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人間生活学科 生活クリエイション専攻 1年次
人間生活学科 生活クリエイション専攻 1年次 人間生活学科 生活クリエイション専攻 1年次 科 目 名 担 当 者 開講時期 履修形態 授業形態 単位数 日本文化史 佐藤 智広 前期 選択 講義 2 【授業のねらい】 日本の歴史と文化を学びながら、日本に住む者の精神構造を考える。なぜブログやツイッターが流行 るのか、なぜ装飾が好きなのか、といった身の回りのことがどこに根ざしているのかを考え、受講生 がそれぞれに自分なりの文化史観を持てるようにする。 【学習成果項目(到達目標)】 *日本の文化の諸相を理解し、それがいかに自分と関わっているのか興味を持って考察できる。 *さまざまな伝統文化を理解し、また諸外国との価値観や態度と比較することを通して、社会人とし ての教養・マナーを身につける。 【授業の内容・スケジュール】 1 仮名文字の発明 2 神話を読み解く―言霊― 3 アニミズム 4 外国との交流―東アジア― 5 自分を綴る 6 陰陽道 7 武家文化の興隆 8 武家文化の成熟 9 外国文化の流入―西欧諸国― 10 喫茶の流行 11 様々な芸能―謡う― 12 様々ん芸能―舞う― 13 数寄を凝らす 14 かわいさ 15 まとめ 【準備学習の内容】 学習内容に応じ、適宜予習復習を行うこと。 【成績評価の方法】 レポート・作品等の提出物70% 授業外課題20% 出席状況・受講態度10% 【教科書・参考書】 教科書:日本文化論キーワード(有斐閣) 参考書:授業時に適宜紹介する。 【その他】 - - ―2 1― 人間生活学科 生活クリエイション専攻 1年次 科 目 名 担 当 者 開講時期 履修形態 授業形態 単位数 日本語表現 佐藤 智広 後期 選択 講義 2 【授業のねらい】 様々な日本語の表現方法を学び、大学生としてふさわしい日本語表現力を身につける。見落としがち な誤った表現、しゃべりことば、誤字脱字といった基本的なことを習得し、その後、まとまった分量 の文章で、自分の考えを述べられるようにする。手紙のような敬体文にも習熟する。 【学習成果項目(到達目標)】 *自分の考えや身の回りの出来事を、的確で分かりやすい日本語を用いて表現できるよう、自分なり に工夫をしたり、語彙を獲得したりする。 *現代日本語における問題を理解し、変動する言葉の歴史を知ると同時に、大学生にふさわしい表現 方法を身につける。 【授業の内容・スケジュール】 1 短文で説明する(1) 2 短文で説明する(2) 3 書き言葉と話し言葉 4 不適切な表現 5 事実を伝える文 6 論文の構成 7 題材を考える 8 構成を考える 9 文章を整える 10 レポート・論文作成上の注意 11 敬体の文章の特徴 12 手紙文の形式 13 手紙文の応用 14 日本語特有の表現 15 まとめ 【準備学習の内容】 様々な課題があるので、授業時間外にも積極的に取り組むこと。 【成績評価の方法】 平常試験30% レポート30% 授業外課題30% 出席状況・受講態度10% 【教科書・参考書】 教科書:なし 参考書:授業時に適宜紹介する。 【その他】 - - ―3 2― 人間生活学科 生活クリエイション専攻 1年次 科 目 名 担 当 者 開講時期 履修形態 授業形態 単位数 科学の世界 蓮沼 良一 後期 選択 講義 2 【授業のねらい】 どのようにして地球上に生命が誕生したのか、食べ物を食べてどのように生命を維持し、そして子孫 へと連続していくのか、ヒトの身体の作りや働きなどについて科学的に学んでいくことをねらいとす る。ビジュアルな資料を活用して授業を行なう。 【学習成果項目(到達目標)】 *自然や生命現象を科学的視点から見る。 *生物や化学の基礎的な事柄を知ることを通して自分自身を高める学習や行動を積極的に実践でき る。 *生命現象を化学的視点から見て、「身体をつくるもの」、「人の身体のつくりや働き」、「感染の予防 (免疫)」などを中心とした解説から、生活を営むための基礎力を身につける。 【授業の内容・スケジュール】 1 イントロダクション・宇宙と地球の誕生 2 からだを作るもの、栄養素 3 食べ物のゆくえ、人間の生活に有用な微生物 4 脳の働き 5 水の働き 6 糖質 7 脂質 8 タンパク質 9 生命の誕生、親に似るもと、遺伝子 10 発がん 11 病気(感染症)の予防 12 免疫・アレルギー 13 病気をおこす微生物 14 環境と健康 15 まとめ 【準備学習の内容】 授業時に提示した課題に取り組むこと。 【成績評価の方法】 時間内の課題提出60% レポート・作品等の提出物20% 出席状況・受講態度20% 【教科書・参考書】 教科書:なし 参考書:随時、プリントを配付 【その他】 - - ―4 3― 人間生活学科 生活クリエイション専攻 1年次 科 目 名 担 当 者 開講時期 履修形態 授業形態 単位数 教養数学(統計) 田中 正夫 前期 選択 講義 2 【授業のねらい】 統計は、社会科学、自然科学、人文科学の研究、行政や社会・経済活動、家庭生活など、様々な分野 で使われている。本講座では、統計の具体的なデータを用いて統計の基礎知識を身に付ける。また、 正規分布する統計資料を中心に、統計数値の見方や分析方法について学ぶ。 【学習成果項目(到達目標)】 *統計的課題を的確に捉え、標本調査など解決に向けた方策を立てることができる。また、統計結果 を読みとり、判断することができる。物事を論理的に考察し、述べることができる。 *調査・統計の方法と分析の方法を身につける。標本抽出や抽出結果の整理とグラフ化などができ、 また、平均値、標準偏差、相関係数などの計算ができる。推定と検定ができる。 *統計用語、記号、単位、割合、確率など統計の基本的な事柄の理解および数式処理技能を身に付け、 日常生活に応用することができる。 【授業の内容・スケジュール】 1 統計データの整理Ⅰ・・度数分布表、ヒストグラム 2 統計データの整理Ⅰ・・帯グラフ、円グラフ、その他のグラフ 3 統計データの整理Ⅱ・・平均値と代表値 4 統計データの整理Ⅱ・・標準偏差 5 相関と回帰・・相関係数、相関分析 6 相関と回帰・・回帰直線、回帰分析 7 確率と確率分布・・二項分布、ポアソン分布 8 確率と確率分布・・正規分布 標準正規分布、正規分布の表の見方・使い方 9 確率と確率分布・・正規分布の確率計算、偏差値、5段階評価 10 母集団と標本・・標本抽出、大数の法則、中心極限定理 11 推定・・母平均の推定 12 推定・・母比率の推定 13 検定・・検定の考え方、平均値の検定 14 検定・・比率の検定 15 検定・・適合度検定、独立性の検定 【準備学習の内容】 授業前に教科書に目を通し、そこに書かれている問題を考えておく。 【成績評価の方法】 本試験 70% レポート・作品等の提出物 20% 出席状況・受講態度 10% その他 0% 【教科書・参考書】 教科書:「やさしい統計学」(柴山宮惠子著、成文堂刊) 参考書:その都度指示す 【その他】 衣料管理士2級のための必修科目 - - ―5 4― 人間生活学科 生活クリエイション専攻 1年次 科 目 名 担 当 者 開講時期 履修形態 授業形態 単位数 コンピュータ基礎演習 阿久津 毅 通年 選択 演習 2 【授業のねらい】 コンピュータ及び周辺機器の操作は社会人としての基礎スキルである。この演習では、コンピュータ の扱いに慣れていな学生を対象に、アプリケーションの使用方法を中心に、演習を通じて、体験的に 習得していくことを目標とする。 【学習成果項目(到達目標)】 *大学生として、さらに社会人として求められるファイル管理やネットワーク利用など、情報を利用 する基礎となるスキルを身につける。 *文書作成ソフトを利用して、社内文書や社外文書を作成する能力を身につけ、社会常識に沿った文 書による提案ができる。 *表計算ソフトを利用して、数字データを処理し作表する事務的な能力を身につけ、自分の考えを正 しく表現できる。 【授業の内容・スケジュール】 1 ガイダンス ~使用機器の説明~ 2 日本語変換について(キーボード操作を含む) 3 電子メール 4 ファイル操作 5 文書作成ソフト の利用1(社内文書Ⅰ) 6 文書作成ソフト の利用2(社内文書Ⅱ) 7 文書作成ソフト の利用3(社外文書Ⅰ) 8 文書作成ソフト の利用4(社外文書Ⅱ) 9 5回から8回までのまとめ 10 図形を利用しての文書作成(社内文書Ⅲ) 11 図形を利用しての文書作成(社外文書Ⅲ) 12 10回11回のまとめ 13 写真・図を利用しての文書作成(社内文書Ⅳ) 14 写真・図を利用しての文書作成(社外文書Ⅳ) 15 13回14回のまとめ 16 表計算ソフトの基礎 17 表計算ソフトの利用 (四則演算) 18 表計算ソフトの利用 (関数の利用) 19 ビジネス表の作成 レベル1① 20 ビジネス表の作成 レベル1② 21 19回20回のまとめ 22 ビジネス表の作成 レベル2① 23 ビジネス表の作成 レベル2② 24 ビジネス表の作成 レベル2③ 25 22回23回24回のまとめ 26 ビジネス表の作成 レベル3① 27 ビジネス表の作成 レベル3② 28 ビジネス表の作成 レベル3③ 29 ビジネス表の作成 レベル3④ 30 26回~29回のまとめ 【準備学習の内容】 キーボード操作に慣れておくこと 【成績評価の方法】 レポート・作品等の提出物60% 出席状況・受講態度 40% 【教科書・参考書】 教科書: 特になし 授業中にプリントを配布 参考書: 特になし 【その他】 中学校教諭2種免許状(家庭)のための選択必修科目 - - ―6 5― 人間生活学科 生活クリエイション専攻 1年次 科 目 名 担 当 者 開講時期 履修形態 授業形態 単位数 総合英語 大山 美子 通年 必修 演習 2 【授業のねらい】 英語で身近なことを言ったり、自己紹介する、そんな些細なことが、外国文化の理解や、世界中の人々 とのコミュニケーションにつながります。