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3D Tomosynthesis マンモグラフィ検診車開発に関して 宇都宮セントラル

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3D Tomosynthesis マンモグラフィ検診車開発に関して 宇都宮セントラル
3D Tomosynthesis マンモグラフィ検診車開発に関して
宇都宮セントラルクリニック 理事・放射線専門医 佐藤俊彦
朝晩の冷え込みが感じられる季節となりました。皆様、お元気でご活躍のことと思いま
す。
私は、日本で唯一のモバイル MR・CT の会社であるフリールの取締役を務めております
が、ピンクリボン月間の本年10月に、世界で初めて SIEMENS 社の3D Tomosynthesis
を車載しましたので、ご報告いたします。
3D Tomosynthesis は、デンスブレスト(若い人の乳腺密度の高い乳房)に有効で、発見
率が、20%上昇すると言われています。これまで、20%の乳がんをマンモグラフィで
見ることはできないと言われていましたので、画期的な技術です。原理は、X 線管球を振り
ながら撮影することにより、1mm スライスの断層画像を作るもので、CT と同じように断
層画像で評価するものです。5mm 程度の乳がんに関しては、十分対応可能です。
現在乳がんは、女性の死亡原因の TOP であり、早期発見により救命率の高いガンとしても
知られています。したがって、健診を受けて、ステージ0期(触診ではわからないがん)
で発見することが目標になります。
当院では、来年夏に向けて、Women’s
Imaging
Center(ブレストセンター+婦人科)
を OPEN する予定でおります。建築の図面に関しても、現在検討中でこの紙面でも、随時
報告してまいります。乳がんに関しては、健診からフォローアップまで画像診断が中心の
診療スタイルになっています。私どもでは、なるべく、非侵襲的な方法で、確実に乳がん
を早期診断できる体制を栃木県で初めて導入する予定です。その中でも、3D
Tomosynthesis は有力な検査手段として考えております。
私が、1年前から登美ケ丘画像診断クリニックで導入し、その実力を評価してきましたの
で、すぐに実践的な診療ができると思います。また、今回、株式会社フリールとピンクリ
ボン月間に合わせ、車載といち早く出張検診に利用できる体制を構築しました。
CMC では、
“トモシンテーシス体験キャンペーン”
http://www.ucc.or.jp/pdf/tomosynthesis.pdf を企画しましたので、ふるってご参加お願い
いたします。10月12・13日、26・27日、11月3・4日の合計6日間です。そ
れぞれ1日30人限定企画です。なんと言っても、痛くないのがこの診断法のメリットで
す。
乳がんにおける画像診断の役割
早期発見
診 断
治 療
アフターケア
SEEK
FIND
ACT
FOLLOW
マンモグラフィー
超音波(
超音波( US)
)
MRI
マンモグラフィー
超音波(
超音波( US)
)
MRI
CT
PET
手術
抗癌剤
放射線治療
マンモグラフィー
超音波(
超音波(US)
)
MRI
CT
PET
また、私は米国財団 野口医学研究所(http://www.noguchi-net.com/)の常務理事を務
めておりますが、虎ノ門の野口医学研究所の2F のビルに、野口記念インターナショナル画
像診断クリニックを OPEN することになりました。1年半にわたり、登美ケ丘画像診断ク
リニックの院長を務めてまいりましたが、今後は、東京のこの診療所で、1.セカンドオ
ピニオン外来、2.医学意見書のサービス、3.テロメスキャンによるがん超早期診断、
4.BAK 療法、5.CMC 東京事務所としての診療を開始する予定です。
これまで、海外の患者さんや東京近郊の患者さんに対する診療の拠点が曖昧であり、ご迷
惑をおかけしてまいりましたが、ここを拠点に新しい医療体制の構築を模索してまいりま
す。遠隔診断のシステムも新たに構築してまいりますので、3D Tomosynthesis の遠隔画
像診断もここで実施する予定です。
Voice of Russia によれば、とうとう、シリアとトルコで戦争のようです。シリアは、A
(原爆)B(細菌兵器)C(化学兵器:毒ガス)兵器のうち、ドイツから大量に C 兵器を購
入しています。したがって、クルド人に C 兵器が使われる、あるいは使われたとして、戦
争が拡大していくのでしょうね。このロシアのコメントをみると、NATO 軍はトルコへの
支持を表明していますので、ここから中東大戦争へと拡大するのではないでしょうか。こ
れが、パックスアメリカーナなので仕方のない事なのでしょうけど、オイルショックが襲
ってくると思いますし、ユーロダメ、米ドルダメで消去法で、日本円へ世界中の資金が流
れてくるのが見えますね。原油と Gold がまずもって上がるでしょう。そして、戦乱の地の
富裕層は東アジアに逃げてくる。どこが吸収するのか?東京ではないですね。やはり、シ
ンガポールでしょう。中国・インド・ロシア・日本の富裕層が買い占めていて、不動産の
利回りは4%ないそうです。ここに中東勢がくるとなると、ますます上昇することでしょ
うね。つぎは、香港かもしれません。ぼくが、密かに狙っているのは、オーストラリアな
のですが、やはり、資源国で、時差がなく、戦乱地域から遠い、しかも、コモンウェルス
です。イギリスという国は、本当にかしこいと思います。島から、大陸を抑える戦略です
ので、しかも、シンガポールも香港も同じ都市計画です。狭いところに、集中して都市機
能を集約している。不動産は、上がらずを得ないですね。アメリカ大陸に渡ったイギリス
