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海老名市第6次行政改革大綱
∼ 持続可能な都市経営の継続 ∼
BEFORE
AFTER
∼海老名市役所1階フロア総合窓口化∼
海 老 名 市
平成25年4月
目
次
1
はじめに
2
行政改革大綱策定の基本方針
3
行政改革の体系
4
行政改革の進め方
5
行政改革の具体的な取り組み
6
行政改革を進める6つの重点項目
7
行政改革大綱に掲げられた実行プラン一覧
○
……………………………………………………………………
1
……………………………………………
2
……………………………………………………………
3
…………………………………………………………
各実行プランの内容
……………………………………………
………………………………………
……………………………
4
5
6
8
………………………………………………… 10
1
はじめに
海老名市では、昭和 61 年に『行財政運営の改善に関する基本方針』の策定
により行政改革の取り組みを開始して以来、平成 24 年度までを推進期間とし
た第5次行政改革大綱まで四半世紀にわたって様々な取り組みを継続してま
いりました。
土地開発公社の休止、海老名公共サービスの解散、えびな蓼科荘の廃止、
公共施設に対する指定管理者の導入、職員定数の削減、総合窓口の導入など、
長年の積極的な改革を実施してきた結果、行政のスリム化や経費の削減に一
定の成果をあげてまいりました。
特に行政のスリム化は、
「最少の経費で最大の効果を上げる」という地方自
治の基本的な理念のもと、住民サービスの向上のためには必要不可欠な取り
組みの一つとなっています。
また当市は、平成 23 年 11 月に市制施行 40 周年を迎え、更なる市勢発展の
ために、今まさにまちづくりの正念場であります。
今後も、社会経済情勢の変化や少子高齢化の進展などにより厳しい財政状
況が続く中、持続可能な都市経営の継続に向けて、更なる行政改革の推進を
図ってまいります。
なお、行政改革の推進にあたりましては、現在実施している行政評価制度
を活用し、事業の必要性、有効性、効率性などを評価・検証し、その結果を
もとに次年度の計画や予算に反映してまいります。
行政改革には終わりはなく、常にチャレンジしていくことが求められます。
「快適に暮らす
魅力あふれるまち
海老名」を実現するため、第四次総合
計画の後期基本計画のスタートに合わせ、平成 25 年度から新たな行政改革大
綱を定め、全職員一丸となって、行政改革に取り組んでまいります。
1
2
行政改革大綱策定の基本方針
(1)行政改革大綱の位置づけ
本大綱は行政改革の基本方針であり、現下の社会情勢の変化や地方分権
の進展、市民ニーズの高度化・多様化等に対応し、持続可能な都市経営を
実現するために、「行政はどうあるべきか」、「そのためには何をすべきか」
など、具体的に取り組むべき項目を行政自ら定め実行する計画として位置
付けるものです。
(2)行政改革大綱の基本方針
第6次行政改革大綱では、
「持続可能な都市経営の継続」を目指し、次の
とおり基本方針を定めています。
①
「継続は力なり」・・・行政改革の継続的な取り組み
行政改革に終わりはありません。近年、社会情勢や市民ニーズの
変化は激しく、これに対応していくには何事においても前例踏襲で
はなく、常に必要な改善が求められております。
このため、今後も継続して行政改革に取り組み、行政経営の安定
に努めます。
②
「効果・効率性の追求」・・・費用対効果を見極めた取り組み
行政改革は、限られた人員・時間・経費の中で最大限の成果を上
げることが重要となります。
特に当市の厳しい財政状況を踏まえると、取り組む項目について
は、費用対効果を検証する必要があります。また、行動目標等を設
定し、毎年、しっかりと進行管理も行ってまいります。
③
「チャレンジ」・・・行政改革への新たな取り組み
地方自治体を取り巻く環境は非常に厳しい中、行政として何をす
べきか、また、行政として何が求められているのか、全職員一丸と
なって考え、第6次行政改革大綱では、数多くの新たな取り組みも
実施してまいります。
この新たな取り組みの中には市民に直接影響を及ぼす内容もあり
ますので、実施にあたっては、広く市民からの意見を聴取するなど、
行政の説明責任をしっかり果たし、市民の合意形成を得ながら進め
てまいります。
2
3
行政改革の体系
第6次行政改革大綱は、海老名市における行政改革の取り組みについて
の方向性を示しています。
この大綱に示された3つの基本方針に基づき、重点的に取り組む6つの
項目を掲げ、項目毎に具体的な取り組みを実行プランとして位置づけてい
ます。
第6次行政改革大綱の体系
第6次行政改革大綱
基本方針
① 「継続は力なり」
・・・ 行政改革 の継続的な取り組み
