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平成22年度 我孫子聖仁会病院年報
平成 22 年度 病院年報 1 平成22年度 我孫子聖仁会病院年報 <目 ○巻頭言 次> 院長 渡部 肇 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 ○病院沿革 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8 ○病院の概況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9 1. 概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9 ① 施設の概要 ② 診療科目 ③ 病床数 ④ 病棟 ⑤ 組織図 ⑥ 各種指定等 ⑦ 施設基準等届出状況 2. 病院職員 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11 ① 職員配置状況 ② 職員名簿 3. 防災体制 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16 4. 病院配置図 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18 ○クリニカルインディケーター ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19 1.病院全体に関する指標 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20 ① 入院・外来患者延べ数 ② 診療科別患者延べ数 ③ 診療科別新患数 ④ 月別患者延べ数 ⑤ 病床稼働率 ⑥ 平均在床数 ⑦ 平均在院日数 ⑧ 救急患者数・救急車受け入れ率 ⑨ 保険別件数 ⑩ 病名別死亡患者数 ⑪ 死亡退院率 2 ⑫ 年齢階層別患者延べ数 ⑬ 我孫子市地域別患者延べ数 ⑭ 退院後 6 週間以内に予定しない再入院となった割合 ⑮ 入院患者退院先(一般病棟、療養病棟) ⑯ 患者紹介元・紹介先施設(外来・入院) ⑰ 連携医療機関数 ⑱ 院内他科依頼状況 ⑲ 患者満足度 ⑳ 各専門資格職員数 2.診療に関する指標 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・46 ① 入院中の再手術率 ② 入院患者におけるリハビリ実施率 ③ NST 介入件数・卒業件数 ④ 褥瘡発生率・治癒率 ⑤ 輸血・血液製剤廃棄率 ⑥ クリニカルパス適用率 3.予防医学に関する指標 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・49 ① 職員のインフルエンザワクチン予防接種率 ② 医療従事者の HB ワクチン接種率・HB 抗体陽性率 ③ 職員の健診受診率(夜勤者健診を含む) ④ 職員の喫煙率・禁煙率 4.医療安全に関する指標 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・49 ① 入院中の転倒・転落率 ② 手術が必要になった入院中の転倒・転落率 5. 院内感染に関する指標 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50 ① 医療行為関連感染症発生率 ○院内各種委員会活動報告 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・51 1. 安全管理委員会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・52 2. 感染対策委員会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・55 3. 薬事委員会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・57 4. 保険委員会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・58 5. 診療録管理委員会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60 6. 連携委員会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・61 7. 衛生委員会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・63 8. 給食委員会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・64 3 9. NST 委員会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・65 10. ベッドコントロール委員会 11. 患者サービス委員会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・66 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・69 12. 患者クレーム対応委員会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・71 13. 個人情報保護管理委員会 14. 診療情報開示委員会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・72 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・73 15. 倫理委員会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・74 16. 輸血委員会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・75 17. 救急委員会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・76 18. 手術室運営委員会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・77 19. 教育研修委員会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・79 20. 広報委員会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・82 21. 防災委員会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・83 22. 褥瘡予防対策委員会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・84 23. 抑制廃止委員会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・85 24. 医療ガス安全管理委員会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・87 25. 医療機器選定委員会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・88 26. 退院調整委員会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・90 27. 療養患者判定会議 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・92 28. 臨床検査適正化委員会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・94 29. 透析機器安全管理委員会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・96 30. ふさ聖仁会クリニック委員会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・98 31. 医師・看護師業務軽減委員会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・99 32. セクシュアルハラスメント等防止対策委員会 ○設備等の状況 ・・・・・・・・・・・・100 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・101 1. 院内機器・備品主要購入品目 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・101 2. 病院購入図書等一覧 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・102 3. 施設整備の概況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・103 4. 委託業務 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・104 ○業務概況 1. 院内各部門の業務概況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・105 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・106 ① 医局・医局会(総括) ② 診療部(常勤医師による診療科のみ) a) 内科 b) 外科 c) 整形外科 d) 透析科 e) 予防医学 4 ③ 事務部門(総括) ④ 看護部 a) 看護部門(総括) b)外来 c) 3階病棟 d) 4階病棟 e) 5階病棟 f) 手術室 g) 透析センター h) 訪問看護室 i) 健診センター ⑤ 放射線科 ⑥ 検査科 ⑦ 薬剤科 ⑧ 臨床工学科 ⑨ リハビリテーション科 ⑩ 栄養科 ⑪ 通所リハビリテーション科 ⑫ 地域連携室 ⑬ 総務課 ⑭ 医事課 ⑮ 診療情報管理室 ⑯ 医療安全管理室 ⑰ 院内保育室 2.社会・地域における活動 ① 我孫子市産業まつり ② 我孫子市健康まつり ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・161 ③ 広報活動 「あびこ・たいむず」 3. ふさ聖仁会クリニックの業務概況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・168 5 <巻頭言> 我孫子聖仁会病院・院長 渡部 肇 平成20年度分から発行してきた当院の病院年報であるので、今回の平成22年度年 報は第3号となる。年報は当院の一年間の活動記録の集約である。発行を重ねる度に項 目数を徐々に増やしてきたが、今回もまた同様である。平成22年度中に新たに立ち上 げた委員会の活動報告なども加え、またクリニカルインディケーターなども多尐増やし てみた。管理職が中心となったが、日常業務に加えて今回の年報作成にご尽力頂いた当 院職員に対して、この場を借りて御礼申し上げたい。 当院における病院年報の作成は、日本医療機能評価機構認定病院となる為の準備の一 環として始めたことである。私が当院に着任後満4年を経過したが、医療機能評価の認 定取得は、私が着任早々に期した大目標の中のひとつであった。その医療機能評価も、 平成22年3月の本審査を経て約半年後の9月には認定を取得し、幸い目標を達成でき た。正に心願成就、そして苦尽甘来といったところである。日本医療機能評価機構が行 った「医療機能評価の社会的影響に関する調査」によると、主に次の三点において医療 機能評価受審の効果は大きいとされている。①「病院の理念や基本方針が明確にされる ようになった。 」 、②「患者の権利に関する方針が明確にされるようになった。」、③「診 療および業務上の指針・手順が明確にされるようになった。」などである。即ち、患者 の権利の尊重や、安全な医療を提供してゆくための体制構築という点で、医療機能評価 受審は有益と思われる。当院の現況を鑑みても、医療機能評価受審前と現在とを比較す ると、上記の三点がいずれも改善されていることに気付く職員が多いはずである。医療 機能評価は5年毎の更新となるため、病院の質を継続的に改善してゆく為のシステム作 りが必要となる。病院は各種の専門職で構成されている集団である。専門的な医療を提 供してゆくためには、それぞれの分野のエキスパートが必要不可欠である。しかしなが ら、病院全体として実際にある特定の目標やテーマに取り組む時、それぞれの職種の立 場だけで考えて行動すると様々な壁にぶつかることになる。「質を高めて更に良い病院 にしたい」という“総論”は全職員が異口同音に享受できるものではあっても、 “各論” になると様々な問題を生じることの方がむしろ常であろう。これらを統合的に解決して ゆく為には、組織的かつ融通無碍なチーム医療の構築が不可欠となる。当院の医療機能 評価認定の初回更新(2015 年)に向けては、このチーム医療の整備が、全職員に更な るご理解とご協力をお願いしたい要綱のひとつになってくると思われる。 平成23年は、我が国で「国民皆保険制度」が施行されてから50周年にあたる年で ある。「国民皆保険制度」は、医療の非営利性や、必要な医療を現物給付することを基 6 本理念に据え、憲法第25条の具現化を求める国民の運動によって勝ち取られた、世界 に冠たる日本人の財産である。しかし近年、財源の問題を中心としてこの「国民皆保険 制度」が揺らいでいる。平成21年8月の総選挙の結果実現した政権交代のあと、民主 党を中心とする連立政権は、従来の市場原理主義政策から国民生活重視の政策へと方針 転換したはずであった。しかしながら、政治が混迷を続ける中で社会保障の理念である 相互扶助の政策が後退し、国は「新成長戦略」の名のもとで医療を成長分野として位置 付け、医療ツーリズムや移植ツーリズムなどを通して医療の営利・産業化を押し進めよ うとしている。市場原理主義が医療の国際競争に火を付けると、混合診療のなし崩し的 拡大、地域医療の崩壊、そして「国民皆保険制度」の崩壊を招来しかねない。 苦渋に呻吟する地域医療を目の当たりにする一方で、先進医療の着実な進歩を日々見 聞きすると、医療の本質について時折自問自答せざるを得ない医療人は独り私だけでは あるまい。あたかも、相剋する二事象が渾然融合としているかのようであり、お互いに 包摂し得ない二事象は齟齬のようにすら思えるからである。しかし、私自身は医療の本 質は“不易流行”(松尾芭蕉)であると愚考している。そのことが意味するところは、 「 “不易”とは不変の真理であり、 “流行”とは新しいものが次々と現れては消えてゆく ことであるが、両者の根底に鎮座するものはひとつである。」ということである。その 証左の一例として、紀元前 400 年頃に古代ギリシャの医聖ヒポクラテスが著した“ヒ ポクラテスの誓い”の冒頭文は現代にもそのまま当てはまる。 ・・・・・「医師とい う職業に就くにあたり、私は私の人生を人類への奉仕の為に捧げることを厳粛に誓いま す。私は私の職業を良心と尊厳をもって遂行します。私の患者の健康維持とその回復は、 私の職業の第一の使命です。 」 ・・・・・これが紀元前 400 年頃の医師の職業倫理であ る。平成23年3月11日に勃発した東日本大震災、およびそれに伴う原発事故によっ て引き起こされた被災地のあっけない崩壊を目の当たりにして、日本国民の誰もが、生 きることの危うさや脆さを改めて噛みしめたはずである。上述の「国民皆保険制度」を 含めた医療制度が、それ本来の“国民に安心と安全を約束する制度”となるよう、政治 は議論を尽くして機能することを切望したい。 当院が日本医療機能評価機構認定病院となったあとも、当院の将来について私が抱え る課題や悩みは何ら減っておらず、むしろ増えているようにすら思える。組織のまとま りについては、四書五経のひとつである「礼記」 (らいき)が教える「大法小廉」 (大臣 は法ありに、小臣は廉に、官職相序し、君臣相正しきは、国の肥ゆるなり。)をほぼ実 践出来ているという印象はあるが、私が危惧している大きな課題のひとつは、当院の各 部署における人材の層の薄さである。上職が抜けたあとに直ちに後任を務められる人材 が育っていない部署が多い。安定した組織は、常に“後進の育成”を最重要課題のひと つとして取り組んでいる。資治通鑑を著した司馬温公は「子を養いて教えざるは父の罪 (とが)なり。師道にして厳ならざるは師の怠りなり。父教え師厳にして学問ならざる は子の罪なり。」と述べている。後進が育たないことに対する詰責は、指導する側と指 7 導される側の双方が甘受しなければならない、という意味である。人材が相碁井目であ ることは現実として受容しなければならないが、今後当院が多士済々から成る安定した 組織になってゆくことを切望するものである。 この年報が発行されるのは、平成23年度も下半期に入らんとする時期であろうと思 われる。医療機能評価認定取得に続く当院および私の大目標のひとつも、既に全職員に 通知された。 「論語」の中に「行不由径」という言葉がある。 「行くに径(こみち)によ らず。」と読み下す。 「道を行くなら小道などを通らずに、堂々と表通りの大道を歩みな さい。」という意味である。当院はこれからも旗幟鮮明な将来計画のもとに、地域の一 隅(いちぐう)を照らす基幹病院を目指して邁進してゆきたいと考えているので、全職 員の更なる精励恪勤をお願いする次第である。 今後の我孫子聖仁会病院の更なる躍進に思いを馳せながら、当院年報第3号の巻頭言 としたい。 平成23年9月 8 病院沿革 開設年月日 昭和 40 年 5 月 6 日 設立認可年月日 昭和 43 年 10 月 7 日 設立登記年月日 昭和 43 年 11 月 14 日 設立代表者 星野邦夫 千葉県我孫子市湖北台 4 丁目 6 番 1 号 医療法人湖仁会 我孫子中央病院 内科・外科・整形外科・産婦人科・小児科 昭和 62 年 3 月 本部移転 千葉県我孫子市湖北台 4 丁目 6 番 1 号から 千葉県印旛郡白井町復 457 番1に本部移転 昭和 63 年 12 月 1 日 医療法人社団聖仁会 我孫子聖仁会病院に名称変更 平成 10 年 10 月 1 日 産科を廃止、泋尿器科診療開始 平成 11 年 4 月 1 日 一般 148 床(療養病床 66 床 その他の病床 82 床) 平成 15 年 4 月 1 日 一般 82 床(内療養病床 32 床) 介護療養病床 66 床 平成 18 年 10 月 1 日 我孫子市柴崎 1300 番に新築移転 MRI(1.5 テスラ)導入、 透析センターオープン(9 床) 平成 19 年 11 月 1 日 透析センター21 床に増床 平成 19 年 11 月 1 日 一般 148 床(療養病床 98 床)介護病棟廃止 平成 20 年 7 月 1 日 パックス運用開始(フィルムレス) 平成 20 年 11 月 1 日 眼科診療開始 平成 21 年 8 月 15 日 CT マルチスライス稼働 平成 21 年 10 月 1 日 一般病棟施設基準 10:1 取得 平成 21 年 12 月 21 日~22 日 日本医療機能評価機構による病院受審支援 平成 22 年 3 月 15 日~17 日 日本医療機能評価機構による病院訪問審査 平成 22 年 9 月 3 日 日本医療機能評価機構認定病院となる。 平成 22 年 10 月 1 日 ふさ聖仁会クリニック(サテライトクリニック)開院 平成 22 年 11 月 1 日 5F 療養病棟入院基本料1を取得 9 病院の概況 1. 概要 ① 施設の概要 位置 :千葉県我孫子市柴崎 1300 番 敷地面積:13363.55㎥ 述床面積:8165.15㎥ ② 診療科目 内科、呼吸器内科、循環器内科、消化器内科、糖尿病科、内分泌科、腎臓内科 (人工透析) 、アレルギー科、外科、消化器外科、乳腺外科、肛門外科、整形外科 小児科、皮膚科、泌尿器科、婦人科、放射線科、リハビリテーション科、眼科、 形成外科 ③ 病床数 148床(一般50床、療養98床) ④ 診察室 13 室 ⑤ 3病棟(一般 1病棟、療養 2病棟) 3階(50床) 一般病棟(一般病棟入院基本料10:1) 4階(50床) 療養病棟(療養病棟入院基本料1) 5階(48床) 療養病棟( 〃 ⑥ 各種指定等(平成23年3月現在) 救急告示病院 保険医療機関 労災指定医療機関 結核予防法指定医療機関 生活保護法指定医療機関 原子爆弾被爆者一般疾病指定医療機関 身体障害者福祉法更生医療指定医療機関 障害者自立支援法指定医療機関 10 ) ⑦ 施設基準等の届出状況(平成23年3月現在) 【基本診療料】 一般病棟入院基本料10:1 一般病棟看護必要度評価加算(有) 急性期看護補助体制加算 療養病棟入院基本料1 療養環境加算 1 療養病棟療養環境加算1 診療録管理体制加算 救急医療管理加算・乳幼児救急医療管理加算 褥瘡患者管理加算 重症皮膚潰瘍管理加算 慢性期病棟等退院調整加算 急性期病棟等退院調整加算 栄養管理実施加算 短期滞在手術基本料2 医療安全対策加算 【特掲診療料】 呼吸器リハビリテーション料Ⅰ 運動器リハビリテーション料Ⅰ 脳血管疾患等リハビリテーション料Ⅰ 医療機器安全管理料1 薬剤管理指導 無菌製剤処理料 ペースメーカー移植術及びペースメーカー交換術の届出 検体検査管理加算Ⅰ 在宅時医学総合管理料又は特定施設入居時等医学総合管理料 CT 撮影及び MRI 撮影 入院時食事療養/生活療養Ⅰ 外来化学療法加算 2 がん性疼痛緩和指導管理料 地域連携診療計画退院時指導料Ⅱ がん治療連携指導料 透析液水質確保加算 11 2. 病院職員 ① 職員配置状況 医療法人社団聖仁会 理事長 杉山 雅英 院長 渡部 肇 看護部 事務部 看護部長 :小倉 きみ子 診療部 看護副部長:岩永 信子 事務長 : 飯野 輝雄 事務次長 : 川手 保志 内科 5階病棟 師長:岡田 よう子 主任:冨安 江利子 渡部 肇、小林 正義 診療情報管理室 田中 康夫、大野 雅樹 主任:松本 一彦 外科 花ヶ崎 和夫、堀 光 4階病棟 師長:高橋 恵美 主任:殿上 則子 副部長:岩永 信子(兼任) 主任:渡邊 和恵 古出 恵美子 外来 主任:岩渕 恵子 中村 則子 則子 透析センター 主任:佐藤 恵子 臨床工学科 総務課 係長:木戸口 誠 整形外科 菅田 安男 主任:大越 陽一 透析 和田 仁、清水 淳 3階病棟 (兼任) 中山 雅晴 医事課 課長:澤田 輝雄 健診 主任:松本 一彦 坂根 学 神郡 正和 薬剤科 主任:関根 仁 通所リハビリテーション 主任:大越 陽一 放射線科 科長:小泉 佳夫 栄養科 主任:橋本 貴史 ベストフード株式会社 リハビリテーション科 主任:坂本 正弘 科長:伊藤 康夫 地域連携室 主任:岩吉 直也 主任:荻原 将之 訪問看護 長塚 幸子 H23 年 3 月 31 日現在 健診センター 12 (診療部) 医療法人社団聖仁会 理事長 杉山 雅英 院長 渡部 肇 【診療情報管理室 主任:松本 一彦(兼務) 】 【医局 医局長:堀 光】 内科 :渡部 肇、小林 茶山 昌子(兼務) 正義 田中 康夫、大野 雅樹 中山 雅晴 外科 :花ヶ崎 和夫、堀 光 整形外科:菅田 安男 透析 :和田 仁 健診 :坂根 学 【薬剤科 主任:関根 仁】 鈴木 さやか、山本 祥子、小島 久美子 【放射線科 課長:小泉 佳夫 主任:橋本 貴史】 診療放射線技師:岡田 弘樹、内田 喬之 臨床検査技師 :鹿野 利恵子、西山 裕美 【リハビリテーション科 主任:坂本 正弘】 PT :根上 政子、橋詰 佑一、南 友継、松岡 一樹、水谷 絵津子 川島 里見、済木 幸子 OT :日吉 茂彰、小野寺 裕美、渡邊 弘美、櫻森 真弓 ST :伊藤 彩子 マッサージ師 :小林 均 助手 :渡邉 和美、香焼 玲子、村田 加奈子 【地域連携室 主任:荻原 将之】 ケアマネ:千葉 あき枝、星野 京子、関口 和枝 MSW :久保山 大輔 【栄養科】 管理栄養士:相澤 美由季 13 (看護部 病棟) 院長 渡部 肇 看護部長 :小倉 きみ子 看護副部長:岩永 信子 【5 階】 師長 :岡田 よう子 主任:冨安 江利子 看護師 :山崎 正子、横田 和子、平原 恵理子、中島 恵 准看護師 :三沢 満子、五十嵐 千恵子、安田 頼子、橋本 秀子 海老原しゅん、小島 弘美、近藤 美由紀 助手 :上杉 理恵子、大山 冴美、須藤 由記子、野田 好絵、笠原 児玉 まり子、吉田 理沙、大嶺 美香子、平沼 和子、亀山 淳 玲子 廣瀬 芳江、梅野 房子、 クラーク :笠原 理恵子 【4 階】 師長 :高橋 恵美、 主任:殿上 則子 看護師 :川俣 園子、田邉 ひろみ、藤田 紀子、冨田 倫子 准看護師 :高橋 ななゑ、池田 千春、佐藤 洋子、加藤 砂恵子、熊澤 ミツ子 稲葉 昭子、佐藤 智佳子 助手 :末成 浩子、井上 喜一、五十嵐智美、小谷野弥生、高橋 美江、 稲葉 眞由美、松本 恵美子、飯田 由紀、加藤 真佐江、阿部 美津代 江尻 祥子 クラーク :中島 美津子 【3 階】 副部長 :岩永 信子、 主任:渡邊 和恵、古出 恵美子 看護師 :松尾 貴代、長妻 信幸、吉田 亜由美、松本 尚魅、小畑 麻里 木内 景子、建山 孝治、中西 幸子、山田 佐知子、山口 香織 菊池 知子、小松崎 綾乃、保坂 圭寿、関根 裕子、名越 愛 准看護師 :榛沢 満紀子、田子 奈美子、北畑 満美子、楠本 端穂、熊澤 賢一 助手 :長塚 祝子、馬渡 洋美、立崎 恵美子、池内 彩 クラーク :櫻井 律子 14 (看護部 外来・透析センター・訪問看護・健診センター) 院長 渡部 肇 看護部長 :小倉 きみ子 看護副部長:岩永 信子 【外来】 主任 :岩渕 恵子、中村 則子 看護師 :増田 ちか子、梅津 雅子、片倉 敏江、坂下 貴子、川島 節子 佐々木 淳子、兼子 真理子、小澤 奈々、坪山 佐千子、栄田 美保子 准看護師 :高橋 則子、斉藤 真志子、福田 宏子、鈴木 洋子、天津 美智子 真壁 朊子、徳地 清美 助手 ORT :菅田 敦子、川井 恵、浅野 佳代、田森 英子、加藤 明美 :大前 江利子 【透析センター】 【臨床工学科】 主任 :佐藤 恵子 課長:伊藤 康夫 看護師 :白井 裕子、前田 裕子、濱山 浩子 主任:岩吉 直也 中島 香織、小畑 知子、社領 周子 木村 健児 准看護師 :森 幸子 助手 小島 美里 :盛 ひろみ、秋庭 洋子、木村 光子 神田 としえ、目黒 智子 【訪問看護】 主任 :長塚 幸子 看護師 :高澤 友子 准看護師 :椎名 三重子 【健診センター】 看護師 :小林 真奈美 准看護師 :鈴木 正美 管理栄養士:一瀬 江里子 事務 :根本 亜友美、荒井 順子、二瓶 美智子、深瀬 敏子 15 (事務部) 院長 渡部 肇 事務長 :飯野 輝雄 事務次長:川手 保志 【総務課 係長:木戸口 誠 主任:大越 陽一】 :小林 映、猪瀬 大輔 リネン :堀部 徳子、枝川 紀子 設備・修繕 :大沼 綜助、北野 敬夫 車輌送迎 :小澤 敏夫、近藤 秋穂 【医事課 課長:澤田 輝夫、 主任:松本 一彦(兼任) 、神郡 正和】 茶山 晶子(兼務) 、増田 みどり、阿部 朱華、伊藤 菊枝、三浦 恵子、久保 真実 村上 理恵、坂本 尚美、小泉 陽子 【通所リハビリテーション 看護師 主任:松野 久美子】 :藤田 晴美 准看護師 :柴田 静代 助手 :椎名 和代、浅野 照子、鎌田 勝代、福島 千代子、岩崎 美香、 矢部 裕子、伊藤 美和、大久保 知子、向後 雅俊、石井 優介 16 3.防災体制 自衛消防隊長 通報連絡班 受付、消防署 (病院長) 自衛消防副隊長 消火班 初期消火係 機械係 (防火管理者) 放水係 避難誘導班 外来誘導係 病棟誘導係 救護班 現場避難先 防護措置班 防護安全係 非常持出班 搬出係 車輌誘導班 消防車誘導係 ① 自衛消防副隊長 自衛消防隊の全般の指揮、及び火災の推移に応じて各種情報を収集し、自衛消防 隊長の判断の補佐をする。また、非常放送等を通じ全館に必要な指示を行う。 ② 通報連絡班 119 番への通報、及びその確認(時間、出火場所等明確に連絡) 自衛消防隊長等に出火場所状況の連絡。 必要に応じて院内放送の実施。 17 ③ 消火器、水バケツ、屋内消火栓等を火災状況に応じて積極的に使用し、初期消 火を行うとともに消防隊の消火作業に協力する。 ④ 避難誘導班 火災を覚知すれば躊躇することなく、直ちにその状況に応じて最適避難経路を判断し、 笛の使用や、大声を出すなどしてリーダーシップを発揮し、安全な場所へ誘導する。 ⑤ 救護班 速やかに救護所を設置し、患者の救護にあたる。 ⑥ 防護措置班 電気、ガス、危険物施設、火気使用設備、空調設備等の安全措置、及び 防火シャッター係と協力し防火戸の閉鎖の実施、確認を行う。 ⑦ 非常持出班 必要に応じて、非常品の搬出の実施。 ⑧ 車輌誘導係 消防車の火災現場への適切な誘導、及び状況に応じた交通規制の実施。 【消防用設備等(特殊消防用設備等)点検】 ・平成 22 年度 平成 22 年 9 月 14 日(総合点検・機器点検)実施 平成 23 年 1 月 14 日(機器点検) 点検設備名 実施 判定 消火器具 良 スプリンクラー設備 良 自動火災報知設備 良 ガス漏れ火災警報設備 良 消防機関へ通報する設備 良 非常警報器具、及び設備 良 誘導灯、及び誘導標識 良 連結送水管 良 防排煙制御設備 良 18 4.