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塾の融点FR
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喉頭ポリープの研究
窪, 敦子
女子医学研究, 18(3):83-100, 1948
http://hdl.handle.net/10470/15889
Twinkle:Tokyo Women's Medical University - Information & Knowledge Database.
http://ir.twmu.ac.jp/dspace/
83
(翻陛i齢繕櫛
喉頭ポツーープの研究
丸州帝國大判讐四部病理學教室 (主任 大野教擾)
九州帝國大計蟹學部耳鼻咽喉科回数室 (主任 笹木激痛)
專攻生
窪
敦
クボ
アツ
子
コ
(受付昭和22年5月1日)
第一章緒
し文献的に30例を,Middeldorf(1854)は64例を
醤
蒐集せり。 T賎rck 及 Czerrnak (1859) ヵ9喉頭鏡を菱愛萌
聲帯に湿生する二丁,三下,表面卒滑,二見良
性腫瘍の外観を有するもの盈臨床上喉頭ポリープ
と総構す。斯る名稻は一般喉頭薪生物凡てに通用
し,Czermakが利用して喉「ポ」を繊鵬して以來,喉
頭鏡樵査法の普及と共に臨床的観察頓に増加し,大い
に注目と興昧とを惹く.に到れり。Victor von Bruns(18
ぜらるSも,病理組織學的には多種多檬の所見を
示すこと多言を倹たす。從來多くの墨者は之を胃
61)は會弟の喉「ポ」に就き反復糠習するを得てコカイ
性肥馬,殊に軟性繊維腫なりと見倣し喉頭興野申
薪生物の手術的療法に光明を與へ,Mackenzie(1876)
に編入して論じたるも,一・部には之を腫瘍と全く
旺別して考察せるものもありて,其獲生挙隅に未
だ}定の論なきが如く,本邦に於ては綾に少数の
研究報告を見るのみなり。
ン使用前既に喉頭外手術に依らざれば不能なりし喉旗
.は287例,Fauvel(!878) をま343例, P. Bruns(!878)
は16年聞(1862∼1878)の文献中より1!00例(自粛
例は35例)を蒐集し之が知見に寄與する油鼠なりき。
更:に Beschorrier (1877), 瓢oure (1881), Schwarz
(1886),Ulich(/887)等も之を統計的に搬索せり。Se−
余は大野教授,.笹木教授指導の下に,「九州帝國
mon(1889)は喉頭種蕩12,297例(内良性謹瘍ユ0,747
大嘗欝警部耳鼻咽喉科臨床に於ける最近8年間の
例)に就て綜合的に論述し,M. Schmidt(!903)は18
喉頭ポリ・一プ症例に就て,其臨床的蛇に病理組織
年間(1885∼19Q3)の上氣道腫瘍2120. 瘰¥喉頭二二
學的研究を試み,以て未だ決定せざる該ポリープ
の畿生機縛,延V・ては其本態の問題に就き詳細研
!226・例(内良性腫瘍1051例)の組織二二研究を行ひP
究し多少之に補遺する所あらんと期せり。
せ.り。Chiari(1895)は38例の喉「ポ」自鹸瀦就中;其
方今一般に認容せらる玉喉「ポ」の概念的基礎を明かに
2例に就き聲幣と共に之を組織學的に研索し,喉頭紡髄
第二章 文勲的考察
並に粘膜下結締織の限局性肥厚に依るものなるを明か
Herbmeuxに嫁ればKoderik(1750)は喉頭新生物
にし,転回組織成分に由來せりとの読を樹てたり。其他
を絞翻器にて切除せりと言ふも詳かならず,Lientand
Eppinger, Jurasz, Alexander, Schwiekr’ynski, GrUnw
(1767)は初めて剖瞼記録を記述せり。當蒔喉頭面に膨
ald, Mayer等多数の組織學的研究綾出せりQ
薩乃至有董姓に獲生せる薪生物を軍に其外観に依のHi−
本邦に於ては明治36年(!903)初めて岡国が!0鯛,
ppocrtites以來知らる・鼻ポリープの例に臓ひ凡てを喉
翌37年杉原が20例を報告して以來最抵迄に僅かに250
例に足らず。即ち黒田は80例の臨床統計的乃至組織學
頭ポリーープ(以下喉『ポ』と略回す)の名構にて一一fiし,
只普通ポリーーブ及筑鵬謙ポリープの2種を匿別せるのみ
なり。Rc・kjtamsky(1842)をま!0腕;に就き病理解剖學的
的譲索を31 Vして報告し,松井C信)はコ6例,李も8擁
に就て幸良告ぜるも他は多くは!例宛の症例報告に遜ぎず
關係を綜食的に論述し爾來喉「ポ」の組織撃的分類行
して,之とても90例を蒐集し得るのみなり。久保(猪)
はる.しに郵りしも臨床的には利用せらる!傾向少かり
き。Ehrmann(!850)一は乳騰腫の手術治鐡例報告に際
教授は夙に喉「ポ」の早生機韓の研究を賢妻ある毎に彊
調し7症例に就き其所見を記載せり。
一17一
蓉4
以上の如く家二上に喉「痢の報告少きは・之が肉瞑
!列番號を示す)と耳疾の爲に受診せる.もの(48)
約に小にして且直接生命に危瞼を及ぼす事少なき事と,
との2例なりしも,之等には何れも慶:聲あること
他面其護生部位が解剖學的關係上之を獲画すること困
確認せ’られ,、殊に後者には之が著明な吟しに不拘
難にして,殊に之を手術的に原形のまN而も恥辱に損
傷を與へずして摘出することの技術上の困灘を俘ひ完
劔道練習の故と思ぴ意に介せざ夢しが如し。其他
履聲を歓ぐもの1名ありしが,之は前回合に獲生
ゑなる標本を欝難き爲ならんと思惟す。
喉「ポ」の本態乃至成因に闘しては瞳瘍なりとするも
の多く,本邦文献中より得たる組織學的診職名の決定
せる171例に接て熱るに繊維腫68例,嚢腫13例,血
管腫11例,混合腫8例等の如く130例は腫瘍とし℃報
告せられ,残りの少藪例が肉芽腫,炎症性腫物等なむ。猿
渡は喉「ポ」を炎症性疾患の預に於て蓮べ,之は奨性腫
ヘヒ
キ
し
蕩と炎症産物との総論にして其成因に話しては未だ想
像の域を脱せずと結びたり。
、第三章 自象癒鯛
せるものぐ36)にて軍に呼吸障碍を訴へたb。
b1 自蝿症始まりてより受診迄の期闘,早き
は10鳴謝,遅きは35年のものあり。1グ月以
内経遍のもの7例,1年以内39例2∼5年間の
もの24例,6∼19年間8例,10年以」二35年
迄4例あり,10日目に受診せるは麻疹,水痘罹
患後の1例$9)にして,葺期間経過せるは謡曲
乃至號令弟脅後に見らるNもの多く,終過1年以
内の臨のX中には感冑後に起れる,箏のぐ8例)比
較的多し。
第一飾 臨床的事項
C’. 自二二の最長,嚢病後徐々に進行すうも
(1) 観察材料
の大部分を占め,時として感冒等により急速に塘
,ゴヒ蓮の女口く自日召i和 11年置 18年満葦8年問に診
療せる喉「ポ」患者79名(同期間の患者32272名
の約0.25 %’に相回す)に就て,記録により’以二下
悪せるもの(53)あるも,概して音四過勢後に
無言となり,安静を保てば恢復する程度のもの多
し。
3・他髭的所見
の事項に試し臨床的観察を試みたり。
a.畜生部位,三三(74例)と聲回外(8例)
(II) 醗察白勺事項
とに大別するを得。聲帯前中3/1境に護生せるもの
1.護生頻度
a.’年度7xl月別, ll fr年に5∼15、例にし
ま言i=多く .(39 例), 中央叉は箪をて二前音is}こ生じたる?)
