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丸の内プラチナ大学 - SHIFT lab
平成 28 年 7 月13日 伊仙町企画課 松岡 由紀 丸の内プラチナ大学 事前配布資料:生い立ちと徳之島へ至る経緯(農文協「シリーズ田園回帰④」より抜粋) ① 32 歳での徳之島との出会い ・金見荘での島野菜の味(長寿食材成分データ) ・「元気?」と東京へ電話をくれる島の人達 ・「赤ちゃんできてよかったね」と移住を後押ししてくれた島の人 ② 徳之島へ移住の実現 ・熱帯農業とマンゴー栽培+たまに家庭教師 ・東京での仕事を辞め、無職で島へ渡った後の島での暮らし ③ 直売所の立ち上げと役場勤務 ・まちづくり交付金事業(総額 27 億円)による健康増進施設と直売所の立ち上げ ・ゆったりした南の島で激務による病休 ④ 島の人々 ・どこでも誰でも声を掛けてくれていつでもおしゃべりで賑やかな島の人たち ・正論で論破せず、相手に非があっても敢えて逃げ道を残す ・緻密さには欠ける面は多々あるが、それは寛容さと表裏一体 ・英国人並みのブラックジョーク・ファーストネーム・セクハラ? ・物言わぬサイレントマジョリティーとその観察眼 ・ 「声言葉なん銭金や要らん」「心持なりや芭蕉の葉ぬ広さ松ぬ葉の狭き心持つな」 「愛しゃん子や他人ぬ飯かませ」 「子孫に銭金くりりゃんくま魂くれれ」 「水や山おかげ人は世間おかげ」「島唄半学」 ・仕事の出来不出来だけでなく、地域貢献や教育など総合力で出世 ⑤ 東京の暮らし・島の暮らし レーダーグラフによる(居住費・間取り・自然環境・所得・勤務時間・葬式来場者数・教育) 島と東京の比較 ⑥ 島の課題 ・検証・積み上げ・継続性・新規性に欠ける組織 ・被雇用者は多くとも、事業や組織をマネジメントできる人材の不足 (直売所・健康施設・カット野菜・包括ケアビジネス・養豚・園芸生産組合・製糖工場) ・教育も含めた圧倒的な人材育成への投資の少なさとそのひずみ ・有り余るサービス精神=換金性との反比例 ・もうけ主義を島の人へ浸透させること=島の人のおおらかさ、見返りを求めない良さの消失