病院配置図 敷地面積:12143.37㎥ 延床面積:8172.88㎥ 屋上 高圧受電設備(キュービクル) ・自家発電設備・空調設備 5階 療養病棟(医療保険) ・48床 4階 療養病棟(医療保険) ・48床 3階 一般病棟・50床 透析センター(21床) ・人間ドック(4床) 2階 健診センター・手術室(2床) ・院長室・医局・総務課 職員用図書室兼職員食堂 総合受付・総合案内・内科・外科・整形外科・小児科 廃棄物保管庫 皮膚科・形成外科・眼科・泌尿器科・婦人科・リハビリテ 不潔庫 ーション科 1階 放射線科・内視鏡室・救急処置室・点滴室・エコー室 生理検査室・地域連携室・訪問看護室 通所リハビリテーション・医事課・診療情報管理室・ 売店・消防施設・酸素マニホールド室・こぐま保育所 厨房・霊安室 19 クリニカルインディケーター 20 1.病院全体に関する指標 ① 入院・外来患者延べ数 入院患者延べ数 48,605名 外来患者延べ数 67,063名 ② 診療科別患者延べ数 外来 入院 内科 26,956名 36,558名 外科 3,516名 1,896名 整形外科 9,137名 1,919名 婦人科 1,044名 - 小児科 1,400名 - 皮膚科 1,212名 - 泋尿器科 ③ 862名 6名 眼科 1,158名 - リハビリ 9,503名 - 透析科 6,039名 8,226名 その他 6,236名 - 外来 入院 内科 712名 433名 外科 232名 160名 整形外科 438名 54名 婦人科 153名 - 小児科 55名 - 皮膚科 43名 - 泋尿器科 24名 眼科 37名 - 434名 - 診療科別新患数 リハビリ 透析科 6名 13名 19名 21 ④ ⑤ 月別患者延べ数 外来 入院 平成22年 4月 5,578名 4,126名 平成22年 5月 5,330名 4,051名 平成22年 6月 5,769名 4,037名 平成22年 7月 5,819名 4,221名 平成22年 8月 5,541名 4,069名 平成22年 9月 5,256名 3,842名 平成22年10月 5,930名 3,980名 平成22年11月 6,214名 3,903名 平成22年12月 5,727名 4,228名 平成23年 1月 5,510名 4,203名 平成23年 2月 4,993名 3,765名 平成23年 3月 5,396名 4,180名 病床稼働率 一般 療養 平成22年 4月 88.3% 95.3% 平成22年 5月 74.9% 95.1% 平成22年 6月 79.1% 97.0% 平成22年 7月 82.0% 97.1% 平成22年 8月 73.4% 96.5% 平成22年 9月 69.4% 95.3% 平成22年10月 69.3% 95.7% 平成22年11月 74.0% 95.0% 平成22年12月 82.0% 97.3% 平成23年 1月 81.2% 96.9% 平成23年 2月 83.4% 94.7% 平成23年 3月 76.0% 98.8% 77.8% 96.2% 平 均 ※ 算出方法:当月延べ数/当月暦日延べ定床数 22 ⑥ 平均在床数 一般 療養 平成22年 4月 44.1 93.4 平成22年 5月 37.5 93.2 平成22年 6月 39.5 95.0 平成22年 7月 41.0 95.2 平成22年 8月 36.7 94.6 平成22年 9月 34.7 93.4 平成22年10月 34.6 93.7 平成22年11月 37.0 93.1 平成22年12月 41.0 95.4 平成23年 1月 40.6 95.0 平成23年 2月 41.7 92.8 平成23年 3月 38.0 96.8 38.9 94.3 平 均 ※ 算出方法:当月延べ数/当月暦日日数 ⑦ 平均在院日数 一般 療養 平成22年 4月 21 268 平成22年 5月 21 320 平成22年 6月 20 310 平成22年 7月 20 362 平成22年 8月 19 328 平成22年 9月 20 368 平成22年10月 19 357 平成22年11月 20 412 平成22年12月 20 381 平成23年 1月 22 457 平成23年 2月 20 405 平成23年 3月 19 507 21 373 平 均 ※ 算出方法:A当該病棟における直近3ヶ月間の在院患者延べ日数 B(当該病棟における当該3ヶ月間の新入棟患者数+ 当該病棟における当該3ヶ月間の新退棟患者数)/2 Aに掲げる数/Bに掲げる数(小数点以下は切り上げ) 23 ⑧ 救急患者数・救急車受け入れ率 1)救急台帳集計(H22.4.1~H23.3.31) ①総来院数 878 名 ②救急車での来院数 264 名 ③入院した患者数 152 名 ④救急車で来院して入院した患者数 130 名 ⑤救急要請を断った件数 232 件 ⑥来院時 CPA 8名 ⑦救急車受け入れ率 = ② ÷(② + ⑤) 約 53.2% ⑧救急及び時間外の一日平均患者数 2.4 名 2)放射線技士及び臨床検査技師のオンコール実績 12 10 8 放射線技師 臨床検査技師 6 4 2 0 4 月 5月 6月 7月 8月 9月 10月11月12月 1月 2月 3月 24 輪番制当番日 45 40 35 30 25 20 15 10 5 0 救急車受け入れ台数 外来患者数 4 月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 非当番日 80 70 60 50 40 30 20 10 0 救急車受け入れ台数 外来患者数 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 25 2月 3月 ⑨ 保険別件数 外来 入院 社保 12,723件 270件 国保 10,907件 420件 後期高齢 10,671件 1,581件 合計 34,301件 2,271件 ⑩ 病名別死亡患者数 病 名 件 数 % 病 名 1 肺炎 24 18.0% 2 慢性腎不全 11 3 脳梗塞後遺症 4 脳梗塞 5 件 数 % 33 術後感染症 1 0.8% 8.3% 34 心停止 1 0.8% 8 6.0% 35 心内膜炎 1 0.8% 7 5.3% 36 心不全 1 0.8% 肺癌 7 5.3% 37 進行性核上性麻痺 1 0.8% 6 急性心不全 5 3.8% 38 腎癌 1 0.8% 7 廃用症候群 5 3.8% 39 脊髄炎 1 0.8% 8 うっ血性心不全 4 3.0% 40 脊髄小脳変性症 1 0.8% 9 脳出血後遺症 4 3.0% 41 全身性エリテマトーデス 1 0.8% 10 慢性心不全 4 3.0% 42 多発性脳梗塞 1 0.8% 11 胃癌 3 2.3% 43 大動脈弁狭窄症 1 0.8% 12 肝癌 2 1.5% 44 胆管炎 1 0.8% 13 肝硬変症 2 1.5% 45 転移性肝癌 1 0.8% 14 食道癌 2 1.5% 46 転移性肺癌 1 0.8% 15 大腸癌 2 1.5% 47 糖尿病 1 0.8% 16 脱水症 2 1.5% 48 乳癌 1 0.8% 17 胆のう癌 2 1.5% 49 尿管癌 1 0.8% 18 直腸癌 2 1.5% 50 脳出血 1 0.8% 19 膵癌 2 1.5% 51 肥大型心筋症 1 0.8% 20 アルツハイマー型認知症 1 0.8% 52 幽門癌 1 0.8% 21 パーキンソン病 1 0.8% 53 卵巣癌 1 0.8% 22 亜急性硬化性全脳炎 1 0.8% 54 嚥下性肺炎 1 0.8% 133 100.0% 23 悪性リンパ腫 1 0.8% 24 下肢閉塞性動脈硬化症 1 0.8% 25 肝細胞癌 1 0.8% 26 気管支拡張症 1 0.8% 27 急性化膿性胆のう炎 1 0.8% 28 頚髄損傷 1 0.8% 29 細菌性腟炎 1 0.8% 30 残胃癌 1 0.8% 31 子宮体癌 1 0.8% 32 十二指腸癌 1 0.8% 死亡退院総件数 ※ % = 死亡病名件数 / 死亡退院総件数 26 ⑪ 死亡退院率 一般病棟(15.7%) 性別 合計 男 女 一般病棟退院患者数 一般病棟死亡退院患者数 655 310 345 103 50 53 療養病棟(65.2%) 性別 合計 男 女 療養病棟退院患者数 療養病棟死亡退院患者数 46 30 16 30 24 6 病棟全体(18.9%) 性別 合計 男 女 退院患者合計 死亡退院患者総数 701 340 361 ※算出方法: % = 死亡退院患者数(合計) / 退院患者数(合計) 27 133 74 59 ⑫ 年齢階層別患者延べ数 外来 年齢 H22.4 H22.5 H22.6 H22.7 H22.8 H22.9 H22.10 H22.11 H22.12 H23.1 H23.2 H23.3 合計 平均 0~ 2 72 50 57 63 56 40 91 93 94 60 27 24 727 60.6 3~ 5 38 30 49 29 35 22 51 60 41 30 30 20 435 36.3 6~15 36 49 68 62 60 39 92 103 110 63 40 80 802 66.8 16~19 30 24 31 28 31 25 43 45 37 48 32 48 422 35.2 20~29 129 120 135 174 155 118 160 177 197 203 152 131 1851 154.3 30~39 293 285 275 273 270 253 300 281 324 322 253 273 3402 283.5 40~49 374 409 400 439 372 409 470 479 438 485 436 439 5150 429.2 50~59 481 512 491 540 502 483 490 559 515 514 471 509 6067 505.6 1289 1174 1236 1324 1298 1244 1297 1356 1239 1180 1064 1250 14951 1245.9 60~69 70~74 75~ 合計 739 726 805 794 744 677 823 856 813 707 687 784 9155 762.9 2097 1951 2222 2093 2018 1946 2113 2205 1919 1898 1801 1838 24101 2008.4 5578 5330 5769 5819 5541 5256 5930 6214 5727 5510 4993 5396 67063 5588.6 入院 年齢 H22.4 H22.5 H22.6 H22.7 H22.8 H22.9 H22.10 H22.11 H22.12 H23.1 H23.2 H23.3 合計 平均 0~ 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.0 3~ 5 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.0 6~15 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.0 16~19 0 0 4 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4 0.3 20~29 1 0 0 0 4 0 0 6 0 0 0 1 12 1.0 30~39 35 35 31 38 42 45 31 30 37 31 28 13 396 33.0 40~49 65 60 76 53 31 50 53 51 62 66 58 82 707 58.9 50~59 226 227 169 172 135 192 203 231 253 239 279 312 2638 219.8 60~69 613 603 696 667 566 551 650 570 548 587 471 556 7078 589.8 70~74 541 524 394 573 554 521 548 540 527 506 471 557 6256 521.3 2645 2602 2667 2718 2737 2483 2495 2475 2801 2774 2458 2659 31514 2626.2 4126 4051 4037 4221 4069 3842 3980 3903 4228 4203 3765 4180 48605 4050.4 75~ 合計 28 ⑬ 我孫子市地域別患者延べ数 外来 H22・9 H22・10 H22・11 H22・12 H23・1 H22・4 H22・5 H22・6 H22・7 H22・8 115 106 119 127 114 97 132 127 98 87 77 新田 3 1 2 1 2 2 1 2 1 0 1 2 18 1.5 相島新田 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 0.1 260 236 231 262 233 230 287 331 288 283 243 271 3155 262.9 青山 65 57 69 46 38 48 83 79 84 69 65 71 774 64.5 新木 64 65 62 55 56 62 67 57 51 45 50 53 687 57.3 新木野 90 68 99 79 86 100 79 86 83 77 92 101 1040 86.7 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.0 泉 78 83 82 68 56 60 65 83 69 76 72 67 859 71.6 都部 69 49 69 64 45 58 57 78 57 70 56 63 735 61.3 都部新田 10 4 9 7 8 10 6 6 12 10 8 5 95 7.9 都部村新田 2 1 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 4 0.3 江蔵地 3 2 1 2 2 2 4 4 1 2 1 4 28 2.3 大作新田 1 5 1 0 0 1 0 1 1 1 0 1 12 1.0 57 48 55 66 71 54 64 75 70 60 57 44 721 60.1 岡発戸新田 0 1 0 0 0 0 0 0 3 1 0 0 5 0.4 上沼田 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.0 北沼田 2 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4 0.3 久寺家 19 18 23 28 22 16 15 17 10 12 21 14 215 17.9 高野山 67 72 88 82 103 91 94 91 81 74 64 67 974 81.2 0 1 1 1 2 1 1 3 1 2 1 1 15 1.3 41 39 43 49 46 46 38 48 36 46 43 51 526 43.8 1532 1450 1603 1591 1509 1436 1682 1792 1637 1540 1365 1416 18553 1546.1 我孫子 青山台 新木村下 岡発戸 高野山新田 寿 湖北台 H23・2 H23・3 合計 月平均 87 1286 200 172 176 220 205 157 192 207 202 182 160 栄 22 21 17 13 31 35 34 50 42 38 35 63 401 33.4 柴崎 71 81 78 58 67 54 56 69 58 56 45 56 749 62.4 柴崎台 134 165 127 126 124 109 132 119 129 121 118 144 1548 129.0 新々田 5 5 1 5 3 2 3 6 2 3 4 2 41 3.4 下沼田 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.0 浅間前新田 1 3 1 1 1 1 2 1 2 1 0 2 16 1.3 台田 22 21 39 25 24 31 20 21 18 23 15 18 277 23.1 つくし野 50 44 56 41 63 64 79 81 84 72 61 61 756 63.0 228 252 251 257 238 214 264 265 245 240 208 197 2859 238.3 下ヶ戸 天王台 29 215 2288 107.2 190.7 外来 H 9 2 2 ・ H 12 02 ・ H 12 12 ・ H 2 2 ・ H 42 2 ・ H 52 2 ・ H 62 2 ・ H 72 2 ・ H 82 2 ・ H 12 2 3 ・ H 12 3 ・ H 22 3 ・合計 3 月平均 584 535 533 581 558 552 640 600 590 558 497 513 97 95 98 105 64 80 83 114 74 82 78 95 1065 88.8 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.0 115 118 108 117 132 127 128 133 122 115 108 118 中里新田 0 0 0 5 0 0 0 1 1 1 1 0 9 0.8 中沼田 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.0 並木 33 39 44 69 46 50 43 63 46 40 40 48 561 46.8 根戸 15 13 21 14 16 19 17 13 7 18 11 12 176 14.7 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.0 白山 41 29 33 40 36 37 39 42 32 44 39 40 452 37.7 日秀 92 87 109 123 107 76 93 87 91 90 124 99 1178 98.2 日秀新田 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.0 日の出 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0.1 東我孫子 127 111 112 112 113 107 127 145 142 151 113 151 1511 125.9 布佐 256 228 361 332 283 256 267 223 183 228 261 271 3149 262.4 布佐平和台 95 98 94 111 112 122 106 116 114 103 109 100 1280 106.7 布佐下新田 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.0 布佐酉町 0 0 0 0 0 0 1 3 0 2 2 1 9 0.8 22 21 20 15 20 21 23 23 10 10 16 13 214 17.8 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.0 古戸 15 14 14 18 19 12 30 26 23 14 12 23 220 18.3 船戸 20 19 15 14 19 23 11 9 29 23 21 19 222 18.5 弁天下 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.0 本町 4 11 14 11 5 2 3 9 6 5 3 2 75 6.3 緑 12 22 11 10 10 16 20 14 14 11 15 4 159 13.3 都 10 10 11 16 11 12 11 19 12 11 8 13 144 12.0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.0 104 101 104 110 92 99 129 126 164 126 97 109 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.0 若松 20 23 11 11 9 15 10 16 12 9 7 11 154 12.8 南新木 31 42 34 45 43 22 14 30 29 27 20 21 358 29.8 その他 673 644 717 686 697 626 678 703 661 650 549 657 5578 5330 5769 5819 5541 5256 5930 6214 5727 5510 4993 中峠 中峠台 中峠村下 中里 根戸新田 布施 布施下 三河屋新田 南青山 呼塚新田 合計 30 6741 561.8 1441 120.1 1361 113.4 7941 661.8 5396 67063 5588.6 入院 H22・4 H22・5 H22・6 H22・7 H22・8 H22・9 H22・10 H22・11 H22・12 H23・1 H23・2 H23・3 合計 月平均 64 45 97 102 135 129 93 77 125 146 106 103 新田 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.0 相島新田 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.0 青山台 66 111 49 41 98 68 91 71 93 73 45 108 914 76.2 青山 0 20 7 10 0 1 33 19 16 35 21 0 162 13.5 新木 33 62 34 55 35 30 31 32 35 31 28 51 457 38.1 新木野 58 62 45 48 31 30 28 30 27 29 47 68 503 41.9 新木村下 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.0 泉 52 42 44 31 52 60 62 60 50 31 33 75 592 49.3 都部 58 21 0 0 0 0 8 0 16 7 28 5 143 11.9 都部新田 0 0 10 0 0 0 0 0 0 0 0 0 10 0.8 都部村新田 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.0 江蔵地 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 29 29 2.4 大作新田 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.0 岡発戸 30 31 15 31 10 14 21 22 0 0 0 0 174 14.5 岡発戸新田 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.0 上沼田 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.0 北沼田 0 4 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4 0.3 久寺家 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 0 2 0.2 高野山 133 97 101 120 139 154 132 150 137 172 131 168 高野山新田 30 31 49 54 31 30 31 30 31 31 28 31 407 33.9 寿 31 62 37 0 2 2 2 30 24 2 4 5 201 16.8 湖北台 459 348 424 550 525 458 531 434 472 426 361 393 下ヶ戸 30 28 3 2 0 4 16 36 32 68 22 22 263 21.9 0 0 1 43 35 30 35 38 24 17 1 2 226 18.8 30 31 30 31 43 30 31 30 33 31 28 33 381 31.8 柴崎台 3 2 0 0 12 30 63 5 17 30 10 0 172 14.3 新々田 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.0 下沼田 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.0 浅間前新田 30 31 30 31 31 30 31 30 31 31 48 31 385 32.1 台田 30 31 32 34 5 0 1 6 18 0 0 0 157 13.1 つくし野 79 58 66 86 62 67 75 90 73 75 84 96 911 75.9 天王台 65 16 82 89 111 94 112 105 129 155 130 93 1181 98.4 我孫子 栄 柴崎 31 1222 101.8 1634 136.2 5381 448.4 入院 H22・4 H22・5 H22・6 H22・7 H22・8 H22・9 H22・10 H22・11 H22・12 H23・1 H23・2 H23・3 合計 月平均 213 198 184 172 204 187 168 232 260 246 272 351 中峠台 18 0 5 0 9 55 41 32 16 32 65 33 306 25.5 中峠村下 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.0 113 91 60 77 77 90 85 70 82 85 98 86 1014 84.5 中里新田 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.0 中沼田 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.0 並木 16 38 61 50 31 25 4 0 0 0 0 0 225 18.8 根戸 0 0 11 31 27 0 7 0 19 33 4 0 132 11.0 根戸新田 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.0 白山 1 12 30 33 31 36 78 65 50 31 28 36 431 35.9 日秀 12 0 0 0 15 0 0 3 2 9 6 2 49 4.1 日秀新田 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.0 日の出 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.0 東我孫子 49 31 49 31 34 30 9 9 3 6 1 1 253 21.1 167 223 166 180 128 127 136 175 196 233 203 169 布佐平和台 63 72 87 74 35 30 31 53 33 31 57 71 637 53.1 布佐下新田 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.0 布佐酉町 0 0 0 0 0 0 0 6 16 0 0 0 22 1.8 布施 3 1 0 12 12 17 0 0 0 0 0 0 45 3.8 布施下 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.0 古戸 70 68 43 31 31 30 31 30 31 31 28 46 470 39.2 船戸 60 62 85 117 93 90 88 45 34 31 51 39 795 66.3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.0 本町 30 37 13 25 37 47 31 30 31 31 28 31 371 30.9 緑 30 38 30 31 31 30 33 30 31 43 42 15 384 32.0 都 30 31 30 31 31 30 31 30 31 31 28 31 365 30.4 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.0 南青山 10 1 24 0 30 0 2 6 0 0 75 18 166 13.8 呼塚新田 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.0 若松 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 0.1 南新木 60 62 60 62 65 90 82 76 85 93 0 39 774 64.5 その他 1900 1953 1943 1906 1791 1666 1696 1716 1925 1845 1624 1899 21864 1822.0 合計 4126 4051 4037 4221 4069 3842 3980 3903 4228 4203 3765 4180 48605 4050.4 中峠 中里 布佐 弁天下 三河屋新田 32 2687 223.9 2103 175.3 ⑭ 退院後6週間以内に予定しない再入院となった割合 