人と島に住んでいるイギリス人では、人種・思想が違うのは歴然です。日本人は、島国で
イギリス型のアプローチをしたほうがうまくいくのではないか?と思います。中国が、今
回の暴動で、カントリーリスクがあることはわかりました。インドも同様ですね。だから、
大陸に入り込んではいけないのだと思います。あくまでも、出店的に、イギリス型で統治
することを、超円高の時代だからこそ考えるべきなのでしょうね。ぼくも、中国に100%
コ ミ ッ ト し て い た 時 期 が あ り ま す が 、 今 は 、 中 国 の 國 井 さ ん
(http://www.sl-group.net/index.html )をパートナーに事業展開しています。
そして、暴落の後に、日本への集中投資が始まるので、この 2 年くらいはまた良い時期が
来そうですね。
しかし、そのあと資金が引き上げられたとき、日本のソブリンリスクが炸裂してくるの
で、2015年が、やはり日本の本当の危機が到来すると思います。“黄金さんま”
(http://www.youtube.com/watch?v=00gBbShwto0)も登場してきました。いよいよ、海
中に流れたセシウムの影響が出てきたんでしょうね。内部被曝によるがんの多発が、今後
増えてきます。ますます、予防医療の体制が求められると思います。
当院は、最先端の画像診断による診療体制を整備してまいりますが、一方で、もはや5
mm 以下のがんを画像診断でみることはできないので、テロメスキャンを組み合わせた検
診体制を構築してまいります。
今後とも、よろしくお願いいたします。
参考資料:Collage: The Voice of Russia
先週、
先週、シリアでの
シリアでの紛争
での紛争は
紛争は、トルコとの
トルコとの全面的
との全面的な
全面的な軍事対立の
軍事対立の瀬戸際に
瀬戸際に至った。
った。シリア軍
シリア軍は3日、トルコ南東部
トルコ南東部アクチャカレ
南東部アクチャカレを
アクチャカレを
砲撃し
砲撃し、5人が死亡、
死亡、9-13人
13人が負傷した
負傷した。
した。これに対
これに対してトルコ
してトルコは
トルコはシリアを
シリアを報復砲撃した
報復砲撃した。
した。そして同様
そして同様の
同様の衝突が
衝突が再び6日
朝、シリアと
シリアとトルコの
トルコの国境で
国境で発生した
発生した。
した。シリアと
シリアと国境を
国境を接するトルコ
するトルコの
トルコのハタイに
ハタイに、シリア側
シリア側から迫撃砲弾
から迫撃砲弾が
迫撃砲弾が着弾した
着弾した。
した。そして、
そして、
トルコ軍
トルコ軍はシリアを
シリアを報復砲撃した
報復砲撃した。
した。
トルコの怒りに際限はなかった。トルコのエルドアン首相は、北大西洋条約機構(NATO)の同盟国に対し、これらの事
件に注目するよう求め、次のように語った。
「トルコは戦争ではなく地域の平和を望んでいる。我々は戦争がいかに悲惨な結果を招くかを知っている。だがトルコは、
自国の国民を保護し、領土を保全する能力を持っている。我々の強さを確かめる必要はない。シリア政府は、アクチャカ
レの砲撃は偶然起こった悲劇であるとの声明を表したが、同じことがハタイで発生した。毎日繰り返される出来事のどこ
が偶然なのか。我々の全ての同盟国に対し、この状況に注意を集中するよう呼びかける。」
国連安全保障理事会は、シリア軍のトルコ砲撃を非難し、シリアに対してそのような国際法違反をやめ、隣国の主権を
尊重するよう求めた。
NATO理事会は、トルコへの支持を表明し、シリアに対してあらゆる攻撃的な行為を即刻停止するよう求めた。
トルコは、同盟国の明確な支持を待たずに、自ら戦争に向けて準備を始めた。トルコ議会は、1年を期限とする越境攻
撃の許可をトルコ政府に与えた。ロシア戦略評価研究所のアジダル・クルトフ専門家はこれについて、次のようにコメント
した。
「トルコ政府が表した声明は、挑戦的な発言であるだけでなく、必要な場合には越境してシリアで軍事行動を行うことに関
する、軍への政治的な指令でもある。これは戦争ではないのか?もちろんトルコ軍もトルコの政治家も、軍事侵攻を行う
前には何度も考えるだろう。」
シリアは危険性を認識し、早急に哀悼の意を表し、謝罪し、今後おなじような事件が再び起こるのを避けると約束した。
だが、それを実行するのは難しい。国境地域では分離主義者らの活動がさらに積極化しているほか、専門家たちは、戦
闘員側からの挑発を危惧している。開戦を扇動するために戦闘員がトルコを砲撃する可能性がある。
ロシア外務省は、今回の事件を解明するためにトルコとシリアが緊密な対話を行うことに期待しているとの声明を表し
た。ロシアは現在、地域の緊張緩和のためにあらゆる事を行っている。シリアとの開戦の危険性は、トルコもNATOも理
解している。問題は、国連側からの委任がないことだけではない。シリア軍が強く、よく訓練され、装備が行き渡っている
ことも考慮しなければならない。中東研究所のセルゲイ・セリョギチェフ専門家は、外国の干渉がアサド大統領の立場を
強めるのは必至だが、重要なのは、トルコが別の戦いも強いられる危険性があることだとの見解を表し、次のように語っ
ている。
「トルコは、米国やその他のNATO主要国の公的支援がないことに耐えている。加えてトルコは、自発的に侵攻を開始し
た場合、クルド問題が先鋭化する可能性を危惧している。シリア政府は、トルコが別の戦いを行うために、武器を供与し
てクルド人勢力を支援するだろう。」
先週、過激派戦闘員がアサド政権に対する新たな活動について声明を表した。アレッポの中心部では爆発が相次ぎ、
少なくとも40人が死亡、90人が負傷した。死亡したのは一般市民や軍の兵士だった。
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