・4後
2
○
ゲーム理論a
3・4前
2
○
1
ゲーム理論b
3・4後
2
○
1
産業組織論a
3・4前
2
○
産業組織論b
3・4後
2
○
小計(16科目)
環
境
講
義
○
メディア英語
公
共
経
済
自
由
2
Introductory Lectures
学
科
専
門
科
目
選
択
2・3・4前
小計(18科目)
専
門
外
国
語
専任教員等の配置
実
験
・
実
習
配当年次
授業科目の名称
学
部
共
通
科
目
授業形態
-
0
32
兼1
兼1
兼1
兼1
兼1
-
0
2
地球環境論a
2・3・4前
2
○
1
地球環境論b
2・3・4後
2
○
1
経済地理学a
2・3・4前
2
○
1
経済地理学b
2・3・4後
2
○
1
地域生態論a
3・4前
2
○
1
地域生態論b
3・4後
2
○
1
-1-
0
1
0
0
兼5
単位数
科目
区分
授業科目の名称
環
境
学
科
専
門
科
目
国
際
外
国
経
済
必
修
配当年次
選
択
授業形態
自
由
講
義
演
習
専任教員等の配置
実
験
・
実
習
教
授
准
教
授
講
師
助
教
助
手
備考
環境経済学a
2・3・4前
2
○
1
環境経済学b
2・3・4後
2
○
1
環境政策論a
2・3・4前
2
○
環境政策論b
2・3・4後
2
○
兼1
資源・エネルギー経済論a
2・3・4前
2
○
兼1
資源・エネルギー経済論b
2・3・4後
2
○
兼1
環境ビジネス論a
2・3・4前
2
○
兼1
環境ビジネス論b
2・3・4後
2
○
兼1
環境マネジメント論a
3・4前
2
○
兼1
環境マネジメント論b
3・4後
2
○
兼1
環境法a
3・4前
2
○
兼1
環境法b
3・4後
2
○
兼1
国際環境法a
3・4前
2
○
兼1
国際環境法b
3・4後
2
0
○
兼1
-
小計(20科目)
-
国際公共政策論a
2・3・4前
2
○
1
国際公共政策論b
2・3・4後
2
○
1
国際経済学a
2・3・4前
2
○
国際経済学b
2・3・4後
2
○
国際貿易論a
2・3・4前
2
○
1
国際貿易論b
2・3・4後
2
○
1
国際金融論a
2・3・4前
2
○
兼1
国際金融論b
2・3・4後
2
○
兼1
開発経済学a
2・3・4前
2
○
兼1
開発経済学b
2・3・4後
2
○
兼1
国際経営論a
2・3・4前
2
○
兼1
国際経営論b
2・3・4後
2
○
国際開発論a
2・3・4前
2
○
1
国際開発論b
2・3・4後
2
○
1
開発社会学
2・3・4前
2
○
兼1
国際NPO論a
2・3・4前
2
○
兼1
国際NPO論b
2・3・4後
2
○
兼1
国際経済法a
3・4前
2
○
兼1
国際経済法b
3・4後
2
○
兼1
国際政治経済学a
3・4前
2
○
兼1
国際政治経済学b
3・4後
2
○
兼1
国際協力論a
3・4前
2
○
兼1
国際協力論b
3・4後
2
○
兼1
国際組織論a
3・4前
2
○
兼1
国際組織論b
3・4後
2
○
0
0
0
0
兼5
兼1
兼1
兼1
兼1
-
アメリカ経済論a
1・2・3・4前
2
○
アメリカ経済論b
1・2・3・4後
2
○
兼1
ヨーロッパ経済論a
2・3・4前
2
○
兼1
ヨーロッパ経済論b
2・3・4後
2
○
兼1
ラテンアメリカ経済論a
2・3・4前
2
○
兼1
ラテンアメリカ経済論b
2・3・4後
2
○
兼1
東アジア・中国経済論a
1・2・3・4前
2
○
兼1
東アジア・中国経済論b
1・2・3・4後
2
○
兼1
東南アジア経済論a
2・3・4前
2
○
兼1
東南アジア経済論b
2・3・4後
2
○
兼1
南アジア経済論a
2・3・4前
2
○
兼1
南アジア経済論b
2・3・4後
2
○
兼1
オセアニア経済論a
2・3・4前
2
○
兼1
オセアニア経済論b
2・3・4後
2
○
兼1
アフリカ経済論a
2・3・4前
2
○
兼1
アフリカ経済論b
2・3・4後
2
○
兼1
中東経済論a
2・3・4前
2
○
兼1
中東経済論b
2・3・4後
2
○
0
-2-
36
0
3
-
-
50
0
小計(25科目)
小計(18科目)
0
40
兼1
0
2
0
0
0
0
兼9
兼1
兼1
-
0
0
0
0
0
兼9
単位数
科目
区分
授業科目の名称
学
科
専
門
科
目
総
特
合
殊
講
講
座
義
・
演
習
(
全
学
共
通
授
業
科
目
)
5
頁
演
習
教
授
2
○
1・2・3・4後
2
○
計量経済学a
3・4前
2
○
1
1
准
教
授
講
師
助
教
助
手
備考
兼1
兼1
3・4後
2
○
経済経営数学a
2・3・4前
2
○
1
経済経営数学b
2・3・4後
2
○
1
社会調査論a
2・3・4前
2
○
1
社会調査論b
2・3・4後
2
○
多変量解析a
3・4前
2
○
1
多変量解析b
3・4後
2
○
1
地域調査論
3・4前
2
○
兼1
地理情報システム論
3・4後
2
○
兼1
データベース論a
2・3・4前
2
○
兼1
データベース論b
2・3・4後
2
○
兼1
データマイニング論a
3・4前
2
○
兼1
データマイニング論b
3・4後
2
○
兼1
マルチメディア論a
3・4前
2
○
兼1
マルチメディア論b
3・4後
2
○
-
0
32
1
兼1
-
0
1
1
1
0
0
兼4
NPOマネジメント論a
2・3・4前
2
○
兼1
NPOマネジメント論b
2・3・4後
2
○
兼1
地域メディア論
2・3・4後
2
○
兼1
地域づくり論
3・4前
2
○
兼1
地域活性化論
3・4後
2
○
兼1
ソーシャル・ビジネス論a
3・4前
2
○
兼1
ソーシャル・ビジネス論b
3・4後
2
-
0
14
○
兼1
-
0
0
0
0
0
0
兼4
精神保健福祉論a
1・2・3・4前
2
○
兼1
精神保健福祉論b
1・2・3・4後
2
○
兼1
現代人口論a
2・3・4前
2
○
兼1
現代人口論b
2・3・4後
2
○
兼1
社会保障論a
2・3・4前
2
○
兼1
社会保障論b
2・3・4後
2
○
兼1
医療経済学a
2・3・4前
2
○
兼1
医療経済学b
2・3・4後
2
○
小計(8科目)
経
済
史
講
義
1・2・3・4前
小計(7科目)
人
口
・
保
健
・
医
療
自
由
経済統計論b
小計(18科目)
地
域
・
実
践
選
択
実
験
・
実
習
経済統計論a
計量経済学b
調
査
・
統
計
分
析
必
修
配当年次
専任教員等の配置
授業形態
-
0
16
兼1
-
0
0
0
0
0
0
兼3
日本社会史a
1・2・3・4前
2
○
兼1
日本社会史b
1・2・3・4後
2
○
兼1
日本経済史a
2・3・4前
2
○
兼1
日本経済史b
2・3・4後
2
○
兼1
外国経済史a
2・3・4前
2
○
兼1
外国経済史b
2・3・4後
2
○
0
12
兼1
-
小計(6科目)
-
0
0
0
0
0
0
兼3
総合講座a *
2・3・4前
2
○
兼1
総合講座b *
2・3・4後
2
○
兼1
特殊講義a *
1・2・3・4前
2
○
兼2
特殊講義b *
1・2・3・4後
2
○
小計(4科目)
-
0
演習Ⅰa
2前
演習Ⅰb
2後
演習Ⅱa
兼3
-
0
0
0
2
○
7
1
2
兼35
2
○
7
1
2
兼35
3前
2
○
7
1
2
兼35
演習Ⅱb
3後
2
○
7
1
2
兼35
演習Ⅲa
4前
2
○
7
1
2
兼35
演習Ⅲb
4後
2
7
1
2
小計(6科目)
-
12
○
-
7
1
2
4
8
0
0
0
0
0
兼4
兼35
0
0
兼35
全
学
総
群
合
科
目
全学総合講座部門
1前・後・2前・後・3前・後・4前・後
○
兼17
全学共通講義科目部門
1前・後・2前・後・3前・後・4前・後
8
○
兼65
全学共通実践科目部門
1前・後・2前・後・3前・後・4前・後
8
○
スポーツ・レクリエーション部門
1前・後・2前・後・3前・後・4前・後
1
外
国
群語
科
目
英語部門 **
小計(11科目)
外国語部門(英語以外)
-
4
1前・後・2前・後・3前・後
16
1前・後・2前・後・3前・後・4前・後
17
兼43
○
-
0
兼17
0
0
0
0
0
○
兼116
兼48
31
兼75
日本語部門 ***
1前・後・2前・後
小計(51科目)
-
16
35
4
0
-
0
0
0
0
0
兼131
合計(223科目)
-
60
330
0
-
7
1
2
0
0
兼289
-3-
○
兼8
学位又は称号
卒
学士(経済学)
業
要
件
及
び
学位又は学科の分野
履
修
方
経済学関係
法
卒業単位数は必修60単位、学科基礎科目群(必修科目を除く)から12単位以上、学科専門科目群専門
外国語部門(Introductory Lecturesを除く)から4単位、学科専門科目群公共経済部門から4単位、学科
専門科目群環境部門から4単位、学科専門科目群国際部門から4単位、全学共通授業科目から10単位以
上、学科専門科目群から30単位以上を満たし、合計して最低128単位以上修得するものとする。128単位
の内訳は、学部共通科目群14単位、学科基礎科目群24単位以上、学科専門科目群48単位以上、演習科目
群12単位、全学共通授業科目30単位以上である。
学科専門科目群の選択科目30単位のうち、16単位までは経済学科および経営学科、他学部ならびに教
職課程授業科目(各教科の指導法)の単位をもって代用できる。なお、他学部ならびに教職課程授業科目
は12単位以内とする。
*の講義科目は年度ごとに定める。
**全学共通授業科目の外国語科目群は、英語部門Englishを履修する。
***日本語部門は、外国人学生および帰国学生が、別に定める規程に基づき履修することができる。
履修科目の登録の上限:1から4学期については、22単位。5から8学期については、28単位。
ただし、前の学期に登録し修得できなかった単位数のうち4単位まで登録上限を超えて登録することがで
きる。なお、教職・司書・司書教諭課程科目の単位は、登録上限に含まれない。
授業期間等
1学年の学期区分
2 期
1学期の授業期間
15 週
1時限の授業時間
90 分
(注)
1 学部等,研究科等若しくは高等専門学校の学科の設置又は大学における通信教育の開設の届出を行おうとする場合には,授与す
る学位の種類及び分野又は学科の分野が同じ学部等,研究科等若しくは高等専門学校の学科(学位の種類及び分野の変更等に関す
る基準(平成十五年文部科学省告示第三十九号)別表第一備考又は別表第二備考に係るものを含む。)についても作成すること。
2 私立の大学若しくは高等専門学校の収容定員に係る学則の変更の認可を受けようとする場合若しくは届出を行おうとする場合,
大学等の設置者の変更の認可を受けようとする場合又は大学等の廃止の認可を受けようとする場合若しくは届出を行おうとする場
合は,この書類を作成する必要はない。
3 開設する授業科目に応じて,適宜科目区分の枠を設けること。
4 「授業形態」の欄の「実験・実習」には,実技も含むこと。
-4-
別記様式第2号(その2の1)
(用紙 日本工業規格A4縦型)
教
育
課
程
等
の
概
要
(経済学部国際環境経済学科 全学共通授業科目)
単位数
科目
区分
全
学
総
合
講
座
部
門
授業科目の名称
全学総合講座
小計(2科目)
配当年次
必
修
1前・後・2前・後・3前・後・4前・後
4
-
4
選
択
授業形態
自
由
講
義
演
習
専任教員等の配置
実
験
・
実
習
教
授
准
教
授
講
師
助
教
助
手
○
0
兼17
-
0
備考
0
0
0
0
0
兼17
全
学
共
部通
門講
義
科
目
ことばと思想 1
1前・後・2前・後・3前・後・4前・後
2
○
兼12
歴史と文化 1
1前・後・2前・後・3前・後・4前・後
2
○
兼28
現代社会 1
1前・後・2前・後・3前・後・4前・後
2
○
兼20
自然・環境・人間 1
1前・後・2前・後・3前・後・4前・後
2
○
兼6
全
学
共
部通
門実
践
科
目
ことばと思想 2
小計(4科目)
0
8
-
0
ー
ー
(
)
外
国
語
部
外
門
英
語
以
日
本
語
部
門
0
0
0
0
兼65
○
兼15
歴史と文化 2
1前・後・2前・後・3前・後・4前・後
2
○
兼10
現代社会 2
1前・後・2前・後・3前・後・4前・後
2
○
兼13
自然・環境・人間 2
1前・後・2前・後・3前・後・4前・後
2
○
兼7
-
0
スポーツ・レクリエーション
1前・後・2前・後・3前・後・4前・後
小計(1科目)
English
English
English
English
English
English
小計(16科目)
ドイツ語
-
1前
1後
2前
2後
3前
3後
-
1前・後・2前・後・3前・後・4前・後
フランス語
1前・後・2前・後・3前・後・4前・後
スペイン語
1前・後・2前・後・3前・後・4前・後
中国語
8
-
0
1
0
4
4
3
3
1
1
16
0
0
0
0
0
兼43
兼17
-
0
0
0
0
0
-
0
0
0
0
0
○
兼17
兼24
兼24
兼18
兼18
兼6
兼6
兼48
兼19
6
○
兼15
6
○
兼14
1前・後・2前・後・3前・後・4前・後
6
○
兼15
韓国語
1前・後・2前・後・3前・後・4前・後
6
○
兼3
外国語
1前・後・2前・後・3前・後・4前・後
1
○
0
1
0
○
ョ
英
語
部
門
0
2
小計(4科目)
クス
リポ
ン
エ
部
ツ
門
シ・
レ
-
1前・後・2前・後・3前・後・4前・後
○
○
○
○
○
○
0
6
兼8
-
小計(31科目)
-
日本語
1前
1
○
兼5
日本語
1後
1
○
兼5
日本語
2前
1
○
兼3
日本語
2後
1
○
小計(4科目)
-
0
-5-
31
0
4
0
0
0
0
0
0
0
兼75
兼3
-
0
0
0
0
0
兼8
別記様式第2号(その3の1)
(用紙 日本工業規格A4縦型)
授 業 科 目 の 概 要
(経済学部国際環境経済学科)
科目
区分
学
部
共
通
科
目
授業科目の名称
講義等の内容
備考
クラスセミナー
この授業ではクラス単位で、共通のテキストに沿って、データを収集・整理し、情報を抽出
し、自分の意見を発表するといったアカデミック・スキルを修得する。すなわち、自らの問題
意識を醸成し、主体的にテーマを設定する、先行研究を読み解き、論点を整理・構成する、
データを収集・加工し、情報を抽出する、自分の頭で考え抜いて結論を導き出し、それを発
