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JUN 2014 - Mitsubishi Fuso Truck and Bus Corporation

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JUN 2014 - Mitsubishi Fuso Truck and Bus Corporation
もっと走る もっと運 ぶ もっと稼ぐ
FUSO TRUCK & BUS MAGAZINE
JUNE 2014 [No.026]
6
[ ユーザーレポート ]
3PLとして最適な物流改善を提案
(名正運輸株式会社)
[ 経営改善講座 ]
改善に必要な
データ」とは
「
[ 特集 ] 燃料の価格高騰に負けるな
!
User Report
ユーザーレポート
成長のチカラ
愛知県海部郡
名正運輸株式会社
輸配送はもちろん、物流センターの開発と運営まで、クライアントの物流部門を
一手に引き受ける 3PL として、
「安全で最高の品質で最高の価値を創りだす」を
経営理念に掲げ、新たな取り組みに積極的にチャレンジし続けている名正運輸
株 式会社。創業からおよそ 45 年、18 営業所を構え、
50 億超という売上を誇る同社の成長の原動力を探った。
加藤 新一
代表取締役社長 氏
「
『リージョナルからナショナルへ』というテーマのもと、今後は
首都圏で認知される企業を目指します」
法人名:名正運輸株式会社
本 社:愛知県海部郡飛島村大宝 7 丁目 60 番地
創 業:昭和 44 年 6 月 10 日
代表取締役社長:加藤新一
社員数:1,100 名
保有車両:300 台
独自のノウハウを取り入れ、
新たな取り組みを続ける 3PL。
顧客の物流改善を提案するロジスティックスマネジメントの提唱。
愛知県海部郡にある本社屋。第一物流センターも兼ねている。
顧客の物流部門を担う 3PL
常に最適なロジスティックスを提供
一般企業の物流機能を担う3PL(サード・パーティー・ロジスティ
ックス)
。今でこそすっかり
定着しつつある言葉だが、1965 年に創業した名正運輸株式会社では、こうした言葉が生
まれる以前から、物流センター業務を担ってきたという歴史がある。
「私たちには、これまでの何十年にわたって物流センター業務に携わってきたノウハウがありま
す。こうした経験を活かし、例えば最適な物流のために新たな発注業務を提案したり、在
整理整頓された美しい社内。前社長である加藤正明会長を中心に。
庫の保有について新たな提案をしたりと、単に業務を受託するだけではなく、全体の最適
化を目指した提案をお客様にすること。そこまで踏み込んだロジスティ
ックスマネジメ
ントによって、本当のパートナーとなることができます」
2 代目代表取締役社長である加藤新一氏は、同業他社よりも秀でた特徴につ
いてそう語る。
自社便にこだわった輸配送も、これまで培われてきたノウハウの一つだ。
※ 3PL …サード・パーティー・ロジスティックスの略。荷主企業のロジスティックスの全体
もしくは一部を、第三の企業に委託する物流業務形態の一つ。物流改革の提案から運
営までを包括的に委託することもある。
2
かねてからの多頻度小ロットにより
養われた競争力
創業時は主に乾物問屋が主な顧客であった。やがて問屋は食品卸、メガ問
屋やメガ卸へと集約され、同時期にスーパーマーケットが独自に物流機能を持
つようになる。こうした流通業の再編の波に乗り、
“ 問屋の物流 ”
と
“スーパーの
物流センター事業構築 ”を担うことで名正運輸は大きく飛躍することとなる。中で
も、多頻度小ロットという事業スタイルによって今日の競争力が身についたのだと、
加藤社長は語る。
「大口のロッ
トの方が配送として簡単ですし、バブルの頃はそういったスタイルの配
送が主流でした。しかし弊社は、そうした時代でも手間のかかる多頻度小ロットのニーズが多かっ
た。私も先代社長である父親に、
『なぜそんな仕事ばかり引き受けるのか』と、問いただしたこともあ
りました。しかし今にして思えば、
そういった細かい業務を引き受けてきたからこそ、
様々な提案ができる
のです。特に昨今は在庫を抱えないために小口ニーズが主流ですから、功を奏したカタチですね」
顧客満足のため、庫内スタッフは名札完全着用。身だ
しなみもしっかり整えられている。
リージョナルからナショナルへ
そのための乗務員育成
現在、同社が大きく掲げているテーマは、
「リージョナル
からナショナルへ」
。事業規模を拡大するべく首都圏で
の認知を目指す。新しい顧客を獲得するためにも、乗務
員教育には一層力を入れている。
「今後は不特定多数のお客様とお付き合いをさせてい
ただくこととなるでしょう。だからこそ誰からも好感度を得られ
るよう、外見にも気を配らなければなりません。そこで社員
には、髪型や装飾品など、身だしなみには特に注意を
払うようにお願いしています」
(加藤社長)
車速に対しても厳しく、一般道で時速 50 キロ、高速道
路でも時速 80 キロまでと徹底させている。さらに輸配送
のプロセスと安全性を重視するため、デジタコやドライブレ
コーダー、バックモニター、動態管理などを導入。機械