② 「効果・効率性の追求
・・・ 費用対効果 を見極めた取り組み
③ 「チャレンジ 」
・・・ 行政改革 への新たな取り組み
「 持続可能 な都市経営 」の継続
6つの重点項目
実行プラン
3
4
行政改革の進め方
(1)推進体制
行政改革の推進にあたりましては、行財政改革を推進していくために設
置された、海老名市行財政改革推進委員会を中心的な組織として位置づけ、
進捗状況や成果の報告に基づく進行管理、各所管課等への必要な指示や助
言等を行います。また、市の最高意思決定機関である最高経営会議へ必要
に応じて報告を行い、指示を受けます。
行政改革の推進は、職員一人ひとりの意識や取り組みが重要となります
ので、個々の取り組み項目は各所管課等が責任を持って進めますが、市全
体の進捗状況や成果の取りまとめは行政改革所管課が行ってまいります。
第6次行政改革大綱の推進体制
最 高 経 営 会 議
指示
報告
行財政改革推進委員会
指示
報告
各所管課等による行政改革の取り組み
4
(2)推進期間
第6次行政改革大綱に基づく行政改革の推進期間は、平成 25 年度から
平成 29 年度までの5年間とします。
また、当市の第四次総合計画(計画期間:平成 20 年度∼平成 29 年度)
の後期基本計画期間と合致させることで、総合計画と行政改革の取り組み
を効果的かつ効率的に連携させてまいります。
第6次行政改革大綱の推進期間
2008
平成20
行
2009
平成21
2010
平成22
第5次行政改革大綱
政
2011
平成23
2012
平成24
2013
平成25
2014
平成26
2015
平成27
革
合
前期基本計画
第6次行政改革大綱
平成25∼29年度
(5年間)
後期基本計画
平成25∼29年度
(5年間)
平成20∼24年度
(5年間)
計
画
5
2017
平成29
平成20∼24年度
(5年間)
改
総
2016
平成28
行政改革の具体的な取り組み
(1)具体的な取り組みの選定
第6次行政改革大綱の具体的な取り組みは、これまでの行政改革の中で、
重要な取り組みについては、中断することなく継続していくことを基本に
選定しています。
一方、第6次行政改革大綱の基本方針でもある「チャレンジ」・・・行
政改革への新たな取り組みとして、行政として何をすべきか、また、行政
として何が求められているのか、全職員一丸となって考え、費用対効果や
実効性のある取り組みを中心に取りまとめました。
なお、具体的な実行プランは第5次行政改革大綱から引き続き位置付け
けるもの、また、第5次には位置付けられていないが、これまで取り組ん
できたものについては「継続」として、第6次行政改革大綱から新たに取
り組むものについては、「新規」として位置付けています。
(2)実行プランの構成
5
第6次行政改革大綱の具体的な取り組みは、次の6つの重点項目と 28
の実行プランを位置付けています。
第6次行政改革大綱
実行プランの構成
実行プラン数
(28)
重点項目 (6)
6
Ⅰ 市民ニーズを捉えた組織づくり
2
Ⅱ 民間活力の積極的な活用
4
Ⅲ 事務事業の見直し
4
Ⅳ 財政の健全化
9
Ⅴ 広域行政の推進
3
Ⅵ 教育委員会の取り組み
6
行政改革を進める6つの重点項目
Ⅰ
市民ニーズを捉えた組織づくり
新たな行政課題、地方分権の進展及び多様化する市民ニーズに対応する
ためには、常に市民にわかりやすく、時代に即応した機能的な行政組織に
していくことが重要です。
「最少の経費で最大の効果を上げる」という地方自治の基本的な理念の
もと、良質な市民サービスを維持しつつ、事務事業の効率化などにより適
正な職員の定員管理を行い、行政のスリム化を図っていきます。
6
Ⅱ
民間活力の積極的な活用
行政と民間との適切な役割分担のもと、効率性、専門性、行政責任の確
保等の観点を踏まえ、外部委託を積極的に推進していきます。
平成 24 年5月から開始した総合窓口業務については、更なる効率的な窓
口運営に向け、平成 25 年度中にフロア案内及び市民総合窓口業務の民間委
託を実施します。
公共施設については、平成 18 年度より指定管理者制度の導入を順次行っ
ており、平成 25 年3月現在、12 種 33 施設において指定管理者による管理
運営を行っています。今後も、市民サービスの向上と施設運営の効率化を
目指し、市民活動センターにおいても指定管理者制度を導入していきます。
Ⅲ
事務事業の見直し
市が実施する事務事業については、絶えず優先度を判断した中で、限ら
れた財源を有効に配分する必要があります。
事務事業の見直しについては、現在実施している行政評価制度を活用し、
事業の必要性、有効性、効率性などを評価・検証し、その結果をもとに次
年度の計画や予算に反映していきます。
具体的な取り組みとしては、各種補助金やイベント事業の目的や効果な
どの見直し検討を進めるとともに、家庭系ごみの有料化については、高座