信して議論する、という創造的な「知の技巧」を身に付ける。また主体的に授業に参加して、
グループで議論したり、課題に取り組む姿勢を身につける。
経済学(ミクロ)
大学で学ぶ経済学では、経済諸現象を抽象化して概念を定義し、それらの論理操作に
よって、様々な命題を導く。そのため、高校での現代社会や政治経済などで学んだこととは
大きなギャップがあり、多くの学生が戸惑いをもってしまう。
本講義では、そうしたギャップを埋めるために、身近な事例と経済学の関係を提示し、経済
学の諸概念を導入的に紹介する。特に、需要と供給と市場取引といったミクロ経済学で扱わ
れるトピックスに注目し、卒論や専門科目へつながる問題意識を養い、ミクロ経済学を学ぶ
ための基礎素養を身につける。
経済学(マクロ)
大学で学ぶ経済学では、経済諸現象を抽象化して概念を定義し、それらの論理操作に
よって、様々な命題を導く。そのため、高校での現代社会や政治経済などで学んだこととは
大きなギャップがあり、多くの学生が戸惑いをもってしまう。
本講義では、そうしたギャップを埋めるために、身近な事例と経済学の関係を提示し、経済
学の諸概念を導入的に紹介する。特にGDP、 失業率、金利、物価水準といったマクロ経済
学で扱われるトピックスに注目し、卒論や専門科目へつながる問題意識を養い、マクロ経済
学を学ぶための基礎素養を身につける。
経営学a
経営とは、複数の人々が集まり、特定の目的を達成するために協働するときに、いい知恵
を出して合理的・効率的と思われる最善の方法を講じることである。そこには、①組織の形
成、②人を動かす仕組み、③成功の確率を高めるための戦略立案などが必要となる。
この講義では、以上の3つの内容を含めた経営学全般の理論・考え方について、できるだ
けわかりやすい事例を使って、基礎的な知識の習得を図ることを目的とする。
経営学b
まず、企業の経営活動に必要な各職能について学習する。具体的には、研究開発、生
産、マーケティング、人的資源、財務等について理解を深めていく。さらに、今日の企業の
課題とされる企業倫理、CSR、コーポレートガバナンスについても考察する。最後に、企業の
競争力を左右する新製品開発と、それに適合した組織について学習する。ケーススタディと
して、新製品開発のプロセスを、自動車やファッション衣料等の各業界で見ていき、企業が
いかに利益を最大化しようと努力しているかを把握する。
経済経営数学入門
経済学部で設置される、経済、経営、情報、環境、統計といった各分野の科目を学ぶにあ
たって、数理的な素養は不可欠である。というのも、経済学は関係の学ともいえ、諸関係を
学ぶことは関数を学ぶことにほかならない。経営学においても企業の実態を知る上で数量
的な認識は欠かせない。情報学においてもロジックは重要となる。この講義では、数学のレ
ベルとすると文系の高校数学の復習程度となるが、利潤関数、割引現在価値といった各分
野での応用例を通じて、専門科目を学ぶ時に実際に運用ができる素養を身につけさせる。
統計学入門
経済学・経営学にかかわらず、統計学は客観的な分析において非常に重要な分析手法で
ある。しかしながら、データの取り方を含めたデータ自身の信頼性の問題、データの要約方
法、推定や検定といった分析方法、結果の解釈の仕方というように学ぶべきことが多岐にわ
たる。本講義では、今後統計学を学んでいくために必要な見取り図を提示すると共に、学科
基礎科目での統計学を学ぶための基礎的な力を養う。また、事例を通じて現実との接点も
提示し、高校教育から大学教育への架け橋としての役割も常に意識する。
-1-
環境学
現在は自然の中における人間活動の割合が大きくなっているが、人間活動を野放しに拡
大することは許されず、「持続性」を強く意識して行動しなければならない時代に入ってい
る。そのためには、人間活動を取り巻く自然環境についての基礎的な知識が必要である。本
講義では、自然環境についての基本的知識を学ぶとともに、それらの知見がどのようにして
得られたのかを学ぶ。そのことによって、新聞やテレビなどのメディアが報道する環境問題に
ついて自ら判断する基礎的な力を養う。
サステイナビリティ学
「環境学」が自然科学領域から持続可能性を考えるのに対して、本講義では開発経済学、
環境経済学など社会科学領域から持続可能性について考える。基礎的な経済学のツール
を応用して、環境問題の持つ悪影響(外部不経済)を軽減・内部化するための政策(規制、
所有権の確定、環境税、排出権取引等)や環境価値の評価手法などを学ぶとともに、資源
制約の下で「持続可能な開発」を進め、経済・社会の持続可能性を維持していくための政
策・国際協力手法を検討する。地球環境ファシリティー(GEF)などの資金メカニズム、アジア
の開発・環境政策やRIO+20など近年の環境・開発協力についても学ぶ。
ミクロ経済学a
ミクロ経済学とは市場の機能について理論的に理解する学問である。ここでは、消費者は
自分の効用を最大にするように消費計画をたて、生産者は利潤を最大とするように生産計
画を立てる。そうした経済主体が市場を通じて取引することで、社会的な効率性が達成され
る。以上が基本的な主張であるが、この主張が成立するためには満たされるべき諸条件が
存在し、効率性の判断基準にも注意が必要である。本講義ではこうした市場の機能に対す
る深い理解を得るとともに、現実問題への応用ができる能力を身につける。
ミクロ経済学b
本講義では、「ミクロ経済学a」で仮定されていた諸条件が満たされない場合に、どのような
問題が生じるかを理解する。たとえば、企業が一つしか存在しない場合、財の情報が完全に
消費者にわからない場合、消費者や生産者が価格需要者として行動しない場合などであ
る。以上は不完全競争市場と呼ばれ、一般にこうした市場において社会的な効率性は達成
されない。この市場の失敗への対処として政府の役割がでてくる。不完全競争市場における
深い理解を得るとともに、現実への応用ができる能力も身につける。
マクロ経済学a
新聞・雑誌などの経済記事を読むための基礎知識としても有用である、学部レベルの標準
的なマクロ経済学の理解を目指す。まず、「一国全体の経済活動をどのようにとらえるか」と
いう問題からスタートし、GDP・国民所得・物価指数・雇用量といったマクロ経済指標を解説
する。次に、これらの水準がどのような要因によって決まるのかということに目を向け、さらに
貨幣や証券の需給との関係について検討する。また、経済活動における金融機関の役割に
ついても触れる予定である。
マクロ経済学b
「マクロ経済学a」の理解を前提として進める。今日の日本経済を理解する上で不可欠な、
国際的な取引についての話題を主に取り上げる。まず、外国為替市場や通貨制度について
一通りのことを学んだ後、国際的な取引に関する統計を読む能力を身につける。次に、投機
や金融派生商品など比較的新しいトピックについて概観する。その後、為替レートの決定理
論や主要なマクロ変数に関する決定理論を学ぶ。なお、履修者に余力があれば、経済成長
や景気循環のようなマクロ動学的なトピックについても取り上げる予定である。
統計学a
今日の高度情報社会では、GDPや物価水準、企業の業績や株価、政党支持率やテレビ
番組の視聴率など、様々な統計情報が収集・作成されている。これらの多様な統計情報を
有効に活用するための手法が統計学である。
本講義では、度数分布、平均、分散などの一次元の記述統計、散布図や相関係数などの
二次元の記述統計、確率、確率分布までを講義する。本講義では、手計算や計算機を用い
る演習や課題を繰り返し行い、学んだ手法が身につくようにする。
統計学b
今日の高度情報社会では、GDPや物価水準、企業の業績や株価、政党支持率やテレビ
番組の視聴率など、様々な統計情報が収集・作成されている。これらの多様な統計情報を
有効に活用するための手法が統計学である。
本講義では、「統計学a」の修得を前提として、母集団と標本の考え方、標本分布、点推定
と区間推定、統計的仮説検定、線形回帰モデルまでを講義する。講義では、手計算や計算
機を用いる演習や課題を繰り返し行い、学んだ手法が身につくようにする。
学
科
基
礎
科
目
-2-
経営学原理a
本講義は主にマクロ的視点から、企業を取り巻く環境(業界分析等)、社会・経済制度、企
業の枠組み(市場取引か垂直統合か、サプライチェーン等)、企業の構成(多角化など)など
に焦点を当てる。本講義全体のテーマは、企業の活動は真空(Vacuum)の中で行われるの
ではなく、外部環境の制約を受けるということである。すなわち、企業が属する業界の特徴
(完全競争、ニッチ、寡占、独占など)、サプライチェーン上のどこに位置するか、業界の取
引慣習(垂直統合型、市場取引型、系列型など)などが、企業の活動をある程度規制する。
このような外部環境が、企業の活動にどう影響を与えるかを考える。
経営学原理b
本講義は、「経営学原理a」における外部環境分析を受けて、主にマクロ的視点から、企業
の活動に焦点を当てる。具体的には、寡占市場やニッチ市場でどのように競争優位を獲得
するか、参入障壁をどのように活用するか、又は乗り越えていくのか、バリューチェーン上の
売り手や買い手はどのように交渉力を獲得していくのか、DSIR市場でデファクト・スタンダー
ドをどう確立していくのかなどである。企業は、その企業が置かれた外部環境によってもたら
される制約下で、どのような分野で自社が競争優位を持つのか、その強みを生かす仕組み
を考えないといけない。そのような仕組みの選択肢について考える。
会計学a
会計学は、複式簿記原理の知識を前提として、それに内容的な意味付けを試みていくも
のであり、会計を言語に例えるならば「意味論」に相当するものである。そこで取り扱われる中
身は、広義の意味での会計学の全領域ということになるが、そのうち本講義では、最初に複
式簿記の基本原理を簡単に説明した上で、財務会計論の領域の諸問題を順次講義してい
く。具体的には、資産や負債の定義ということから始めて、最終的にはキャッシュフロー計算
書や連結財務諸表の作成方法についての説明も予定している。
会計学b
本講義では、「会計学a」の知識を前提として、会計監査論(財務情報等に係る保証業務と
いう観点からの説明)、管理会計論、経営分析論(ROAと ROEの説明が中心)、税務会計論
(税効果会計を含む) といった領域の諸問題を、順次講義していく。そのうちでも、管理会計
論の領域の問題に、最も重点を置きたい。まずは原価計算の手法を、原価と費用の違いと
いうことから始めて標準原価計算の概要まで、簡単に説明する。その上で、機会原価概念や
経済的発注量の計算といった個々の論点を、3~4週にわたって説明していく予定である。
簿記原理a
本講義では、日本商工会議所簿記検定3級の範囲の前半を網羅する。簿記は必ず身に付
けておかなければならない基本的な技術である。どのような職業についても簿記の知識は
実社会で不可欠であるので、全学の学生が履修する必要がある。また、会計学原理、財務
会計論、管理会計論などの会計に関連する科目を学ぶ上でとても重要な基礎になる。簿記
は決して難しいものではないが、技術なので身につけるためには練習が必要となる。そのた
め、毎回の講義では、一つずつ項目を説明し例題の解説をしてから講義に合せてワーク
ブックで練習を行う。
簿記原理b
本講義では、日本商工会議所簿記検定3級の範囲の後半を網羅する。簿記は必ず身につ
けておかなければならない基本的な技術である。どのような職業についても簿記の知識は
実社会で不可欠であるので、全学の学生が履修する必要がある。また、会計学原理、財務
会計論、管理会計論などの会計に関連する科目を学ぶ上でとても重要な基礎になる。簿記
は決して難しいものではないが、技術なので身につけるためには練習が必要となる。そのた
め、毎回の講義では、一つずつ項目を説明し例題の解説をしてから講義に合せてワーク
ブックで練習を行う。
コンピュータ入門a
本講義はクラス単位で、共通のテキストに沿ってコンピュータ教室で行われる。大学でのレ
ポート作成や、ゼミでのプレゼンテーションにおいて必要となる、情報検索、ワードプロセッ
サ、表計算ソフト、プレゼンテーションソフト、データベースの実際的な利用方法を、実習を
通して身につけることと、コンピュータの基本的な知識を身につけることを目的とする。コン
ピュータの単なるスキルではなく、社会に出てから必要となるコンピュータおよびネットワーク
の基礎的な知識および技能を身につけることが目的である。
コンピュータ入門b
本講義はクラス単位で、テキストに沿ってコンピュータ教室で行われる。ワープロや表計算
のような市販のアプリケーションを使用するだけではなく、コンピュータプログラムを作成する
ことにより、どのような手順(アルゴリズム)で問題を解くのかを考え、それをプログラムとして表
現するために、JavaScript、Java、C言語、Visual Basicなどのプログラム言語のひとつを使
用して、プログラム作成の基礎を学ぶ。基礎的な問題解決の手順を、プログラムで表現でき
るようになることが目的である。
学
科
基
礎
科
目
-3-
情報社会論a
20世紀後半のコンピュータの登場による情報技術の進展は、従来の産業社会の枠組みを
劇的に変えた。それは単に生産、流通、消費という経済のプロセスの効率化ばかりでなく、
産業活動の主役が「モノ」から「情報」へ転換することにより、規模の拡大を目指す経済から
「差異」を作り出す経済へ転換する過程でもあった。
本講義では情報化が経済社会をどのように変えつつあるのかを、企業組織や法規範、取
引や政策とのかかわり、産業界における市場のグローバル化など、さまざまな角度からその
光と影を具体的な事例を通して考えてみたい。
情報社会論b
情報社会の進展は、それまで産業社会を支えてきた個人と国家や社会をつなぐ規範や
ルールを転換させる。インターネットによる個人の情報発信の高まりは、行政機構や企業、メ
ディアなどによって代行されていた民主主義や市場の機能も変化させている。個人の「表現
の自由」の領域が飛躍的に高まる一方、「プライバシー」や個人情報の流出のリスクが増大
する。個人の自由と公権力による社会的監視という二律背反が問われる。社会の情報化は
大規模なテロ事件や世界的な金融危機とも密接にかかわっている。
本講義では、個人の自由と社会的監視という矛盾を抱えた情報社会の秩序のありかたを
問う。
Introductory Lectures
本講義は、“Economics”、”Global Environment”、”International Public Policy”など、