でカバーできる安全性を確保しながら、本社での研修や
追走による抜き打ちテストなどを実施している。また、特に
優れていると認められた乗務員をゴールドドライバーとして
フラットパネルウイングを中型として初採用。ホワイトの映えるパネルに描かれたロゴにより、遠く
からでも社名が分かると評判。
日本で初めて
ISO39001を認証取得
任命し、社内外での可視化のために車両や制服に
ゴールドドライバーを意味するワッペンを付けることとした。
昨年度から始まった新制度だが、これまで 280 名ほどの
乗務員のうち25 名がゴールドドライバーとして選ばれて
いる。
独自に安全委員会を立ち上げ、
事故をなくすための安全に関する独自のルールや取り組みも数多く実施して
いる。
そうした取り組みがISOの国際規格に合致し、
一昨年には国内で初めてISO39001を認証取得すること
となった。
「ISOは9001や14001を取得していましたが、
結局それらはモノづく
り
のためのISOであって、
物流には当てはまらないことも多かったのです。
そんな
折、
『交通事故による死傷者数を減らすことを目的に、
企業や組織が取り
組むべきマネジメント
・システムの要求事項を定めた国際規格』
として誕生
する新しいISOのパイロット審査のお声がけをいただきました。
弊社のやり方
を客観的に正しく審査してほしいとお願いし、
その結果としてISO39001を認
看 板ドライバーというべきゴールド
ドライバーのみに許されるマグネット
ステッカー。
証取得させていただきました」
(加藤社長)
道路交通安全マネジメント・システム国際規格
「ISO39001」の認証を全国で初めて取得。
3
キャビンを短くすることで荷台スペースを広く確保した、大型四軸低床ウイング車。 主に冷凍食品の配送を行っている小型の冷蔵冷凍車。
安全管理を変革させた
シンクライアントシステム
2012 年 4 月、業務のさらなる効率化と高度なセキュリティシステム、そして災害時の事業継続
の実現を可能とする、仮想 PC 型シンクライアントシステムを導入。サーバー上で全 18 拠点の
クライアントの遠隔操作による一元管理が可能となった。また安全管理の体制も大きく変わった
のだと、執行役員 車輌統括・品質管理本部長 山口嘉公氏は語る。
「擬似クラウドのようなものとしてデータセンターにデータを保存させ、営業所のパソコンにはデー
執行役員 車輌統括・品質管理本部長
山口 嘉公
タを一切残さないようにしました。例えばドライブレコーダーの映像などは容量が大きいのでメー
ルで送信することができなかったのですが、動画データもすべてデータセンターに保存され、どの
氏
「今後導入する車両は、なるべく共通化を図り、物量
に応じて車両の移動なども考慮しようと思います」
営業所のパソコンからもスムーズに再生できるようになりました。これによってドライバーズミーティン
グのやり方も変わりました」
(山口本部長)
良い仕事をしながら
新しい依頼を待つ我慢強さ
新しいシステムや認証取得などを積極的に採り入れながら着実に成長を遂げ、創業からおよそ45 年
にして、売上は 50 億を超える。この勢いの原動力とは何か。加藤社長は語ってくれた。
「今は、仕事を取りにいく時代ではありません。仕事を取りに行けば、相手の条件に合わせなければ
ならない。ただでさえドライバー不足ですから、無理に受注しない方が良いだろうと考えています。日頃
から良い仕事をしていれば、必ず仕事の依頼は来る。そう信じて、そのときまで我慢できるかどうかが、
大きな鍵なのではないでしょうか」
ふそう情報
ユーザーとのつながり
熱田支店
名古屋市熱田区神宮4-3-40
052-681-7231
(9:00~17:30)
地下鉄名城線
神宮西駅
19
神宮前駅
古
屋本線
堀田駅
伝馬町駅
東海
道新
幹線
247
豊田
本町駅
名鉄常滑線
線
道本
東海
東海ふそう
熱田支店
154
堀田
3号線
名古屋高速
1
熱田駅
熱田
区役所
名
伊藤 英彦
名正運輸さんの創業年から、長いお付き合いをさせていただい
ております。その後もご贔屓にしていただき、現在はすべてのトラッ
クにおいて弊社の車両をご愛顧いただいております。新車のご購
入だけでなく、メンテナンスから下取りまで、トータルでバリュー・
チェーン的にお任せいただいております。
ご購入される車両で特徴的なのは、本来スーパーグレートでし
か扱っていないフラットパネルウイングを、ファイターで特注され
ている点です。それだけ弊社のフラットパネルを評価いただいて
いるのは大変ありがたく存じます。また、従来の 4 トン車から中
型免許でも運転できる最大の大きさである増トン車(11トン)へ
の切替にいち早く着手されたのも、名正運輸さんでした。
サービス面では、車検を受けることで保証期間を延長する EX
プランをご好評いただいております。
東海ふそう
名鉄
営業第四課
国内で唯一、中型のフラットパネル
ウイングを特注されています
1
【東海ふそう】名古屋市南区星崎2-96
052-823-0211(9:00~17:30)
三菱ふそうユーザー様の声は Web「OWNERSVOICE」でもご覧いただけます。 http://fusoeco.com/voice/
4
雨の多い梅雨時はとくに注意!