て年と共に逐時塘魏の傾向を示し,月別には概し
の各15例にして前孚部に多し。聲当外にては
て大差なく,獲病よりの期間長きに亘れるもの多
Morgagni氏欝に爽生し費粘膜娩出の如き所見を
く(後述)季節との特殊關係は之を認め難し。
呈せるもの3例,假聲帯に3例,二二後部s国連
b.年齢及性別(第8表),年齢的關係は31
∼40歳に最多く30例,51∼60歳21例,’41∼
50歳/1例之に亜ぎ,31∼60歳(62例78.5%)1
のものが症例の大部分を:沁む。性別としては男子
60例に封し女子!9例にて約3:1の比を示す
(第9表)6
2. 自毘的症状
a.』主訴,聲音障碍を主訴とするもの最多く
合音5立立に披裂音㍑こ・魯1(i列あり, (第10表)。
b.左右側別,右側27例,左側39例にて,
顧側に稜生せるぢの12例あ夢,(第11表)。
C.数,1個のみのもの63例,2㈱獲生せ
るは/4例にして,1側聲幣に2個鍾存せるもめ
2例,下側聲帯封稻部のもの9例あり,晶帯外の
3例も封稔的に見られたるものなりQ
辞6、例),内44例は榎聲⑧みを訴へ,其他更に
酸聲疲努(10例),喉i頭部不快感乃至異物感(11
・d∴大さ。嬰粟粒大乃至示指頭大にして,小
豆大位迄のもの大部分を占む。2個獲生面中1側
に温存せるものは殆ど同大なりしも,封二部に獲
を甦∫), 喉憂頁β∫ヨ塞感7う至ロ八重塁乏障石尋(7例), 馨咳
生せるは多少共大小あり。
(4例), 喀疫(2例),喘鳴,晋聲即興,喉頭部
e. 色調,多種多檬なるも要するに蒼白(19
.樽乾燥感,煩渇等(各1例)を俘ひたり。音聲
例), 赤色(44濁♪,青色(2例),及び黄色の
障碍としては高音困難の程度より殆ど無声に至る
4種に遜別し得。而して二等の色調は濃淡,光
迄種々あ夢。禽主訴を歓げるは身膣検査時偶然獲
見せる學生(症例番號40)(以下括弧内数字は症
澤,透明度等により各異るも概して赤色調を有す
一 18
るもの多し。
85
蜜.形歌,球形乃至ζ留門形を呈するもの多き
竜,稀に辮状,圓錐形,長州門形のものあり。
g.表面の歌態,概ね平滑なるも,梢々凹凸
にしで;症例中にも職業的に喬聲過榮を來し貸費
もの甚だ多し。即ちi教員11名,学侶4名,:エ場・
其他騒吾中の作業者5名,旅館業者(案内者) 4
小亭或は僧門欣たして,白色被苔を:有するもの数
名,巡査(劒道家),三三,警防三三,船頭,二
例を認めたり。
期,’
h.硬度,多くは記載を歓ぐも浮腫歌叉は嚢
下様に柔軟なるもの多く,時として織維腫檬に梢
硬きものもあり。
i. 起始部⑱状態,垣下性のものあるも主と
して有董性のものなり6董に大小,録短あるも著
1明なるは少し。
i山勢務員等30名あり。
b,誘閃,最多きは感国後のもの14名あ参,
講曲,長唄,義太夫等め練習中のもの7名,書聲
過勢叉は過度獲聲後に始まりたるもの(號令,大
罪,宴會或は飲酒叉はお祭り騒ぎ後,其他二道練
習及讃経,大聲後記)15名あり。其他ガス刺戟後
(鰹酸,砧酸,硫酸アムモニア)2名,精紳素謡
,i. 移動性;有董性のものは移動し易く,獲
鰹的過勢後1名あり。何等特別の誘因を認めざる
鐸叉は呼吸に際し動揺し,甚しきは三門を上下じ
深呼吸の呼i十時に聲野面に現はる。(71) の如き
もの35名ありたるも之等の中には前述の職業的
に過勢を恥し易ぎ者15名をも含む。
は大なる右側ポリープの移動性旧き爲呼氣時には
5. 治療法鼓に豫後
平皿の小なるポリープを蔽ひ,三絶殊に深吸四時
に初めて之を認めしむ。叉膿位により呼吸障壁を
鏡一FにFr甑ke1氏一子にて切除せるもの60例,
來すこともあり。
絞聯饗に依るもの13例;直達鏡下に翫漉n諭毅
k.聲茶の状態,ポ.りt・一プの大さ,野生部
位,聲帯の動作程度等により一様ならす。穿ちポ
リープ巌在し℃竹下時に間隙を形成し,聲門間隙
は紡錘形,三角形,翌月警守は細き裂隙歌とな
る。ポリープ小さき時は其前後に2個の聞隙を残
a. 治療法,凡て喉頭内手術法に依り,喉頭
氏鉗子に依るもの2例あり。概ね1同の手術にて
目的を達せるも,大話面容性のものに於ては2∼3
同,多ぎは8同反復摘出し途に殆ど正常の聲音を
’i亥復せるものもあり。
し,大なる時はポリープを基底とする三角形の間
隙を生す。聾帯が獲赤せるもの(2綱)或は蒼白
b.豫後,生命に面しては絶愚論に良媒にし
て,癌性攣化を來せる1例に於ても現在尚(徳俊
5年経過)壁診たり。一部義者の懸念する如ぎ習
浮腫二叉は肥厚せるもの.(3例)等あり。聲箒の
聲に封ずる悪影響をも認めr9「一 。温良に於ては嘉徳
蓮動障碍は比較的輕度にして通常門門間際形成以
直後獲聲は正常に近く恢復し患者自ら著しく歓喜
せるものもあり。術後敷ヨ間の沈獣,蒸氣吸入療
外には著攣なぎも,スト戸ボスコピーにては明か
葬振動障碍を認め得。
1. 梅毒血清反鷹,’陰性65名,弧陽性2名
法持績により多くは7−1b日にて発治退院す。串
