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2月7日 第163号

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2月7日 第163号
近畿総合通信局
2014 年 2 月 7 日 第 163 号
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「サイバーセキュリティの日」を新設
政府では、情報セキュリティに関する普及啓発強化のため、平成 21 年度から、毎年 2 月を「情報セキュリティ月間」
と定め、同期間中、国民の皆様に情報セキュリティについての関心や理解を深めていただくため、情報セキュリティに
関する様々な行事を集中的に開催することとしています。
総務省では、この趣旨を踏まえ、「情報セキュリティ月間」の前後を含む期間において、総合通信局等が中心となり、
全国各地で、情報セキュリティ対策の促進に資する行事を開催します。
△△△ 近畿総合通信局管内の開催行事 △△△
平成25年度情報セキュリティ&危機管理セミナー
電気通信事業者、情報通信関連企業等を対象に、情報セキュリティの最新動向に関する講演行事を開催します。
開催日時及び会場
○日 時:平成 26 年 2 月 27 日(木) 13 時 30 分から 16 時 15 分まで
○会 場:大阪府立労働センター(エル・おおさか)南ホール (大阪市中央区北浜東 3-14)
○セミナーの概要
(1)基調講演 演 題: 総務省における情報セキュリティ政策の最新動向(仮題) 講 師: 総務省 情報流通行政局 情報セキュリティ対策室 対策係長 本田 知之 氏
(一財)日本データ通信協会 Telecom-ISAC Japan 企画調整部 小川 朝也 氏
(2) 講 演
〔講演1〕 演 題: サイバー攻撃の現状と対策等について
講 師: 近畿管区警察局 情報通信部 情報技術解析課長 矢島 潔 氏
〔講演2〕 演 題: パーソナルデータの適正な利活用に向けた動きについて
講 師: 電気通信個人情報保護推進センター 業務企画委員長 桑子 博行 氏
「情報セキュリティ月間」の趣旨
不審なメールによる情報の流出など、国民生活に影響
を及ぼす情報セキュリティの問題が多数報じられていま
す。誰もが安心して情報通信技術の恩恵を享受するため
には、国民の皆様一人ひとりが情報セキュリティについ
ての関心を高め、これらの問題に対応していく必要があ
ります。
このため、政府では、情報セキュリティに関する普及
啓発強化のため、2月を「情報セキュリティ月間」とし
ています。
期間中、政府機関はもとより、
広く関係機関、団体等の協力の
下に、国民の皆様の幅広い参加
を得た取組を集中的に推進する
こととしております。
「サイバーセキュリティーの日」の新設
情報通信技術の普及・高度化・利活用の進展の結果、
サイバー空間を取り巻くリスクが甚大化・拡散・グロー
バル化しています。安全・安心な国民生活を確保するため、
一般利用者等が「自分の身は自分で守る」とともに「他
者に迷惑をかけない」という認識をもって対策に取り組
むことが重要となっています。
このため本年度から、情報セキュリティ月間の最初の
ワーキングデー※を「サイバーセキュリティの日」(今年
は 2 月 3 日)とし、主として、ビジネスで情報システム
や情報通信ネットワークを利活用する方々を対象に、月
間の趣旨を広く啓発するとともに、特に、深刻化・高度
化するサイバー空間の脅威やその対応策等について理解
を深めることを目的として、サイバー空間の安全に資す
る取組を重点的に行うこととします。
※ ワーキングデー…土曜日、日曜日及び祝日を除く平日。
詳しくは、総務省のホームページをご覧ください。
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu03_02000065.html
2ページに続く
平成 25 年度情報セキュリティ&危機管理セミナーの
お問い合わせは、当局の電気通信事業課へ
電話:06−6942−8512
近畿総合通信局
2014 年 2 月 7 日 第 163 号
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第 1 回 南極・昭和基地だより
第 55 次日本南極地域観測隊越冬隊通信担当として昨年の 12 月から昭和基地に滞在の久保田 弘
(くぼた ひろし)さん(元近畿総合通信局職員)から南極・昭和基地での職務の状況や生活に関
する貴重な体験等をご紹介頂きます。
第 1 回は、久保田さんの「自己紹介」と「日本における南極地域観測」です。
「南極・昭和基地だより」は、久保田さんの滞在期間の来年2月まで 10 回程度本紙で連載します。
第 55 次日本南極地域観測隊
久保田 弘さん
皆さま、はじめまして。
第 55 次日本南極地域
観測隊(JARE55) 越冬
隊通信担当の久保田で
す。
南極・昭和基地には、
昨年(平成 25 年)12 月
14 日に到着したばかり
です。来年の 2 月上旬
ま で 約 14 か 月 間 に わ
たって滞在し、観測業務
を行います。
このたび、e- かわらばん近畿に「南極・昭和基地
だより」を執筆させていただくことになりました。
御愛読いただければ、幸いです。
自己紹介
私は、大阪生まれの大阪育ちで、これまで近畿総
合通信局に勤務しておりました。
昨年 6 月に開催された第 142 回南極地域観測統合
推進本部総会において、第 55 次南極地域観測隊員に
なることが決定されたことから、7 月から 11 月まで
東京都立川市にある国立極地研究所において、南極
地域観測に向けた訓練や準備作業を行っておりまし
た。
現在は、妻と小学 5 年生の息子を日本に残して、
南極に単身赴任しております。
日本における南極地域観測
南極地域観測は、国際協力の下に日本国が実施する事
業の一つです。
事業の遂行に当たっては、極地科学に関する研究や観
測及び業務に関係する複数の機関が担当分野の責任を負
い、文部科学省に置かれている南極地域観測統合推進本
部が省庁横断的にそれらを統合推進する責任を負ってい
ます。
日本における南極地域観測は、昭和 32 年(1957 年)
1月 29 日、南極大陸リュツォ・ホルム湾にある東オン
グル島に昭和基地建設を決めて以来、半世紀以上にわ
たって実施されてきました。
また、世界的な観測網の拠点として、定常的な気象観
測の継続実施やオゾンホールの発見、研究プロジェクト
としての月隕石・火星隕石を含む世界最多級の隕石の採
取、氷床掘削で得た氷床コアの解析による過去数十万年
にわたる気候変動の解明及び生態系や大気中の二酸化炭
素量のモニタリングによる環境変動の研究など多くの観
測研究の成果を上げています。
今回は第 1 回目とい
うこともあり、少々堅苦
しい内容になってしまい
ましたが、次回からは昭
和基地での業務や生活を
中心に楽しい話題をお届
けします。
JARE55 は、「The 55th Japanese Antarctic Research
Expedition」の略。
[国立極地研究所]http://www.nipr.ac.jp/
[国立極地研究所 南極観測のホームページ]http://www.nipr.ac.jp/jare/index.html
近畿総合通信局では、災害時における通信確保のための支援
強化として、衛星携帯電話等の貸出しを行っています。
貸与手続きなど詳細については、当局の防災対策推進室
(TEL:06-6942ー8504) へお問い合わせください。
発行・編集 近畿総合通信局 総務部総務課企画広報室
〒540 -8795
大阪市中央区大手前 1-5-44 大阪合同庁舎第 1 号館
TEL: 06(6942)8508 FAX:06(6942)1849
http://www.soumu.go.jp/soutsu/kinki/
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