ウインドーウォッシャー &
ワイパーの点検ポイント
FUSO TRUCK & BUS MAGAZINE - JUNE 2014 -
今年もうっとうしい梅雨の季節がやってきました。雨天走行時の視界確保のために、
ウインドーウォッシャーの液量、
ワイパーの点検を運行前にしっかりと行い、
普段にも増して安全運転をお願いいたします。
ウォッシャーの液量
1
2
3
4
3 4 キャップ
助手席側のドアを開け、ウインドーウォッシャー液の量を点検窓からチェックします。
液面が点検窓から見えないときは、ウォッシャー液を補給します。
キャップを外し、ウォッシャー液を補給します。
補給後、キャップを確実に取り付けます。
1 点検窓
ウォッシャー液は『純正ウインドーウォッシャー液』と水道水を規定の割合で混合します。混合割合は、外気温により異なります。
タンク容量
13モデル
グレート
ウォッシャー液量
6L
ファイター キャンター
5.5L
2.9L
ウォッシャー
混合割合
季 節
希釈割合
凍結温度
通 常
寒冷地の冬期
原液1:水道水2
原液1:水道水1
約-10℃
約-20℃
ウォッシャー液の噴射状態
1
ウインドーウォッシャースイッチを“ON”にし、
ウォッシャー液がフロントガラスに噴射するか点検します。
2
ウォッシャータンクにウォッシャー液があるのに噴射しないときは、
ウォッシャーノズルの詰まりが考えられます。ノズル穴を細い針金で清掃します。
1
2
3 清掃後も噴射しないときは、三菱ふそうサービス工場で点検をお受けください。
ス
アドバイ
ウォッシャースイッチは連続20秒以上操作しないでください。
モーターが焼付くおそれがあります。
ウォッシャー液がないときはウォッシャースイッチを操作しないでください。
これもモーターの焼付き原因になるおそれがあります。
ワイパーの拭き取り状態
1
ワイパーの拭き取り状態を点検するときは、ウォッシャースイッチを“ON”にし、
ウォッシャー液をフロントガラスに噴射してから行います。
2
ワイパースイッチを
“INT”
“LO”
、 “HI”
、 “MIST”
、
に操作し、正しく作動するか点検します。
作動状態に不具合があるときは、三菱ふそうサービス工場で点検をお受けください。
3
ワイパーの拭き取りにムラやビビリがあるときは、
ワイパーブレードを点検します。
ワイパーブレードが劣化しているときは交換してください。
ス
アドバイ
2
1
3
ワイパーのから拭きはフロントガラスを傷付けますので、
ガラス面が乾いているときは必ずウォッシャー液を噴射してから動かしてください。
点検・整備についてご不明点などございましたら、お近くの三菱ふそうサービス工場にお問い合わせください。
三菱ふそうホームページで
お役立ち情報をゲット!
三菱ふそう
http://www.mitsubishi-fuso.com/
ホームページでは、三菱ふそうの情報や
省燃費運転のポイントなどが紹介されて
います。お客様にお役立ちの情報なども
更新されているため、
日ごろからのチェック
をお願いします。
外出先からでも、
販売店やAdBlue ® 拠点を
検索できます!
QRコードでラクラクアクセス
http://masp.mapion.co.jp/b/mftb_m/
5
!