術に際してポリー・プ其物を完全に摘出するは通
.〈6e」,42),弱陽性S名(26・.29・31・58・7∠D・検
論,周團’に副損傷を與へざる様に施術するに{よ纏
「老。ぎる者7名あり。
心の注意と共に熟練を要し,而も之が直接獲以上
m.其弛耳:鼻咽喉科領域の所見,鼻症状とし
て;轟中隔轡曲症48鰍漫性鼻炎8例,鼻茸4
:例,副鼻腔蓄膿症3例p鼻中隔穿孔1例,計64
搦あり。耳症状として・;慢性中耳力4ル12例,
中野炎3例。咽喉症瓶として;慢性扁桃腺:炎15
の豫後を支配する重要なる瓢なり。’
二二は4例(3ケ月後,5ケ月後各1例,1年孚
後2例)あゆ。凡て前回と同部位に二二よりも穣
々小さぎもの獲生ぜり。
(III)・総 括
’例,咽頭粘膜充血9例;等あり,全く;著攣なき・者は
1)九大耳鼻咽喉科臨床に於ける最近8年間の
僅かに9例にして.s爾絵のものは侮れも何等かの
喉「ポ」患者籔は79名にて,同年間の患者総数
炎症を俘へり。
の約0.25%に相営す。幽
2)学生頻度は1ケ年5∼15例の間にて少鍛乍
1. ・原因的凹凹
a.職業肌.喉「ポ」門生ポ平生過断に起因
ら逐次増加の傾向を示し,月別には大差なし。年
すること多ぎは事實として從來認.干せらるX所
齢は31∼’1 O歳に最:多く,性別は約3:1にて男
一一 19 ht”
86
子に多し。、
定,野冊せるものなり。之を法の如く水洗,脆水
3) 自門症釈として主訴の大部分は聲音障碍
ぐ%%)にして,其他磯聲二三,喉頭部不快感乃
後Celloidin包埋となし,5∼10μ蓮績切片を作
製せり。染色方法はHaematoxilin−Eosin重染
色,van Gieson氏膠原繊維染色, Wdgert氏二
爺異物感,呼吸障碍等ありQ主訴旧記以來受診迄
の期聞は早きは10日,邊きは35年に及ぶもの
あむ。
4)憾寝的所見としては,嚢生部位は丸帯前山
に甚だ多く(71例)殊に二二前中1/3境を好獲部位
とし,:左側に面々1多し(39:27)。数は多くは』1
網なるも,2個のものもユ4例ありて之は爾側封
二繊維染色,Haidenhain氏格子欣繊維染色、
Mucicarm豆n染色,鐵反二等を行ひ,鏡検に供せ
ト
リ。
(11D 槍査成績
病理組織學的槍査の結果,腫蕩と輩なる炎症憧
増殖とに大別し得。
辮的に來る事多し。大さは概ね小豆大位迄のもの
1.腫 瘍
にて赤色調を帯ぶるもの最多きも亦蒼白淫腫欣の
竜のも可成あり。形駄は球形,表面手滑のもの多
腫瘍は更に之を悪性及び良性の2種目分類すa,
く,有二品のものには乱雲叉は呼吸時の移動著明
a・悪性腫瘍
扁エド上皮瘍 1例
b.良性腫瘍
なるあり。而して聲帯は襲聲時にポリープの大さ・
上皮性腫瘍{潔嚇悪
§綴
及魚蝋により種々の閉鎖不全を來す。梅毒血清反
癒は陰牲65名,陽性7名,不二17名あり。其他
(うち嚢腫4例)
丁丁咽喉科領域に二二なかりしは9名のみにて爾
絵のものは凡て⊥二道或は耳に何等かの所見を有
轍鮒、騰糠鐵
旧る亀のなり。
a. 悪性腫蕩(扁平上皮癌 ユ例)
の 襲生の原因的証係としては,職業上音聲気
症例;吉村某(24)43歳男子,教員,5年前言
勢を來し易きものに多く,教師,信侶,騒音申の
動倉にて音聲副子後無法となPl 1時間後に恢復せ
作業者,警防團員等30名あり6誘因とし七最多
るも爾來直島残存す。榎聲には三悪の傾向なきも
をは感舅後のユ4名なり。其他謡曲,長唄等練習
中7名,種々の原因に由る音二二勢13名あb’o
長時聞の講演にて疲螢を畳ゆと。
勝山に誘因なしと言へる35名論には職業的に信
球形,表面凹典不手にて尖端に白色苔を有する有
心過螢を:來し易ぎもの15名を含む。
董ポリープとして認めらる。
の 療法は專ら喉頭内手払法に依りFrllnkel素
鑓子叉は絞断器にて摘出し,豫後は生命的には勿
論聲音學上にも良好なりQ:再獲は4例あ、参。
喉頭所見,・左下帯前中1/3部に小島豆大,赤色,
病理組織三下所見,角化肥厚せる被覆重氏編奉・
王皮の一部に壊死竈あり,特に乳噛部檜殖著明に
して上皮は更に深く基質中へ塘殖す。基質は懸粗
にして著しぎ繊維素滲出及出血あゆ,.到る所に輩
;核細胞,淋巴球,多核白血球の浸潤あ吟.之は元
山炎症性二二により生じたるポリr・一プが悪性化ぜ
第二飾 病理組織學的事項
(D 槍査材料.
前述臨床的観察例79名の喉「ボ」患者より摘
出,保存せるポリープ組織片を材料とせり。之は
繊ね笹木教授自ら手術的に除去せ為ものにしてポ
るものと解せらる。
b.良性腫瘍
■,k皮性腫瘍(D乳粥腫, ii)腺腫)
i)乳三富,症例:船津某(8),室塘某(50)
リープ起始部より密に鉗子叉は二二係を以で切除
鴻池某(65)の3例。表示(第1表)せる如く其病
し其原形を保ちたるま厨商出せるも㊧なり。此中
理組織學的所見中の特徴は二二二二上皮の肥厚触
殖著明にして基質の檜殖之に件へる事にして,基.
