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町民一人一人の考えや想いにより まちは動き、歴史は刻まれます。
これまで、そしてこれから 幕府直轄の開墾地だった足跡を示す 町民一人一人の考えや想いにより 御手作場の碑 1 8 5 7 年( 安 政 4 年 )、江 戸 幕 府は幕 府 直 轄 の 開 墾 地として幌 似 地 区と発 足 地 区 の 2ヵ所に御 手 作 場を開 設 。約 1 6 0 年 の 歳月が まちは動き、歴史は刻まれます。 流れ、共 和 町は道 内 屈 指 の 米どころとして、またらいでんスイカや メロンの 産 地として発 展を遂げてきました。御 手 作 場 の 碑は、まち の 礎を築 いた先 人たちの 苦 労を偲 ぶとともに、その 弛まぬ 努 力を 称えて建 立されたものです。 3村合併により共和村 そして町制施行により共和町へ 先人の勇気と情熱を受け継いで まちづくりを推進 1955年(昭和30年)4月1日、町村合併促進法の制定を受け、小沢、前田、発足の3村が合併 し共和村が誕生しました。 『 共和』 という名前には、 “ 共”に力を合わせ、 “ 和”をもって発展して いこうという町 民の 想いが込められています。その 後 、1 9 7 1 年( 昭 和 4 6 年 )に町 制が施 行 され共 和 町に移 行 。少 子 高 齢 化や人口減 少など、社 会 情 勢 の 急 速な変 化に対 応しながら、 ブランド化への挑戦により農業を振興。また、世界シェアの一端を担う電子工場の躍進など、 新しい産業にも活発な動きが見られます。共和町は、町民一人一人の考えや想いを汲み取り ながら、先人の勇気と情熱を受け継いで“ふるさときょうわ”づくりを進めています。 こ れ ま で 、 そ し て こ れ か ら この 地 に 鍬 が 下ろされて 、およそ 1 6 0 年 。 先 人 の 弛まぬ 努 力 の おかげ で 、まちの 礎 が 築 か れました 。 そ の 勇 気と情 熱 は 歴 史をつくる原 動 力となり、 町 民 一 人 一 人 の 考 えや 想 い がまちを動 かしてきたの です 。 そ れ は 、これまでもこれ からも変 わりが ありませ ん 。 2016年8月、共和町160年記念事業として 「夏期巡回ラジオ体操・ みんなの体操会」 が開催され、約1,100人が参加しました (上写真)。 共和町内では古くからラジオ体操に取り組んでおり (左写真)、今後 もラジオ体操による健康づくりを推進します。 共和町内の幼児センターや小学校では、地域の農家に協力していただきながら手作業による「田植え」や「稲刈り」の体験授業を行っており、また農協青年部が学校菜園でメ 昭和40年代前半の小沢地区の様子 12 ロンの栽培指導を行うなど、子どもたちに基幹産業である農業の歴史や大切さを伝えています。 13