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ご参考資料 2013年10月11日基準 カナダ Weekly Market Report 1.マクロ経済の動向: 強弱入り交じる内容 ●前週発表されたカナダ経済指標は、強弱入り交じる内容でした。 ●7日発表の8月の住宅建設許可は、居住用住宅建設、非居住用建設とも前月比で下落し、予測値を大きく下 回る内容となりました。前月の大幅上昇をほぼ相殺しましたが、2013年のトレンドは横ばいで推移しています。 ●一方、8日発表の9月の住宅着工件数は、都市部の集合住宅着工の増加が寄与し、予測値を上回る内容と なりました。 ●11日発表の9月の雇用統計は、金融や天然資源セクターで雇用が増えたため雇用ネット変化率(雇用者数 の変化)はわずかに上昇し、予測値を上回りました。失業率の低下は若年層の求職者数の減少が主な要因と 考えられます。 ●今週は、8月の製造業売上高、9月の消費者物価指数などが発表される予定です。 ◆前週発表された主要経済指標 (単位は、B:十億、M:百万、K:千) 発表日 経済指標 対象期間 予測値 実績値 前回値 -21.2% 193.6K 0.1% 6.9% 11.9K 21.4% 184.0K 0.2% 7.1% 59.2K 10月7日 10月8日 10月10日 10月11日 住宅建設許可(前月比) 住宅着工件数 新築住宅価格指数(前月比) 失業率 8月 9月 8月 9月 -7.4% 185.0K 0.2% 7.1% 10月11日 雇用ネット変化率 9月 10.0K 出所:Bloombergデータをもとにマニュライフ・インベストメンツ・ジャパンが作成 ※予測値、実績値、前回値は、当資料作成時点の数値です。 2.金融市場の動向: 米財政協議進展の期待から株高・円安、債券は小幅な値動き ■外国為替市場 (数値は基準日の値、カッコ内は前週末比) ◆1カナダドル: 95.24 円 (+ 0.57 円) ◆1カナダドル : 0.966 米ドル (- 0.006 米ドル) ※ご参考 1米ドル : ●対日本円:前週末に比べ小幅にカナダドル高/ 1.035 カナダドル (+ 0.006 カナダドル) 【 カナダドルの対円・対米ドルレートの推移(直近1年) 】 (米ドル) 1.35 円安となりました。週前半は米財政協議の難航か (円) 105 ら米国の債務不履行の懸念が高まり、リスク回避 100 1.30 として円が買われましたが、後半は債務上限の一 95 1.25 時的な引上げ観測から円が売られ、カナダドル高/ 90 1.20 円安となりました。 85 カナダドル高 80 ●対米ドル:前週末に比べカナダドル安/米ドル高 75 となりました。カナダの住宅建設許可が軟調だった 70 ことに加え、カナダの貿易赤字が予想以上に大き 65 かったことから、週を通してカナダドル安/米ドル高 60 が進みました。 '12/10 1.15 1.10 カナダドル安 1.05 1.00 0.95 カナダドル/円(左軸) カナダドル/米ドル(右軸) '13/01 '13/04 0.90 '13/07 '13/10 出所:Bloombergデータをもとにマニュライフ・インベストメンツ・ジャパンが作成 ■投資信託は、主に値動きのある有価証券等に投資しますので、基準価額は変動します。このため投資元本が保証されているものではなく、投資元本を割り込むことがありま す(外貨建資産には為替変動リスクもあります。)。■投資信託をお申込みされる際は、事前に投資信託説明書(交付目論見書)をよくお読みいただき、最終決定はお客さまご 自身でご判断ください。■当資料は、投資判断の参考となる情報提供を目的としてマニュライフ・インベストメンツ・ジャパン株式会社が作成したものであり、特定の投資商品の 推奨を目的としたものではありません。■当資料は、信頼できると判断された情報から作成しておりますが、その正確性・適時性が保証されているものではありません。■当資 料に記載している見通し等は、作成時点のものであり、将来の成果を示唆・保証するものではなく、また今後予告なく変更されることがあります。