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カナダWeekly Report_New 20150710.xlsx
ご参考資料 2015年7月10日基準 カナダ Weekly Market Report 1.マクロ経済の動向: 4月月次GDPは前月比マイナス ●7日発表の5月貿易収支(国際商品貿易)は、輸出が5ヶ月連続で前月比減少を示し、輸入が増加したため、 予想を上回る貿易赤字となりました。地域別では英国や中国向けの輸出が減少しました。 ●8日発表の5月建設許可は、前月比で住宅、非住宅とも減少し、予想を上回る減少となりました。 ●9日発表の6月住宅着工件数は、都市部の集合住宅の着工件数が上昇したため、予想を上回る数値となり ました。 ●9日発表の5月新築住宅価格指数は、トロントなどの新築住宅価格が上昇したため、前月比で上昇しました。 ●10日発表の6月雇用者数変化は、正規雇用者の増加を非正規雇用者の減少が上回り、前月から小幅減少 しましたが、予想よりも減少幅は抑えられました。また、6月失業率は前月と変わりませんでした。 ●今週は、5月製造業売上高、6月消費者物価指数などの指標が発表される予定です。 ◆前週発表された主要経済指標 (単位は、B:十億(カナダドル)、M:百万(カナダドル)、K:千) 発表日 2015/7/7 2015/7/8 2015/7/9 2015/7/9 2015/7/10 2015/7/10 経済指標 対象期間 予測値 実績値 前回値 5月 5月 6月 5月 6月 6月 -2.55B -5.0% 190.0K 0.1% 6.9% -10.0K -3.34B -14.5% 202.8K 0.2% 6.8% -6.4K -2.99B 12.1% 197.0K 0.1% 6.8% 58.9K 貿易収支(国際商品貿易) 建設許可(前月比) 住宅着工件数 新築住宅価格指数(前月比) 失業率 雇用者数変化 出所:Bloombergデータをもとにマニュライフ・インベストメンツ・ジャパンが作成 ※予測値、実績値、前回値は、当資料作成時点の数値です。 2.金融市場の動向: カナダドル安、株安、国債利回りほぼ横ばい ■外国為替市場 (数値は基準日の値、カッコ内は前週末比) ◆1カナダドル: 96.99 円 (- 0.72 円) ◆1カナダドル : 0.790 米ドル (- 0.005 米ドル) ※ご参考 1米ドル : 1.266 カナダドル (+ 0.008 カナダドル) ●対日本円:前週末に比べ、カナダドル安/円高と (円) 【 カナダドルの対円・対米ドルレートの推移(直近1年) 】(米ドル) なりました。ギリシャ国民投票の結果、ギリシャの 110 1.10 債務不履行およびユーロ離脱の可能性が高まった 105 1.05 ことや、中国の大幅な株安を受けて、週前半にリス 100 1.00 ク回避から円に資金逃避する動きが強まり、カナダ 95 0.95 ドルに対して円が上昇しました。 90 0.90 85 ●対米ドル:前週に比べ、カナダドル安/米ドル高 となりました。原油安に加えて、貿易収支の悪化か らカナダ銀行(中央銀行)による追加利下げの観測 が強まり、カナダドルは米ドルに対して下落しまし た。 80 75 70 0.85 カナダドル高 カナダドル安 65 '14/07 0.80 カナダドル/円(左軸) カナダドル/米ドル(右軸) '14/10 '15/01 '15/04 0.75 0.70 0.65 '15/07 出所:Bloombergデータをもとにマニュライフ・インベストメンツ・ジャパンが作成 ・当資料は、マニュライフ・インベストメンツ・ジャパン株式会社(以下「当社」といいます)が、投資判断の参考となる情報提供を目的として作成したものであり、特定の投資商品 の推奨を目的としたものではありません。・当資料記載のデータや見通し等は、将来の運用成果等を示唆または保証するものではありません。・当資料は、信頼できると考えら れる情報をもとに作成しておりますが、正確性、適時性を保証するものではありません。・当資料の内容は、作成時点のものであり、将来予告なく変更されることがあります。 ・当資料に記載されている個別の銘柄・企業名については、参考として記載されたものであり、その銘柄または企業の株式等の売買を推奨するものではありません。・各指数 に関する著作権等の知的財産、その他一切の権利は、各々の開発元または公表元に帰属します。・投資信託は、預金または保険契約でないため、預金保険機構および保険 契約者保護機構の保護の対象ではありません。・証券会社以外でご購入いただいた投資信託は、投資者保護基金の保護の対象になりません。・投資信託のお申込みの際 は、必ず最新の投資信託説明書(交付目論見書)で商品内容をご確認の上、ご自身で投資のご判断をお願いいたします。・投資信託説明書(交付目論見書)につきましては、 販売会社または当社までお問い合わせください。