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2015 - 白川町
広報 11 2015 NOVEMBER M I N O S H I R A K A W A Vol.646 泳ぐ宝石 錦鯉競り市 先月、4、11、18日にさかなワクワク公園で錦鯉競り市が開催されました。写真は 4日に行われた競り市の様子。前日に開催された品評会の錦鯉が競り市に出品されたため、 愛好家などが目当ての錦鯉を落札しようと競り合っていました。 平成27年度可茂錦鯉品評大会 全体総合優勝 杉山昌数さん(下佐見) 山っ子プロジェクトの活動状況! 空き家とツーリズムを語る会をきっかけに始まりました「森のようちえんプロジェクト」です が、名前を変更し「山っ子プロジェクト」として活動していくこととなりました。私たちの想い として、幼稚園や保育園に通う年齢の子どもたちだけでなく、幅広い年齢の子どもたちが楽しく 遊べる場を作り、遊びや自然体験を通して生きる知恵を学び、また山での暮らしの楽しさも学ん でもらいたいというものがあります。そして最近減ってきている異年齢交流の場も増やせてい けたらと思っています。「森のようちえん」となると年齢に制限が出てきてしまうため、「山っ 子プロジェクト」に名前を変えることになりました。大人も子どもも無邪気に楽しく遊び、自 然体験をみんなでできるような活動をしていきたいと思い ます。11 月7日(土)には、第一回目となるイベント「山っ 子ひろば」を開催することが決まり、現在イベントに向け 準備中です。火おこし体験や焼き芋、クラフトなど何気な い体験ではありますが、みんなで楽しく過ごしたいと思い ます (^^) そして、空き家とツーリズムを語る会を通じて、山っ子 プロジェクト以外にも新たに「ボルダリング」を用いて白 川町を元気にしたい!という想いを持った方々が集い、新 たなプロジェクトも始まっています (^^) こちらもまだま だ始まったばかりなので、これからの活動が楽しみです。 山っ子プロジェクト事務局《鈴村》 Tel . 0574-72-1331 学生限定 農業体験ツアー! 名古屋大学の農業系サークル F&M と協力し、9 月 10 日~ 11 日の一泊二日で白川町を 舞台に学生農業体験ツアーを実施しました。参加者は名古屋大学を中心に愛知学院大学、名 古屋造形大学から計 20 名が参加しましたが、なんと!参加者のうち 14 名が女性でした! 学生参加者を見ると男性よりも女性の方が農業により関心が高いことがわかりました。 学生とのコラボ企画は白川町でも初めての取り組みでしたが、たくさんの方々にご協力し ていただき今回のツアーも無事に終える事ができました。ご協力いただいた皆様、本当にあ りがとうございます。 農業体験の 1 日目は農業体験と見学を中心に、農家さんとの交流会も含めたバーベキュー。 2日目には白川町長にもお越しいただき、お世話になった農家さんに向けて学生から農業体 験の感想を発表してもらいました。ツアー後、参加者にアンケートを実施したところ、 ●普段話すことが少ない農家さんと直接触れ 合ったり、様々な農家さんから話が聞けて 良かった! ●普段出来ないような経験ができて良かった! など農家さんとの交流・農業体験について 良かったとコメントをいただきました。 このツアーで出来た繋がりを今回だけでは 終わらせず、今後も定期的に実施できるよう 取り組んでいきたいと思います。 地域おこし協力隊(山本・村山) 2015 / 11 . 1 2 海外の援助と PR のために 「 白 川 茶 」を集めています 海外で緑茶の人気が高まっていますが、 私(巻田)が海外ボランティアをしていた 南米ボリビアでも、緑茶はがんに効く、健 康に良いと評判で、貴重品になっているよ うです。 ボリビアの私のバイオリンの生徒が、DV シェルター(施設名 María Jacinta)に避難 した女性たちで作る弦楽アンサンブルを指 導しているのですが、チェロが2台足りな いそうです。 白川茶をボリビアに送り、シェルターの 関係者が現地で緑茶を淹れて販売、または 茶葉を小分けにして販売するチャリティイ ベントを行い、同時に白川茶と白川町民の 援助について、写真や動画を入れて SNS で PR してもらえないかと聞いたところ、 ぜひという返事がきました。 この趣旨に賛同してくださる方は、白川 茶(未開封、賞味期限が多少過ぎていても 構いません)を以下の収集場所にぜひ持っ て来てください。よろしくお願いします。 