清掃施設組合の構成市である座間市や綾瀬市とともに検討を進めていきま
す。
Ⅳ
財政の健全化
社会経済情勢の変化や少子高齢化の進展により、今後も厳しい財政状況
が続くことが予想されるため、財政の健全化を図っていくことが重要であ
ります。
財政の健全性を維持するためには、市税をはじめとした収納率の向上対
策、受益者負担の原則に基づく使用料・手数料等の見直し、企業立地促進
事業の活用による優良企業の誘致などによる、財源確保に取り組んでいき
ます。
また、近い将来、多くの公共施設において、大規模な改修や建替えの時
期を迎えることとなり、改修費などの費用負担の増加は避けられない状況
にあります。このため、将来にわたる公共施設の改修費用や維持管理費用
などを踏まえた公共施設のあり方に関する課題を明確にする公共施設白書
を策定し、公共施設の長寿命化や統廃合を含めた再編を検討していきます。
施設以外の公有財産については、有効活用の観点から、今後、活用予定
のない市営住宅跡地など未利用市有地は売却し財源確保を図っていきます。
7
Ⅴ
広域行政の推進
広域行政については、スケールメリットを活かした事業の効率化、市民
ニーズの多様化や交通・通信の発達に伴う生活圏の拡大などを踏まえ、広
域での事務処理を行うべきと判断される事業については、近隣自治体との
調整を進めます。
具体的な取り組みとしては、海老名市、座間市及び綾瀬市による消防通
信指令業務の共同運用に向けて共同指令センター(海老名市柏ケ谷)の建
設及びデジタル無線等を整備し、平成 27 年4月の運用開始を目指して関連
事業を推進していきます。
また、現在、海老名市、座間市及び綾瀬市の三市で個別に行っている一
般廃棄物の収集業務に対しても、広域化に向けた研究・検討を行っていき
ます。
Ⅵ
教育委員会の取り組み
教育委員会においても積極的に行政改革の取り組みを進めていく必要が
あります。
教育委員会が所管する施設は数多くあり、施設の効率的・効果的な運営
が求められております。このため、図書館や食の創造館については指定管
理者制度の導入による効率的な運営を目指すとともに、学校についても、
将来の少子化や施設の老朽化等を考慮した中で、統廃合や再編も含めた検
討を進めます。また野外教育活動については、施設も含めたあり方を検討
してまいります。
さらには学校関係の各種徴収金についても、現状を把握した中で、公会
計化に向けた検討を進めてまいります。
7
行政改革大綱に掲げられた実行プラン一覧
第6次行政改革大綱では、次に掲げる 28 の取り組みを実行プランとして位
置づけています。この 28 の実行プランは、新規に位置づけるプランが 19、
第5次行政改革大綱から継続して位置づけるプランが9となっています。
8
第6次行政改革大綱 実行プラン一覧
新規プラン : 19 継続プラン : 9 重点項目
Ⅰ 市民ニーズを捉えた組織づくり
Ⅱ 民間活力の積極的な活用
№
Ⅳ 財政の健全化
Ⅴ 広域行政の推進
Ⅵ 教育委員会の取組み
前行革か
らの継続
主管部署
1 人件費の抑制
継 続 職員課
2 機能的な行政組織の運用
継 続 企画財政課
3 外部委託の推進
継 続 企画財政課・関係課
4 総合窓口等における業務委託の導入
新 規
5
Ⅲ 事務事業の見直し
取り組みの名称
えびな市民活動センターにおける指定管理者制度の
導入
企画財政課・窓口サービス課・
福祉総務課・関係課
新 規 市民活動推進課
6 保育事業の効率化の推進
継 続 子育て支援課
7 各種補助金の見直し
継 続 企画財政課・関係課
8 各種イベント事業のあり方の見直し
新 規 企画財政課・関係課
9 家庭系ごみの有料化の検討
新 規 資源対策課
10 入札・検査制度の改善
新 規 契約検査課
11 市税・保険税等の収納対策
継 続 収納課・保険年金課・高齢介護課
12 保育料の収納対策
新 規 子育て支援課
13 公共施設の利用料金等の適正化
継 続 企画財政課・関係課
14 使用料・手数料等の適正化
新 規 企画財政課・関係課
15 未利用市有地の売却
新 規 施設管理課・道路管理課・住宅公園課
16 公共施設白書の策定
新 規 施設管理課・企画財政課・関係課
17 有料広告事業の推進
継 続 企画財政課・関係課
18 PPS電力の導入
新 規 施設管理課・関係課
19 基幹税確保に向けたまちづくりの推進
新 規 市街地整備課・商工課
20 広域行政の推進
継 続 企画財政課・関係課
21 消防業務の広域化の推進
新 規 消防総務課
22 ごみの収集業務の広域化の検討
新 規 資源対策課
23 教育施設のあり方の検討
新 規 教育総務課・教育指導課
24 今後の野外教育活動の検討
新 規 教育指導課
25 図書館運営の効率化
新 規 教育指導課
26 食の創造館における指定管理者制度の導入
新 規 学校教育課
27 学校関係徴収金の公会計化の検討
