06-07P [更新済み]

■平成21年度予算のあらまし
1
0.5
全国平均
0.55
横手市 0.37
秋田県平均
0.33
19
24
高見込みは、 億５，２５４万円と
なっていますが、平成 年度の一般
会計当初予算では積立額を上回る取
崩額により予算編成を行っており、
年度末残高は減少する見込みです。
しかし、安定的な行財政運営を行う
ためには一定以上の基金残高の確保
が必要となるため、継続的に行政コ
ストや事業のペース配分・優先順位
を見極め、計画的に積み立てを行う
ことが重要となっています。
自治体の人口や面積などに応じ標準的に
かかるお金に対して、自主的な収入（市税
や各種使用料など）がどの程度あるかを示
す指標です。数値が『１』であれば1 0 0 ％
自主的な収入で行政運営ができることにな
ります。横手市は『0.37』ですので、市の
運営を自らの収入で賄える分は37％しかな
いことが分かります。グラフのとおり、秋
田県内は全国平均に比べほとんどが下回っ
ており、厳しい状況が伺えます。
20
0
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
●財政自由度のバロメーター【経常収支比率】
…横手市は『94.4』
市の税金や地方交付税など、毎年決まって入ってくるお金
に対して、人件費や施設の維持費など毎年 100
決まって出て行くお金がどの程度の割合に
なるかを示す指標です。数値が『100』の場
合、決まって入ってくるお金の全てが決ま
った支出として出て行くため、その年に自
95
横手市 94.4
由に使えるお金はゼロということになりま
す。横手市は『94.4』と高くなっており、
秋田県平均
財政運営における自由度が低く、厳しい状
93.9
全国平均
況が分かります。構成比においては人件費、
92.0
90
公債費の割合が高くなっています。
市の税金や地方交付税など、毎年決まって入ってくるお金
に対して、借入金（市債）の返済にあてた経費（公債費）が
どの程度の割合になるかを示す指標です。 20
横手市 19.5
チェックの目安としては、国が定めた『18』
という基準を超えると新たな借入に際し国
秋田県平均
の許可が必要になるなどの制限が付きます。
17.4
『25』を超えると財政健全化計画を策定し
15
て早期健全化を目指すことになり、さらに
全国平均
『35』を超えると財政破綻の状態と見なさ
12.3
れます。横手市は『18』を超える『19.5』
で、県内においても比較的高い状況となっ
10
ています。
借金の推移︵普通会計ベース︶
●体力以上の借金負担が無いかをチェックする
【実質公債比率】…横手市は『19.5』
21
行政運営において市債︵借金︶は、
長期にわたって市民に活用してもら
う道路や施設を作る場合には、負担
を広範囲な年代に分散させる役割も
持っていますが、どんどん借金を重
ねて良いという訳ではありません。
市では、一定のルールのもとに年
次的に市債残高の総額を減らし、財
政規模に合った適正な借入残高とな
るよう努めています︵表②︶。
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
28
横手市の財政状況
●財政体力を示す【財政力指数】…横手市は『0.37』
基金
︵預金︶
の推移
∼平成19年度決算の数値をもとに∼
市の基金は、その目的により財政
調整基金、減債基金など、 の基金
があります。
歳入歳出のバランスを取るために
使われる財政調整基金の残高推移を
見てみると、合併直後の財政需要の
急増などで平成 年度での取崩額が
大きく、年度末の残高が極端に減少
していることが分かります︵表①︶。
平成 年度末の財政調整基金の残
横手市の財政の健全性は？
財政調整基金 28億2,038万円 40億2,984万円
4,798万円
その他の基金 35億4,447万円
合 計
5,742万円
31億404万円 28億5,254万円
6,535万円
6億円
市報よこて
7,192万円
1,933万円 4億4,671万円 35億7,993万円
表②【借金の推移】
区 分
平成17年度末
平成18年度末
平成19年度末 平成20年度末見込み
市債残高（普通会計ベース） 646億4,176万円 637億2,737万円 621億7,709万円
7
年度末残高（見込み）
584億4,142万円
備 考
47,212,000
80,000
32
特別会計（②∼ ）計
27,238,455
27,802,713
△564,258
②国民健康保険特別会計
11,712,780
10,712,955
999,825
③老人保健特別会計
25,423
1,071,530
△1,046,107
④介護保険特別会計
7,893,971
6,833,429
1,060,542
1,354
3,545
△2,191
0
1,813
△1,813
25
25
0
3,199
3,971
△772
⑨西成瀬財産区特別会計
12,375
3,225
9,150
⑩醍醐財産区特別会計金
713
581
132
⑪里見財産区特別会計
1,300
1,200
100
⑫福地財産区特別会計
240
370
△130
⑬舘合財産区特別会計
1,300
1,600
△300
⑭介護老人保健施設特別会計
460,681
464,273
△3,592
⑮居宅介護支援事業特別会計
0
9,320
△9,320
⑯指定通所介護事業特別会計
76,802
73,327
3,475
⑰前郷墓園造成事業特別会計
0
32,560
△32,560
⑱平鹿地域簡易水道事業特別会計
0
108,368
△108,368
34
企業会計へ統合
⑲雄物川地域簡易水道事業特別会計
0
158,954
△158,954
34
企業会計へ統合
⑳大森地域簡易水道事業特別会計
0
84,986
△84,986
34
企業会計へ統合
21
十文字地域簡易水道事業特別会計
0
27,124
△27,124
34
企業会計へ統合
22
山内地域簡易水道事業特別会計
0
202,168
△202,168
34
企業会計へ統合
3,459,661
3,172,836
286,825
427,366
416,217
11,149
66,312
80,043
△13,731
294,016
402,437
△108,421
0
20,887
△20,887
28
特別養護老人ホーム特別会計
791,698
1,870,592
△1,078,894
29
障害者支援施設特別会計
258,127
257,319
808
30
市営温泉施設特別会計
778,231
791,431
△13,200
31
後期高齢者医療特別会計
949,860
995,627
△45,767
23,021
0
23,021
34
33
企業会計（ ∼ ）計
8,560,917
8,092,933
467,984
33
病院事業会計
6,764,162
6,579,716
184,446
34
水道事業会計
1,796,755
1,513,217
283,538
83,091,372
83,107,646
△16,274
⑤横手町四町財産区特別会計
⑥境町財産区特別会計
⑦横手地域財産管理特別会計
⑧前郷地区特別会計
27
地域包括支援センター事業特別会計
1,080万円 22億6,334万円
632万円
6,560万円
28億454万円 30億6,031万円 31億5,255万円
積立予定額
比 較
47,292,000
25
浄化槽市町村整備推進事業特別会計
平成21年度
平成21年度当初 平成20年度当初
①一般会計
24
集落排水事業特別会計
64億1,283万円 68億9,180万円 62億2,970万円 60億7,069万円 6億1,933万円 4億6,383万円 59億1,519万円
※『減債基金』とは、将
来の借金の返済に役
立てるための貯金。
会 計 名
26
土地区画整理事業特別会計
平成17年度末 平成18年度末 平成19年度末 平成20年度末
残 高
残 高
残 高
残高（見込み） 取崩予定額
減債基金
（単位：千円）
23
下水道事業特別会計
表①【基金の推移】
区 分
●平成21年度一般会計および特別会計等予算
32
介護サービス事業特別会計
34
合 計（①∼ ）
廃止
32
特別会計へ統合
廃止
32
特別会計へ統合
新規
市報よこて
6