年 月 入 院 患 者 総緊 数 急 再 入 院 患 者 数割 合 平 成 2 2 年 4 月 59 8 13.56% 5月 61 5 8.20% 6月 65 6 9.23% 7月 54 4 7.41% 8月 66 4 6.06% 9月 44 2 4.55% 10月 59 4 6.78% 11月 57 2 3.51% 12月 58 6 10.34% 平成23年1月 52 6 11.54% 2月 60 10 16.67% 3月 67 6 8.96% 合 計 702 63 8.97% 月平均 58.5 5.25 8.97% ※算出方法 退院後6週間以内に予定しない再入院となった割合(8.97%) =緊急再入院患者数(63名)/入院患者総数(702名) ⑮ 入院患者退院先(一般病棟・療養病棟) 総数 一般病棟 療養病棟 総数 構成比 施設へ 在宅 在宅復帰率 転院 死亡 合計 701 100.0% 166 346 49% 56 133 男 340 48.5% 54 181 53% 31 74 女 361 51.5% 112 165 46% 25 59 合計 655 93.4% 158 346 53% 48 103 男 310 91.2% 52 181 58% 27 50 女 345 95.6% 106 165 48% 21 53 合計 46 6.6% 8 0 0% 8 30 男 30 8.8% 2 0 0% 4 24 女 16 4.4% 6 0 0% 4 6 ※算出方法 在宅復帰率 = 在宅に退院した患者数 / 総数 33 ⑯患者紹介元・紹介先施設 外来紹介元の種別グラフ 種別 病院 医院・クリニック 老健 合計 件数 174 184 123 481 外来患者紹介元種別グラフ 外来患者紹介元種別グラフ 26% 26% 36% 36% 病院 病院 医院・クリニック 医院・クリニック 老健 老健 38% 38% 病院別グラフ (※4件以下の場合は除く) 紹介元病院名 取手協同病院 東京慈恵会医学部 付属柏病院 平和台病院 日本医科大学 千葉北総病院 名戸ヶ谷病院 千葉西総合病院 国立がん研究 センター東病院 日本大学松戸 歯学部付属病院 アビコ外科 整形外科病院 我孫子東邦病院 合計 3% 11 9 病院別グラフ 取手協同病院 東京慈恵会医学部付属柏病院 3% 件数 46 25 3% 平和台病院 4% 日本医科大学千葉北総病院 4% 6% 39% 名戸ヶ谷病院 千葉西総合病院 8% 国立がんセン ター東病院 日本大学松戸 歯学部付属病院 アビ コ外科整形外科病院 9% 7 5 21% 5 3 3 3 117 34 我孫子東邦病院 医院・クリニック別グラフ (※1件の場合は除く) 紹介元医院・クリニック名 岡野医院 佐藤内科 あびこクリニック ふさ聖仁会クリニック NEC我孫子 健康管理センター わくい泋尿器科 船戸内科 花島内科 足立外科胃腸科クリニック 小倉外科内科 天王台内科胃腸科外科 合計 医院・クリニック別グラフ 岡野医院 件数 25 15 7 6 佐藤内科 あびこクリニック 5% 6 6 6 5 5 5 5 91 5% 28% 5% ふさ聖仁会クリニック NEC我孫子 健康管理センター 5% わくい泌尿器科 7% 船戸内科 7% 16% 7% 7% 8% 花島内科 足立外科胃腸科クリニック 小倉外科内科 天王台内科胃腸科外科 35 外来紹介先の種別グラフ 種別 病院 医院・クリニック 老健 合計 件数 143 26 2 171 外来患者紹介先種別グラフ 外来患者紹介先種別グラフ 1% 1% 15% 15% 病院 病院 医院・クリニック 医院・クリニック 老健 84% 老健 84% 病院別グラフ (※1件の場合は除く) 紹介先病院名 取手協同病院 東京慈恵会医学部付属柏病院 柏市立柏病院 日本医科大学千葉北総病院 千葉西総合病院 小張総合病院 国立がんセンター東病院 日本医科大学病院(千駄木) 東邦大佐倉病院 新東京病院 化学療法研究所付属病院 合計 件数 45 43 10 8 6 4 3 2 2 2 2 127 病院別グラフ 東京慈恵会医科 大学付属柏病院 病院別グラフ 2% 2% 2% 2% 2% 2% 2% 3% 2% 2% 5% 34% 6% 2% 8% 取手協同病院 取手協同病院 東京慈恵会医学部付属柏病院 柏市立柏病院 柏市立柏病院 日本医科大学 千葉北総病院 日本医科大学千葉北総病院 千葉西総合病院 千葉西総合病院 小張総合病院 3% 国立がんセンター東病院 小張総合病院 5% 34% 6% 日本医科大学病院(千駄木) 東邦大佐倉病院 国立がん研究 センター東病院 34% 新東京病院 化学療法研究所付属病院 8% 日本医科大学病院 (千駄木) 東邦佐倉病院 34% 新東京病院 化学療法研究所 付属病院 36 医院・クリニック別グラフ (※1件の場合は除く) 紹介先医院・クリニック名 ほしの脳神経クリニック ふさ聖仁会クリニック あひこ耳鼻科 足立外科胃腸科クリニック 流山東部診療所 合計 件数 12 5 3 2 2 24 医院・クリニック別グラフ 医院・クリニック別グラフ 8% 8% 8% ほしの脳神経クリニック ふさ聖仁会クリニック 8% 13% 50% 13% 50% 21% 21% ほしの脳神経クリニック ふさ聖仁会クリニッ あひこ耳鼻科 ク あひこ耳鼻科 足立外科胃腸科クリ ニック 足立外科胃腸科クリ ニック 流山東部診療所 流山東部診療所 荻原 将之 久保山 大輔 37 入院紹介元の種別グラフ 種別 入院患者紹介元種別グラフ 件数 老健等施設 176 病院 75 医院・クリニック 17 合計 6% 28% 268 老健等施設 病院 66% 医院・クリニック 病院別グラフ (※2件以下の場合は除く) 紹介元病院名 取手協同病院 東京慈恵会医科 大学付属柏病院 平和台病院 柏市立柏病院 名戸ヶ谷病院 日本医科大学 千葉北総病院 東葛クリニック 北柏 リハビリ総合病院 合計 病院別グラフ 件数 20 東京慈恵会医科 大学付属柏病院 5% 8 7 6 4 取手協同病院 5% 平和台病院 7% 37% 柏市立柏病院 7% 名戸ヶ谷病院 4 3 日本医科大学 千葉北総病院 11% 3 東葛クリニック 55 13% 15% 北柏 リハビ リ総合病院 38 医院・クリニック別グラフ (※1件以下の場合は除く) 紹介元医院・クリニック名 佐藤内科医院 北柏ファミリークリニック 北茨城中央クリニック 十王東クリニック 合計 件数 2 2 2 2 8 医院・クリニック別グラフ 25% 25% 佐藤内科医院 25% 25% 施設別グラフ (※2件以下の場合は除く) 紹介元施設名 我孫子ロイヤルケアセンター(老健) アコモード(特養) 平和の里(有料ホーム) サンライズ(高齢者住宅) ウェルライフヴィラ我孫子(高専賃) グループホームワカバ 合計 件数 47 47 22 15 13 11 155 北柏ファミリークリ ニック 北茨城中央クリ ニック 十王東クリニック 施設別グラフ 我孫子ロイヤルケアセンター(老健) 7% アコモード(特養) 8% 31% 平和の里(有料ホーム) 10% サンライズ(高齢者住宅) 14% ウェルライフヴィラ我孫子(高専賃) 30% 39 グループホームワカバ 入院紹介先の種別グラフ 種別 老健等施設 病院 医院・クリニック 合計 件数 192 45 0 237 入院患者紹介先種別グラフ 0% 19% 老健等施設 病院 医院・クリニック 81% 病院別グラフ (※2件以下の場合は除く) 紹介先病院名 取手協同病院 東京慈恵会医科 大学付属柏病院 柏市立柏病院 日本医科大学 千葉北総病院 千葉西総合病院 小張総合病院 国立がん研究 センター東病院 日本医科大学病院 (千駄木) 東邦佐倉病院 新東京病院 化学療法研究所 付属病院 合計 病院別グラフ 件数 45 43 10 2% 8 2% 6 4 2% 取手協同病院 2%2% 3% 3 5% 2 6% 2 2 8% 34% 東京慈恵会医科 大学付属柏病院 柏市立柏病院 日本医科大学 千葉北総病院 千葉西総合病院 2 小張総合病院 127 34% 国立がん研究 センター東病院 日本医科大学病院 (千駄木) 東邦佐倉病院 新東京病院 化学療法研究所 付属病院 40 施設別グラフ (※2件以下の場合は除く) 紹介先施設名 施設別グラフ 2% 4% 件数 我孫子ロイヤル ケアセンター(老 62 アコモード(特養) 46 23 16 9% 14 14% 平和の里(有料ホーム) サンライズ(高齢者住宅) ウェルライフヴィラ 我孫子(高専賃) グループホームワカバ もえぎ野 合計 我孫子ロ イ ヤル ケアセン ター(老健) アコモード(特養) 8% 平和の里(有料ホーム) 36% サン ラ イ ズ(高齢者住宅) ウェ ルラ イ フヴィラ 我孫子(高専賃) 6 3 170 グループ ホームワカ バ もえぎ野 27% 41 ⑰連携医療機関数 病院:3件 医療機関名 連携内容 JA とりで総合医療センター 医療連携登録医 日本医科大学千葉北総病院 連携医療機関 かしわファミリークリニック 後方支援病院 施設:15件 名称 種別 アコモード 特別養護老人ホーム 平和の里 有料老人ホーム ウェルライフヴィラ我孫子 高齢者専用住宅 サンライズ 高齢者専用住宅 サンライズヒルズ 高齢者専用住宅 グループホームワカバ グループホーム 我孫子ロイヤルケアセンター 介護老人保健施設 おはら 特別養護老人ホーム れんげの里 住宅型有料老人ホーム ウェルライフガーデン取手 高齢者専用住宅 みどり園 知的障害者更生施設 けやき社会センター 知的障害者授産施設 葵の薗我孫子 介護老人保健施設 あずみ苑 デイサービス・ショートスティ 42 ⑱ 院内他科依頼状況 院内他科依頼件数 平成23年1~3月 総合計186件 依頼率=各件数÷総合計×100 依頼元 診療科 依頼先 診療科 件数 % 内 科→ 内 科 9 4.84 → 外 科 15 → 整 形 依頼元 診療科 依頼先 診療科 件数 % 外 科→ 内 科 5 2.69 8.06 → 整 形 2 23 12.4 → 皮膚科 2 → 眼 科 52 28 → 皮膚科 18 9.68 → 婦人科 9 4.84 →泋尿器科 7 3.76 133 71.5 % 整 形→ 内 科 11 5.91 1.08 → 外 科 1 0.54 1.08 → 皮膚科 2 1.08 → 婦人科 1 0.54 合 計 15 8.06 件数 % 透 析→ 内 科 4 2.15 → 外 科 1 → 整 形 4.84 件数 % 健 診→ 内 科 13 6.99 0.54 → 外 科 4 2.15 1 0.54 →泋尿器科 1 0.54 → 皮膚科 1 0.54 → 眼 科 1 0.54 →泋尿器科 1 0.54 9 4.84 18 9.68 件数 % 件数 % 眼 科→ 内 科 1 0.54 1 0.54 合 計 1 0.54 1 0.54 頼元診 療科 依頼先 診療科 合 計 依頼元 診療科 依頼先 診療科 合 計 依頼元 診療科 依頼先 診療科 合 計 依頼元 診療科 依頼先 診療科 皮膚科→外 科 合 計 43 依頼先 診療科 件数 9 合 計 依頼元 診療科 ⑲ 患者満足度 ○外来患者様満足度調査結果 <実施期間> 平成 22 年 6 月 14 日~6 月 19 日 回収数推移 年度 平成 20 年度 平成 21 年度 平成 22 年度 回収数 363 421 474 職種別満足度(とても良い…5、良い…4、普通…3、悪い…2、とても悪い…1) 医師…………………4.3 透析職員……………3.7 看護師………………4.2 健診センター………4.0 看護助手……………4.2 管理栄養士…………4.0 放射線技師…………4.0 医療相談員…………4.1 検査技師……………4.0 事務職員……………4.1 リハビリ職員………4.5 送迎バス運転手……4.2 待ち時間 15 分以内 15~30 分 30~45 分 45~60 分 60 分以上 診察 71 101 39 24 24 検査 57 43 54 7 2 会計 49 88 93 10 0 来院の際の交通手段 送迎バス 自家用車 電車やバス その他 128 200 9 43 回答数 ○入院患者様満足度調査 <調査期間> 平成 22 年 11 月 1 日~11 月 30 日 回収数推移 回収数 平成 20 年度 平成 21 年度 平成 22 年度 106 86 80 職種別満足度(とても良い…5、良い…4、普通…3、悪い…2、とても悪い…1) 44 説明や応対 医師…………………4.2 透析職員……………4.0 看護師………………4.3 薬剤師………………4.2 看護助手……………4.2 管理栄養士…………3.9 放射線技師…………4.1 医療相談員…………4.3 検査技師……………4.0 事務職員……………4.1 リハビリ職員………4.3 言葉使いや身だしなみ 医師…………………4.2 透析職員……………4.1 看護師………………4.3 薬剤師………………4.3 看護助手……………4.2 管理栄養士…………4.1 放射線技師…………4.1 医療相談員…………4.3 検査技師……………4.2 事務職員……………4.1 リハビリ職員………4.3 診療、検査の内容に対して とても満足 満足 普通 不満 とても不満 20 24 29 3 0 とても満足 満足 普通 不満 とても不満 22 34 18 1 0 とても満足 満足 普通 不満 とても不満 8 13 37 4 1 とても満足 満足 普通 不満 とても不満 20 30 18 2 0 回答数 入院中の看護・介護ケアに対して 回答数 入院費用に対して 回答数 病棟、病室の設備に対して 回答数 病院食に対して(食事を取られている方のみ) 回答数 とても満足 満足 普通 不満 とても不満 6 10 23 7 3 45 ⑳ 各専門資格職員数(H23 年 3 月 31 日 現在) 常勤医師 11 名 非常勤医師 23 名 保健師 1名 看護師 56 名(パート 16 名) 准看護師 31 名(パート 9 名) 薬剤師 4名 放射線技師 4名 臨床検査技師 2 名(パート 1 名) 理学療法士 7名 作業療法士 4名 臨床工学技士 4名 管理栄養士 2名 社会福祉士 1名 視能訓練士 1 名(パート) 介護福祉士 16 名 介護支援専門員 3名 マッサージ師 1名 46 2.診療に関する指標 ①入院中の再手術率 0%(年間手術総数89件中再手術例0件) ② 入院患者におけるリハビリ実施率 年月 平成22年4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 平成23年1月 2月 3月 合計 月平均 入院件数 196 188 196 189 194 179 181 188 189 188 192 191 2271 189.25 リハビリ件数 83 83 85 85 88 85 91 91 100 94 99 95 1079 89.92 実施率 42.35% 44.15% 43.37% 44.97% 45.36% 47.49% 50.28% 48.40% 52.91% 50.00% 51.56% 49.74% 47.51% 47.51% ※算出方法 リハビリ実施率 = リハビリ件数(合計) / 入院件数(合計) ③ NST 介入件数・卒業件数 介入件数 24件・卒業件数 22 件 卒業内容内訳 内訳 改善 退院 絶食 死亡 人(%) 9(41)3(13)3(13) 2(9) 47 状態悪化 2(9) 転院 1(5) IVH 1(5) PEG 1(5) ④ 褥瘡発生率・治癒率 褥瘡発生率(%) 発生数/平均入院数×100(%) 3F 4月 0 (0/44.1) 5月 0 (0/37.4) 6月 7月 (発生数/平均入院数) 療養病棟(4・5F) 院内 0(0/93.4) 0 (0/137) (1/93.2) 0.76 (1/130) 0 (0/39.5) 1.05 (1/95) 0.74 (1/134) 0 (0/41) 1.05(1/95.1) 0.73 (1/136) 8月 2.73 (1/36.6) 2.11(2/94.5) 2.29 (3/131) 9月 0 (0/34.7) 1.07(1/93.3) 0.78 (1/128) 10 月 0 (0/34.6) 0(0/93.7) 0 (0/128) 11 月 0 (0/37) 4.29(4/93.1) 2.34 (4/130) 12 月 2.4 (1/41) 1.04(1/95.3) 1.47 (2/136) 1月 2.4 (1/40.6) 4.21(4/94.9) 3.70 (5/135) 2月 2.4 (1/41.6) 3.23(3/92.7) 2.98 (4/134) (0/38) 1.03(1/96.8) 0.74 (1/134) 1.0(4/38.8) 20.0(19/94.2) 18.8(23/132.7) 3月 年間 0 1.07 褥瘡治癒率(年間) (%) 治癒報告者数/褥瘡保有者×100(%) 保有する患者数 治癒報告者数 治癒率 3F 40 4 10 療養病棟 217 11 5.06 院内 257 15 5.83 48 ⑤ 輸血・血液製剤廃棄率 H22.4~H23.3 発注数 廃棄数 廃棄率 A型 162 単位 0 単位 0% B型 17 単位 0 単位 0% O型 52 単位 2 単位 0% AB 型 28 単位 0 単位 3.8% 合計 259 単位 2 単位 0.8% 血小板濃厚液 0 単位 0 単位 0% 新鮮凍結血漿 0 単位 0 単位 0% 自己血 4 単位 0 単位 0% ※アルブミン製剤 500g 0g単位 0% ※グロブリン製剤 0g 0g 0% 赤血球濃厚液 ※血液製剤 ⑥ クリニカルパス適用率 入院化学療法 2件 胃ろう造設術 54 件 年間入院患者延べ数 48605 人 適用率= (2+54)÷ 48605 x100 ≒ 0.12 49 % 3.予防医学に関する指標 ① 職員のインフルエンザワクチン予防接種率 212÷217×100=97.7% 接種者数÷職員数×100=接種率 ② 医療従事者の HB ワクチン接種率・抗体陽性率 179÷198×100=90.4% 接種経験者数÷対象職員数×100=接種率 抗体陽性率 132÷198×100=66.7% 抗体陽性者÷対象職員数×100=抗体陽性率 接種率 ③ 職員の健診受診率(夜勤者健診を含む) 定期健診 213÷213×100=100% 受診者数÷対象職員数×100=受診率 ※休職者・非対象者を除く 夜勤者健診 57÷57×100=100% 受診者数÷夜勤者数×100=受診率 ④ 職員の喫煙率・禁煙率 喫煙率 53÷207×100=25.6% 喫煙者数÷職員数×100=喫煙率 禁煙率 4÷207×100=1.9% 禁煙者数÷職員数×100=禁煙率 4. 医療安全に関する指標 ① 入院中の転倒・転落率 0.1% 転倒・転落件数(1レベル以上51件)/年間入院患者延べ数(48,605人) ② 手術が必要になった入院中の転倒・転落率 0% 50 5.院内感染に関する指標 ①医療行為関連感染症発生率 (平成 23 年 3 月の1か月についてのみデータあり) 5.43% BSI(中心静脈ライン関連血流感染) UTI(腼胱内留置カテーテル関連尿路感染) 0% 0% SSI(手術部位感染) VAP(人工呼吸器関連肺炎) 0% BSI件数 × 1000 BSI感染率 = カテーテル使用延べ総日数 UTI件数 × 1000 UTI感染率 = カテーテル使用延べ総日数 SSI件数(30 日以内) × 100 SSI感染率 = OPE件数 VAP件数 × 1000 VAP感染率 = レスピ使用延べ総日数 51 院内各種委員会活動報告 52 1.安全管理委員会 〔概要〕 医療事故を防止し、安全且適切な医療介護の提供体制を確立する為、渡部院長(委員長)以下 19 名のスタッフで 第 4 木曜日の 12:45 より委員会を定期開催しています。また必要に応じて事故調査委員会を開催することもあり ます。当委員会ではさらに各委員がマニュアル班、研修班、分析班に分かれてそれぞれの班長以下、委員会開催 日とは別に活動しています。 〔活動報告〕 ①マニュアル班 マニュアル班では、本委員会とは別に集まりを月 1 回設け、医療安全に関するマニュアルの見直しを随時行って います。本年度は、病院機能評価を無事に習得することができ、その際受けた指摘事項への対応マニュアルの作 成、また、それ以外にもその時どきで必要とされる事例のマニュアル作成や現在の状況に対応しきれないマニュ アルの改正、本委員会での指摘事項等、様々なマニュアルのニーズに速やかに対応できるよう日々活動していま す。 (年間活動報告) 4 月 病院機能評価総括の指摘に伴い、 「医療事故等医療問題発生時の報告・連絡マニュアル」に事故調査委員会 の設置を追加する 6 月 X 線写真の廃止により、 「患者誤認防止マニュアル」の一部改訂 7 月 コードブルー訓練での反省点を踏まえて、 「患者急変時の対応マニュアル」の一部改訂 8 月 ME機器管理統一の為に、ME機器使用手順の「心電図モニター」 「シリンジポンプの使用方法」の改訂 9 月 針刺し事故報告書の一部改訂 12 月 病院機能評価受審時に電子化されていなかった項目及び、現在の当院の仕様に合っていなかった、 「医療手 技の手順」、「麻薬」 、「酸素吸入」、「気管切開」、「チューブ類の安全な取り扱い」、「窒息」、「入浴」の各項 目の電子化と一部改訂 1 月 病院機能評価総括の指摘に伴い、事故調査委員会に外部委員を追加する為、「医療安全管理指針」、「安全管 理委員会規定」 、 「医療事故等医療問題発生時の報告・連絡マニュアル」の一部改訂 ②研修班 研修班は下記の活動を行う。 ・インシデント・アクシデント発生報告経路の周知徹底。 ・職員研修として年2回院内勉強会を開催し、それ以外にも必要に応じて開催すること。 ・院外で開催される医療安全に関する勉強会の開催情報を告知し、委員に出席を要請、後日委員会にて報告して もらう。 ・医療安全に関する最新情報(医療事故・過誤等)を収集し、委員会にて報告を行う。 (院内勉強会) 第1回 平成 22 年 4 月 27 日(火) 『平成 21年度活動報告』 参加者数 90 名 第2回 平成 22 年 6 月 22 日(火) 参加者数 78 名 『患者誤認防止と情報伝達エラー防止について』 講師 第一三共㈱ 木村 稔様 第3回 平成 22 年 10 月 28 日(木) 『コードブルー訓練』 各委員・常勤医師 第4回 平成 22 年 11 月 9 日(火) 参加者数 78 名 『BLSと AED について』 講師 我孫子西消防署 救急救命士 平川 誠一様 53 ③分析班 1:年間報告レポート件数 報告総件数 287件 (尐なくとも入院病床の2倍のインシデント・アクシデントが潜んでいると仮定) レベル0→99件 レベル1→139件 レベル2→36件 レベル3→9件 2:職種・部署・種類別 上位10位 職種別上位10位 職種 合計 部署別上位10位 種類別上位10位 構成比 部署 176 61.3% 3階病棟 構成比 種類 100 34.8% 与薬 80 27.9% 医師 38 13.2% 医局 32 11.1% 転倒・転落 51 17.8% 事務職 20 7.0% 4階病棟 28 9.8% 情報の記録 31 10.8% 薬剤師 19 6.6% 5階病棟 28 9.8% その他 20 7.0% 介護福祉士・ヘルパー 16 5.6% 透析センター 27 9.4% 注射 19 6.6% 臨床工学技士 6 2.1% 外来 16 5.6% チュ-ブ管理 18 6.3% 放射線技師 3 1.0% 薬剤科 15 5.2% 内視鏡以外検査 11 3.8% 栄養士等 2 0.7% 医事課 15 5.2% 器具機器の管理 10 3.5% リハビリ 2 0.7% デイケア 6 2.1% 輸液 9 3.1% ケアマネージャー 2 0.7% 健診センター 6 2.1% 患者誤認 8 2.8% 284 99.0% 273 95.1% 257 89.5% 看護師 合計 合計 合計 合計 件数 構成比 3:種類・レベル別比較 上位5位 種類別・レベル別比較 報告件数上位5位 レベル0 レベル1 種類 件数 1 与薬 52 53% 転倒・転落 33 24% 転倒・転落 2 情報の記録 24 24% 与薬 26 19% 3 その他 7 7% 注射 13 9% 4 注射 4 4% その他 13 5 患者誤認 4 4% 内視鏡 以外検査 10 総件数 287 件 構成比 種類 レベル2 件数 構成比 種類 レベル3 件数 チュ-ブ管理 針刺し 件数 構成比 11 28% 転倒・転落 7 78% 10 25% 排泄 1 11% 院内の怪我 1 11% 9 100% 構成比 4 10% 9% 指示の未実地 3 8% 7% 与薬 2 5% 種類 合計 91 92% 合計 95 68% 合計 30 75% 合計 レベル0 全件数 99 レベル1 全件数 139 レベル2 全件数 40 レベル3 全件数 9 4:転倒・転落事例のまとめ 平成21年度 (総数40件) 平成22年度 (総数51件) レベル0 レベル1 状態:経過観察 レベル2 状態:検査 レベル3 状態:処置・治療 6件 20件 9件 5件 0件 33件 11件 7件 7件のうち、骨折事例2件 90歳 女性 心不全 夜間トイレに行きたくなり、ベッド柵を乗り越え洗面所の所に手をついて転倒し た。 「左橈骨遠位端骨折」シーネ固定で退院となった。 54 100 歳 男性 急性胃腸炎 ノロウイルス感染疑いで絶食、24 時間点滴、個室隔離中。人工肛門があり自分で処 理できていた。トイレで転倒。肋骨骨折・気胸併発。安静と酸素吸入で対応。 入院時から病院規定の転倒転落防止対策を施し、同意を得ている。しかし、環境に順応し難い超高齢者の入院が 増加する中で、事故発生をゼロにすることは非常に困難である。 高齢者の入院日数を可能な限り短くすることも事故発生の対策として取り組んでいきたい。 5:平成22年度事故事例の特徴 本年度もレベル4・5の事例はなかった。しかし、患者影響度から見ると、レベル0や1であっても病院組織の 問題として考えなければならない事例があった。 ・夜間外来において同名の薬で異なる薬種を渡した事例 ・健診センターで結果内容を取り違えて利用者へ郵送した事例 (双方へ謝罪) ・3 階病棟で向神経薬を薬袋ごと紛失した事例 (4段階チェックへ改善、実施) ・経験者の尐ない中で緊張を強いられる透析センターでのいくつかの事例 (Wチェックの徹底と職場環境の整備) ・3 階病棟で寝たきり患者の体位変換による上腕骨骨折 (看護部研修の実施) 上記のようなレポートを分析し、原因を考え今後の医療安全管理に役立てていきたい。 小泉 佳夫 55 2.感染対策委員会 Ⅰ.目標 (1)院内感染防止対策マニュアルを効果的に運用・活用し、看護実践ができる ①標準予防策の基本である、手洗いがきちんとできる ②防護具PPE(手袋・マスク・ガウン・ゴーグル)の適切な着用ができ、看護実践ができる ③自部署での保菌状況を把握し、結果を分析し、対策を考えることができる ④針刺し事故の発生が予防できる Ⅱ.基本的活動事項 (1)マニュアル班 ①院内感染予防策についてのマニュアル作成 ②院内感染予防策の見直しと職員へのフィードバック ③院内感染予防策が職員に周知徹底されているかを監査(リンクナースの起用) (2)感染分析班 ①入院患者の感染状況と保菌者の再燃の調査、その適切な対策が取られているかを分析 ②入院患者以外の感染者状況の把握 ③感染対策・治療等の監査、サーベイランス等から感染対策の見直し (3)教育研修班 ①院内感染対策の基本的な考え方及び具体的対策について職員への周知徹底を図る ②職員研修として全職員を対象に年2回以上の院内勉強会を開催する ③院外研修への参加 ②感染症に関する最新情報を収集・分析し、全部署へ情報発信する Ⅲ.活動結果 (1)マニュアル班 ①感染対策委員会規定、構成員表の改訂 ・患者様・ご家族様への「感染拡大防止のお願い」説明用紙の作成 ・マニュアルの追加項目:アシネトバクター、百日咳、細菌性赤痢、ツベルクリン反応判定表 訪問看護・外来感染対策マニュアル ②全職員対象に手洗いチェッカーの実施→手洗いに対する意識向上が出来た ③隔月にリンクナースを実施→リキャップ廃止が徹底された (2)感染分析班 ①毎月各病棟にてMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)・P(緑膿菌)・MDRP(多剤耐性 緑膿菌)・セラチア菌等の保菌状況を集計し動向を分析 保菌状況報告を週報とし、感染者状況の把握を行った ・セラチア菌検出件数が多い傾向があり環境面の検査実施→材料の交換回数、洗浄方法の変更 を行った ・療養中の高齢者や透析患者のツベルクリン反応検査を実施した 56 ②流行性感染症の状況把握 インフルエンザ・受診件数 300 250 件 200 数 150 100 50 0 277 230 249 212 145 161 18 12 8月 9月 10月 11月 87 69 62 31 0 12月 平成21年度 143 106 1月 37 2月 平成22年度 3月 ノロウィルス・陽性件数 10 8 9 件 6 数 4 2 0 5 平成21年度 4 3 1 9月 0 1 0 0 10月 1 2 0 11月 0 12月 1月 2月 1 平成22年度 3月 ③毎月抗菌薬使用状況報告と使用目的の把握 ・薬剤科より使用数と傾向の報告 分析班班長より抗菌薬使用状況報告 平成22年度・抗菌薬使用状況と感染症 胆道感染症 3% 不明熱 7% その他 9% 敗血症 菌血症 5% 肺炎 70% 尿路感染症 6% (3)教育研修班 ①院内研修会開催結果 ・第1回目:H21 年度活動報告 参加者 75 名 (前年度委員が発表) ・第2回目:7/13【各種消毒薬の正しい使用方法・有効性】参加者 67 名(外部講師) ・第3回目:10/26【レジオネラ・セラチア・アシネトバクターについて】参加者 85 名(外部講師) ②院外研修への参加 ・ 【感染管理研修】(基礎編)(実践編)5日間 ③リアルタイムな情報発信 次年度への課題 ①保菌状況報告を月報から週報の継続(早期に拡大防止策がとれるような体制作り) ②医療行為関連感染率の把握 (UTI:腼胱内留置カテーテル関連尿路感染 SSI:手術部位感染 BSI:中心静脈ライン関連血流感染 VAP:人工呼吸器関連肺炎) ③完全な包交車廃止と単包化への取り組み ④見やすく現場で生かされるマニュアル作り ⑤職員の関心の高い、実践で役立つ研修の実施とリアルタイムな情報発信の継続 高橋 恵美 57 3.