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日本ペンクラブ+秋田県 共催 《ふるさとと文学2016》 10月29日(土)開場
日本ペンクラブ+秋田県 共催 《ふるさとと文学2016》 石川達三 の 秋 田 日時 会場 10月29日(土)開場 12:30 13:00−16:30 秋田県児童会館 けやきシアター 秋田市山王中島町1-2 映像「激流に浮かぶ小舟∼石川達三の人・作品・世界」 構成脚本:吉岡忍(作家) 映像制作:四位雅文(映像作家) 人物図案:石坂啓(漫画家) 語り:片岡一郎(活動弁士) 作曲演奏:森ミドリ(音楽家) 第2部 石川達三作品「あんどれの母」 (抄) 朗読:壇蜜(俳優) 第3部 座談「石川達三の秋田∼読書が人をつくる」 浅田次郎(作家・日本ペンクラブ会長) 西木正明(作家・日本ペンクラブ副会長) 佐竹敬久(秋田県知事) 壇蜜(俳優) 第4部 パフォーマンス「踊る。秋田2016」 川村泉舞踊団「Raise」 要事前申込み 雪の秋田を 記憶に刻んだ彼は、 名もなき人々とともに 移民船に乗った。 そ こ で 書 い た 小 説 が、 彼 を 作家 に し た 。 そ れ か ら 戦 場 を い、 焼跡をさまよい、 高度成長に浮かれる 世相に踏み迷った。 第1部 だが、 そ のた び 彼 は 激流に漕ぎだし、 人間を見た。 13:00-13:30 県民読書の日記念 第3回ふるさと秋田文学賞表彰式 挨拶・贈賞 佐竹敬久(秋田県知事) 小田美恵子(読書と図書活動をすすめる議員の会会長) 13:30-16:30 ふるさとと文学2016 石川達三の秋田 挨拶 下重暁子(作家・日本ペンクラブ副会長) 入 場 無 料 協賛:秋田県市町村振興協会 全日空 大日本印刷 協力:秋田市立中央図書館明徳館石川達三記念室 あきた文学資 料館 岡山県高梁市歴史美術館 神戸市・海外移住と文化の交流 センター 後援:秋田魁新報社 朝日新聞社 毎日新聞秋田支局 読売新聞秋 田支局 日本経済新聞社秋田支局 産経新聞社秋田支局 河北新報 社 北羽新報社 時事通信社 共同通信社 NHK秋田放送局 ABS 秋田放送 AKT秋田テレビ AAB秋田朝日放送 エフエム秋田 C NA秋田ケーブルテレビ 秋田県教育委員会 横手市 横手市教育 委員会 仙北市 仙北市教育委員会 鹿角市 鹿角市教育委員会 【参加申込み方法】往復はがきに「石川達三の秋田参加希望」と記し、 氏名・年齢・郵便番号・住所・電話番号、同伴を希望される方は同伴者名 〒010-095 ・年齢(1名まで)を明記し、返信はがきに宛先を記入して、【〒 2 秋田市山王新町14-31 秋田県総合政策課県民読書推進班】までお送りく ださい。