病理組織學的研究に適せる64例,68個を選びた
質中に於ける二化も(50)に於て少量の出血と繊
維素滲出,血性色素沈着,三二細胞質に淋巴球の
り。
(亙1)検査方法
ポリープは摘出後之を直ちにFo蝕ahnにて固
遊走等僅にi認めらるe
一2e一
.第
i
表
蒸し
ロ餐i
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臨床的事項
所. 見症例
1三囲蒙誘 .部函
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病理組織学的事項
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@鑛
粘二「
ロイ駅緋認..醤・
es
ii)腺踵,症例:萬谷某(13),山本某(20),
捧倉(19)の3例。(13)は大部分は重暦二手上
黄に覆はるSも,其一部分及(20)は二二二二⊥
撫こ被覆せられ他のポリープと全く趣を異にす
ど
ド
る三二性ポリープなウ。病理組織墨的所見,ボ》
一ズの一部分は重暦下臥王制に蔽はれ租女密なる
結締織より成るも,大部分は嚢腫となり,其内暦
は外騒⊥皮と同檬の重暦扁午上皮にて蔽はれ,‘基
る。基質は主として結締組織より形威せられ,
質は更に菲薄なる少量の結締織居よ一り威れり。内
〈13) に於ては:=暦の腺上皮は二二1伏に内応に檜
暦表面には角化著明にして膨大せる上皮細胞は逐.
回し組織全艦が宛も海綿の断面を見る如し。諸所
次剥離し易くなり,且脱落蓄積せるものすら認め
に撲泄管の断面を認むG(2の には粘液腺の塘殖
1殊に著し6(19)は 7!歳の櫓侶に見たるものに
らる。其他一部には一一,fesの圓柱⊥皮より域れる粘
液腺排泄管と思はるXもの2個あるも,嚢腫壁内
暦とは全く關係なきが如し。基質のPt部には硝子
して,2ケ月來榎聲に氣付き,!週間位前に呼吸
鯨碍を副えたりと。喉頭所見,左二二中央に生じ
様二二を認む。遊走細胞としては二形細胞少量あ
掩る大豆大,責白色,孚球形,一部嚢胞状を呈す
るのみ(第2表)。
第5表
?
}
p
−
l臨床的畢項
所
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1
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見
天T雇「硬
上
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1
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生部泣
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P冊子 1
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葬1果1敢
奎鶏中携境
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淋
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キ形
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iii)軟繊維腫)
i)血管腫,症例:松本;某(2S),中川菓(62),
1
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1
繊
反
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鰍ヒ
マ
工
子様化ぜり。
iD淋巴管腫,症例:井上(以)(26),井上
(i新)(32),土居(33),二二(37),吉松(47),
軽矯某(72)の3例。表示(第3表)せる如く被
北村(53),禰田(71),大場(78),の8例。表
二重暦扁李上皮には無漏なし。二等症例の特徴と
示.(第4…表)せる如く被覆重暦扁雫上皮にに著罪
掌るは基質中¢血管の新生,乙張,,二二著明にし
織雛素滲出,血性色素沈着著明なる四一にして,鐡
なく,只(32)に於て⊥皮の一部細胞著しく膨大
せるものあり。⊥皮細胞間に赤血球逸出を認む。
基質は凡て甚だ懸疎にして淋巴管四丁著明なウ。
旗慮は何れも明かに陽性なり。(28)は通暗二二結
後者は或は嚢歌(71.右),或は海綿欣(36、26,
締識に硝子様攣性を三二,(72)は繊維素の一部硝
37p 53)となり,叉は三者の混合型等あり。管壁
て黙栓の形成を認むるものもあり。二二出1二二,
22 一
89
な不規則的にして何れも内皮細胞明瞭ならす。三
量に之を認めたり。外観は透明p蒼白淫腫釈乃至
三細胞,淋巴三等少藪下乱せるも多核白血球は殆
どi認められ歩。色素沈着も一部(26,71)に,特
嚢腫歌を呈するものなるも,只(71)に於ては青
黒色となれり,干れ長期に亙り持三十に有董移動
に(71左)に於ては撲張せる血管周園淋巴腔に多
性著明なりし爲呼吸:或は護聲時の氣流により聲帯
第4表
臨.床的事項’
所
見.
』癸
a
硬
発 大.色
結
表面1
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90
三三白幡症例、
第5表
卜 所
病理組織母的事項.
臨床的事項
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三
ε
三 ε
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間を上下に動揺し摩擦剃戟を反復し出血及:炎症を
旧著なるものと,出血を主とするものとの2樫類
ありて前者に属する.もの34例,後者に陣するも
件へる結果ならん。
iii)軟繊維腫,症例:太田(1),古藤(12),
田中(久)(21),森(38)の4症例。表駅三三
の8例,計42例あり,且繭者は互に租移行する
傾向を示す。
扁挙上皮より成り,(12)に於ては有棘居噌殖し
a. 出血を主とするもの(18,31,34,40,’
中等度に肥厚す。(12,38)の一部に水泡形成あ
41,49,51,60)8症例。表暦は重土二手.L皮よ
り。基質結締織は疎にして其繊維牛眼を形成し潴
り成苗正常外帯上皮と大差なし。基質は霧疎にし
瘤液を容れ,淋巴管間隙も忌日し特に (エ,21,
て血管の新生,半張,轡血を示すもの多く,新醤
(8)に著明なり。出血は極少量なり。只(12)に
出血竈,血性色素沈着著明なり。繊維素滲轟概し
て少く,少数の輩核細胞,淋巴球を認むるのみな
於ては大なりしため警士に切除せり.。2回目手術
標本には前沼切除部に炎症像著レく,表面に襲
死,細菌塊附着等を認め,蔓質内には出血,繊維
素滲出,多数の遊走細胞を見る。爾饒の3例には
炎症敏如し,軍に浮腫性乃至軟繊維腫の像を呈す
り, (第》6表)o
b・織維素滲出を主とするもの (2・,4・5・
6, 7, 11, ユ7, 22, 23, 25, 29, 30, 3ξ;, 39g
おら
44, 48, 52, 54, 55, 56, 57, 58, 59’, 61, 67,
68, 69, 70, 73, 74, 75, 76, 77,i79) 34例あり
(第5表)。
2.炎症性噌殖
炎症性檜殖に属するもの曳中には織維素滲出の
(第7表)。
表暦は重暦扁雫上皮より成り多くは輕度に角化
一24一
第6表炎症牲増殖症例(曲・主・ス,LE・)
.臨床的事項
所
ポリーユ所昆
発
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第7表 炎症粧増麺症例(繧繍・獅ス副
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病連言織齢.的・事項
臣墓床的事項
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せる他に著攣なきも,(22,29,67,69,74)に於
に相移行する傾向を示す。之等は被覆一E皮に著攣
1では一部剥離し或は二三着せり。(69)は刺戟症歌
なきも基質内に繊維素滲出顯著にして,一般に血
’張く⊥皮乳階部門殖を示す。〈76)には上皮細胞
管に富み且轡並L著しきものあり,諸所に籍奮出
の膨化高く赤血球逸出あり。(22,29,36)には
血,血性色素沈着,陳欝繊維素乃至結締織の硝予
乳嚇部の濫訴を見る。(70) には特に表皮の剥脱
一考性を認め,多核七並正球,淋巴子等の遊走する
訓義園にあり,綴二品tc 一一部分正常. E皮を殆すの
もの概して多し。
みなり。基質は(11,22,61)を除ぎ多くは懸疎
第四章考 按
’tcして,何れも血管に富み而も其新生,損張,諺
血著しく,繊維素滲出顯著にして且新旧出血竈も
多く,其他畑鼠鷹陽性の血性色素沈着亦著し。遊
i走細胞も概して多く多核白血球,軍核細胞,淋巴
球,プラスマ細胞,エオジン嗜好白血球等種々あ
り。就中表着剥離苔を有せる(22,29,.67’,69,
’i4,76)等に於ては多核白血球浸潤著明なり。中
1> 頻慶:喉「ポ」の頻度に請しC駈ar豊は咽
喉疾患者2萬人に就き約1.Q%, M. Sc}.rrxidt
は18年間患者総数の約1.7%なりと逮べ,A.