薬事委員会 目的・委員 当委員会は病院の薬事について、その適正かつ合理的な運営を図ることを目的とし、医 薬品の採用・削除、適正使用、医薬品情報の問題を審議するために設置されています。 当委員会は常勤医師11名、事務部2名、医事課2名 薬剤科1名 看護部6名で構成さ れています。 平成22年度 活動 今年度も定例委員会を月1回、年間12回開催し、採用医薬品の選定のみならず、デッ ドストックの使用促進、医薬品情報の伝達を行ってきました。 今年度から構成員に看護部を加え、採用可否の情報、使用上の注意改訂の情報等をダイ レクトに伝達することができるようになりました。 前年度より薬剤採用申請様式を変更し、正式採用の項目に加え、 「臨時購入」の項目を作 成。使用頻度が尐ないと予想される薬剤は患者限定の臨時購入として申請していただき、 デッドストックを未然に防ぐ対策を講じました。その結果、新規採用薬剤41品目(うち ジェネリック医薬品21品目) 、削除薬剤42品目、臨時購入薬剤22品目となり、採用品 目の増減はありませんでしたが、ジェネリック医薬品の大半が先発品との同時採用である ため実質大幅に採用品目の減尐となっています。来年度以降も採用薬の見直しを継続し、 デッドストックを可能な限り減らし、当院に最適な採用薬となるよう努力していきたいと 思います。 また、本年度はジェネリック医薬品の採用を積極的に行い、前述のとおり21品目のジ ェネリック医薬品を採用することになりました。医療費、薬剤費削減目的のための採用で はありますが、価格だけではなく、同等性、安定性、安定供給、製剤の特徴等を考慮し選 定にあたりました。来年度はこれらのジェネリック医薬品の使用促進を院内に呼びかけて いきたいと思います。 関根 仁 58 4.保険委員会 【目的】 科学的でかつ適正な医療の供給にむけて保険診療の規則を遵守し、適正な保険請求 を行うべく、毎月の診療報酬請求に対する査定・返戻結果を分析・検討し、今後の 診療に反映させて行くことを主な目的としております。 【構成】 院長、常勤医師9名、事務長、事務次長、薬剤科主任、医事課2名(澤田、茶山) 【業務・運営】 当委員会では、病院の経営上最も大事な収入部門である診療報酬保険請求について 毎月第4月曜日に委員会を開催し、検討しております。 主な活動として保険請求・減点査定の適否を検討し、不当と思われるものに対して 再審査請求を行っております。減点査定一覧表を各医師に配布すると共に、審査の動 向を把握し、適宜減点査定されないよう注意喚起を行っています。 平成22年度の査定・返戻報告 平成22年度 査定 返戻 4月 0.06% 0.44% 5月 0.03% 0.37% 6月 0.04% 0.55% 7月 0.15% 0.42% 8月 0.03% 0.95% 9月 0.04% 0.62% 10月 0.02% 0.43% 11月 0.05% 0.93% 12月 0.04% 0.61% H23・1月 0.04% 0.43% 2月 0.03% 0.31% 3月 0.02% 0.36% 平均 0.05% 0.54% 算出方法 査定=(請求点数-確定点数)÷請求点数 返戻= 59 返戻件数÷提出件数 【今年度目標】 前年度の査定・返戻率の目標値は査定率を0.1%未満・返戻率を0.7%未満とし た。 査定率は前年度平均0.07%より今年度は0.05%に、返戻率は前年度平均0. 8%から0.5%となり、目標は達成できた。 入院・外来別で比較すると、外来の査定件数は前年度月平均件数より10件のマイナ ス、 点数では2000点のマイナス、返戻件数は前年度月平均より7件のマイナスと抑制 できた。 入院の査定件数は前年度月平均より2件プラスであったが、点数では2600点のマ イナス、 返戻件数はひと月件数を2件弱に抑えられた。 また、昨年は診療報酬の改定年度であったが、新設点数・加算点数も各部署との連携・ 協力もあり、算定できた。今後も引き続き算定できるものは、積極的に算定へと繋げ たい。 終わりに保険委員会の今年度目標として、査定率を0.1%未満、返戻率を0.7% 未満に継続して抑えるように努めたい。 澤田 輝夫 60 5.診療録管理委員会 【目的】 診療録管理業務の円滑かつ効率的な運営を図るため、診療録等の記録管理に関する事 項を検討・協議する 【構成】 委員長 診療情報管理士 委員 病院長、事務長、看護部長、常勤医師1名、各病棟師長、医事課長、その他 (委員が必要と定める職員) 【開催】 年4回(4月・7月・10月・1月) 【平成22年度の活動内容】 下記の項目について協議・検討を行った。 4月 ①病院機能評価での指摘事項について ②外来カルテ右側の保存してある伝票類の保管方法について ③外来カルテ・病歴カルテの訂正方法について ④厚くなった外来カルテについて 7月 ①入院時、他院からの診療情報提供書について ②カルテ訂正の簡略化について ③実施した検査を外来カルテに記入する件について ④LDL-cho検査、夜間・休診時(ドライケム)検査報告書の貼付方法 ⑤オーダリングシステムの導入希望 ⑥電子カルテ化の希望 8月(臨時開催) ①ABI/PWVについて 10月 ①厚くなった外来カルテについて ②外来カルテへの退院サマリー貼付について 1月 ①内服薬、与薬実施者確認表について ②入院病歴1号用紙の変更について ③外来カルテ1号用紙の変更について ④厚くなった外来カルテに関する状況報告 茶山 晶子 61 6.連携委員会 【目的】 院内の各部署で発生した問題が、当事者だけでの改善困難な場合、院内連携を円滑に図 り、改善を目的として活動している。 【構成】 医局長・事務長・事務次長・看護部長・副看護部長・看護師長・MSW・各部署長 【業務】 毎月 1 回定例会議を開催している。 (第 2 金曜日) 【平成 22 年度の活動内容】 月 日 議 題 1. 個人情報保護の同意書について 2. 透析前処置薬について H22.4/9 3. 午前中の外来予約変更について 4. 年間活動内容報告 5. 委員交代について 1. 委員会規定の一部改定について 5/14 2. 施設からの医療廃棄物の処分について 3. 入院患者の検査伝票処理について 4. 地域連携室よりインシデントレポートの内容について 6/11 1. 外来検査データの処理について 2. 輸血製剤の取り扱いについて 3. 外来の保管薬について(二トロール) 4. 施設からの医療廃棄物の処理について 1. 外来の保管薬の場所について(二トロール) 7/9 2. LDL コレステロール(計算値)の検査結果伝票の貼り方について 3. 緊急手術等で外来診察が休診になった場合の他部署への伝達方法 4. 外来の貸し出し用スリッパについて 8/13 1. 地域生活連携シートについて 2. 健診受診者が外来受診をする時のカルテの流れについて 3. 入院患者の洗濯依頼について 4. ドライケム用の伝票の訂正について 5. 外来透析中の患者が準夜帯に入院する場合について 6. 他施設からの胃瘻チューブ交換について 62 9/10 1.ドライケムの使用について 1. 院内設備点検の日程連絡について 10/8 2. ふさ聖仁会クリニックとの連携について 3. 職員のインフルエンザ予防接種について 11/12 12/10 H23 1/14 2/4 3/11 ※ 1. 外来のインフルエンザ予防接種について 2. 退院伝票の見直しについて 1. 退院伝票・・再度検討 2. ABI 検査のみで来院した場合のカルテの流れについて 1. 薬剤投与中の副作用有無確認票のサインについて 1. 退院伝票の見直し完了・・運用前に再度検討 2. 病棟スタッフの写真掲示について 3. 生理検査同意書の保管場所について 1. 1 月 or2 月の保留分について 連携委員会では、議題をできるだけ会議中に解決するようにしている。今年度は 検査機器導入に伴う検討事項が多かった。又長年使用していた伝票の見直しも出来 ました。今後も引き続き院内の連携を図り業務改善に努めたい。 岩 63 永 信 子 7.衛生委員会 <目的> 我孫子聖仁会病院における職員の健康管理適正化、災害防止、並びに職場環境 に関する調査・改善を図ること。 <構成> 産業医(委員長)、病院長、事務長、看護部長、院内各部署責任者 <開催頻度> 労働衛生法に準じて、毎月開催。 <平成22年度活動内容> ・B 型肝炎予防(ワクチン接種および抗体陽性化の推進) 100%の陽性化を目指し、各個人へ連絡。実施継続中。 ・職員健康診断の実施 ・入職時結核検査(ツベルクリン反応検査) ・インフルエンザワクチン接種 ・労働環境・職場内の雰囲気に関するヒアリング(個人面談) ・職場巡視 ・喫煙に関するアンケートの実施 <平成23年度以降の目標> ・災害防止、職場環境の更なる改善 ・B 型肝炎抗体陰性者へのワクチン接種の更なる推進 ・禁煙運動 坂根 64 学 8. 給食委員会 (目標) 我孫子聖仁会病院と委託業者との連絡調整をはかり、入院患者の食事の改善及び 向上をはかる。 (開催日) 毎月第3金曜日 (H22 年度 活動内容) 嗜好調査の実施、残菜調査報告をおこない献立に反映させています。 また、各部署からの報告により、献立、調理、配膳に関する事等、改善に繋げています。 職員食アンケートの実施や看護部検食を再開させていただき、多くの意見が伺えました。 今後も患者食の改善、向上をさせてゆきたいと思います。 相澤美由季 65 9.NST 委員会 平成 19 年 10 月より渡部院長指導のもと活動を開始し、本年度は 4 年目を迎える。 本年度より、外科の医師が委員に加わり、PEG、難治性の褥瘡患者への介入が開始となっ た。 (目標) 個々の症例に応じた適切な栄養管理の選択とその実施により、治療効果の向上、合併症 の予防、在院日数の短縮と医療費の削減、QOL の向上を図る。 (活動内容) 毎月第1、第 3 火曜日 NST 回診実施 毎月第1、第 3 木曜日 NST 委員会実施 (構成員) 医師 3 名、看護師 4 名、管理栄養士 2 名、臨床検査技師 1 名 言語聴覚士 1 名、薬剤師 1 名 NST 介入の対象となる患者は、下記に該当する患者としている。 ① 検査データにて ALB<3.0、Hgb<9.5 である。 ② 経口もしくは経腸栄養が可能であること。 ③ 難治性の褥瘡がある。 ④ 上記①以外でも、嚥下機能の低下、喫食率の低下があり、低栄養状態が予想される場合。 介入患者には、個々に合わせた治療計画を作成し、臨床データをもとに栄養管理が適正で あるか評価、検討を行っている。 (本年度の主な活動) H22.7 NST 新規介入患者候補リスト、NST パスの改定 H22.10 セミナーへの参加 「ネスレ臨床栄養セミナー・in 千葉」 H22.11 セミナーへの参加 日本慢性期医療協会主催「低栄養・脱水症改善について」 H22.12 院内血液検査セット 「NST セット」の作成 H23.1 院内勉強会実施「経腸栄養管理における下痢対策」 相澤美由季 66 10.ベッドコントロール委員会 【開催日】月1回 第3木曜日 【委員長】院長 【委 員】飯野事務長・看護部長・医事課長・3階、4階、5階の各病棟師長(3階は看 護副部長) ・MSW2名 【委員会の目的】我孫子聖仁会病院の一般病床と療養病床のベッド(148床)を中長 期的に有効活用できるようにする事を目的に設置する。 【委員会の趣旨】 ①一般病床における平均在院日数を維持する為の入院と退院のバランス管理(病床管理)。 ②一般病床における身体治療終了後の早期退院・転院・転棟、と社会的入院の解消の実現。 ③療養病床における空床を無くす為の具体的方策の実現。 ④全国の療養病床が再編され削減されていく流れの中、当病院の療養病床が生き残ってい く為の具体的対策の検討と実現。 ⑤その他、委員会が必要と定める事項。 【活動内容】 (話し合われた内容) (定期報告) ①療養病棟診療報酬推移 ②療養病棟の医療区分推移 ③療養目的患者の待機状況 ④個室料金の徴収報告 ⑤療養病棟における持ち出し統計(3ヶ月に1回) (適宜検討内容) 67 【療養病棟患者の医療区分推移】 4階療養病棟 医療区分2・3該当患者の推移(月平均) 100.0% 85 .7% 86 .0% 85 .7% 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 81 .6% 81 .8% 81 .5% 81 .7% 83 .4% 83 .4% 85.0% 82 .5% 90.0% 84 .8% 85 .6% 95.0% 80.0% 75.0% 70.0% 4月 5月 6月 7月 8月 平成22年度 5階療養病棟 医療区分2・3該当患者の推移(月平均) 89 .6% 89 .4% 2月 3月 86 .5% 83 .1% 85.0% 80 .7% 78 .4% 90.0% 85 .8% 8月 9月 10月 11月 12月 1月 95.0% 88 .3% 89 .4% 100.0% 70.0% 66 .1% 64 .1% 75.0% 68 .4% 80.0% 65.0% 60.0% 4月 5月 6月 7月 平成22年度 68 【考察】 何より今年は、昨年より目標として掲げていた『早急に5F療養病棟の医療区分2・3患 者を80%以上にする』を8月に達成(届出は12月1日~)することができたこと及び、 9月に日本医療機能評価機構より認定を得られたことが、この委員会としても大きな達成 事項である。 この委員会を通じて、出席者(特に各部署の責任者)が病院方針を正確に把握し厳粛に遂 行することで目標を達成することができたことは、大きな自信にもつながり、また 今後の当院の更なる発展にも通じるものである。 荻原 将之 久保山 大輔 69 11.患者サービス委員会 <活動目的> 患者様がより快適に治療を受けられるように、接遇の向上・患者様との信頼関係の構 築を目的として設置されている。 <委員構成> 渡部院長 小倉看護部長 委員長 坂本(リハ) 委員 大野(医師) ~12/31 木戸口、1/1~大越(総務) 三浦(医事) 岩崎(デイ) ~8/31 角田(XP) 秋庭(透析) 菅田 1/1~浅野(外来) 五十嵐・須藤(5階) 北畑・長塚(3階) 9/1~渡邉(RH) 二瓶(健診) 佐藤・飯田(4階) 星野(地連) <委員会開催日> 毎月第4水曜日 12:45~13:30 1階カンファレンス室 <活動実績> 4月 接遇チェック(地連 健診 検査) 患者クレーム対応委員会開催 5月 接遇チェック(医事 外来 リハ) 6月 外来患者様満足度調査実施 身だしなみ規定の改定 接遇チェック(4階 健診 放射線) 7月 七夕イベント 接遇チェック(総務 5階 デイ) 8月 接遇 DVD 視聴による院内勉強会開始 接遇チェック(総務 リハ 3階) 9月 接遇チェック(透析 健診 放射線) 10 月 ふさ聖仁会クリニック開院時アンケート実施 新入職者用接遇教育 DVD の運用開始 接遇チェック(薬剤 4階 5階) 11 月 入院患者様満足度調査実施 患者クレーム対応委員会規定改定 接遇チェック(地連 栄養 医事) 12 月 キャンドルサービス 佐藤看護師による医療接遇マナー研修 患者クレーム対応委員会開催 70 接遇チェック(5階 4階 デイ) 1月 接遇チェック(健診 4階 外来) 2月 タイムカード付近に職員閲覧用のご意見箱へ結果の回答を掲示開始 接遇チェック(5階 デイ 薬剤) 3月 患者クレーム対応委員会開催 接遇チェック(リハ 透析 放射線) 接遇チェックにおいては、平成22年度で再チェックとなったケースの全てが「病院の基本理 念、基本方針を熟知しているか」の項目であった。キャンドルサービスは、35名の患者様が参 加された。直前にいくつかのトラブルがあり開催が危ぶまれたが、委員の方々の協力もあって、 患者様から楽しかったとのご意見を多数頂き、また予定時間内に会を進行する事ができた。外来 患者様満足度調査は年々満足度が上がっている部署が多く見られる。喜ばしいことではあるが、 逆に患者様からはより高いレベルの接遇が求められるようになっていることを忘れないように、 今後とも不断の努力が必要である。入院患者様満足度調査からは、病棟スタッフの接遇の悪さに 対する意見が多く、また、ご意見箱への投書でも病棟スタッフの接遇の悪さに対するクレームが 複数回寄せられている。この問題点については、患者クレーム対応委員会において、引き続き追 跡調査を行っていく。 坂本正弘 71 12.患者クレーム対応委員会 <活動目的> 患者様、ご家族様からのご意見箱への投書、患者様相談窓口への相談に対し、病院長より委 員会にて対応の必要性があると判断された内容について検討し、回答を作成・掲示する。また、 定期的に投書の集計や対応状況の報告を行い、必要があれば対応策についての追跡調査を行い、 患者サービスの向上を目指すことを目的としている。 <委員構成> 委員長 坂本正弘 (患者サービス委員会委員長、リハビリテーション科主任) 委員 飯野輝雄 (事務長) 小倉きみ子(看護部長) 荻原将之 (地域連携室室長) 久保山大輔(医療相談員) 投書内容に関連深い当該部署の責任者 <委員会開催日> 4/1~11/16 臨時開催のみ 11/17 に委員会規定を見直し、年 4 回(3 月、6 月、9 月、12 月)の定期開催及び必要 に応じて臨時開催とした。 <活動実績> 対応件数 24件 クレーム内容内訳 坂本正弘 72 13.個人情報保護管理委員会 <開催日> <委員長> <副委員長> <委 員> 6 月および 12 月(2 回/年) 渡部院長 川手事務次長 飯野事務長、小倉看護部長、澤田医事課長 <委員会の目的> 個人情報保護法第20条に則り、組織的、人的、物理的および技術的な措置 を目的とする。また、従業者の責任体制の明確化と具体的な取り組みを整備し、 個人情報保護の推進を図ることを目的とする。 <委員会の趣旨> ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ 院内における個人情報保護に関する安全管理措置 個人情報保護に関する従業者の監督 個人情報保護に関する規定の整備、公表 個人情報保護推進のための組織体制の整備 従業者に対する個人情報保護に関する教育研修の実施 個人情報保護に関する物理的管理措置 個人情報保護に関する技術的管理措置 <活動内容> ① 従業者の監督と業務についての確認 ② 従業者への教育研修についての確認 ③ 院内監査報告書についての確認 <平成23年度以降の目標> IT化の進歩により、簡単に情報が入手でき、記憶媒体も手軽に利用できる ようになり、情報の管理がおろそかになる場合があります。今後は、定期的な 管理や監督を強化し、情報の紛失、漏洩を防ぐために従業者への教育を行い、 更なる体制の充実を図ります。 川手 73 保志 14.診療情報開示委員会 【開催日】6ヶ月に1回(6月・12月) 【委員長】渡部院長 【委 員】田中康夫医局長・飯野事務長・小倉看護部長・岩永副部長・澤田医事課長・高 橋師長・岡田師長・荻原室長・岩渕主任・中村主任 当該開示請求に直接関与した担当医師・その他関係職員 【委員会の目的】「診療情報の提供等に関する指針(厚生労働省)」に則り、インフォーム ドコンセントの理念や個人情報保護の考え方を踏まえ、医師・看護師・ その他の医療従事者及び医療機関の管理者が診療情報を積極的に提供す ることにより、患者・家族が疾病と診療内容を十分理解し、医療従事者 と患者・家族のより良い信頼関係を構築することを目的とする。 【活動回数】2回(6月・12月) 【活動内容】下記の事項について審議を行う (1) 診療録等の開示に関する適否について (2) 診療録の正確性・適格性の確保について (3) 診療録の開示に関する苦情について (4) その他、診療録等に関すること 【診療情報開示件数】11件 (内7件は画像のみの請求) 【考察】①今までは個人情報保護管理委員会の下部組織として『診療情報開示委員会』が あったが、平成22年度からは独立した委員会とし、定期開催と報告等を行う ことになった。 ②平成22年9月17日厚生労働省通知の「診療情報の提供等に関する指針」 の改正があったため、特に『診療情報開示請求の際に理由を求めない』ことを 確認した。 荻原 将之 久保山 大輔 74 15.倫理委員会 <目的> 患者の権利や尊厳を熟慮した医療を行ってゆくために、生命倫理や医学研究に関する案件 を本委員会において審議し、倫理的配慮の行き届いた医療機関として地域における役割を 果たすこと。 <構成> 平成22年度構成員:院長(委員長)、全常勤医師、事務長、看護部長、医事課長 (平成23年度からは一部変更することに決定) <開催頻度> 平成22年度までは、本委員会は審議すべき案件がある場合にのみ定例医局会と同時開催 することとしていたが、平成23年度からは定例倫理委員会を年2回(6月、12月)開 催することに変更する。さらに、これまでどおり必要時には臨時会議を開催する。 <平成22年度の活動内容> 平成22年度には本委員会で審議すべき案件がなかったため、開催していない。 <平成23年度以降の目標> 平成23年度からは本委員会の定例会議を年2回開催し、それ以外に審議すべき案件があ る場合には臨時会議を招集することに変更した。それにより、本委員会で審議すべき案件 が院内で発生次第、できる限り迅速な審議により当院全体としての方針を決定し、倫理的 配慮の行き届いた医療機関たることを維持してゆくと共に、倫理面での更なる体制の充実 を図ってゆきたい。 渡部 肇 75 16.輸血委員会 目的・委員 当委員会は、輸血療法に伴う輸血業務全般の安全性と効率性を推進することを目的とし 設置されています。 当委員会は医師1名、薬剤師1名、臨床検査技師1名、看護師3名、医事課1名で構成 されています。 平成22年度 活動 輸血委員会は平成20年5月に発足し3年度目となりました。今年度も定例委員会を 2 回、委員会主催の勉強会「輸血用血液製剤の取り扱いについて」を開催することができま した。 定例委員会では輸血・血液製剤の適正使用を目的として、輸血・血液製剤の総使用数と 廃棄数を把握し、院内に伝達を行っていきました。 また、今年度は以下の2つについて委員会で審議し、輸血マニュアルの改定を行いまし た。 ①輸血パックの払出し方法の院内統一化 輸血パックの製剤安定性を保つため、払出しは1本ずつ行う。 ②B型・C型肝炎、HIV等のウィルス感染症をもつ患者の自己血貯血の可否について ウィルス感染症をもつ患者の自己血の保存は輸血保冷庫を他の輸血パックと分け、 識別をしなければならない。そのため当院ではウィルス感染症をもつ患者の自己血 貯血は行わない。 来年度も引き続き輸血・血液製剤の適正使用及び輸血関連の事故防止のため、当委員会 の役割を果たしていけるよう活動していきたいと思います。 関根 仁 76 17.救急委員会 【目的】 地域の救急医療発展に貢献することを目指し、時間外診療及び救急体制の問題点、 検討議題などを協議する。 【構成】 医師1名 病棟看護師2名(委員長1名) 臨床検査技師1名 診療放射線技師1名 外来看護師 1 名(副委員長) 医事課 1 名 【開催頻度】 平成22年度より年4回開催(6月、9月、12月、平成23年4月) 【平成22年度の活動内容】(平成22年6月から平成23年4月までの4回開催) 院内勉強会 平成22年11月9日に安全管理委員会と救急委員会の合同で勉強会を開催。「成人 BLS と基本的 AED の使用法について」というテーマで、我孫子西消防署救急救命士の 平川誠一様を講師として行った。 H22年4月より輪番制当番日と非当番日における外来患者及び救急車受け入れ台 数、外来患者数の比較を継続して行った。 【平成23年度以降の目標】 1)夜間外来業務マニュアルを救急マニュアルとして更新していく必要がある。見直し 作業は順次行っていく。 2)救急症例カンファレンスを3ヶ月毎に行う必要があるため、調整していく。 3)救急処置について院内でのレベルを維持、増強していくために院内勉強会を実施し ていく必要がある。また、最新情報を取り入れるために院外勉強会へ積極的に参加 出来る様に努める。 4)外来処置室や救急カート等の物品や薬品の配置を適宜見直し、的確な処置やケアが 行えるように整備していく。 5)ACLS・BLS の(Dr を含む)勉強会の開催を今後検討する。 古出 恵美子 77 18.手術室運営委員会 平成21年7月に発足した委員会であるが、4月、7月、10月、1月の年4回定期的に開催し、診療 部、看護部、総務課、臨床工学科、薬剤科の各委員が出席、手術室の適正な運営及び安全対策、 感染対策充実の為の検討を行っている。科別、麻酔の種類別の手術件数を3ヶ月毎に集計を行い、 手術傾向の把握を行っている。 構成員 委員長 堀 光 (医師、手術部部長) 副委員長 岩渕 恵子 (看護師、外来看護主任) 委員 花ヶ崎和夫 (医師、外科部長) 菅田 安男 (医師) 和田 仁 (医師) 清水 淳 (医師) 飯野 輝夫 (事務長) 川手 保志 (事務次長) 小倉 きみ子 (看護師、看護部長) 伊藤 康夫 (臨床工学技士、臨床工学科科長) 関根 (薬剤師、薬剤科主任) 仁 鈴木 洋子 (准看護師、外来) 活動記録(開催日、議題) 第 4 回 :平成 22 年 4 月 5 日(月) 1.病院機能評価サーベイヤーよりの指摘事項の検討 ○左右のある手術の術前マーキング方法の検討について ○B 型、C 型肝炎キャリア患者の自己血貯血の原則中止について ○術前剃毛の廃止について 第 5 回 :平成 22 年 7 月 26 日(月) 1.左右がある手術の術前マーキングのマニュアル化、マーキング用ベルトの採用について 2.落下菌検査について 3.小型オートクレーブの設置完了について 第 6 回 :平成 22 年 10 月 25 日(月) 1.手術室のフィルター交換の規定について 2.小型オートクレーブの滅菌時間について 3.更衣室ロッカー(男性用)の使用について 4.筋弛緩薬「スキサメトニウム(旧販売名:サクシン)」の採用中止について 78 第 7 回 :平成 23 年 1 月 4 日(月) 1.麻酔器回路のテストバックの滅菌について 2.手術室の大型機器のメンテナンス契約について 3.脊椎麻酔用高比重局所麻酔薬「ネオペルカミン S」の採用中止について ※平成 22 年度 月別・科別 手術件数 外科 整形 透析 泌尿器 合計 4月 5 6 2 0 13 5月 2 2 0 0 4 6月 6 0 0 0 6 全麻 62 7月 4 3 1 0 8 腰麻 9 8月 5 1 1 0 7 硬膜外 1 9月 3 3 0 0 6 局麻 17 10 月 7 4 1 0 12 計 89 11 月 7 2 0 0 9 12 月 6 1 0 0 7 1月 1 2 1 0 4 2月 4 1 1 1 7 3月 3 2 1 0 6 計 53 27 8 1 89 前年比 +1 -3 -3 +1 -4 ※麻酔別件数 岩 渕 恵 子 79 19.教育研修委員会 ※ 平成20年9月1日、看護部研修委員会より全職員を対象とした【教育研修委員会】へ 体制変更する。 【目的】よりよい医療、看護、介護、患者サービスが提供できるよう、当院全職員の啓蒙 活動の企画運営を目的とする。 【活動】 1.教育研修 院内勉強会の企画。予定及び勉強会当日に職員へ通達。院内掲示や配布を行い、 参加促進を行う。 【院内勉強会実績】 開催日 内容 参加人数 4月13日 平成22年度 診療報酬改定について 87名 4月27日 平成21年度 安全管理委員会・感染対策委員会活動報告 90名 5月11日 個人情報保護法の基礎知識② 92名 6月22日 患者誤認防止と情報伝達エラー防止について 88名 6月29日 医療ガス インシデント・アクシデント事例 60名 7月13日 各種消毒薬の正しい使用方法・有効性 79名 8月31日 安全な輸血医療~医療事故ゼロをめざして~ 93名 9月14日 飲酒と健康について 90名 10月26日 レジオネラ・セラチア・アシネトバクターについて 93名 11月9日 BLS(一次救命処置) 85名 12月14日 ベッド上で長時間生活される方の安全・安心のための医療・介護機器と看護・介護技術 80名 1月11日 経腸栄養における下痢対策 96名 2月7日 緩和ケアにおける症状緩和のポイントとがん患者・家族とのコミュニケーション 61名 2月8日 抑制廃止委員会 平成22年度 活動報告 72名 80 【院外研修参加実績】 開催月 テーマ 委員会・部署 5月 第38回マンモグラフィ技術部門更新講習会 放射線科 5月 第17回医療安全管理講習会 臨床工学科 6月 従事者のためのヘルスケア 通所リハビリ 7月 アセスメントからはじまる高齢者ケア・基礎編 地域連携室 7月 骨盤帯・下肢の臨床運動学 リハビリ 9月 平成22年度介護保険指定事業者集団指導 地域連携室 9月 千葉県医療安全支援相談センター実績報告 地域連携室 9月 平成22年度介護保険指定事業者集団指導 リハビリ 9月 平成22年度介護保険指定事業者集団指導 通所リハビリ 9月 我孫子市介護支援専門員連絡協議会 地域連携室 10月 ネスレ臨床栄養セミナーin 千葉 栄養科 10月 我孫子市高齢者食生活向上委員会 栄養科 10月 千葉県民間病院協会平成22年度秋季医療研修会 医事課 10月 退院支援専門ソーシャルワーク研修 地域連携室 10月 平成22年度第1回千葉県医師会医療安全講習会 医事課 11月 日本診療情報管理士会 医事課 11月 労災診療費算定実務研修会 医事課 11月 人工腎臓装置の保守点検・修理 臨床工学科 12月 我孫子市介護支援専門員連絡協議会 地域連携室 12月 2010年度子ども家庭福祉研修 地域連携室 2月 千葉県民間病院協会医事業務勉強会 医事課 2月 自賠責保険研修会 医事課 3月 眼底検査スキルアップセミナー 検査室 3月 平成23年度認定調査員新規研修 地域連携室 3月 千葉県認定病院の集い 総務課 2.