この授業では、毎回のLL演習を通じて、英語の会話表現を 学び、英語を使って簡単な会話をすることが目標です。 【学習成果項目(到達目標)】 *グローバル社会において、必須である英語の基本的運用能力を高める。 *自分の思いや考えを他者に英語で伝え、コミュニケーションを図る能力を養う。 【授業の内容・スケジュール】 1 Course instruction/ Self introduction 2 Hello,I’m Bradley. 3 Brad is my friend. 4 I’d like to meet Richard. 5 Review Lesson 6 A Job Advert 7 Come in and look at my new Flat. 8 My Neighbourhood 9 Review Lesson 10 Writing a CV 11 An Interview 12 A Blog 13 Which one is better? 14 Dear Diary 15 Review Lesson 16 At Work 17 Ordering Kichen Products 18 Customer Complaints 19 Review Lesson 20 Thanking People 21 Arranging Date 22 When and Where 23 Review Lesson 24 Directions 25 It was a great date. 26 Lost Property 27 A Birthday Present 28 Bad Luck 29 Happy Ending 30 Review Lesson 【準備学習の内容】 毎回テキストの次のUnitの英単語、英熟語の意味を調べておきましょう。毎回の授業のLL演習の態度 と出席を重視します。Review Lessonでの英会話実技試験に向けて、各自英会話の練習が必須です。 【成績評価の方法】 平常試験 30% レポート・作品等の提出物 40% 出席状況・受講態度 30% 【教科書・参考書】 教科書:Hello,I’m Bradley -English for Active Communication-( NANUNDO ) 参考書:授業内に指示 【その他】 中学校教諭2種免許状(家庭)のための必修科目 - - ―7 6― 人間生活学科 生活クリエイション専攻 1年次 科 目 名 担 当 者 開講時期 履修形態 授業形態 単位数 スポーツ理論・実技 大久保 寛之 通年 必修 講義・実技 1・1 【授業のねらい】 スポーツの理論および実技を学習し実践することを通して,心身のにおける健やかな状態を保つ必要 性について学ぶ.実技は,チームや自分自身の心身の調和・健康の増進を促すと共に,スポーツにお ける基礎的技能の得ることを狙う.また,理論は,現代における健康観を理解し,健康を保つ為に自 分自身の身体をどうすれば良いかを学ぶ. 【学習成果項目(到達目標)】 *スポーツを楽しみ、自ら積極的に取り組む姿勢を身につける. *将来の健康について,どのようにして自ら設計し実践するかを説明できる. *授業を通して友との和を計り、人を大切にする気持ちが持てるようになる. 【授業の内容・スケジュール】 1 授業目的と授業展開説明.実技の服装(理論) 2 心肺蘇生と体力測定(1) 3 体力について(理論) 4 健康について(理論) 5 体力測定を自己評価して目標作成(理論) 6 レクリエイションスポーツ(1)歴史・基本 7 レクリエイションスポーツ(2) 8 レクリエイションスポーツ(3) 9 レクリエイションスポーツ(4) 10 レクリエイションスポーツ(5) 11 バスケットボール(1)歴史・基本 12 バスケットボール(2) 13 バスケットボール(3) 14 バスケットボール(4) 15 バスケットボール(5) 16 身体の基本について(理論) 17 バドミントン(1)歴史・基本 18 バドミントン(2) 19 バドミントン(3) 20 バドミントン(4) 21 バドミントン(5) 22 バレーボール(1)歴史・基本 23 バレーボール(2) 24 バレーボール(3) 25 バレーボール(4) 26 バレーボール(5) 27 体力測定(2) 28 自分の身体を知る(1)(理論) 29 自分の身体を知る(2)(理論) 30 自分の身体を知る(3)(理論) 【準備学習の内容】 授業時に提示した課題に取り組むこと. 【成績評価の方法】 レポート・作品等の提出物20% 実技試験20% 出席状況・受講態度 60% 【教科書・参考書】 教科書:随時配布 【その他】 中学校教諭2種免許状(家庭)のための必修科目 - - ―8 7― 人間生活学科 生活クリエイション専攻 1年次 科 目 名 担 当 者 開講時期 履修形態 授業形態 単位数 人間学 大原 あゆみ 後期 必修 講義 2 【授業のねらい】 先人達の思索によって生み出された様々な「ことば」を手がかりにして、現代に生きる私たちにとっ て切実なテーマについて丁寧に考察する。その際、現実の社会において生じている身近な諸問題と関 連づけながら、より具体的に考えていきたい。 【学習成果項目(到達目標)】 *本質的な議論の読解を通じて様々な考え方を学び、それによって客観的に自己を捉えようとするこ とができる。 *自己と現実の社会との関連について、より具体的に考察を深めることができる。 【授業の内容・スケジュール】 1 ガイダンス 2 そもそも人間ってなに?① 3 そもそも人間ってなに?② 4 私ってだれ?① 5 私ってだれ?② 6 ほんとうの友達?① 7 ほんとうの友達?② 8 コミュニケーションは難しい?① 9 コミュニケーションは難しい?② 10 人間が学ぶのはなぜ?① 11 人間が学ぶのはなぜ?② 12 死を考える① 13 死を考える② 14 そして、生きること 15 まとめ 【準備学習の内容】 各週の授業で学んだことは次回までに復習し、理解を深めておくこと。 【成績評価の方法】 筆記試験80% 出席状況・受講態度20% 【教科書・参考書】 教科書:哲学のことば(左近司祥子、岩波書店) 参考書:授業時に適宜紹介 【その他】 - - ―9 8― 人間生活学科 生活クリエイション専攻 1年次 科 目 名 担 当 者 開講時期 履修形態 授業形態 単位数 キャリアデザイン論 鈴木 洋 前期 必修 講義 2 【授業のねらい】 キャリアデザインとはこれから歩む道をデザインすることである。本講座では、自らのこれまでの生 き方を振り返りながら自己理解を深め、学ぶことと働くことの意義を考えるとともに、今後どう生き ていくか自分自身に問いかけ続けるものである。 【学習成果項目(到達目標)】 *変化する社会の中で、職業との関連において、個性を発揮しながら生き生きと生きるために、自分 の性格や特徴を理解することができる。 *恋愛、結婚、子育てを自分自身の問題と考えるとともに、少子高齢社会、長寿社会をより豊かに生 きる(自分自身を高めながら)ためのキャリアをデザインすることができる。 【授業の内容・スケジュール】 1 現代社会とキャリアデザイン ~キャリアの定義とキャリアデザインの基礎理解 2 キャリアと自分史 ~他者との関わり・学校の諸活動・社会との関わり 3 他者を通して行う自己分析 ~相互分析の手法を用いて 4 これまでの学校生活とキャリア 5 キャリアデザインと人生設計1 ~職業・生涯収入 6 キャリアデザインと人生設計2 ~生きがい・生涯学習・生涯発達 7 女性と恋愛、結婚、仕事と子育てを考える 8 ワークライフバランスを考える-仕事と家庭 9 職業意識と職場理解について1 10 職業意識と職場理解について2 11 職業意識と職場理解について3 12 自己PR ~自己PR文の作成を通じて 13 キャリアデザインとケーススタディ 14 キャリアデザインに向けて1 15 キャリアデザインに向けて2 【準備学習の内容】 授業時に指示した課題に取組むこととし、レポート提出を課す。グループワークを行うことがある。 【成績評価の方法】 本試験 50% レポート・作品等の提出物 35% 出席状況・受講態度 15% 【教科書・参考書】 教科書:印刷物を用いる 参考書:その都度指示する 【その他】 - - ―10 9― 人間生活学科 生活クリエイション専攻 1年次 科 目 名 担 当 者 開講時期 履修形態 授業形態 単位数 現代社会の課題:消費生活 宮坂 順子 前期 選択 講義 2 【授業のねらい】 私たちは生活に必要なモノやサービスの多くを貨幣で購入し,消費して生活している。それはしばし ば生活の安全や豊かさが脅かされることにつながる場合がある。消費者問題の基本的な知識を学び, 自立した消費者とは何かを考える。 【学習成果項目(到達目標)】 *日常生活に必要不可欠な基本的な消費生活の知識を身に付ける。 *消費者トラブルから身を守り,自律した消費者として行動できるよう,基本的な問題解決の方策 を学ぶ。 【授業の内容・スケジュール】 1 はじめに 2 消費者問題とは (1)消費者の不利益とは 3 (2)消費生活の変化と消費者被害の発生 4 (3)消費差問題の構造 5 (4)消費者の権利と責任 6 消費者問題解決の方策(1)消費者運動 7 (2)消費者行政 8 (3)消費者法 9 消費者問題の現状 (1)契約をめぐる消費者問題 10 (2)サービス化の進展と消費者問題 11 (3)高度情報通信化に伴う消費者問題 12 (4)カード社会と消費者問題 13 (5)食品・消費生活用品の消費者問題 14 (6)消費生活と環境問題 15 まとめ 【準備学習の内容】 授業時に提示した課題に取り組むこと。 