Tliost は實際王には更に之よbも大ならんと推
定し,生涯知らすに終る者も相當あらんと附雷せ
り。余の濡濡中にも:身膿照査時叉は他疾患受診に
には陳融点維素,結締織の硲子様攣性を俘へるも
際し偶然に獲見せられしものあり,’出直は痴れも
のも多く,特に(5.70)に論著なり。(5)には
米粒大にて曖聲を認め.市も大畢生及び中等學校
被覆上皮に著攣なきも繊維素は凡て硝子様化せる
旧訳等の知識階級に属するもの省且しかる黙よb
ため基質組織は殆ど無構造に「Xオジンに好染す。
見てもTb◎stの言はよく首肯せらるべし。水邦
爽間に血管1∼2個振回し出血乃至少撒の軍核細
に於ては頻度に蘭する文献は殆ど認められす。余
胞遊走を見るのみ。(70) に於ては繊維素滲出の
の統計に寝て患者総数に濁する頻度0.25%にて
爲に恰も緯維素性被膜を有する如くなり,且組織
少きに過ぐる観あるは最:初より悪性腫瘍並に、無記
高≠ノ等質性となり鍛製i内に一部正常⊥皮を認む
腫を記録より除外せる爲ならん。因に喉頭離心中
・.・一
の悪窪≧良性との比はF.Semonに擁れば良性
るのみ。其他少数の箪核細胞の遊走を見る。
(IV)絡
10747,悪性1550にて約7:1にして,罹。Sch−
括
1)桧査材料としては,前回の臨床的観察例
midtは185例中9:1にて良性多しど言へ夢。
79名の喉「ポ」患者より摘出保存せるポリープ組
2) 年齢及び性別頻度:(第8表,第9表)年
織片点,病理組織學的槍法に適せる64例,68個
齢は30∼50裁の肚年に多く,性別も亦2:!乃
至3:1にて男性に明かに多し。但唱者(歌手)
結節はSchmidtに踊れば女性に多しと (男子
を選び楡諭せり。
2)之をF・rmalinに固憲ICe露量din包埋,
5∼10μ連唱切片作製,HE重染色, v・Gges・n,
172:;女子202例)。
Weigert, Heidenhain, Muclcarmih染色及び
鐵反鷹を行ひ鏡槍せり。
築’8表 喉頭輌一㍗年今別表
3)組織學漏壷査の結果,喉「ポ」は腫瘍と輩
隔る炎症性無論とに二大別し得たり。
耳令。.1。11−20
4) 腫瘍を更に悪性と良性とに匪旨し,前者に
匿
21一苧03属。
2
編平⊥皮癌1例あり,之は最初炎:症性」曾殖として
1
襲生する喉「ポ」の悪性化せるものと認めらる。
3
良性腫瘍に腺腫3例(うち嚢腫1例),乳二二3
例,淋巴管腫8例;軟緻維踵4例,計22例夢
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246
63
29
5
769
8
lo嗣
5)炎症性塘殖に屡するは.42例あり,・之を更
一 .
に繊維素滲出を主とするもの(3咽)と,出血を
喪とするもの(8例)とに匪下し得る』も三者は互
一 28 一一
@ 言†
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1i7 51
(×EP八松芽氏昌ヨル参
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第俵駆候頭㎡噂一ユ側別表
第9表 喉頭sffリーフリ牲別刷
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桝ス 鎌
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男 ヒ虻
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從來少しとせらるSも.,本邦文献87例中2!鱗
余の症例79例中14例にあり。其爾側性護生a
劉。表 喉頭遺fリーユ発生部位
\登控都位 \ 、\
蜥 境
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全捧
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訟嘗 ㈲ 3 Io
L_よ上9
e・
1計』霞,7
意義に面し久保教授に煎れば喉「ポ」は唱者結籔
より獲展せるものにて,=測のみに多き理由は其
獲育過程中に一側は何等か原因にて漕失せるもの
なりと言ぴ,松崎,山崎等之に賛せり。
15
4) ポリP・プの外観に就て:
色調は其組織内血量の多少,殊に充血及び出血
の新奮,多少に西ρ差異あり。撫管多き時に殊に
ネ
血.管腫に於ては鮮紅色を呈し,出1意しに由るものは
陳蕾の場合は概して色澤弱し。而して喉「ボ」に
は喉頭鏡下に叉は摘出時に蒼白嚢腫様或は赤色内
.の 二二部位別頻度:(第10表)
喉「ポ」は聲帯前中1/3境を二二部位とすること
容を有する小嚢腫様の2種あ1。即ち前者は血管
tt 一般にも認容せらるX所なb。而して前三部に
に乏しき淋巴管腫,線引或は軟繊維腫:等にして蒼:
磯生せるものが大部分を占め殊に前連合附近に多
白,光輝性乃至透明のものを常とし,後者は血管
ぎ上江喉頭の解剖學島島係一L普通の喉頭鏡検査に
に富み或は出血.せる爲に二二せる小嚢腫の槻を呈
ては愈厭軟骨に遮られて之が心見困難なるも,笹
す。
木式喉頭鏡搬査位をとらしむる時は三連含を明硯
大ぎさは表示せる如く(第1∼7表)盤粟粒六
乃至示指頭大のもの就中小豆大弓のもの最多し。
し得て之を検出すること比較的容易なり。
ノ
左:鳶倶i棚:Toboldは繊維腫100回忌50:34
文献に比較的大なるもの多きは主とし聲南外腫瘍
にて右側に多しと言へるも,本邦:文献に徴するに
に因る。聲帯に獲生せるものとし.ては藤井(富)
を
第11表の如く凡て左側に多し。從來側別に就て
の左聲帯主の内皮細胞腫,久保教授の右聲帯⊥に
壕モを佛はれざりしも文献上凡てに:左側に多き
事實は興味あるものと思惟す。爾側性ポリープは
獲生せる繊維腫(肉腫様化)等の胡桃實大のもQ,’
は.
