国保の未来を見据えて 「国民健康保険の運営状況」

～シリーズ国保～「第 17 回」
「国民健康保険の運営状況」
国保の未来を見据えて
歳 入
国民健康保険料
補助金・交付金
一般会計繰入金
その他収入
合 計
（千円）
1,586,953
4,831,155
534,115
5,980
6,958,203
国保財政の現状について
平成 24 年度国保特別会計の決算状況については、
本誌平成 25 年 11 月号４ページに掲載していますが、
歳入・歳出の主な内訳は下記のとおりです。
なお、国民健康保険料は、法令に基づき、単年度収
支の均衡を基本に算定し、医療費や後期高齢拠出金、
介護納付金の伸びなど、国が示す算定方法に沿って、
毎年算定しています。
構成比
22.8％
69.4％
7.7％
0.1％
100％
歳 出
保険給付費
後期高齢拠出金・介護納付金
その他支出
合 計
保険料収入は、全体の約１／５で、国・府補助
金などが歳入の大部分を占めています。
（千円）
4,616,251
1,793,664
1,236,983
7,646,898
ニュース
トピックス
国民健康保険（国保）は、相互扶助の精神に基づい
て、けがや病気をしたときに安心して医療機関にかか
れるように、保険料を出し合い、みんなで助けあう制度
です。本市では、人口の約３分の１の約 9,000 世帯、約
17,000 人が加入しています。
国保は国民皆保険の基盤を支えるもので、他の医療
保険に加入していない人を被保険者としているため、経
済情勢の悪化や高齢化の影響により、その財政運営は
大変厳しいものとなっています。
構成比
60.4％
23.5％
16.1％
100％
保険給付費（医療費）は、全体の約６割を占め
ています。
※歳入合計 6,958,203 千円－歳出合計 7,646,898 千円＝－ 688,695 千円（累積赤字額）
累積赤字の解消に向けて
国保財政は、平成 13 年度から赤字決算が続いていましたが、滞納保険料の収納率の向上や国からの交付金の
増額などで、平成 20 年度以降単年度黒字となったものの、
依然として約６億９千万円の累積赤字となっています。
累積赤字の解消は、国保財政健全化取組みによる国・府交付金の獲得や、一般会計からの繰入金により赤字
解消を図っており、保険料への転嫁は行っていません。
（千円）
平成 20 年度 平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度
累積赤字額 ▲1,435,599
▲1,341,792
▲1500000
▲940,120
▲817,980
（千円）
累積赤字額
■ 累積赤字額
▲1200000
▲
900000
▲
600000
▲688,695
Ｈ20
国保財政の健全な運営をめざして
Ｈ21
Ｈ22
国保財政の健全かつ安定した運営をめざすため、保
険料の適正賦課、保険料の徴収強化、補助金獲得など
歳入確保や医療費適正化などの支出抑制に努力してい
ます。次の事項について、引き続き、皆さんのご協力
Ｈ23
Ｈ24 （年度）
をお願いします。
●保険料は納期限内にご納付をお願いします。
●医療機関の適正受診にご協力ください。
●健康づくりでいきいきとした生活を。
問保険年金課（内線 2468）
はんなん　平成 26（2014）年　２月
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