東野 正彦氏の
よく効く
経営改善講座
儲かる経営体質への改善 ③
前回は、経営を改善していくには計数管理が必要であり、その数字の裏側
に隠れている現場の問題点を見つけ出すことが大切であることを述べました。今
回は、この計数管理のうち、不採算の事業や荷主、車両の把握とともに、荷主
との運賃交渉に不可欠な「原価計算」について詳しく見ていきましょう。
経営改善の
基礎データとなる「原価計算」
トラック運送業の原価計算<その1> ~社内に基礎データを整備する~
1
原価計算のポイントは、
車両ごとの基礎データを
まず整備することです
運送事業者にとって運賃は、まさに生命線です。しかし、そもそも運賃は市場が決めるも
のであり、総括原価方式*で運賃を算定し、荷主に求めるといっても簡単にはいかないのが
現実です。とはいえ、実際にかかっているコストに裏付けられた具体的な交渉により、自社の
運送原価をまかなうだけの運賃収受に向けて、荷主に理解を求めていく努力が必要なことは
間違いありません。その意味で、厳しい競争、社会コスト負担が増加する中で取り組むべきは、
商売、そして経営の基本である「原価計算」といえるでしょう。
* 料金規制の一種。サービスの提供に必要な費用と適正利潤をちょうどまかなえるように設定する方式。
車両1台1カ月あたりの原価の算出
原価計算のポイントは、< 図表1> のような基礎データを社内に整備することです。中小
の事業者ではこのような基礎情報の整備ができていないケースが多く、これらの情報を常に
更新する手順を構築する必要があります。そのうえで、車両の 1 台 1 カ月で発生する原価を
求めてみましょう(円以下は切り上げ、基礎データの数字は事例データのもので実際の数字
とは異なります)
。
1
変動費(燃料費など車両の稼働に伴って発生する費用)
1)燃料費
2
人件費
人件費は単に給料・賞与だけではなく、人を雇用していることで
燃料費=単価×燃料使用量(年間)÷12カ月=
発生するコストも含めます。具体的には、法定福利費や福利厚生費
120円×{年間走行キロ(100,000km)÷3.0km /ℓ}÷12カ月=333,333円
も人件費に含まれます。この事例では人件費はすべて固定費として
2)修理費・部品費
車検費:年間 200,000 円 ÷12 カ月=16,667 円
いますが、賃金の一部において歩合給がある場合には変動費として
算出する場合もあります。各社の状況に合わせて実施してください。
一般修理費・部品費:年間 269,000 円 ÷12 カ月=22,417 円
給与:月額 300,000 円
計 39,084円
賞与:年間164,000 円 ÷12 カ月=13,667 円
3)タイヤ・チューブ費
法定福利費:
(給与 300,000 円+賞与13,667 円)×16%=50,187 円
年間 300,000 円 ÷12 カ月=25,000 円
福利厚生費:15,000 円 ÷12=1,250 円
4)消耗品費
年間12,000 円 ÷12 カ月=1,000 円
東野正彦氏●PROFILE● (株)創造経営センター取締役、コンサルティング事業部長。全国各地のトラック運送業の経営診断・指導に携わり、トラック協会のセミ
ナーなどの講師も務める。
「トラック環境経営」
「トラック経営革新」など著書多数。
6
図表1 3
原価計算のための基礎データ
大型車
車両に関するデータ
120
円/ℓ
燃料費
100,000
km/年間
走行キロ
(km)
3.0
km/ℓ
燃費
200,000
円/年間
車検費
269,000
円/年間
修理費・部品費
300,000
円/年間
タイヤ・チューブ費
12,000
円/年間
消耗品費
300,000
円/月間
給料・手当
164,000
円/年間
賞与
-
-
法定福利費(給料手当及び賞与の16%)
15,000
円/年間
福利厚生費
車両購入価格(7年間使用予定) 円/購入時 14,000,000
年間(定額) 2,000,000
⇨減価償却費
49,550
円/年間
自賠責保険料
92,990
円/年間
任意保険料
57,700
円/年間
自動車税
円/取得時 420,000
自動車取得税
37,800
円/年間
重量税
22
日/月
1カ月の平均稼働日数(日)
営業所に関するデータ
円/月間
所長・事務員人件費
地代家賃(うち、550,000円が車庫) 円/月間
諸経費(水道光熱費、
通信費等) 円/月間
22台
台数(営業所)
4
経費
1)車両保険料
自賠責保険:年間 49,550 円 ÷12 カ月=4,130 円
任意保険:年間 92,990 円 ÷12 カ月=7,750 円
合計11,880 円
2)自動車税等
自動車税:57,700 円 ÷12 カ月=4,809 円
自動車取得税:420,000 円 ÷84 カ月(7 年)=5,000 円
重量税:37,800 円 ÷12 カ月=3,150 円 合計12,959 円
3)減価償却費
営業所
720,000
717,000
200,000
22台
営業所経費
所長・事務員人件費:720,000 円 ÷22 台(保有台数)=32,728 円
地代家賃(車庫含む)
:717,000 円 ÷22 台(保有台数)=32,591円
諸経費(水道光熱費、通信費等)
:200,000÷22 台(保有台数)=9,091円
合計 74,410 円
複数の営業所や本社がある場合、これらに共通費(本社部門の費用。役
員報酬、事務員の人件費、建物他の減価償却費など)を考慮する必要があ
