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ご参考資料 2013年9月20日基準 カナダ Weekly Market Report 1.マクロ経済の動向: 予測値を上回る堅調な経済指標の発表 ●前週発表されたカナダ経済指標は、比較的堅調な内容でした。 ●17日発表の7月の製造業売上高は予測値を大きく上回り、前月比で1.7%上昇しました。幅広い業種で上昇 し、その他製品、金属製品、木材製品、石油・石炭製品が特に堅調でした。 ●19日発表の7月の卸売売上高は機械、建材・住宅関連の売り上げが寄与し、予測値を上回る1.5%の上昇と なりました。 ●20日発表の8月の消費者物価指数は予測値どおり前年比で1.1%上昇しました。住宅ローン金利が一年前と 比べ下落する中 、家賃支払いやエネルギー消費が増えたことなどで、住宅関連費用や輸送費用が上昇しま した。 ●今週は、7月の小売売上高などの指標が発表される予定です。 ◆前週発表された主要経済指標 (単位は、B:十億、M:百万、K:千) 発表日 9月17日 9月19日 9月20日 9月20日 経済指標 対象期間 製造業売上高(前月比) 卸売売上高(前月比) 消費者物価指数(前年比) CPIコア(前年比) 7月 7月 予測値 実績値 前回値 0.5% 1.7% 1.5% 1.1% -0.1% -3.1% 1.3% 1.3% 1.4% 1.2% 1.1% 1.3% 8月 8月 出所:Bloombergデータをもとにマニュライフ・インベストメンツ・ジャパンが作成 ※予測値、実績値、前回値は、当資料作成時点の数値です。 2.金融市場の動向: 米金融緩和縮小見送りで、カナダドル、株式、債券が上昇 ■外国為替市場 (数値は基準日の値、カッコ内は前週末比) ◆1カナダドル: 96.40 円 (+ 0.41 円) ◆1カナダドル : 0.971 米ドル (+ 0.005 米ドル) ※ご参考 1米ドル : ●対日本円:前週末に比べカナダドル高/円安とな りました。日銀高官が金融市場混乱時に追加金融 (円) 105 緩和策を取る可能性を示したことなどから円を売る 100 動きが強まり、カナダドル高/円安となりました。 1.030 カナダドル (- 0.005 カナダドル) 【 カナダドルの対円・対米ドルレートの推移(直近1年) 】 (米ドル) 1.35 カナダドル/円(左軸) カナダドル/米ドル(右軸) 1.30 95 1.25 90 1.20 ●対米ドル:前週末に比べ小幅ながらカナダドル 85 高/米ドル安となりました。カナダの製造業売上高 80 カナダドル高 1.15 1.10 カナダドル安 が堅調だったことに加え、金融緩和に消極的とみら 75 れていたサマーズ氏がFRB(米連邦準備制度理事 70 1.00 会)次期議長候補を辞退したことや、FRBが金融緩 65 0.95 和の早期縮小を見送ったことから、カナダドル高/ 60 米ドル安となりました。 '12/09 1.05 0.90 '12/12 '13/03 '13/06 '13/09 出所:Bloombergデータをもとにマニュライフ・インベストメンツ・ジャパンが作成 ■投資信託は、主に値動きのある有価証券等に投資しますので、基準価額は変動します。このため投資元本が保証されているものではなく、投資元本を割り込むことがありま す(外貨建資産には為替変動リスクもあります。)。■投資信託をお申込みされる際は、事前に投資信託説明書(交付目論見書)をよくお読みいただき、最終決定はお客さまご 自身でご判断ください。■当資料は、投資判断の参考となる情報提供を目的としてマニュライフ・インベストメンツ・ジャパン株式会社が作成したものであり、特定の投資商品の 推奨を目的としたものではありません。■当資料は、信頼できると判断された情報から作成しておりますが、その正確性・適時性が保証されているものではありません。■当資 料に記載している見通し等は、作成時点のものであり、将来の成果を示唆・保証するものではなく、また今後予告なく変更されることがあります。