分析 勉強会聴講後、アンケート調査を行い、内容を評価し、今後の勉強会企画の参考 とする。 81 3.図書管理 ・ 図書台帳、借用簿の管理 ・ 返却日の定期的確認 ・ 借用状況調査 ・ 図書利用の促進活動 ・ 図書の見直し 大越陽一 82 20. 広報委員会 〈目的〉 我孫子聖仁会病院における広報に関する実務を行う。 〈構成〉 医師 1 名、放射線科 1 名、リハビリテーション科 1 名、地域連携室 1 名、 通所リハビリテーション 1 名、看護部 1 名、医事課 1 名、総務課 1 名(委員長) 〈開催〉 委員会 毎月第2水曜日 12:45~13:30 〈平成22年度の活動内容〉 ・院内広報誌「あびこたいむず」 6 誌発刊(計 3,000 部印刷) 発刊月 NO 掲載内容 H22 年 4 月 第 10 号 新年度 院長挨拶、訪問看護室紹介 6月 第 11 号 外来紹介、堀医師 乳がんについて 8月 第 12 号 総務課紹介、清水医師 血液透析について 10 月 第 13 号 12 月 第 14 号 透析センター紹介、田中医師 C 型慢性肝炎について H23 年 2 月 第 15 号 手術室紹介、坂根医師 人間ドックについて 院長挨拶 日本医療機能評価機構認定病院 健診センター紹介、中山医師 肺癌検診について ・ホームページ更新 4月 デイケア(通所リハビリ) 、訪問看護室 あびこたいむず第 10 号掲載 6月 あびこたいむず第 11 号掲載 8月 あびこたいむず第 12 号掲載 9月 眼科ソフトコンタクトレンズ処方について ふさ聖仁会クリニック開院のご案内 10 月 あびこたいむず第 13 号掲載 11 月 透析センター紹介 一部 12 月 あびこたいむず第 14 号掲載 2月 あびこたいむず第 15 号掲載 木戸口 誠 83 21. 防災委員会 <目的> 火災の絶無と、地震等の災害による人的・物的被害の軽減、医療機能確保、被災者救護に 関する事など、防災対策の徹底を期する事を目的とする。 <活動> 災害を未然に防ぐ為、訓練の実施・参加、及び職員への委員会決定事項周知。 災害時における患者さまの安全確保、避難誘導、情報収集、薬品・食糧・診療材料等の確保、 近隣医療機関への連絡窓口、外部からの被災者受入等の対策・方法を検討・決定する。 <防災訓練> 年 2 回(4 月、10 月) <構成> 医師 1 名、薬剤師 1 名、看護部 2 名、医事課 1 名、栄養科 1 名、 総務課 1 名(委員長) <平成 22 年度の委員会議題> 平成 22 年 12 月 4 日 1. 大規模災害に対する対応及び院外からの患者様に対して病院としてどう対応するか。マ ニュアルを再整備し周知を図る。 平成 23 年 3 月 22 日 1.東日本大震災(平成23年3月11日)を経験し、災害時における課題について検討。 木戸口 誠 84 22.褥瘡予防対策委員会 1、目標 褥瘡発生予防に努めたケアの徹底 2、取り組み 「褥瘡対策に関する診療計画書」から危険因子を評価し発生と対策ケアを立案、 褥瘡ケアの展開をする。 3、院内勉強会 平成 22 年12 月14日 演題:ベットで長時間生活される方の安全、安心のための医療、介護機器と看護、 介護技術 講師:株式会社モルテン 岩崎真治様 4・褥瘡委員会運営 1)褥瘡回診 3 階、4 階病棟;第 2 火曜日 15:30から 5階病棟:第1土曜日15:30から 2)毎月第 3 火曜日 12:45 から委員会を開催 委員長(医師) 、看護部長、3・4・5病棟看護師、4・5病棟介護士、訪問看護師、 管理栄養士、薬剤師、総務課、リハビリの担当者で構成された委員により、レポートから 情報の収集をし評価する。 (年 12 回) 5.各病棟における褥瘡患者の深達度分類(グレード)と発生部位の 21年と 22年実態比較 21年度 グレード 部 位 Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ 計 仙骨 腸骨 大転子 踵骨 踝部 その他 3F 6 13 14 3 0 36 16 3 3 2 2 17 4F 2 2 6 2 0 12 5 1 0 3 0 3 5F 4 3 4 3 0 14 9 2 3 0 0 0 部 位 22年度 グレード Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ 計 仙骨 腸骨 大転子 踵骨 踝部 その他 3F 4 20 9 27 0 36 16 4 2 4 2 12 4F 4 14 4 9 0 12 32 2 2 6 0 16 5F 2 20 4 25 0 14 52 8 10 2 3 19 21年度 除圧マット備品台数 エアーマット アイリス 3F 3台 16 枚 4F 8台 5F 13 台 22年 除圧マットマット備品台数 エアーマット アイリス 3F 5台 16 枚 18 枚 4F 11 台 18 枚 11 枚 5F 17 台 13 枚 6・取組の成果 ・除圧マット備品台数エアーマット33台になる。 ・発生件数 3 階 36 件から 4件 療養病棟は 26 件から19件に減数している。 (発生率は、クリニカルインディケーターの2④に記載) ・5 階病棟の褥瘡回診を平成 22 年 5 月より開始した。 殿上 則子 85 23.抑制廃止委員会 1) 目 標 患者様への抑制を限りなくゼロに近づけるように努める 2) 活動内容 ①身体抑制となる具体的行為について検討する ②身体抑制チェックシートを作成・実施し、評価をする ③身体抑制の実態調査を実施する ④身体抑制廃止に向けてのマニュアルを見直し、作成する ⑤身体抑制の廃止が困難な事例について検討する ⑥抑制廃止委員会の活動報告をする 3) 活動結果 ・身体抑制の実態調査結果(各項目における実施状況) ・年間の身体抑制実施人数 145件 ○抑制具の使用状況 抑制帯・抑制着・ミトンの使用人数 16 14 14 12 3F 10 人 4F 7 8 6 6 5 4 5 4 4 3 2 4月 5月 4 4 2 3 2 3 3 10月 11月 3 2 0 6月 7月 8月 9月 5 5 5 4 4 7 5 5 4 6 3 3 2 7 12月 2 1 1月 1 2月 平成22年度 3 4 年間の身体抑制種類別 1・ベッド上にて抑制帯で拘束 2・介護衣(つなぎ服)の使用 34 3・ミトンの使用 59 4・椅子に抑制帯で抑制 年間の身体抑制目的別 2 0.4 1 1・経管栄養・点滴等のチューブ抜去防止 12.3 2・オムツはずし防止 3・気管カニューレ抜去防止 15 4・転落防止 59 10.3 5・立ち上がり防止 6・徘徊防止 7・ずり落ち防止 86 4 2 3月 5F ○ベッド柵4本使用状況グラフ ベッド柵4本使用率 70% 60% 50% 40% 30% 20% 10% 0% 59% 60% 59% 44% 40% 31% 26% 34% 23% 23% 22% 22% 25% 22% 5月 6月 7月 8月 29% 31% 31% 31% 15% 19% 23% 9月 10月 4F 5F 17% 13% 18% 7% 4月 38% 37% 34% 32% 3F 44% 46% 15% 15% 15% 11月 12月 1月 8% 2月 10% 3月 平成22年度 今年度 6 月からサイドレールを使用し始め、4 本柵からの回避が容易となり、ひとりずつ 3 本柵 へと移行している。 平成 23 年 1 月に当委員会の活動報告の場を設ける事ができ、 「抑制」の理解と「抑制をゼロに近づける」 という意識を持つ機会になったと思います。 殿上 則子 87 24. 医療ガス安全管理委員会 【目的】 当院における医療ガス(診療の用に供する酸素、各種麻酔ガス、吸引等をいう)設備の安全管理を図り、患者様の 安全を確保する。また、医療ガスの知識の普及および保安教育を目標とする。 【委員構成】 病院長、医師、薬剤師、臨床工学技士、総務課管理職、㈱星医療酸器(実施責任者) 【活動内容】 (1)実施責任者に医療ガス設備の保守点検業務を行わせる。 (2)医療ガス設備の保守点検業務について記録を作成し、2年間保存する。 (3)医療ガス設備に係わる新設及び増設工事、部分改造、修理等に当たっては、臨床各部門にその旨周知徹底 を図り、使用に先立って厳正な試験、検査を行い安全を確認する。 (4)医療施設内の各部門に医療ガスに関する知識を普及し、啓発に努める。 (5)その他医療ガスに関する事項。 【実態】 (1)年2回(6月、10月)の定例委員会の開催 6月10日、12月17日 (2) 人工呼吸器へアンビューバッグの設置 (3) 災害時における酸素室内のボンベ転倒防止対策の施行 (4) 院内勉強会の開催 6月29日 『インシデント・アクシデント事例』 岩吉直也 88 25. 医療機器選定委員会 【目的】 医療機器の購入及びリースに際して、治療効果を高め、並びに業務能率、患者サービスの向上、適切な機種選 定が行われるよう審議する。 【委員構成】 病院長、事務長、医療機器安全管理責任者(臨床工学技士)、関係医師(委員会で審議する医療機器に特に関 連の深い医師)、その他に委員長が指名する者。 【活動内容】 (1)医療機器の購入に関する件 (2)医療機器の使用状況の把握に関する件 (3)医療機器の保管、在庫の適正化、保守点検等に関する件 (4)医療機器に関する諸情報収集と提供に関する件 (5)その他、医療機器全般に関する件 【実態】 (1)年2回(4月、10月)の定例委員会と医療機器購入に対する臨時委員会の実施 定例委員会 4月22日、10月28日 臨時委員会 5月22日 (2)医療機器の購入について ○汎用超音波画像診断装置 SonoSitet iLook25 ○血圧脈波検査装置 BP-203RPEⅢ ○血液凝固分析装置 CoaruChek XS (3)医療機器の在庫の適正化、使用状況の把握 *ME 機器の使用状況(平成21年7月~平成22年6月) 名称 管理 使用 月平均 最長 最短 番号 回数 使用 使用 使用 日数 日数 日数 名称 管理 使用 月平均 最長 最短 番号 回数 使用 使用 使用 日数 日数 日数 輸液 IP-1 54 4.5 3 1 輸液 IP-8 18 1.5 23 1 ポンプ IP-2 0 0 0 0 ポンプ IP-9 19 1.58 36 1 IP-3 60 5.0 1 1 IP-10 22 1.83 13 1 IP-4 故障 IP-11 9 0.75 2 1 IP-5 4 0.33 9 1 IP-12 16 1.33 17 1 IP-6 3 0.25 16 1 IP-13 107 8.9 1 1 IP-7 14 1.17 37 1 IP-14 82 6.8 1 1 シリンジ SP-1 13 1.08 1 1 シリンジ SP-7 1 0.08 11 4 ポンプ SP-2 17 1.41 1 1 ポンプ SP-8 1 0.08 1 1 SP-3 6 0.5 1 1 SP-9 0 0 0 0 SP-4 2 0.17 10 10 SP-10 35 2.9 1 1 SP-5 2 0.17 14 1 SP-11 7 0.58 1 1 SP-6 3 0.25 15 2 89 名称 管理 使用 月平均 最長 最短 番号 回数 使用 使用 使用 日数 日数 日数 名称 管理 使用 月平均 最長 最短 番号 回数 使用 使用 使用 日数 日数 日数 人工 RE-1 1 0.08 35 35 麻酔器 AA-1 38 3.1 1 1 呼吸器 RE-2 2 0.16 62 19 除細動 DC-1 0 0 - - RE-3 0 0 0 0 器 DC-2 1 0.08 - - (4)医療機器に関する諸情報収集 平成22年5月 セントラルモニタ受信患者間違い 平成22年6月 電気手術器用バイポーラ電極の取り扱いに係る自主点検等について 平成22年7月 コンセントの容量(定格電流)を超えた医療機器や電気機器等の接続 平成22年8月 ジャクソンリース回路等の医療機器の回収における対応 平成23年2月 多用途透析装置 個人用透析濾過装置 TR-7000Sの改修 岩吉直也 90 26.退院調整委員会 ● 目標:当院の患者サービスの一環として患者の円滑な在宅復帰を支援する。 当院の各サービス利用の増加に繋げる。 ● 活動内容 <活動日> 毎週1回(金曜日・12:30~12:45)開催 <構 成> 委員長、副委員長、3階病棟師長、3階病棟リーダー、医療ソーシャルワ ーカー(社会福祉士) 、訪問看護師、理学療法士(又は作業療法士)、介護 支援専門員、管理栄養士、デイケア(介護福祉士)その他、委員会が必要 と定める職員 <内 容> (1) 一週間の活動報告。 (2) 病棟における在宅復帰予定患者の把握。 (3) 退院予定者に、在宅に向けて介護支援専門員の居宅介護支援を入院中から 行い、円滑な在宅看護・介護を実現する。 (4) 退院予定者で、主治医により居宅療養管理指導・在宅看護の指示のある者 に関して入院中からの相談・支援を行うことにより、在宅復帰後の医療管 理の体制を整え退院の円滑化を図る。在宅退院予定者の主治医との連携を 取り、主治医の指示に基づき本人・家族に対して、今後の在宅サービスの 相談を行なう。 (5) 長期入院患者様の早期退院を医療ソーシャルワーカーに促す。 ● 活動結果 (H22/4/1~H23/3/31) 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 65 55 65 62 59 54 54 54 55 55 68 56 退院支援計画数 4 4 4 5 3 5 5 2 3 3 2 1 服薬指導数 4 4 2 4 4 4 4 2 2 2 2 2 114 115 119 117 120 122 81 77 78 78 84 86 退院患者数 居宅管理指導数 訪問看護利用数 27 27 30 31 29 27 28 23 23 24 24 29 デイケア利用数 70 68 65 65 66 66 62 61 64 66 69 70 4 4 2 4 5 5 4 4 7 2 3 1 栄養指導数 91 ●今後の課題 一年間に亘り毎週金曜日委員会を開催してきた。病棟患者を把握し、介護サービス の必要性を各担当者で話し合った。退院後の介護保険介入の必要性を入院中に病棟 看護師も交えて話しあうことは、入院中から在宅療養に向けての支援が行なわれて いることになる。このことは在宅療養支援の体制が確立していると言える。今後は この機能を更に充実させる為に、委員会の時間の調整と進め方を効率よくしていく 必要がある。又、委員一人一人が、退院調整委員会であがったサービスが必要と思 われる患者様から積極的に情報を収集し、サービスの増加に繋げていく必要がある。 長塚 幸子 92 27.療養患者判定会議 【開催日】毎週金曜日 【委員長】渡部院長 【委 員】小倉看護部長・3階、4階、5階の各病棟師長(3階は看護副部長) MSW2名(※各病棟師長が不在の場合は主任看護師が代理出席) 【会議の目的】我孫子聖仁会病院の医療保険適用療養病棟(98床)を適正に運用する 為、新規療養希望患者の入院可否、及び既に一般病棟に入院中の患者の 療養病棟への転棟可否等を判定する目的で設置する。 【会議の趣旨】①適正な医療区分の評価を行う。 ②療養病棟は2つの病棟に分かれているため、会議にて適正な患者の振り 分けを行う。 ③患者の容態や特段の事情を踏まえ、当院独自の判断で入院期間を設け る場合があるため、適切な療養期間について検討する。 【平成 22 年度活動実績】 ①新規依頼患者 月 新規検討患者合計 受入可患者数 受入不可・保留患者数 4月 13名 10名 3名 5月 11名 11名 0名 6月 11名 7名 4名 7月 13名 10名 3名 8月 13名 12名 1名 9月 18名 16名 2名 10月 15名 12名 3名 11月 13名 11名 2名 12月 9名 9名 0名 1月 12名 11名 1名 2月 11名 11名 0名 3月 8名 8名 0名 合計 147名 128名 19名 93 ②元々療養目的ではなく一般病棟に入院した患者の療養病棟転棟件数 (透析患者も含む) 月 検討患者合計 受入可患者数 受入不可・保留患者数 4月 7名 5名 2名 5月 1名 1名 0名 6月 5名 5名 0名 7月 3名 3名 0名 8月 6名 6名 0名 9月 2名 2名 0名 10月 3名 3名 0名 11月 2名 2名 0名 12月 5名 5名 0名 1月 2名 2名 0名 2月 4名 4名 0名 3月 3名 3名 0名 合計 43名 41名 2名 荻原 将之 久保山 大輔 94 28.臨床検査適正化委員会 【目的】 病院の役割・機能に応じた医療を行うため、また各診療科のニーズに応えるため、臨床 検査管理、運営の適正化を図るとともに、重要事項を審議し病院の発展に貢献すること。 【委員会の構成】 医師1名 臨床検査技師2名(院内技師1名、保健科学研究所技師1名) 看護師2名(外来1名、病棟1名) 【活動報告】 平成22年度は年4回の開催とした。 第 7回委員会開催 平成22年 4月14日 第 8回委員会開催 平成22年 7月24日 第 9回委員会開催 平成22年10月30日 第10回委員会開催 平成23年 1月22日 【議題の内容】 第7回 検査内容について 抗酸菌蛍光染色(集菌塗抹法 項目コード 8034)が新規受託開始となる。 第8回 ① ドライケム導入について 7月 20 日より運用開始となった。 ② コアグチェックについて 7月より運用開始となった。 ③ ABI/PWVについて 近々導入される。予約検査となる。 第9回 ① 凝固検査の採血量について 量が正確でないと検査結果に影響がでる。 ② ABI/PWVについて 9月より運用開始となった。月、水、金は余裕なし。 ③ ドライケムについて 夜勤帯にてスムーズに検査ができない時間がある。 第10回 ① コアグチェック、ドライケムの使用頻度について→件数の報告を文書にて委員会で報 告し議事録にも添付することとなった。 ② 職員健診の実施について 2月より開始 ③ ABI/PWVについて 冬は厚着なので検査着に着替えてもらうため検査の時間が 長くなる。 95 【今後の課題】 年 4 回の開催ではあるが、医師、看護師、臨床検査技師が一堂に会して意見を出し合える 貴重な時間である。 今年度の大きな実績としては、この委員会からの発信により動脈硬化の指標となる ABI/PWV の導入やベットサイドで血液凝固機能が迅速に検査できるコアグチェックの導 入ができたことでる。 今後も病院の発展のため、また臨床支援のためにさらに適切な運営をしていきたい。 鹿野利恵子 96 29. 透析機器安全管理委員会 【目的】 当委員会は透析機器設備の安全管理を図り、一層安全で適切な医療を提供することを目的とする。 【委員構成】 委員長 :院 長 副委員長:臨床工学科 主任 委員 :透析センター責任医師 :透析センター 看護主任 :医事課 主任 :総務課 係長 また、当委員会より「透析液水質確保加算の施設基準に係る届出書添付書類」における以下の担当者を選 出する。 (1) 透析液安全管理者 (2) 透析液製造担当者 (3) 品質管理者 (4) 機器・設備管理担当者 【活動内容】 透析装置および透析液水質管理のために以下を行う。 (1)透析機器および水処理装置の管理計画を立て、適切な保守管理を実施し報告書を保管管理する。 (2)関係医療情報の管理と使用者への周知を徹底し、またアクシデント情報を管理者へ報告する。 【実態】 (1)年4回(1,4,7,10月)の定例委員会の開催 (2)エンドトキシン及び生菌培養検査(毎月1回) *平成22年4月~平成23年3月 エンドトキシン及び生菌検査結果 採取月 平成 平成 /機体 22年 23年 番号 4月 RO 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 0.002 0.009 0.001 未 0.001 未 0.001 未 0.001 未 0.001 未 0.001 未 0.001 未 0.001 未 0.001 未 0.001 未 19 39 22 44 4 7 100 14 100 38 67 11 Central 0.010 1 NO.1 0.001 未 陰性 NO.2 0.001 未 陰性 NO.3 0.001 未 陰性 NO.4 0.001 未 陰性 97 採取月 平成 平成 /機体 22年 23年 番号 4月 5月 6月 7月 8月 NO.5 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 0.001 未 陰性 NO.6 0.001 未 陰性 NO.7 0.001 未 陰性 NO.8 0.001 未 陰性 NO.9 0.001 未 陰性 NO.10 0.001 未 2 NO.11 0.001 未 陰性 NO.12 0.001 未 陰性 NO.13 0.001 未 陰性 NO.14 0.001 未 陰性 NO.15 0.001 未 陰性 NO.16 0.001 未 陰性 NO.17 0.001 未 陰性 NO.18 0.001 未 陰性 NO.19 0.001 未 陰性 NO.20 0.001 未 陰性 *表の見方 **0.001 未 ・・・ 0.001 未満(測定限界値) エンドトキシン測定値 EU/ml 生菌数 CFU/ml *当院の基準値 RO水:エンドトキシン活性値:0.05 EU/ml 未満、生菌数: 100 CFU/ml 未満 透析液:エンドトキシン活性値:0.05 EU/ml 未満(目標値 0.001 EU/ml 未満) 生菌数: 100 CFU/ml 未満(目標値 1 CFU/ml 未満) 岩吉直也 98 30.ふさ聖仁会クリニック委員会 平成22年10月1日開院のため9月より準備委員会として発足し、本院のサテライト クリニックとしての役割を果たすべく、関係者による支援をしてきました。 平成22年10月1日より、渡部院長を委員長とし、正式にふさ聖仁会クリニック委員 会として医局会終了後に行ってきました。その後、クリニックの運営が安定してきたた め、平成23年1月1日からは、審議事案がある場合のみの不定期開催となりました。 <委員会の目的> 我孫子聖仁会病院のサテライトクリニックを医療面を含めた多角的側面からサポートし、 病院との円滑な連携を図ること。 <委員長> 本院 院 長 <副委員長> クリニック院長、事務次長 <委 員> 本院側-事務長、医局長、看護部長、看護副部長、医事課長、薬剤科主任、 地域連携室室長、患者サービス委員会委員長、個人情報保護管理 委員会副委員長 クリニック側-看護師、事務員 <活動内容> 1.クリニックの患者数推移および状況報告。 2.広報関係の検討。 3.その他、クリニックに関しての審議事項。 延患者数 1日平均 H22年度別 延患・平均患者数推移 500 25 450 20 400 350 15 300 10 250 200 5 150 100 0 4月 5月 6月 7月 8月 9月 H22年度延患者数 10月 11月 12月 1月 2月 3月 H22年度平均患者数 川手保志 99 31.医師・看護師業務軽減委員会 【目 的】 病院勤務医及び看護職員の負担を軽減し、また処遇の改善に役立つ体制を確保するこ とを目的とする。 【構 成】 委員長(事務長) 副委員長(医局長) 副委員長(看護部長) 委員:事務次長、総務課係長、3F 看護師長(看護副部長)、4F 看護師長、5F 看護 師長、外来看護師主任、透析センター看護主任、医事課課長、医事課主任、地 域連携室主任、臨床工学科主任、薬剤科主任、リハビリテーション科主任、看 護補助者 3 名(外来 1 名、病棟 1 名、クラーク 1 名) 【開催頻度】 年 4 回(4 月、7 月、10 月、1 月) 【活動内容】 平成 22 年 10 月に立ち上げた委員会であるため 22 年度の開催は 2 回であった。 ○ 医師・看護師業務分担規定の一部追記及び削除をおこなった。 ○ 介護保険主治医意見書の作成時に予診表を用いることを導入した。 ○ 病棟医療材料の定期払い出し業務を毎日行う形に移行予定である。 ○ 訪問リハビリの指示書を紙媒体から外来カルテへの押印に変更(医局会で承認) ○ 「急性期看護補助体制加算」 (月平均 70 万円弱)の収入増に繋がっている。 【考 察】 急性期看護補助体制加算1を関東信越厚生局に届け出るに当たり立ち上げた委員会で はあるが、わずか 2 回の開催にもかかわらず医師・看護師の業務軽減に繋がったこと は評価出来る。また、それが収入増に繋がっていることも評価できる。但し、本委員 会の目的は忘れてはならない。 飯野 輝雄 100 32.セクシュアルハラスメント等防止対策委員会 【目的】 院内においてセクシュアルハラスメント等に関連する問題が生じた場合に適切に対応する。 【構成】 院長・事務長・事務次長・看護部長・看護副部長・顧問弁護士 【開催】 定例会議は 2回/年(1月、7月)開催し、臨時会議は必要時に開催する。 【結果・今後】 平成23年1月に発足しましたが、3月末までは対応を必要とする問題は生じませんでし た。相談するのに躊躇する問題でもあり、それとなく聞いていても面接まで持っていくこ とはとても難しいことです。 今後は、時々巡回し職員とのコミュニケーションを図りながら相談しやすい環境づくりを 行ってゆきたいと思います。 岩 101 永 信 子 設備等の状況 1.院内機器・備品主要購入品目 納入日 品名 数量 メーカー 4 月 23 日 ドライケム 1台 富士フィルム 4 月 26 日 血管エコー 1台 日本シャーウッド 5 月 14 日 透析ベッド 3台 パラマウント 6月1日 血液凝固分析装置 1台 6 月 22 日 血圧脈波監視装置 1台 9 月 30 日 双眼倒像鏡 1台 エムイーテクニカ 11 月 4 日 膀胱鏡 1式 タケイ医科 12 月 7 日 病棟ストレッチャー 2台 パラマウントベッド 3月9日 眼科 汎網膜硝子体検査用機器 1台 キーラアンドワイナー 3 月 31 日 全自動身長計・体重体組計 1台 タニタ ※購入金額が100,000円を超えるもの 102 2.病院購入図書等一覧 【月刊誌】 図書名 出版社 臨牀看護 へるす出版 月刊保団連 全国保険医団体連合会 医薬ジャーナル 医薬ジャーナル社 メディチーナ 医学書院 内科 南江堂 腎と透析 東京医学社 エキスパートナース 照林社 透析ケア 東京医学社 消火器外科 へるす出版 JMC 日本慢性期医療協会 日本病院雑誌 日本病院会 日本医師会雑誌 日本病院会 医学検査 医学検査 モダンメディア 栄研化学 【参考図書】 図書名 出版社 疾患別看護ケア関連図 中央法規出版 慢性期医療テキスト 厚生科学研究所 Q&A 新型インフルエンザ対策マニュアル 中山書店 ストップ病医院の暴言・暴力対策ハンドブック メジカルビュー社 私が決める尊厳死 中日新聞社 老年医学 中外書院 3秒間腰痛ストレッチ エクスナレッジ 死ぬときに後悔すること25 致知出版 103 3.施設整備の概況 【植栽イルミネーション】 ・点灯時期 平成 22 年 11 月 20 日~平成 23 年 1 月 10 日 【修理】 修理内容 実施日 麻酔器修理 4 月 17 日 透析 RO 装置定期点検 5 月 25 日 麻酔器定期点検 6月2日 除細動器定期点検 6月2日 光源装置ランプ交換 6月3日 人工腎臓装置 消耗部品交換 10 月 28 日 透析液溶解装置修理 2月8日 ※購入金額が100,000円を超えるもの 104 4.委託業務 委託業務 委託会社 委託業務内容 ・生化学検査 ・血液学検査 検体検査 ・免疫学検査 株式会社 保健科学研究所 ・尿一般検査 ・その他(インフルエンザ A 型・ B 型抗原、血液ガス) 滅菌業務 日本ステリ株式会社 医療用機材の滅菌処理 ・栄養管理 ・調理作業管理 給食業務 ベストフードサービス株式会社 ・材料管理 ・給食施設等管理 ・衛生管理 ・労働安全衛生 寝具設備・ 病衣賃貸借 東洋リネンサプライ株式会社 ・寝具設備・病衣等の提供 ・洗濯・補修・仕立て直し ・床面定期清掃業務 清掃業務 株式会社 東進ビルシステム ・日常清掃業務 ・上記他定期清掃業務 産業廃棄物 及び、特別 管理産業廃 棄物 産業廃棄物・特別管理産業廃棄物の 日本環境株式会社 収集・運搬 株式会社エコ・エナジー・ジャパン 産業廃棄物・特別管理産業廃棄物の 中間処理 ・車両保安管理 ・日常点検・定期点検・一般修理 車検・整備管理 車両管理 ・清掃保管管理 株式会社セネック ・車両の備品、並びに消耗品管理 ・燃費補給管理 ・車両運行管理(運転職務) ・任意保険管理 ・保安警備業務 警備業務 帝京警備保障株式会社 ・防火・防災業務 ・一般管理業務 105 業務概況 106 1.