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最近のニュース(PDF:2366KB)

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最近のニュース(PDF:2366KB)
さ い き ん
最近のニュース
か ん きょう
わ
だ い
ぐんまの環境について学ぶ前に、最近の話題を知って、
一緒にウォーミングアップをしよう!
い っ し ょ
COP21
き こ う へ ん ど う わ く ぐ み じょう や く
くわ
ち いき
ち きゅう お ん だ ん
COP とは、気候変動枠組 条 約に加わっている国と地域が、地 球 温暖
か
かい ぎ
へいせい
化について話し合う会議のことです。その 21回目の会議が、平成 27年
ひら
11月 30日から 12月 13日に、フランスのパリで開かれました。
さん か
き おん
参加したすべての国と地域は、地球の気温がどんどん上がっていくの
ふせ
たが
きょうりょく
やくそく
を防ぐため、お互いに協力することを約束しました。(その約束を「パリ
きょう て い
協定」と言います。)
はじ
くら
地球の気温を、温暖化が始まる前に比べて2℃より上がらないように
せ か い きょう つ う
も く ひょう
196の国と地域が参加
き
することが、世界共通の目標に決まりました。
「ラムサール条約」について
せいそく
じゅう よ う
しっ ち
ラムサール条約とは、水鳥が生息するために重要な湿地とそこにすむ
まも
生きものたちを世界の国々が協力して守ることを決めた条約のことで、
しょう わ
と
し
むす
昭和 46年、イランの都市ラムサールで結ばれました。
わた
どり
さまざま
水鳥の多くは渡り鳥なので、渡り鳥が来る湿地を様々な国が協力して
ひつよう
く
ささ
守る必要がありました。また、湿地はわたしたちの暮らしを支える大切
し げん
な資源でもあります。ラムサール条約は湿地を手つかずのまま守るので
り よう
もと
はなく、人々が上手に利用していくことも求めています。
か にゅう
芳ヶ平湿地群
とうろく
ラムサール条約に加入した国は、自国の重要な湿地を登録するととも
ぎ
む
はっせい
げんざい
しょ
に、その湿地を守る義務が発生します。日本では平成 28年2月現在、50ヵ所がラムサール条約湿地に登録されています。
ぐん ま けん
お
ぜ
わた ら
せ ゆうすい ち
な か の じょう ま ち
くさ つ まち
よし が
また、群馬県では平成 17年に尾瀬、平成 24年に渡良瀬遊水地、そして、平成 27年 5月には中之条町と草津町に広がる芳ヶ
だいら
平湿地群がラムサール条約湿地に登録されました。
そだ
森林を守り、育てるしくみについて
めんせき
し
群馬県は、県の面積の約3分の2を森林が占める森林県です。これら
さいがい
ぼう し
の森林は、水をためて、きれいにし、、また山くずれなどの災害を防止す
めぐ
るなど、わたしたちの暮らしを支え、多くの恵みをもたらす、わたしたち
ざいさん
にとってとても大切な財産です。
つぎ
せ だい
ひ
つ
群馬県では、この大切な森林を守り、育て、次の世代に引き継いでいく
ど
みどり
けんみんぜい
ど う にゅう
おくやま
い
ため、平成 26年度から「ぐんま緑の県民税」を導入し、奥山の手入れの行
とど
すいげん
じょうりゅう
い
ち
かんばつ
じっ し
き届かない森林や水源の上流に位置する森林の間伐を実施しています。
じゅう み ん
だんたいとう
ふじおか し
小学校での森林環境教育(藤岡市)
れんけい
また、地域住 民や NPO・ボランティア団体等が市町村と連携して実
み ぢか
せい び
き ちょう
ど う しょく ぶ つ
と
く
きょう い く
し えん
施する、身近な里山や竹林の整備、貴重な動植物を守る取り組み、森林環境教育等についても支援を行っています。
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