ります。今回の例では、100,000 円としました。
以上により算出された 1 台 1 カ月あたりの原価が < 図表2 > のようになり
ます。車両の稼働が変化したときに費用がどのように変化するかを予想できる
法定耐用年数にて計算する方法もありますが、今回は予定使
用期間で定額償却としています。購入価格14,000,000 円 ÷
予定使用月数 84 カ月(7年)=166,666 円
図表2 図表2
大型車1台あたりの総原価
燃料費
修理費・部品費
タイヤ・チューブ費
消耗品費
変動費 計①
給与・手当
賞与
退職引当金
法定福利費
福利厚生費
人件費 計②
車両保険料
自動車税等
減価償却費
その他
経費 計③
固定費 計 ②+③
営業所経費④
本社共通費⑤
総原価 ①+②+③+④+⑤
金額(円) 構成比(%)
29.5
333,333
3.5
39,084
2.2
25,000
0.1
1,000
35.3
398,417
26.6
300,000
1.2
13,667
0.0
0
4.4
50,187
0.1
1,250
32.3
365,104
1.1
11,880
1.1
12,959
14.8
166,666
0.0
0
17.0
191,505
49.3
556,609
6.6
74,410
8.9
100,000
100.0
1,129,436
ように、変動費と固定費に分けて記載しています。1カ月の稼働金額が総原価
を上回っているかがポイントになります。
2
トラック運送業の利益は、ドライバーのアクセルとブレーキの踏み方次第であると
言っても過言ではありません。ドライバー各人の原価・採算意識の高揚を図ることが、
企業規模にかかわらず、運送事業の計数マネジメントの中心となります。
また、営業所長、配車担当者は今回求めたような車両にかかるコストを頭に入れて
いるでしょうか?「原価計算」はこのための情報提供を行うものになります。少なくとも
月単位、できれば日次単位で、車両別、運転手別の原価や損益を示し、ミーティング
を行うことが重要です。そのためにも、
今回示したような原価計算の基本は、トップを
はじめ幹部、管理者の方々が理解し、現場に落としこめるようになる必要があります。
ドライバーの原価・採算意識の
高揚を図るためには
原価計算を活かす マネジメントが必要です 『東野正彦氏のよく効く経営改善講座』
では、
運送事業にかかわる経営のお悩みを受け付け、
本講座に反映させていきたいと考えています。
FUSO TRUCK & BUS MAGAZINE事務局宛にメールまたはFAXでお寄せください。
採用された方には、
三菱ふそうオリジナルキャンターダイキャストモデルをプレゼントいたします。
経営のお悩みを
お寄せください!
1/43スケール
(全長約135mm)
FUSO TRUCK & BUS MAGAZINE 事務局 E-mail : [email protected] FAX : 044-331-3847
7
30th
FUSO TRUCK & BUS MAGAZINE - JUNE 2014 -
FIGHTER
ANNIVERSARY
ファイター誕生30 周年記念
中型トラックの歴史を拓き、
いまなお進化を続ける
「ファイター」。
中型トラックはどのように誕生し、今日まで歴史を刻んできたか―。
それは、
お客様のニーズを的確にとらえ、先進技術の投入で常に進化を続けてきた
三菱ふそうの中型トラックの歩みとまさに軌を一にする。
中型トラックという新たなジャンルを拓く
「耐久性やパワーは大型トラック並み、機動力や価格は小型トラック並み―お客様からそう
した難しい要求をつきつけられるのが中型トラックの世界。開発者にとっては、頭の痛いところで
す」
と、
ファイター誕生当時から約10年間、
その開発を担ってきた久保田は苦い顔をします。
「しかし、
それだけにこの難しい課題をいかに乗り越えていくか、開発者魂がくすぐられるわけです。
当社の先輩たちも、
そうだったと思います。
だからこそ、
お客様のご要望に真摯に向き合いながら、
日
本に中型トラックという新たなジャンルを拓き、
その歴史を刻んで来れたのだと思います」
(久保田)
シェア45%超える爆発的ヒット
1959年 ジュピター
そもそも中型トラックはどのように誕生したのか、
その歴史を紐解いてみましょう。
第二次大戦後のトラックは、6~8t積大型クラスと、1~2t積小型クラスに2分化されていまし
た。
そうしたなか、三菱は他のトラックメーカーに先駆けてその中間の中型クラスに着目し、
ボン
大型と小型のいいとこ取りを求められるのが
中型トラックなんです
ネットタイプのジュピター
(2.5t、3t積)
を発売しました。1959年のことです。
そ
そして、1964年には三菱初の本格的キャブオーバー型中型
1964年には三菱初の
トラックT620型を発売します。
エンジンは4,678cc、110PSのディーゼルエンジンを搭載。荷台長は4,270mmと当時の8t積車
に匹敵するサイズを実現しました。
このT620型の登場によって普通免許でも運転可能な
(当
企業渉外・環境部
マネージャー
時)、4t中型トラックという新たなジャンルが一般化していったのです。
T620型は発売開始と同時に爆発的ヒットを記録し、5年
久保田 茂樹
後にはシェア45%を超えるまでになります。
1985年からファイターの
商品企画を担当。約10
年間にわたり、同車を育
ててきた中型トラック開発
の中心的存在の一人。
’
64年は東京オリンピックの年。
モータリゼーションの発達