新学科の主要専門領域について英語で講義を行う専門導入科目として位置付けられる。
「英語を学ぶ」のではなく「英語で学ぶ」、すなわち「英語を使って講義を聞き、調べ、発表す
る」ということに主眼を置く。主要専門領域についての導入的な講義を聞くことで、専門領域
を英語で考える能力を養う。
専門英語a
本講義では、各専門領域で用いられる専門英語能力を養う。各演習の専門分野にあわせ
た各専門領域についての専門英語について学ぶことで、学生が英文テキストを講読して専
門知識を深めたり、英文文献や英文資料・データを参照して広い情報を得ることができるよう
になることを目指す。前期は専門領域の基本的な英文テキストを読み、専門用語の英語表
現を学ぶことで、専門英語の基礎学力を修得する。
専門英語b
本講義では、各専門領域で用いられる専門英語能力を養う。各演習の専門分野にあわせ
た各専門領域についての専門英語について学ぶことで、学生が英文テキストを講読して専
門知識を深めたり、英文文献や英文資料・データを参照して広い情報を得ることができるよう
になることを目指す。後期は研究テーマを絞って文献を講読したり資料・データを読解する
など、卒業論文執筆に向けて自律的に英語専門文献にあたることができる力を修得する。
学
科
基
礎
科
目
学
科
専
門
科
目
専
門
外
国
語
専門中国語a
この授業では中国語の初級段階を終え、さらに中国語の学習を継続しようとする学生、特
に中国経済に関心のある学生を対象にする。
授業の内容は履修者の中国語習得レベルに合わせて調整するが、授業の始めは中国語
の基礎的な文法から復習する。中国語の基礎を固めたのち、中国の経済・政治関連記事を
中心に読み、それに沿って授業を進める。
専門中国語b
中国語や中国経済・政治をはじめ中国事情についてより深く学習する。主に中国経済が
抱えているさまざまな問題や日中経済関係などの経済関連記事を選び、それに沿って授業
を進める。必要に応じて講義とディスカッションも取り入れる。
英語ビジネス・コミュニケーション
この授業では、時系列的な国際商取引(貿易中心)の取引段階の流れに沿って、各段階
ごとに、関係当事者間でやりとりされるビジネス通信文や各種のビジネス文書を英語で作成
し、読解する訓練を行う。具体的には、テキストでサンプルの通信文や文書を提示し、それ
に基づいて簡単な実務知識と専門用語を確認した後、実際に通信文や文書を読解させた
り、作成させたりする。黒板に書かせて添削したり、宿題を出させて添削して返すといったや
り方で、スキルの向上に日々努める。また、語彙力を増すために定期的に専門用語のテスト
も行う。
-4-
英語ビジネス・コミュニケーション実務
「英語ビジネス・コミュニケーション」が通信文や各種文書の読解と作成に注力するのに対
し、この授業では、英語で書かれた貿易実務のテキストを読みながら、貿易実務に関する一
巡の手続き、制度、慣習等を知識として学び、実務全般を実践できる能力を鍛えることに比
重を置く。ESPとしてのビジネス・コミュニケーションの学習者は、その前提として国際商取引
の実務に精通しなければならない。「英語ビジネス・コミュニケーション」の授業でも断片的に
は実務を学べるが、この授業では、より包括的に実務知識を習得し、実践できる能力が身に
付く。すなわち、単に通信文や文書を書くといったレベルを超え、たとえば船積の手続きを
一貫して遂行できるといった、実社会で「即戦力として使える」スキルの涵養を目指すことと
なる。
メディア英語
グローバル化が進む中、英語の必要性は高まっていく一方である。現代の国際社会を生
き抜くためには、必要な情報を英語で獲得し、吸収し、さらには発信していく力が求められる。
そのような中で英字新聞は、日々刻々と変化する世界情勢を知るためには最適な情報アイ
テムである。本講座では「ジャパンタイムズ」と英語学習紙「週刊ST」を活用し、英文メディア
からすばやく自分に必要な情報を得る方法を学ぶ。また、国際社会を読み解くための幅広
い知識を身に付けながら、英語力を向上させることを目的とする。
日本経済論a
本講義は、基礎的な経済理論をベースに日本経済の仕組みや日本経済が抱えている問
題点を明らかにすることを目的としている。具体的には、日本経済と産業構造の推移といっ
た総論に続き、家計と企業の経済行動について講義するが、講義を通じて、現実の日本経
済がどうなっているのか、また実際の経済現象が理論的にどのように説明されるのかについ
て理解を深めてもらう。なお、新聞やニュースで取り上げられている経済問題も紹介しながら
講義を行う。
日本経済論b
本講義は、基礎的な経済理論をもとに日本経済の仕組みや日本経済が抱えている問題点
を明らかにすることを目的としており、「日本経済論a」の続編である。この講義を通じて、民
間経済主体の行動についての理解を前提として、経済政策はどのように経済に影響を及ぼ
すのか、世界経済と日本経済とはどのような相互関係があるのかについて理解を深めてもら
う。なお、新聞やニュースで取り上げられている経済問題も紹介しながら講義を行う。
経済政策論a
経済政策決定の過程を経済学的視点から分析する。経済政策が議論される際には「市場
対政府」という対立軸の下でなされることが多い。資源配分を市場に任せると失敗することが
多く、それをを正すために政府があるという主張がある一方で、市場は機能しており政府に
資源配分を任せるのは問題が多いという主張もある。しかし、現実には、市場が失敗すること
も多々あるし、同様に政府が非効率的であることも事実である。市場も政府もどちらも不完全
なシステムであり、この講義では現実の市場と政府の関係について分析する。
経済政策論b
平成14年4月から「行政機関が行う政策の評価に関する法律」が施行された。この法律で
は、行政機関が行う政策評価に関する基本的事項が定められ、客観的で厳格な政策評価
の実施を政策当局に求めていると同時に、その評価結果の政策への適切なフィードバック
についても求めている。この講義では、このように近年重要になっている政策評価の手法に
ついて、計量経済学の手法を基にして講義する。
公共経済学a
「ミクロ経済学」では、一定の条件の下で市場の失敗が発生するため、政府が市場の失敗
を補完する必要が出てくることまで学習することになっている。それに引き続いて、本講義で
は、日本の財政の仕組みがどのようになっているかを概観しつつ、ミクロ経済学の知識を応
用しながら、政府の市場に対するかかわり方を学習する。前期には、市場の失敗に対して政
府がどう対処すべきかといった、公共経済学に関する基礎的な理論について講義を行い、
政府の在り方について考えていく。
公共経済学b
「ミクロ経済学」では、一定の条件の下で市場の失敗が発生するため、政府が市場の失敗
を補完する必要が出てくることまで学習することになっている。それに引き続いて、本講義で
は、日本の財政の仕組みがどのようになっているかを概観しつつ、ミクロ経済学の知識を応
用しながら、政府の市場に対するかかわり方を学習する。後期には、財政の規模が確定した
際に、その財源をどう調達するべきかという観点から、財政や税の話に踏み込んで講義を行
い、政府の在り方について考えていく。
専
門
外
国
語
学
科
専
門
科
目
公
共
経
済
-5-
学
科
専
門
科
目
都市経済学a
人間の生活や経済活動はかなりの部分一定の空間で行われており、現代社会ではさらに
その大部分は都市で行われている。人間が集まっていることで様々な問題が生じ、また政策
的な対応も必要になってくる。そのため、都市という空間を対象とした経済学を研究する必
要性、また都市政策を行う必要性がでてくる。本講義では、都市についてミクロ経済学を用
いて分析するとともに、実際に行われている政策を論じ合わせてその経済学的な意味合い
を検討する。具体的には都市の範囲、都市のできる理由、中心市街地問題、都市計画制度
等を論ずる。
都市経済学b
2000年代欧米諸国では巨大な住宅バブルが発生し、その崩壊過程でリーマンブラザーズ
が破綻したことは我々の記憶に新しい。その余波は様々な形で現在に至っている。このよう
に住宅市場、土地市場はマクロ経済の不安定要素になりうるものであることから、住宅価格、
土地価格の決定のメカニズムや、住宅・土地市場のバブルとその崩壊がマクロ経済に及ぼ
す影響は深く探求されるべきである。本講義では、こうした住宅・土地市場、また渋滞問題等
都市交通について論ずる。
上級ミクロ経済学a
本講義は、「ミクロ経済学a」の上位に位置する科目である。学ぶべきトピックスは「ミクロ経
済学a」に準じており完全競争市場についてであるが、分析のための手法がより高度化す
る。すなわち、単なる図やグラフでの理解に加えて、記号や式を用いての理解も可能なよう
に講義する。より高度な経済理論の応用例も示し、卒業論文の執筆や他の専門科目の深い
理解を可能とする経済理論の基盤を養成する。
上級ミクロ経済学b
本講義は、「ミクロ経済学b」の上位に位置する科目である。学ぶべきトピックスは「ミクロ経
済学b」に準じており不完全競争市場についてであるが、分析のための手法がより高度化す
る。すなわち、単なる図やグラフでの理解に加えて、記号や式を用いての理解も可能なよう
に講義する。より高度な経済理論の応用例も示し、卒業論文の執筆や他の専門科目の深い
理解を可能とする経済理論の基盤を養成する。
上級マクロ経済学a
1970年代以降、マクロ経済学は大きく変化し、ケインズ経済学と新古典派経済学の対応・
対立関係を視点とした上でのマクロ経済論争は建設的なものではないというコンセンサスが
形成されるに至った。本講義では、マクロ経済学がどのように変わってきたのか、そして何故
このような変化が起こったのかを考察する。また、様々なマクロ経済政策の是非を判断する
際に、このような変化の結果として生まれてきた重要な視点を与えると考えられる現代のマク
ロ経済学の理論を学ぶことが目的である。
上級マクロ経済学b
本講義では、マクロ経済的現象としての経済変動を経済成長と景気循環の2つの視点から
考察する。経済成長も景気循環も時間の流れを通じた経済現象であり、必然として「時間」と
いう概念が入ってくる。時間の流れを明示的に経済理論に導入することは動学化と呼ばれ
ている。「マクロ経済理論の動学化」という分析視点が何を意味するのか、またこの分析視点
により政策的含意等に対して具体的に何がもたらされるのか、これらを経済成長理論・景気
循環理論を通じて理解することが本講義の主要な目的である。
ゲーム理論a
ゲーム理論とは、各個人が最適な行動をとるとき、社会全体としてどのような状況が安定と
なるのかを分析する学問である。特に、さまざまな経済・社会状況における、駆け引きが重要
となるような戦略的な状況を分析対象とする。ここでの最も重要な概念はナッシュ均衡であ
る。さらに、行動がランダムに出される場合、相手の情報に対して不確実性がある場合など、
順次、分析手法が拡張される。こうした手法の解説と、経済、社会での応用例も取り上げる。
ゲーム理論b
本講義では、各個人の意思決定が順序という時間の流れがある状況に特に注目する。こ
れは「ゲーム理論a」において基本的に各個人の意思決定が同時になされることと対照的で
ある。こうした状況はゲームツリーで表現され、実際には実現しない部分も含めてより合理性
が貫徹している状況がどのような状況かが問われる。こうした中で、後ろ向き帰納法、サブ
ゲーム完全均衡、完全ベイジアン均衡といった基本概念と、その経済学での応用を取り上
げる。また、情報の経済学、繰り返しゲーム理論といったトピックスも取り上げる。
公
共
経
済
-6-
産業組織論a
ミクロ経済学を応用し、企業の行動や市場の構造、政府の競争政策のあり方を分析する。
具体的には、独占企業の行動や弊害、またこれに関連する発展的なトピックとして価格差別
化や合併、垂直的制限などについて学ぶ。本講義の最終的な到達目標としては、簡単な図
などを用いて現実の経済問題を簡潔、明瞭に説明できるようになることを目指す。
産業組織論b
ミクロ経済学を応用し、企業の行動や市場の構造、政府の競争政策のあり方を分析する。
具体的には、寡占企業の戦略行動や寡占市場の競争形態を学ぶ。また、発展的なトピック
として製品差別化やカルテルなども取り上げる。本講義の最終的な到達目標としては、簡単
な図などを用いて現実の経済問題を簡潔、明瞭に説明できるようになることを目指す。
地球環境論a
本講義では自然環境、特に大気環境と水環境について、その構造と変動のメカニズムに
ついて観測を含めて講義する。現在の地球環境は長い地球の歴史の上で出来上がってい
るものであり、今後も複雑に変化しうるものであること、地圏と気圏と水圏の関連を含め、自然
生態系における物質とエネルギーの移動のメカニズムを理解する。
地球環境論b
本講義では自然環境、特に大気環境と水環境について、その構造と変動のメカニズムに
ついて講義する。さらに近年の温暖化論議やオゾンホールの問題、酸性雨、生物多様性、
砂漠化、森林の劣化などについて考察する。現在の地球環境は長い地球の歴史の上で出
来上がっているものであり、今後も複雑に変化しうるものであること、その中で人間に対して
影響があることを理解する。
経済地理学a
経済地理学は経済の諸事象の地理的配置を説明し、経済地域の成立・構造・機能を明ら
かにすることを目的とする。経済事象は農業、工業、商業など多岐にわたるので、本講義で
は農業地理学を主体にしながら、経済地理学の方法と内容を学んでいく。農業活動と自然
環境、農業生産と農業労働力、農業経営規模と土地の保有形態、農産物と市場・流通・輸
送形態、土地利用と土地利用計画・政策、都市構造と農業地域などを学ぶ。
経済地理学b
単に講義による農業地理学の理論だけでなく、フィールドワークを実施するとともに、スライ
ドなどを用いて、アメリカやイギリス、日本などの食と農と環境のかかわりについて、できるだ
け具体的な姿が把握できるように努める。また、適当なトピックスを選んで、受講者の意見を
発表する場も設定する。さらに受講者は与えられた課題に関する小論を提出し、レポート・
論文の書き方の基本を習得する。
地域生態論a
生物と環境の関係を生態系などの概念を用いて追求する自然生態学が提唱されるに及ん
で、地理学は人間と環境の関係を論じる「地域生態学(論)」であるとの主張がなされた。本
講義では地域生態論の理論を地理学と地誌学から学んでいく。自然生態学にならって、人
間社会をこのようなシステム概念を用いて捉えたり、気候、水、土壌、生物、人間の複雑な諸
