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ホット・ポーランド

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ホット・ポーランド
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ホット・ポーランド
POLAND
© ALL RIGHTS RESERVED BY THE EMBASSY OF POLAND
大使のご挨拶
3月から4月に架けては、安全保障および地域協力の分野において、ポーランド・
日本関係にとって特記すべき出来事がありました。3月15日・16日の二日間、民主化
後初となる、
トマシュ・シェモニャック ポーランド共和国国防大臣の日本公式訪問
が実現しました。翌4月には、アナス・フォー・ラスムセンNATO事務総長による初の
訪日が実施され、今後のNATO・日本関係強化の礎となる
「政治宣言」が署名され
ましたが、ポーランド大使館は、東京におけるNATO連絡大使館として様々な協力を
行いました。
トマシュ・トムチキェヴィッチ ポーランド共和国経済副大臣の来日中には、ポーランド・
日本 間にハイレベル・エネルギー 対 話が開 設されました。また、副 大 臣よりエネル
ギー・セクターにおける両国協力の発展に著しい功績のあった日本の官民代表者の
方々へ「エネルギー功労章」が贈られました。
ニュースレター 3・4月号を皆様にお届けするにあたり、春の風物詩であるコウノトリ
の表 紙 、並びに、最 終 頁に掲 載されている、ワルシャワの起こりを漫 画で解 説した
ヴァルスとサヴァの物語にもご注目頂きたいと存じます。今後も、当ニュースレターでは、
ポーランドの風景およびポーランド各地にまつわる民話や伝説を合わせてご紹介して
いきたいと存じます。
ツィリル・コザチェフスキ
駐日ポーランド共和国大使
当ニュースレターに対するご意見・ご感想がございましたら、大使館秘書室e-mail: [email protected] までお送り下さい。
また、
リニューアルされた大使館公式ホームページ http://www.tokio.msz.gov.pl/ および
も合わせて御覧頂ければ幸いに存じます。
03月15日 – 16日
トマシュ・シェモニ
ャック ポーランド
共和国国防大臣の
来日
トマシュ・シェモニャック国
防大臣が2日間にわたり東
大臣の特使として出席したト
マシュ・フルシュチョフ氏は、
2020年以降に義務付けら
れる新枠組み形成へ向けた
信頼関係を構築するため、
次回締約国会議(COP-19)
04月15日
日本とNATOが協力関係の強化を盛り込んだ
「共同政治宣言」を発表
4月15日、
ツィリル・コザチェフスキ大使がアナス・フォー・ラスムセ
ン北大西洋条約機構(NATO)事務総長と日本の衆参両国会議
員代表者との会合に出席しました。
その後、
ラスムセン事務総長は日
京に滞在し、安全保障およ
本記者クラブにおいて
「NATO と
び地域協力に関する二国間
日本‐理にかなったパートナー
(原
対話の強化について日本側
題NATO and Japan – natural
と話し合いました。小野寺
partners)」
と題するスピーチを行い、NATOと日本間の長年に
五典防衛大臣との会談で
は、様々な分野における日
本・ポーランド関係発展へ
の意欲が表明されました。
が極めて重要である旨を強
調しました。
渡る協力関係の歴史に触れ、地域および世界の安定化と平和構
築における日本の重要性について強調しました。
ポーランド政府が引き続き
温室効果ガスの排出量削
減を目的とした改革に取り
組んでいくとともに、ポー
政策に関して共通の課題
日本・ポーランド ハイレベル・エネルギー対話
の発足
を抱えていることに言及し
トマシュ・トムチキェヴィッチ・ポーラ
ました。
ンド共和国経済副大臣の来日して
ランドと日本はエネルギー
訪日中、
シェモニャック大臣
は中曽根弘文 参議院日本・
ポーランド友好議員連盟会
長並びに中谷元 衆議院議
員、元防衛庁長官と会談し
たほか、航空自衛隊入間基
地を視察しました。
03月29日
第11回「気候変動
に対する更なる行
動」に関する非公式
会合の開催
3月21日と22日の両日、
ドーハ会議(COP-18)
の評
価および今年11月ワルシャ
ワで開催されるCOP-19へ
向けた事前討議のため30
を超える国および国際機関
の代表が東京に集まりまし
た。ポーランド共和国環境
03月13日
