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嘉麻市ケーブルネットワーク設備譲渡計画
嘉麻市ケーブルネットワーク設備譲渡計画 平成 27 年 2 月 嘉 麻 市 目 次 第 1章 譲渡の目的……………………………………………………………………… 1 第 2章 市ケーブルネットワーク事業の概要………………………………………… 2 第 3章 譲渡の概要……………………………………………………………………… 4 第 4章 譲渡先事業者の要件…………………………………………………………… 6 第 5章 譲渡の際の条件………………………………………………………………… 7 第 6章 譲渡先事業者への助成措置…………………………………………………… 9 第 7章 譲渡先事業者の選定方法……………………………………………………… 11 第 8章 加入者への負担軽減策(減免制度)………………………………………… 12 第 9章 加入者への説明………………………………………………………………… 13 第10章 譲渡スケジュール……………………………………………………………… 14 資料偏 第1章 譲渡の目的 平成18年3月に旧山田市、旧稲築町、旧碓井町及び旧嘉穂町が合併して誕生した嘉麻市では、 難視聴区域や情報格差の解消、市民生活の向上等を目的として、旧山田市が平成14年に整備し た設備により地上波再送信や有料放送、インターネット接続のサービスを提供しています。この ケーブルネットワークサービスについては、サービス提供区域が山田地区と一部試験拡張区域に 限られているため、市内におけるサービス格差がこれまで問題となってきました。 また、社会情勢の変化や情報通信技術の進展等により、市内の一部地域では、民間の光ファイ バサービスが提供される等、市のケーブルネットワーク事業を取り巻く環境も大きく変化し、そ れに呼応するかのように市民ニーズも多様化しています。財政基盤の脆弱な本市にとって、情報 通信技術の進展や多様化する市民ニーズに対応した事業運営をしていくことは、非常に難しくな ってきているのが現状です。 こうした状況を踏まえ、市では、サービス格差や情報格差の解消等を目的に、市長を委員長と する庁内検討委員会が中心となって、市内における超高速ブロードバンドの整備運営手法や市ケ ーブルネットワーク事業の取扱いについての協議、検討を重ね、平成26年2月に嘉麻市超高速 ブロードバンド整備計画を、さらに同年12月には、市ケーブルネットワーク事業の取扱い等に ついて一部見直しを行った整備計画(改訂版)を策定したところです。 市は、この整備計画(改訂版)にもとづき、光ファイバによる情報通信基盤を整備することに あわせて、市のケーブルネットワーク設備について、民間事業者に譲渡することとします。この 民間譲渡では、事業の継続性を担保したうえで、民間活力や既存ストックを活用することで、ス ケールメリットを活かした運営の効率化や多様なサービスの早期提供、さらにはサービス提供区 域の計画的な拡大も期待され、嘉麻市における地域活性化(魅力あるまちづくり)及び市民サー ビスの向上を目指すこととします。 -1- 第2章 市ケーブルネットワーク事業の概要 1.サービス内容 市ケーブルネットワークでは、基本サービスとして、地上波放送(7ch)と自主放送番組(2ch) の放送を行っています。自主放送番組では、市議会中継やまちの話題、文字放送等の番組を提供して います。 また、基本サービスとは別に付加サービスとして、BS(9ch)・CS(13ch)の有料放送とイ ンターネット接続(下り最大10Mbps )を行っています。 利用料金については、基本サービスが保安器1台あたり月額800円(平成 24年10月から有料 化し、平成 27 年4月からは1,000円に改定) 、付加サービスの有料放送がテレビ1台あたり月額 1,000円、インターネット接続が月額2,000円となっています。 ※金額は税額含む 基本サービス 地上波放送(民放等7局) 保安器1台につき 800 円 BS放送(アナログ変換分限定) (ただし、集合住宅は1世帯につき 800 円) 自主放送 ※平成 27 年 4 月 1 日以降は 1,000 円 付加サービス BS/CS放送(BS:9ch,CS:13ch) テレビ1台につき 1,000 円 インターネット(10Mbps) 2,000 円 2.サービスエリア サービスエリアは、山田地区全域と、試験拡張地域である稲築 (岩崎・口春 )・碓井 (琴平団地 )・ 嘉穂地区(牛隈・嘉穂百谷)の一部です。 別紙資料①参照 3.