関係を物質とエネルギーの循環の観点から捉える説明方法を採用する。
地域生態論b
地域における資源や環境の持続的な利用の仕組みを明らかにするために地域生態論の
理論的バックグラウンドとフィールドワークが重要な研究法の1つであることを知る。平地林地
域や里山地域の自然再生、グリーンツーリズムやエコツーリズムを題材に、それらの資源の
存在形態や存在意義を的確に捉える。動態地誌のフレームワークは現象や景観の多面的
な観察や観測などから地域や環境を構成する要素を見いだし、それらの相互関係に着目し
ながら対象とした現象や景観の仕組みを明らかしていく。
公
共
経
済
学
科
専
門
科
目
環
境
-7-
学
科
専
門
科
目
環境経済学a
環境破壊が進行する要因に関して経済学の立場から検討を加え、環境保全型社会経済
システム構築のための環境政策のあり方について考察するために必要な知識や理論を習
得することを目的とする。具体的には、ミクロ経済理論に基づく環境経済学の考え方、環境
保全の便益や環境損害を貨幣的に評価することの意義とその手法、環境問題の調整にお
いて司法や行政が果たす役割、および環境政策の制度設計に関する基礎理論について講
義を行う。
環境経済学b
欧州諸国や米国などの先進国において進められている、環境保全と経済活動の調和に向
けた公共政策の諸事例について考察しながら、地球温暖化に代表されるような地球環境問
題に対処するための環境政策の制度設計はどうあるべきか、ということに関する政策的含意
を導き出していく。具体的には、環境税や排出権取引制度、再生可能エネルギー促進策と
いった政策措置とその効果、および地球温暖化対策の国際的枠組みのあり方について検
討を加える。
環境政策論a
まず代表的な環境問題の一つである地球温暖化を取り上げ、環境問題についての具体的
なイメージを深める。特に、化石燃料にかわるエネルギーとして積極的に導入されてきた原
子力にかかわる問題、および、京都議定書以降の温暖化対策に力点をおく。その後、多く
の環境問題に共通する構造を抽象化し、非協力ゲーム理論のモデルを使って分析する。
「一人ひとりにとって望ましい行動が社会にとって望ましい行動と一致しないため、自発的解
決が期待できず、公的機関が政策を講じる必要がある」という顕著な特徴を確認する。
環境政策論b
環境政策の手段の有効性について、主として「資源配分の効率性」という観点から考察す
る。環境税や排出量取引制度のような「経済的」手段が、固定的排出量割当などの「非経済
的」手段と比べてどう優れているのかが主要論点である。まず、経済学で環境問題を取り扱
う場合に必ず登場する「ピグー税」と呼ばれる課税ルールのしくみとその限界について解説
する。その後、実際の環境政策の現場で「経済的」な政策手段が支持される最大の根拠の
一つとなっている汚染削減費用の最小化特性について検討する。
資源・エネルギー経済論a
21世紀における国際社会の持続可能な発展のために、将来に亘って安全で、安定的か
つ効率的に供給可能な資源・エネルギーに着目し、それを経済的に考察することを目的と
する。
本講義では、我々の生活と産業の基盤である資源・エネルギーとは何かに論点を置いて、
その分類、資源量、コスト、国内外の利用形態・需給事情等について紹介し、基礎的な知識
の習得を図る。また、薪炭から石炭、石油、ウラン(原子力)などへのエネルギー資源の変遷
や環境配慮型の再生可能エネルギーなどについて検討し、枯渇性資源の環境への影響に
も言及する。
資源・エネルギー経済論b
21世紀における国際社会の持続可能な発展のために、将来に亘って安全で、安定的か
つ効率的に供給可能な資源・エネルギーに着目し、それを経済的に考察することを目的と
する。
本講義では、資源・エネルギー問題と環境・経済との関係について学習する。資源・エネ
ルギー問題については、国内外の事例を多数紹介すると共に、資源・エネルギーの開発に
伴う環境と経済成長、エネルギー資源の選択と配分・市場経済、新エネルギーと社会構造
変化・経済予測、さらに、核燃料サイクルと社会的共通資本も含めた経済的側面などについ
て検討する。
環境ビジネス論a
低炭素化社会への実現とともに生物多様性の維持は、のぞましい地球環境を考える上で
欠かせない重要な課題だが、生物多様性の維持のためにどのような活動をすべきかは、わ
かりにくいとされてきた。しかし、企業活動にとっても生物多様性への取り組みは、企業の存
続を左右する要素になりつつある。
本講義では、国内のみならず世界各地でどのような生物多様性の取り組みが行われてき
たのか、その望ましいビジネスモデルを紹介しながら、企業にとっての生物多様性のありよう
を考察する。
環境ビジネス論b
地球温暖化による多様な災害を防ぐための低炭素化社会への取り組みは、企業、自治
体、国にとって避けられない大きな課題である。エネルギーについては、東日本大震災以
降、原子力発電への依存が困難になったなかで、どのような方法や手段によって、省エネ、
新エネ、そして低炭素化は実現できるのだろうか。
本講義では、モノ作り企業の先進的な取り組み、世界をリードするイノベーションの実態、
また、国や自治体による低炭素化社会実現のためのインフラ構築のビジョンと課題を考察す
る。
環
境
-8-
環境マネジメント論a
大企業、公営企業で普及している環境マネジメントについて講義する。環境マネジメント
は、ISO14000sにおいて国際標準化が進み、企業レベルだけではなくあらゆる組織体が環
境保全を実施するうえで重要となってきた。また、環境保全をさらに強化する視点から
ISO26000(社会的責任: Social Responsibility)が国際標準化された。本講義では21世紀
の企業経営およびあらゆる組織体の経営において必要不可欠の環境マネジメントを講義す
る。
環境マネジメント論b
本講義では、「環境マネジメントa」の内容を踏まえ、環境マネジメントの具体的事例を交え
ながら学習していく。企業の環境マネジメント結果は、大企業を中心に「環境報告書」「持続
可能性報告書」「CSR報告書」などの報告書に毎年公表される。その代表的事例を取り上げ
て、報告内容を批判的に解説する。とくに、企業の不祥事、環境リスク、環境効率に力点を
置いて講義する。
環境法a
環境に関わる紛争や立法・政策を素材に、発展途上にある環境法の現段階を明らかにし
ていくとともに、法律学が環境保全にどのような機能を果たしうるかを考察する。本講義で
は、公害・環境問題の性質・歴史およびそれに対する環境法の発展を概観した上で、裁判
による環境紛争の解決手法としての民事損害賠償訴訟、国家賠償訴訟、民事差止訴訟お
よび環境行政訴訟、ならびに、裁判外の環境被害の被害者救済制度や紛争処理制度と
いった、環境法の救済法としての側面を検討する。
環境法b
環境に関わる紛争や立法・政策を素材に、発展途上にある環境法の現段階を明らかにし
ていくとともに、法律学が環境保全にどのような機能を果たしうるかを考察する。本講義で
は、環境に関する権利および義務の性格、環境法の諸原則、手法、考え方などそれらの基
礎的な構造を検討するとともに、環境基本法を頂点とする環境法政策の体系を、環境影響
評価法、公害・環境規制法、化学物質管理法、廃棄物・リサイクル法、自然環境保全法等の
機能の分析を通じて理解する。
国際環境法a
国際・地球環境問題に対処するための国際的な法のしくみを概観する。本講義では、主に
総論にあたる部分として、国際環境問題の性質・歴史、紛争の類型、国家や個人等の紛争
当事者の地位、問題解決の基本的手法、および、国際環境法の諸原則等を検討するととも
に、汚染損害に対する国家責任や無過失賠償責任等の事後責任に関する規則、環境汚染
防止の普遍的義務や環境責任の考え方、および、防止を目的とする規制等の実体的規則
や通報協議等の手続的規則について考察する。
国際環境法b
国際・地球環境問題に対処するための国際的な法のしくみを概観する。本講義では、長
距離越境大気汚染、オゾン層保護、温暖化防止等の地球大気の保全、タンカーによる油濁
汚染、船舶の航行に伴う海洋汚染、海洋投棄等の海洋環境の保全、南極の環境保護、廃
棄物の越境移動、化学物質や原子力、自然環境・生物多様性保全などの個別の環境問題
の類型に即して、環境条約の理論的構造、国家実行、国際会議や国際機関の対応、具体
的紛争などを手がかりに、国際環境法の構造を考察する。
国際公共政策論a
国際公共政策論では、一国のみでは解決困難な経済社会問題に対して、より良い状況を
生み出すために各国が広域的・地球規模で協力して行うべき政策・機関・枠組みの形成等
について学ぶ。国際相互依存が高まり制度・政策の調整が必要な現在、本講義では、国際
公共政策に応用可能な国際経済、公共財、経済成長などの基礎理論を学んだ上で、国際
経済政策・政策協調の態様を、国際経済協力・貿易・通貨金融・環境などの普遍的・地域的
国際機関や協力の枠組みに焦点をあてながら検討する。
国際公共政策論b
国際公共政策論では、一国のみでは解決困難な経済社会問題に対して、より良い状況を
生み出すために各国が広域的・地球規模で協力して行うべき政策・機関・枠組みの形成等
について学ぶ。アジアなど新興国が高成長を示す一方、途上国間の格差が大きくなる中、
本講義では、国際公共政策の一つである開発援助に焦点を当て、開発途上国の実態、近
年の国際援助潮流、ドナー間の援助協調、地球環境保全などのための国際公共財援助、
内戦の経済効果と紛争後支援、東アジアへの高齢化対策支援、我が国援助の開発効果な
どを詳細に検討する。
環
境
学
科
専
門
科
目
国
際
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学
科
専
門
科
目
国際経済学a
国際経済学とは、国家を分析の基本単位として、複数の国家にまたがる財・サービス・資
金・労働の移動・取引についての経済学的な分析を行う分野である。国際経済学は、国際
貿易論・国際金融論(国際マクロ経済学)・開発経済学の各分野から構成されるが、本講義で
は国際経済を理解するのに最低限必要となる基本的な考えを講義する。前期はミクロ経済
学の分析フレームワークを基礎として、国際的な「モノ」の取引を分析対象とする国際貿易論
の分野を扱い、貿易理論、国際貿易の一般均衡、貿易政策の基礎理論について講義す
る。
国際経済学b
国際経済学とは、国家を分析の基本単位として、複数の国家にまたがる財・サービス・資
金・労働の移動・取引についての経済学的な分析を行う分野である。国際経済学は、国際
貿易論・国際金融論(国際マクロ経済学)・開発経済学の各分野から構成されるが、後期はマ
クロ経済学や金融論の分析フレームワークを基礎として、国際的な「カネ」の取引を分析対
象とする国際金融論の分野を扱い、国際収支調整メカニズムに関連する事柄を学ぶ。国際
収支の赤字・黒字の定義から、外国為替市場や国際通貨制度と財政・金融政策へと、徐々
に高度な内容へと移行する。
国際貿易論a
国際貿易論は、財・サービスの国際取引や資本・労働・経営資源の国際移動を分析対象
とする学問分野である。本講義では、国際貿易や貿易政策の基礎理論や現実の貿易、貿
易実務について学んで、現実の国際貿易のテーマを考察するための経済学的な思考方法
を修得する。前期は、一般均衡分析を用いて伝統的な国際貿易の基礎理論を中心に講義
する。国際貿易論でもっとも重要な概念である比較優位をはじめ、貿易パターン、貿易利
益、比較優位の決定要因、産業内貿易と規模と経済などを取り上げる。
国際貿易論b
国際貿易論は、財・サービスの国際取引や資本・労働・経営資源の国際移動を分析対象
とする学問分野である。本講義では、国際貿易や貿易政策の基礎理論や現実の貿易、貿
易実務について学んで、現実の国際貿易のテーマを考察するための経済学的な思考方法
を修得する。後期は、部分均衡分析を用いて貿易政策の基礎理論について学んだのち、実
際的なトピックについて講義する。戦略的貿易政策、アンチ・ダンピング措置や緊急輸入制
限措置(セーフガード)、WTOと地域貿易協定(RTA)、貿易と環境などのトピックを取り上げ
る。
国際金融論a
国際金融論は国際的な「カネ」の取引、すなわち経済取引の「貨幣的側面」を扱い、金融
資産同士の国際的な取引、あるいは金融資産と財・サービスの交換に関わる諸問題を分析
対象とする分野である。本講義では現実の国際金融的現象を理解する上で基本となる事項
について説明する。最低限の理論的な分析も含まれるが、あくまでも現実の経済現象を理
解することを目標とする。前期はミクロ経済学、マクロ経済学、国際経済学を基礎として、国
際収支に関する諸概念、国際通貨制度、為替相場決定理論など、国際金融論の基本的な
事項について講義を進める。
国際金融論b
国際金融論は国際的な「カネ」の取引、すなわち経済取引の「貨幣的側面」を扱い、金融
資産同士の国際的な取引、あるいは金融資産と財・サービスの交換に関わる諸問題を分析
対象とする分野である。後期は、前期に学んだ国際金融論の基礎的知識をもとに、マクロ経
済学、国際経済学を基礎として、おもに国際金融の政策的、制度的側面を学ぶ。すなわち、
国際資本移動、国際通貨体制など、国際金融論の応用編を講義する。
開発経済学a
日本経済は、多くの分野で新興国への依存度を高めている。この講義の目的は、学生が
将来企業人として開発途上国/新興国で活躍するために必要な知識や分析視角を提供す
ることである。本講義では、まず貧困問題を取り上げ、貧困層の特定、貧困の悪循環、人間
開発などについて解説する。次に、東アジア諸国の開発戦略を、直接投資の誘致、工業化
戦略、産業構造の変化を中心に学ぶ。貧困問題の解決に向けた新たな取り組みであるマイ
クロファイナンス、貧困層向けビジネス、フェアトレードについて考える材料を提供する。
開発経済学b
開発途上国は高い潜在力を秘めている。しかし、その一方で、多くの経済リスクを抱えてい
る。この講義では、まず、経済リスクを、1980年代にラテンアメリカで顕在化した累積債務問
題、アフリカ諸国を中心とする重債務貧困国問題、そして1997年のアジア経済危機の事例
を取り上げて解説する。開発戦略に関しては、国際通貨基金(IMF)と世界銀行の施策や、
国際的な貧困削減プログラムである国連ミレニアム開発目標に着目する。日本企業が新興
国戦略を描く際に欠かせない人口問題(含む高齢化社会の到来)と消費市場も、講義の大
きな柱である。
国
際
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学
科
専
門
科
目
国際経営論a
