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東京都薬物乱用対策推進計画(平成25年度改定)の概要

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東京都薬物乱用対策推進計画(平成25年度改定)の概要
東京都薬物乱用対策推進計画(平成25年度改定)の概要
計画の期間
これまでの薬物乱用対策と現状・課題
:
平成25年度 から 30年度
・:違法(脱法)ドラッグ
対策の主な取組内容
計画の内容~主な取組~(9プラン・24アクション)
対
策
「啓発活動の拡大と充実」、「指導・取締りの強化」、「薬物問題を抱える
人への支援」の3つの柱の下に、9プラン・24アクションの取組を実施
現
状
○ 違法(脱法)ドラッグの乱用が拡大
○ 薬物事犯の手口は携帯電話やインターネット等を利用し、
巧妙化・潜在化
○ 大麻・麻薬事犯の検挙人員の3割以上が20歳代までの若者
○ 覚醒剤事犯の5割が再犯者
指導・取締りの強化(3プラン、8アクション)
プラン1 不正薬物流通の取締強化
末端乱用者の取締りや、薬物供給源の販売組織の徹底摘発に取り組む
プラン2 違法(脱法)ドラッグを中心とした薬物の乱用実態の的確な把握と監視体制の強化
新たな薬物の使用・流通実態を迅速に把握し、規制に繋げる
プラン3 依存性のある医薬品等の乱用防止に向けた監視指導の充実
処方箋の偽造・変造による医薬品の不正入手を防ぐための対策強化に取り組む
課
題
○ 不正薬物や新たな乱用薬物を見逃さない指導・取締りの強化
○ 青少年を中心に、対象者の特性に応じた有効な啓発強化
○ 関係機関が連携した再乱用防止への取組強化
・ 流通実態の把握、試験法の研究・開発等により迅速に知事指定薬物を指定
・ 国や他自治体に未規制薬物に関する情報を提供し、全国的な規制に繋げる
・ 試買調査や収去等による違反品の取締強化
・ 関係機関との合同立入検査や合同捜査の拡充
など
第四次薬物乱用防止五か年戦略
国
の
状
況
○平成25年8月に第四次戦略を策定
「違法(脱法)ドラッグへの対応」と
「再乱用防止対策」等を特に留意
すべき課題と位置づけ
○ 平成25年10月に薬事法等の改正
(収去・捜査権付与)
① 青少年、家庭、地域社会に対する啓発強化等
② 再乱用防止の徹底
目標 ③ 密売組織、末端乱用者に対する取締の徹底・監視指導強化
④ 薬物の国内流入の阻止
⑤ 密輸阻止に向けた国際的な連携・協力の推進
① 合法ハーブ等と称して販売される新たな乱用薬物への対応
留意
② 薬物の再乱用防止対策の強化
課題
③ 国際的な連携・協力の推進
啓発活動の拡大と充実(3プラン、9アクション)
プラン4 青少年に薬物を使用させない
青少年への教育・啓発や保護者や地域住民等への普及啓発を一層推進し、薬物乱用の誘惑から守る
プラン5 地域社会全体の薬物乱用防止意識の醸成
様々な機会をとらえて繰り返し乱用防止を訴えかけることにより、社会全体の意識向上を図る
プラン6 普及啓発のための支援の充実
計画の基本的な考え方
●現行計画の取組を更に推進
1
現状と課題を踏まえ、「指導・取締りの強化」「啓発活動の拡大と
充実」「薬物問題を抱える人への支援」を引き続き『3つの柱』とし、
現行計画の9プラン・24アクションの取組を更に強力に推進
薬物に関する知識を普及する人材の育成や、違法(脱法)ドラッグを中心とした啓発資材を提供する
・
・
・
・
青少年が多く集まる場所におけるイベント活動等の実施
インターネットをはじめとする多様な広告媒体を活用した啓発活動の展開
青少年の健全育成に向けた地域主体の啓発活動への支援
青少年が自ら考え同世代に発信する参加型啓発の実施
など
薬物問題を抱える人への支援(3プラン、7アクション)
プラン7 相談体制の充実強化
●違法(脱法)ドラッグ対策の強化を重点的に取り組む
薬物依存者や家族を支える受け皿となる相談体制を強化する
プラン8 個々の相談者を地域の支援体制に繋げる
2
青少年を中心とした違法(脱法)ドラッグ乱用の拡大を踏まえ、
「規制」・「監視」・「啓発」の3つの視点から、重点的に取り組む
薬物依存者や家族の状況に応じた回復プログラムの実施、参加支援を進める
プラン9 関係機関の連携による回復支援
回復を支える相談・医療機関等が連携強化し、薬物乱用者の社会復帰や家族への支援を充実する
薬
物
乱
用
の
な
い
社
会
づ
く
り
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