【成績評価の方法】 平常試験50%,レポート30%,出席状況・授業態度20% 【教科書・参考書】 教科書:未定 参考書:鈴木深雪著『消費者政策ー消費生活論』尚学社 【その他】 - - ― 11 10 ― 人間生活学科 生活クリエイション専攻 1年次 科 目 名 担 当 者 開講時期 履修形態 授業形態 単位数 生活学(家庭経営を含む) 川田 江美 前期 必修 講義 2 【授業のねらい】 現代社会における少子・高齢化を背景にした生活を見つめていく。特に「生活の社会化」の大幅な進 展を視野にいれ家族、女性、経済、消費、人生などの身近な課題について取り組んでいる。本講義を 通して、自身の生活を見つめ、将来に向けて生活を主体的に創り上げていく力を身につける. 【学習成果項目(到達目標)】 *生活そのものの機能や人間にとっての必要性を理解し、生活を取り巻く課題や問題点を認識するこ とができる。 *生活上に必要な基礎的な概念を持ち、快適で心豊かな生活を送るための意欲関心をもち、生活経営 能力を身につけていく。 【授業の内容・スケジュール】 1 オリエンテーション:自分自身の生活を考える 2 日本の人口構造変化、家族、・世帯の変化 3 家族 ①変容する家族②男女の役割と家族 4 ③これからの家族・・・まとめテスト1 5 女性 ①アンペイドワーク②ペイドワーク 6 ③女性の働き方・・・まとめテスト2 7 経済 ①国民経済②ライフステージごとの経済 8 ③現代・将来の経済バランスと社会変化と経済変化・・・まとめテスト3 9 消費 ①問題商法と多重債務 10 ②契約と責任・・・まとめテスト4 11 人生 ①子ども②老い 12 ③生活保障 13 ライフスタイルの構築・・・まとめテスト5 14 生活時間調査の実施・生活時間調査の考察 15 まとめ 【準備学習の内容】 新聞・雑誌・メディアなどを通して各テーマに関連したことに関心を持つ。 【成績評価の方法】 授業内試験5回 90% レポート等の提出物10% 出席状況・受講態度 10% 【教科書・参考書】 教科書:21世紀の生活経営 自分らしく生きる 第三版(臼井和恵編著、同文書院) 参考書:必要に応じて資料を配布 【その他】 中学校教諭2種免許状(家庭)のための必修科目 - - ― 12 11 ― 人間生活学科 生活クリエイション専攻 1年次 科 目 名 担 当 者 開講時期 履修形態 授業形態 単位数 食生活論(食品学・栄養学を含 む) 前田 文子 前期 必修 講義 2 【授業のねらい】 私たちの食生活は健康に深く関係していることを知り、健康な食生活について考える。また、現在日 本の食生活について、歴史的、文化的な背景や社会的な視点から捉えるとともに、世界の食糧事情と その中での日本のあり方、環境問題と食生活の関連を知り望ましい食生活について考える。さらにこ れからの食生活の課題を知り、問題解決に向けての取り組みを考える。 【学習成果項目(到達目標)】 *食生活の意義を理解し、様々な視点から豊かな食生活とは何かを考え、自分の言葉で説明できる。 *健康と食生活との関連を理解し、健全な食生活を営むために食品や栄養についての基礎知識を習得 し実生活に活かす。 【授業の内容・スケジュール】 1 食生活の概念(食生活の機能と役割) 2 食生活と健康(日本人の健康状態と食生活) 3 日本の食の歴史(古代から日本料理の成立まで) 4 食の文化1(日本の饗応料理の種類と特色) 5 食の文化2(行事食と郷土食) 6 食の文化3(中国料理と西洋料理) 7 世界の食生活の変遷1(世界の主食と風土) 8 世界の食生活の変遷2(食の広がりとコロンブスの交換) 9 現代食生活の課題1(食の外部化と欧米化) 10 現代食生活の課題2(グローバリゼーションと食の安全性) 11 現代食生活の課題3(世界の水争奪・環境問題) 12 新しい食料生産1(命を食べるということ) 13 新しい食料生産2(新世代遺伝子組み換え作物とクローン技術) 14 自分の食生活を見直す(食生活日誌の活用) 15 豊かな食生活とは 【準備学習の内容】 授業時に提示した課題に取り組むこと。食に関する新聞記事などを読むこと。 【成績評価の方法】 定期試験 70% レポート 20% 出席・受講態度 10% 【教科書・参考書】 参考書:食生活論(福田靖子・小川宣子編、朝倉書店) 参考書:新版フードコーディネーター教本(フードコーディネーター協会編、柴田書店) 【その他】 フードスペシャリストのための必修科目 フードコーディネーター3級のための必修科目 中学校教諭2種免許(家庭)のための必修科目 - - ― 13 12 ― 人間生活学科 生活クリエイション専攻 1年次 科 目 名 担 当 者 開講時期 履修形態 授業形態 単位数 衣生活論 佐々木 由美子 前期 必修 講義 2 【授業のねらい】 本講座は、衣生活全般にわたり,自然科学的及び社会科学的の両側面から総合科学的な衣生活を考え る学問である。生活の中での実際的な内容を中心に据えることで、日常をテーマに衣生活を見直し、 さらに時代の現状を把握し、自立した賢い生活者を育成することをねらいとする。 【学習成果項目(到達目標)】 *人間が生活する上で必要である衣服に関して、その衣服の機能や人間にとっての必要性などを理解 する。 *生活上に必要な衣服に関する基礎的な概念を持ち、快適で心豊かな生活が送るための意欲関心をも つ。 【授業の内容・スケジュール】 1 衣服と生活・・・衣服と生活の関係、衣服分野の分類、衣服の機能 2 衣服の社会学(1)・・・着装心理の個人的要因 3 衣服の社会学(2)・・・着装心理の対人・集団・文化的・社会的要因 4 衣服の造形 5 衣服の衛生・・・着装環境 6 衣服行動・・・現代的視点による 7 衣服の素材(1)・・・繊維 8 衣服の素材(2)・・・糸・織物・編物 9 衣服素材の染色と加工 10 衣服の管理 11 衣服と環境 12 衣服選択と購入 13 衣生活の見直し 14 これからの衣生活設計 15 衣生活日誌からみる自分の装い 【準備学習の内容】 日常生活における、衣服の選択・管理などに目を向け、学習内容に応じ、適宜、予習・復習を行うこ と。 【成績評価の方法】 期末試験を実施 筆記試験 80% レポート・作品等の提出物15% 出席状況・受講態度5% 【教科書・参考書】 教科書:加藤ら「衣生活論」建帛社 参考書:小林ら「衣生活論 装いを科学する」弘学出版 【その他】 中学校教諭2種免許状(家庭)のための必修科目、 衣料管理士2級のための必修科目 - - ― 14 13 ― 人間生活学科 生活クリエイション専攻 1年次 科 目 名 担 当 者 開講時期 履修形態 授業形態 単位数 生活文化論 佐々木 由美子 後期 必修 講義 2 【授業のねらい】 人間は生活の中で様々な文化を生み出し、豊かな心の糧を享受しあっている。衣食住の生活を文化と いう視点でとらえ、日本に根ざし、継承されてきた生活のしきたりや行動、そこに込められた思想な どを取り上げる。また、外国の生活文化にも触れ、文化の多様性と融合についても考える。 【学習成果項目(到達目標)】 *日本人として知っておきたい作法や年中行事、冠婚葬祭の意義と様式についての知識を身につける。 *伝統的な生活様式や慣習の中にある日本人の思い、宗教観、自然観を理解し、自分の言葉で説明で きる。 *月見、お正月、節句などのしつらえや食文化を知り、現代の生活の中で表現する術を考え、新しい 生活文化を創造する。 【授業の内容・スケジュール】 1 生活文化とは 2 生活文化の特質について 3 日本の暦と歳時記 4 農耕民族の自然観・宗教観 5 ハレの日の持つ意義 6 生活の中の儀礼と祭り(1) 7 生活の中の儀礼と祭り(2) 8 料理の成立と食文化の変遷 9 生活環境と生活文化 (1) 10 生活環境と生活文化 (2) 11 正月の意味としきたり 12 江戸時代の生活文化 13 外国の生活文化 14 文化の融合と共生 15 現代社会の生活文化、その特徴と課題 【準備学習の内容】 学習内容に応じ、適宜、予習・復習を行うこと。 【成績評価の方法】 定期試験を実施 筆記試験 60% レポート・作品等の提出物 30% 出席状況・受講態度 10% 【教科書・参考書】 教科書:生活文化論(佐々井啓編、朝倉書店) 参考書: 【その他】 - - ― 15 14 ― 人間生活学科 生活クリエイション専攻 1年次 科 目 名 担 当 者 開講時期 履修形態 授業形態 単位数 被服繊維学 川田 江美 後期 選択 講義 2 【授業のねらい】 被服を構成している繊維の種類を、分子構造と製造法から分類して、そのグループ共通の特徴を知る。 主に繊維の物理的特性及び消費性能は各繊維高分子の1次、2次、3次構造及び微細構造や形態に影 響されることを理解する。 【学習成果項目(到達目標)】 *衣料繊維の種類、用途、生産地、製造法、性質、品質表示などについて必要な基本的な知識を身に つける。 *繊維の外部形態や内部構造と性質と物理的特性・消費性能などの関係を、筋道立てて論理的に説明 できる。 *日常生活において、被服素材としての繊維の特徴を理解した上で衣生活に活かすことができる。 