グローバリゼーションの原動力の一つは、国境を越えて活動する多国籍企業である。現代
企業は、財の生産や販売だけでなく、情報や金融の世界でも、グローバル化を進めている。
生産・流通・広告・金融などでの技術革新により、新しい形で国際分業が再編成されている
のが、現代である。本講義では、企業の国際化に伴う諸問題を包括的に議論し、グローバリ
ゼーションを理解するための理論的枠組みを提供することを目的とする。
国際経営論b
本講義は、多国籍企業の活動にかかわるケーススタディを中心として、グローバリゼーショ
ンの現状を分析する。主として日本企業の、対アメリカ・アジア・ヨーロッパなどへの進出と撤
退のケースを取り上げ、その経緯・実態・展望を解説する。後期には、具体的な業種・企業
の進出を見ていく中で、国際競争の枠組み・企業組織・ビジネスモデルなどが、従来の製造
業中心の国際化の時代と、大きく変わってきていることに気がつくことになろう。
国際開発論a
国際開発論では、開発経済学のみならず開発社会学・開発政治学等を用いて経済発展
に伴う開発課題を分析し、持続可能(sustainable)ですべての人々にその恩恵が行き渡る
(inclusive)開発のための戦略・政策を検討することにより、開発途上国の経済・社会・制度
上の問題と処方箋を包括的に理解する。本講義では、貧困・ガバナンス・社会開発などの開
発問題に対する経済学、政治学、社会学等のアプローチ手法を学ぶとともに、これらの理論
や実証分析を基に、成長、貧困、格差、制度、財政、金融、資金フローなどのマクロ経済的
な開発課題を検討する。
国際開発論b
国際開発論では、開発経済学のみならず開発社会学・開発政治学等を用いて経済発展
に伴う開発課題を分析し、持続可能(sustainable)ですべての人々にその恩恵が行き渡る
(inclusive)開発のための戦略・政策を検討することにより、開発途上国の経済・社会・制度
上の問題と処方箋を包括的に理解する。本講義では、人口動態・都市化、農業・産業化、教
育、医療保健、労働、人的資本、貿易・投資など社会セクターや開発のミクロ経済的側面の
ほか、環境(持続可能な開発)、紛争(内戦)、開発政策と援助などについて検討する。
開発社会学
社会開発のための技術としてのdevelopment sociologyと「開発」自体を社会学する
sociology of developmentのバランスをとりつつ、開発社会学を講義する。開発と文化の相
克と社会変動の問題をグローバル/ナショナル/ローカルという空間的枠組みから分析す
る。ジェンダー分業の実態、地域文化に根差した様々なオルタナティブな実践、諸アクター
のネットワーク化などを歴史的かつ動態的な視点から分析し、グローバル化時代における
「開発と文化」「内発的発展論」「豊かさとは何か」という普遍的な命題を考える。
国際NPO論a
国際的なNPO(非営利組織)またはNGO(非政府組織)についての全体像、そして国際
NPO論aでは特に開発協力に取り組むNPO/NGOについて理解する。「Non/非」がつい
ている意味、すなわち政府や企業の取り組みとの違いを明らかにし、独自の理念・目的やア
プローチが分かるようになる。事例研究を参照し、現場のNPO/NGOによる成果および直
面する課題について考察する。特に、「北」のNPOと「南」のNPO・CBO/PO(地域社会組織
/民衆組織)との関係性、政府その他のアクターとの関係性に留意する。
国際NPO論b
本講義では特に、政府や企業、市民に変化を求めてアドボカシー(提言)活動を行う
NPO/NGOの理解を目的とするが、全体像をざっと概観することで、「国際NPO論a」を受講
していなくても「国際NPO論b」を受講可能とする。アドボカシーの分野は開発、環境、人権、
平和等、グローバルな課題が多岐にわたるが、事例研究では開発と環境の問題を中心に、
対象となるアクターに関する成果や限界について考察できるようにする。特に、南北問題の
視点を身につけるようになることを期待する。
国際経済法a
国際経済法の中核を占めるGATT/WTOについての基本的知識の習得を目的とする。こ
の目的の達成のために、本講義では、図、表、グラフ等を用いて、分かり易く解説を行う。こ
の分野は、事例の検討が不可欠であるので、ケーススタディを積極的に取り入れる。また、
GATT/WTOと共に近年重要性を増しているFTA、EPAについても、ビデオ、図、グラフ等
を用いて、分かり易く解説を行う。新聞記事も頻繁に取り上げ、講義で取り扱っている事柄と
の関連性や重要性を指摘する。
国
際
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国
際
国際経済法b
本講義は、国際経済法の近時の大きな検討課題といえる民事的救済制度についての基
本的理解を目的とする。この目的のために、国際裁判管轄、準拠法、域外適用等について
の基本的事柄を分かり易く解説する。解説においては、適宜、図、表、グラフ等を用いる。新
聞記事を活用し、理解の助けとする。
国際政治経済学a
本講義では国際関係論の基礎を学ぶ。グローバリゼーションが進む現代において、われ
われは国際社会の動向と無縁ではいられない。したがって国際社会についての基本的な知
識を身につけることは重要である。そこで本講義では、現在の国際社会はどのように生ま
れ、どのように展開してきたのか、国際社会の重要な構成単位である国家とは何か、なぜ戦
争はなくならないのか、国際機関はどのような役割を果たしているのか、現代の国際社会に
おいてどのようなことが問題になっているのか等について基本的な概念と歴史を中心に概説
する。
国際政治経済学b
本講義は国際関係における政治と経済の関わりについての基礎を学ぶ。伝統的には安全
保障問題はハイ・ポリティクス(高次元の政治)、経済問題はロー・ポリティクス(低次元の政
治)と呼ばれ、安全保障問題は経済問題に対して優位に位置づけられてきた。しかし、現在
では経済問題が重要な部分を占めており、そして、国際的な経済問題に対しては、しばしば
政治的対応が求められる。国際関係において政治と経済が密接に関わりを持っていること
は明らかである。そこで本講義では、国際関係における政治と経済の関わりを様々な歴史事
例や、古典を紹介しながら概説する。
国際協力論a
国際社会とは何か、国際社会における様々なアクターとは何かを理解した上で、「国際協
力」を理論的に定義し、考察していく。講義を通して、国家とは何か、国際社会とは何かを理
解し、国際協力に関する基本的な知識と意識を会得し、現代国際社会の様々な政治経済
現象を自分なりに理解し、実証的に分析し、政治、経済の両面における現在の国際協力の
あり方について自分なりの意見を持って貰うことを目的とする。
前期は、経済面における国際協力、即ち、経済協力及び開発援助政策についての分析を
行う。
国際協力論b
国際社会とは何か、国際社会における様々なアクターとは何かを理解した上で、「国際協
力」を理論的に定義し、考察していく。講義を通して、国家とは何か、国際社会とは何かを理
解し、国際協力に関する基本的な知識と意識を会得し、現代国際社会の様々な政治経済
現象を自分なりに理解し、実証的に分析し、政治、経済の両面における現在の国際協力の
あり方について自分なりの意見を持って貰うことを目的とする。
後期は、政治面の国際協力、即ち、国連の集団的安全保障の問題、集団的自衛権、多発
する紛争や内戦の予防・解決の試み、分析を行う。
国際組織論a
現在の国際社会では多様な国際組織が、国際社会の共通利益の実現のために重要な役
割を担っている。本講義では、これら国際組織の様々な活動をとりあげて、国際組織が各分
野で果たしている機能を具体的に説明する。たとえば紛争の平和的解決、安全保障、軍備
管理・軍縮・不拡散、人権問題、人道・難民問題、国際貿易・国際金融、開発援助・南北問
題、教育・文化、国際衛生・保健、海洋といった問題に関係する国際組織について検討す
る。
国際組織論b
今日、国際連合をはじめとした多くの国際組織が活動しており、そこにおいては国際連合
職員等の多くの人々が活躍している。これら国際組織の活動は、国際組織の設立条約や地
位協定、職員規則などの国際法及び関連諸規則に従って行われている。本講義では、国
際組織や国際公務員の活動を規律している法について、主に国際連合を例として分析をす
る。たとえば国際組織の概念と歴史、国際組織の設立と解散、国際組織の国際法・国内法
上の地位、国際組織と加盟国の関係、国際組織間の連携・協力、国際組織とNGO(民間団
体)、国際組織の職員の地位等の諸問題について扱う。
アメリカ経済論a
前期は1920年代から1960年代までの経済過程を扱う。アメリカ経済の現代的な構造や機
能は、1930年代の大恐慌期から第二次世界大戦後にかけて形成されたものである。講義で
はその過程を歴史的にフォローし、その中からどのような経済学的な考え方が生まれてきた
のかを考える。狭い意味での経済問題だけでなく、その背景をなす国際環境の変化、政治
社会的な事件も扱うので、現代史の講義としての意味ももつ。
学
科
専
門
科
目
外
国
経
済
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学
科
専
門
科
目
アメリカ経済論b
後期は現在のアメリカの抱える経済問題に焦点をあてる。アメリカ経済の動向は、世界経
済にとって多大なインパクトをもっているが、逆に、国際的な条件がアメリカの経済構造や経
済政策のあり方を大きく規定しているので、アメリカ経済の位置をグローバルな国際的文脈
のなかで捉えることが、経済問題の意義を把握する上で不可欠である。そのうえで、アメリカ
の現在の経済問題に対する政府の政策を検討し、諸外国との比較をもとに今後のアメリカ経
済のあり方を考える。講義全体を通じて、アメリカの経済モデルの普遍性と特殊性について
考えたい。
ヨーロッパ経済論a
本講義では、戦後のヨーロッパにおける統合の深化と拡大の経緯、現在のEUの制度的な
枠組みや経済政策の概要について学んだ上で、単一通貨ユーロの導入と中東欧のEU加
盟によって、ヨーロッパ経済や金融市場、産業構造、企業に生じた変化について学ぶ。
授業では、適宜、内外の経済紙などを教材として最新の国際経済・金融のトピックスを取り
上げて、ヨーロッパが目下直面している問題に理解を深めるとともに、ヨーロッパの統合が日
本や世界に及ぼす影響についても考察する。
ヨーロッパ経済論b
本講義では、欧州連合(EU)に加盟する国々の経済の現状と課題、ヨーロッパ域内におけ
る位置付けや、EU加盟国と域外経済との関係について学ぶ。「多様性の中の統合」を模索
するヨーロッパ経済の現状に対して、理解を深めることを目的とする。
日本経済との関係や共通点・相違点といった視点を盛り込み、世界経済におけるヨーロッ
パと日本の位置づけを考察する。また、日本が近隣のアジア諸国と経済連携を深めるにあ
たって、ヨーロッパの経験から得られる教訓についても考えてみたい。
ラテンアメリカ経済論a
自然的基盤、歴史的背景、政治的社会的特性などの分析の上に立って、ラテンアメリカ全
域の経済の特性について多面的に考察する。
前期は、ラテンアメリカ経済の特徴に関係する自然的基盤と歴史的背景などについて概観
したうえで、ラテンアメリカ経済の発展過程を通覧する。さらに、変革期にある現代のラテンア
メリカ経済の状況、およびこの地域の社会・経済が抱える諸問題とその将来展望について考
察する。
ラテンアメリカ経済論b
自然的基盤、歴史的背景、政治的社会的特性などの分析の上に立って、多面的に、国お
よび地方レベルの地域経済について考察する。
後期は、まず現代におけるラテンアメリカ主要国、ブラジル、アルゼンチン、チリなどの最近
のマクロ経済の流れを概観する。次いで、ラテンアメリカ経済の中核をなすブラジルについ
て、顕著な経済的地域格差の実態とその要因ともなった産業経済の発展過程を検討する。
また、同国の経済発展の現状と問題点について考察する。
東アジア・中国経済論a
近年東アジアの急速な発展と域内諸国の相互依存関係の強化によって、東アジアは世界
経済を牽引する存在になったと言われている。なかでも中国経済の動向は21世紀の世界経
済の新たな秩序を左右する最大のファクターの一つである。中国はすでに米国に次ぐ世界
第2位の経済大国に浮上している。本講義では東アジア全体に目を配りつつ、中国経済を
中心に考察する。日本もまた東アジアにあって、この地域の諸国と相互に密接な関係をもっ
ている。この講義を通じて、学生にこの地域のあり方に関心を向けてもらいたい。中国経済
の歴史、発展可能性などについて1970年代末から始まった改革・開放を中心に講義を進め
ていきたい。
東アジア・中国経済論b
中国経済の発展をめぐる内的な課題と、対外貿易の発展、外資導入などの経済成長への
役割、近年中国の台頭による東アジア経済の再編について考察する。日本にとって中国は
2002年より最大輸入相手国となり、輸出においても2009年より米国を抜いて最大相手国と
なっている。中国にとって日本は最大の輸入相手国であり、米国に次ぐ第2位の輸出相手国
である。中国の経済発展と中日経済関係の深化の中で両国の貿易の実態はその貿易量の
みならずその内容も変化している。貿易と投資を通じて急速に緊密化している日中経済関
係の現状と今後のあり方についても考察する。
東南アジア経済論a
日本の対外直接投資残高統計によると、対ASEAN投資が対中投資を上回っている。本
講義では、東南アジアで事業を展開している日本企業の視点に立ち、各国の経済発展の軌
跡と経済構造の特徴を明らかにする。東南アジア諸国の多様性に焦点をあてること、および
共通の分析項目を設定して各国を横並びで捉えることが講義の大きな柱である。共通の分
析項目は、経済発展の初期条件、経済発展戦略、マクロ経済動向、産業構造の特徴、外国
直接投資、日本との経済関係などである。
外
国
経
済
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学
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東南アジア経済論b
ASEANで進展している経済統合が、我が国企業の事業戦略に大きな影響を及ぼしてい
る。本講義では、まず、1967年に発足したASEANがいかなる経緯を経て地域経済共同体と
して発展し、多国籍企業をひきつけてきたかを学習する。次に、ASEANにおける経済発展
の重要な担い手である華橋・華人資本、日本の自動車メーカー、邦銀の活動についての知