最:大に厨す。
一29一
96
形は主として二二乃至孚球1伏を呈し,表面準滑
斯謂Chiariのアテu・・一ム様嚢腫に一致するもの
にて二二性のものは移動性を引す。
なり。
の 七二所見.:
二一腫3例は比較的醗が如くなるも乏は最初
聲帯に急雷st腫脹乃至肥厚等の炎:症所見を有す
より孚L嚇腫と診断せられたるものを除外せる爲に
もものは38例あり。ポリ・・一プは炎症に起因して
獲生するもの多きも∫叉之が獲生後に其動謡の機
して,之等3症例も外面上には定型的所見を示さ
す,Oe貫el Tobold’U. IuraSZの断謂E型に縞
.械的刺戟に諮り聲帯に炎症を出前せしむることも
織す。
.考へらる。即ち面訴の炎症はポリープ機生の原因
血管腫3例中下記は海綿筑2例は軍綻1生血管
となると同時に叉結果として増悪せしめ疾病環形
腫の像を呈せり。
哉の關係にあること注目に値す。故にポリープ摘
鵬後適宜の耐蝕療法により副帯の炎症は沿失する
も,之等症例は飼れも淋巴間隙の樋張顯著にして
を常とす。聲帯遊離縁に獲生せるポリープは丁賂
而も炎症所見は殆ξ歓如せるものなり。C観鋤ly
.09.’cに由れば純機械的刺戟に由り生するものにし
目配er寺も粘膜ポリープ中に淋巴間門の弓張旧
て臨床的に多しと言ふ。
著にして一見嚢腫様となれる、ものあるを指摘せ
淋巴管腫8例は他の文献に比較して甚だ多ぎ
り。余の例も之に類せる所見ありたるも,炎症像
6) 組織赤雪所見:
王皮は正常聲帯一L皮と同様に重暦扁雫.}波よip
の歓回せる事及び其特異の厨見によb之を琳巴贅
裁るもの大部分にして,腺腫の中の2例にのみ重
暦圓柱上皮を認めたう。松井(信)はユ6例中3
腫として隆別せi)。
飼に重三唇面:..L皮を認め, Alexarderの喉頭繊維
も,三等は定型的所見を有せるもののみを選びた
腫に圓柱⊥皮を認めすとの論に反駁し,敏で稀に
り、。
回すと記載噴b。・
わ 獲生機蒋に就て:
基質は髪疎なる結締灘賊.り並暗1で離もの
多し。而して喉「ポ」の大部分を占むる炎症性璽
軟四維腫4例亦從來文献に比して著しく少曇
從來諸家の論一定せす,之を次の如く大別し
得。
殖に於て越血管の赫生,.籏張,勘飢等著しく,繊
i失天’瞭三素因乃至遺イ專葬論
維素滲出,出血,炎症細胞の遊走,亘鍛生色素沈着
ii演性腫蕩論
巌解剖學的昏倒よりFrZnkgi氏三三は唱va
一等を特徴とす。或は結締織の塘殖のみ著しき都あ
窮,ポリープの組織學的検索に論りては訥斎の新
生,弓張著しき部,或は結締織増殖甚だしき部叉
撫管に關感せしむるもの
iv機械的刺戟ぐ生理的並に物理的繭戟)説,
・は潟者移行部等部位に從ひ各戸斥見匠々なるは冤れ
此内腫瘍,機械的刺戟i溌は各有力なる支持者を
野をが故に,組織の全面的槍索を行はざれば共診
臨を誤る灌なしとせす。露出④交献にも繊維腫,
廠管腫乃至旗録繊維腫其大部分を占むるも,記載
・に徴し果して腫瘍なりや否や疑はし〉ものも有す
・るが如し。
有し重覗せらる。
i)先天的面形なりとするものに實USS重,面出
ritz’等あり。余の例には力黙るものなかりきQ
99)腫瘍なりとの論も多く,.一・般たも認容せら
腫瘍例に就て直るに,
れ・殊に繊維腫を回りとす。Albrec娩は之を更に
硬性緻維腫と軟性(普通ポリPtプ)繊維種とに縫
癌腫の1例は炎症増殖後癌性化せるものなるを
虚し,JuraSzも之に回せり。鷲rchOWは組織網
・推定し得たり。
眼勅こは純ムチンの瀦溜を言へるも壼血忌,鷺一
」猿腫は少く本邦:文献中には1例もなきが如し。
成書にも極めて稀なる喉頭腫瘍とせられ,腿ack−
enzie, Schmi蒐elow, v.翫uns。の各美例を:見
yl lann, fforgmarn, Zuckerk“dndl等は漿液性な
りと主張せ’り。黒田は80伺1中28面目,讐公井(イ言)
嚢腫は本邦文献中比較的少く僅かに5例の嗣な
は16例中!4例に繊維腫を認め,其弛文獣には
75例中24例に織維腫を見る。中村は之に反し之
等温献中に眞性暉瘍は僅かに8例を確認せるのみ
や。本症例には脱落上皮の蓄積せる像明かにして
なり。Fauveiは粘液腫多しとせるも弛の學音は
る¢)みなり。
一.30一
97
大部分之を否定せり。余の例には鍛uclcarmin染
して既にChiari, Eppinger, Jurasz等の主張す
色は凡陰性に終れb。繊維腫も亦僅かに4例に認
めたるに過ぎす。前述の如く腫瘍は総計22例あ
チフA,妊娠等の際に見らるSこと多く,局所の
.1しが之は決して多きものに非ざるを知れり。
炎性疾患としては二四の全身疾患に績畏し,或は.