【授業の内容・スケジュール】 1 オリエンテーション 布・糸・繊維について、高分子と繊維 2 繊維材料としての高分子①高分子の種類と分類、低分子と高分子、重合 3 ②分子構造、凝集構造、配向、結晶と非結晶 4 ③総状ミセル、結晶領域と非結晶領域の割合と繊維の物性 5 繊維の種類と特徴①繊維の種類と分類 6 ②繊維の形態、繊維の性質 7 ③衣料繊維の種類、表示・商標、天然繊維の歴史、原産国とその現状 8 ④化学繊維発明の歴史とその製造法 9 天然繊維の構造と性質 天然繊維(綿) 10 天然繊維(麻、、絹) 11 天然繊維(毛) 12 化学繊維の構造と性質 再生セルロース繊維(レーヨン、ポリノジック、キュプラ) 13 半合成繊維(アセテート、トリアセテート、プロミックス) 14 合成繊維(ポリエステル、ナイロン、アクリル、その他) 15 新しい繊維、最近の繊維加工の動向、 【準備学習の内容】 テキスタイル学実験と関連付け、毎回の授業後に必ず復習し、教科書の次回の講義内容に目を通して おくこと。 【成績評価の方法】 筆記試験 80% レポート・作品等の提出物 15% 出席状況・受講態度 5% 【教科書・参考書】 教科書:新稿 被服材料学―概説と実験(中島利誠 光生館) 参考書:授業時に適宜指示 【その他】 衣料管理士2級のための必修科目 - - ― 16 15 ― 人間生活学科 生活クリエイション専攻 1年次 科 目 名 担 当 者 開講時期 履修形態 授業形態 単位数 テキスタイル学 川田 江美 前期 選択 講義 2 【授業のねらい】 本講座では、被服を素材面から捉え、被服のもつ自然科学的なものの見方や考え方を学ぶ。特に被服 材料の構成単位である、糸・織物・編み物等を中心に、その種類や特徴を学んでいくとともに、被服 の着用目的を明確にし、被服・アパレル製品の材料として考える。 【学習成果項目(到達目標)】 *被服材料である糸・織編物の種類と特徴など専門知識を身につける。 *身につけた専門知識を生かし、事象を自らの言葉で客観的に説明することができる。 *知識を生かし自分の生活に活用し、質の高い生活を送ることができる。 【授業の内容・スケジュール】 1 オリエンテーション 被服材料の種類と特性 2 糸・・・糸の分類 3 糸・・・糸の構造 4 布・・・織物組織と種類 5 布・・・織物の作り方 6 布・・・織物の組織の判定 7 編物・・・編物の種類と構造 8 編物・・・編物の作り方 9 編物・・・編物の特徴と用途 10 集合製品と複合製品、その他の紡織製品 11 天然皮革と人造皮革・プラスチック・ゴム 12 被服材料の改質 13 被服材料の消費性能((Ⅰ)・・・外観・風合い・形態安定に関する性能 14 被服材料の消費性能(Ⅱ)・・・保健衛生、理化学的抵抗性、強さに関する性能 15 まとめ 【準備学習の内容】 学習内容に応じ、適宜、予習・復習を行うこと。 【成績評価の方法】 筆記試験 85% レポート・作品等の提出物 10% 出席状況・受講態度 5% 【教科書・参考書】 教科書: 新版 概説 被服材料学(中島利誠、光生館) 参考書:被服材料学(林ら、実教出版) 【その他】 衣料管理士2級のための必修科目 - - ― 17 16 ― 人間生活学科 生活クリエイション専攻 1年次 科 目 名 担 当 者 開講時期 履修形態 授業形態 単位数 テキスタイル実験 川田 江美 後期 選択 実験 1 【授業のねらい】 繊維の性質に関する実験や糸、布の消費性能試験を通し、テキスタイル学で学んだ繊維の特性や取り 扱い方などを実証し、一層の理解を深める。また実験を通し、科学的物の見方を養うとともに日常生 活での衣服に関わる取り扱いに役立てる能力を育成する。 【学習成果項目(到達目標)】 *テキスタイル学・被服繊維学で学んだ専門知識を生かし、実験を通しその整合性を確認し、より深 い理解をする。 *実験を通し、得た結果を筋道お立て分析し、専門知識を生かしながら考察し、それをレポートとし て仕上げることができる。 *実験を通して、班の一員としての自覚を持ち、協調性を大切に実験に参加することで、チームワー ク力、責任感を身につけることができる。 【授業の内容・スケジュール】 1 繊維の基本的性質についての解説(図表、資料をもとに比較検討) 2 実験についての諸注意(プリント配布) 危険防止、基本的操作、器具の扱い方など 3 繊維の性質(その1)実験1 繊維の熱的性質に関する実験(燃焼性実験) 4 実験2 繊維の化学的性質に関する実験:①薬品による溶解性②呈色反応 5 実験3 繊維の形態:顕微鏡による側面観察、断面観察 6 実験4 未知繊維の鑑別 7 テキスタイルの諸性能(物性値の意味するもの)についての解説 8 繊維の性質(その2)実験1 繊維、布の吸湿性・吸水性・撥水性 9 実験2 摩擦による静電気帯電量 実験3 織物の構造と性質 10 実験4 アイロンによるセット効果と布の損傷 11 実験5 織物の力学的性質 実験6 織物の引き裂き強度 12 実験7 織物の硬軟度、ドレープ性 実験8 織物の防しわ性 13 実験9 繊維の製造(レーヨン、ポリエステル) 実験10 フェルトの製作 14 実験結果のまとめ、データの入力、図表の作成 15 結果についての総合評価、発表 【準備学習の内容】 授業時に提示した課題(実験レポート)に取り組むこと 【成績評価の方法】 レポート・作品等の提出物 85% (但し結果・考察のないものはレポートと認めない) 出席状 況・受講態度 15 【教科書・参考書】 教科書:新稿 被服材料学―概説と実験―(中島利誠、光生館) 参考書:被服材料学(林ら、実教出版) 【その他】 衣料管理士2級のための必修科目 - - ― 18 17 ― 人間生活学科 生活クリエイション専攻 1年次 科 目 名 担 当 者 開講時期 履修形態 授業形態 単位数 被服管理学 板垣 昌子 後期 選択 講義 2 【授業のねらい】 衣服は、汚れを取り、形を整えるための洗濯が不可欠である。衣服は、着用・洗濯などの消費過程に おいて外部からさまざまな物理化学的刺激を受けることになる。そうした衣服をどのようにしたら美 しく長持ちさせ、初期の性能を変化させずに管理できるのか概説する。 【学習成果項目(到達目標)】 *被服を適切に洗濯・保管するための基礎知識を習得することができ、さらに、実生活に生かす能力 が身につく。 *被服の消費過程に沿って生じる様々な現象及び原因が説明でき、未然に防ぐ対策が講じられる。 *衣料管理士としてファッション業界に携わる者としての意識を高める。 【授業の内容・スケジュール】 1 被服管理学の扱う領域について 2 着用による被服の汚れの種類と性能低下 ①汚れの発生源と性状からの分類 ②衛生的性能への影響 3 被服の洗浄1 ①洗濯用水 ②硬水と軟水 ③硬度の表示と算出 ④硬度成分の洗浄への影響 4 被服の洗浄2 ①洗剤の種類 ②成分 ③界面活性剤 ④配合剤 (レポート提出) 5 被服の洗浄3 ①汚れと繊維素材 ②汚れの付着機構 6 汚れ除去のメカニズム①ぬれ ②油性汚れの除去 ③固体粒子汚れの除去 ④界面活性剤水溶液の性質 7 被服の取り扱い JISおよびISOの取り扱い絵表示について(レポート提出) 8 洗浄条件(温度、時間、染浴組成、浴比など)と洗浄力との関係 9 洗浄過程による布への影響について ①風合い変化 ②収縮 ③形態変化 10 漂白、増白について ①漂白剤・蛍光増白剤の種類 ②漂白・増白の原理 ③使用法 11 しみぬきについて ①しみの種類の見分け方 ②しみぬき方法 ③しみぬき剤 12 仕上げ加工について ①柔軟・帯電防止加工、②のりつけ、③アイロン仕上げ 13 商業洗濯について ①ドライクリーニングの種類と特性 ②損害賠償基準(工場見学)(レポート提出) 14 被服の保管と廃棄 ①保管中の衣類の損傷 ②防虫、防かび、抗菌の措置 ③保管 ③廃棄 15 まとめ 【準備学習の内容】 授業時に提示した課題に取り組むこと。 【成績評価の方法】 筆記試験 80% レポート・作品等の提出物 10% 出席状況・受講態度 10% 【教科書・参考書】 教科書:被服管理学および実験(林昌子 文化出版局)、 参考書:衣生活の科学(アイ・ケイコーポレーション)、衣服管理の科学(建帛社) 【その他】 衣料管理士2級のための必修科目。クリーニング工場見学を企画している。 - - ― 19 18 ― 人間生活学科 生活クリエイション専攻 1年次 科 目 名 担 当 者 開講時期 履修形態 授業形態 単位数 染織工芸 板垣 昌子 前期 選択 実習 1 【授業のねらい】 長い歴史の中で培われてきた染織文化を理解するとともに、生活者の視点から造形表現の手段として の「染織」の意義と可能性を考察し、創作への足がかりとする。小作品の制作を通して染色技法の特 性、織りによるテクスチャ-の違い、配色効果などが繊維製品の審美性を高めることを理解する。 【学習成果項目(到達目標)】 *染めと織りによるべーシックな作品制作を通して、染織の基礎を習得し、さらに日本の染織文化を 理解することができる。 *テキスタイルデザインの基礎力を養い、身の回りにある繊維製品への関心を高め、生活へ応用可能 な最低限の能力を身につけることができる。 【授業の内容・スケジュール】 1 オリエンテーション、板締めによる作品製作 -染色方法と布の準備- 2 板締めによる作品製作 -染色と仕上げ- (レポート・作品提出) 3 絞り染めによる作品の製作 -絞り染めの特徴と染色方法、図案、下絵描き、絞り- 4 絞り染めによる作品の製作 -色さし、地染め、仕上げ-(レポート・作品提出) 5 ろうけつ染めによる作品製作 -デザイン計画、図案、下絵描き- 6 ろうけつ染めによる作品製作 -ろう描き、色さし- 7 ろうけつ染めによる作品製作 -ろう伏せ、染色- 8 ろうけつ染めによる作品製作 -脱ろう、ソーピング、仕上げ-(レポート・作品提出) 9 型染めによる作品製作 -型染めの特徴と染色方法、デザイン計画、図案、型紙の製作- 10 型染めによる作品製作 -染色- 11 型染めによる作品製作 -染色、仕上げ-(レポート・作品提出) 12 織機を用いた作品製作 -織物の特徴と織の工程について、配色、織り方の計画- 13 織機を用いた作品製作 -縦糸、横糸の準備- 14 織機を用いた作品製作 -製織- 15 織機を用いた作品製作 -仕上げ-、まとめ(レポート・作品提出) 【準備学習の内容】 授業時に提示した課題に取り組む。 