識を提供する。日本がASEANのさらなる経済発展のために担うべき役割を考察した上で、
東南アジアとの経済関係を展望する。
南アジア経済論a
近年、中国やインドなどのアジア諸国の経済発展が世界の注目を集めている。本講義でと
りあげる南アジア地域は、インドを中心に今後さらなる成長が期待されている。しかし各国の
状況を慎重に観察してみると、人口問題や環境問題など、今なお多くの様々な問題を抱え
ていることがわかる。南アジアの国々の社会経済はどのように歩んできたのか。今なお未解
決の経済問題とは何か。今後いかなる成長経路を描くのか。本講義ではこのような問題を考
えることを通じ、南アジア経済の実情把握に努める。
南アジア経済論b
本講義では、「南アジア経済論a」を踏まえ、南アジア地域の社会経済についてより詳しく
説明する。南アジア地域はかつての貧困を脱し、近年ではミレニアム開発目標の達成に向
けて順調に歩んでいるかに見えるが、それほど楽観できる状況にあるわけではない。貧困者
比率は低下してきているが、世界の貧困者人口に占める南アジア地域の割合は4割を超え
る。読み書き能力を有する人口割合は上昇しているが、小学校でさえ未修了の子供たちが
多い。本講義では南アジアの社会経済を詳しく見ることを通じ、世界の開発問題を考える材
料を提供する。
オセアニア経済論a
本講義では、イギリスの植民地オーストラリアの誕生から、1901年の独立、そして第二次世
界大戦への勃発までの同国の歴史を概観していく。講義ではオーストラリアの植民地形成が
イギリスの帝国、植民地政策のなかでどのような位置づけを与えられていたのか、そもそも植
民地とは何なのかをオーストラリアを事例に考えてみたい。その上で、オーストラリアの植民
地がどのように発展を遂げていったのかを、囚人移送による初期の開発から、羊毛貿易の発
展、さらにはゴールドラッシュによる人口の急増と白豪主義の誕生などに焦点を絞っていく。
オセアニア経済論b
本講義では、第二次世界大戦後のオーストラリアの政治、経済、社会の変化を概観してい
く。経済的な面については、アジア地域経済とのつながりを意識しながら、地域経済との統
合への取り組みを含めた貿易政策、資源開発政策、人口(難民・移民)政策、環境政策など
を見ていく。また日豪関係にも焦点を当て、戦争という暗い過去を乗り越えて両国が貿易を
再開し、70年代には双方の経済にとって欠かすことのできない重要な貿易相手国となり、さ
らに80年代にはアジア地域経済統合推進のパートナーになっていくまでの歴史を概観して
いく。
アフリカ経済論a
本講義の目的は、国際社会におけるサハラ砂漠以南アフリカ諸国の経済的な動向を把握
することにある。今後、世界最大級の市場に発展し得るとして大きな期待を持って語られるア
フリカ経済ではあるが、数多くの脆弱さを内包しているのが実情である。前期には、アフリカ
経済の史的変遷(植民地以前、植民地下、独立後に区分)、アフリカ経済を取巻く国際環境
がどのように変化してきたのか、地域・準地域経済としての歩み、また直面する課題につい
て講義する。
アフリカ経済論b
グローバリゼーションが進行する国際社会において、アフリカ諸国はどのように位置付けら
れるのだろうか。後期にはアフリカ諸国が直面する課題をテーマ別に講義する。主要援助国
や国際金融機関の対アフリカ支援政策、累積債務問題と債務削減に向けての動き、紛争の
経済的なインパクト分析、民主化に向けての動き、人口増加と労働問題、環境問題、食糧問
題などである。その上で、今後のアフリカ経済を展望する。また、日本が如何にアフリカ諸国
と関わっていくべきかについても考察する。
中東経済論a
2011年初頭にチュニジア、エジプトで起こったアラブ革命のインパクトはアラブ世界にとど
まらず、世界に広まっている。本講義の目的は、アラブ革命 の政治経済的背景を探ることに
ある。内容は、主に、独立以来のエジプトの政治経済社会的発展と中東独自の地政学(パレ
スチナ問題、湾岸石油問題、対テロ戦争)、さらに、イスラーム主義とのかかわりの検討であ
る。授業はテキストに沿って講義しながら、必要に応じてビデオも参照する。
外
国
経
済
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外
国
経
済
学
科
専
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科
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調
査
・
統
計
分
析
中東経済論b
アラブ革命以後、チュニジア、エジプト、モロッコで行われた選挙では、いずれの国でもイ
スラーム政党が第1党になった。これらの政党がお手本にしているのが、トルコである。2002
年以来の政権与党公正発展党は、ハイパー・インフレを見事に抑制し、経済成長を遂げて
きているだけでなく、近年、外交的にも、大きな存在感を示している。本講義では、トルコを
取り上げ、同国のイスラーム志向新興資本家グループの新自由主義経済を利用した成長戦
略と、自己啓発型イスラーム新思考について検討する。
経済統計論a
経済統計とは、経済・社会現象を知り、学ぶために必要なデータに関する基礎的な知識と
ともに、それらを分析するための手法について学習することを目指した学問である。前期に
は、統計データを作る時の様々な約束、統計制度等の経済統計の基本を学ぶ.具体的に
は、統計データの性質や経済学的な変数と現実の統計データの対応のさせ方、統計制度
および統計の種類等について論ずることとする.
経済統計論b
経済統計とは、経済・社会現象を知り、学ぶために必要なデータに関する基礎的な知識と
ともに、それらを分析するための手法について学習することを目指した学問である。後期に
は、わが国の統計行政、個別の統計調査について分野別に学ぶ。具体的には、人口と労
働、家計、産業と企業、財政と金融等に関して、それぞれ代表的な統計調査とそれらの結果
に基づく分析について論ずることとする。
計量経済学a
経済理論で得られた命題が現実に当てはまるのか。理論的に明らかとなっている関係性
について数量的にどのような値が得られるのか。こうした問題に対して解答を与える手法が
計量経済学である。こうした客観データによる分析結果を積み重ねることによってはじめて、
イデオロギーを超えた科学としての議論が可能となる。本講義では、計量経済学における最
小2乗法、決定係数、確率モデルという基本的な概念や考え方を紹介する。
計量経済学b
本講義では、「計量経済学a」での議論を踏まえ、2つの方向に議論を拡張する。一つは、
計量経済学で用いられる推定と検定の考え方の理解をより深めることである。つまり、推定量
における望ましさ(BLUE)、各種検定統計量の導出と考え方についてである。もう一つの方
向は、実際的な推計の工夫についてである。つまり、関数形、特殊な説明変数、標準的な仮
定が満たされない場合への対処についてである。以上の2つの方向への深い理解によっ
て、適切に計量経済学を用いる能力を養成する。
経済経営数学a
本講義では、例題や演習問題の豊富なテキストを用いて、経済・経営の諸課題における理
論分析に必要となる数学の基礎を網羅的に解説する。解法の手引きを講義したのちに、授
業参加者それぞれが演習問題を解き進めるという参加型の授業形式をとる。広範な分野に
わたっている経済経営数学のさまざまなキーワードに触れ、少なくとも経済経営数学に苦手
意識を持たないようになることを目的とする。
前期には、導関数・微分・偏微分・ラグランジュ乗数・行列・逆行列を主に解説し、経済学・
経営学における利用例について演習問題を通して学ぶ。
経済経営数学b
本講義では、例題や演習問題の豊富なテキストを用いて、経済・経営の諸課題における理
論分析に必要となる数学の基礎を網羅的に解説する。解法の手引きを講義したのちに、授
業参加者それぞれが演習問題を解き進めるという参加型の授業形式をとる。広範な分野に
わたっている経済経営数学のさまざまなキーワードに触れ、少なくとも経済経営数学に苦手
意識を持たないようになることを目的とする。
後期には、ヤコビアン・線形計画・積分・微分方程式・差分方程式を主に解説し、経済学・
経営学における利用例について演習問題を通して学ぶ。
社会調査論a
本講義では、社会調査士という資格の試験範囲に準拠したテキストによって、社会調査に
おいて重要な概念を解説する。基本的な調査設計、およびフリーソフトウェアであるRを用い
たデータ要約を授業参加者全員が体験するという参加型の授業形式をとる。さまざまなデー
タ要約方法に触れることを通して、適切な社会調査データの要約方法体得を目的とする。
前期には、標本抽出・社会調査データの構造・代表値・相関・最小2乗法・クロス集計を主
に解説する。R操作を経験することで、社会調査を実施したのちの基礎的な要約法を学ぶ。
-15-
学
科
専
門
科
目
社会調査論b
本講義では、社会調査士という資格の試験範囲に準拠したテキストによって、社会調査
データ解析の実際を解説する。基本的な調査設計、およびフリーソフトウェアであるRを用い
たデータ解析を授業参加者全員が体験するという参加型の授業形式をとる。さまざまなデー
タ解析手法に触れることを通して、適切な社会調査データの分析手法体得を目的とする。
後期には、仮説検定・ロジスティック回帰・主成分分析・因子分析を主に解説する。R操作
を経験することで、社会調査を実施したのちの基礎的な分析手法を学ぶ。
多変量解析a
統計データに含まれるそれぞれの個体に対して複数の属性・変数が計測されているような
データを多変量データという。多変量データにおける変数間の関係を利用して、予測、個体
の分類、変数の縮約を行うための統計手法を多変量解析といい、回帰分析や主成分分析
が代表的である。
本講義では、記述統計、単純回帰分析、重回帰分析を扱う。これらの手法の理論的な枠
組みを理解したうえで、社会科学分野のデータへの応用方法を修得する。このために、講義
形式による理論的な説明と並行して、統計解析ソフトウェアを用いる実習を行って応用力を
養成する。
多変量解析b
多変量データにおける変数間の関係を利用して、予測、個体の分類、変数の縮約を行う
ための統計手法を多変量解析といい、回帰分析や主成分分析が代表的である。
本講義では、「多変量解析a」の修得を前提として、判別分析、主成分分析、多次元尺度
構成法、クラスター分析などの重要な多変量解析法の基礎理論を理解し、現実の社会科学
分野のデータへの応用方法を修得する。このために、講義形式による理論的な説明と並行
して、統計解析ソフトウェアを用いる実習を行って応用力を養成する。
地域調査論
地域調査は、地理学や社会学、地域経済学等の実証的学問における基本的な研究手法
であるとともに、地域の諸問題に実践的に取り組むためには不可欠なプロセスである。本講
義では、地理学を基盤とした地域調査の方法について具体的・体験的に習得することを目
的とする。実際の地域を対象として、文献資料調査(文献資料の収集と分析、統計資料の活
用、空中写真の判読、地形図の読図)および現地調査(観察、インタビュー、測定)を行って
いく。
地理情報システム論
地理情報システムとは、地理的位置を手がかりに、位置に関する情報を持ったデータ(空
間データ)を統合的に管理・加工、分析し、視覚的表現する技術である。地理学、地域政策
学、都市工学など地理空間の事象を扱う様々な学問分野で活用されている。本講義では
GISの基本原理とさまざまな活用事例について解説したのちに、実際の空間データを用い
て地図表現(標高図、地形断面図の作成、分布図の作成、統計地図の作成)、地域分析
(オーバーレイ、バッファリング、ボロノイ分割)に関する実習を行う。
データベース論a
本講義では、データベースの歴史を概観した後、データベースの基礎を学習する。関係
データベースのもっとも単純な例として、表計算ソフト(MS-Excel)のデータベース機能を利
用し、実習をしながらデータベースおよびその検索の基礎を学ぶ。実際のデータとしてテキ
ストに付属されている国勢調査の人口情報と、百人一首を利用し、それらの取り扱いを通じ
て数値中心のデータベースと文字列中心のデータベースの扱いの基礎を学ぶ。
データベース論b
本講義では「データベース論a」を踏まえ、現在最も普及している関係データベースに焦点
をあて、関係データベースの理論と実践を学ぶ。理論としては、関係データベースの特徴か
らはじめ、関係代数、問い合わせ言語 SQLなどについて学習する。実践としては、関係
データベースソフトのMS-Accessを使用し、関係データベース作成や問い合わせなどの実
際の操作を学ぶ。
データマイニング論a
本講義では、大量のデータから仮説や規則を発見するデータマイニング手法の基礎理論
を簡単な実習を交えて学習する。決定木、自己組織化マップ、相関ルール、クラスター分析
などといったデータマイニングの基礎理論を学んだ後、RやExcelといったアプリケーションソ
フトを用いて実際にネット上のデータに潜む規則性を発見する。
調
査
・
統
計
分
析
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調
査
・
統
計
分
析
データマイニング論b
本講義では「データマイニング論a」を踏まえ、大量のテキストデータを定量化し解析するテ
キストマイニングの手法について学習する。テキストマイニングや自然言語処理の基礎理論
を学習した後、実際にRやExcelといったアプリケーションソフトを用いアンケートの自由記述
文やネット上のブログ、ニュースなどのデータを定量的に分析する。
マルチメディア論a
本講義では、マルチメディア作成のアプリケーションを利用しながら、図形作成・画像処
理、静止画作成、アニメーション作成に関する理論の講義と実習を行う。また図形・画像作
成のためのアプリケーションを利用し、画像編集や画像圧縮などの機能を学ぶ。さらにアニ
メーションの原理について講義し、アニメーション作成のためのアプリケーションを用いて実
習する。これらで作成したファイルを、ワープロやプレゼンテーションで利用する方法につい
ても学ぶ。最終レポートとして、マルチメディア作品を制作する。
マルチメディア論b
本講義では、インターネット上でのマルチメディアシステムがどのようなものかを、実例を挙
げながら講義し、それらを作成するためにいくつかのアプリケーションを用いて実習を行な
う。ここでは、音声の取り込みおよび編集について講義と実習を行い、アニメーション、3D作