新 規 学校教育課
28 学校給食費の収納対策
新 規 学校教育課
9
○ 第6次行政改革大綱実行プラン
№
1
取り組みの名称
重点項目
具
体
的
な
取
り
組
み
内
容
指
最少の経費で最大の効果をあげることを基本に、職員数の適正化により人件費を抑制
する。
事業手段
海老名市定員適正化計画に基づく、定員管理の適正化を推進する。次期計画の策定に
際しては、予算に占める総人件費割合及び職員一人あたり人口を考慮しながら、人件
費の抑制を図る。
人件費
削減額
(単位:百万円)
標
人件費の抑制
事業目的
一般職員の
削減数
(単位:人)
標
新規 ・ 継続
Ⅰ 市民ニーズを捉えた組織づくり
行 動 目 標
目
職員課
担当課
平成26年度に次期定員適正化計画を策定する。
平成25年度
目標
実績
14
平成25年度
目標
実績
19
平成26年度
目標
実績
平成27年度
目標
実績
25
28
平成26年度
目標
実績
平成27年度
目標
実績
266
235
※平成23年度総人件費を基準として算定する。
№
2
取り組みの名称
重点項目
具
体
的
な
取
り
組
み
内
容
担当課
企画財政課
新規 ・ 継続
機能的な行政組織の運用
Ⅰ 市民ニーズを捉えた組織づくり
事業目的
地方分権の進展や多様化する市民ニーズに対応し、市民にわかりやすく、機能的な行
政組織の運用を図る。
事業手段
行政需要の変化に対応するため、必要な都度、機構改革を実施し、機能的な行政組織
の運用を図る。
行 動 目 標
必要に応じ機構改革を実施する。
10
№
3
取り組みの名称
重点項目
具
体
的
な
取
り
組
み
内
容
企画財政課・関係課
新規 ・ 継続
外部委託の推進
Ⅱ 民間活力の積極的な活用
事業目的
行政と民間との適切な役割分担のもと、効率性、専門性、行政責任の確保等の観点を
踏まえ、積極的かつ計画的に外部委託を推進する。
事業手段
業務内容、公の施設の形態や現状を踏まえ、指定管理者及びPFI制度など、多様な手
法を活用する。
№
4
取り組みの名称
重点項目
具
体
的
な
取
り
組
み
内
容
担当課
担当課
企画財政課・窓口サービス課
福祉総務課・関係課
新規 ・ 継続
総合窓口等における業務委託の導入
Ⅱ 民間活力の積極的な活用
事業目的
総合窓口業務について、更なる効率化と市民サービスの向上を目的に、民間のノウハ
ウを活用するため業務委託を実施する。
事業手段
総合案内、コンシェルジュ及び窓口サービス課の一部について、業務委託を実施する。
なお、福祉総合窓口についても、委託可能な業務の選別を行い、業務委託を目指す。
行 動 目 標
平成25年7月を目途に総合案内、コンシェルジュ及び窓口サービス課の一部業務を委託
し、正規職員数を半数程度に削減する。また、福祉総合窓口についても委託可能な業
務の検討を行い、平成26年度以降に業務の委託及びそれに伴う人件費の抑制を目指
す。
11
№
5
取り組みの名称
重点項目
具
体
的
な
取
り
組
み
内
容
市民活動推進課
新規 ・ 継続
えびな市民活動センターにおける指定管理者制度の導入
Ⅱ 民間活力の積極的な活用
事業目的
市民サービスの向上と施設運営の効率化を目的に、当該施設「交流館」の業務委託の
実績を踏まえ、平成26年8月末日に完成予定の「レクリエーション館」と一括して指定管
理者制度の導入を図る。
事業手段
当該施設の事業は、市民の活動、交流、スポーツや健康増進及び生涯学習の場として
市民の利用に提供し、また、各種の講座、講演会、展示等を企画実施することとしてい
る。平成26年度中に指定管理者制度を導入する上で、このような事業を当該施設にお
いて、十分活用できる民間業者を公募により選定し、サービスの向上と施設運営の効率
化を図る。
行 動 目 標
№
6
取り組みの名称
重点項目
具
体
的
な
取
り
組
み
内
容
担当課
平成25年度に指定管理者を公募し、平成26年度中に指定管理者制度を導入する。
担当課
子育て支援課
新規 ・ 継続
保育事業の効率化の推進
Ⅱ 民間活力の積極的な活用
事業目的
多様化する保育ニーズに積極的に対応するため、公立及び民間保育園の役割を明確
化するとともに、効率的な保育運営と保育サービスの向上を図る。
事業手段
平成24年8月に成立した「子ども・子育て関連3法」に伴い、「子ども子育て会議」を設置
する。この会議で、保育園・幼稚園・子どもの保護者などを構成員として、当市の子育て
施策を検討する。また、並行して、子育てニーズ調査を行い、潜在的保育需要を含めた
地域の子育てニーズ及び新制度にかかる給付と事業需要量を把握する。さらに、この
ニーズ調査を踏まえた「子ども子育て支援事業計画」を策定し、当市の保育事業の効率
化及び保育サービスの向上に努める。なお、この中で公立保育園の民営化も検討す
る。
行 動 目 標
