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理科学習指導案

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理科学習指導案
理科学習指導案
指導者 井上 健太郎
1 日 時
平成25年11月15日(金) 第5校時
2 場 所
理科室(3F)
3 学 年
第2学年
4 単 元
化学変化する気体の体積の規則性(爆発の条件)
8名(男子5名
女子3名)
5 単元について
(1)単元観
本単元は,気体が燃焼する際の酸素との体積比を,原子モデルを使って考え,原子・分子の結び
つきの変化のようすをより具体的にイメージできるようにするとともに,化学反応式の意味を改め
て理解することで,化学反応式への信頼を一層深めさせること,化学反応式を利用して,気体の燃
焼する際の正しい体積比を予想することができるようになることを目的としている。
(2)本校の研究主題とのかかわり
具体的なモデルを用いて実験結果を予測することを通して思考力を培い,モデルを使いながら発
表することを通して表現力の向上を図りたい。
6 単元の目標
・原子モデルを使って,化合する気体の体積比を意欲的に考えようとする。
(自然事象への関心・意欲・態度)
・原子モデルを使って,化合する気体の化学反応式を導き,発表することができる。
(科学的な思考・表現)
・化合する気体の体積比が,化学反応式から求められることを理解している。
(自然事象についての知識・理解)
7 単元の評価規準
ア 自然事象への
関心・意欲・態度
・化合する気体の体積比を,
イ 科学的な思考・表現
・原子モデルを使って,化合す
ウ 観察・実験の技能
エ 自然事象についての
知識・理解
・化合する気体の体積比が,化
原子モデルを使って考えよ
る気体の化学反応式を導く
学反応式から求められるこ
うとしている。
ことができる。
とを理解している。
・化合する気体の体積比の規
・化学反応式から,化合する気
則性を見出そうとする。
体の体積比を正しく予想す
ることができる。
・気体の爆発の条件を正しく理
解している。
8 単元の指導計画(全3時間)
次
学習内容
(時数)
評価の観点
関心
思考
・意欲 ・表現
技能
知識
るブタンと酸素
の体積比を考え
評価方法
原子モデルを使って,化合する ・机間巡視
ほどよく反応す
1
評価規準
・理解
○
気体の化学反応式を導き,発表 ・ワークシ
◎
することができる。
ート
る(本時)
原子モデルを使って,化合する ・机間巡視
ブタン以外の気
2
体で,爆発の条
◎
件を確認する
○
気体の体積比を意欲的に考えよ ・ワークシ
うとする。
ート
(1)
化合する気体の体積比が,化学 ・机間巡視
爆発の条件をま
3
とめ,爆発を防
ぐ方法を調べる
○
◎
反応式から求められることを理 ・ワークシ
解している。
ート
・小テスト
(1)
9 本時の展開
(1)本時の目標
・原子モデルを使って,化合する気体の化学反応式を導き,発表することができる。
(科学的な思考・表現)
(2)本時の評価規準
・原子モデルを実際に使って,ブタンと酸素の化学変化の前後の様子を示し,それを化学反応式
として発表することができる。
(3)準備物
・生徒作業用原子モデル(赤・黒・白のボンテン 多数)
・ブタンボンベ
・演示実験用ペットボトル(実験1~5)
・酸素ボンベ・着火用ライター・ブタン1億倍モデル
・黒板提示用4億倍原子モデル(赤・黒・白 多数)
・ブタンボンベ用バーナー
(4)学習展開
学習活動
指導上の留意事項
評価規準
(評価方法)
1 実験1から実験4まで,1 ・1年次の,水素の爆発の学習を想起さ
つずつ予想をたてながら結
果を確認する。
導
【実験1】
100%ブタンが爆発するか
入
【実験2】
せる。
・1つ1つの実験をできるだけ素早く,
かつ安全に行う。
・予想確認,結果確認等もできるだけ時
間をかけずに行う。
ブタンと酸素1:1では
【実験3】
15分
ブタンと酸素1:3では
【実験4】
ブタンと酸素1:20では
2 本時の課題を確認する。
化学反応式を使って,ほどよく反応(爆発)するブタンと酸素の体積比を求めよう
3 生徒用原子モデルを使っ
・ブタンの分子モデルを確認する。
て,ブタンと酸素の化学変化 ・テーブルごとに,原子モデルを配り
展
原子モデルを使って,化
合する気体の化学反応
を考え化学反応式を作る。
机上で化学変化の様子を考えさせ,ワ
式を導き,発表すること
(2人組)
じっくり考える
ークシートに記入させる。
ができる。
(机間巡視)
(ワークシート)
開
4 考えた内容を全体に発表
30分
する。
5 化学反応式から得られた
体積比で本当に爆発するか
確認する。
・黒板に4億倍原子モデルを貼り,そこ
から考えた化学反応式を発表させる。
・安全に気をつけて演示実験を行う。
・大きな音がするので,ビックリしない
よう注意を呼びかける。
《目当てを達成した生徒の姿》B標準
・原子モデルで化学変化の前後の分子を正しく組み合わせ,化学反応式を書いている。
終
末
5分)
6 本時の学習内容を振り返
る。
・化学反応式を正しく立てると,ブタン
と酸素の体積比が正しく求められる
ことを確認する。
7 次時の学習内容を確認す
る。
・今日の学習内容が,他の気体でも成り
立つか調べていくことを確認する。
はっきり
表現する
10 板書計画
本時のめあて
化学反応式を使って,ほどよく反応(爆発)するブタンと
酸素の体積比を求めよう
結果
2C4H10 + 13O2 → 8CO2 + 10H2O
ブタンと酸素の体積比は 2:13
化学反応式で予想したとおり
『爆発の条件』ワークシート
2年 氏名〔
・ブタン 100%のペットボトルに着火すると・・・・・
・ブタンと酸素同量(10mℓずつ)だと・・・・・・・
・酸素をブタンの3倍にすると・・・・・・・・・・
(ブタン 10mℓ,酸素 30mℓ)
・酸素をブタンの 20 倍にすると・・・・・・・・・
(ブタン 10mℓ,酸素 200mℓ)
本時の目標
〔
〕を使って,ほどよく反応(爆発)する体積比を求めよう
自分の考え
他の人の考えで,大切だと思ったこと
本時のまとめ
感想
〕
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