成のためのアプリケーションを用いて、アニメーション作成、音声入力、3D作成を行なう。ま
た、ビデオの取り込み、ファイルの圧縮方法について講義と実習を行い、ビデオクリップを用
いて動画編集を行なう。最後レポートとして、独自の作品を制作し、Web上に発表するの
で、サーバーにアップする方法やHTMLについても講義を行う。
NPOマネジメント論a
本講義では、NPOの事業や活動に関して、その運営の多様性について講義する。前期は
NPO事業や活動に関する基礎的な知識習得に努める。
この授業のねらいは、NPOなどで期待される人材や組織運営に関する基礎を理解すると
同時に、東日本大震災や各地で活躍するNPO事例を取り上げることで、NPOの実態を理
解できるように工夫すると共に、実際にボランティアやインターンなどでの活動ができるような
工夫も行う。
NPOマネジメント論b
本講義では、NPOの事業や活動に関して、その運営の多様性について講義する。後期に
はNPO活動の事例に基づく学習と共に、NPOと地域・企業・行政との関係や協働について
取り上げる。
この授業のねらいは、NPOなどで期待される人材や組織運営に関する基礎を理解すると
同時に、東日本大震災や各地で活躍するNPO事例を取り上げることで、NPOの実態を理
解できるように工夫すると共に、実際にボランティアやインターンなどでの活動ができるような
工夫も行う。
地域メディア論
本講義では、特定のエリアや社会集団をターゲットにしたメディア(タウン誌、ミニコミ、フ
リーペーパー、コミュニティFM、CATV、エスニック・メディアなど)をとりあげ、それぞれの特
徴や社会的位置づけについて学ぶ。そのうえで多文化・多民族が共生するグローバル社会
におけるローカルな情報の意義、地域メディアに期待される社会的役割について受講者とと
もに考えたい。後半は、受講者自身が取材・編集をして作成した地域メディアを提出・発表し
てもらう。
地域づくり論
参加・協働・学びというキーワードを念頭に、住民参加による持続可能な地域づくりのあり
方を理論・実践の両面から考察し、受講生自身が地域づくりの当事者であることを理解させ
る。理論編では、持続可能性の定義、住民参加理論、地域リーダー論、ソーシャルキャピタ
ル論などを講義する。実践事例として、循環型地域社会の形成、環境教育、景観整備、補
完通貨、発展途上国の村落開発、地域観光資源の発掘などをとりあげる。対象地域は主に
日本国内の農村地域および都市であるが、欧米や途上国の事例にも言及する。
地域活性化論
少子高齢化による日本の人口構造の変化は、自治体の構成人口の縮小とこれに伴う行政
規模の見直しを余儀なくされている。地域に目を向けると増え続けるシャッター商店街、居
住地域における空き家の増加による生活空間の空洞化は、地域のコミュニティを崩壊し、社
会福祉サービスの担い手の不足を生じ、人間の生活に不可欠な社会との絆まで奪い去って
いく。本講義では、地域における現状と問題点を明確にするとともに地域活性を草の根から
構築するための発想と手法の実践を踏まえて取り上げる。
学
科
専
門
科
目
地
域
・
実
践
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ソーシャル・ビジネス論a
ソーシャル・ビジネスは、環境問題、経済格差、社会的弱者の支援など、社会・経済的課
題をビジネスとして解決する手法や、その事業のことである。本講義では、ソーシャル・ビジ
ネスが登場してきた背景、ソーシャル・ビジネスを巡る動向や考え方、活動状況など、基礎的
な概要を学ぶ。アメリカを中心に、イギリス、韓国、日本における、ソーシャル・ビジネス成立
の背景や経緯、現状などを比較しながら学び、ソーシャル・ビジネスとは何かを理解すると同
時に、新たな公共としての現代社会の中でのソーシャル・ビジネスの持つ意味を考える。
ソーシャル・ビジネス論b
ソーシャル・ビジネスは、日本だけでなく、イギリス、アメリカのほか、韓国などアジアの国々
でも実施されている。講義の中では、各国の事例を紹介する。ソーシャル・ビジネスの具体
的な事例を通して、どのような工夫、商品、サービス、人材がビジネスを成立させるか、雇用
や参加を生み出すことは地域や社会にとってどのような意味を持っているかを考える。アメリ
カを中心に、イギリス、韓国、日本における、ソーシャル・ビジネス成立の背景や経緯、現状
などを比較しながら学び、ソーシャル・ビジネスのしくみや実態について理解を深める。
精神保健福祉論a
現代の社会を生きる上で精神保健の知識は不可欠である。本講義では、精神保健と精神
医学の基本的な知識を身につけることによって自己を理解し、自身の学生生活とその後の
人生を豊かにし、友人・家族、職場の同僚や部下に対して援助のできる社会人を育成するこ
とを目標とする。精神保健の概念とその実践の対象、次いで精神保健の理解に必要な精神
医学の基本的知識を学ぶ。これらを踏まえてライフサイクルから見た精神保健すなわち各ラ
イフステージにおける発達課題とその障害について考えていく。
精神保健福祉論b
精神保健や精神障害の問題は現代のストレスフルな社会では誰もが必ず関わることがある
問題である。本講義では健常者の精神的健康の維持増進のためのストレス対処法やメンタ
ルヘルス不全者への対応などの基本的な知識を身につけることによって自己を理解し、自
身の学生生活とその後の人生を豊かにし、友人・家族、職場の同僚や部下に対して援助の
できる社会人を育成することを目標とする。それぞれの生活の場(家族、学校、職場、地域)
から見た精神保健を考えていく。さらに、世界とわが国の医療、精神科医療の現状について
学ぶ。
現代人口論a
現代社会を人口に焦点をあて、日本及び世界的視野から検討すると、先進国及び発展途
上国ではさまざまな問題を抱えている。本講義ではこうした課題に接近し、理解を深める。
形式人口学(人口統計学)といわれる狭義で扱う人口学的事象の研究は、本来、政治、社
会、経済、地理、文化、環境、公衆衛生等他の学問分野と深い関わりを持っており、広義の
人口学領域と関連した考察が不可欠である。本講義では、人口動向を把握するために、基
礎的な用語の理解、統計データの見方等を学習し、人口構造の動向とその要因、出生、結
婚などの人口問題へのアプローチを紹介し、日本及び世界の動向を概観する。
現代人口論b
人口は、空間的範囲に限定された人間の集合的な表現であるが、その一方では、年齢
別、男女別、就業別、高齢者人口のように、非空間的な概念でもあり、社会経済的な属性に
よって、その性格が大きく異なってくる。
本講義では、日本をはじめ、世界の先進国が抱えている高齢化や少子化の問題を中心
に、課題を浮き彫りにし、その問題点を整理した上で人口政策はどうあるべきかを概観する。
少子化による労働力率の変化や結婚・離婚・配偶関係の変化等、人口学的要因が家族や
地域社会にどのような影響を与えているのか、都市と農村に分けて検討する。特に、寿命や
高齢化に伴う高齢者の問題及びその対応策について国際比較によって理解を深める。
社会保障論a
少子高齢化の進展により社会保障に係る将来の財政負担はますます大きくなっている。本
講義では、社会保障制度の基本的な構造を理解し、今後、制度がどうあるべきかについて
自ら考察できる知識を習得することを目的とする。
前期には、社会保障の歴史、社会保障の財政、医療サービス、介護サービスといった現物
給付の社会保障制度の解説を行う。必要に応じで、諸外国の制度も紹介する。
社会保障論b
少子高齢化の進展により社会保障に係る将来の財政負担はますます大きくなっている。こ
の講義では、社会保障制度の基本的な構造を理解し、今後、制度がどうあるべきかについ
て自ら考察できる知識を習得することを目的とする。
後期には、年金、生活保護、雇用保険といった現金給付の社会保障、および、社会保障と
就労の関係について解説を行う。必要に応じで、諸外国の制度も紹介する。
地
域
・
実
践
学
科
専
門
科
目
人
口
・
保
健
・
医
療
-18-
医療経済学a
本講義では、医療サービスや介護サービスのあり方や必要性について、経済学のフレー
ムワークから検討していくことを目的とする。
前期には、日本の医療保険制度について基本的な知識を身につけたうえで、不確実性、
外部性、情報の非対称性といった医療サービスの特質について学び、医療における公的介
入の必要性について理解することを目的とする。必要に応じて、諸外国の制度も紹介する。
医療経済学b
本講義では、医療サービスや介護サービスのあり方や必要性について、経済学のフレー
ムワークから検討していくことを目的とする。
後期には、医療サービス提供体制や、医療費の自己負担、診療報酬の支払い方式、医療
スタッフの労働市場といった、医療制度の骨組みが、現在、日本が直面している医療におけ
る諸問題にどのように関連しているのかについて理解することを目的とする。必要に応じて、
諸外国の制度も紹介する。
日本社会史a
全長40メートルの戦艦、炸裂する火薬兵器、降りそそぐ毒矢、異形の巨大軍隊モンゴル軍
に打ちのめされた日本の武者達は、かつてないストレスに悩まされ、蔓延する恐怖の念は、
全土を神仏頼りの祈祷列島に変えていく。幕府は直面する危機にどう対処したのか。そし
て、九州の武士は…。合戦死傷者のその後までを追う。
わが国の中世社会はモンゴル戦争を画期にして大きく変わる。この変化が歴史の発展で
あるのか、それとも単なる民族史的に日本人の性質が変わったにすぎないのか、日本の歴
史学の中では大きな問題である。本講義ではこのことを念頭において、まずはモンゴル戦争
(蒙古襲来)の実相に迫っていきたい。
日本社会史b
風濤に砕けるモンゴル艦船、合戦恩賞を要求する武士の訴訟、権力中枢に勃発するクー
デタ、中世の日本は確実に不安と流動の時代へ入る。
前期の講義をうけて後期では弘安合戦とそれ以降の、特に日本国内の社会様相を観察す
る。
日本経済史a
本講義は、戦前(第二次大戦前)日本における独特の資本主義成立・発展過程を述べな
がら、とくに財閥などの大企業システムはどのように成立し、どのような特徴をもっていたのか
を明らかにする。国際環境との関連に留意しながら、日本資本主義の形成・確立及び独占
資本確立過程を概観した上で、1920年代を中心に「戦前日本型大企業システム」の特徴を
明らかにし(全体構造及び財閥・紡績独占・国家資本の類型別)、さらに鉄鋼独占について
やや詳述する。
日本経済史b
本講義は、昭和恐慌・準戦時・戦時経済から「戦後改革」を経て、「高度成長」に至る日本
資本主義の構造変化(とくに産業構造の変化)を述べながら、とりわけ日本独特の大企業シ
ステムがいかなる歴史過程のもとで、どのような特徴をもって形成されてきたのかを明らかに
する。とくに六大企業集団体制の形成・発展とその特有な構造については、やや詳述する。
外国経済史a
世界史上最初の産業革命であるイギリス産業革命は、イギリスに固有な事例という側面を
含みつつも、ある種の普遍性を有することは否定できない。そこで第1に、なぜイギリスで史
上最初に産業革命が展開したのかを考察する。そのために、産業革命の前提条件を考え
る。第2に、イギリス産業革命の具体的な展開過程を、技術革新や代表的企業家の活動を
中心に分析する。最後に、産業革命の社会経済的な結果として、外国貿易の構造変化、社
会生活の変化について考察する。
外国経済史b
イギリスに遅れて産業革命を開始した後発諸国の代表的事例として、ドイツを取り上げて
考察する。ドイツは後発国に特徴的な「経済的後進性」を克服しつつ、19世紀後半には一部
でイギリスを上回る目覚ましい発展を示した。このようなドイツ産業革命の特徴を、産業革命
の前提条件の整備、後進性克服の手段、産業革命加速の手段などを中心に分析する。具
体的には、プロイセン改革、ドイツ関税同盟の形成、鉄道建設による産業革命の加速、産業
技術教育の促進などいくつかの重要な問題に限定して講義を進める。
人
口
・
保
健
・
医
療
学
科
専
門
科
目
経
済
史
-19-
総合講座a *
毎回、学外から著名な方々を講師として招き、社会の最前線で起こっていることやそこで考
えられていることを学ぶ機会とする。分野は特に経済・経営の分野に限らず、広い社会的な
活動も含めることとする。社会で活躍されている方々の生の声を聞くことにより、どのような専
門性を身につけていくか、身につけた専門性を社会でどのように役立てるかを考えさせる機
会とする。また、どのような社会人となるかも意識させ、キャリア教育の一環も担う。
総合講座b *
後期も、学外から前期とは異なる著名な方々を毎回、講師として招き、社会の最前線で起
こっていることやそこで考えられていることを学ぶ機会とする。分野は特に経済・経営の分野
に限らず、広い社会的な活動も含めることとする。社会で活躍されている方々の生の声を聞
くことにより、どのような専門性を身につけていくか、身につけた専門性を社会でどのように役
立てるかを考えさせる機会とする。また、どのような社会人となるかも意識させ、キャリア教育
の一環も担う。
特殊講義a *
本講義は、通常のカリキュラムに配置する科目とまでは至らない以下のようなトピックスにつ
いて講義する。つまり、最先端の学問成果の紹介、グローバル化や情報化といった最新の
現実社会の動きについての紹介、そのほか、学生の教育に特に効果があると考えられるト
ピックスについての講義を行う。
特殊講義b *
本講義は通常のカリキュラムに配置する科目とまでは至らない以下のようなトピックスにつ
いて講義する。つまり、最先端の学問成果の紹介、グローバル化や情報化といった最新の
現実社会の動きについての紹介、そのほか、学生の教育に特に効果があると考えられるト
ピックスについての講義を行う。
演習Ⅰa
演習は大学教育における根幹となる専門教育である。そこにおいて、次のような要素を含
む複合的な学力の養成が求められる。すなわち、(1)専門知識の習得、(2)社会的な問題意
識の養成、(3)自ら勉強する方法の修得、(4)自らの考えを効果的に報告する能力、(5)自らが
立てた問いに対して効果的に解を与える方法、(6)他者の報告を聞き、自らの意見を述べる
能力、(7)他者の意見を聞き、自らの意見を修正する能力、(8)自らの立てた問いに解を与え
るときに必要なデータや論文を採集する能力等である。
「演習Ⅰa」では第2学年ということもあり、上記の中で特に(1)、(2)、(3)の能力の養成を目的
とする。
演習Ⅰb
演習は大学教育における根幹となる専門教育である。そこにおいて、次のような要素を含