iii)粘液腺(Fr海keDの排泄管が三三前中1/3
慢性上氣道占,タル乃至感冒等の際に喉漱頻嚢後に
境遊離縁下迄延び之が閉塞して瀦溜嚢腫を招來せ
來る事少から.す。山崎,田中,Predesca, Beτtti曲
る所なり。全身疾患として梅毒,麻疹狸紅熱,
りと言ふ読にしてAlexander, St6rk, Rosenberg
等は梅毒と晶晶ありと篤し,Aprile は之を否1湿
等の支持者あるも,多くの点者は該粘液腺の存在
せ1;)。Wolker Woodはポ豆一プに炎症所見を認
すら否定し,Chiari, GUttlich等は例外的に之を
むるも病原菌は陰性なりと言へり。余の症例中に
認容せるのみ。余の症例中には之に該記する’も.の
7例の梅毒海清友慮陽二者ありしも梅毒特有の遠
なし。
見,はなかりき。
雌に開運せりと点くもの沖μChi・・i及
以上種々の説あるも,余は臨床的並に病理組織
ThoStは小静脈瘤を, Huffinger, Schr6tter,
學的検索の成績に基き喉「ポ」の護生露霜に歯し
辱nhof鍔等は積張せる血管ρ破裂によるポリー・プ
次の如く推定せんとす。
性賄懸なbとて血管と画託せり。之は余の症例中
帥ち・楡索標本に炎症性塘殖絶品的鱒多血な})
し事實より,其面面原因は喉頭の炎症機薄と密接
の出璋Lを主とせる炎症性増殖に類似せ1。
iv) 機械白勺束旺心隔箆:
なる無点あるものと推定し得。炎症の原因とし”ft
機械的刺戟としては襲聲過度或は過勢に由ると
は一般論直道粘膜の炎症を惹起し得る凡ての西子
強くもの一一muに認容せらる(久保(猪),松井(太)
を畢げ得るも,喉「ポ」獲生には特に獲:聲に由る
松非(信),Ziemsen, Sch皿idt,:FauveE, Macken−
機械的刺戟が重要なる役割を演ずるものと考へら
る。郎ち症例中音娘心勢を幽し易き職業を有する
2i¢等)。 Corded, G磁1量。租, Jmho.fer, Sternberg
等は聲帯の局所的機械的障碍を虐げ,’職業的歌手
には却て比較的少きを述べたり。K6rner等は護
聲客振腹となる聲帯前中1/3境は其の振動により相
三つために組織塘殖を寵すと斎き,Thost亦面心
遊難蘇に護生せるものは純機械的刺戟に山るもの
にして点出により移動する結果次第に塘大すと言
へり。唱者結節よリボ》一プへ移行することある
は久保教授夙に提唱せる所にして,v. Eicken,
ものとして敏師,櫓侶,族館案内人,毒忌或は識
普中作業者等あり,或はL時的のものとしでは蕩
接晋聲出面に引績き慶聲の始ま9たるものに警防
團員,號令,出鉱乃至お祭り騒ぎ後宮は劒道にて
掛聲練脅後込多数あり。而もポリープ獲生部位が
獲誰時振腹となる膜部聲帯中央の而も虚語離縁に
多雪ことはThost壷皿)主張する’如き機械的刺戟
の存在を首肯せしむるものと言ふべし。一方誘困
Barth, Ggttkich等も之を支持せり。自e,’ち久保教
として感冒後等の如く明かに炎症の關與1ぜ多こ乏
授ぱ直話の炎症を,條件として弦の原理に由り,焼
を物語るものあり。其他慢性扁桃膿炎,慢性鼻カ
膨を過度に使用することにより組織液が振動結節
たる前中113境に集積して浮腫となり,其め還流が
タル乃室鼻中隔郵蒔の患都6例の多勲に之を見
る事實は,急心乃至慢性の一L氣道カタルを有する
妨げられたる時に組織塘殖を俘ひて所謂唱者結節
ものに機械的其の他刺戟に由り丸帯粘膜に出瓶ノ㌃
となるものにて,之が更に檜大してポリープとな
至繊維素滲出等を起し就中之が二二の振動或は呼
ることを言へり。ポリ・・プが一測晶帯に多き理由
吸により不絶機械的刺戟持績する爲に容易に毒忌
は前論の如く何等かの原因に由りヅ側のみに自然
せらるXに到らす,組織の塘殖を作ひ遂にポリt・…
に浩失するものと見回せり。
プ形成に詰るものならんと三二す。即ち磯械心懸
戟は此の二六重要の因子にして之に封し局部的’Z
斯かる局部的障碍ある時諸種の誘因に依り一三
二二二二容易なるは多言を侯たす。其一種として
性病攣が之に誘因乃至副因子としで相關連して駿
不潔なる塵埃(小西,山崎,Schr6tter),アル;コ
「ボ」三生に参與するものなるを推知し得たゆ。
ール,煙草(Lavrand)等Q刺戟を塞ぐるものあ
b。其他局部的炎症も同様に注目に値するものに
一部腫瘍護生に肥しては,一般腫瘍獲生の要約
と同様の過程にて腫瘍となるものと思惟す。.iz一・・
一 31 ig
98
部では炎症性増殖より更に腫瘍化する場合も考へ
らる。此關係を表示せぱ次の如し。
上麟r麟鰯
圏一團
(うち嚢腫7働
糠 E灘
黒頭
(3例)
(8例1
(4例1
出
・ 血
繊維素滲出
炎牲譜殖
以土により音聲の漏話を避け,特に喉頭異常感
或は輕度の音聲攣化ある初期に喉頭刺戟を極力避
‘4?例)
もの(8例)とありて,爾者は:互に稲移行す。帥
ち所謂喉頭ポリープの大盛は炎症性続審に諭する
けて,沈獣安静,其他一一般浩炎療法により治癒せ
ものなり。力砥る炎症性増殖にありては被覆上皮
しむる事必要にして,更に鼻呼吸の障碍,咽頭カ
に著攣葎きも,基質内に繊維素滲出顯著にして,
タルの誘因となる諸疾患を治療し,本症の豫防を
一般に血管に富み且溢血の像著しきものあり。諸
講ずると共に叉再臨を防ぐことは等閑に附すべき一
所に薪奮出血.竈,血性色素沈着,陳蕾緻維素乃至
に非すと思妻す。
結締織の硝子檬攣性を認め,多核白/iH.球,淋巴球
第五章 結
等の遊走細胞概して多し。
論・
九大耳鼻咽喉科臨床に於て最近8年間に診療せ
扁虫喉頭ポリープの本態に遠しては專ら軟繊維
腫なりと看傲され,一般にもかく認i旧せられたる
る喉頭ポリ・・一プ患者79例に就て,,其の記録によ
如くなりしも,余の槍索に依り組織的には炎症性
り晦床的親察を行ふと共に,憎憎症例の摘出保存
材料に就き,病理組織學的検索に過せる64例を
璽殖の経回的多敷なることを確認し得たり。是交
献例の記載と大V・に趣を異にせる所見にして,特
選びて楡索せりQ
臨床的事項として,頻度は患者総数の約0.25%
に注目に値する所なり。而して之が獲生に關して
は專ら機械的刺戟に依る事明かにして,局部的炎
に計り,專ら肚年男子の,左側聲帯前中3/1境遊離
症の存在は更に之を誘因として助長する意味に於
縁に,箪猫に獲生し,通常小豆大内外のもの多
て重回すべきものと信ず。かくて爾者相開蓮して
し。主訴は憎憎障碍殊に唖聲として殆ど全例に認
所謂疾病環を形成し喉頭ポリープ新生に参與する
められ.ポリ.一プの大なるものぱ呼吸障碍をも招
ものと思惟す。
來せり。
故に喉頭ポリープの治療に際してはポリープ自
身盈摘出すると共に上馬道炎症に封ずる原因療法
病理組織學的鹸索の結果,所謂喉頭ポリープを:
腫瘍と軍なる炎症性塘殖とに二大別し得たり。
腫瘍としてぱ癌腫,ユ例,腺種3例(うち嚢腫
1例),乳筍鍾,血管種各3例,「淋巴管腫8例,
軟緻維腫・1例,合計22例あり。
を併用するを肝要とす。
本論文要旨は昭和18年5月24日第36圓九大蟹
學部耳鼻咽喉科教室開講寵念日,昭和!9年5月21
日第137圓閉講託念日,同年10月20日日本女子
炎症性聖殖に属するは42例にして,繊維素滲
’麩雪學研究會第 1 「E{」東秀て部會≦並.}こ同年 1! 月 26 ヒ董
観な主とするもの(34例)と專ら出血を主とせる
號3隅三岡整四丁席上にて口演せるものなり。
一一 32 一
99
稿を絡るに當り,本研究に蘭し二二御懇篤なる御指
導,御校閲の勢を賜り・たる恩師大野教授並に笹木教授
に深甚なる感謝を棒ぐると共に,二日先輩諸氏ρ御好
意を深謝す。併せそ本研究の爲九大三巴部に内鱗.留畢
を許SLkる骸鯨好騨專門鞭長吉購銑
生,並に御鞍錘を戴きたる恩師石原激授,佐藤イクヨ教
32. GrUnwald : Lehrbuch der KehlkopfkraukheireLu
1898
33; Jurasz. A.: Handbuch der Laryngoi u.