院内各部門の業務概況 ➀ 医局・医局会(総括) 入職者:郡司医師(ふさ聖仁会クリニック院長) 退職者:大野医師(内科) 平成22年度における主な医局会決定・実施事項 血圧脈波測定装置(ABI/PWV)導入 我孫子・白井聖仁会病院診療部交流会実施 簡易迅速検査キット(ドライケム)導入 医局暑気払い実施 医局床面清掃と、ゴミ出し担当の確認 医局を含めた、院内常時換気装置運転の確認 医局用空気清浄機購入・設置による空気清浄度アップ カルテ記載用検査結果ゴム印使用の決定と作成 ふさ聖仁会クリニック(サテライトクリニック)開院 田中康夫 (平成22年度医局長) 107 ②診療部 a)内科 昨年に比べ、常勤内科医は、循環器専門医1名が惜しくも退職したが、幸い同専門の非常 勤医が複数名おり、循環器内科外来診療、心臓超音波検査(心エコー)に関しては、従来 通り支障なく継続できている。そのうち1名は、大学病院人事ローテーションで、後任医 師と交代となった。また新たに糖尿病を専門とする常勤内科医が1名着任した。当該医師 は以前当院での勤務経験もあり熟練している事から、今後ますます糖尿病に対する診療が 充実されていくことが期待される。循環器、糖尿病と関連して、四肢の血圧測定により 動脈硬化を検査できる機器(ABI-PWV)が新規に導入され、無侵襲、苦痛なく短時間で動脈 硬化や四肢大血管閉塞の有無を調べる事ができるようになった。検査枞のキャパシティは まだ充分残っている。眼科外来にも新たな非常勤医師が着任し、上記内科疾患を診ていく 上で、眼科併診がより頼れる安心な状況となった。従来、夜間・休祭日の緊急血液検査が すべての項目はできなかったが、緊急迅速血液検査キット(ドライケム)を導入した事に より、24 時間、365 日、血液・生化学検査が可能となった。それにより時間外に高次救急 病院へ患者転送する際も、より正確な診断をつけてから送ることが可能となった。今後も 昨今の医師不足による影響は、内科部門も受けていかざるを得ないかとは思われるが、他 部門とも連携を密にし、診療に支障を来たさぬよう引き続き努力が必要である。 田中康夫 108 b)外科 平成 22 年度の外科の現況について述べます。 3.11 の東日本大地震以来すべてが変わったようで、これから述べる平成 22 年度の外科の 現況が遠い過去のようです。やはり、原発事故が暗い影を落としています。リスク管理は 相互監視です。日頃のコミュニケーション、注意しやすい環境が大切です。他の方からの 情報提供、注意事項は謙虚に聞き、決して嫌がらず、キムチーで行きたいものです。外科 系もスタッフ皆さんからのアドバイスを受けながら改善発展したいと思います。皆さん、 お気軽に適当にお叱りくださいますよう、お願い申し上げます。 外科は昨年と同様、堀光先生と私の二人体制で消化器や乳腺を含む一般外科、消化器検 査、内視鏡治療を担当しています。 外来スタッフでは、佐々木看護師が先輩看護師に鍛えられ、内視鏡関連、外科関連の仕 事をそつなくこなし、頼もしい限りです。一方、オペ室兼任の保坂男性看護師がキャリア アップのため透析に移られたのは、残念ですが、まあいいとしましょう。 病棟でも非常に多くの方に支えられておりますが、ここで具体的に挙げると角が立ちま すので割愛させていただきます。 当院の外科は、笑顔のスタッフ、病院の体制があって初めて稼働できる部署であります。 この場を借りて皆様方に篤く御礼申し上げます。 最後に平成 22 年度の手術と検査の統計、 及び学会発表の抄録を掲載させていただきます。 尚、JDDW2010 での発表は、優秀ポスターに選ばれました。 花ヶ崎 和夫 統計(平成 22 年度) ―手術関連― 結腸切除術 2 低位前方切除術 2 11 虫垂切除術 イレウス手術(腸切除を含む) 1 腹腔鏡下胆嚢切除術 7 乳房切除術 7 14 鼠径ヘルニア根治術 臍ヘルニア根治術 1 気管切開術 2 109 IVH ポート 3 ―内視鏡関連― 胃内視鏡 859 大腸内視鏡 180 ―胃瘻関連― 59 経皮内視鏡的胃瘻造設術 胃瘻カテーテル交換 231 ―学会発表― 第 80 回日本消化器内視鏡学会総会 抄録(JDDW2010) 【演題名】 吊り上げ式胃瘻カテーテル誘導装置におけるカテーテルの胃内留置確認について ―ペンライトによる胃粘膜確認から細径内視鏡を使った胃内リング確認へ― 我孫子聖仁会病院 花ヶ崎和夫 堀 光 田中康夫 【目的】我々は 2005 年より“挿入する場所が事前にわかる”をモットーに、吊り上げ式胃 瘻カテーテル誘導装置を作製し、バンパータイプカテーテルの交換に使用してきた。この 装置の特徴は、瘻孔に挿入展開した誘導装置からペンライトの光を入れ胃粘膜を肉眼で確 認することでカテーテルの留置確認を行うもので、ベットサイドでも使用できる点であっ た。今回新たに、経胃瘻的に経鼻用細径内視鏡を使って観察記録する試みを行った。従来 の方法と比較検討したので報告する。 【方法】カテーテルを抜去した瘻孔に吊り上げ式誘導装置を挿入展開し、フジノン社製経 鼻内視鏡を装置に沿って挿入、胃の中に装置尖端のリングがあることを画像で観察記録し た。内視鏡を抜去し、装置で瘻孔を牽引、瘻孔を係留した半円筒の誘導装置に沿ってバン パータイプカテーテルを挿入した。装置を体外に引きだし、カテーテルが装置先端のリン グを通過していることを確認してバンパーの胃内留置とした。 【対象】2009 年 11 月から 2010 年 2 月までの外来交換の方 20 例(男性 3 例、女性 17 例)。 平均年齢 83.5 歳。内訳は初回交換 2 例、複数回交換 18 例。20F チューブタイプ 18 例、24F ボタン 2 例。 【結果】細径内視鏡を使用しても、誘導装置はその瘻孔通過や観察に支障を認めず、被検 者の苦痛も無かった。胃内リングの確認は送気のみで容易に観察記録でき、介助者とも認 識を共有することができた。挿入後のカテーテルはすべて装置のリングを通過しており、 胃内留置確認ができた。ペンライトによる肉眼的確認では視野が狭く、粘膜確認に術者の 主観の入る余地があったが、細径内視鏡を使った胃内リングの確認ではそのような余地は 無かった。 110 【結論】吊り上げ式誘導装置の胃瘻カテーテル交換では、細径内視鏡の使用により、文字 通り“胃に存在するリング”を客観的に画像で観察記録することが可能となった。この装 置の確実なカテーテル誘導性能と相まって、完璧な留置認証が可能となった。 111 c)整形外科 整形外科が扱う疾患は、四肢・脊椎の外傷,骨関節変性疾患、リウマチ性疾患,脊椎脊髄 疾患、末梢神経疾患、骨軟部腫瘍、代謝性骨疾患など多岐にわたる。 平成 22 年度の整形外科における外来患者数は 9137 名で、平成 21 年度の 9810 名より若 干の減尐を認めた。整形外科病棟は 3 階にある一般病棟である。入院のほとんどが高齢者 であるため,スムースに術後リハビリテーションへ移行し早期社会復帰を目指すプログラ ムが必要である。 当科では早期から MSW、ケアマネージャーを通して地域連携を行い、情報交換を行って いる。特に高齢者の大腻骨頚部骨折ではパスを導入し、早期離床を目指した診療体制をと るよう努力している。 平成 22 年度の手術件数は 30 件であり、前年度の 30 件と同数であった。 整形外科では外科的治療のみならず、いわゆる保存療法といった内科的治療も行っている。 局所の病状のみにとらわれることなく、患者の全身の機能を評価し EBM をふまえつつ、 保存療法、手術療法を組み合わせたオーダーメイドの治療を今後も心がけていく。 またリハビリテーション部や近隣の病院と密に協力して、患者の機能が回復するまで整形 外科医が携われるような体制を充実していく <平成 22 年度の手術件数> 手術名 件数 観血的整復固定術 13 件 人工骨頭置換術 3件 手根管開放術 1件 腫瘍摘出術 1件 腱鞘切開術 2件 大腻切断術 1件 抜釘術 4件 腱縫合術 1件 脱臼整復 掻把洗浄 1件 経皮的ピンニング 3件 菅田安男 112 d)透析科 当透析センターは平成18年10月に開設され、現在常勤医師2名(1名休職中) 、臨床 工学技師4名、専門看護師11名、看護助手4名、クラーク1名で運営しております。 今年で4年目となる当施設の目標は、地域医療への貢献でした。近年の透析事情は、高 齢者透析患者の増加、それに伴う入院加療を必要とされる患者数の増加です。その受け皿 として当院の役割をしっかり担うために、近隣の透析施設から入院加療を必要とする透析 患者や長期療養を必要とする透析患者を可能な限り受け入れ、当施設のもつ療養病床群を 最大限に利用することに努めました。 その結果、以下に示す通り平成22年度において患者登録数は増加しました。 患者推移 7 75 6 70 5 人 数 65 登 録 60 数 55 4 3 2 50 1 0 10 4月 5月 6月 7月 8月 9月 月 3 新規(人) 1 死亡(人) 0 転院(人) 59 登録数(人) 3 1 0 61 1 1 1 60 2 1 1 59 4 2 1 60 1 0 0 61 2 0 0 63 11 月 12 1月 2月 3月 月 4 0 1 66 1 2 0 65 1 0 1 65 4 3 0 66 45 6 0 2 70 平成22年度における当院での順調な透析医療の実現は内科、外科、整形外科など各科 の先生方やコメディカルの皆様ならびに近隣医療機関の方々のご協力のおかげです。この 紙面をお借りして感謝申し上げます。 和田 仁 113 e)予防医学 健診センターでは、人間ドック、各種健診(一般・特殊・企業・施設・我孫子市・結核 など) 、各種検診(我孫子市がん検診・肝炎ウィルスなど)、院内健診(職員定期健診・夜 勤者健診) 、インフルエンザワクチン接種などを行っております。 【人員】常勤医師1名、非常勤医師1名、保健師1名、栄養管理士1名、事務員4名 【平成22年度実績】 日帰りドック 1 泊ドック 特定健診 1398 名 6名 847 名 我孫子市健診・検診 協会けんぽ 保健指導 2218 名 192 名 34 名 各種健康診断 アコモード職員 平和の里職員 その他(一般・特殊) 125 名 41 名 266 名 施設入居者健康診断 アコモード 平和の里 みどり園 103 名 43 名 84 名 その他、職員健診・夜勤者健診・入職者ツベルクリン反応検査、 ・B型肝炎ワクチン接種、 インフルエンザワクチン接種。 (院内の健診受診率や予防接種率などに関する詳細は、 「健診センター」 の頁を参照下さい) 平成23年より「要精密検査」 ・「要治療」判定のあった受診者には、紹介状(診療情報 提供書)を添付し、 「再検査」 ・ 「精密検査」受診率向上に努めております。 人間ドックをはじめ、がん検診など、各種検査が様々な方々のご協力の下、成り立って おります。ご協力いただいている各先生方、コメディカルの皆様にこの場を借りて厚く御 礼申し上げます。今後とも宜しくお願い致します。 坂根学 114 ③事務部門(総括) 平成 22 年度は、サテライトクリニックの開設、病院別館増築計画と今後の我孫子聖仁会 病院の方向性を決める大切な計画がありました。また、前年度に受審した病院医療機能評 価は若干の修正が必要だったものの平成 22 年 9 月3日に正式認定されました。 我孫子聖仁会病院のサテライトクリニックとして、 『ふさ聖仁会クリニック』を我孫子市 布佐の介護付き有料老人ホーム『平和の里』1Fに平成 22 年 10 月 1 日に開設しました。 地域住民のかかりつけ医として愛されるクリニックを目指しています。病院との医療連携 がスムーズに行くように病院・クリニック間の送迎バスもご利用いただけるように致しま した。その甲斐あって、徐々にではありますが患者様が増えてまいりました。 増築に関しては、当初より透析センターの増床が急務でした。本館内での増床が不可能 な為、別館の増築が必要であり、別館に透析センターを移設し、別館上階の利用に関して は日々検討を重ねてきましたが、 まずは将来対応できるように建築することになりました。 その結果 22 年度末に増築計画が正式に決定し、建築業者と契約をしました。 診療体制では内科医師の招聘が出来ず、透析医師 1 名の休職があり非常に厳しい診療体制 を余儀なくされています。また、年度末で内科医師1名の退職があり、特に内科医師の招 聘が急務となっています。 病院整備計画に関し緩和ケア病棟立ち上げについて県医療整備課に問い合わせしましたが、 22 年度は医療整備計画がありませんでした。但し、平成 23 年度に計画があるとのことで すので、引き続き県の医療整備計画に合わせて申請を行う予定です。 施設基準に関しては、療養病棟入院基本料1を4Fに続き5Fも 11 月に取得しました。 また急性期看補助体制加算1を 10 月に、癌治療連携指導料を 10 月に取得しています。そ の結果入院の日当円が高くなり、診療報酬に反映されています。 人事面に関しては、前年度に引き続き看護師採用に力を入れました。が、退職者も多い為 まだまだ十分とは言えません。透析センターの増築拡大計画もある為、さらなる看護師確 保に力を入れて行きたいと思います。電子カルテ・オ-ダリングシステムの導入に関して は、23 年度に検討、24 年度以降に導入をしたいと思います。 最後に収支計画につきましては、22 年度は残念ながら計画値には及びませんでした(計画 対比 98.97%)が、前年比 104.89%と順調な伸びをしております。最終利益におきまして も当初の計画に近い数字に着地をすることが出来たと思います。 これもひとえに渡部院長先生のご尽力と各スタッフの努力の成果と認識しております。 飯野輝雄 115 ④ 看護部 a)看護部門(総括) 平成 22 年度を振り返ると、近年になく長く感じる一年間であった。 4 月に看護師新人教育が努力義務となり、新人教育プログラム作りに慌ただしい日々を過 ごした。進捗状況も捗らず、あせることも多々あった。新人看護師も一年経ち、何とか成 長の兆しがみえてきた。今後はクリニカルラダーのプログラムに沿って教育を継続してい きたい。 9 月には、念願であった日本医療機能評価機構の認定病院となった。喜びと同時に責任の 重さも感じている。 10 月にはサテライトクリニックがオープンした。初期には何かと問題もあったが、最近で は軌道にのりつつある。 3 月 11 日には、東北関東大震災という過去に経験したことのない大地震を体験し、揺れ 動く中、患者様を守ろうと必死に働く看護師の姿を見て感動した。看護とは何か?何が一 番大切なのか?と考えさせられる日々であった。 復興も遅く、余震もいまだに続いている。防災対策の重要性を感じ、患者様の安全を守る 事を最優先にし、次年度の看護目標に掲げたいと思っている。 小倉 きみ子 看 護 理 念 看護部は病院の理念・方針に基づき、患者様の生命の尊厳・権利を尊重し 個別ニーズへの対応と継続した看護・介護を提供します。 【方針】 1. 患者様・ご家族の満足度を高め、地域社会の期待に応えます。 2. 専門職として質の高い看護を提供する為に自己啓発に努めます。 【平成 22 年度看護部目標】 1. 倫理観に基づいた看護を提供します。 患者様の権利を尊重した看護を行います。 患者様の人権・プライバシーを尊重した療養環境を整えます。 患者様を尊重した接遇を実施します。 2. 専門職業人として自己研鑽に努めます。 3. 看々および、コメディカルとの連携を図ります。 4. 病院経営に参画します。 116 平成 22 年度 院外研修内容 リーダーシップ初級研修会 年度はじめの看護管理 医療事故の予防と対応について学ぶ 低栄養・脱水症改善 主任に求められる看護管理 がんの基礎知識と看護 感染管理に必要な知識を学ぶ 院内感染症研修会 信頼される主任を目指す学び方・仕事の仕方を学ぶ がん看護2 心電図の基本を理解する波形や注意点を学ぶ 新人看護職員研修会 スキンケア 最期の時を支えるために 結核臨床研修 現任教育を受けて 1日でマスターできる基礎からの屈折矯正 看護補助者研修会 医療接遇マナー研修 院内感染の防止について がん看護3 透析療法従事職員研修 新人看護研修会 医療安全 フィジカルアセスメンの意義と必要性 准看護師研修会 エビデンスに基づいた褥瘡ケア 最新の褥瘡予防ケア研修会 褥瘡ケア 生活習慣病指導専門職セミナー 新人看護職員研修会 管理の基本を学び実践力を高める 急変に強いナースを目指そう 患者の満足度を高める外来ケア 看護倫理と看護者の倫理綱領 主任に求められる看護管理 サービスを可視化する うつ病の早期発見とその予防 もう一つの糖尿病治療食 糖質制限の理論と実践 心電図とは薬剤知識の情報収集の仕方 健診実施医療機関事務打ち合わせ会議 目標管理制度概要の理解 穏やかな看取り 終末期医療の現状と課題 新人看護職員研修 人のからだのつくりと働き フレッシュセミナー 看護補助者研修会 介護保険指定事業者集団指導 がん患者の症状緩和 がん化学療法を受ける患者への看護 期待を超えるおもてなし エンゼルケア 認知症の診断と治療 感染管理に必要なスタンダードプリコーション 病院診療の質向上とチーム医療に関する 等を学ぶ シンポジウム 職場でリーダーシップを発揮する為に 医療安全とコミュニケーション コーチングスキルを学ぶ あなたと患者を守る為に 摂食嚥下の仕組みとその障害を持つ患者を理解し 看護を学ぶ 保健指導の実施状況の把握とハイリスク者に対する アプローチについて 117 平成 22 年度 活動内容 月/日 4月 活 動 内 容 新人教育オリエンテーション(3 日間) 看護必要度算定 個人目標初期面接 5月 我孫子市消防団健診 6月 体験学習(我孫子第 2 小学校) 体位交換勉強会 7 月 20 日 ドライケム導入 七夕(託児の子供たちと) 8 月 23・24 日 体験学習(白山中学校) 9 月 2・3 日 体験学習(我孫子中学校) 16 日 人工透析→2 クール開始 22 日 体験学習(我孫子第 3 小学校) 日本医療機能評価の認定病院となる 10 月 1 日 ふさ聖仁会クリニック オープン 新人看護師中間評価 19 日 体験学習(我孫子第 4 小学校) 寝具→ウォッシャブル肌掛けフトンに変更 11 月 個人目標中期面接 12 月 キャンドルサービス H23 年 2 月 看護部検食開始 3月 個人目標後期面接 3 月 11 日 東北・関東大震災・防災対策 新人看護師年間評価 118 b)外来 診療科目 内科、外科、整形外科、小児科(週2日:火・土)、婦人科(週 3 日:水・木・土) 泌尿器科(週 1 日:金)、皮膚科(週 2 日:火・金の午後)、眼科(週 3 日:月・水・金) 外来構成メンバー 看護師 11 名(常勤 4・非常勤 7)、准看護師 6 名(常勤 2・非常勤 4)、 看護補助者 4 名(常勤)、視能訓練士 1 名(非常勤)、インフォメーション 2 名(非常勤) 平成 22 年度の外来目標 1.患者様の立場に立った接遇と安心して受診できる環境作りに努める。 2.外来看護記録と患者指導に取り組む。 3.スタッフ間の連携を図り、事故防止・感染防止に努める。 4.外来業務の効率化のため、業務改善に取り組む。 概要 ○ 4 月より、成人の予防接種が健診センター施行から外来施行に変更となる。 ○ PT-INR 簡易迅速測定装置「コアグチェック」が採用となり、外来検査が開始となる。 ○ 婦人科外来で HPV 検査(ヒトパピローマウィルス検査)が開始となる。子宮頸がん予防 ワクチン「サーバリックス」の接種が婦人科で開始となる。 ○ 7 月 20 日より、生化学自動分析装置 「ドライケム」が採用となり、夜間・休日における 簡便・迅速な生化学検査が可能となる。 ○ 8 月より、血圧脈波測定検査(ABI)が生理検査室にて開始となる。 ○ 10 月、眼科にてコンタクト外来が開始となる。 ○ 10 月 16 日より、季節性インフルエンザワクチンの接種が開始となる。 岩 渕 恵 子 ・中 村 則 子 119 c)3階病棟 1) 病棟概要 病床数:50 床(4人部屋10室・2 人部屋2室・1人部屋6室) 内科・外科・整形外科・入院透析の急性期混合病棟 稼働率:77.8% 平均在院日数:20.3 日 看護基準10:1 他看護助手 5 名 2)平成 22 年度の取り組み チーム A B 変則チームナーシングの展開 副部長 ↓ ↓ 主任 主任 ↓ ↓ (Aチーム)リーダー 組織と (Bチーム)リーダー ↓ チーム 構 ↓ ↓ メンバー メンバー 成 ↓ フリー ↓ フリー 看護助手1~2名 夜勤は看護師3名・夜間救急外来の対応も行う 内科:呼吸器・循環器・消化器系を中心に、維持透析・難病の患者様 患者様 外科:消化器系・乳腺などの手術、化学療法を受ける患者様 の特徴 整形外科:手術(大腻骨頸部骨折等)、腰・胸椎圧迫骨折等の治療、リハビリを受ける 患者様 目標:プロとしての自覚を持とう 病 棟 目 標 1、スタンダードプリコーションを意識した行動 2、声かけ、確認の安全対策 3、患者・職員間は、節度ある態度と言葉づかいで接する 4、疾患、病態の理解 1、ノロウイルス感染患者様の染予防策を徹底し、病棟内感染をおこさず、治癒、退院が できた。 その他 2、 病棟会を定期的に実施し、スタッフ間のコミュニケーションを良くした。 3、 10:1という看護基準で、清潔ケアの充実を図った。 4、 患者様と共に転倒・転落に注意し、ケアすることが出来た。 5、 化学療法を受ける患者様のメンタルケアに努めた。 岩 永 信 子 120 d)4階病棟 1)病棟概要 医療保険適用 医療療養病床(内科・透析) 医療区分 2・3 が 80%以上 病床数: 50 床 (個室 4 床 2 人部屋 2 床) 稼働率:96.6%(H21 年度 92.1%) 平均在院日数:420 日(H21 年度 276 日) 看護基準:入院基本料1(看護職実質配置 20:1 看護補助職実質配置 20:1) 看護体制:2交代制 主な疾患名:脳出血、脳梗塞等の脳血管疾患、がん疾患の終末期、難病特定疾患、糖尿病、 慢性閉塞性肺疾患、血液透析患者など 2)平成 22 年度の取り組み チーム 病室 A(内科) 401~406 号 B(透析) 410・411 号 416~420 号 407(個室)・408(個室) 機能別看護の展開 413(個室)・415(個室) 412(2 人部屋) A・Bチームリーダーを中心に看護展開を行っている 師長 夜勤体制 ↓ 看護師 1 名、補助職 2 名 主任(師長不在時は主任が代行) 組織と チーム 構 成 リーダーB リーダーA 早番勤務 看護職(火・木・土) サブリーダー A補助職 フリー 補助職(毎日) B補助職 透析出し業務 ※補助職(介護福祉士・ヘルパー) 患者の 特 徴 ・気管切開後の頻回吸引 ・認知症による精神疾患 慢性腎不全疾患 ・難病特定疾患・脳疾患後遺症による要介護から全介助 急性期・維持透析 ・廃用症候群 ・褥瘡 ・リハビリ目的 目標: 「心のこもった看護・介護を提供する」 1. 接遇(サービス業である事の自覚と向上) 病 棟 2. 安全・感染対策に努める(環境への配慮、感染予防、褥瘡予防、抑制評価) 目 標 3. 他職種との連携を図る(透析室、リハ室、MSW、栄養課、ケアマネ等) 4. 業務改善に努める(物品の定数化) 5. 自己啓発に努める(積極的研修への参加、病棟勉強会の開催) ・週に3回入浴の実施継続 ・PT・OTの協力を得て病棟内集団レクリエーション実施。3回/W(月・水・金) その他 ・誕生日に職員で合唱している ・経過要約(中間サマリー)を転入の翌月、その後は6ヶ月ごとに渡している ・患者・家族に対し、看護体制(責任者、各勤務帯の担当者、薬剤師)を明示している ・9 月 16 日より透析が火・木・土の 2 クールとなる 高橋 恵美 121 e)5 階病棟 1)病棟概要 医療保険適用 医療療養病棟(内科)医療区分 2.3 が 80%以上 病床数: 48 床 (個室4床) 稼働率: 95.9%(H22 年度:92.7%) 平均在院日数:551 日(H22 年度:293 日) 平均在床数:46.0 人 看護基準:療養病棟入院基本料1(看護職実質配置 20:1 看護補助職実質配置 20:1) 看護体制:2交代制 主な疾患名:脳出血、脳梗塞後遺症等の脳血管疾患、がん疾患の終末期、難病特定疾患、 糖尿病、慢性閉塞性肺疾患など 2)平成 22 年度の取り組み チーム A 501 号 502 号 病室 B 503 号 505 号 510 号 511 号 506 号 507 号 512 号 513 号 515 号 516 号 517 号 518 号 (個室) 機能別看護→A・B Nsリーダーを中心に看護展開 師長 ↓ 夜勤体制 組織と 主任 Ns Ⅰ名 チーム ↓ 補助職 2 名 構 成 (A) リーダーNs (B)リーダーNs フリーNsC D E F ↓ 補助職(介護福祉士、ヘルパー) G H I <非効果的気道浄化>気管切開後の頻回吸引処置 患者の 特 徴 <体温変調のリスク>クーリング罨法 <排便・排尿変調>緩下剤コントロール <身体損傷のリスク状態>誤嚥/窒息 <口腔粘膜の変調リスク状態> <皮膚統合性の障害リスク状態>褥瘡 <活動性低下>廃用症候 <非効果的呼吸パターン>酸素吸入など廃用症候群により全介助患者がほとんど *看護目標 病 棟 目 標 看護・介護実践は病態とサービス内容が読み取れる記録にする 業務能力の向上をめざす チームサービスの強化を図る 経営効率を上げる *医療区分 2.3 評価が在床患者数の 80%以上を占め 22 年 12 月/1日入院基本料1認可 *口腔ケアー重点対策として、ノンアルコールデンタルリンス・オーラルバランス その他 ゼリー・ ウェツテイによる実践 *フォーカス的記録へ取り組み看護問題を明確に共有する展開 *夜勤スタッフの業務送りは、Ns と補助職へ情報をおくる 岡田よう子 122 f)手術室 概要 手術室運営委員会を定期的に開催して、医師、看護師をはじめ他部署との連携を図り、手術室の適正な運営を 行うことができた。また、病院機能評価を受審した際の指摘事項を検討することにより、安全対策、感染対策の 強化を図ることができた。 22 年度の取り組み ○ 病院機能評価サーベイヤーからの指摘事項を踏まえて実施したこと。 ①左右のある手術の術前マーキングの実施、タイムアウトの実施等により、より安全な手術の体制を整え た。 ②ガーゼカウント用紙、器械カウント用紙を新たに作成・保存することにより、事故防止に努めた。 ③感染予防の為、術前の剃毛を廃止した。 ○ 新たに開始したこと ①深部静脈血栓症予防策として、術中から歩行開始まで弾性包帯の着用とフットポンプ(エアマッサージ機 器)の使用を開始した。 ②術中の低体温予防策として、保温マット(温水循環式マット)の使用を開始した。 23 年度の看護目標 「技術の向上に努め、安全・安楽な手術室看護を提供する」 23 年度の課題 ①手術手順の見直しと整備を行う。 ②手術要員の育成に努め、手術体制の強化を図る。 ③手術室運営委員会を充実させ、より適正な手術室の運営を図る。 ④院外研修に参加し、自己研鑽に努める。 岩 渕 恵 子 123 g)透析センター 【患者推移】 患者推移 7 75 6 70 5 65 人 数 4 60 登 録 数 3 55 2 50 1 0 新規(人) 死亡(人) 転院(人) 登録数(人) 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 3 1 0 59 3 1 0 61 1 1 1 60 2 1 1 59 4 2 1 60 1 0 0 61 2 0 0 63 4 0 1 66 1 2 0 65 1 0 1 65 4 3 0 66 6 0 2 70 45 上記の『患者推移』のグラフが示すように、当院の透析患者数は増加傾向にある。平成 22 年 4 月から平成 23 年 3 月の患者登録数増減はプラス 11 人で患者は増加傾向にあると考える。 【外来・入院比率】 外来・入院比率(%) 75 70 68.3 66.1 65 68.3 65.6 64.4 65.1 62.3 64.6 64.6 62.1 60.6 60 55.7 55 50 44.3 45 35 30 外来比率(%) 入院比率(%) 39.4 37.7 40 35.6 33.9 31.7 34.4 34.9 37.9 35.4 35.4 31.7 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 66.1 33.9 62.3 37.7 68.3 31.7 64.4 35.6 68.3 31.7 65.6 34.4 65.1 34.9 60.6 39.4 64.6 35.4 64.6 35.4 62.1 37.9 55.7 44.3 124 『外来・入院比率』のグラフから分析すると、平成 22 年 4 月では、外来 66.1%、入院 33.9%であったが、平成 23 年 3 月には、外来 55.7%、入院 44.3%と入院比率が上昇している。 3 月に急に入院比率が上昇したが、これは平成 23 年 3 月 11 日の東日本大震災の発生に伴い、当院では被災地か ら 4 名の患者の受け入れたことが背景にあり、その影響が考えられる。 