平成25年度の早期に「子ども子育て会議」を設置する。また、同年度中に、子育てニー
ズ調査を行う。さらに、平成26年度には、このニーズ調査を踏まえた「子ども子育て支援
事業計画」を策定し、この中で公立保育園の民営化も検討する。
12
№
7
取り組みの名称
重点項目
具
体
的
な
取
り
組
み
内
容
企画財政課・関係課
新規 ・ 継続
各種補助金の見直し
Ⅲ 事務事業の見直し
事業目的
全ての補助金に対し、その効果を検証して補助金の適正化を図る。
事業手段
現行の補助金制度を適切に運用していくため、補助事業の目的や効果、交付要綱に規
定された補助額の算出基準や妥当性など、全ての補助金について、補助金の交付基準
及び見直し基準に基づき検証を行う。検証にあたっては、市民の視点からも実施する。
行 動 目 標
№
8
取り組みの名称
重点項目
具
体
的
な
取
り
組
み
内
容
担当課
平成28年度に補助金について検証を行う。
担当課
企画財政課・関係課
新規 ・ 継続
各種イベント事業のあり方の見直し
Ⅲ 事務事業の見直し
事業目的
現在、年間を通じて様々なイベントが実施されている。イベントについては、主催者側の
意図を直接参加する人に伝えることができる手段であることは言うまでもないが、一方
で、長年実施されてきたことにより所期の目的を達成していると考えられるものや、マン
ネリ化なども危惧されるため、再度、目的やそのあり方について見直しを行う。また、イ
ベントの内容によっては、参加費の徴収も検討する。
事業手段
現在実施しているイベントについて、市が主催しているもの、補助金等により間接的に
関与しているものなど、運営形態別に整理を行う。その後、イベントの目的、内容及び運
営方法について、一定の見直し基準を定め、整理統廃合を行う。
また、イベントの内容によっては、参加費の徴収についても、他市の実施状況も踏まえ
検討していく。
行 動 目 標
平成25年度に現在実施しているイベントについて、運営形態別に整理を行う。平成26年
度に一定の見直し基準を定め、整理統廃合を行う。
13
№
9
取り組みの名称
重点項目
具
体
的
な
取
り
組
み
内
容
新規 ・ 継続
家庭系ごみの有料化の検討
Ⅲ 事務事業の見直し
家庭系ごみの減量及び更なる資源化を図るため、家庭系ごみの有料化の検討を行う。
事業手段
家庭系ごみの有料化の検討にあたっては、高座清掃施設組合構成市である座間市・綾
瀬市と足並みを揃えた協議を行う。それと並行し、高座清掃施設組合での焼却炉等ご
み処理施設更新稼働予定である平成30年度を見据え、有料化に向けたロードマップの
作成、ごみ問題全般に係る市民向け講座の開催、有料化に対する市民意識アンケート
調査の実施、検討委員会の設置、また、実施趣旨・時期・方法に係る周知説明会等の
研究・検討を行う。
10
平成25年度から様々な課題に対して、高座清掃施設組合構成市と検討を進める。
担当課
取り組みの名称
入札・検査制度の改善
重点項目
Ⅲ 事務事業の見直し
具
体
的
な
取
り
組
み
内
容
資源対策課
事業目的
行 動 目 標
№
担当課
契約検査課
新規 ・ 継続
事業目的
現在の入札方法は、公平、公正、透明性及び競争性を確保した中で「一般競争入札」を
原則として実施している。一方で、地域活性化の観点から、地元企業が受注し地域経済
に貢献することも求められてきているため、地域貢献度を重視した入札制度の検討を行
う。また、完成検査書類の簡素化と更なる電子納品化を推進する。
事業手段
現在、試行的に実施している総合評価方式による入札方法を検証し、地域や福祉等へ
の貢献度を重視した評価項目の追加について検討を行う。同時に、設計・施工一括発
注方式による民間技術の活用などの入札方法を検討する。また、完成検査書類の簡素
化と更なる電子納品化を推進する。
行 動 目 標
平成25年度は地域や福祉等への貢献度を加えた新たな評価項目での総合評価方式に
よる入札を執行する。平成26年度以降は、常に入札状況や社会状況を注視し、より効果
的な入札制度を検討し、必要な改正を行う。
14
№
11
取り組みの名称
重点項目
具
体
的
な
取
り
組
み
内
容
№
担当課
新規 ・ 継続
市税・保険税等の収納対策
Ⅳ 財政の健全化
事業目的
歳入の中心となる市税収入の確保、国民健康保険税及び介護保険料負担の公平性の
観点から、収納率の向上を図る。
事業手段
効率的・効果的な滞納整理、コンビニ収納の継続実施、口座振替の勧奨、土曜日の納
税窓口の開設による納税機会の拡充などを進めるとともに、先進的な取組みの調査・研
究を実施する。
12
担当課
取り組みの名称
保育料の収納対策
重点項目
Ⅳ 財政の健全化
具
体
的
な
取
り
組
み
内
容
収納課・保険年金課・高齢介護課
子育て支援課
新規 ・ 継続
事業目的
保育料に対する収納対策を図る。
事業手段
