パドヴァ大学教授による北イタリア中世美術について

上智大学イタリア文化講演会
イタリア・パドヴァ大学教授ジョヴァンナ・ヴァレンツァーノ氏講演
ラグーナに浮かぶ中世美術の至宝
アクイレイア大聖堂
“ Il Duomo di Aquileia”
日時：2010 年 10 月 6 日（水）17:30～19:00
会場：上智大学中央図書館 L-921（9 階）
イタリア語・通訳付（通訳:児嶋由枝上智大学准教授）
ヴェネツィアの北東部に位置するアクイレイアは古代中世を通じて重要な地位にありました。その大聖堂の建築・
美術について、最新の発掘・研究の成果をふまえてお話いただきます。ヴァレンツァーノ氏自身も発掘調査に携わ
っていました。聖堂地下から発見された古代のモザイク、聖堂の造営・改築過程、内陣とクリプタのオットー朝期
およびロマネスク期の壁画等について考察します。
アクイレイア大聖堂
パドヴァ大学文学部
アクイレイア大聖堂 クリプタの壁画
アクイレイア大聖堂、舗床モザイク
ジョヴァンナ・ヴァレンツァーノ Giovanna Valenzano 氏（パドヴァ大学文学部中世美術史講座正教授）
中部および北部イタリアの中世美術に関して幅ひろく研究をてがける。初期キリスト教美術やロマネスク美術、さ
らにジョットの壁画やヴェネツィアのゴシック建築などについての多数の著作や論文がある。
＜主催＞上智大学史学会
上智大学中世思想研究所共催
（日本学術振興会の海外研究者招聘事業による講演会）