9月30日必着。抽選で合計700名様に整理券を返信いたします。 ■お問合せ電話番号 018-862-5200 一般社団法人 日本ペンクラブ 〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町20-3 http://www.japanpen.or.jp/ 幼年期に遊んだ秋田市内太平川の大堰の あたり 小中学生時代を過ごした岡山県高梁市の 町並み 移民送り出しの中心となった国立移民収容所(の ちに移住教養所、移住斡旋所、移住センターと改 称) 。1928(昭3)設立。石川達三も1930(昭 5)年春、1000人の移民とともに、ここからブ ラジルへと出発した 昭和初期の神戸海岸通り 移民たちが運んだ荷物 ブラジルへの移民を呼びかけるポスター(1930年頃) 芥川賞受賞後の1938(昭13) 年に雑誌に書いた「生きてゐる 兵隊」はただちに発禁に処せら れた 浅田次郎(作家) 㻝㻥㻡㻝ᖺᮾி㒔⏕䜎䜜䚹䛄㕲㐨ဨ䛅䛷┤ᮌ㈹䚸 䛄䛚⭡ྊ䛧䜎䛫䛅䛷ྖ㤿㑈ኴ㑻㈹䚸䛄୰ཎ䛾 䛅䛷ྜྷᕝⱥᩥᏛ㈹䚸䛄⤊䜟䜙䛦䜛ኟ䛅䛷ẖ ᪥ฟ∧ᩥ㈹䚹㻝㻡ᖺ⣸⥓〔❶ཷ❶䚹ከᙬ䛺 స㢼䛷ከ䛟䛾ㄞ⪅䜢㨩䛧⥆䛡䛶䛔䜛䚹㏆ⴭ 䛿䛄⊺Ꮚ࿁䛅䛄ᖐ㒓䛅䚹᪥ᮏ䝨䞁䜽䝷䝤㛗䚹 西木正明(作家) 㻝㻥㻠㻜ᖺ⛅⏣┴ᕷ䠄ᪧすᮌᮧ䠅⏕䜎䜜䚹᪩ ✄⏣ᏛᅾᏛ୰䛻᥈᳨㒊䛷ά㌍䚹㞧ㄅ⦅㞟 ⪅䜢⤒䛶䚸సᐙάື䜈䚹䛄䜜䜛▖䛅䛷┤ᮌ ㈹䚸䛄ክᗁ䛾ᒣ᪑䛅䛷᪂⏣ḟ㑻ᩥᏛ㈹ 䛄ክ㢦 䛥䜣䛻䜘䜝䛧䛟䛅䛷ᰘ⏣㘐୕㑻㈹䜢ཷ㈹䚹᪥ ᮏ䝨䞁䜽䝷䝤㛗䚹 下重暁子(作家) 㻝㻥㻡㻥ᖺ᪩✄⏣Ꮫ༞䚹㻺㻴㻷䜰䝘䛸䛧䛶ά㌍ ᚋ䝣䝸䞊䛻䚹Ẹᨺ䜻䝱䝇䝍䞊䜢⤒䛶䚸㝶➹䚸ホ ㄽ䚸䝜䞁䝣䜱䜽䝅䝵䞁䚸ᑠㄝ➼䛾ᩥ➹άື䛻ධ 䜛䚹㈈ᅋἲே㻶㻷㻭๓㛗䚹ⴭ᭩䛻䛄᭱ᚋ䛿୍ ே䛅䛄㗰䛾ዪ䇷᭱ᚋ䛾▜ዪ䞉ᑠᯘ䝝䝹䛅䛄ᐙ᪘ 䛸䛔䛖䛅➼䚹᪥ᮏ䝨䞁䜽䝷䝤㛗䚹 佐竹敬久(秋田県知事) 㻝㻥㻠㻣ᖺ⛅⏣┴ᕷ䠄ᪧゅ㤋⏫䠅⏕䜎䜜䚹 ᮾᏛᕤᏛ㒊⢭ᐦᕤᏛ⛉༞䚹㻥㻣ᖺ⛅⏣ ┴⥲ົ㒊ḟ㛗䜢㏥⫋䛧䚸⛅⏣ᕷ㛗䠎ᮇ䚸 ᅜᕷ㛗㛗➼䜢Ṕ௵䛧䚸㻜㻥ᖺ䠐᭶䜘䜚⛅ ⏣┴▱䚸⌧ᅾ䠎ᮇ┠䚹ᅜ▱ᩥᩍ⎔ ቃᖖ௵ጤဨጤဨ㛗䚹 吉岡忍(作家) 㻝㻥㻠㻤ᖺ㛗㔝┴⏕䜎䜜䚹᪩✄⏣ᏛᅾᏛ୰ 䛻ᡓ㐠ື䛻ཧຍ䚹䛭䛾ᚋ䚸ᩘ༑䞃ᅜ䜢᪑ ⾜䚹䛄ቒⴠ䛾ኟ䛅䛷ㅮㄯ♫䝜䞁䝣䜱䜽䝅䝵䞁㈹䚸 ฟ₇䝔䝺䝡␒⤌䛄ወ㊧䛾⏕㑏䛅䛜ᅜ㝿䜶䝭䞊 ㈹䚹ⴭ᭩䛻䛄㻹䠋ୡ⏺䛾䚸៧㨚䛺ඛ➃䛅䛄᭶ 䛾䝘䜲䝣䛅➼䚹᪥ᮏ䝨䞁䜽䝷䝤ᑓົ⌮䚹 片岡一郎(活動写真弁士) 