保育料に対する滞納状況を把握した上で、収納方法のひとつとして児童手当からの徴
収についても、関係課間において実施に向けた検討を行う。なお、平成27年度施行が
予定されている「子ども子育て新システム」の動向を見極めつつ整理していく。
行 動 目 標
平成25年度に保育料に対する滞納状況を把握した上で、児童手当からの徴収について
関係課間において実施に向けた検討を行う。
15
№
13
取り組みの名称
重点項目
具
体
的
な
取
り
組
み
内
容
新規 ・ 継続
公共施設の利用料金等の適正化
Ⅳ 財政の健全化
事業目的
事業手段
受益者負担の原則に基づき、「公共施設施設使用料等に関する基本方針」を策定し、そ
の方針に従い、施設使用料の見直しを実施する。
14
取り組みの名称
重点項目
具
体
的
な
取
り
組
み
内
容
企画財政課・関係課
公共施設は、作られた時期や設置目的により運営方法や利用形態はまちまちであり、
施設の使用料等についても、有料施設と無料施設が混在していて、有料施設における
金額設定に統一的な基準がない状況にある。そこで、「受益者負担の原則」に基づき、
施設使用料の見直しを進める。
行 動 目 標
№
担当課
平成25年度に基本方針を策定し、平成26年度以降に施設使用料の見直しを行う。
担当課
企画財政課・関係課
新規 ・ 継続
使用料・手数料等の適正化
Ⅳ 財政の健全化
事業目的
受益者負担の原則に基づき、使用料・手数料等の適正化を図る。
事業手段
道路・下水道・水路占用料等の使用料、各種手数料及び各種健康診査に伴う自己負担
額等について、現状を把握し近隣市の状況などを参考に、受益者負担の原則に基づ
き、使用料・手数料等の見直しを行う。
行 動 目 標
平成25年度に使用料・手数料等の現状を把握し、平成26年度以降に順次見直しを行う。
16
№
15
取り組みの名称
重点項目
具
体
的
な
取
り
組
み
内
容
指目
№
新規 ・ 継続
未利用市有地の売却
Ⅳ 財政の健全化
市営住宅跡地など、今後、活用予定のない市有地を売却し、財源の確保を図る。
事業手段
市営住宅跡地など、今後、活用予定のない普通財産については、各所管課において計
画的に売却し財源の確保を図る。また、機能を有していない行政財産についても、隣接
地権者の意向や実態を把握し、払下げ可能な道水路用地は普通財産へ用途変更し売
却していく。
16
取り組みの名称
重点項目
具
体
的
な
取
り
組
み
内
容
施設管理課・道路管理課・住宅公園課
事業目的
売却・払下げ
した箇所数
(単位:件)
標標
担当課
平成25年度
目標
実績
7
平成26年度
目標
実績
5
担当課
平成27年度
目標
実績
平成28年度
目標
実績
5
施設管理課・企画財政課・関係課
5
平成29年度
目標
実績
5
新規 ・ 継続
公共施設白書の策定
Ⅳ 財政の健全化
事業目的
公共施設の現在の状況を踏まえ、公共施設における長寿命化計画や将来における公
共施設の統廃合を含めた再編の検討を行う。
事業手段
公共施設のあり方についての課題を明確にするため、現在の公共施設の配置状況や
設置目的、利用者数、稼動状況、維持管理費用、老朽化等の現状を用途別、施設別に
分析し、公共施設の現在の姿を現した「白書」として報告書を取りまとめる。その後、報
告書を踏まえ公共施設における長寿命化計画や将来における公共施設の統廃合を含
めた再編の検討を行う。
行 動 目 標
平成25年度に調査・研究を行い、平成26年度に公共施設白書を策定し、平成27年度以
降に再編検討を行う。
17
№
17
取り組みの名称
重点項目
具
体
的
な
取
り
組
み
内
容
標
指
№
有料広告事業の推進
Ⅳ 財政の健全化
事業手段
行政資産を広告媒体として有効活用し、民間企業等の広告を有料で掲載する。また、事
業者が広告を掲載した物品を無償提供する手法も導入されているので、様々な有料広
告の手法を活用するとともに、新たな広告媒体の掘り起こしを行う。
18
平成25年度
目標
実績
1
平成26年度
目標
実績
1
平成27年度
目標
実績
1
平成28年度
目標
実績
1
平成29年度
目標
実績
1
平成25年度
目標
実績
平成26年度
目標
実績
平成27年度
目標
実績
平成28年度
目標
実績
平成29年度
目標
実績
5,500
6,000
6,500
7,000
7,500
担当課
取り組みの名称
PPS電力の導入
重点項目
Ⅳ 財政の健全化
具
体
的
な
取
り
組
み
内
容
新規 ・ 継続
行政資産を有効活用することにより、積極的に各事業の運営経費に充当できる財源を
確保し、適正な行政運営に寄与することを目指す。
全広告
収入額等
(単位:千円)
標
企画財政課・関係課
事業目的
新たな
広告媒体数
(単位:件)
目
担当課
施設管理課・関係課
新規 ・ 継続
事業目的