【成績評価の方法】 レポート・作品等の提出物 80% 出席状況・受講態度 20% 【教科書・参考書】 教科書:プリント使用 参考書:染織の文化史 (藤井守一著、理工学社)、 染織α 【その他】 衣料管理士2級のための必修科目。 - - ― 20 19 ― 人間生活学科 生活クリエイション専攻 1年次 科 目 名 担 当 者 開講時期 履修形態 授業形態 単位数 服飾造形論 佐々木 由美子 後期 選択 講義 2 【授業のねらい】 高度化、多様化するアパレル生産について、素材物性、体型情報、デザイン、パターン、縫製技術を 分析し、基本的技術を修得する。 パターンメーキングについては、平面製図と併せて立体裁断の違 いを理解し、かつ、基本的なデザインを、パターン化できる力を養う。 【学習成果項目(到達目標)】 *人体構造、アパレル形態、パターン、縫製技法を理解し、アパレル設計の基本を理解できる。 *衣服は人体を包むものであるので、着衣基体としての人体構造を理解し、そのかかわりの中で衣服 の設計を理解できる。 *人体と衣服の適合を正しく評価し、自身や着装に実践できる。 【授業の内容・スケジュール】 1 アパレルの分類とアパレルの機能性・審美性 2 人体の構造 3 人体の計測 4 人体形態の特徴とアパレル 5 人体形態と原型 6 動作・身体状況とアパレル設計 7 デザインとパターンへの展開 8 主素材の選定 9 副資材の選定 10 布地の造形性と可縫性 11 立体化技法 12 縫い糸と針の関係 13 手縫いとミシン縫い 14 アパレルの評価 15 まとめ 【準備学習の内容】 学習内容に応じ、適宜、予習・復習を行うこと。 【成績評価の方法】 期末試験を実施 本試験 80% 、レポート・作品等の提出物 10 %、 出席状況・受講態度 10 % 【教科書・参考書】 教科書:アパレル設計論(日本衣料管理協会編) 参考書:被服のための人間因子 (真壁治子、日本出版サービス) 【その他】 衣料管理士2級のための必修科目 - - ― 21 20 ― 人間生活学科 生活クリエイション専攻 1年次 科 目 名 担 当 者 開講時期 履修形態 授業形態 単位数 服飾造形基礎 佐々木 由美子 前期 選択 実習 1 【授業のねらい】 教職課程履修者が、中学校の家庭科の衣生活分野の指導に必要とされる知識と技術を習得することを 目的とする。自らが衣服を製作や補修を実習し、中学校家庭科の衣生活分野で取り扱う、衣服の選択、 手入れ、布を使った物の製作の指導の基礎としたい。 【学習成果項目(到達目標)】 *縫製に関する最も基本となる基礎技術を身につける。 *衣生活の中で、衣服の製作、修繕、再利用(リサイクル、リメイク)ができる。 *中学校家庭科の衣生活分野に必要な縫製技術を身につける。 【授業の内容・スケジュール】 1 縫製用具について 2 手縫い基礎 いろいろな縫い方 3 ミシンの構造、使用法 4 ミシン縫製応用1 巾着の作成(裁断、印つけ、ミシン直線縫い) 5 ミシン縫製応用1 巾着の作成(ミシン直線縫い、細部仕上げ) 6 ミシン縫製応用2 こども服の作成(裁断、しるしつけ) 7 ミシン縫製応用2 こども服作成(ポケット作成、ポケット付け) 8 ミシン縫製応用2 こども服作成(見返し作成、接着芯の貼り方) 9 ミシン縫製応用2 こども服作成(見返し付け) 10 ミシン縫製応用2 こども服作成(脇縫い、縫い代の始末) 11 ミシン縫製応用2 こども服作成(ファスナー付け) 12 ミシン縫製応用2 こども服作成(裾御フリル装飾) 13 ミシン縫製応用2 こども服作成(仕上げ) 14 いろいろな縫い方2 15 まとめ 【準備学習の内容】 授業時に提示した課題に取り組むこと。 【成績評価の方法】 レポート・作品等の提出物 80 % 出席状況・受講態度 20 % 【教科書・参考書】 教科書:プリント使用 参考書: 【その他】 中学校教諭2種免許状(家庭)のための必修科目 - - ― 22 21 ― 人間生活学科 生活クリエイション専攻 1年次 科 目 名 担 当 者 開講時期 履修形態 授業形態 単位数 きもの造形実習 佐々木 由美子 前期 選択 実習 1 【授業のねらい】 日本の民族衣装である和服について、浴衣の製作を通して基礎知識と縫製技術を学ぶ。一度仕立てた 着物を洗い張りし、仕立て直していた和服の縫製にはどのような工夫がなされているのか、また、普 段着用している洋服(立体構成)とどのような違いがあるのかを確認しながら被服構成を学ぶ 【学習成果項目(到達目標)】 *和服の構成上の特徴を理解し、縫製技術を身につける。 *和服の縫製と着装や手入れを学び、生活の中で活かすことができる。 【授業の内容・スケジュール】 1 和服の構成と各部の名称、洋服との相違 、採寸 2 積り方、柄あわせについて、 実習 裁断、印つけ 3 実習 袖の縫い方 背縫い 4 実習 肩当て、居敷きあてをつくる 5 実習 肩当て、居敷きあてをつける 6 実習 衽のしるしつけ、衽の衿下くけ 7 実習 衽つけ、衽縫い代始末 8 実習 衿の印つけ、衿つけ 9 実習 衿つけ、三ッ衿芯 10 実習 衿先、衿本ぐけ 11 実習 脇縫い、脇縫い代始末 12 実習 褄先の始末、裾くけ 13 実習 袖つけ 14 実習 共衿つけ、仕上げ 15 実習 着付け 【準備学習の内容】 授業時に提示した課題に取り組むこと。 【成績評価の方法】 レポート・作品等の提出物 80 % 出席状況・受講態度 20 % 【教科書・参考書】 教科書:プリント資料配布 参考書: 【その他】 - - ― 23 22 ― 人間生活学科 生活クリエイション専攻 1年次 科 目 名 担 当 者 開講時期 履修形態 授業形態 単位数 アパレル造形実習 佐々木 由美子 後期 選択 実習 1 【授業のねらい】 アパレル製品を生産するためには、布を製品に仕上げるまでの諸工程の作業内容と品質上の意義を実 習を通して学ぶ必要がある。各自ブラウスを製作することにより、基本的な知識のみならず、使用す る布素材や糸、ボタンといった副資材の選定なども総合的に習得することをねらいとする 【学習成果項目(到達目標)】 *布から一着の服を作り上げることで、縫製技術と、諸工程、衣服の構成を理解する。 *構成や構成を知ることにより、縫製技術だけでなく、既製品の品質を評価することができる。 【授業の内容・スケジュール】 1 実習上の心構えと諸注意 2 人体形態の把握 採寸方法の実習 3 平面製図方による原型の作成 4 原型からのデザイン展開(胴部) 5 原型からのデザイン展開(腕部、衿部) 6 素材についての知識 表地と副資材の選択 7 縫製工程分析表について 縫製について 8 布地の整理と裁断 9 縫製手順と縫製縫②仮縫い、試着、補正 10 仮縫い、試着、補正 11 本縫い① 12 本縫い② 13 本縫い③ 14 本縫い④ 15 検査・評価 【準備学習の内容】 授業時に提示した課題に取り組むこと。 【成績評価の方法】 レポート・作品等の提出物 85 % 出席状況・受講態度 15 % 授業内 【教科書・参考書】 教科書:プリント資料配布 参考書: 『アパレル製作入門』 日本衣料管理協会 【その他】 衣料管理士2級のための必修科目 - - ― 24 23 ― 人間生活学科 生活クリエイション専攻 1年次 科 目 名 担 当 者 開講時期 履修形態 授業形態 単位数 消費者調査法 佐々木 由美子 後期 選択 演習 1 【授業のねらい】 本講座では、消費者に対する調査を正しく行なう知識、および調査結果を正しく理解できる知識を身 につけ調査方法、データのまとめ、さらに結果を考察することができる能力を養う。加えて今日的問 題に目をむけ実際に調査集計を行ない、データの検証を行なった結果を実践的な解釈を施す。 【学習成果項目(到達目標)】 *調査を適正に行い、その結果を正しく読み取ることができる。 *日々変化するファッションに対して問題意識を持ち、それを解明しようとする姿勢を身につける。 *調査により入手したデータを集計・分析し、それを他者に正しく伝えることができる。 【授業の内容・スケジュール】 1 消費者調査法とは 2 消費者調査の留意事項 3 消費者調査の種類と方法 ①利用目的による分類 ②情報の種類による分類 4 消費者調査の種類と方法 ④情報の収集⑤動機調査 5 消費者の調査の実際 ①消費者調査の手順 ②調査対象者の選び方 6 消費者の調査の実際 ③調査票の作成 7 消費者の調査の実際 ④調査結果の集計の仕方 8 実際の調査データ用いて検討Ⅰ 9 実際の調査データ用いて検討Ⅰ 10 消費者調査法演習課題 ①今日的課題と調査方法の検討 11 消費者調査法演習課題 ②調査票の作成 12 消費者調査法演習課題 ③調査結果の集計及び分析Ⅰ 13 消費者調査法演習課題 ④調査結果の集計及び分析Ⅱ 14 消費者調査法演習課題 ④調査結果の集計及び分析Ⅱ 15 まとめ 【準備学習の内容】 学習内容に応じ、適宜、予習・復習を行うこと。 