とともに販売台数を伸ばし、
また、馬力競争へと中型トラック
は突入していきました。
これを受け、
1970年にT600シリーズをフルモデルチェンジ、
エンジンをパワーアップしたT650型(120PS)
を発売しました。
1964年 T620型
■ 三菱ふそう 中型トラックの歴史
1959
1964
1970
1976
ジュピター
T620型
T650型
FKシリーズ
(T10型2.5t T11型3t)
8
1959年、中型トラックの先駆けとなる
ジュピターを発売。
1964年、三菱初のキャブオーバー中
型トラック。爆発的ヒットを記録する。
1970年、
トップシェアを誇っていた
T600シリーズをフルモデルチェンジ。
1976年、中型トラックの新時代幕開
けを告げるFKシリーズを発売。
お客様の裾野が広く、
多種多様なご要望に
応えなければなりません
開発本部 エンタイヤービークル
開発統括部
中小型トラック開発部 マネジャー
1976年 FKシリーズ
服部 隆久
1984年 ファイター
ファイターの発売で三冠達成
三菱ふそうにおける現在の中
型トラック開発のリーダー的存
在。
日本独特の中型トラック市
場を見据えながら、未来のファ
イター像を描いている。
1976年のフルモデルチェンジによって登場したFKシリーズは、快活でダイナ
ミックなキュービックスタイルが評判を呼びました。馬力も大幅にパワーアップ、
さら
には低床車シリーズを発売するなどバリエーションも次々と増えていきました。
そして、1984年、FKシリーズのフルモデルチェンジを機に中型トラックにニック
ネームが付けられることになりました。
ファイターの誕生です。
空力特性を磨き上げたエアロダイナミックキャブの搭載。
エンジンは195PSの
ハイパワーターボを筆頭に175PS、160PSをラインナップ。居住性を高めたほか、
全面フルトリムの採用や多点吹き出し式空調システムを導入するなど快適性の
向上も図りました。
「このファイターが登場したときは、
お客様も驚いていましたね。近代的なデザイ
ン、快適な居住性などこれまでとは別次元の次世代中型トラックとして高い評価
を得ました。
2010年 ファイター
そして、
この年、大型・中型・小型トラックの国内登録実績がそれぞれトップ
シェアを獲得し、初の三冠王を達成したのです」
(久保田)
フルコンフォートファイターの登場
お客様目線で
ファイター の進化は続く
「現行の新型ファイターの発売は2010年。
ポスト新長期
「中型トラックのお客様はじつに多種多様、裾野が広いんです。
そのため、
ホ
排出ガス規制適合車として開発しました。大型のスーパー
イールベースの長短、馬力の違い、
キャブの幅などお客様のご要望もさまざまで、
グレートと同様、新世代の直6ターボエンジンに高い環境性
それにきめ細かく応じるため型式のバリエーションも豊富です。一番多いときは
能と燃費性能を両立するBlueTec ®テクノロジー(DPF+
400~500種もありました。
いまでも200種は超えます」
(服部)
尿素SCR)
を新たに組み合わせることでNOxとPMを大幅
この時期は、バブル景気へと向かうまさにニーズの多様化、高度化の時代。
に減少させました」
(服部)
ファイターは、
そうしたお客様のご要望に的確に応じるため改良を繰り返し、進化
さらに、2012年モデルでは、新たな安全規制に対応し、
していきました。
低排出ガス車認定車(NOx&PM10%低減)
を取得、当
そして、1992年、
「 積む、乗る、走る」
すべてにゆとりと快適性を実現する
「フル・
然、
エコカー減税の対象となっています。
コンフォート」
をコンセプトに、8年ぶりにファイターシリーズをフルモデルチェンジ。通
「ファイターは、常にお客様目線で経済性や環境性能、
称、
フルコンフォートファイターの登場です。
動力性能を向上させ、
日本市場にマッチした中型トラックと
「その後も、超軽量ファイターSL(1995年)
やファイターNXへの8t超積級大
してのあるべき姿を追求し、進化し続けてきました。
その開発
型仕様車の設定(2001年)
など、
さまざまな車両を開発していきました」
(服部)
姿勢は、中型トラックの歴史を切り拓いてきた三菱ふそうの
2005年には、
キャブスタイルを一新した新生三菱ふそうとダイムラー・クライス
エンジニアに脈々と受け継がれてきました。
そして、
それはこれ
ラー社との協業第1号モデルを発売。新たなステージへと歩みを進めました。
からも変わりません」
(服部)
1984
1992
2005
ファイター
フルコンフォートファイター
ダイムラーとの協業
第1号モデル
1984年に発売したエアロダイナミック
キャブ搭載の新型モデル。
ここから
中型トラックに
「ファイター」のニック
ネームが付く。
1992年、ゆとりと快適性を追求した
「フル・コンフォート」
をコンセプトにした
フルモデルチェンジ車。
2005年に発売されたファイターの内
外装を一新した新機軸車。
2010
2010年、BlueTec ®テクノロジーを
搭載した新型ファイターを発売。
9
特集
燃料
台突
円
3
4
1
撃で
直
”
税
増
FUSO TRUCK & BUS MAGAZINE - JUNE 2014 -
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悲
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油
軽
に
騰
高
格
価
!