む複合的な学力の養成が求められる。すなわち、(1)専門知識の習得、(2)社会的な問題意
識の養成、(3)自ら勉強する方法の修得、(4)自らの考えを効果的に報告する能力、(5)自らが
立てた問いに対して効果的に解を与える方法、(6)他者の報告を聞き、自らの意見を述べる
能力、(7)他者の意見を聞き、自らの意見を修正する能力、(8)自らの立てた問いに解を与え
るときに必要なデータや論文を採集する能力等である。
「演習Ⅰb」では第2学年ということもあり、上記の中で特に(1)、(2)、(3)の能力の養成を目的
とする。
演習Ⅱa
演習は大学教育における根幹となる専門教育である。そこにおいて、次のような要素を含
む複合的な学力の養成が求められる。すなわち、(1)専門知識の習得、(2)社会的な問題意
識の養成、(3)自ら勉強する方法の修得、(4)自らの考えを効果的に報告する能力、(5)自らが
立てた問いに対して効果的に解を与える方法、(6)他者の報告を聞き、自らの意見を述べる
能力、(7)他者の意見を聞き、自らの意見を修正する能力、(8)自らの立てた問いに解を与え
るときに必要なデータや論文を採集する能力等である。
「演習Ⅱa」では第3学年ということもあり、上記の中で特に(4)や(5)の能力の養成を目的とす
る。
演習Ⅱb
演習は大学教育における根幹となる専門教育である。そこにおいて、次のような要素を含
む複合的な学力の養成が求められる。すなわち、(1)専門知識の習得、(2)社会的な問題意
識の養成、(3)自ら勉強する方法の修得、(4)自らの考えを効果的に報告する能力、(5)自らが
立てた問いに対して効果的に解を与える方法、(6)他者の報告を聞き、自らの意見を述べる
能力、(7)他者の意見を聞き、自らの意見を修正する能力、(8)自らの立てた問いに解を与え
るときに必要なデータや論文を採集する能力等である。
「演習Ⅱb」では第3学年ということもあり、上記の中で特に(4)や(5)の能力の養成を目的と
する。
総
合
講
座
・
特
殊
講
義
学
科
専
門
科
目
演
習
-20-
演習Ⅲa
演習は大学教育における根幹となる専門教育である。そこにおいて、次のような要素を含
む複合的な学力の養成が求められる。すなわち、(1)専門知識の習得、(2)社会的な問題意
識の養成、(3)自ら勉強する方法の修得、(4)自らの考えを効果的に報告する能力、(5)自らが
立てた問いに対して効果的に解を与える方法、(6)他者の報告を聞き、自らの意見を述べる
能力、(7)他者の意見を聞き、自らの意見を修正する能力、(8)自らの立てた問いに解を与え
るときに必要なデータや論文を採集する能力等である。
「演習Ⅲa」では第4学年ということもあり卒論の執筆を行い、同時に上記の中で特に(6)、
(7)、(8)の能力の養成を目的とする。
演習Ⅲb
演習は大学教育における根幹となる専門教育である。そこにおいて、次のような要素を含
む複合的な学力の養成が求められる。すなわち、(1)専門知識の習得、(2)社会的な問題意
識の養成、(3)自ら勉強する方法の修得、(4)自らの考えを効果的に報告する能力、(5)自らが
立てた問いに対して効果的に解を与える方法、(6)他者の報告を聞き、自らの意見を述べる
能力、(7)他者の意見を聞き、自らの意見を修正する能力、(8)自らの立てた問いに解を与え
るときに必要なデータや論文を採集する能力等である。
「演習Ⅲb」では、第4学年ということもあり卒論の執筆を行い、同時に上記の中で特に(6)、
(7)、(8)の能力の養成を目的とする。
全学総合講座
主として1年次の学生を対象として、日頃不思議に思っている素朴な疑問、世界中で日々
生起する様々な事件、地球的規模で考えなくてはならない諸問題などへの興味と関心を深
め、お互いをつなぎ合わせて考えながらそれを学問へとつなげていく科目である。現代世界
論、キャンパスライフと仕事、多文化社会のメディア・リテラシー、獨協学、環境学、地域活性
化システム論、NPO論、経営者が語る現代企業論、社会を生き抜くセルフブランディング、
教えるという仕事、あなたのキャリアデザインを考えるなど、多様な切り口で講義を進め、受
講者の視野を広げることを主眼とする。
ことばと思想 1
ことばと思想に関して広く学ぶ基礎科目である。従来の学問の蓄積された方法を学びなが
ら、歴史的、批判的な視点・思考をことばと思想という切り口から養う。哲学の諸問題、生と死
の意味の哲学、倫理の基礎について考える、倫理学、環境と生命の倫理、社会思想史、心
理学、こころの世界、言語学、英語学、日本語教育概説などを題材に理解を深める。
歴史と文化 1
歴史と文化に関して広く学ぶ基礎科目である。従来の学問の蓄積された方法を学びなが
ら、歴史的、批判的な視点・思考を歴史と文化という切り口から養う。スペイン研究入門、ラテ
ンアメリカ研究入門、恐怖の日本文学、日本文学現代、日本文学古典、平安時代の文学を
読む、日本文化論、歴史学、英語圏の文学、異文化間コミュニケーション、移民・交易に見
る文化変容、グローバル化とイスラム―公と私、文化史入門、文化人類学、日本事情とコミュ
ニケーション教育、教育の歴史などを題材に理解を深める。
現代社会 1
現代社会に関して広く学ぶ基礎科目である。従来の学問の蓄積された方法を学びなが
ら、歴史的、批判的な視点・思考を現代社会という切り口から養う。グローバリゼーションを
巡って、日本の表象と世界、経済学、日本国憲法、民法、国際法、教育法、政治システムの
構成要素、現代の民主主義、社会学、地理学、地誌学、ジェンダーとメディア表象、家庭と
職場のジェンダー、コトバと社会、歴史の中のメディア、メディアと現代社会、社会科学概
論、基礎から学ぶマネジメント、中東の社会空間、中東政治と市民社会、韓国社会各論、
NGO論などを題材に理解を深める。
自然・環境・人間 1
自然・環境・人間に関して広く学ぶ基礎科目である。従来の学問の蓄積された方法を学び
ながら、歴史的、批判的な視点・思考を自然、環境及び人間という切り口から養う。私の自由
時間設計、歴史における科学技術、恒星天文学、銀河天文学、地球外文明論、地球環境
の変化とその要因、地球環境問題と環境保全、科学史、数学、宇宙論、天文学、自然観察
などを題材に理解を深める。
ことばと思想 2
実践を通して、問題の発見や解決、報告、プレゼンテーション方法、情報技術などをことば
と思想という切り口から学ぶ。論文を書く、口頭発表を行う、書き言葉の問題、話し言葉の問
題、生きたコトバづかい、写本を読む、碑文を読む、生活文化の発見、生活文化の記述、反
=コミュニケーション論、日本語音声表現のトレーニング、英語通訳、プレゼンテーション実
習、ロマンス語研究入門、ラテン語、古典ギリシア語などを題材に理解を深める。
演
習
全
学
総
合
講
座
部
門
全
学
共
通
授
業
科
目
全
学
共
通
講
義
科
目
部
門
全
学
共
通
門実
践
科
目
部
-21-
全
学
共
通
実
践
科
目
部
門
ス
ポ
ー
ー ョ
エ
シ
全
学
共
通
授
業
科
目
ツ
・
ン
レ
部
ク
門
リ
英
語
部
門
歴史と文化 2
実践を通して、問題の発見や解決、報告、プレゼンテーション方法、情報技術などを歴史
と 文 化 と い う 切 り 口 か ら 学 ぶ 。 日 本 事 情 、 Japanese Legends 、 Tales and Myths as
Expressed in the Arts、イタリアの音楽史、イタリアの声楽曲、アメリカ詩入門、イギリス詩入
門、近代パリの風景と文学、西洋絵画の主題と様式、詩と音楽、スペイン・ラテンアメリカの芸
術文化、能楽論、能楽における中世武士の諸像、日韓比較文化論などを題材に理解を深
める。
現代社会 2
実践を通して、問題の発見や解決、報告、プレゼンテーション方法、情報技術などを現代
社会という切り口から学びます。ヨーロッパ地域研究「EUとフランス」、ヨーロッパ地域研究「ド
イツ語圏への招待」、英文会計入門、教育の現場、異文化理解教育、生きたコトバづかい、
インターンシップ、模擬国際裁判、韓国社会論、ポストコロニアル研究入門、新聞を読む、
ホームページ作成などを題材に理解を深める。
自然・環境・人間 2
実践を通して、問題の発見や解決、報告、プレゼンテーション方法、情報技術などを自
然、環境及び人間という切り口から学ぶ。統計と調査法、観察と実験生物学、コンピュータと
言語、コンピュータ構造論、情報検索と加工、マルチメディア論、体育経営スポーツマネー
ジメント、スポーツコーチ学、からだの仕組み、リーダーシップ論などを題材に理解を深め
る。
体育科目として、スポーツ・レクリエーション種目は、バスケットボール、卓球、アウトドアレク
リエーション、アウトドア山岳、アウトドア海浜、サッカー、フリスビー、バドミントン、ニュース
ポーツ、硬式テニス、インラインスケート、ウィンドサーフィン、スポーツ型デトックス、ウェルネ
スポーツ・レクリエーション ス入門、エアロビックダンス、ボールルームダンス、バランストレーニング、スキー&スノーボー
ド、ソフトボール、トレーニング入門、ゴルフ、スケートトレーニング、アイススポーツなどの競
技をおき、実体験によって自己の形成を図るとともに、他者と自己との関係についても理解
を深める。
English
ドイツ語
外
国
語
部
門
英語を専攻としない外国語学部、経済学部、法学部の学生を対象に、一般学術目的の英
語教育として基本的な学術言語技能(アカデミックスキル)と英語を統合して育成し、専門分
野研究や仕事など知的活動で必要となる英語コミュニケーションスキルの基礎を養う。4技能
を中心としたクラス指定科目は習熟度別編成の少人数クラスで、学科によって1~3年次に
履修する。さらに学生は各自の目標に合わせ、発音、基礎文法、資格英語、e-learningなど
の選択科目を1~4年次に履修する。
EU(ヨーロッパ連合)の中で最も話者が多い言語がドイツ語である。EUの中心にあるドイツ
は、東欧圏にも影響力が高く、ドイツ語も広く通用する。そのようなドイツ語を総合的に学ぶ
のが目的である。ドイツ語の授業は、基礎コースでは1~2年次にそれぞれ1コマ開講され、1
年次には基本文法と単語を学び、2年次にはドイツ語圏を旅行できる程度の日常的な語学
力を身につける。総合コースでは1~2年次に日本人教員担当の1コマとネイティブ教員担当
の1コマの週2コマセットで開講され、文法と会話を総合的に学ぶことでドイツ語運用能力を
身につける。3年次はネイティブ教員が担当する1コマが開講され、さまざまな練習を通じて
会話表現力を訓練する。
スペイン語
観光立国スペインと、無数の歴史的遺産を誇る中南米地域でスペイン語を公用語とする20
を超す国々、また近年ではアメリカ合衆国のヒスパニック社会も看過できない。この数多くの
社会の中で使われるスペイン語を総合的に学ぶのが目的である。スペイン語の授業は、基
礎コースでは1~2年次にそれぞれ1コマ開講され、1年次には文法の基礎と基礎的会話力
を習得し、2年次には日常生活レベルの作文能力、簡単な読解能力、話し、聞き取る能力を
習得する。総合コースでは1~2年次に日本人教員担当の1コマとネイティブ教員担当の1コ
マの週2コマセットで開講され、文法の基礎と基礎的会話力を習得する。3年次は2コマが開
講され、1コマはスペイン語の講読能力の習得を目指し、1コマはより高度な聞き取り能力と
表現力を身につける。
(
フランス語
ヨーロッパの文化・流行の中心として多くの世界遺産の観光資源を有する一方、EU内の政
治大国であるフランス、隣国のスペイン・ベルギーや北米カナダのケベック州、アフリカ諸国
の公用語、国連の公用語でもあるフランス語を総合的に学ぶのが目的である。フランス語の
授業は、基礎コースでは1~2年次にそれぞれ1コマ開講され、2年間かけてフランス語の初
歩を習得することを目的とする。総合コースでは1~2年次に日本人教員担当の1コマとネイ
ティブ教員担当の1コマの週2コマセットで開講され、基本文法を学び、語彙を身につけると
ともに、会話表現の習得を目指す。3年次はネイティブ教員担当による1コマが開講され、フ
ランスの日常生活におけるさまざまな場面で役立つ知識と自然な表現を学ぶ。
)
英
語
以
外
-22-
中国語
中国語は国連公用語の一つである。英語などヨーロッパ諸言語とは異なるシナ・チベット語
族に属する。日中間に長い交流の歴史を有し、表記に漢字を用いるが、漢字の発音からし
て日本語とは異なる。中国語の授業は、基礎コースでは1~2年次にそれぞれ1コマ開講さ
れ、1年次には基本的な文法と会話を習得し、2年次には語彙力、文法事項を積み重ね、中
国語の運用能力を高める。総合コースでは1~2年次に日本人教員担当の1コマとネイティブ
教員担当の1コマの週2コマセットで開講され、「聴く、話す、書く、読む」をバランスよく学習し
ていき、中国語検定3級に合格する力をつける。3年次には2コマが開講され、1コマは日常
会話レベルの中国語運用能力を目指し、1コマは語彙・文法事項の定着・発展と自力で読む
ための読解力の習得を目指す。
韓国語
実践に役立つ韓国語を総合的に学ぶのが目的である。韓国語の授業は、1~2年次にそ
れぞれ2コマずつが開講され、そのうち3コマをネイティブ教員が担当する。1年次の1コマは
韓国語文字(ハングル)の発音と書き方、基本的な文法事項を学び、1コマは読み書き能力
の基礎的な知識と会話の基本的な表現力を身につける。2年次の2コマは初級課程の復習
からはじめ、単語の習得と応用練習を増やしつつ、徐々に中級課程に入る。
外国語
ドイツ語、フランス語、スペイン語、中国語および韓国語以外の外国語、イタリア語、ポルト
ガル語、ロシア語、タイ語、アラビア語、現代ヘブライ語を初歩から学ぶ。
日本語
外国人学生や帰国学生のための入学試験で入学した学生を対象に、本学で授業を受講
するために必要な日本語能力の修得を補修的に行う。入学時の日本語の習熟度によってク
ラス分けを行って、レベル別クラスで授業を行う。
(
外
国
語
部
門
英
語
以
外
)
全
学
共
通
授
業
科
目
日
本
語
部
門
(注)
1 開設する授業科目の数に応じ、適宜枠の数を増やして記入すること。
2 私立の大学若しくは高等専門学校の収容定員に係る学則の変更の認可を受けようとする場合若しくは届出を行おうとする場合、大学等
の設置者の変更の認可を受けようとする場合又は大学等の廃止の認可を受けようとする場合若しくは届出を行おうとする場合は、この書
類を作成する必要はない。
-23-
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