お問い合わせ 地域振興係 / 巻田 Tel 72-1331 ●白川町役場 / 分館2F 企画課地域振興係(平日 8:30-17:00) 協力隊 ● プログラミングスクール運営・オープンデータ企画 ● ツアー企画・広報活動・実施 ● 空き家調査 ● 山っ子プロジェクト イベント準備 ● お達者教室参加 ● お茶の試飲販売 ( 昭和村・㈱岐阜車体でのイベント ) ● 岐阜県農業フェスティバル出店準備 ● FMらら収録 ● 間伐・稲刈り体験 ● ヒロウンジャーとゴミ拾い ● スペイン人観光客に茶畑を案内 ● 組手什制作 ( 白川町ヒノキで棚作り ) ● 古民家リノベーションプランニング研修 ● ふるさと祭り・赤河元旦マラソン打ち合わせ ● 白川町エコツーリズムコーディネーター養成講習会 ● グリーンツーリズム育成スクール地域案内コース参加など 広報しらかわ Vol. 646 プログラミング教室も 3 ヶ月目を迎えまし た! 11 月から月曜は黒川、火曜は佐見、木曜 は楽集館で開催します! 自作でプログラム、模様の表示、ラジコン操 作 な ど な ど!新 し く 参 加 さ れ る 方 も 大 募 集 で す!申し込み不要、途中参加 OK なのでどんど ん来てくださいね~♪ お問い合わせ 地域振興係 / 天川 72-1331 プログラミングスクール 11月の予定 日付 時間割 場所 5 ㈭・12 ㈭・26 ㈭ 16:00 ~ 19:30 楽集館 11 ㈬・17 ㈫・24 ㈫ 16:00 ~ 19:30 佐見ふれあい センター 2 ㈪・9 ㈪・30 ㈪ 16:00 ~ 19:30 黒川ふれあい センター あれこれ レポート 活 動 報告 3 プログラミング教室 みみずくの会研修 (^^) みのしらかわ傾聴ボランティア「みみずくの 会」は月2回、サンシャイン美濃白川にて傾聴 ボランティアを行っています (^^)/ 恵那市での傾聴研修・施設見学を行うという ことで、参加させていただきました! 午前中は、傾聴講座、傾聴ボランティア講座の 講師実績のある丸山悟さん、恵那市の傾聴ボラ ンティアサークルの方との意見交換をしまし た。施設での活動で困ったこと、その時はどう したのかなど、共通することも多く充実した時 間になりました。お互いに勉強になった交流会 でした。 午後からは「くわのみ」の施設見学でした。 地域密着サービスを心掛けており、今年春から は看護小規模多機能ホームくわのみを開所しま した。他団体の活動との関わりや勉強を大切に して、これからの活動につなげていきたいで す。 地域おこし協力隊(西山) 日ごろから万一に備える ▲心肺蘇生法の訓練 して、 町 民の安 否 確 認や、 緊 急 速 報エリアメールの送 信 な どの訓 練 が 行われました。 一 斉 訓 練の実 施 後は、 蘇 原 小 学 校で会 場 訓 練 も実 施。 心 肺 蘇 生 法 やAED講 習、土のうの作り方や積 み 方、 消 火 器の使い方 な どの訓 練 が 行 われ ま した。 ま た、 非 常 食の 炊 き 出し 訓 練 も 行 われ、 参 加 者は 万 一の事 態 を 想 定 し、 真 剣に取 り 組んでいました。 会 場 訓 練では、 第3分 団による ポンプ中 継 消 火 訓 練 も 行 われ ま し た。 手 際よくホースをつな ぎ 火 点へ 放 水 し、 白 川 町 消 防 団の練 度の高 さを披 露しました。 訓 練に参 加 した住 民からは 「 万 が 一の災 害 な どを 想 定 し、 準 備 を す ることは 大 事 だ と 思いま す。 意 義のある 訓 練でし た 」 と 語 られ ま した。 みんなで高齢者を支える ご長寿を祝って 4 2015 / 11 . 1 鷲 見のぶゑさん満百 歳のお祝い ▲いつまでもお元気で 9月 日、鷲見のぶゑさん(黒川) が、 満 百 歳の誕 生日 を 迎 え、 横 家 町 長が長寿を祝いました。 横 家 町 長 がお 祝いの言 葉 ととも に記 念 品 を 贈る と鷲 見 さんは 「 あ り が と うございま す 」 と、 頭 を 下 げられ大 変 喜ばれました。 ご家 族による と、 鷲 見 さんは 手 先 が 器 用で手 芸 な どが 得 意 とのこ と。 食 事 は、 肉 が 大 好 きでよく 食 べられ、 病 気 はほとんどしないとの ことです。 また、好 奇 心が旺 盛で、 これが長 生 きの秘 訣かもしれないと のことでした。 