な
る
け
負
燃料コストの高騰で、運送事業者が悲鳴を上げています。
4月からの増税で軽油小売価格はさらに上昇、高止まりを続けています。
こうした燃料高騰時代に、
どのような対策を講じていくべきなのか、国交省や全日本トラック協会などが
進めている燃料の価格高騰対策の取り組みとともに、
その打開策を探ります。
しばらく続く
軽油価格の
高値水準
軽油価格の高止まり状態が続くなか、
さらに4月からの消費増税、
ガソリン価格に含まれる
「温
暖化対策税」
の増税(0.25円/ℓの増税)
と運送業界を
“W増税”
が直撃、軽油の小売価格
(全国平均)
が1ℓ当たり143円台に突入し、
リーマンショックで揺れた2008年10月以来、約5年
しかも、
ウクライナ、
ロシア情勢の緊張状態が続くなど国際
半ぶりの高値圏で推移しています。
情勢不安による原油高、為替の円安傾向などもあり、軽油価格の水準は現行の高止まりが基
本との見方が大勢を占めています。
コスト増加分を輸送価格に転嫁できない状態が
そして、
この燃料高騰時代にあって、
続いていることが、
まさに運送事業者が苦境に立たされている要因といえます。国土交通省や全
日本トラック協会もこうした事態に危機感を募らせ、燃料の価格高騰対策に力を入れています。
その中心的施策が燃料サーチャージ制の普及促進です。
■ 軽 油価格の推移
185 円
175 円
2013年の
業者
トラック運送事
2件!
倒産件数は29
高
10
価 格の
の 増 加。軽 油
前 年 比 で 4.7%
産件数は
倒
て
っ
の停滞によ
騰、さらに商流
の弱い中 小
。価 格 交 渉力
高 水 準で推 移
輸 送 価 格に
燃 料 費 高 騰を
運 送 事 業 者は
すます深 刻
コスト構 造はま
転 嫁できず、高
化しています。
165 円
155 円
145 円
135 円
125 円
115 円
105 円
95 円
85 円
2005年4月
2007年4月
2009年4月
2011年4月
2013年4月
2014年4月
※ 経済産業省 資源エネルギー庁 石油製品価格調査データより作成
対策
1
燃料サーチャージ制 を
導入せよ
!
対策
2
燃料サーチャージとは、燃料価格の上昇・下落によるコストの増減分を別立
ての運賃として設定する制度です。国交省は、燃料費の高騰をサービスや原
料 費に転 嫁できるよう、2 0 0 8 年に「トラック運送業における燃料サー
を作成し、
その普及に努めてきました。
チャージ緊急ガイドライン」
しかし、中小企業が約9割を占める運送事業者にとって、荷主などとの運賃交
渉はハードルが高く、
なかなか導入に結びついていないのが現状です。昨年、国
交省の
「トラック輸送適正取引推進パートナーシップ会議」
で示された資料で
は、運送事業者数6万3,083者のうち、届け出事業者は4,846者で、
全体
の8%に過ぎませんでした。車両数で見ても、保有車両数107万4,412台のうち、
届け出車両数は42万6,733台で割合は40%となっています。
つまり、
サーチャー
ジを導入できたのは、走行しているトラックの半数にも満たないということです。
こうした現状に対し、国土交通省や全日本トラック協会は燃料サーチャージ
制の普及に向け、次のような取り組みの強化を行っています。
燃料高騰対策本部の設置
全日本トラック協会は昨年8月、燃料高騰対策本部を設置し、対外的に経営へ
の影響をアピールするための決起大会を開催したほか、同協会のホームページ
に燃料価格高騰対策特設ページを設け、情報の一覧性を高めました。
エコドライブ を
推進せよ
!
エコドライブは、燃料費低減に直接つながります。
たとえば、大型トラック100台を保有しているとします。
1台当たりの1年間の走行距離を10万km、軽油価
格140円/ℓとし、
トラックの燃費が3.0km/ℓから平
均7%改善したとすると、年間で3,000万円以上の
経費削減につながります。塵も積もれば山となる。組
織的に取り組めば、
その効果は図りしれません。実
行あるのみです。
※三菱ふそう販売会社でも、省燃費研修会を開催していま
す。詳しくは、最寄りの販売店にお問い合わせください。
■
エコドライブの計算例
軽油総消費量
※燃料消費量削減率 7%として
軽油代
燃料費コスト
実践前
3,333,333ℓ 140 円 /ℓ 466,666,620 円
実践後
3,100,000ℓ 140 円 /ℓ 434,000,000 円
「燃料サーチャージ導入対応ハンドブック」
の提供
全日本トラック協会では運送事業者のために
「燃料価格上昇に対処するための
燃料サーチャージ導入等の対応ハンドブック」
を作成し、導入のポイントを解説し
ています。
また、同協会発行の
「広報とらっく」
でも導入事例を紹介しています(い
ずれも同協会のホームページからダウンロードできます)。
また、燃料サーチャージ
に関するテキスト・モデル講演VTRを都道府県トラック協会向けに配信しました。
削減効果
-233,333ℓ
-
-32,666,620 円
燃料サーチャージ相談窓口の設置
荷主、元請事業者、下請事業者間の取引の適正化および燃料サーチャージ
制の導入を推進するため、国土交通本省および地方運輸支局などにトラック運