【成績評価の方法】 レポート・作品等の提出物 90 % 出席状況・受講態度 10 % 【教科書・参考書】 教科書:消費者調査法(日本衣料管理協会編) 参考書:消費者の情報調査(日本繊維製品消費科学会、弘学出版) 【その他】 衣料管理士2級のための必修科目 - - ― 25 24 ― 人間生活学科 生活クリエイション専攻 1年次 科 目 名 担 当 者 開講時期 履修形態 授業形態 単位数 トータルファッション 臼井 真依子 後期 選択 演習 1 【授業のねらい】 ファッションコーディネートの一環である、ヘア・メイクの技術、知識を身につけ、T・P・Oに合わ せたトータル的なコーディネート(応用力、提案力)を磨く。 【学習成果項目(到達目標)】 *専門的知識・技術の基礎を修得する *物事の要点を簡潔にわかりやすく伝えることができる。 *専門知識・技術を実生活に活かし、生活の向上を図る。 【授業の内容・スケジュール】 1 コーディネートをするということの意義 2 基礎知識 ① バランスの定義(色彩・造形) 3 基礎知識 ② スキンケア・ベースメイクの基礎技術について 4 演習課題 ①-1 スキンケア・ベースメイク技術 5 演習課題 ①-2 ポイントパーツメイク技術(アイメイク、ブローメイク) 6 演習課題 ①-3 ポイントパーツメイク技術(チーク、リップメイク) 7 演習課題 ②-1 TPOに応じたメイク技術(リクルートメイク) 8 演習課題 ②-2 TPOに応じたメイク技術(修正メイク) 9 演習課題 ②-3 TPOに応じたメイク技術(ファッションメイク) 10 演習課題 ③-1 ヘアーについての基礎知識 11 演習課題 ③-2 ヘア実技(1)基礎 12 演習課題 ③-3 ヘア実技(2)アレンジ 13 演習課題 ④-1 ヘアメイクトータルコーディネイト(1)自主コーディネート 14 演習課題 ④-2 ヘアメイクトータルコーディネイト(1)対相コーディネート 15 演習課題 ④-3 トータルコーディネイト発表会 【準備学習の内容】 学習内容に応じて、必要な用具を揃え、復習を行うこと。 【成績評価の方法】 レポート・作品等の提出物 80 % 出席状況・受講態度 20 % 【教科書・参考書】 教科書:VOGUEメイクアップ百科(ジュリエット・コーエン、産調出版) 参考書: 【その他】 ファッション業界への就職を考える人は履修が望ましい。 - - ― 26 25 ― 人間生活学科 生活クリエイション専攻 1年次 科 目 名 担 当 者 開講時期 履修形態 授業形態 単位数 健康栄養学 前田 文子 後期 選択 講義 2 【授業のねらい】 栄養素は私たちが生きていくためのエネルギーとなり、体を構成する成分にもなる。食品に含まれる 栄養素と、それが人体内でどのような働きをするか、消化や代謝の仕組みなどについて理解する。ま た、ライフステージや健康と栄養素との関わりについて理解し、生活に役立てる。 【学習成果項目(到達目標)】 *基本的な有機化学の知識を習得し、栄養素の働きと体内での消化・吸収・代謝の仕組みを理解する。 また、食品に含まれる栄養素等を知り、食事と健康の関わりを理解する。 *健康な食生活について栄養面から考え、自分の言葉で説明できる。 *食品に含まれる栄養素とその特性を理解し、自分の食事の選択や調理に役立てることができる。 【授業の内容・スケジュール】 1 栄養とは(栄養と栄養素) 2 栄養素の機能1 糖質・タンパク質 3 栄養素の機能2 脂質・ビタミン 4 栄養素の機能3 ミネラル・食物繊維・水 5 身体の恒常性と消化、吸収、代謝の仕組み 6 食事摂取基準と栄養状態の判定 7 ライフステージと栄養1 胎児期~成長期 8 ライフステージと栄養2 成人期~高齢期 9 健康とダイエット 10 生活習慣病と栄養 11 食品の機能性成分 12 免疫と栄養 13 栄養価計算・献立の意義 14 外食・市販食品の栄養価・食事バランスガイド 15 健康な食生活とは 【準備学習の内容】 復習をして学習内容を理解すること。 BMI、栄養価計算など、計算力を要する課題もあるので、計算力を身につけること。 【成績評価の方法】 定期試験 70% レポート・作品等の提出物 20% 出席状況・受講態度 10% 【教科書・参考書】 教科書:改訂栄養と健康(日本フードスペシャリスト協会、建帛社) 教科書:新版フードコーディネーター教本(日本フードコーディネーター協会編、柴田書店) 【その他】 フードスペシャリストのための必修科目 フードコーディネーター3級のための必修科目 - - ― 27 26 ― 人間生活学科 生活クリエイション専攻 1年次 科 目 名 担 当 者 開講時期 履修形態 授業形態 単位数 製菓実習 鈴木 貴子 前期 選択 実習 1 【授業のねらい】 生活に潤いをもたらす菓子作りの基本を習得する。素材の選び方、特性を理解し、正確な計量、調理 器具の扱い方、温度管理、適切な作業工程を身につける。菓子製作を通して、自主性、協調性、客観 性を養い、共同で作り上げる力をつける。 【学習成果項目(到達目標)】 *正確な計量と温度管理の方法、調理器具の名称と使用方法を習得する。 *素材の特性を理解し、それぞれの用途にあった混ぜ方、泡立て方、扱い方を習得する。 *各工程の役割を分担し、組み立て、協力して作り上げる力をつける。 【授業の内容・スケジュール】 1 オリエンテーション(実習室の使い方、計量方法) 2 カスタードプリン、マフィン 3 桜もち、じょうよ蒸し 4 ショートケーキ、いちごのゼリー 5 パウンドケーキ、コーヒーゼリー 6 ガトーショコラ、ブラマンジェ 7 タルト、タピオカココナッツ 8 ティラミス、ビスコッティ 9 ロールケーキ、マドレーヌ 10 シフォンケーキ、ババロア 11 チーズケーキ、わらびもち 12 ケーク・サレ、クレープシュゼット 13 ピザ、黒糖みつ豆 14 サボアケーキ、パンナコッタ 15 まとめ、実習室整理、器具点検 【準備学習の内容】 授業時に提示した課題に取り組むこと 【成績評価の方法】 レポート・作品等の提出物 60% 出席状況・受講態度 40% 【教科書・参考書】 教科書:適宜プリント配布 参考書:お菓子「こつ」の科学(柴田書店) 【その他】 - - ― 28 27 ― 人間生活学科 生活クリエイション専攻 1年次 科 目 名 担 当 者 開講時期 履修形態 授業形態 単位数 食品学基礎実験 端田 寛子 後期 選択 実験 1 【授業のねらい】 食品成分の分析に関する基礎的な定性実験、定量実験を通して、食品学の基礎知識と基本的な実験操 作を修得する。また、食品の持つ調理特性、調理操作による成分の変化を観察し、調理科学を実践を 通して理解する。 【学習成果項目(到達目標)】 *グループ実験においてメンバーが異なっていても実験がスムーズに進められる *実験原理を理解し、手順よく操作が行える *実験後の提出レポートにおいて原理と結果をもとに考察できる 【授業の内容・スケジュール】 1 オリエンテーション(実験の心得、レポートの書き方等) 2 食品の重量、体積、比重の測定 3 食品の呈味成分の定量 塩分と糖分 4 食品の呈味成分の定量 有機酸 5 食品の色素の変化(pH) 6 食品の色素の変化(酵素的褐変) 7 食品の色素の変化(非酵素的褐変) 8 ポリフェノールの定量(1) 9 ポリフェノールの定量(2) 10 加熱調理 11 卵の鮮度判定と調理性 12 米の調理性 13 小麦粉製品の膨化 14 小麦粉ドウの添加材料 15 まとめ 【準備学習の内容】 次回の授業までにレポートをまとめること 【成績評価の方法】 レポート・作品等の提出物 60% 出席状況・受講態度 40% 【教科書・参考書】 教科書:使用しない 参考書:調理学 第2版(畑江敬子他編、東京化学同人) 新版 食品の官能評価・鑑別演習〔第3版〕(日本フードスペシャリスト協会編、建帛社) 【その他】 フードスペシャリストのための必修科目 - - ― 29 28 ― 人間生活学科 生活クリエイション専攻 1年次 科 目 名 担 当 者 開講時期 履修形態 授業形態 単位数 食品の官能評価・鑑別 前田 文子 通年 選択 演習 2 【授業のねらい】 食品は大前提として安全なものでなくてはならない。食品の品質はこの安全性を尺度として判定さ れ、その上で食品の栄養性、嗜好性、商品性などが評価される。食品品質の概要と、日本の食品表示 の概要について、さらには個別食品の品質について、理解する。 【学習成果項目(到達目標)】 *食品の品質を支配する化学的、物理的要素、ならびに食品の鮮度と成分の変化について理解する。 食品の品質表示について理解し、読み取ることができる。 *食品の品質とは何か、よい品質とは何かを説明できる。 *食品の官能評価の手法を知り、官能評価を実践しその結果を読み取って評価できる。分析型官能評 価のパネルとしてのトレーニングをする。 【授業の内容・スケジュール】 1 食品の品質とは 2 食品の品質表示 3 官能評価の概要 4 官能評価の計画 5 官能評価の実施1 6 官能評価の実施2 7 官能評価の実施3 8 官能評価の統計処理と発表 9 化学的評価法1 食品成分と品質 10 化学的評価法2 化学的品質評価 11 物理的評価法1 食品の状態 12 物理的評価法2 レオロジー 13 物理的評価法3 テクスチャー 14 食品の品質評価の必要性 15 前期のまとめ 16 個別食品の鑑別1.米・小麦粉 17 個別食品の鑑別2.そば・イモ 18 個別食品の鑑別3.豆・種実 19 個別食品の鑑別4.野菜 20 個別食品の鑑別5.果実・海藻 21 個別食品の鑑別6.肉 22 個別食品の鑑別7.乳と乳製品 23 個別食品の鑑別8.卵 24 個別食品の鑑別9.魚介類 25 個別食品の鑑別10.油脂・醸造食品 26 個別食品の鑑別11.調味料・香辛料 27 個別食品の鑑別12.酒・茶・飲料 28 個別食品の鑑別13.菓子・インスタント食品 29 個別食品の鑑別14.中食・機能性食品 30 後期のまとめ 【準備学習の内容】 官能評価がグループで実施できるよう、手法を探り計画を立てること。 