施設及び設備の概要 市ケーブルネットワークでは、次の施設及び設備を所有しています。 (1)施設 ①嘉麻市ケーブルネットワークセンター(福岡県嘉麻市上山田 392 番地) (2)設備 ①受信点設備(山田庁舎敷地内) ②ヘッドエンド設備(山田庁舎の情報センター内) ③自主放送設備(市ケーブルネットワークセンター内) ④伝送路設備(市内各所) ⑤加入者宅設備(加入者宅内) -2- 4.加入者の状況(平成 27 年 1 月 31 日現在) (1)基本サービス加入件数 4,045 件 (加入件数内訳) 山田地区 3,906 件 稲築地区 27 件 碓井地区 21 件 (2)有料放送加入件数 2,434 件 (3)インターネット接続サービス加入件数 645 件 -3- 嘉穂地区 91 件 第3章 譲渡の概要 1.譲渡内容 市が保有する受信点設備から加入者宅設備(加入者が所有している屋内配線やブースター、分配器 等は除く。以下同じ)までの建物を除く設備一式及び備品について無償譲渡します。デジタルSTB 及びインターネットモデムについては、リース期間が終了し、市が所有権を取得した後に無償譲渡し ます。 なお、加入者情報等の個人情報については、市個人情報保護条例に基づき、事業継続に必要な最低 限の情報に限り提供します。 具体的な譲渡対象設備は、次のとおりです。 区 分 内 容 受信点設備 地デジ・FM・BS・CS のアンテナ ヘッドエンド設備 ア)地デジ再送信設備 イ)JC-HITS 送信設備 ウ)BS トランスモジュレーション設備 エ)インターネット接続配信設備 オ)センターモデム:DOCSIS2.0 カ)光送受信設備 キ)無停電電源装置 自主放送設備 ア)収録スタジオ設備 伝送路設備 イ)撮影機器:スタジオ用・取材用 (庁舎間ネットワークを除く) ウ)番組編集機器 ア)光ケーブル イ)光クロージャー ウ)光ノードアンプ エ)幹線増幅器 オ)スプリッター カ)タップオフ キ)電源供給器 ク)同軸ケーブル ケ)メッセンジャーワイヤー コ)自営柱 サ)装柱金物 -4- 加入者宅設備 ア)引込線 イ)保安器 ウ)デジタルSTB:2,900 台(内リース 2,900 台) エ)インターネットモデム:760 台(内リース 700 台) ※台数については、平成 27 年 1 月 31 日現在の数値です。 ※次の管理システムは、契約等により譲渡できないソフトウェアを除き、無償譲渡します。 1 CADシステム一式 2 課金システム一式 3 ステータス監視システム一式 2.譲渡期日 譲渡期日は、平成28年4月1日とします。 ただし、譲渡期日前に、設備の更新等が必要な場合は、市と協議するものとします。 -5- 第4章 譲渡先事業者の要件 1.要件 市ケーブルネットワーク設備の譲渡先となる民間事業者(以下「譲渡先事業者」という)について は、譲渡後においても現行のサービスを円滑に引き継ぎ、将来的にも安定した事業継続が見込まれる 事業者が求められます。そのため、譲渡先事業者に必要な要件として、次のように定めます。 なお、具体的な資格要件等については、競争性を高めること等も考慮して、譲渡先事業者選定要領 等において別に定めるものとします。 (1)安定した経営状況であり、将来にわたって事業の継続性が見込めること。 事業が停止、終了した場合、ケーブルネットワークの加入者がテレビを視聴できなくなり、日常生活に多大 な影響があります。事業を健全かつ安定して継続的に遂行できる事業者が求められます。 (2)地域特性を十分理解していること。 市内には、人口が比較的密集する市街地から、過疎、高齢化が進む山間部まで、さまざまな地域が存在しま す。ケーブルネットワーク事業は、民間事業者が行う場合であっても、公共性が高く市民のニーズに応じたサ ービス提供が必要となるため、それぞれの地域の特性の理解が不可欠です。 (3)次のサービスの運用実績を有すること。 ①地上波再送信サービス ②有料放送サービス ③インターネット接続サービス ④自主放送サービス 現行のサービスを継続することが前提のため、これらサービスの運用実績を有する事業者が求められます。 (4)電話、FAX、メール等によるお客様サポートを年中無休で行える体制を有すること。 市ケーブルネットワークでは、各種サービスの日常生活への影響の大きさを考え、故障や障害等が発生した 場合のサポートを年中無休で提供しています。加入者を支援する体制は、譲渡後も維持する必要があります。 (5)年中無休で設備を監視するシステムを有し、障害発生時は、速やかに現場に駆けつける体制を 有すること。 障害が発生した場合は、テレビが視聴できなくなり、市民の生活に多大な影響があります。