いた2013年3月13日、エネルギー
04月12日
大使が衆議院外務
委員長を訪問
に関する作業部会が設立され、日本
の経済産業省およびポーランドの
経済省高官が出席しました。トムチキェヴィッチ経済副大臣は訪
4月11日、
コザチェフスキ大
日中、ポーランドのエネルギー事業参入に関心を持つ日本企業
使が河井克行衆議院外務
を対象としたビジネスセミナー
「ポーランド エネルギー市場 – 日
委員長と会談し、日本・
本からの有望な投資先」
に出席しました。
セミナーでは、副大臣よ
ポーランド議会間協力の
り、両国のエネルギーセクターの協力発展に対し著しい功績の
緊密化に合意しました。
あった日本の官民代表者の方々へ
「エネルギー功労章」
が授与さ
会談では、両国ともに関
れました。日本人による同章の受章は今回が初となりました。
心の高い分野における議
会間および政府間協力の
拡大について協議が行わ
れました。
04月23日
「コール・サルーン」が初めて駐日ポーランド
共和国大使館にて開催
財団法人石炭エネルギーセンター
(JCOAL)
および駐日ポーラン
ド共和国大使館の共催により
「Coal Saloon 」
が開催され、
日本
の官民団体および外交団より100名を超える方々が参加しまし
た。クリーン・コール技術の発展は、
エネルギー・セクターにおけ
る日・ポ協力の優先課題の一つです。
SCIENCE &TECHNOLOGY
04月30日–05月1日
富山県高岡市、
『ポーランド祭』
日本ポーランド協会関西センター2013年度
総会‐講演会「今日のポーランド、そしてポー
ランド・日本関係」
二日間、富山県高岡市で、
『ポーランド祭』が開催さ
れた。主催は駐日ポーランド
2013年4月21日に開催された日本ポーランド協会関西センターの
商工会議所、
協賛 ポーランド
2013年度総会に駐日ポーランド
大使館貿易・投資促進部。
共和国大使館の一等書記官が
駅前広場で、
ポーランド輸
出席し、
「今日のポーランド、そし
入製品やポーランド料理が販売され、
ステージではポーランド
てポーランド・日本関係」
と題す
人歌手によるコンサートが行われた。
る講演を行いました。
講演会後には、参加者の方々と
のディスカッションが行われ、日本におけるポーランドの紹介事業およ
CULTURE
び観光促進などについて活発な意見が交わされました。
日本・ポーランド協会設立記念コン
サート。
03月17日
「ドム・ポルスキ」が沖縄県に開設
2013年3月17日、
ツィリル・コザチェフスキ駐日ポーランド共和
ヴィトルド・ルトスワフスキ
生誕100周年記念コンサート
国大使は沖縄県浦添市にオープンした施設「ドム・ポルスキ」
の
東京・紀尾井ホール 2013/3/25
オープニング・セレモニーに出席しました。
演奏が始まる前に、ルトスワフスキ
「ドム・ポルスキ」
はポーランドと日本間の経済・文化・観光分野
及び国際ルトスワフスキ記念チェロ・
コンクールについて、本年度のコン
における協力推進を目指したプロジェクトで、既に2012年9月に
クール審査員を務める来賓の堤剛
富山県高岡市に第1号が開設され、沖縄は第2号となります。
氏が話された。
ポーランド作曲家の作品 - 江崎昌
子ピアノ・リサイタル2013
東京文化会館 2013/4/29
ルトスワフスキ四重奏団のコンサー
トは、アジア演奏ツアーの一環とし
て催された。同四重奏団は、香港、
シンガポール、北京でもルトスワフ
スキの楽曲を演奏し、その普及に努
めた。
ヴィェルシャリン劇団『マネキン人
形論-シュルツ
「肉桂色の店」の断片
による』
シアターX 東京 2013/4/25~28ヴ
ェルシャリン劇団の公演は、大成功裏
に終わった。上演終了後、観客と演出
03月25日
家・出演俳優との長時間にわたるディ
スデディ船譲渡式@常石造船所
スカッションが繰り広げられた。
同劇
2013年3月25日、香川県多
度津町にある常石造船所に
アンナ・マリア・スタシキェヴィッチ
おいて、
ポーランド汽船会社
初来日コンサート
へカルパティ船に続いてスデ
ティ船の譲渡式が行われた。
東京・紀尾井ホール 2013/3/26
「障害者週間」東欧音楽家支援 国
際親善交流特別演奏会 東日本大
震災チャリティーコンサート
団にとっては今回、
1994年以来2度目
の来日にあたる。
Film
Music
Animation
Literature
Visual Arts
Theatre
CULTURE
スパイ容疑でソ連当局に逮捕された
ポーランド軍人のヤヌスは、極寒の
シベリア強制収容所に収監される。
