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CDD VAULTカタログ
CDD Vaultは米国Collaborative Drug Discovery(CDD)社により開発された、化学、バイオ、コンピューターの分野 の研究者が互いに情報を出し合い共同研究を⾏うための場を提供するクラウド上のシステムです。合成した化合物をスクリー ニングし、そのSAR解析の考察から新たな化合物を合成するという創薬研究のサイクルをスピードアップできます。Webブラウ ザーからインターネット経由でアクセスできるため、製薬企業やベンチャー企業、大学、公的研究機関などが共同研究を進め るための最適なプラットフォームになります。 クラウドによるサービス提供により、トータルの運⽤コストを抑えつつハイエンドな機能を利⽤できるため、CDD Vaultを導入す ることで研究業務を効率的に推進できるようになります。 管理対象となる研究データ 創薬研究の対象である化合物のデータ、およびスクリーニングにより生成されるバイオ実験データを、相互に関連付けしながら手軽に管 理できます。SARテーブルやヒートマップ、サマリープロット、フィッティングカーブなど、データ可視化機能も充実しています。 ◆化合物 ChemAxon社のエンジンをもち、構造検索や各種物性の計算を⾏います。 SMILES、InChi、MOL、IUPAC名をサポート SDF、CSVファイルからのインポート Webブラウザー内で構造描画が可能 構造データを元に、Lipinski Rule of 5、LogP、pKaなどのディスク リプタ―を計算、検索 部分構造検索、類似構造検索、R-グループ検索 ◆バイオ実験 ハイスループット スクリーニングのデータをプロトコルと連携して管理します。アッ セイ値やQC値の計算や、各種解析も⾏うことができます。 スクリーニングデータ、酵素アッセイ、細胞/動物実験データ、ADMETOXデータの管理が容易 直観的なインポート ウィザードとテンプレートの利⽤で、データのイン ポートが簡単 ⼊⼒したデータをプロットしてEC50/IC50、EC90、MICを算出 HTSプレートのQC、ヒートマップ、Z/Z’ファクター、Zスコアを計算 スクリーニング結果のモデル化による化合物の検索 公共データの利⽤ ご⾃⾝が登録したオリジナルのデータに加えて、以下のような各種公共・企業データベースの化合物およびアッセイデータを標準で利⽤で きます。オリジナルのデータと同様に、各種検索や、スクリーニング データから導出したモデルによるフィルタリングが可能です。 ChEMBL (GPCR、Malaria、Kinase) NIH MLSMR FDA repurposed drug GlaxoSmithKline社 TCAMs CDD社クラウドサービスの安全性 CDD社⾃⾝が管理するクラウド環境でお客様の⼤切なデータを強固に管理します。 IPアドレスで制限 パスワードによる個別認証 二段階認証を採用 CDD社について: HTTPSにより暗号化された安全なWeb通信 Eli Lilly社からのスピンアウトにより設⽴されました。 データやファイルは暗号化されて保存 リモートサーバーに暗号化されたバックアップを毎日保存 2004年以来のシステムの稼働率は99.98%であ り、高い安定性を維持しています。 共有環境 複数の企業、研究機関同⼠で共同研究をする場合の共同作業プラットフォームを提供します。世界最⼤の慈善基⾦団体であるビル &メリンダ・ゲイツ財団が⽀援している結核治療薬開発プロジェクト「MM4TB」において、7社の⺠間製薬会社と4つの⼤学・研究機 関との共同研究のインフラとして採用されています(MM4TBについて:http://www.mm4tb.org/)。 インターネット経由でどこからでも利⽤可能 ブラウザーの依存なし データを共有する際のユーザーのアクセス権限を柔軟にコントロール可能 構造データを公開したくない場合は非表示にすることが可能 こんな方に 複数の企業や研究機関が参加する共同研究をしている システムの管理に⼈をさけない、サーバーの管理はできない 低コストで高機能なシステムを使いたい すぐに利⽤を開始したい 導⼊事例など、詳細な情報につきましてはお問い合わせください。 本カタログの記載内容は予告なく変更される場合があります。 記載の商品名、サービス名は各社の商標または登録商標です。 Collaborative Drug Discovery社 ⽇本代理店 株式会社菱化システム 科学技術システム事業部 〒131-0045 東京都墨田区押上1-1-2 東京スカイツリーイーストタワー TEL:03-6830-9724(直) FAX:03-5610-1161(直) E-mail:[email protected] URL:http://www.rsi.co.jp/ 2014/7