送事業者からの相談窓口を設置しています。
また、全日本トラック協会および都
道府県トラック協会も同様の相談窓口を設け、運送事業者からの各種相談対
応を行っています。
導入交渉の具体的サポートを実施
全日本トラック協会および都道府県トラック協会では、
「トラック事業者と荷主との
パートナーシップ構築セミナー」
や
「原価意識向上セミナー」
を全国で開催する
ほか、導入交渉にかかわる事業者・荷主のセッティング、適切な専門家の紹介、
交渉書類に関するアドバイスなど諸業務について積極的にサポートしています。
荷主への導入促進策
2013年11月14日、国土交通省・経済産業省・トラック協会の連名で、燃料サー
チャージ導入検討のお願いのリーフレットを活用し、200を超える荷主団体に協
力要請文書を送付するなど普及促進に努めています。
【 運賃交渉に不可欠な計数管理 】
荷主との運賃見直し交渉には、現行収受料金に対して運行費がどれだけ上昇し
たかを具体的数値で説明し、料金見直しへの理解を求めることが大切です。
それに
は、
データをもとにした細部にわたる運行管理の実施が必要です。
そして、財務管理
や原価管理といったしっかりとした土台がないと荷主との交渉はうまく進みません。
本誌の
「経営改善講座」
でも、荷主との運賃交渉に不可欠な原価計算について
解説していますので、
ご参考になさってください。
対策
3 燃料高騰対策の
特別融資 や
補助金 を
活用せよ
!
昨年来、
トラック運送業にかかわる各種連盟、団
体から要望が上がっているのが
「燃料費を補てんす
る補助金制度の創設」
です。未だ実現にはいたって
いませんが、水面下で交渉が進んでいる様子です。
また、昨年7月には全日本トラック協会が
「燃料高
騰対策特別融資」
や
「自家用燃料供給施設整備
支援助成事業」
を実施しました。
このほかにも、環境
対応車両やエコタイヤ、EMS(エコドライブ管理シス
テム)の導入に対する国からの補助金制度など各
種補助制度があるので、
これらを積極的に活用す
るのも有効な対策といえるでしょう。
11
平成25年度
省エネ大賞
(製品・ビジネスモデル部門)
(省エネ事例部門)
主催:一般財団法人省エネルギーセンター
「
と
「
のWで認められま
「製
製品
品」
」
と
「生
生産する過
産する過程
程」
」
のWで認められました。
した。
「キャンター エコ ハイブリッド」は、国内小型トラックでクラスNo.1 の省燃費を実現。
その
※
卓越した環境・省燃費性能で「省エネ大賞
製造・ビジネスモデル部門」を受賞しました。
理想の環境性能、
省燃費を具現化した唯一無二の小型トラック、
キャンター エコ ハイブリッド。
卓越したエコロジー&エコノミー性能で、人・街・未来のために。これからも走り続けます。
2
平成27年度重量車燃費基準
低排出ガス車認定車
+10%達成
(NOx & PM10%低減)
※ 国内小型トラックにおいて。
( 2012年8月現在)
環境にやさしいクルマを、
環境にやさしくつくる。
環境にやさしいクルマでも、
つくる過程でCO 2や排
気ガスを大量に出してしまっては意味がない。
そこ
九都県市指定
低公害車
その他にも
さまざまな賞を受賞!
2013
で三菱ふそうは、車両を製造し運搬するその過程
Car of the Year Special Award to the first commercial vehicle
Sponsor: Automotive Researchers’ & Journalists’
Conference of Japan (non-profit organization)
から、環境負荷の少ない取組みを行っています。
そ
の功績が認められ、
「省エネ大賞 省エネ事例部
門」を受賞。
「製造・ビジネスモデル部門」とのW
受賞を励みに、三菱ふそうはますます、省エネル
ギーの促進を加速させていきます。
トラック・バスのお問い合わせは、
三菱ふそう販売店へ
国 内
2013年次RJCカーオブザイヤー特別賞
第3回かながわ地球温暖化対策大賞
Irish Green Commercial of the Year 2013
海 外
Best Energy Efficient Product Award
European Transport Sustainability Prize 2014
三菱ふそう / FUSO Japan
http://www.youtube.com/user/Fusoofficial
発行 三菱ふそうトラック・バス株式会社 〒212-0058 神奈川県川崎市幸区鹿島田1-1-2
小型ハイブリッドトラックの最高峰!
企画・編集 FUSO TRUCK & BUS MAGAZINE 事務局 〒211-0023 神奈川県川崎市中原区大倉町10 TEL.044-331-5579 制作・印刷 富士ゼロックスサービスリンク株式会社
1
省エネ大賞W受賞
FUSO TRUCK & BUS MAGAZINE
2014 6月号[No.026]2014年6月1日発行(毎月1回1日)
三
三菱
菱ふ
ふそ
そう
う
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