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「地域おこし協力隊」が呼び込む村の元気(売木 村)
う る ぎ 「地域おこし協力隊」が呼び込む村の元気(売木村) H26.4.1作成 No.11 作成者:鹿野 将利 ◆ランナーのトレーニングの適地としての魅力発信 ◆人口637人、高齢化率45.9%の村に、1000人以上のランナーの来村を見込む ◆効果が見えにくい「地域おこし協力隊補助金」が村の活気を生み出した好事例 ランナーの聖地へ 地域おこし協力隊制度とは 国内屈指のウルトラマラソン選手 重見高好氏との出会い 平成25年「地域おこし協力隊」として委託 「走る村うるぎプロジェクト」始動! ◆地域の自然 ランナーの練習適地と発信 ○村の中心地は標高約850mの準高地。 冷涼な気候や低酸素濃度がトレーニングに適している! ○自動車の交通量が少なく、信号機も少ない地形豊かな土地。 標高1415mの茶臼山も隣接しており、平地練習、坂道練習、目的に応 じたロードワークが可能! ○運動のあとは、温泉施設へ。村が一丸 となって対応しているので、合宿に適した 宿泊プランや栄養バランスの適した食事 の提供もあり! ○練習メニューやコース設定など、協力隊 田園や森林の風景を楽しめる からの充実のサポート体制! のも大きな魅力 ◆協力隊員は、住民票を移し、地域に住み込んで「地域協力活動 (地域おこし活動支援、農林漁業の応援、住民生活支援、環境保全 等)」を実施。地域の活性化に貢献。 ◆総務省の補助金(特別交付税) 隊員1人につき400万円上限の助成。また、募集に係る経費として 自治体1団体あたり200万円上限の助成。 ◆隊員数978名(318自治体/平成25年)。 売木村では26年3月現在、5名の隊員が活躍中。 今後の取組み、課題 ◆一村の取組みから、県内企業への 波及(北信のラグビー等合宿のコラボ レーション、グリーンシーズンにおける 魅力発信)に繋げていく。 売木の各種取組み 山里体験 ◆走ること以外にも魅力満載 ◆クロスカントリーコース等の充実を 推進し、「また来たい」と思わせる村に。 ◆初年度の活動と実績(ランナー来村による波及効果) ○NHKで取り上げられたこと、協力隊が各大会で優勝したことから、ラ ◆名実ともにランナーの聖地としての 確立を。 ンナー練習地の候補に。 ○H25夏季合宿で約400人誘致!来村合宿者の宿泊のため、民宿・温 泉が活気づき、商店における関連消費もあり。 ○村の知名度の上昇。豊かな自然、イベント、祭りなどを全国的にPR。 (清水村長)(H26.1.20事務所長対談) 重見君との出会いは運命でした。 地域一丸となっておもてなしの心で、売木村に 訪れた人は離さないように取り組んでいきたい。 のどかな田園風景と山を眺めながら、 村の魅力を感じてみませんか? (重見隊員) 重見高好選手 愛知県岡崎市出身 1982年6月8日生 フリーランナーとして売木村で単身合宿を行っていた時に、 村長より、売木村地域おこし協力隊にスカウトされる。13年サロマ湖100kmウルトラ マラソン2位(世界ランキング4位)、13年白川・白川郷100kmウルトラマラソン 優勝、 13年神宮外苑24時間チャレンジ優勝、14年宮古島100㌔ワイド―マラソン優勝など 売木村 公式キャラクター うるのすけ 出典:国土交通省国土地理院 山里の桜守たちが育 てた一本桜が点在 人の優しさ、自然の恵 みに感動 紅葉、瀧、自然公園 など 神経痛、筋肉痛 + 心への効能あり 満点のサイクル フィールド 村内に4ヶ所 森と会話してみよう 〔長野県売木村〕 位 置 :長野県の南端に位置し南は愛知県に隣接している 面 積 :43.55K㎡(東京23区の約14分の1) 人 口 :637人(26年3月) ※県内地公体では2番目に少ない 高齢化率 :45.9%(25年10月)/全国平均24.1%(24年10月) 産 業 :一次産業32.4% 二次産業13.0% 三次産業54.6% (出典:人口及び高齢率は長野県毎月人口異動調査 それ以外は総務省「平成22年国勢調査」「人口推計」)