東京電力の電気料金値上げによる財政負担の増加を軽減するため、特定規模電気事
業者(PPS)の電力を導入し、公共施設における電力使用料金の削減を図る。
事業手段
PPS(特定規模電気事業者)電力の供給に関し、電力使用料金の削減が見込める公共
施設(導入済みの市内小中学校を除く。)の検証及び選定を行う。
なお、PPS導入に際しては、複数の業者による電力競争入札を実施し、更なる電気料
金の削減を図る。
行 動 目 標
平成25年度以降、電力使用料金の削減が見込める公共施設の検証及び選定を行う。
18
№
19
取り組みの名称
重点項目
具
体
的
な
取
り
組
み
内
容
目
標
指
標
担当課
市街地整備課・商工課
新規 ・ 継続
基幹税確保に向けたまちづくりの推進
Ⅳ 財政の健全化
事業目的
海老名駅西口地区や特定保留区域のまちづくりにより、まちの賑わいの創出や土地の
有効利用を図ることで、市税収入増につなげていく。
また、特定保留区域については、企業立地促進事業の活用等により、新たな税収入の
創出を図る。
事業手段
「次代へつなぐ新たなまち。」として、土地区画整理組合施行の海老名駅西口土地区画
整理事業を推進し、海老名駅周辺の基盤整備などを組合と協働で進めることにより、海
老名駅の東西地区が一体となった中心市街地の実現を図り、海老名の魅力をさらに向
上させ、県央の拠点市街地の形成を目指す。
また、特定保留区域については、平成26年度全面開通予定のさがみ縦貫道路など交通
網の利便性を活かしたまちづくりを推進するとともに、企業立地促進事業の活用により
新たな税収入の創出を図る。
固定資産税・都市
計画税の増加額
(単位:千円)
平成25年度
目標
実績
平成26年度
目標
実績
4,787
4,700
平成27年度
目標
実績
32,040
平成28年度
目標
実績
358,985
平成29年度
目標
実績
445,631
※税額は海老名駅西口土地区画整理区域内(約14.1ha)とする。
№
20
取り組みの名称
重点項目
具
体
的
な
取
り
組
み
内
容
担当課
企画財政課・関係課
新規 ・ 継続
広域行政の推進
Ⅴ 広域行政の推進
事業目的
広域的な行政課題の解決に向け、積極的に近隣自治体との調整を進めることで、効率
的な行政運営を図る。
事業手段
県央三市広域行政研究会、県央相模川サミットなどの協議会の場において、防災・観
光・芸術文化等の分野において、広域的に事業に取り組み、効率的な行政運営を図る。
19
№
21
取り組みの名称
重点項目
消防総務課
新規 ・ 継続
消防業務の広域化の推進
Ⅴ 広域行政の推進
事業目的
消防業務を広域的に運用することで、複雑多様化・広域化する災害への対応、市民
サービスの向上及び消防行財政の効率化を図っていく。
消防業務の広域化を推進する一つの方策として、海老名市、座間市及び綾瀬市の三市
による消防通信指令業務の共同運用、共同整備を実施するとともに、将来の消防業務
の広域化に向けた研究を行っていく。
事業手段
平成27年度運用開始に向けて、消防指令センター庁舎建設、消防救急デジタル無線整
備及び指令台・指令システムの整備を行う。整備は、海老名市が主体となり、座間市及
び綾瀬市から整備費負担金を徴収しながら事業を推進する。
また、消防指令センター運用開始後、消防業務の広域化に向けた研究を行う。
行 動 目 標
平成24・25年度に消防指令センター庁舎建設を行い、平成25・26年度に消防救急デジタ
ル無線整備及び指令台・指令システムの整備を行っていく。平成27年度の消防指令セ
ンター運用開始後、消防業務の広域化に向けた研究を行う。
具
体
的
な
取
り
組
み
内
容
№
22
取り組みの名称
重点項目
具
体
的
な
取
り
組
み
内
容
担当課
資源対策課
担当課
新規 ・ 継続
ごみの収集業務の広域化の検討
Ⅴ 広域行政の推進
事業目的
現在、海老名市、座間市及び綾瀬市の三市でそれぞれ排出される一般廃棄物の処理
については、高座清掃施設組合において焼却処分されている。今後は、各市が個別に
実施している収集業務に対して広域化を検討し、業務の効率化を図る。
事業手段
高座清掃施設組合での焼却炉等ごみ処理施設更新稼働予定である平成30年度を見据
え、現在、高座清掃施設組合へ一般廃棄物を搬入している海老名市、座間市及び綾瀬
市の三市において、収集業務の広域化に対する各市の課題や問題点を整理する。整理
された課題や問題点を踏まえ、高座清掃施設組合及び構成三市とともに、収集業務の
広域化に向けた研究・検討を行う。また、広域化の進展によっては、各市の一般廃棄物
の処理基本計画の上位計画である「大和高座ブロック処理広域化実施計画」と整合性
を図っていく。なお、本取組は家庭系ごみの有料化の検討にも関連することから、並行
しての研究・検討をしていく。
行 動 目 標
平成25年度から収集業務の広域化に対する各市の課題や問題点を整理する。その後、