㻞㻜㻜㻞ᖺ䛻⃝Ⓩ⩫䛻ධ㛛䚹᪥ᮏ⊂⮬䛾ヰⱁ䞉 άᘚ䜢⤂䛩䜉䛟䚸䜽䝻䜰䝏䜰䚸䜴䜽䝷䜲䝘䚸 䝗䜲䝒➼㻝㻡䞃ᅜ䛷බ₇䚹ୡ⏺䝨䞁䝣䜷䞊䝷䝮 䛷䛄䝃䝷䝤䝺䝑䝗䛻䛳䛯ᑠᝏ㨱䛅䚸ᅜ㝿㻼㻚㻱㻚 㻺㻚ᮾி䛷䛄䛚䛳䜁䛔䛸䝖䝷䜽䝍䞊䛅䜢ᮁ ㄞ䚹⣬Ⱚᒃ䚸䝞䜲䜸䝸䞁₇ḷ䚸ᩥ➹䛷䜒ά㌍䚹 私 は 芸 術 作 品 を 作 り あ げ よ う と い う 気 持 よ り も 、 何 の 為 に書 く の か 、 ※石川達三自身によるスケッチ 何 を 書 く の か 、 誰 の為 に 書 く の か ⋮ ⋮ と い う 意 識 の 方 が 強 か っ た 。 幼年期を過ごした秋田市 山町の家 ★…石川達三。1905(明 ⮬ 治38)年、秋田県平鹿郡横 ⏬ ീ 手町(現:横手市)生ま れ。幼年期を秋田市 山町 で過ごす。父の転勤で岡山 県上房郡高梁町(現:高梁 市)に転居。早稲田大学文 学部中退。雑誌社勤務。 ★…昭和不況さなかの193 0(昭和5)年、1000人の 移民とともに神戸を出港、 ブラジルに渡る。1935(昭和10)年、その体 験をもとに書いた小説『蒼氓 (そうぼう)』が第 1回芥川賞受賞。1938(昭和13)年、日中戦 争の戦場を取材した『生きてゐる兵隊』が「社 会秩序を乱す」として発禁、編集者らとともに 有罪判決。 ★…「小説家という存在は、時代の中で生きて いる」を信条に、戦後の焼跡闇市、自由と民主 主義、高度成長期と、各時代のただなかで旺盛 な執筆活動を行ない、読者とともに迷い、歩み つづけた。第7代日本ペンクラブ会長のとき、 若手作家らと「2つの自由」をめぐる激論を交 わす。1985(昭和60)年、79歳で逝去。 壇蜜(俳優・モデル) ⛅⏣┴ᶓᡭᕷ⏕䜎䜜䚹ከᙬ䛺⫋Ṕ䜢⤒䛶䝰 䝕䝹䛻䚹ᫎ⏬䛄⏑䛔㠴䛅䛷᪥ᮏ䜰䜹䝕䝭䞊㈹ ᪂ே㈹ཷ㈹䚹㻮㻿᪥䝔䝺䛂ஂ⡿᭩ᗑ䛃䚸ᩥᨺ ㏦䛂ቭ⻤䛾⪥⻤䛃䚸ᮅ᪥᪂⪺䛂ᝎ䜣䛷ㄞ䜐䛛 ㄞ䜣䛷ᝎ䜐䛛䛃➼䛷䝺䜼䝳䝷䞊ฟ₇䞉ᇳ➹䚹᭱ ㏆䛿ᑠㄝ䛂ග䝷䝈䝜䝘䝶➉䛃䜒ヰ㢟䛻䚹 四位雅文(映像作家) 㻝㻥㻡㻢ᖺ㮵ඣᓥ┴⏕䜎䜜䚹ᾏ㐨ᏛᏛ㝔 ༞ᴗᚋ䚸䜄䛒䚸⡿ᅜ㻯㻮㻿㻙㻺㻱㼃㻿䜢⤒䛶䚸ᫎീ 䝕䜱䝺䜽䝍䞊䛸䛧䛶⊂❧䚹㼀㻮㻿䛂⟃⣸ဴஓ㻺㻱㼃 㻿㻞㻟䛃䚸㻮㻿㻙㻶㻭㻼㻭㻺䛂⏕䛝䛺䛚䛩䡚ᮾ᪥ᮏ㟈 ⅏䛛䜙䠏ᖺ䛃䚸᪥ᮏ䝨䞁䜽䝷䝤䛂⅏ᐖ䛸ᩥ䛃⯙ ྎᫎീ䚸Ꮚ⋢ᕝ䝷䜲䝈䛾㻯㻹➼䜢ไస䚹 森ミドリ (音楽家・エッセイスト) 㻝㻥㻣㻡ᖺ䚸ᮾி⸤⾡Ꮫస᭤⛉Ꮫ㝔ಟ䚹 ᅾᏛ୰䜘䜚㻺㻴㻷䛷㡢ᴦ䜢䚸Ẹᨺ䛷䛣䛹䜒␒⤌ 䛾ྖ䜢ጞ䜑䜛䚹䜶䝑䝉䜲ᇳ➹䚸ྜၐ᭤䞉ḷ ᭤䛺䛹䛾స䞉⦅᭤䛾䜋䛛䚸䝢䜰䝜䞉䝏䜵䝺䝇䝍 ₇ዌ䛻䝖䞊䜽䛸ᮁㄞ䜢⧊䜚㎸䜣䛰䛂ᩥᏛ䝁䞁䝃 䞊䝖䛃䜢ྛᆅ䛷⾜䛖䚹᪥ᮏ䝨䞁䜽䝷䝤⌮䚹