【主要原疾患比率・推移】 主要原疾患比率 60 50 40 原 疾 患 30 20 10 0 当院 全国 糖尿病性腎症 慢性糸球体腎炎 58.6 35.8 8.6 36.2 腎硬化症 悪性高血圧症 17.1 7.5 比率 多発性嚢胞腎 不明・その他 4.3 3.4 11.4 10.6 原疾患については、全国的には 1998 年に糖尿病性腎症が慢性糸球体腎炎での透析導入を逆転して以来、糖尿病 性腎症が増加している。しかし、透析患者全体では 0.4%慢性糸球体腎炎が上回っている。当院の患者の平成 23 年 3 月現在、糖尿病性腎症が 58.6%と圧倒的に 多い。また、腎硬化症・悪性高血圧症については、全国では 7.5% に対し 17.1%と多くなっている。これは、以下に示すとおり、当院の透析患者の高齢化が影響していると考えられ る。 【当院透析患者の平均年齢】 外来透析患者 68.85 歳 入院透析患者 73.96 歳 透析患者全体 70.75 歳(平成 22 年末の全国透析患者の平均年齢 66.2 歳) 当院透析患者全体の平均年齢は、全国透析患者の平均年齢と比較し 4.55 歳高く、高齢化が進んでいることが推察 される。入院透析が増加傾向にあることについては、この高齢化の現象も関与していると考える。 125 【担送・護送・独歩の平均比率】 外来独歩 29.6% 外来護送 33.9%(杖歩行者を含む) 入院護送 22.5%(杖歩行者を含む) 入院担送 13.6% 入院独歩 0.4% 上記に示したとおり、独歩の患者は入院患者では、被災地からの患者であり、当院に入院中の患者には独歩患者 はいなかった。独歩の患者は外来の 29.6%のみで、30%を下回っている。透析治療以外に看護・介護を必要とする 患者が増加していることが推察される。 佐藤 恵子 126 h)訪問看護室 1) 基本方針 訪問看護師は、訪問看護に必要な知識・技術と人間性を磨き、自己満足に陥ることなく、ご利用者の人権を尊重し、 人間同士の信頼関係を作ります。 2) 平成 22 年度の業務目標 Ⅰ 訪問看護を広める Ⅱ ご利用者様が納得して時間変更に同意してもらう Ⅲ 看看連携の充実 Ⅳ 適切なリスクマネージメント Ⅴ カルテに毎月訪問看護指示をもらう 3) 活動内容 Ⅰ パンフレットを病院受付・1階ホール・各病棟・地域連携室前に設置した。1 月ごとに残数をチェックし補充 している。ウエルライフの訪問診療利用者にパンフレットを配布した。 Ⅱ 時間の変更は利用者様に納得いく時間と日程で変更して頂き、特にトラブルは発生しなかった。 Ⅲ 訪問看護ご利用の患者様が入院した場合は、 入院したその日に速やかに報告書を 3 階病棟に提出している。 又、 訪問看護ご利用の患者様が退院する際は、病棟より退院サマリーが届き病棟との連携は出来ている。今後も継 続していく必要がある。 Ⅳ 訪問看護に使われている車の傷害保険は総務課で管理されていることを確認した。車もトラブルの際も総務課 が速やかに対処してくれている。 Ⅴ 外来・訪問診療のカルテに 1 月に1回、外来診療を受けた時に 訪問看護を指示する の捺印を確認している。 4) 訪問件数集計 4月 5月 6月 7月 8月 9 月 10 月 11 月 12 月 1月 2月 3月 集計 訪問診療 233 210 234 227 230 232 144 142 142 150 127 157 2228 新規 6 2 5 3 3 4 4 3 5 1 4 1 41 終了 1 4 1 1 2 45 3 1 1 1 0 1 61 訪問看護 117 121 144 153 147 128 125 120 122 104 111 88 1480 新規 3 3 4 1 2 1 3 0 2 1 2 2 24 終了 3 0 1 3 2 3 1 6 0 2 3 1 25 H22 年 9 月で平和の里の訪問診療が終了となる。 (平成22年10月からのふさ聖仁会クリニック開院に伴って) 5)利用者の状況 (2011年 3 月現在)訪問看護 男女別 男性 5名 女性 14 名 127 年齢分布 50・60歳~ 1名 70歳~ 3名 80歳~ 8名 90歳~ 5名 100歳~ 2名 要介護度分布 要支援1 0名 要支援2 1名 要介護1 4名 要介護2 6名 要介護3 3名 要介護4 2名 要介護5 3名 事業所別分布 サンライズ 18 名 ワカバ 18 名 ウエルライフ 32 名 居宅 20 名 長塚 幸子 128 i)健診センター 【概要】 ・ 健診センターでは日帰りドック、一泊ドック、各種健診(一般、特殊、企業、施設、 我孫子市、結核など) 、産業医学、院内の健康・衛生管理を行っている。 ・ H22 年度より特定保健指導(積極的支援)の開始。 【人員】 常勤医師 1 名、保健師 1 名、管理栄養士 1 名、准看護師 1 名、事務員 4 名 【H22 年度 健診実施件数】 日帰りドック 1 泊ドック 特定健診 我孫子市健診 協会けんぽ 保健指導 1398 6 847 2218 192 34 各種健診 施設入居者健診 アコモード 平和の里 その他 職員 職員 (一般・特殊) 125 件 41 件 266 件 アコモード 平和の里 みどり園 103 件 43 件 84 件 【H22 年度 実施内容】 4月 職員健診 アコモード(夜勤者健診) 職員健診二次検診勧奨活動 ツベルクリン反応検査推進 5月 平和の里(職員・入居者健診) みどり園(生活習慣病健診) 6月 我孫子市(特定健診・各種がん検診・長寿健診・生活機能評価検査・肝炎ウイルス検診) アコモード(入所者健診) 7月 アコモード職員健診 8月 職員健診(夜勤者・透析)開始 和田幼稚園(職員健診) 9月 職員健診(夜勤者・透析)終了 職員健診後二次検診受診状況追跡調査 布佐中(負荷心電図) 10 月 11 月 職員インフルエンザワクチン接種 ドック ABI 開始 中学校負荷心電図終了 ㈱東進(健診) 12 月 職員面談 1月 我孫子市健診終了 2月 職員健診開始 (電離放射線健診・結核健診・大腸がん検査を含む) 3月 職員健診終了(結果のお知らせを配布) みどり園講演 外来職員抗体検査 たばこアンケート実施 我孫子市子宮がん検診終了 小林 真奈美 129 ⑤ 放射線科 〔概要〕 診療放射線技師4名、助手1名で放射線業務を行っています。業務内容は、一般撮影(ポータブル・マンモを 含む) ・CT・MRI・TV 造影・骨塩定量等などです。また院内の各委員会等にもスタッフ全員が参加し、それぞれ の活動を行っています。放射線科内では業務改善検討会と医師をまじえての画像カンファレンスを2カ月に1 回行っています。平成22年度は9月に医療機能評価機構の認定病院となり、それに伴い放射線科のソフト面 も充実してきました。人事ですが、角田 悟志(技師)が10月で退職、内田 喬之(技師)が9月に入職。 業務環境ですが、PACS を運用し、CT・MRI・マンモに関してはドクターネットと契約し遠隔読影を行い、業務 の効率を良くしています。6月には CR:コニカレジウス210を導入しました。かなり前から一般撮影の画 質が低下していたので、交換によりかなりの画質向上と放射線量の低下が見られた。また3月の東北・関東大 震災のとき、停電のために MRI 装置のヘリウムが尐し減尐しましたが、影響は尐なく、その他の装置は無事で した。これからも患者様のために、質の高い医療の提供を目指していきます。また平成22年度の検査数は前 年度より総数で約1100件減尐しました。詳細はわかりませんが、CT の高性能化により、1回で出来る範 囲が大きくなり件数が尐なくなったのも原因のひとつと思います。次年度に向けがんばります。 〔スタッフ〕 科長 小泉佳夫(健診マンモグラフィー認定技師) 主任 橋本貴史(健診マンモグラフィー認定技師) 技師 岡田弘樹、内田 喬之(9月入職) 、角田悟志(10月退職) 助手 田中彰子 〔装置〕 ・CR:コニカレジウス170 ⇒ コニカレジウス210(6月20日より導入) ・一般撮影:島津 CH-200M ・MRI:GE SIGNA、Excite HD ・CT:東芝 Activion16 ・X 線 TV:東芝 Winscope2000 ・マンモ:島津セピオ C2 ・ポータブル:島津 MUX-100JE ・外科用イメージ:日立 DHF-105X-7A ・骨塩:東洋メディック DTX-200 〔講演会・科内勉強会〕 内容 担当 5月 診療放射線技師がおこなう研究とは 千葉県北部地区放射線技師の集い 5月 マンモグラフィ技術更新講習会 マンモグラフィ精中委 6月 白井我孫子聖仁会病院 診療部交流会 我孫子聖仁会病院 7月 腎障害患者におけるガドリニウム造影剤ガイドライン テルモ 10月 関東甲信越放射線技師学術大会 日本放射線技師会 1月 循環器領域の画像診断 東葛放射線画像セミナー 業務改善検討会・画像カンファレンス 我孫子聖仁会病院 放射線科 偶数月 〔H22 年度放射線科検査集計〕 検査種別 4月 5月 6月 130 7月 8月 9月 一般撮影 1,015 1,031 1,462 1,361 1,400 1,358 TV 造影 75 83 108 117 122 98 CT 検査 200 188 204 185 194 194 MRI 検査 136 116 125 104 96 102 骨塩定量 26 18 26 79 25 24 1,452 1,436 1,925 1,846 1,837 1,776 合計 検査種別 一般撮影 10 月 11 月 12 月 1月 2月 3月 年間 1,656 1,490 1,499 1,411 1,220 937 15,840 TV 造影 103 101 97 108 106 77 1,195 CT 検査 175 206 170 180 157 158 2,211 MRI 検査 115 103 91 113 110 98 1,309 骨塩定量 35 27 35 96 20 23 434 2,084 1,927 1,892 1,908 1,613 1,293 20,989 合計 (昨年度の集計:参考までに) 〔H21 年度放射線科検査集計〕 検査種別 4月 一般撮影 5月 6月 7月 8月 9月 1,216 1,162 1,306 1,417 1,500 1,425 TV 造影 106 95 131 133 122 119 CT 検査 178 156 176 192 168 175 MRI 検査 131 121 138 131 116 116 骨塩定量 43 27 32 116 60 33 1,674 1,561 1,783 1,989 1,966 1,868 合計 検査種別 一般撮影 10 月 11 月 12 月 1月 2月 3月 年間 1,742 1,525 1,482 1,422 1,141 1,288 16,626 TV 造影 128 113 121 90 123 71 1,352 CT 検査 179 190 193 164 187 201 2,159 MRI 検査 117 92 78 106 100 122 1,368 骨塩定量 47 38 25 88 40 29 578 2,213 1,958 1,899 1,870 1,591 1,711 22,083 合計 小泉 佳夫 131 ⑥検査科 Ⅰ 臨床検査室の業務体制 検査科は身体の機能検査を担当する生理検査、生化学・血液学・一般検査などの検体検査に分かれ多岐わたる医 学的検査を担当しており、常勤技師 1 名、非常勤技師 1 名以下外注検査センター出向技師 2 名が配属されておりま す。 (22年度末現在) 診療前検査や緊急検査の割合の増加など時代のニーズに即した検査を目指しております。 又、 検査室では、NST 委員会、院内感染委員会、臨床検査適正化委員会、救急委員会、輸血委員会等の職種横断的な活 動に参加し、臨床業務に関して各診療部門のニーズに応えるため、審議・検討し適切な運営を図る努力をしており ます。 Ⅱ 検体検査(院内検査) ① 体制 1、生化学検査・血液学検査・一般検査・免疫学検査を実施しております。 2、オンコール待機により緊急検査には 24 時間 365 日対応しております。 3、外来迅速加算算定の認可を受けております。 4、院内臨床検査適正化委員会に参加して、院内・院外からの検査に関する照会に回答しております。 ② 至急対応 1、緊急検査・診察前検査に注力しており、生化・血液・尿などの検査を迅速対応しており、検体到着後原則と して 40 分(~60 分)以内に結果報告しております。 2、入院検体(至急)は朝到着の場合、午前中(12 時まで)に検査システム発行報告書にて結果参照可能となり ます。 ③精度管理 1、外部精度管理 A)クロスチェック図法 外注検査センターメインラボとの相関図を作製し精密性を定期的に管理しております。 B)外部サーベイへの参加状況 ・シスメックス株式会社 eQAPi ・シスメックス株式会社 3S サーベイ ・ニットーボーメディカル株式会社 第 18 回免疫項目精度管理調査 ・関東化学株式会社 ユーザーズサーベイ 2009 2、内部精度管理 a) 「X-R 管理法」 ・シスメックス株式会社 QAP トロール 1X/2X(コントロール血清)・エイトチェック 3WP (コントロール血球) ・グリコ Hb コントロールⅠ/Ⅱ ・RNA MEDICAL QC623Level1.2.3(管理検体) を用い、項目毎に日差再現性を管理しております。 b) 「前回値チェック法」検査システムを用い患者様の過去データと比較しております。 以上外部・内部の精度管理より、問題点の原因究明と迅速な改善に努めております。 132 ④検査機器 1、分光光度計 日立U-1000(生化学) 2、電解質測定 バイエルメディカル 348(生化学) 3、オートアナライザー OLYMPUS AU640(生化学) 4、純粋装置 ORGANO PRO-0100-004(生化学) 5、血球計算機 Sysmex KX-21(血液学) 6、HbA1c測定機 アークレイ HA8160(血液学) 7、その他(遠心分離機・顕微鏡・恒温槽・屈折計) ⑤院内検査項目の検査数実績(22年度) 項目 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10 月 11 月 12 月 1月 2月 3月 年度合計 TP 601 553 597 614 631 518 601 600 598 630 563 542 7048 UN 670 575 639 669 691 558 644 656 662 648 607 609 7628 Cr 683 611 689 718 734 595 684 674 697 690 636 623 8016 UA 388 332 405 417 417 366 431 422 433 458 405 394 4868 T-Cho 421 430 486 520 533 450 479 498 482 504 436 475 5741 HDL-C 367 363 453 516 531 449 478 497 485 506 467 469 5581 TG 430 429 489 517 533 450 478 500 485 515 471 480 5777 T-Bil 573 504 544 572 610 506 613 592 585 613 571 555 6838 AST 677 616 687 711 727 596 684 677 674 677 631 616 7973 ALT 677 615 697 711 727 596 659 687 674 677 628 605 7975 ALP 647 592 645 676 696 571 650 644 628 648 602 591 7590 LD 620 546 594 610 651 517 605 612 607 598 564 558 7082 CK 343 319 346 369 390 306 349 377 365 368 324 301 4157 血AMY 168 137 167 166 196 165 186 215 218 243 204 181 2246 0 0 3 0 2 0 Na,Cl 604 516 558 594 603 490 571 K 607 518 563 597 606 490 血糖 699 680 699 727 753 CRP 448 358 423 452 4月 尿AMY 項目 0 0 5月 6月 0 0 5 554 566 572 525 539 6692 572 558 569 571 526 542 6719 632 739 716 723 736 711 665 8480 453 343 394 443 445 450 434 353 4996 7月 8月 9月 10 月 11 月 12 月 0 1月 0 2月 3月 年度合計 血算5種 733 652 729 762 781 627 719 723 716 714 668 647 8471 HbA1c 408 370 399 421 433 382 449 438 436 443 441 430 5050 ABO血型 1 3 1 1 1 2 1 1 2 1 2 0 16 Rh血型 1 3 1 1 1 2 1 1 2 1 2 0 16 クロスマッチ 5 1 5 4 3 0 3 1 4 4 1 0 31 出血時間 3 0 4 6 2 2 2 0 1 0 0 0 20 凝固時間 2 0 3 4 2 2 2 0 0 1 0 0 16 4月 5月 6月 7月 8月 9月 1月 2月 3月 年度合計 項目 10 月 11 月 12 月 尿一般 477 503 564 640 651 579 731 655 622 598 534 688 7242 尿沈渣 274 262 269 280 324 265 291 294 299 316 324 303 3501 133 項目 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10 月 11 月 12 月 1月 2月 3月 年度合計 血液ガス 13 17 5 19 14 7 13 74 10 10 8 11 201 インフルエンザ 21 4 3 1 0 3 9 24 48 200 161 97 571 マイコ 26 23 17 20 20 20 17 30 35 6 19 15 266 アデノ 1 1 4 1 2 0 3 1 0 4 0 7 24 ロタ抗原 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 トロポニンT 2 2 5 2 3 6 5 6 4 4 5 1 45 A群β 容連 4 9 6 2 3 3 4 2 7 6 2 6 54 ⑥検査数前年度比 TP UN Cr UA T-Cho TG T-Bil AST ALT ALP LD 21 年度 7059 7743 8010 4705 4428 5289 6886 8028 8026 7614 6844 22 年度 7048 7628 8016 4868 5741 5581 5777 6838 7973 7590 7082 前年比% -0.15 -1.48 0.07 3.46 22.87 5.52 -16.11 -14.82 -0.66 -0.31 3.47 血算 5 種 HbA1c ABO Rh CK AMY 尿 AMY Na,Cl K 血糖 CRP クロスマッチ 3935 1824 12 7014 6565 8036 4995 8208 4965 23 23 39 4157 2246 5 6692 6719 8480 4996 8471 5050 16 16 31 5.64 23.13 -58.33 4.59 2.34 5.52 0.02 3.20 1.71 -30.43 -30.43 20.51 出血時間 凝固時間 尿一般 26 14 7207 20 16 23.07 14.28 尿沈渣 血液ガス インフルエンザ マイコ 3184 295 1359 337 7242 3501 201 571 0.48 9.95 -31.86 -57.98 アデノ ロタ抗原 トロポニンT A群β 容連 14 3 34 53 266 24 0 45 54 -21.06 71.42 32.35 1.88 - Ⅲ 生理検査 ① 概要 平成21年7月 26 日に血圧脈波 ABI/PWV 機器を新規導入しました。 PAD(下肢閉塞性動脈硬化症)のスクリーニングとして、また動脈コンプライアンスの評価で血管リスクを 含む早期血管障害の進展を反映するマーカーとしても有意義な検査です。 生理検査の方針は“常に患者様に安心して検査をうけていただく”とし、常に安全にかつ接遇にも心がけなが ら業務を行っています。 ② 検査機器 1、心電計:フクダ電子FCP-7431 2、ホルター心電計:フクダ電子FM-160 3、眼底カメラ:トップコンメディカルTRC-NW200 4、眼圧:キャノンTX-F 5、スパイロメータ:チェストHI―101 6、脳波計:GEヨコカワメディカルEE2114 7、ABI/PWV:オムロンコーリンFORMⅢ 134 ③ 生理検査項目の検査数実績(平成 22年度) 検査項目 心電図 負荷心電図 4月 5月 6月 205 237 452 7月 8月 9月 10 月 317 332 351 182 11 月 12 月 1月 2月 299 323 231 460 3月 年度合計 289 3678 5 2 4 2 6 20 2 7 3 3 3 0 57 ホルター 10 6 12 8 9 15 14 7 10 7 9 6 113 肺機能 75 51 75 69 82 67 76 83 87 95 96 69 925 131 111 161 73 84 67 74 81 86 101 96 69 1134 眼底 眼圧 63 43 71 62 77 57 64 77 78 63 81 64 800 脳波 0 1 1 1 0 1 1 0 0 0 0 0 5 19 108 152 149 79 38 27 21 593 ABI/PWV Ⅳ院外勉強会参加記録 平成 23年1月9日 第31回 メディコピア教育講演シンポジウム 腎臓病 鹿野利恵子 平成 23年3月5日 眼底検査スキルアップセミナー 鹿野利恵子 1Ⅴ まとめ 患者様主体の医療のあり方を真剣に考え良質な医療を提供する為、検査室と臨床との密接な連携が極めて大切であ り、正確で迅速な検査結果を提供することが検査室の使命と考えます。医療の質の改善や向上を継続的に行い患 者様へのサービス向上に取り組んでいます。今後も、医療に携わる者として検査の精度及び品質管理に万全を期 すべくより一層の努力を行っていきます。 鹿野利恵子 保健科学研究所 135 ⑦ 薬剤科 平成22年度の薬剤科は、薬剤師4名体制で業務を行ってまいりました。 前年度から薬剤科による無菌調剤業務(高カロリー輸液調製、化学療法剤の調製)を行 っており、今年度から新たに外来化学療法の調製を開始しました。無菌調剤件数の月平均 は高カロリー輸液174件、化学療法剤が5件であり、前年比で高カロリー輸液121%、 化学療法剤が167%でした。無菌調剤の業務も1年以上経ち、薬剤科スタッフ全員の手 技が向上し、IVH・化学療法ともに調製にあたる時間が短縮されてきました。 また、服薬指導件数が前年比で84%、退院指導件数が91%、調剤件数111%、注 射剤調剤件数が96%でした。 服薬指導件数の減尐の原因として、入院患者の持参薬の薬剤鑑定が関与していると思わ れます。入院時に薬を持参されるケースが以前に比べて多くなり、薬剤鑑定件数が増加し ています。今年度も月平均26件であり、ほぼ毎日薬剤鑑定を行っている計算になります。 持参薬継続の際、当院切りかえ処方の際に薬剤鑑定書は非常に重要なものであると考えら れますので、細心の注意を払って鑑定書作成を行っておりますが、時には多くの時間がか かってしまうこともあります。これにかかる時間を短縮するための業務改善が今後の課題 となります。 今後も日々の調剤において鑑査の徹底を行い、安全・確実な調剤を行っていきたいと思 います。 薬剤科の主な業務 1.調剤業務 2.注射剤調剤業務 3.薬剤管理指導業務(病棟業務) 4.無菌製剤業務 5.薬剤鑑定業務 6.薬剤管理業務(発注、在庫管理、病棟定数管理等) 7.医薬品情報管理業務 8.製剤業務 関根 仁 136 業務実績(平成 22 年度) 薬剤管理指導件数 服薬指導件数 退院時服薬指導数 麻薬指導件数 訪問服薬指導数 4月 93 37 5 4 5月 86 33 2 4 6月 67 35 2 2 7月 80 27 2 4 8月 85 28 2 4 9月 67 32 0 4 10 月 82 28 2 4 11 月 85 32 3 2 12 月 66 33 1 2 1月 99 29 4 2 2月 82 33 2 2 3月 78 28 0 2 合計 970 375 25 36 月平均 81 31 2 3 調剤件数 注射剤調剤件数 薬剤鑑定件数 無菌調剤件数 無菌調剤件数 (IVH) (化学療法) 4月 22000 3509 21 239 4 5月 1629 3013 28 261 5 6月 2266 2825 28 177 6 7月 2124 3011 20 241 2 8月 2003 2856 27 238 4 9月 1993 2158 14 201 1 10 月 2025 2738 31 177 5 11 月 2063 2257 32 107 9 12 月 2436 3392 25 81 6 1月 1890 2595 27 118 6 2月 1893 2348 28 94 3 3月 2265 2211 35 151 4 合計 24787 32913 316 2085 55 月平均 2066 2743 26 174 5 137 ⑧ 臨床工学科 当院の臨床工学科の前身は平成18年10月に新設された透析センターに臨床工学技士1名が配置されたのが始ま りです。その後、3名の増員を経て、平成21年4月に臨床工学科として組織化されることとなりました。開設以前より 人工透析業務以外にも手術室業務、人工呼吸器業務、ME機器の保守管理業務等、医療機器全般の安全性・有効 性の確保に努め、各種医療スタッフと連携し安全で適正な医療が提供できるよう業務を遂行しています。 【人工透析業務】 ベッド数21床、患者数約70名(平成23年3月)の規模で、月~土まで2クール体制にて外来患者・入院患者の血液 透析及び血液濾過透析を行っています。血液浄化機器は透析用監視装置16台、濾過透析監視装置3台、個人用透 析装置2台を保有しています。私たちはそれらに関わる透析の開始~終了手技、及び機器の操作・保守管理などを 行っています。透析中には、患者監視装置の条件設定およびチェック、患者状態の観察などを行っています。 平成22年4月~平成23年3月 人工透析回数実績 9548回 【手術室業務】 手術に必要な麻酔器のセッティングを始め、生体情報モニタ、麻酔ガスモニタ、シリンジポンプの点検・保守業務を行 っています。 平成22年4月~平成23年3月 点検業務実績 麻酔器 43件 生体情報モニタ 43件 麻酔ガスモニタ 43件 【人工呼吸器業務】 人工呼吸器の保守・点検を行い、いつでも安全に使用出来るよう対応しております。また開始時の立会い、毎日の巡 回点検、定期回路交換、確実な警報設定等、使用部署と連携を図りながら実施しています。 平成22年4月~平成23年3月 点検業務実績 0件(使用実績無し) 【ME機器保守管理業務】 除細動器・輸液ポンプ・シリンジポンプ・モニター等、17種93台のME機器の使用後点検・定期点検・保守を行い、M E機器の履歴管理をすることで機器の運用状況を把握し故障などを未然に防止し安全な機器運用を目指していま す。 平成22年4月~平成23年3月 点検業務実績 輸液ポンプ 98件 シリンジポンプ 除細動器 94件 その他 53件 3件 【院内教育】 医療機器を安全に取り扱ってゆくために院内スタッフの教育、啓蒙活動を行っています。 平成22年4月~平成23年3月 院内勉強会実績 7月5,6,7,8,10,21日 輸液ポンプ・シリンジポンプの取り扱い方と点検方法について 9月6日 心電図モニターの使い方 138 12月6日 1月31日 人工呼吸器の取り扱い 除細動器の取り扱い 岩吉直也 139 ⑨ リハビリテーション科 クリニカルリーズニングを意識した、よりレベルの高いリハビリテーションを提供できるよう にスタッフのスキルアップに力を入れた一年であった。新人教育や実習生指導もクリニカルクラ ークシップに基づいた方法に変更し、指導内容をより密度の濃いものにするとともに、指導側も より高度な知識・技術が必要となり、それに対応するためにも科内研修会の回数の増加、院外研 修会への積極的参加に繋がった。 施設基準 脳血管リハビリテーションⅠ 運動器リハビリテーションⅠ 呼吸器リハビリテーションⅠ 介護保険部門 通所リハビリテーション 訪問リハビリテーション スタッフ構成 理学療法士 坂本正弘 根上政子 水谷絵津子 川島里美(H22.4.1 入職) 橋詰佑一 南 友継 済木幸子(H22.10.4 入職) 秋場真由美(H22.7.15 退職) 白戸紫苑(H22.12.31 退職) 松岡一樹 (H23.3.31 退職) 作業療法士 日吉茂彰 小野寺裕美 渡邉弘美 櫻森真弓 言語聴覚士 原 和江(H22.8.31 パート退職) マッサージ師 小林 均 リハビリ助手 渡邉和美 香焼玲子 村田加奈子 患者・利用者数 PT外来 OT外来 PT入院 OT入院 デイケア 訪問リハ 人数 6297 847 11254 5563 5582 1829 単位数 8809 1500 15158 8291 6133 2832 カンファレンス 整形外科リハビリテーション科カンファレンス 毎月第一水曜日 内科リハビリテーション科カンファレンス 毎月第三月曜日 透析科リハビリテーション科カンファレンス 隔月第四火曜日 4階病棟リハビリ科カンファレンス 毎月第二土曜日 5階病棟リハビリ科カンファレンス 毎月第三土曜日 140 所属学会・研究会 日本理学療法士協会 (坂本.