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キックスケーター走行中の 子どもの事故に注意!

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キックスケーター走行中の 子どもの事故に注意!
子どもの事故を防ごう
1
キックスケーター走行中の
子どもの事故に注意!
~命に関わる事故が発生しています~
くらしの窓
すぎなみ
臨時126号
平成 26年11月
発行・杉並区立
消費者センター
☎ 03-3398-3141
【事故事例】
◆児童がキックスケーターで急な坂道を下り、下り終わったところで側溝に引っ掛かり、前方
に転倒して頭部を負傷した。治療を受けたが1か月後に死亡した。
◆自宅近所でキックスケーターで遊んでいた児童が、道路に飛び出してスクーターに衝突し、負
傷した。
※キックスケーターは、車輪付ボードに操作棒が付属した乗り物で、地面を足で蹴って走
行するものです(左図参照)
。一般財団法人製品安全協会が制定している安全性基準に合
格した商品には SG マークが貼付されています。
※2010 年 4 月以降の約5年間でキックスケーター走行中にけがをしたという事故情報は、
53件寄せられています。そのうち頭蓋内損傷や骨折などの大けがを負ったケースもみら
れます。これ以外に届け出られていない軽傷事故や危うく事故になりそうになった状況な
どは多数発生していることが想像できます。
【事故防止のポイント】
~保護者が注意をしましょう~
① お子様に正しい乗り方を練習させましょう
キックスケーターは子どもでも気軽に使用できますが、使い方によっては命に関わる事故につなが
ります。取扱説明書を確認し、正しい乗り方を練習させましょう。
② 道路の走行は大変危険です。安全な場所で使用させましょう
消費者庁に寄せられた事故の 7 割近くは道路で発生しています。道路上の走行は絶対に避けましょ
う。保護者が走行に適する場所かどうか、路面の状況も確認し、安全な場所で使用させましょう。
③ ヘルメットを必ず着用させましょう
万が一転倒した場合に、ヘルメットの正しい着用により頭部への衝撃を軽減できます。ほかにも肘
当て、膝当て、グローブなどの保護具着用、はだしやサンダルではなく靴を履いて使用することによ
り、手足のけがの防止をしましょう。
④ 頭を打った場合は、症状によってはすぐに救急車を呼びましょう
<すぐに救急車を呼ぶべき症状>
1.視線が合いにくい
2.同じことを何度も言う
3.眼球がふらふらとして一定の位置に安定しない
4.吐き気やおう吐が続く
5.傾眠傾向(徐々に眠気が強くなり、起こしても目を開けない場合)
※直後には症状が出ない場合でも、時間がたってから急変することもあるので、
念のため医療機関を受診し、検査を受けましょう。
(資料提供:消費者庁)
ホームページ
杉並区立消費者センター
検索
相談電話
03-3398-3121
相談受付時間 午前9時~午後4時(平日)
杉並区荻窪 5-15-13 あんさんぶる荻窪 3 階
子どもの事故を防ごう
2
ペダルなし二輪遊具による
坂道の事故に注意!
【事故事例】
◆児童がペダルなし二輪遊具で坂道を下っていたところ、転倒し顔面を打撲した。
ブレーキが付いて
いないものが主流
ペダルがない
※自転車に乗る前にバランス感覚を養うための遊具として販売されている商品です。
外観は自転車によく似ていますが(左図参照)
、ペダルがないため自転車には該当
しません。ブレーキがついていないものが主流で、取扱説明書では公道での使用を
禁止しています。
※医療機関に寄せられている危害事例の多くは坂道で発生しています。
(例:坂道で
止まれずに転倒した。障害物と衝突して受傷した。
)
【事故防止のポイント】
① ペダルなし二輪遊具で坂道を滑走した場合、傾斜によっては大人が追いつけない速度になります。
取扱説明書を確認し、使用が禁止されている坂道や公道での滑走は絶対にやめましょう。
② 必ず保護者等が立ち会い、子どもから目を離さないようにしましょう。
③ 使用時には、必ずヘルメットを着用させましょう。
子どもの事故を防ごう
3
気を付けて!浴槽での首掛け式浮き輪の事故!!
【事故事例】
◆自宅の浴室で、4 か月の子どもに首浮き輪を付けて浴槽に入れた。母親はミルクの準備のため
その場を離れた。浴室に戻ってみると、子どもが首浮き輪から抜け、うつ伏せになって浮かん
でいた。3 日間入院をした。
※C形になっている首浮き輪を乳幼児の首に取り付け、C形の開口部を首の後ろにして開口
部上下二つのベルトをはめて使用します。
※取扱説明書等の注意表示によると、首浮き輪は、乳幼児を一人にして使うものではなく、
使用中は短時間であっても「目を離してはいけない」
「保護者が対応できる状況で使用」
する商品です。
【事故防止のポイント】
① 首浮き輪を使って入浴している乳幼児は、楽しそうに見え、保護者も安心してつい目を離してし
まいがちです。しかし、鼻と口が水に浸かった状態が5分以上続けば、極めて重症度が高い傷害
が残ることがあります。保護者の方は一瞬でも乳幼児から目を離してはいけません。
② 取扱説明書を確認し、注意事項を守りましょう。
③ 首浮き輪に入れた空気の量が少ない場合、事故につながるおそれがあります。空気を十分に入れ
ましょう。
(資料提供:国民生活センター・消費者庁)
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相談受付時間 午前9時~午後4時(平日)
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