食品製造や食品流通業の中で品質管理や品質表示がどのように実践されているか興味を持つこと。 【成績評価の方法】 平常試験 60% 官能評価の実践 30% 出席状況・受講態度 10% 【教科書・参考書】 教科書:新版 食品の官能評価・鑑別演習(日本フードスペシャリスト協会編、建帛社) 【その他】 フードスペシャリストのための必修科目 - - ― 30 29 ― 人間生活学科 生活クリエイション専攻 1年次 科 目 名 担 当 者 開講時期 履修形態 授業形態 単位数 家族関係学 小谷 教子 後期 選択 講義 2 【授業のねらい】 家族は社会の基礎単位であるといわれているが、家族とは私たちにとってどのようなものか。現代社 会の急速な変化は家族関係にどのような影響を及ぼしているのだろうか。授業では法律学、社会学、 心理学などの視点から主に夫婦関係、親子関係に焦点をあてて、問題点や解決方法を探る 【学習成果項目(到達目標)】 *新しい家族像、望ましい家族関係について考え示せる *家族の問題点や課題を社会の変化・状況と関連づけて理解する *家族に関する法律や社会学などの知識を身につけ、夫婦や親子に関わる問題解決がはかれるように する 【授業の内容・スケジュール】 1 ガイダンス 2 家族への接近 3 近代家族への歩み(1)近代家族の登場 4 近代家族への歩み(2)現代家族像 5 家族と法律(1)家族法 6 家族と法律(2)明治民法から現行民法へ 7 夫婦関係(1)現代の結婚 8 夫婦関係(2)夫婦関係の現在 9 夫婦関係(3)ワークライフバランス 10 親子関係(1)子どもとかかわる 11 親子関係(2)母性から親性・ソーシャルネットワーク 12 親子関係(3)子育てをめぐる環境 13 家族関係と社会的援助(1)家族に関わる社会的支援 14 家族関係と社会的援助(2)子どもの貧困 15 まとめ 家族の危機への対処 【準備学習の内容】 各テーマに関して自分なりの理解を深めるために、新聞やニュースなどの出来事に関心を持つこと 【成績評価の方法】 筆記試験 60% レポート等の提出物 25 % 出席状況・受講態度 15 % 【教科書・参考書】 教科書:新版 データで読む家族問題(湯沢擁彦・宮本みち子著、NHK出版) 参考書:必要に応じて資料を配布 【その他】 中学校教諭2種免許状(家庭)のための必修科目 - - ― 31 30 ― 人間生活学科 生活クリエイション専攻 1年次 科 目 名 担 当 者 開講時期 履修形態 授業形態 単位数 インテリアデザイン論 斎藤 正樹 前期 選択 講義 2 【授業のねらい】 講義前半では家具のかたちや空間の形状が、人体寸法や人間工学をベースに成り立っていることを理 解することで、インテリアデザインの機能的側面を学ぶ。講義後半は具体的な商業空間及び住宅空間 を題材にインテリアデザインを実践し、自分のアイディアをまとめ、立体や絵に表現して伝達する力 を身につける。 【学習成果項目(到達目標)】 *人間工学やモジュールの基本的な知識を身につける。 *自分のアイディアを整理し、コンセプトに導き、デザインをわかりやすく伝えることができる。 *インテリアの知識・技術を自分の生活に活用できる。 【授業の内容・スケジュール】 1 インテリアデザイン概論 2 インテリアデザインの歴史 3 人間工学と人体寸法 4 インテリア空間とモジュール 5 家具の基礎(1) 6 家具の基礎(2) 7 インテリアの色彩計画 8 空間の表現方法(1) 9 空間の表現方法(2) 10 インテリア計画(商業空間) 11 インテリア計画(商業空間) 12 インテリア計画(商業空間) 13 インテリア計画(住宅) 14 インテリア計画(住宅) 15 インテリア計画(住宅) 【準備学習の内容】 インテリア関連ショップに興味を持ち見学しておくことが望ましい。 【成績評価の方法】 レポート・作品等の提出物60% 出席状況・受講態度40% 【教科書・参考書】 教科書:印刷物使用 参考書:新版フードコーディネーター教本(日本フードコーディネーター協会編、柴田書店) 【その他】 フードコーディネーター3級のための必修科目 - - ― 32 31 ― 人間生活学科 生活クリエイション専攻 1年次 科 目 名 担 当 者 開講時期 履修形態 授業形態 単位数 インテリアコーディネート演習 斎藤 正樹 後期 選択 演習 1 【授業のねらい】 インテリアは身近で手に触れることのできる重要な空間であるが、快適さや美しさの判断基準は曖 昧である。本講義ではインテリアを構成する材料、色彩、家具及び空間の関連性をCGシミュレーショ ンソフトを用いて仮想体験することで、インテリアコーディネートの基本を身につける。 【学習成果項目(到達目標)】 *インテリア関連素材や商品の情報を収集し、日常生活の中で活用できる能力を身につける。 *三次元CGの制作手法を学び、プレゼンテーションする技術を身につける。 *インテリアコーディネートの知識・技術を学ぶことで、自分の生活空間を見直し、質の向上を図る ことができる。 【授業の内容・スケジュール】 1 オリエンテーション、CG概論 2 三次元CGの基本操作(1) 3 三次元CGの基本操作(2) 4 CGのレンダリング及びアニメーション 5 家具及びレイアウト演習(1) 6 家具及びレイアウト演習(2) 7 照明計画について 8 インテリアコーディネートプランの作成方法 9 戸建住宅コーディネート演習 10 課題制作 11 課題制作 12 課題制作 13 課題制作 14 課題制作 15 プレゼンテーション及び講評 【準備学習の内容】 コンピューターグラフィックスへの関心を持つ 【成績評価の方法】 レポート・課題等提出物60% 出席状況・受講態度40% 【教科書・参考書】 教科書:印刷物使用 教科書:随時紹介します。 【その他】 - - ― 33 32 ― 人間生活学科 生活クリエイション専攻 1年次 科 目 名 担 当 者 開講時期 履修形態 授業形態 単位数 キャリアデザイン演習 (ファッション業界研究) 川田 江美 前期 選択 演習 1 【授業のねらい】 本講座では日々めまぐるしく変化するファッション業界の実情を、リアルタイムに情報として受け止 め、その情報を整理する。特に将来を見据えて、企業の特徴的な戦略や、ライバル社の比較、新ブラ ンド設立状況や売れ筋商品の動向、流行の発信の探求など様々な角度から企業を分析する。 【学習成果項目(到達目標)】 *ファッション業界に関する自身の仕事への適性を考え、必要な知識、技術の必要性を理解する。 *変化が激しいファッション業界に関して常に興味を持って、情報収集する能力を身につける。 *情報収集した内容に関して、客観的に分析し自分なりの考察ができる力を身につける。 【授業の内容・スケジュール】 1 ファッション業界について 2 様々なファッション業界・・・ラグジュアリーブランド・セレクトショップ・百貨店・専門店ほか 3 演習課題1・・・ファッション業界研究 企業研究「様々な企業を知ろう」 4 演習課題1・・・ファッション業界研究 企業研究「企業コンセプトとその特徴」 5 演習課題1・・・ファッション業界研究 企業研究「企業の特徴と比較企業」 6 演習課題1・・・ファッション業界研究 企業研究発表会 7 演習課題2・・・ファッション新聞「テーマと素材選び」 8 演習課題2・・・ファッション新聞「新聞記事構成とその内容の選定」 9 演習課題2・・・ファッション新聞「新聞づくり」 10 演習課題2・・・ファッション新聞 発表会 11 演習課題3・・・コーディネート研究1 12 演習課題3・・・コーディネート研究2 13 演習課題3・・・コーディネート研究2 14 演習課題3・・・発表会 15 まとめ・・・最新ファッション情報研究会 【準備学習の内容】 常にファッション業界に興味関心を持ち、授業時に提出した課題について意欲を持って取り組むこと。 【成績評価の方法】 レポート・作品等の提出物 85% 出席状況・受講態度 15% 【教科書・参考書】 授業中に適宜紹介する。 【その他】 - - ― 34 33 ― 人間生活学科 生活クリエイション専攻 1年次 科 目 名 担 当 者 開講時期 履修形態 授業形態 単位数 キャリアデザイン演習 (フード業界研究) 前田 文子 後期 選択 演習 1 【授業のねらい】 私たちの食を支えるフード業界の実情を探り、その仕組みや戦略を知る。食品メーカー、外食産業、 コンビニエンスストアをはじめとする中食産業の商品開発やマーケティングの手法、さらには消費者 のニーズなどを多角的にとらえ、自分のキャリア形成に活かす。 また、就職活動に活かせるよう、基礎学力や時事問題などにも取り組む。 【学習成果項目(到達目標)】 *将来の自分の生き方を考え、職業への適性なども考慮しながら、なりたい自分を描き、自分をアピー ルできる企画力とコミュニケーション力を身につける。 *企業では一人ひとりに経営者としての意識を求められる。マーケティングの考え方を理解し、利益 を生むための提案ができるようにする。 *2年間の間に修得したい技術や知識、社会に求められる能力などを知り、就職に向けて検定や資格取 得を含め、自分の売り(できること)を増やす。 【授業の内容・スケジュール】 1 将来の自分を描いてみよう 2 自己分析シートを利用して、自分の長所と短所を見つけよう 3 企業の求める人間像と能力 4 短大で身につけたい力とは 5 食の仕事(専門職・一般職) 6 食品業界の概要(会社の仕組み) 7 マーケティングとは 8 マーケティングの実践1 9 マーケティングの実践2 セグメントとポジショニング 10 企業研究1 食品メーカー 11 企業研究2 食品の流通業 12 企業研究3 就職活動時の企業の探し方 13 自分をプレゼンテーションする 14 消費者のニーズを掴む 15 社会に求められる人になる 【準備学習の内容】 食品の流行、食品業界の動きなど新しい情報を常に意識すること。 