高座清掃施設組合及び構成三市とともに研究・検討を行う。
20
№
23
担当課
取り組みの名称
教育施設のあり方の検討
重点項目
Ⅵ 教育委員会の取組み
具
体
的
な
取
り
組
み
内
容
将来の少子化に対応するため、今後の教育施設のあり方について検討を行う。
事業手段
児童・生徒数の将来予測や施設の老朽化状況を整理し、これに対応する教育施設のあ
り方について統廃合や再編も含め検討を行う。
24
取り組みの名称
重点項目
具
体
的
な
取
り
組
み
内
容
新規 ・ 継続
事業目的
行 動 目 標
№
教育総務課・教育指導課
平成25年度から、今後の教育施設のあり方の検討を行う。
担当課
教育指導課
新規 ・ 継続
今後の野外教育活動の検討
Ⅵ 教育委員会の取組み
事業目的
今後の野外教育活動のあり方について検討を行う。
事業手段
現在、指定管理者が管理運営をしている野外教育施設「富士ふれあいの森」の借地期
間が平成26年9月末まで(指定管理期間は平成26年3月31日まで)となっているため、
教育委員会で今後の野外教育活動のあり方や代替措置を講じた上での施設自体の廃
止も含めた検討を平成25年度中に行う。
行 動 目 標
平成25年度に、今後の野外教育活動のあり方や代替措置を講じた上での施設自体の
廃止も含めた検討を行う。
21
№
25
取り組みの名称
重点項目
教育指導課
新規 ・ 継続
図書館運営の効率化
Ⅵ 教育委員会の取組み
事業目的
市民サービスの向上と図書館運営の効率化を図るため、指定管理者制度を導入する。
また、施設改修においては、民間ノウハウを取り入れて進める。
事業手段
図書館のあり方について整理を行い、新たな図書館運営における基本方針を策定す
る。基本方針に基づき指定管理者制度の導入を行うとともに、中央図書館については民
間ノウハウを取り入れて大規模改修を行う。その後は、有馬図書館についても、改修を
含めた検討を進める。
行 動 目 標
平成25年度に指定管理者の公募を行い、平成26年度に指定管理者制度を導入する。
中央図書館は平成27年に大規模改修を行い、その後は、有馬図書館についても、改修
を含めた検討を進める。
具
体
的
な
取
り
組
み
内
容
目
標
指
標
図書館の
1日あたりの
利用者数
(単位:人/日)
№
26
取り組みの名称
重点項目
具
体
的
な
取
り
組
み
内
容
担当課
平成25年度
目標
実績
平成26年度
目標
実績
平成27年度
目標
実績
平成28年度
目標
実績
平成29年度
目標
実績
500
525
800
900
1,000
担当課
学校教育課
新規 ・ 継続
食の創造館における指定管理者制度の導入
Ⅵ 教育委員会の取組み
事業目的
当該施設の業務委託の実績を基に、市民サービスの向上と施設運営の効率化を目的
に、指定管理者制度の導入を図る。
事業手段
当該施設は、従来の給食センターとしての機能に加え、災害時の炊き出し機能を有し、
また、調理実習室や会議室を一般開放するなど、食育を推進する市民開放型の多機能
施設を目指している。今後、この多機能施設を十分活用できる民間業者を公募により選
定し、指定管理者制度を導入しサービスの向上と施設運営の効率化を図る。
行 動 目 標
平成25年度に指定管理者の公募を行い、平成26年度に指定管理者制度を導入する。
22
№
27
取り組みの名称
重点項目
具
体
的
な
取
り
組
み
内
容
新規 ・ 継続
学校関係徴収金の公会計化の検討
Ⅵ 教育委員会の取組み
平成24年度から公会計化した学校給食費と同様に、修学旅行費や教材費など保護者
から徴収する費用についても、透明性、公平性を図るため公会計化の検討を行う。併せ
て特別会計とすることも検討する。
事業手段
小中学校が児童生徒若しくは保護者から集めている修学旅行費や教材費などの学校
徴収金について、徴収金の種類・額・徴収回数などの現状を把握し、各学校における統
一的な取り扱いの基準の制定や公会計化の手法について、教育委員会で検討する。
28
取り組みの名称
重点項目
具
体
的
な
取
り
組
み
内
容
学校教育課
事業目的
行 動 目 標
№
担当課
平成25年度に学校徴収金の現状を把握し、平成26年度に公会計化の手法について、
方向性を決定する。
担当課
学校教育課 (子育て支援課)
新規 ・ 継続
学校給食費の収納対策
Ⅵ 教育委員会の取組み
事業目的
学校給食費に対する収納対策を図る。
事業手段
学校給食費に対する滞納状況を把握した上で、児童手当からの徴収について、収納方
法のひとつとして関係課とシステム改修など実施に向けた検討を行う。
行 動 目 標
平成25年度に収納状況を把握し、平成26年度から関係課と検討を行う。
23
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