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食と下水道の連携について ~BISTRO下水道 ~
食と下水道の連携について ~BISTRO下水道 ~ 平成25年11月 国土交通省 国 交通省 水管 水管理・国土保全局 国 保 局 下水道部 Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism 食と下水道の連携について~展開~ 技術⾰新 下⽔資源を活⽤したエコ農業 下⽔資源 活⽤した 農業 栄養塩を豊富に含む下水道資源を有効利用した循環型 エコ農業の普及を推進。 処理水で育ったスッポン 農業利用のための栄養塩類回収等、技術革新にかかる 実証研究等を促進。 糖度が増したイチゴ 環境教育 岐阜市のリン回収施設 BISTRO下水道 未来を担う次世代に、下水道・環境への理解を深める取 り組みを推進。 幼稚園児によるサツマイモ栽培・収穫 海外展開 農業利用まで含めた下水処理パッケージでインフラ輸出。 水ビジネスで海外輸出 2 食と下水道の連携について~BISTRO下水道推進戦略チーム~ 好事例の発掘と⽔平展開〜BISTRO下⽔道推進戦略チ ム〜 好事例の発掘と⽔平展開〜BISTRO下⽔道推進戦略チーム〜 BISTRO下水道推進戦略チーム(仮称)を設置し、下水道資源(処理水、汚泥)の有効利用を既に行ってい る事例等の情報の水平展開、商品の広報・魅力向上、イノベーション等により下水道資源の更なる有効利用 情 展 、 、 更 を促進。さらに、食・農業を通じて、未来を担う次世代の下水道・環境への理解を深める取り組みも行う。 情報の⽔平展開 ○先進地域の情報共有 (農業利用までのプロセス、ハウツー) 下水道管理者 下水道使用料への還元 下水道への理解 下水道資源の提供・再利用 商 商品の魅⼒向上 魅 ○レシピブックの作成 (魅力ある作物カタログ) 生産者 消費者 (農業、漁業等) 下水道使用者 ○販売戦略 (エコ農業) イノベーション 広報、販売促進 魅力ある作物の提供 ○民間企業の最新技術紹介 (コンポスト化等) 3 ジャガイモ (八戸市) アスパラ (佐賀市) サトウキビ (奄美市) 食と下水道の連携について~BESTプラクティス(佐賀市)~ 下⽔処理⽔利⽤ 佐賀市では有明海の水環境と海苔養殖に配慮し、処理水質を季別に変動させた運転を実施。 栄養塩を豊富に含む処理水を農業利用し、水稲、ほうれん草、みかん、イチゴ等を栽培。 処理水を活用した水稲 糖度が増したイチゴ 処理水で育ったスッポン 4 食と下水道の連携について~BESTプラクティス(佐賀市)~ 下⽔汚泥を肥料化して利⽤ 栄養塩を豊富に含んだ下水汚泥を堆肥化し、様々な作物を栽培。「害虫に強い作物ができた」、「作物の 糖度が上がったという」報告例がたくさん寄せられている。 下水汚泥堆肥の散布状況 幼稚園児によるサツマイモ栽培・収穫 上下水道局関係者と地元住民で下水堆肥を使った土作り 5 玉ねぎ アスパラ 味の素と連携して肥料精製 食と下水道の連携について~イノベーション~ ○愛知県「豊川バイオマスパーク」トマト収穫記念式 ○愛知県 豊川 イオ ク」ト ト収穫記念式 6/10(月)にトマト収穫記念式典が開催され、愛知県知事、県議会議員、豊川市長や関係者が多数出席し、 マスコミでも取り上げられた。 (トマトは下水処理水、発電時のCO2を活用して栽培) 式次第 1.主催者挨拶 1 主催者挨拶 2.来賓挨拶 3.実験概要説明 4.トマトかぶりつき 5.実験施設見学 主な意 主な意見 学術的な研究だけでなく、産 学官民 連携 学官民が連携した新たな社会 新 な社会 システム構築のための社会実 験であり、成功させて世の中に 広めたい。世界にもパッケージ として売り込みたい。 (県知事、豊橋技科大学長) 主催者:愛知県 大村 知事 豊橋技術科学大学 榊 学長、大門 准教授 公益財団法人 愛知水と緑の公社 来 賓 賓:愛知県議会議員 愛知 議会議員 鈴木 議員 他3名 他 名 豊川流域下水道推進協議会 山脇 豊川市長 内閣府 宮崎上席政策調査員、 文科省 研究開発局 清浦 環境科学技術推進官 国土交通省 水管理・国土保全局 水管理 国土保全局 下水道部 加藤 流域管理官 平成25年6月11日付朝刊各紙 朝日新聞 東日新聞 東愛知新聞 66 食と下水道の連携について~イノベーション~ ○豊川浄化センタ-における実証研究概要 下水汚泥を活用したバイオガス発電、発電時に発生するCO2を活用した食物生産等の実証研究を 平成23年度から5年間で実施。(文科省 先導的創造科学技術開発補助金) 実証研究の流れ 7 食と下水道の連携について(参考) 下⽔道展ʻ13東京 下⽔道展 13東京 雑誌、新聞記事掲載 ビストロ下水道ブ スの出展 ビストロ下水道ブースの出展 雑誌pen+ 7月24日(水)環境新聞 7月24日(水)西日本新聞 8 平成25年度 今後の取組み~レシピブックの作成~ 商品の魅⼒向上 ○下水汚泥肥料のマイナスイメージの払拭(具体的に想像出来ない中でネーミングの悪い印象) ○下水道資源を使って栽培できる作物の魅力を伝える。 ○レシピブックの作成 (魅力ある作物カタログ) 平成25年度内に第一弾を作成し 平成25年度内に第 弾を作成し、H26下水道展等で配布を予定。 H26下水道展等で配布を予定。 ・・・g ・・・g ・・・g 9 食と下水道の連携について~背景~ 世界⼈⼝の増加(20 0年 9 億⼈) 世界⼈⼝の増加(2050年で91億⼈) 農林水産省ホームページより 10 食と下水道の連携について~背景~ 逼迫する⾷物(アジア等では需要量が⽣産量を追い抜く) 農林水産省ホームページより 11 食と下水道の連携について~背景~ 主要先進国で最低⽔準の⾷糧⾃給率(約40%) 農林水産省ホームページより 12 食と下水道の連携について~背景~ ⽇本に輸⼊されるバーチャルウォーター(年間約800億m3) 13 環境省ホームページより 食と下水道の連携について(下水道産の作物) 下水汚泥からつくった肥料を活用 下水処理水を活用 鹿児島県 奄美市 佐賀県 佐賀市 岐阜県 岐阜市 ハイビスカス イビスカス 北海道 上川郡和寒町 郡和寒 北海道 北見市 サトウキビ ウキ テンサイ カボチャ 北海道 帯広市 米 海苔 香川県 仲多度郡 多度津町 スッポン ポ ダイコン 北海道 岩見沢市 熊本県 阿蘇市 アスパラ タマネギ 長イモ (ゆめぴりか) ソバ 米 熊本県 熊本市 鹿児島県 鹿児島市 ジャガイモ 米 トマト 青森県 八戸市 米 ニガウリ 鹿児島県 曽於郡大崎町 高知県 高知市 愛知県 豊橋市 ニンニク ジャガイモ 14 サツマイモ イチゴ トマト アオノリ