就職試験で課せられるSPI対策をすること 【成績評価の方法】 レポート。作品の提出 60% グループワーク 20% 出席状況・受講態度 20% 【教科書・参考書】 参考書:ラー油とハイボール(子安大輔、新潮社) 参考書:仕事学のすすめ他 【その他】 - - ― 35 34 ― 人間生活学科 生活クリエイション専攻 1年次 科 目 名 担 当 者 開講時期 履修形態 授業形態 単位数 ビジネス実務論 中島 恭子 前期 選択 講義 2 【授業のねらい】 経済や産業の仕組み、企業活動について理解を深め、ビジネスの場で責任ある社会人として仕事を行 なうために必要な知識、およびその裏付けとなる理論を学ぶ。 【学習成果項目(到達目標)】 *社会人になった際の責任を考えることができ、社会人に準じた自覚ある行動ができる。 *企業経営の基本的な仕組みを理解する。またビジネス文書の形式を理解する。 *組織で職務を遂行するための基本的なビジネスマナーを身につける。 【授業の内容・スケジュール】 1 社会人基礎力の確認 2 日本経済と産業構造の変遷 3 企業組織と企業活動 4 経営の基礎知識① 5 経営の基礎知識② 6 経営の基礎知識③ 7 組織と仕事 8 状況対応と問題解決 9 ビジネス文書の知識 10 ビジネス文書の作成① 11 ビジネス文書の作成② 12 敬語の知識と接遇マナー① 13 敬語の知識と接遇マナー② 14 企業と労働者に関わる法律 15 労働をめぐる問題 【準備学習の内容】 新聞記事・ニュースに関心を持つこと。 【成績評価の方法】 レポート等の提出物 50% 出席状況・受講態度 50% 【教科書・参考書】 教科書:新ビジネス実務論(塚原昭人 他、学文社) 参考書:フードコーディネーター教本 3級 試験対応テキスト(柴田書店)、秘書検定2級・3級頻出ポイント&実践問題(横山 都、高橋書店) 【その他】 フードコーディネーター3級のための必修科目 - - ― 36 35 ― 人間生活学科 生活クリエイション専攻 1年次 科 目 名 担 当 者 開講時期 履修形態 授業形態 単位数 ビジネス実務(秘書技能) 中島 恭子 後期 選択 演習 1 【授業のねらい】 ビジネスの現場で、 「秘書」に期待される役割とはどのようなものであるかを知り、秘書実務に必要な 知識と技能を学ぶ。また社会や企業から求められる社会人基礎力を強化する。 【学習成果項目(到達目標)】 *コミュニケーションや時間管理の重要性を理解し、社会人に準じた自覚ある行動ができる。 *秘書の機能と役割を理解し、接遇や文書業務の基本的な知識・技能を身につける。 *自らを見つめ、パーソナリティの研鑽とキャリアデザインの必要性を理解する。 【授業の内容・スケジュール】 1 秘書の役割と仕事 2 秘書に求められる能力 3 時間管理 4 コミュニケーション① 5 コミュニケーション② 6 応対業務 7 出張のコーディネート 8 会議のコーディネート 9 慶弔事における秘書業務 10 贈答のコーディネート 11 通信業務 12 ビジネス文書 13 ファイリングと情報管理 14 ビジネス教養 15 まとめ 【準備学習の内容】 秘書検定試験の問題集を予習すること。 【成績評価の方法】 レポート等の提出物 50% 出席状況・受講態度 50% 【教科書・参考書】 教科書:新しい時代の秘書ビジネス実務(全国大学実務教育協会、紀伊国屋書店) 参考書:秘書検定2級 頻出ポイント完全攻略(横山 都、高橋書店) 【その他】 - - ― 37 36 ― 人間生活学科 生活クリエイション専攻 1年次 科 目 名 担 当 者 開講時期 履修形態 授業形態 単位数 ビジネス実務(マナー・接遇) 三浦 小夜子 前期 選択 演習 1 【授業のねらい】 実社会で必要なビジネスマナーを、各企業現行の「ビジネスマナー研修」の方式も取り入れて学ぶ。 知識はスキルとして発揮できるよう体得する。学生と社会人との違いを学生のうちからしっかりと認 識する。また、面接により、学んだ事が表現できるかを問う。 【学習成果項目(到達目標)】 *言葉遣い・身だしなみ・挨拶の仕方等を身につけ、各場面にふさわしいレベルで表現できる。 *社会人としての振る舞いを認識し、そこで求められるマナーを理解し、自ら考え表現できる。 *人に与える自分自身の印象の大切さと必要性を理解し、自身の印象度を上げる。 【授業の内容・スケジュール】 1 オリエンテーション・自己認識(コミュニケーションのタイプ分け) 2 ビジネスマナーの概要(企業が求める人材・ビジネスマナーとは・ビジネスマナーの必要性) 3 第一印象の重要性・立ち居振舞い(立ち方・歩き方・座り方) 4 就業中のルール・職場内マナーについて 5 コミュニケーションの概要(言語外コミュニケーション) 6 ビジネス会話(ビジネス会話とは・ビジネス会話の進め方・聴き方ロールプレー) 7 敬語(間違いやすい敬語・尊敬語・謙譲語・丁寧語) 8 接遇用語・クッション言葉(気持ちに沿った言葉の使い方) 9 報告・連絡・相談:クレーム対応(ホウレンソウとは・ホウレンソウの方法・シーン別・報告の仕方) 10 初対面での名刺交換・来客の応対・他社訪問 11 応接室でのマナー(席次について・電話の特性) 12 電話応対・音声表現・電話の受け方・かけ方 13 社会人として知っておきたいマナーについて 14 慶事・弔事のマナーについて 15 まとめ 【準備学習の内容】 学生から社会人へとスムーズに移行すべく、社会人としての心構えで臨む事が必要。 【成績評価の方法】 レポート・作品等の提出物 20 % 出席状況・受講態度 20 % その他(面接) 60% 【教科書・参考書】 教科書: 『自信がつくビジネスマナー』(FOM出版) 参考書: 【その他】 - - ― 38 37 ― 人間生活学科 生活クリエイション専攻 1年次 科 目 名 担 当 者 開講時期 履修形態 授業形態 単位数 インターンシップ 板垣 昌子 佐々木 由美子 前期 選択 講義・実習 2 【授業のねらい】 本講座は企業における実習を中心とする。実習を通し実際の社会を経験することで職業意識の確立と 将来の進路選択に役立てていくことが目的である。実習には事前教育が必要であり、学内の授業では 実習先の選定、関わる受入先から指定された文書類の作成、ビジネスマナーなどを学ぶ。 【学習成果項目(到達目標)】 *自分を客観的に見つめ、自己の性格や能力を理解する。 *社会人としての教養・マナーを身につけ、実習先の業務や社則を理解し、適切に行動ができる。 *キャリア形成の意義を理解し、実習に臨むことができる。 【授業の内容・スケジュール】 1 キャリア形成の意義 2 社会の仕組みと次代の人作りについて 3 企業研究 4 実習希望企業へのエントリーの方法 5 エントリーの実習 6 履歴書の書き方 7 自己PR文の書き方 8 実習先見学・挨拶について 9 インターンシップ実習の依頼状作成 10 誓約書、インターンシップに関する大学との覚書の意義と作成 11 マナーについて 12 マナーについて 13 実習日誌の書き方 14 実習先企業の研究 15 実習直前指導、実習後の対応について 【準備学習の内容】 各週の授業で学んだことは、必ずその週のうちに復習すること。 【成績評価の方法】 レポート・作品等の提出物 30% 出席状況・受講態度 20% その他(実習先の評価)50% 【教科書・参考書】 教科書:プリント資料の配布 参考書: 【その他】 - - ― 39 38 ― 人間生活学科 生活クリエイション専攻 1年次 科 目 名 担 当 者 開講時期 履修形態 授業形態 単位数 生活クリエイション特別演習Ⅰ 板垣・川田・田中 前田・佐々木 集中 必修 演習 1 【授業のねらい】 学校行事への参加および学外見学会や講演会等の鑑賞・聴講により、学生の教養、日本文化への理解、 コミュニケーション力、社会性を高めることを目的とする。また、レポートや報告書の作成を通して、 文章作成能力や表現力の向上を図る。 【学習成果項目(到達目標)】 *フレッシュマンセミナー、体育祭、真間祭を通してコミュニケーション力を身につけ、他者を尊重 しつつ、協力して問題解決ができる。 *本物を見て触れて感性、創造性を高め、レポート等で自分の感じたこと考えたことをまとめること ができる。また、団体行動、グループ行動をすることで社会的モラルを身につけることができる。 【授業の内容・スケジュール】 1 短大及び生活文化専攻の理解(フレッシュマンセミナー) 2 美術館見学会(フレッシュマンセミナー) 3 学生同士コミュニケーション 4 スポーツ・コミュニケーション(体育際) 5 スポーツ・コミュニケーション(体育際) 6 ミュージカル鑑賞 7 伝統芸能鑑賞 8 研究発表(真間祭) 9 研究発表(真間祭) 10 研究発表(真間祭) 11 研究発表(真間祭) 12 図書館講演会 13 展覧会見学 14 テーブルマナー 15 まとめ 【準備学習の内容】 授業時間内に提示された課題に取り組むこと。 【成績評価の方法】 レポート・作品等の提出物 50% 出席状況・受講態度 50% 【教科書・参考書】 教科書:プリント 参考書:企画内容に応じて指示する。 【その他】 15時間相当分の内容で行事参加、実習・見学会等の課外活動を集中的に実施する。 欠席の場合は、別に課題の提出が義務付けられる。フードコーディネーター3級のための必修科目。 - 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