■各指数に関する著作権など の知的財産、その他一切の権利は各々の開発元、もしくは公表元に帰属します。 1/2 ご参考資料 2013年10月11日基準 カナダ Weekly Market Report 2.金融市場の動向(つづき) ■株式市場 (数値は基準日の値、カッコ内は前週末比) ◆S&Pトロント総合指数 : 12,892.11 ポイント ( + 133.46ポイント ) ●カナダ株式市場は、前週末に比べ上昇しまし た。全10セクター中、9セクターが上昇しました。 ●週の前半は、米国議会において債務上限引上 げの協議が難航していたことから、債務不履行へ の懸念が高まり、世界的に経済活動が停滞するこ とへの懸念から銅などの素材セクターを中心にカ ナダ株式は下落しました。 ●しかし、週の後半に米共和党が債務上限の一時 的な引上げを提案するなど、財政協議に進展の兆 しが見られると、投資家心理が好転し、金融株やエ ネルギー株が上昇しました。 【 S&Pトロント総合指数の推移(直近1年) 】 (ポイント) 13,500 13,000 12,500 12,000 11,500 '12/10 '13/01 '13/04 '13/07 '13/10 出所:Bloombergデータをもとにマニュライフ・インベストメンツ・ジャパンが作成 ■債券市場 (数値は基準日の値、カッコ内は前週末比) ◆10年国債利回り: 2.595% (+ 0.015%) ●カナダ10年国債利回りは、前週末に比べ小幅上 昇しました。 ●週前半に、米国の債務不履行の懸念が高まった ことから、投資家の資金がより安全とされる長期国 債に向かい、カナダの10年国債利回りも低下しまし た。 ●しかし、週後半に米国債務上限が一時的に引上 げられるとの見方が広がると、投資家心理の改善 から長期国債から資金が流出し、カナダの10年国 債利回りも上昇しました。 ◆5年国債利回り: 3.0% 1.900% (+ 0.014%) 【 10年国債・5年国債利回りの推移(直近1年) 】 2.5% 2.0% 1.5% 1.0% 10年国債 5年国債 0.5% '12/10 '13/01 '13/04 '13/07 '13/10 出所:Bloombergデータをもとにマニュライフ・インベストメンツ・ジャパンが作成 知ってるカナ? CANADA !! ノーベル文学賞、カナダ人作家が受賞 村上春樹さんの受賞が期待されていた、ノーベル文学賞が10月10日に発表されました。 今年は、カナダの作家、アリス・マンローさんに授与すると発表されました。 マンローさんは、1931年、カナダのオンタリオ州生まれ。 大学生のころから創作を始め、結婚後に図書館勤務や書店経営をしながら執筆活動を続け、 1968年に初の短編集「Dance of the Happy Shades」でカナダ文学界で 最高の栄誉とされる総督文学賞を受賞しました。 日本語訳の作品では、「木星の月」、「イラクサ」、「林檎の木の下で」などがあります。 (各種情報をもとにマニュライフ・インベストメンツ・ジャパンが作成) ■投資信託は、主に値動きのある有価証券等に投資しますので、基準価額は変動します。このため投資元本が保証されているものではなく、投資元本を割り込むことがありま す(外貨建資産には為替変動リスクもあります。)。■投資信託をお申込みされる際は、事前に投資信託説明書(交付目論見書)をよくお読みいただき、最終決定はお客さまご 自身でご判断ください。■当資料は、投資判断の参考となる情報提供を目的としてマニュライフ・インベストメンツ・ジャパン株式会社が作成したものであり、特定の投資商品の 推奨を目的としたものではありません。■当資料は、信頼できると判断された情報から作成しておりますが、その正確性・適時性が保証されているものではありません。■当資 料に記載している見通し等は、作成時点のものであり、将来の成果を示唆・保証するものではなく、また今後予告なく変更されることがあります。■各指数に関する著作権など の知的財産、その他一切の権利は各々の開発元、もしくは公表元に帰属します。 2/2