ヤヌスは収容所内で出会った仲間
6人とともに収容所からの脱出を図
るが……。
ロマン・ポランスキ監督の
『戦場のピ
オルガ・トカルチュク来日
ユリアン・トゥヴィムの詩 - 本となか
アニスト』公開10周年記念 スペシャ
立教大学、東京大学、
同志社大学
よくなる1日 ハロー! ブックス
ル・コレクション DVD / Blu-ray リ
2013/3/1~3
佐渡島 新潟県 2013/4/20
リース 2013/3/2
作家オルガ・トカルチュクは日本を初
現代日本を代表する詩人・谷川俊太
ナチスドイツ侵攻下のポーランドで
めて訪れ、東京と京都で、読者との
郎さんの朗読会「音のしじま」
には、
ポ
生きた実在のユダヤ人ピアニストの
集いに出席した。立教大学での講演
ーランドのヴァイオリン奏者オルガ・
自伝を映画化。本作はカンヌ映画祭
会、東京大学で「中欧文学の夕べ」が
でパルムドールを受賞。監督と主演
催され、
『昼の家、夜の家』
(1998)
と
のエイドリアン・ブロディは、
ボストン
映画批評家賞を受賞。
シカゴ映画批
A-21国際美術展による、
日本人作家
た。京都・同志社大学で、講演と朗読
評家賞など数々の映画賞にノミネー
の会が開かれた。
いずれのイヴェント
も、学生、文学者、
その他聴衆の多大
(琴)
とデュエットを組んで出演しまし
ト展 海岸通大阪 2013/4/9~14
『逃亡派』
(2007)
の一部を朗読し
トされた。
ヴォイチェホフスカさんが堀つばささん
A-21 日本・ポーランド交流現代アー
とポーランド人作家による現代美術
の交流展でした。
ポーランドのポズナ
ン美術大学の教授たちを中心とする
の関心を集めた。2013年秋には、小
メンバーが参加しました。
説『逃亡者』
(小椋彩訳、
白水社)
の
た。谷川俊太郎さんは、朗読会で、
自
作の詩だけでなく、
日本語に翻訳され
ているユリアン・トゥヴィムの詩を読み
ました。
ポーランド詩人の詩作デビュ
ー100周年+死去60周年を記念す
る
「トゥヴィム年」
の一環としてです。
ポ
ーランド広報文化センターのブースに
刊行が予定されている。
は、
ポーランド詩・散文の書籍やオー
ディオブックが展示されました。日本
語で刊行されたトゥヴィムの著書も並
べられました。多くの読者が、ポーラ
ンド・ブースを訪れてくださいました。
ミハウ・マルティホヴィエツのプロジェ
クト
「IN MEMORY」古総湯 石川県
アグニェシュカ・ホランド監督の
『ソハ
加賀市 2013/3/23〜5/5
ポーランド出身で成長著しい現代ア
ウェイバック 脱出6500km DVD リ
ーティスト、
ミハウ・マルティホウィエツ
リース 原案:
『脱出記―シベリアから
によるプロジェクト。舞台は、石川県
インドまで歩いた男たち』
スワヴォミ
の加賀「古総湯」。古総湯建物の特
ル・ラヴィッチ (著) 2013/3/2
徴のひとつでもある
「色ガラス」
にイン
「刑事ジョン・ブック 目撃者」
「マス
スピレーションを得た
『In Memory』
ター・アンド・コマンダー」の名匠ピ
は、色彩を用いてある状況(コンテク
ーター・ウィアーが、スラボミール・ラ
スト)
を古総湯内に作り出す、
サイト・
ウイッツによる手記「脱出記 シベリ
スペシフィックなインスタレーション
アからインドまで歩いた男たち」
を映
作品でした。
画化した実録冒険ドラマ。1940年、
の地下水道』DVD リリース
2013/4/19
『敬愛なるベートーヴェン』
のアグ
ニエシュカ・ホラント監督が、第二
次大戦下のポーランドで自身と家族
の命を顧みずに多くのユダヤ人たち
を助けようとした下水修理人ソハの
木田佐和子によるシマノフスキ
姿を描く。
アカデミー賞外国語映画
賞候補にもなったヒューマンドラマ。
作曲「協奏交響曲」演奏会
東京芸術劇場コンサートホール
2013/3/20
駐日ポーランド共和国大使館
駐日ポーランド共和国大使館 貿易・投資促進部
ポーランド広報文化センター
〒153-0062 東京都目黒区三田2-13-5
153-0063 東京都目黒区目黒 1-24-12 オリックス目黒ビル2F
〒153-0062 東京都目黒区三田2-13-5
tel: 03 5794 7020 fax: 03 5794 7024
tel: 03 5437 5050 fax: 03 5437 5040
tel: 03 5794 7020 fax: 03 5794 7024
5
ワルシャワの起こり – ヴァルスとサヴァ
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