水谷.川島.橋詰.南.根上、済木) 千葉県理学療法士協会 (坂本.水谷.川島.橋詰.南.根上、済木) 日本作業療法士協会 (小野寺.渡邉.櫻森) 千葉県作業療法士協会 (小野寺.渡邉.櫻森). 日本整形徒手療法協会 (坂本) 徒手的理学療法研究会 (坂本.南) 日本徒手療法学会 (坂本) 日本通所ケア研究会 (小野寺) 学会、研修会参加記録 関東甲信越ブロック学会 (日本理学療法士協会) Kaltenborn-Evjenth Concept (日本整形徒手療法協会) オーストラリア・マニュアルセラピー (健康科学研究センター) 全国老人デイ・ケア研究大会 知覚・認知とリハビリテーション (首都大学オープンユニバーシティ) 訪問リハビリテーション管理者研修会 step2 (日本理学療法士協会) 緩和ケアにおける作業療法 (千葉県作業療法士協会) 緩和ケアリハビリテーション (関西看護ケア研究会) 徒手療法における頚部の評価と治療 (日本理学療法士協会) 他 実習受け入れ養成校 了徳寺リハビリテーション専門学校(臨床実習 1名) 目白大学(臨床実習 1名 基礎実習 1名) 首都大学(臨床実習 2 名 評価実習 1名) つくば国際大学(臨床実習 1 名) 埼玉医療専門学校(臨床実習 1 名) 千葉柏リハビリテーション学院(臨床実習 1 名) 坂本正弘 141 ⑩栄養科 「概要」 栄養管理と給食管理を役割とする。栄養管理は、NST(栄養支援チーム)の活動をはじめ、 入院患者の栄養管理、入院、外来患者への栄養相談を行っている。 H22 年度より、外来透析患者への集団栄養指導や訪問栄養指導を開始し、在宅での栄養管 理にも携わることとなった。 給食管理は全面委託しており、給食委員会で委託業者との連絡調整をはかり、サービス、 衛生面など質改善を行っている。 <給食業務> 患者食は、一般食(常食、全粥食、流動食など)と特別食(糖尿病食、透析食など)に分 類される。特別食は、食事療法を目的とした食事で、医師の指示に基づき、エネルギー量 など決定している。 食事は、治療の一環であるとともに、楽しみのひとつでもあるため、毎月行事食の提供 や、週 1 回選択食を実施している。 <病棟業務> 喫食率の低下がみられる患者への補食、栄養剤の検討や、状況に応じた食事対応が出来る よう、ベットサイドへ訪問し、食事内容の聞き取りをおこなっている。 また、嗜好調査を行い、献立の改善や、喫食率の向上に繋げている。 NST活動では、主にアセスメント対象者への栄養・食事対応の提案などの役割を担っ ている。濃厚流動食、栄養補助食品などの情報を提供し、栄養改善に繋げていきたい。 相澤 美由季 142 ⑪通所リハビリテーション科 【状況】 今年度の目標として、リハビリの充実、平日平均 30 名、ケアマネとの連携強化、無 事故無違反を掲げ取り組んできました。リハビリに関しては、利用者様一人一人に声 掛け誘導にて行なっていただきました。身体状況が異なるため、転倒には最善の注意 を払いながら歩行訓練やリハビリに付き添い、アンケート結果においてもとても喜ん でいただいています。ただ、1 年を通して利用者数が安定しなかったため、積極的に 臨時の受け入れにも対応してきましたが、昨年度の実績までは達成できませんでした。 今後の課題でもあります。 しかし、一方では介護予防(要支援)の需要がとても多く、昨年は 1 日あたり 3~4 人だったのが 1 年を通してみると 6~7 名まで増えていました。要介護認定の基準が厳 しくなり、要支援者のリハビリ希望者が多く、運動器機能向上プログラムの取り組み 方について話し合いを重ね、自宅でも運動が継続出来るよう試行錯誤している現状で す。 また、サービスのマンネリズムを防ぐために、定期的にボランティアによる歌や踊り を楽しんでいただくことができました。 今後も、より良いサービスを提供していくよう努力していきたいと思います。 【スタッフ名簿】 NS 柴田静代 NS 藤田晴美 PT 根上政子 OT 小野寺裕美 介護福祉士 福主任松野久美子 PT 白戸紫苑 椎名和代 PT 済木幸子 鎌田勝代 福島千代子 伊藤美和 介護助手 浅野照子 佐々木知子 岩崎美香 矢部裕子 相馬 向後雅俊 【院外研修】 ・ フィジカルヘルスケアⅡ理学療法で腰痛を改善・予防する ・ 高次脳機能障害の理解とケア ・ 糖尿病の理解とケア ・ 介護に活かす心理療法のまなざし②ゲシュタルト療法③家族療法 ・ 環境と人とモノをつないで活かす介護職のための福祉環境論 ・ 移動・移乗の介助Ⅱ福祉用具を上手に使う ・ 高齢者虐待防止について(高齢者が安心して暮らせる地域づくりについて) ・ 高齢者への運動指導の理論と実践(ロコモティブ・シンドローム) ・ 介護保険指定事業者集団指導 143 俊 【院内(課内)研修】 院内勉強会(原則 1 回/月) 課内勉強会(不定期) 伝達講習(不定期) 【学生実習】 職場体験学習・・・我孫子中学校 白山中学校 我孫子第四小学校 実習生一日体験・・・帝京平成大学専門学校、目白大学、了徳寺学園リハビリ テーション専門学校 【利用者数】 通 所 リハ 介 護 予防 総 合 計 10 11 12 月 月 月 557 564 522 118 125 144 652 682 708 4月 5月 6月 7月 8月 9月 589 572 582 575 534 103 90 102 120 692 662 684 695 1月 2月 3月 合計 510 529 553 551 6638 147 133 134 140 128 1484 669 643 663 693 679 8122 松野久美子 144 ⑫ 地域連携室について 1. 当該期間の活動内容 (1)紹介元医療機関・紹介患者からの窓口 (2)定期的な紹介元医療機関への訪問(渉外活動) (3)紹介元医療機関データベース管理 (4)近隣医療機関等へ DM(広報誌・外来医師表) (5)地域連携パスに関わる業務 =①取手協同病院主催『広域・千葉/茨城脳卒中連携パス協議会』の参加 ②日本医科大学千葉北総病院主催『医療連携協議会』の参加 現在当院では、地域連携パスを具体的に使用する院内体制が無いために 使用はしていないが、 病院の体制が整い次第運用できるように常に準備や情報収 集を行う。 (6)地域で開催される研修会・勉強会・協議会等への参加 ①東葛北部医療連携実務者の会 世話人会 ②東葛北部医療連携実務者の会 ③広域・千葉/茨城脳卒中地域医療クリティカルパス協議会 (取手協同病院主宰) ④北総常磐地域医療連携協議会 ⑤国立がんセンター東病院 地域医療連携のための情報交換会 ※院外連携の窓口である地域連携室として他医療機関の連携室やMSWとの 顔が見える院外連携を積極的に図る為、院外活動には積極的に参加する。 2. 当該期間の活動実績 (1)近隣医療機関への訪問(渉外活動)実績 開業医=6件 病 院=21件 (2)外来患者紹介元医療機関件数実績 開業医=184件 病 院=174件 施 設=123件 ※詳細内容は、別紙「平成22年度外来患者紹介元統計」を参照 145 (3)外来患者紹介先医療機関件数実績 開業医=26件 病 院=143件 施 設=2件 ※詳細内容は、別紙「平成22年度外来患者紹介先統計」を参照 (4)入院患者紹介元医療機関件数実績 開業医=17件 病 院=75件 施 設=176件 ※詳細内容は、別紙「平成22年度入院患者紹介元統計」を参照 (5)入院患者紹介先医療機関件数実績 ※退院の際に「診療情報提供書」を作成した統計 開業医=192件 病 院=45件 施 設=0件 ※詳細内容は、別紙「平成22年度入院患者紹介先統計」を参照 (6)近隣医療機関等へ DM(広報誌「あびこたいむず」 ・外来医師表)を発送した統計 ※広報委員会にて広報誌『あびこたいむず』を作成。 近隣医療機関・協力施設へ発送件数=234件(計6回) 医療相談室について 1. MSWについて 【ソーシャルワーカーの定義】 ソーシャルワーク専門職は、人間の福利(well-being)の増進を目指して、社会の変革を 進め、人間関係における問題解決を図り、人びとのエンパワーメントと解放を促していく。 ソーシャルワークは、人間の行動と社会システムに関する理論を利用して、人びとがその環 境と相互に影響し合う接点に介入する。人権と社会正義の原理は、ソーシャルワークの拠り 所とする基盤である。 (IFSW(国際ソーシャルワーカー連盟参照 ) 【当院のMSWの拠り所】 ①ソーシャルワーカー倫理綱領(2005年、4団体共通採択) ②医療ソーシャルワーカー業務指針(2002年、厚生労働省保健局長通知) ③社会福祉士及び介護福祉士法(1987年、制定) 146 【MSWの役割】 MSW(Medical Social worker)とは、主に医療機関で働き医療に特化したソーシャル ワーカーのことを指す。身体障害者施設や老人福祉施設、児童養護施設などに勤務するソー シャルワーカーに比べ、 より専門的な医学知識や診療報酬などの医療制度に関する知識が求 められる。また、医師や看護師、リハビリスタッフ、などの院内スタッフや地域の医療機関 や福祉施設、行政機関等と連携をとりながら業務を遂行していく調整能力も要求される。 【MSWの業務範囲】 MSWは病院等において管理者の監督の下次のような業務を行う。 ① 療養中(入院治療・外来治療)の心理的・社会的問題の解決と調整援助 ② 入院調整援助 ③ 退院調整援助 ④ 社会復帰調整援助 ⑤ 受診・受療調整援助 ⑥ 経済的問題の解決と調整援助 ⑦ 地域活動への参加 (厚生労働省保健局長通知『医療ソーシャルワーカー業務指針』参照) 2. 当該期間の活動内容 (A)院外調整 (1)入院調整・相談(療養目的入院)・(医療機関や施設からの入院) (2)退院調整・相談(自宅へ・施設へ) (3)転院調整・相談(救急転院・予定転院) (4)他の医療機関との院外連携(協議会参加など) =①『北総常磐地域医療連携協議会』の参加 ②『東葛北部医療連携実務者の会』の参加 ③『地域緩和ケア症例検討会』の参加 (国立がんセンター東病院主催 緩和ケア普及のための地域プロジェクト) 他医療機関のMSWや連携室スタッフとこれらの協議会を通して、顔が見え る円滑な院外連携を積極的に図る。 (5)外来受診・受療調整・相談 (6)病院に対する苦情・要望窓口 (7)広報活動(渉外活動) 147 (B)院内調整 (1)院内連携(リハビリカンファレンス・退院支援カンファレンスに参加) (2)心理的問題の解決や調整・相談 (3)各病棟間のベッド調整(一般⇔療養・療養⇔療養) (4)空床管理(入院調整と退院調整) (5)社会復帰調整・相談 (6)経済的問題の解決・相談 (7)社会福祉制度等の紹介・活用 (8)個室料金の徴収確認 (9)委員会・会議への参加と運営 =MSWが委員として参加・運営をしている委員会と会議 ①全体連絡会議 ②衛生委員会 ③ベッドコントロール委員会 ④広報委員会 ⑤感染対策委員会 ⑥連携委員会 ⑦療養患者判定会議⑨防災委員会 ⑨退院調整委員会 ⑩患者サービス委員会 ⑪個人情報保護管理委員会 3. 当該期間の活動実績(統計・グラフ報告) (1)退院調整加算の算定件数の統計 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 3階よりの算定件数 4 4 3 1 3 3 6 2 2 3 2 1 34 4階5階よりの算定件数 0 0 0 5 0 2 0 0 1 5 2 0 15 項目 合計 合計件49件 148 退院調整加算の統計 3階よりの算定件数 4階5階よりの算定件数 6 7 6 5 件 4 数 3 2 1 0 4 4 5 5 3 3 3 3 2 1 2 2 2 1 2 1 0 0 0 0 0 0 0 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平成22年度 (2)近隣医療機関への訪問(渉外活動)実績 開業医=6件 病 院=21件 (3)相談件数 相談総件数の合計=4526件 医療相談室 相談件数 416 457 463 400 316 246 259 170 198 418 267 255 継続支援件数 378 371 375 360 234 147 144 163 9月 200 411 8月 300 相談総件数 7月 500 (総件数の内、継続と新規の件数を表示) 212 215 141 166 156 100 新規支援件数 346 264 96 312 225 163 127 143 101 124 219 平成22年度 149 3月 2月 1月 月 12 月 11 月 10 6月 5月 4月 0 (4)入院関連相談件数(治療目的・療養目的の合計) 合計=3393件 医療相談室 入院関連相談件数 250 223 199 193 200 150 110 121 219 199 208 205 104 99 100 療養目的関連 91 85 治療目的関連 204 157 146 140 117 116 128 90 85 71 83 50 3月 2月 1月 月 12 月 11 月 10 9月 8月 7月 6月 5月 4月 0 平成22年度 (5)支援相談内容別件数(入院関連支援を除くもの) =自宅退院支援・施設退院支援・転院調整・諸制度活用支援 救急搬送介入・苦情トラブル対応・心理的支援・経済的支援 合計=1624件 自宅退院調整 諸制度活用支援 心理的支援 医療相談室 支援相談内容別件数 77 72 54 18 11 11 6 8 平成22年度 150 28 28 1919 15 9 13 13 13 6 2 1820 18 19 17 17 19 12 119 109 10 10 7 6 6 3 3 1 3月 28 1月 97 34 23 29 22 18 15 16 11 4 月 22 23 16 11 7 12 4 14 8 9 7月 0 8 6月 4月 0 13 5月 20 20 33 月 22 35 32 32 49 40 11 27 28 41 月 36 8月 36 30 30 54 47 43 36 64 30 31 29 10 43 9月 50 44 40 67 65 63 60 転院調整 苦情・トラブル対応 2月 80 施設退院調整 救急搬送介入 経済的支援 (6)医療相談室 業務内訳概要 入院関連件数=3393件 退院・転院関連=1624件 その他=935件 医療相談室 支援相談内容の内訳 入院関連支援 退院・転院関連支援 その他 16% 57% 27% ※「その他」とは=諸制度活用支援・救急搬送介入・苦情トラブル対応 ・心理的支援・経済的支援 (考察) ①当院の療養病床(医療保険適用)は、医療依存度が高い(医療区分2・3に該当) 患者が80%以上を占める4階病棟と、80%以下の5階病棟で構成されていたが、 8月に5階病棟も4階病棟と同じように医療依存度が高い患者を80%以上になり、 大目標を達成する事ができた。 ②近隣施設と良好な関係を築くことができている為、3F一般病棟の平均在院日数に 影響が出ないよう早急な退院調整(施設入所)をすることができた。 ③9月には病院機能評価機構の認定を取得する事ができた。 地域連携室・医療相談室(MSW)としても、業務の見直しとシステム化することが でき、とても有意義な一年であった。 荻原 将之 久保山 大輔 151 居宅介護支援事業について 1、活動目標 当事業者は、利用者の委託を受けて、利用者に対し介護保険法令の趣旨に従って、居宅サ ービス計画の作成を支援し、指定居宅サービス等の提供が確保されるよう、サービス提供 事業所との連絡調整、その他の便宜を図る。 2、活動内容 (1)人員:介護支援専門員(ケアマネージャー)3名(常勤) ※平成 21 年 10 月から特定事業所加算Ⅱ対象事業所 (2)活動エリア:我孫子市・柏市 (3)内容:介護保険相談、ケアプラン作成、給付管理業務、在宅サービス(訪問看護・ 通所リハビリテーション・訪問リハビリ・住宅改修・福祉用具の貸与や購入・ インフォーマルサービス等)の紹介・各サービス連絡調整 (4)参加団体:我孫子市介護支援専門員協議会、我孫子市介護サービス事業者連絡 協議会、柏市介護支援専門員協議会、千葉県介護支援専門員協議会、 日本介護支援専門員協議会 3、活動結果(H22.4/1~H23.3/31) (1)H22 年度ケアマネ出席の研修 4 月 17 日 介護支援専門員研修(課程Ⅰ)/千葉県介護支援専門員協議会主催 9 月 12 日 平成 22 年度介護保険集団指導/千葉県健康福祉部介護保険室主催 11 月 8 日 成年後見人制度勉強会/社会福祉法人アコモード主催 11 月 7 日 地域生活連携シートについて/東葛北部地区介護支援専門員研修会 (2)利用者総数 184 名 (3)新規契約者数 65 名 ※サービス利用の無い契約者は除く。 (4)利用者平均要介護度 2.5 度 (5)利用者平均年齢 81.9 歳(男性 82.6 歳・女性 79.8 歳) (6)新規依頼ルート別統計 入院患者 21 名 外来患者 11 名 院外から 33 名 (7)利用者年代別サービス種類統計 65歳未満の2号被保険者=2.2 種類使用 65歳~69歳=1.9 種類使用 70歳~79歳=2.2 種類使用 80歳~89歳=2.0 種類使用 90歳以上 152 =2.5 種類使用 (8)介護度別サービス種類統計 要支援1・2=1.4 種類使用 要介護1 =1.6 種類使用 要介護2 =1.4 種類使用 要介護3 =1.9 種類使用 要介護4 =1.8 種類使用 要介護5 =1.9 種類使用 153 (7)平成 22 年度実績件数(人) 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 平 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 均 実績総数(人) 109 112 115 125 113 118 121 121 123 128 120 120 119 継続件数(人) 107 114 113 118 115 119 120 119 123 124 120 123 118 新規件数(人) 6 6 9 4 5 5 5 2 3 8 3 9 5.4 終了件数(人) 3 4 3 3 6 4 2 3 3 2 3 4 3.3 平成22年度 ケアマネ実績件数 継続件数(人) 新規件数(人) 3月 終了件数(人) 123 2月 9 4 120 1月 3 3 124 8 2 12月 123 33 11月 119 23 10月 120 5 2 9月 119 8月 115 7月 5 4 5 6 118 4 3 6月 113 9 3 5月 114 6 4 4月 107 6 3 0% 20% 40% 60% 154 80% 100% (8)年間のケアマネージャー契約終了の内訳(合計名) 終了内容 件数(人) 終了内容 件数(人) 死亡 11 要支援へ変更 1 入院 18 その他 6 施設入所 4 《ケアマネージャー契約終了内訳(40名)》 要支援へ変更 3% 施設入所 10% その他 15% 入院 44% 死亡 28% 4、今後の課題 平成 22 年度は、退院調整委員会を通しての利用者の紹介が 21 名、外来からの紹介が 11 名、我孫子市地域包括支援センター等院外からの紹介も増加し、利用者数を伸ばす事が 出来ました。平成 23 年度はケアマネージャーが増員し、4 人体制となる予定の為、より多 くの入院、外来患者の介護保険面でのサポートが可能になります。介護保険については、 今後、介護保険についての紹介を積極的に展開し、退院や外来の患者様がご不自由なくご 自宅でお暮しになれるよう、サポートさせていただきたいと思います。 千葉 あき枝 155 ⑬ 総務課 職員数は 10 名で構成されており総務・経理・人事・用度・設備管理・車輌運行の業務にあ たっております。 医療スタッフと同様に「チーム医療の一員」として各部署との連携を密にし、協力体制を充 実することで、患者様をサポートしていきたいと思います。 また、患者様のニーズに応えるべく、サービスの向上に努め“やさしい病院”のイメージ作 り、より良い病院づくりを目指していきたいと考えます。 (業務内容) 職員の人事、給与、福利厚生 医療法等に基づく許認可申請 資材・物品の調達・保管・管理 施設設備の維持・管理 院内の環境保持 車輌管理 (行政・官公庁関係) 医療法 25 条に基づく病院立ち入り検査(松戸保健所) 医師・看護師等充足対策事業補助金申請(千葉県医療整備課) (設備・防災関係) 防災・消防訓練 年 2 回(4 月 10 月)実施 <防災委員会と連携> (院外研修会) 照合省略事業所指定講習会 病院中堅職員育成研修 木戸口 誠 156 ⑭ 医事課 1. スタッフ構成 課長: 1名 主任: 2名(内、診療情報管理室兼務1名) 係員: 10名(外来担当7名 病棟担当3名 内、診療情報管理室兼務1名) 2. 主な業務内容 医事課業務は総合案内、受付業務、カルテ出し・搬送、診療行為入力、会計業務、入 退院業務、診療報酬請求業務、外線電話応対など多岐に渡ります。患者さまが当院に 来て最初に 係る部署であり、笑顔と親切丁寧な接遇を心掛けています。 ○ 受付業務 ・外来初診患者の受診に関する診療録の作成及び受診相談 ・診察券の発行・保険証確認 ・自動再来機における受診(再診患者)に関する受付業務及び受診相談 ・労災保険・自賠責保険の諸手続きに関する事項 ・各種文書の取り扱い ○ 会計業務 ・入院、外来患者の諸料金の収納処理 ○ 外来係 ・カルテ入・出庫管理 ・診療行為入力業務及び請求業務 ・外来費未収金管理 ○ 入院係 ・入院患者の入退院時における事務手続き ・診療行為入力業務 ・入院患者に関する諸料金請求書の作成及び請求業務 ・入院費未収金管理 ・入院に関わる各種文書の取り扱い ○ 診療報酬請求業務 ・入院、外来患者の診療報酬請求書の作成及び請求業務 157 その他 ○ 労災・自賠責・生保・公害請求業務 ○ 予防接種受付 ○ 医事統計業務 など ※ クリニカルインディケーターのページに医事統計を出しています。 【勉強会】 千葉県民間病院協会 医事業務勉強会(毎月 1回) 診療報酬改定説明会(開催時) 院内勉強会 課内勉強会(毎月 1回) 【実習受入】 東京医療秘書福祉専門学校 大原簿記法律専門学校 【今年度目標】 平成22年度は診療報酬改定年度であった。新設点数・加算点数も、算定できるものは 各部署との連携により算定できている。二年に一度の改定となるので、24年度も診療 報酬改定年度となる。 早期からの情報収集を行い、内容把握に努めると共に、医療機能評価認定病院として恥 ずかしくないよう、病院の顔として、患者さまに安心・信頼して頂ける医事課でありた い。 また、医業収入の取り扱い部署であるので、迅速かつ正確な入力を行うことにより、請 求もれや誤り、査定・返戻の抑制を行い、正しい診療報酬請求業務に繋げたい。 未収金業務に於いては、自宅訪問などを含めて積極的に行い、雑損処理とならないよう に注意しながら、今後発生する未収金の抑制に努め、Smile, Speed, Service, Study の 4S(笑顔、お待たせしない、奉仕の誠心、レベルアップ)を変わらず目標とし、よい 接遇に努めていきたい。 澤田 輝夫 158 ⑮ 診療情報管理室 「診療情報」とは、 「診療の過程で、患者の身体状況、病状、治療等について、医師、歯 科医師、薬剤師、看護師等医療従事者が知り得た情報」 、また「診療記録」は「診療録、処 方箋、手術記録、看護記録、検査所見記録、エックス線写真、紹介状、退院した患者に係 る入院期間中の診療経過の要約、その他の診療の過程で患者の身体状況、病状、治療等に ついて作成、記録又は保存された書類、画像等の記録」と定義されています。 〔厚生労働省「診療に関する情報提供等の在り方に関する検討会」より〕 近年の医療情勢の変化、その中でも診療録(カルテ)やそこから収集される診療情報の 収集、管理、分析は大変重要視されるようになりました。そのため、当院においても診療 情報管理室を設置し、診療情報の収集・分析を行っております。 現在、診療情報管理室ではスタッフ2名(診療情報管理士1名)を配置し、業務を行っ ています。年間約700名の入院患者さまの診療に関する情報を管理・整理し、診療録を 読み、患者さまの病名や手術名に対して世界共通のコード(ICD-10,ICD-9-CM)を付与し、 病歴システムにデータの蓄積を行っています。その情報を基に当院がどのような疾患の患 者さまを治療させていただいているかなどの統計資料を作成しています。また診療録の院 内貸し出しや保管に関する業務も私たちの仕事です。患者さまと直に接することのない部 署ですが、患者さまにとってより良い病院造りに貢献できるよう陰ながら努力して参りま す。 茶山 晶子 159 ⑯ 医療安全管理室 [概要] 医療安全管理室は、医療の質と安全管理を推進する目的で設置されています。 主に患者様やご家族、病院職員の安全確保、医療事故防止など病院全体の安全管理に取 り組んでいます。 また医療安全管理体制の確立を目標に、安全管理委員会の月 1 回開催や委員会で決定さ れた方針に基づき、組織横断的に院内の安全管理を行っています。平成22年9月に日 本医療機能評価機構の認定病院となったのを機に、さらに医療安全活動の充実をはかっ ていきたいと思っています。 [スタッフ] 小泉佳夫(安全管理副委員長、放射線科科長) 1 名で業務を行っています。 [主な活動内容] (1) 月 1 回(第4木)安全管理委員会出席 (2) 年 4 回院内勉強会開催での広報活動及び準備補助 (4 月、6 月、10 月、11 月) (3) インシデント・アクシデントレポートの受け取り、回覧、管理(常時) (4) 安全管理の外部資料管理 (5) 安全管理院外研修参加者の選出及び事務的管理補助 (5 月、9 月、10 月、計 3 名院外研修出席) (6) 医療機能評価機構「医療事故発生例収集事業」に対する報告及び事務管理 (7) 月1回(第2水)安全管理委員会・分析班のレポート分析に出席 [まとめ] 大病院の様な医療安全管理室としての機能は、スタッフの関係上無理だと思いますが、 次年度も出来る限り医療事故等の起きない環境を作っていく為、安全管理委員会の指導 のもと、連携して活動を行っていきたい。本年度はレポート提出件数が287件になり 過去最多でした。今後の医療事故防止に役立ちますので、ご協力をおねがいします。 小泉 佳夫 160 ⑰ 院内保育室 (概要) 保育室 こぐま園は、家庭的な雰囲気を大切にしながら、楽しいことをたくさん見つ けていっぱい遊ぶことを目標にした保育室です。こぐま園という名前には愛らしく、また、 たくましく育ってほしいという願いがこめられています。 保護者の皆様のニーズにお応えできるよう努力することはもちろん、あちこちに出かけて いる子供たちを可愛がって下さる地域の方々のお役にたてるようにもなれたらと、日々考 え、頑張ってまいりたいとおもいます。 (人員) 保育士 7名。 保育士助手 2 名。 (病院内保育室利用児童数) 0 歳児 1人 3 歳未満 16人 3 歳以上 14人 (24 時間保育実施回数) 6回 (実施行事) 4月 10 月 進級お祝いの会 誕生会 5月 誕生会 母の日プレゼント 11 月 遠足 6月 誕生会 家族の日プレゼント 12 月 誕生会 7月 1月 七夕夏祭り 土手すべり大会 誕生会 2月 誕生会 肝試し 豆まき 誕生会 3月 誕生会 9月 クリスマス会 誕生会 プール開き 8月 運動会 お雛様パーティー 敬老の日パーティー お別れ会 誕生会 誕生会 (その他) 保育広報誌 こぐまだより毎月発行 橋本洋子 161 2.社会・地域における活動 ① 我孫子市産業まつり (目的) 我孫子市民の皆様とコミュニケーションをとりながら、我孫子市産業まつり実行委員会 の下、当院を広く紹介し地域文化の向上を目的として参加しております。 (構成) 我孫子市役所商工観光課 我孫子市商工会 我孫子聖仁会病院 参加職員 9名 (開催) 年1回(10月)湖北台中央公園 ② 我孫子市健康まつり (目的) 「元気で長生き」の地域づくりに寄与するための、地域3大行事の一つとして継続的に 実施しております。 (構成) 湖北台地区社会福祉協議会 我孫子市社会福祉協議会 湖北台中学校 我孫子聖仁会病院 関係部署職員 (開催) 年1回(10月) 湖北台中学校体育館 162 ③広報活動「あびこ・たいむず」 平成22年4月1日 発刊 163 平成22年6月1日 発刊 164 平成22年8月1日 発刊 165 平成22年10月5日 発刊 166 平成22年12月1日 発刊 167 平成23年2月1日 発刊 168 3.ふさ聖仁会クリニックの業務概況 ふさ聖仁会クリニックは、平成 22 年 10 月 1 日に布佐駅前の老人ホーム「平和 の里あびこ」の一階部分に開院した。同年 8 月に閉院したふさ婦人科クリニッ クの跡地利用である。我孫子聖仁会病院のサテライトクリニックとしての役割 も持つ。標榜科目は内科・形成外科・整形外科・皮膚科の4科目である。近隣 には平和台病院・金山診療所・長田内科と歴史の長い医療機関があり、新参ク リニックとしては内科の慢性疾患患者を取り込むには非常に厳しい環境にある。 事実、開院以来集患には非常に苦労し、患者数は低迷し、爪に火を灯すような 毎日が続いた。しかし、尐しずつではあるが周辺住民に認知され始めている。 今後も更なる患者数の増加を目指し、日々精進していかねばならない。 郡司裕則 169