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NP鋼板をもっと詳しく(PDF 337KB)
中山製鋼所 NP(ニュープレート)製品についての特徴 2002. 8. 8 中山製鋼所 商品開発室 2)平坦度実績値(圧延方向 任意の2m当り) 1.はじめに 板厚12mm以上25mm未満 当社の最新鋭熱延工場で生産されるNP材(ニュープレート=熱延連続ミルで圧延される厚板)の特徴を まとめます。 200 160 (JIS (JIS (JIS (JIS (JIS (JIS (JIS 12mm~40mm 800mm~1524mm 6000mm~16500mm G3101:一般構造用圧延鋼材) G3106:溶接構造用圧延鋼材) G3106:溶接構造用圧延鋼材) G3106:溶接構造用圧延鋼材) G3106:溶接構造用圧延鋼材) G3136:建設構造用圧延鋼材) G3136:建設構造用圧延鋼材) 200 160 x =0.496 n=254 頻度 120 80 (JIS上限=9mm) x =0.263 n=190 120 80 40 40 0 0 0.25 0.25 1.25 2.25 3.25 4.25 5.25 6.25 7.25 8.25 9.25 10.3 11.3 12.3 平坦度(mm) 1.25 2.25 3.25 4.25 5.25 6.25 平坦度(mm) 7.25 8.25 頻度 3.NPの製造プロセスと特徴 100 90 80 70 60 50 40 30 20 10 0 (JIS下限) (JIS上限) 14 12 σ̂ x =0.036 =0.117 n =296 (JIS±0.65mm) 10 σ̂ =57.9 =44.3 x n =37 8 6 4 2 0 -0.67 -0.54 -0.40 -0.27 -0.13 0.00 0.14 0.27 0.41 0.54 0.68 -160 -125 -90 -55 -20 板厚偏差(mm) 15 50 85 120 155 190 225 260 295 330 クラウン(μm) クラウン=幅中央-エッジ25mm 『板厚偏差』はマイクロメータによって右図の8点を測定した値と目標板厚との寸法偏差。 『クラウン』はマイクロメータによって8点測定した板厚を用いて算出した値の平均値である。 8点測定は右図に示すNP製品の位置(①~⑧)を測定したものである。 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ 4)スケール厚写真(t22 SS400) 当社NPは、国内で唯一、熱延連続ミルにて圧延される厚板であり、他社製品に比べて、その圧延方法の 特徴から下記の優れた特性を有します。 1)表面が美麗 2)平坦度が良好 3)高い厚さ精度 4)横曲り(キャンバー)が小さく良好 5)表面スケールが薄く且つ均一 表面 裏面 スケール厚さ (μm) 3.4 表 3.5 裏 一般の厚板のスケール厚20~40μmに対し、薄く且つ均一である。 5.広がる用途 4.NPの特性 1.NPの外観写真 9.25 3)厚さ精度(t22 SS400) 頻度 厚さ サイズ 幅 長さ SS400 SM400A,B,C SM490A,B,C 規格 SM490YA,YB SM520B,C SN400A,B,C SN490B,C 頻度 2.NPの製造範囲 板厚25mm以上40mm未満 (JIS上限=12mm) 上記の優れた特性を活かし、建設用だけではなく、建設機械、農業機械、起重機等、各種産業機械に ご使用頂けます。 (特にその表面性状の良好さから、従来の厚板で問題のあった外表面への使用も可能です。) 以上