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組紐とガラス玉でストラップ作り体験教室
組紐とガラス玉でストラップ作り体験教室 ■ 日 時 平成 28 年7月 27 日(水) 午前9時 30 分~正午 ■ 場 所 倉吉市社公民館 ■ 講 師 ガラス玉色付け…松本 清治さん 組紐…社地区協力者のみなさん 講義…倉吉博物館 伊藤主任学芸員 はさみの使い方…岡本 尚機さん(中部ものづくり道場) ■ 参加者 20 人 まずは、奈良時代の組紐とガラス玉について講義を受けました。写真を見ながら、組紐やガラス玉は 装飾のために使われていたことなどを学びました。カラフルな装飾の写真が示されると、「きれい!」と いった声があがっていました。 奈良時代の装飾について学んだ後、早速ものづくり体験に。松本先生にガラス玉作りを実演しながら、 ガラスを熱する温度について説明していただきました。また、針金をバーナーで熱するとどうなるのか、 実験も行いました。針金は線香花火のようにぱちぱちと火花を散らしており、参加者はその様子に見入 っていました。 組紐づくりに必要なディスク作製では、ものづくり道場・岡本先生にはさみの正しい使い方を教えてい ただきました。はさみの仕組み、はさみの刃は切るものと1点だけ接していることを学び、「切るものとは さみが垂直になるように切る」というポイントに注意しながら、堅い厚紙を丸く切り取りました。 ディスクを切り取ると、社地区協力者・福井さんより組紐の編み方を説明していただき、編む作業へ。各 班、協力者の方についていただき、補助していただきました。編み方を理解するまでに時間がかかる参 加者もありましたが、だんだんとスムーズに編めるようになり、集中して組紐づくりに取り組んでいる様 子でした。途中、倉吉図書館の関連図書を読んで休憩する参加者もありました。 組紐づくりの間、松本先生の指導のもと順番にガラス玉の色付け体験を行いました。好きな色のガラ ス棒を選び、松本先生が作った透明なガラス玉に点々と色をのせて自分だけのガラス玉を製作しました。 最後に組紐とガラス玉を組み合わせ、ストラップやブレスレットなど、各自の好きなかたちで完成させ ました。地道に取り組む作業だったため、完成した際は達成感に浸っている様子でした。