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デジタル森林空間情報利用技術開発事業
デジタル森林空間情報利用技術開発事業(新規) 【平成22年度予算額 293,104(0)千円】 事業のポイント 生物多様性の保全に向け、科学的なデータに基づく森林の管理を推進す るため、デジタル空中写真等の次世代の森林計測技術の利用による効率的 かつ精度の高い森林生態系のデータ活用技術を開発します。 ・森林の現況を把握するための空中写真測量については、従来のアナログ空 中写真撮影に加え、近年、衛星画像やデジタル空中写真などの次世代の計 測技術が著しく進歩しています。 ・森林における生物多様性の保全及び持続可能な利用に向け、これら空中写 真測量技術の積極的な活用を推進するため、森林植生の動態変化、樹木の 成長、地形等に係る高精度なデータの解析技術の実用化が期待されていま す。 政策目標 高精度なデジタル森林空間情報を生物多 様性の保全や国土保全施策等に 活用するためのデータ解析技術の開発 <内容> 1.デジタル空間データの取得及び分析 近年技術進歩の著しいデジタル空中写真撮影や航空レーザ計測を活用し、植 物群落タイプに応じた森林の態様ごとのデジタル空間データや、林木により遮ら れている地表面の観測データを取得するとともに、これらデータの解析結果を生 物多様性の詳細な分析や崩壊危険地の高精度な抽出等の施策に応用するための実 用化技術の開発を行います。 2.現地調査によるデジタル空間データの精度検証 空中写真撮影や航空レーザ計測によりデジタル空間データを取得した森林に おける現地調査を実施することにより教師データを得るとともに、デジタル空間 データの精度検証を実施し、施策への応用に向けた実用化の手法を検討します。 <補助率> 定額 <事業実施主体> 民間団体 <事業実施期間> 平成22年度∼24年度(3年間) [担当課:林野庁計画課]