横家 町 長が 「いつまでもお元 気で いてください」 と声をかけると 「あ りがとうございま す 」 としっかり と した声で応 えられました。 24 16 60 多職種協働研修会 9月 日、 町 民 会 館で白 川 町 地 域包括支援センター主催により、多 職種協働研修会が開催され、医 療、 介 護、 保 健、 福 祉 などの関 係 者 約 人が参加しました。 研 修 会では、 川 辺や す ら ぎクリ ニックの今 井 浩 達 医 師から 「かかり つけ 医 在 宅 医 療 事 業 」 の現 状 報 告 などが行われたほか、地域ケア会議 の模 擬 体 験 が 行 われ ました。 模 擬 体 験では、参 加 者が医 師やヘルパー、 住 民などの役 割を演じつつ、どう す ればよりよい支 援ができるのか意 見 交換が行われました。 参 加 者 は 「 在 宅 介 護 利 用 者に、 良い支 援 が 提 供 で き るいい機 会 に なった」 などと感想を述べました。 ▲地域ケア会議模擬体験の様子 白川町防災訓練 ▲土のうの積み方を学びました 9月 日、 全 町 一 斉に白 川 町 防 災 訓 練が行われました。 訓 練 は前日の夜 から 大 雨 が 降 り 続 き、 白 川 町に大 雨 警 報、土 砂 災 害 警 戒 情 報 が 発 令 されたことを 想 定。 積 算 雨 量が100ミリを越 え、 町 内 各 地で土 砂 崩れが発 生したと 13 地域の宝ものを発信しよう 15 自慢の一品に舌鼓 ▲参加者みんなで記念撮影 エコー ツ ー リ ズムコー ディネ ー ター 養 成 講 習 会 13 11 秋の味 覚フェスタ ▲秋の味覚を買い求める人々 12 地 域の宝ものを磨いて発 信 するた めには、 そ れ を 企 画、 伝 える 「 人 材コーディネーター」 が 必 要です。 9月 日、 日、先 月4日の3日間、 コーディネーターになる 人 材 育 成の ための講 習 会 が 開 催 され、 名 が 受 講 し ました。 この講 習 会 は 「 岐 阜 県 清 流の国 ぎふ推 進 補 助 金 」 を 受けて実 施しています。 講 習 会ではエコツーリズムの概 念、 ツアーのつくり 方、地 元 学、伝 え方 について実 際に現 地を踏査し、 ツアー の企 画、 発 表 を するな ど、 充 実 し た内 容となりました。参加者は「今 後、学んだことを実 際に実現してみ たい」 と話していました。 広報しらかわ Vol. 646 5 先 月 日、 日の2日 間、 道の 駅 美 濃 白 川 ピアチェーレで 「 秋の味 覚フェスタ」 が開 催されました。 こ の催 し は、 多 くの人に 秋の味 覚 や 白川 町の特 産 品などを味わってもら お う と 白 川 町 観 光 協 会 が 主 催 し、 毎 年、この時 期に行われています。 当日は、 町 内の飲 食 店や 菓 子 店 からきのこご飯や栗おこわ、栗 きん とんなど自 慢の秋の味 覚が並んだほ か、鮎の塩 焼 きなども販 売。 また、 1,000円 以 上お 買い上 げの方 を 対 象に抽 選 会も行われました。 会 場 を 訪 れた 方 は 各ブースを 回 り お 目 当 ての 商 品 を 探 し な が ら、 秋の一日を楽しんでいました。 10 テレビ会議システムがスタート 先月5日、白川町内8つの小中学校と教育委員会、楽集館をつないで、テレビ会議システ ムの開通式が行われました。開通式では、町内の教職員が各学校のテレビ会議室に集合し、 纐纈教育長、町校長会長の関文美蘇原小学校長が挨拶、熊崎盛敏可茂教育事務所長が祝辞を 述べました。また、佐見中学校の笠原康弘校長が、システム活用について説明しました。 テレビ会議システムは、文部科学省の「人口減少社会におけるICTの活用による教育の 質の維持向上に係る実証事業」として3年間にわたって、同省の委託を受けて本町が実施し ます。 これは、小規模校での人間関係の固定化や人的教育資源活用の制約、児童生徒数の減少に よる学習活動の制限などの教育課題を、町内小中学校間の連携により解決しようとするもの です。 その取り組みとして「小規模中学校の社会 的な学びを支える中学校間連携」「複式学級の ハンディを克服する集合学習を点から線や面 とするTV会議の活用」「町立図書館をつなぐ 並行読書指導の充実のために距離的・時間的 ハンディを克服するTV会議システムの活用」 を予定しています。 纐纈教育長は「これによって、児童生徒の 学習への動機付けや、小規模校のデメリット の克服、教師の資質向上が期待できる」と語 りました。