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8 学習指導案 (1)1/8時間 本時の目標 ・現代的なリズムのダンスに
8 学習指導案 (1)1/8時間 ○ 本時の目標 ・現代的なリズムのダンスに積極的に取り組み、ダンスの特性や成り立ち、体育授業でダンスを学習する 意義を理解できる。 段階 学習内容と学習活動 指導上の留意点 導 1 集合、整列、挨拶 ○挨拶は元気よく行わせる。 入 2 出欠確認、健康観察 ○体調のチェックを行う。 評価規準、評価方法 15 3 本時の学習の確認 分 4 オリエンテーション ◇「現代的なリズムのダン ○表現や踊りの交流を通して仲間とのコミュニケー ス」の特性について ションを豊かにし、仲間とともに踊ったり、表現し たりすることに楽しさや喜びを味わうことができ る運動であることを理解させる。 ◇「現代的なリズムのダン ○リズムの特徴をとらえ、変化のある動きを組み合わ ス」を学習する意義やね せて、リズムにのって体幹部(重心部)を中心に全 らい 身で自由に弾んで踊ることを理解させる。 ○ダンスを継続することで、柔軟性、平衡性、筋持久 力などが高められることを理解させる。 ○授業の流れや評価について理解させる。 ◇授業について ○ユニゾンで踊るグループダンスを行うことを理解 させ、一体感が必要なことを強調する。 ◇安全な授業のために ○体調に異常を感じたら運動を中止することや仲間 ◇DVD で動きをイメージ ○必要に応じて0.5倍速やストップモーションを取り の体調にも留意することを理解させる。 興味を持った振り付け 入れ、イメージを具体化させやすいよう配慮する。 をワークシートに記入 する。 展 1 基本的な動き 開 ◇「たてのり」のリズム 30 ○ たてのり 分 オンカウントでダウンに入り、エンドカウントでアップに入る。この繰り返しでリズ ムをとらせる。オンカウントのダウンに入るときに強めにアクセントを打つ。 ダウン~膝を曲げると同時に胸を落とす 【関心・意欲・態度】① 現代的なリズムのダンスの 学習に積極的に取り組もう としている。 (観 察) アップ~膝を伸ばすと同時に胸を斜め上方に突き上げる。 ※オンカウント:リズムの拍の部分 エンドカウント:リズムの拍と拍の合間 ○「たてのり」がとれるように、へそを意識して行わ せる。 ○4ビートのカウントで始め、8ビートのカウントや 手拍子での動きに発展させ、裏打ちのアクセントを 体感させる。 ダウン 30 アップ ◇足のふみかえ(その場) ○ ダウンのリズムで右方向へ強く踏み出し、エンドカウントで戻し、次のダウンで左方 向へ踏み出す。 ・左右だけでなく、前後や斜め方向など色々な方向も行わせる。 ・キック、ダブル(2回打つ)ダウンなども行わせる。 ○リズムに合わせゆっくり行わせる。 ふみかえ1 キックからのふみかえ1 ふみかえ2 キックからのふみかえ2 キックからのふみかえ3 キックからのふみかえ4 ◇ヒップホップのリズム で踊る ○ 音楽に合わせ、 「たてのり」のリズムと「その場での足のふみかえ」を使って自由に 踊る。 ○「たてのり」のリズムを意識させる。 ○音楽に合わせ、気持ちよく踊ることを意識させる。 整 1 整理運動 ○体調の確認 理 2 ワークシートの記入 ○ワークシートに本時のまとめを記載させる。 5 3 本時の評価と次時の確 分 認 4 挨拶 31 【知識・理解】① 現代的なリズムのダンスの特 性について、学習した具体例 を挙げている。 (観察・ワークシート) (2)2/8時間 ○ 本時の目標 ・課題に応じた練習方法を選んで取り組み、ヒップホップのリズムに合わせて踊ることができる。 段階 学習内容と学習活動 指導上の留意点 導 1 集合、整列、挨拶 ○挨拶は元気よく行わせる。 入 2 出欠確認、健康観察 ○体調のチェックを行う。 評価規準、評価方法 10 3 本時の学習の確認 分 4 準備運動 ○ストレッチ運動 展 1 基本的な動き 【関心・意欲・態度】⑤ 健康・安全に留意している。 (観 察) 開 ◇「たてのり」のリズム 35 ◇足のふみかえ 分 ○ 最初は教師のカウントで練習をおこなう。次に小グループを作り、自分たちでカウン トし、リズムを感じ合わせる。 ◇ 移動しながら踊る ○ リズムにのって、ステップをつなげたり、ターンしたり、移動したりしながら、自由 に踊ってみる。 ○アップ・ダウンのリズムを意識させる。 ◇ボックスステップ ○ ボックスステップ(4歩で四角形に踏むステップ) ①右足を斜め前に出す。 ②左足を右足にかぶせるようにして横へ。 ③右足をエンドカウントで胸の前に引きつけ、勢いよく後方へ引く。 ④左足を引く。 ○動きを大きくのりのりに行わせる。 ボックスステップ1 ボックスステップ2 ボックスステップ3 ◇ ランニングマン ○ ランニングマン (片足を盛り上げ、下ろすと同時に他方の足をスライドさせるステッ プ) ①右足をエンドカウントで引きつける。 ②左足を後方にスライドさせながら,右足を前方に接地してダウンする。 (左も同じ要 領で行い、繰り返す) ○はじめはゆっくりとしたリズムで行わせる。 ○頭の高さを変えずに、へそを中心に前後するように スライドさせるようにする。 ○足だけでなく全身で踊るようにさせる。 32 ボックスステップ4 2 キックからのふみかえ ○ キックからのふみかえ ①エンドカウントで右足を引きつける。 ②オンカウントで右足をけり出す。 ③エンドカウントでふみかえる。 ④オンカウントで着地。 ○体幹部(へそ)でリズムをとるようにさせる。 キックからのふみかえ1 キックからのふみかえ2 キックからのふみかえ3 キックからのふみかえ4 3 本時の学習課題のグル ープ学習 ○ 本時の内容をグループ学習で深める 移動、ボックスステップ、ランニングマン、キックからのふみかえについて、小グル ープを作り練習する。お互いに踊りを見せ合いながら、交流する。 (例)・グループリーダーのゆっくりとしたカウントにより、 それぞれの動作を分割し 【思考・判断】② 課題に応じた練習方法を選ん でいる。 (観察・ワークシート) ながら踊る。 ・グループリーダーのゆっくりとしたカウントにより、 それぞれの動作を通して 踊る。 ・それぞれの動きを音楽に合わせて、連続して踊る。など ○音楽を流しておく。 ○教師は各グループを巡回し、積極的に声かけを行 う。 グループ学習の様子 4 自由に踊ってみよう ○ 今まで学習した動きを使って、自由に踊ってみよう。 音楽に合わせて、「たてのり」のリズムを意識し、学習した 動きを活用して、元気よ く踊ろう。 ○体幹部を意識した「たてのり」のリズムで、元気い っぱい楽しく踊らせる。 ○動作を大きく、一カ所にとどまらず、動きながら踊 らせる。 ○自然と声が出るような雰囲気作りを行う。 整 1 整理運動 ○体調の確認 理 2 ワークシートの記入 ○ワークシートに本時のまとめを記載させる。 5 3 本時の評価と次時の確 分 認 4 挨拶 33 (3)3/8時間 ○ 本時の目標 ・「対立」や「ずらし」など、ヒップホップ独特のポージングを意識して、自分に合った踊り方を見付け、 リズムにのって踊ることができる。 段階 学習内容と学習活動 指導上の留意点 導 1 集合、整列、挨拶 ○挨拶は元気よく行わせる。 入 2 出欠確認、健康観察 ○体調のチェックを行う。 評価規準、評価方法 10 3 本時の学習の確認 分 4 準備運動 ○ストレッチ運動 展 1 フレーズ1の練習 開 ○ フレーズ1の練習 35 ヒップホップの特有の動きを理解し、カウントに合わせてユニゾンで踊る。 分 (ユニゾン:一斉に同じ動きでうごくこと。) 一連のヒップホップのダンスを行い、最後の時間でグループ毎発表することを伝える。 ダンスは8つの基になる動きのフレーズに分けて習得させる。 ○教師が示範を行い、その後に続いて踊らせる。 ○元気よく踊らせる。 【フレーズ1】 1、2 & 3、4 5 7 1 2 6 8 3 4 5 <ポイント> ・3(左足の盛り上げ)、7(右足の盛り上げ)、8(左足の 盛り上げ)拍目は、大きな脚の動きから腕のポーズをつ ける 6 7 ・7~8拍目のターンでは、勢いをつけて回転し靴底を 8 滑らせる感覚をつかませる ○既習の「たてのり」のリズムや「足のふみかえ」、 「移動」、「リズムにのっての移動」などを意識さ せる。 34 ○BPM80程度のゆったりした曲のリズムに合わ せ、リズムにのった動きへと発展させる。 2 ユニゾンと対立 ○ ユニゾンと対立 6人程度の小グループを作り、フレーズ1をユニゾン及び 「対立」や「ずらし」を 用いて踊る。その後、2つの小グループが集まり、 「対立」や「ずらし」を使ったフレー ズ1をお互いに見せ合う。 ○ユニゾンと「対立」、「ずらし」について説明し、 小グループ(6人程度)に分けてグループ学習させ る。 「対立」 :グループで交互にダンスを行う。踊っていないグループはポーズをきめて待 【関心・意欲・態度】④ 仲間の学習を援助しようとし ている。 (観 察) 【思考・判断】① 自分の興味や関心に合った踊 りを設定している。 (観察・ワークシート) つ。 「ずらし」 :グループで踊りのタイミングをずらして踊る。 (例) ・動きを2拍ずつずらした後追い型 ・ワンフレーズ分ずらした繰り返し型 など 対立するグループのポーズの例 「ずらし」の例 ○BPM80程度のゆったりした曲のリズムに合わ せ、動きの中にアクセントをつけさせる。 ○習熟の度合いによって、ややテンポを速めたBPM 90程度の曲を利用する。 3 フレーズ1復習 ○ 全員でフレーズ1をユニゾンで踊る。 【運動の技能】① 簡単な繰り返しのリズムで、 ○音楽に合わせて、元気よく踊らせる。 自然な弾みやスイングなどの ○間違いなどは指摘せず、楽しく、開放的に踊らせる。 動きにより踊ることができ る。 (観 察) ユニゾンでの踊り 整 1 整理運動 ○体調の確認 理 2 ワークシートの記入 ○ワークシートに本時のまとめを記載させる。 5 3 本時の評価と次時の確 分 認 4 挨拶 ※BPM80:歩くよりも遅いテンポ(速度) 35 (4)4/8時間 ○ 本時の目標 ・お互いのよさを認め合いながら、アクセントを意識した大きな動きで踊ることができる。 段階 学習内容と学習活動 指導上の留意点 導 1 集合、整列、挨拶 ○挨拶は元気よく行わせる。 入 2 出欠確認、健康観察 ○体調のチェックを行う。 評価規準、評価方法 10 3 本時の学習の確認 分 4 準備運動 ○ストレッチ運動 展 1 フレーズ2の練習 開 35 分 ○ フレーズ2 ・アクセントを意識したダウンの動きを強調して踊る。 ・隊形移動を使って、踊りをより大きく見せる。 【フレーズ2】 ※移動のバリエーション ○全員が同じ方 1 & 向へ移動 2 (この踊りを4回繰り返しながら移動する) ※バリエーション 全員が同じ方向 へ、途中から方向 転換 1 2 3 4 ○グループごとに 異なる方向へ 5 6 7 ○グループ同士が交 差 8 <ポイント> ・キックの時の軸足は、1足長程度前に跳ぶ感覚で行う。 ・2、4、6、8拍目は、スタンスを広めにとって左足を床につける。 【思考・判断】④ 学習した安全上の留意点を ○BPM80程度のゆったりした曲のリズムに合わ 仲間と学習する場面に当て せ、リズムにのった動きへと発展させる。 はめている。 ○教師のカウントで練習に引き続き、小グループを作 (観 察) り、複数のグループで相互にカウントさせてリズム ○教師が示範を行い、その後に続いて踊らせる。 を感じながら、踊りを合わせる。 ○具体的な体系移動のひな形を提示し、グループ活動 などを通して選択させる。 ○観察役と踊りの練習役とに分け、練り合いながら活 動を進めさせる。 36 2 フレーズ3の練習 ○ フレーズ3 【技 能】② アクセントを意識した大きな動きで踊る。 軽快なリズムに乗って、弾み ○教師が示範を行い、その後に続いて踊らせる。 ながら自由に踊ったり相手と ○BPM90程度のややゆったりした曲のリズムに 対応しながら踊ったりするこ 合わせ、より大きな動きへと発展させる。 とができる。 ○リズムが難しいので、ゆっくりとしたカウントの練 (観 察) 習から始める。 【フレーズ3】 1 2 3 4 (5~8拍までこの繰り返し) 1 & 5 2 6 3 & 7 4 8 <ポイント> ・前半の8拍は、すべて 弾みを入れてたてのりの動きを意識させる。 ・後半の1、3拍目のジャンプは沈み込んで 力をためてから跳び、空中の2、4拍目にアクセントを入れる。 3 復習(見せ合い) 【関心・意欲・態度】② お互いのよさを認め合おう としている。 ○動きの間違いは気にせず、ダウンの動きを強調する (観 察) とともに、大きな動きで、のびのびと踊らせる。 ○ フレーズ1~3を通してグループごとに踊り、お互いに見せ合う。 ○お互いに良かった点を出し合い、改善に向けた参考 ポイントにさせる。 グループによる踊り 整 1 整理運動 理 2 ワークシートの記入 ○体調の確認 ○ワークシートに本時のまとめを記載させる。 5 3 本時の評価と次時の確 認 分 4 挨拶 37