■各指数に関する著作権など の知的財産、その他一切の権利は各々の開発元、もしくは公表元に帰属します。 1/2 ご参考資料 2013年9月20日基準 カナダ Weekly Market Report 2.金融市場の動向(つづき) ■株式市場 (数値は基準日の値、カッコ内は前週末比) ◆S&Pトロント総合指数 : 12,806.47 ポイント ( + 83.07ポイント ) ●カナダ株式市場は、前週末に比べ上昇しまし た。全10セクター中、9セクターが上昇しました。 ●週初に、FRBの次期議長候補をめぐる動きやシ リアへの軍事介入懸念の後退などから、投資家の リスク選好が高まり、金融株や金の上昇を背景とし た金鉱株などが上昇しました。 ●週半ばには、FRBが金融緩和の縮小を見送った ことで、金鉱株などを中心に株式市場が大きく上昇 しましたが、週末にはFRB高官の発言から金融緩 和の早期縮小懸念が再燃したことなどで、値を下 げました。 【 S&Pトロント総合指数の推移(直近1年) 】 (ポイント) 13,500 13,000 12,500 12,000 11,500 '12/09 '12/12 '13/03 '13/06 '13/09 出所:Bloombergデータをもとにマニュライフ・インベストメンツ・ジャパンが作成 ■債券市場 (数値は基準日の値、カッコ内は前週末比) ◆10年国債利回り: 2.691% (- 0.073%) ●カナダ10年国債利回りは、前週末に比べ低下し ました。 ●週の半ばにFRBが金融緩和の縮小見送りを発 表すると、米国国債の利回りが大きく低下し、カナ ダ国債もこの動きに連動して利回りが大きく低下し ました。 ●週末には、カナダの消費者物価指数の上昇率 が中央銀行の中長期の目標値(+2%)を大きく下回 り、金融緩和政策が続くとの見方から、カナダ国債 の利回りが低下しました。 ◆5年国債利回り: 3.0% 2.002% (- 0.116%) 【 10年国債・5年国債利回りの推移(直近1年) 】 2.5% 2.0% 1.5% 1.0% 10年国債 5年国債 0.5% '12/09 '12/12 '13/03 '13/06 '13/09 出所:Bloombergデータをもとにマニュライフ・インベストメンツ・ジャパンが作成 知ってるカナ? CANADA !! カナダ生まれのカウチンセーター 日本でも人気のある「カウチンセーター」は、バンクーバー島の先住民カウチン族に由来します。 セーターには、彼らの狩猟文化を反映した自然に関するモチーフ(ワシやシカなどの動物)と 幾何学的なデザインを組み合わせたものが編み込まれています。 もともとは狩猟や屋外での作業着として用いられたため、太い毛糸で編まれ 厚地で丈夫に作られていて、永く着るほどに味わいが深まり、親子2代に 渡って受け継がれるほど耐久性があるといわれています。 また、本来のものは毛の脂肪分を抜かないために撥水性と防寒性に優れ、 コート代わりになるほど暖かいそうです。 (各種情報をもとにマニュライフ・インベストメンツ・ジャパンが作成) ■投資信託は、主に値動きのある有価証券等に投資しますので、基準価額は変動します。このため投資元本が保証されているものではなく、投資元本を割り込むことがありま す(外貨建資産には為替変動リスクもあります。)。■投資信託をお申込みされる際は、事前に投資信託説明書(交付目論見書)をよくお読みいただき、最終決定はお客さまご 自身でご判断ください。■当資料は、投資判断の参考となる情報提供を目的としてマニュライフ・インベストメンツ・ジャパン株式会社が作成したものであり、特定の投資商品の 推奨を目的としたものではありません。■当資料は、信頼できると判断された情報から作成しておりますが、その正確性・適時性が保証されているものではありません。■当資 料に記載している見通し等は、作成時点のものであり、将来の成果を示唆・保証するものではなく、また今後予告なく変更されることがあります。■各指数に関する著作権など の知的財産、その他一切の権利は各々の開発元、もしくは公表元に帰属します。 2/2