Rhinol v. Heymann L2 795 1898
34. Kaufmann F.’: Lehrbuch der spez.‘ PathoS,,
Anatomie fttr Studierende u. 一Arzte 1911
35. Kayser R. :’
授に衷心より感謝の意を表す。
CK. N. u.一〇一heilkunde XI XI}’
Aufl 38. .192/
主 要文 灘
36. Mayer.’ E. ,: Handbuch der spez.path Anat−
1.大山藁雄:耳喉,7巻,!1號933頁 昭和9年
2・小野、.譲..:耳喉・15巻・5競453頁 昭和17年
3。.川崎達矢:耳喉,10巻,11號108S頁:昭和ユ2年
4.久保獲之es :耳喉,2巻,4號・410頁昭和4年
5.野中 顧:岬町,25巻,1號,!53頁 昭和6年
6.階下 顯=潮干,26毬,2號197頁 昭和6年
7・無軍門・耳臨29#,、儲637皆目翫010年
・難・.饗・.職35巻・號・28頁…召和・5年
9。串原蔑一.:耳蝉,.4雀,4號340頁 昭和6年
omie u. Histolog’ie von Henke u. Lufarsch
(III 1) 1928
37; Ortftr: Y. :一 Lehrbuch der speZ’. path. Ana−
tomie. Bd.! S. 331 1887
38. Rauher R. ,: LehrbUch d. Anaromie X AUbl.
207
39. Schmidt M. u. Mayer. E. : Die Krankheiten
der oberen LuftNsrege
40. S重。丘盈凱F。 : Lehrbuch
der H圭s重ologie u. d.
mikroskopischeu Angt6mie des Menschen. 1912
1(。小西儀一:東京警誌 2968號446頁昭和11年
11。笹* 實;耳蝉,9巻,9號845頁.昭和1!年
41・S・亙蜥鈎雌・k萱・A・と王・・£L・ry・g・L・・Rh量・・L
12。佐藤家鄭:耳蝉;8巷,16號938頁 昭和!0年.
42L Thost. A. :’ Handbuch der Hals−Nasen−Ohr−
13.猿渡=鄭:.耳鼻全書 8の127頁昭和!5年
14・杉原止壽・:草中,’2総 866頁明治37年
Bd. ,VIL S. 151. 1898
enheill〈unde von Denker u. Kahler.
15.園醗.酉郎:登臨,26巻,”2號196頁 昭和.6年
15.濁酬丈男・耳臨3蜷5號484頁昭和!2年
附 圖 説 明
ユ7。立木 pa ::電卓,ユ2巻,5號434頁昭和!4年
18。申島車轡:耳喉,15雀,4號359頁 昭和17年
1q。中村義明:耳癖・37巻ジ2號88頁.昭和/7年
(1)腫瘍症例:.
!.腺腫:.a.(症例13)一.一esMの腺上皮は乳証状に内証
に増殖す(櫨木10倍)。
20.藤井三野:大日耳鼻34巻5號730頁昭和3年
21。絵欝太郡:耳喉,5毬,4號36エ頁昭和7年
b.(症例ユ9♪ 嚢腫, 内暦_と皮脱落集積せる
を認む(擾大!7倍)。
22。灘井信一:臨床日讐4巻,6號5!頁 昭和!0年
23。松野燈藏1山州,3巻,9號775頁.昭和5年
鈎超響=・磯繍…號・9・8頁・脚・年.
25.出根弘一:大日耳鼻48巻,6號723頁 昭和17年
2(乳李 雛畿:大日耳鼻45巻10號!280頁.昭和14年
27..A亘ex艦簾轟er. A.: Arch. f, LaryngoL U. RhinoL
Bd.7 S.239 1898
28...deτse恥e : Arch.£Lacyngol. u. Rhinol Bd.
2.淋巴管種:(症例71) 誇張せる淋巴管腔内に二巴
川湯認を見る(郭大18倍)。
3・軟繊維腫:(症例12)右上縁は手術創面,多核白血
球浸潤及細菌塊附着を認む。(蹟大8倍)
(II) 炎症性霜焼例:
エ.出.血を主とするもの:〈二二18)(櫨大工5倍)
2.繊維素滲出を主とするもみ:
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a.(症例75),.血管新生,二軸,謬i.血顯著に.
16 S..215.ユ904・
て,繊維素滲出多量なり(搬大27倍)
29。C駈ar量.0.: Arch. f, Laryng61. U, Rhino1. Bd。
b..(症例79),陳聾二二素の硝子榛化せる
2 S.1 1895
もの(二大22倍)
30. derselbe : Chirurg三e d, Kehlkopf u. Luft一
c.(旧例22)上皮の一部剥睨.し,炎挫細胞
む 19!6
wege.
浸潤旧著,細菌塊附着す。(撮大!6借)
3エ。Eppinger.正iL: Pathol. Anat6二二e deS Larynx
q.der Trachea!1880
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(1)腫瘍症例
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