・当資料に関する一切の権利は、引用部分を除き当社に属し、いかなる目的であれ当資料の一部または全部の無断での使 用・複製はできません。 1/2 ご参考資料 2015年7月10日基準 カナダ Weekly Market Report 2.金融市場の動向(つづき) ■株式市場 (数値は基準日の値、カッコ内は前週末比) ◆S&Pトロント総合指数 : 14,411.07 ポイント ( - 271.32ポイント ) ●カナダ株式市場は、前週末に比べて下落しまし た。全10セクター中、9セクターが下落しました。 (ポイント) 16,000 ●ギリシャの国民投票の結果や中国の大幅な株 安を受けて、投資家心理が悪化し、週の前半に大 きく下落しました。週末には、ギリシャの財政改革 案提出や中国株式の反発などを受けて上昇しまし たが、週間では下落しました。 15,500 ●セクター別では銅や原油など資源価格の下落か ら、素材セクターやエネルギーセクターが大きく下 落しました。一方、ヘルスケアセクターはアナリスト による大手製薬会社への強気の業績予想などを 背景に上昇しました。 13,000 【 S&Pトロント総合指数の推移(直近1年) 】 15,000 14,500 14,000 13,500 12,500 12,000 '14/07 '14/10 '15/01 '15/04 '15/07 出所:Bloombergデータをもとにマニュライフ・インベストメンツ・ジャパンが作成 ■債券市場 (数値は基準日の値、カッコ内は前週末比) ◆10年国債利回り: 1.685% (- 0.014%) ●カナダ10年国債利回りは、前週末に比べほぼ横 ばいとなりました。 ●週前半に、ギリシャの国民投票結果や中国の大 幅な株安を背景に、リスク回避から国債に資金逃 避する動きが強まり、カナダ国債の利回りは低下 (価格は上昇)しました。 ●週後半は、ギリシャの財政改革案提出や中国株 式の反発などを受けて、国債への逃避需要が弱 まったことや、カナダ雇用統計が予想よりも良い内 容だったことから、カナダ国債の利回りは上昇(価 格は低下)し、週間ではほぼ横ばいとなりました。 ◆5年国債利回り: 3.0% 0.801% (- 0.012%) 【 10年国債・5年国債利回りの推移(直近1年) 】 2.5% 2.0% 1.5% 1.0% 10年国債 0.5% 0.0% '14/07 5年国債 '14/10 '15/01 '15/04 '15/07 出所:Bloombergデータをもとにマニュライフ・インベストメンツ・ジャパンが作成 知ってるカナ? CANADA !! トロント国際空港への鉄道路線が開業! 2015年6月、トロント国際空港とダウンタウンを結ぶ鉄道がついに開業しました! 空港と市内間の鉄道路線は、30年以上前からの計画であり、過去度々頓挫していたそうです。 今回の開業は、今夏にトロントで開催される「パンアメリカン競技大会」に向けて、 空港へ押し寄せる人々を確実にダウンタウンに運ぶことが出来るようにと、 プロジェクトを組んで推進されました。 車両は、日本車輌が製造し米国環境保護局の厳格な規定をクリアした、 環境に配慮されたディーゼル車両だそうです。 また、空港~市内を25分で結ぶことができるため、タクシーやリムジンバスよりも速く到着でき、 高速道路の混雑緩和にも一役買うことが期待されています! (各種情報をもとにマニュライフ・インベストメンツ・ジャパンが作成) ・当資料は、マニュライフ・インベストメンツ・ジャパン株式会社(以下「当社」といいます)が、投資判断の参考となる情報提供を目的として作成したものであり、特定の投資商品 の推奨を目的としたものではありません。・当資料記載のデータや見通し等は、将来の運用成果等を示唆または保証するものではありません。・当資料は、信頼できると考えら れる情報をもとに作成しておりますが、正確性、適時性を保証するものではありません。・当資料の内容は、作成時点のものであり、将来予告なく変更されることがあります。 ・当資料に記載されている個別の銘柄・企業名については、参考として記載されたものであり、その銘柄または企業の株式等の売買を推奨するものではありません。・各指数 に関する著作権等の知的財産、その他一切の権利は、各々の開発元または公表元に帰属します。・投資信託は、預金または保険契約でないため、預金保険機構および保険 契約者保護機構の保護の対象ではありません。・証券会社以外でご購入いただいた投資信託は、投資者保護基金の保護の対象になりません。・投資信託のお申込みの際 は、必ず最新の投資信託説明書(交付目論見書)で商品内容をご確認の上、ご自身で投資のご判断をお願いいたします。・投資信託説明書(交付目論見書)につきましては、 販売会社または当社までお問い合わせください。・当資料に関する一切の権利は、引用部分を除き当社に属し、いかなる目的であれ当資料の一部または全部の無断での使 用・複製はできません。 2/2