障害発生時は、 迅速な対応で復旧に当たることが求められるため、必要な監視システムを有し、速やかな現場対応が可能な人 員を配置することを必要とします。 -6- 第5章 譲渡の際の条件 1.譲渡先事業者に対する条件 現在、市ケーブルネットワークが行っている各種サービスにおいて、譲渡後も極力サービスの低下 が生じず、民間活力によるエリア拡大を図りながら、将来にわたって安定的なサービス提供が可能と なるよう譲渡先事業者に対して、次の条件を付します。 (1)地上波再送信、有料放送、インターネット接続、自主放送サービスを提供すること。 市ケーブルネットワークが提供している現行のサービスをすべて継続する必要があります。 (2)基本料金を原則として 10 年間維持すること。 加入者負担が現在より過大にならないよう、基本料金については、原則として譲渡後10年間は、月額 1,000 円(消費税及び地方消費税を含む)を上回らない金額に設定する必要があります。 (3)拡張計画を策定し、サービス提供エリアを計画的に拡張すること。 市ケーブルネットワークでは、山田地区以外にも一部試験拡張を行っている地域がありますが、現在、サー ビスが提供されていない地域においても同様のサービスの提供を受けることができるよう、拡張計画を策定し、 計画的に拡張することを求めます。 (4)市議会放送を無償で実施すること。 市ケーブルネットワークの自主放送番組の一つとして行っている市議会放送については、譲渡先事業者の負 担により譲渡後も提供することを求めます。なお、インターネット中継については、市と協議のうえ配信方法 等を検討することとします。 (5)市からの委託を受け、市の自主放送番組を制作放送すること。 嘉麻市の情報を発信する番組等については、譲渡先事業者に対して、市が制作を委託します。譲渡先事業者 は、委託に応じて、番組を制作し、放送することとします。また、委託制作番組については、インターネット でも公開することとします。 (6)市の依頼に基づき負担軽減策を実施すること。 現在、生活保護受給世帯等を対象として実施している負担軽減策については、公共性等も考慮して、譲渡後 も市の依頼に基づき、引き続き実施するものとします。 -7- (7)市の地域情報化施策に協力すること。 市では、平成26年度に地域情報化推進計画を策定しています。計画中の取り組みについては、市に積極的 に協力することとします。 (8)市からの出資(1%以下)を受け入れること。 ケーブルネットワーク事業は、市民生活への影響が大きく公共性が高いことから、市が譲渡先事業者に出資 して、経営及び業務のチェックを行うこととします。 (9)市内に事務所を置き、常勤の従業員を配置すること。 市議会放送、市の自主放送番組の制作、そして、障害発生時の速やかな現場対応のためには、市内に人員を 配置することが欠かせません。このため、市内に常勤の従業員を配置した事務所を置くこととします。 (10)現臨時職員等の雇用継続に努めること。 市ケーブルネットワーク事業の業務に精通している現臨時職員等について、当人が希望する場合には、地域 対応スタッフとしての雇用継続に努めることとします。 (11)設備等の維持管理業務については、市内業者の活用に努めること。 加入者宅設備等の新設や維持管理の業務を委託する場合には、地域の事情に精通している市内業者をできる 限り活用することとします。 (12)有料放送及びインターネット接続サービスについては、現行と同等料金のサービスメニュー設 定に努めること。 基本料金については、現行料金を上回らない必要がありますが、有料放送及びインターネット接続サービス についても、現行と同等料金のサービスメニューを設定し、サービス低下が生じないよう努めることとします。 (13)譲渡先事業者が嘉麻市内でのケーブルネットワーク事業を廃止する場合は、譲渡した設備を市 に無償で返還すること。 譲渡先事業者は、市内でのケーブルネットワーク事業を安定かつ継続して行うことが求められますが、万が 一、事業を廃止することになった場合は、市が譲渡した設備を無償で返還することとします。 (14)加入者との契約は、すべて新たに行うものとする。 事業譲渡ではなく設備の譲渡であるため、市の事業が終了し、民間の事業が新たに開始されることになりま す。このため、民間の新規の事業に対する加入者契約を新たに行う必要があります。この場合において、譲渡 前の加入者については、新たな加入負担金等は徴収しないものとします。 -8- 第6章 譲渡先事業者への助成措置 1.譲渡先事業者に対する助成措置 市ケーブルネットワーク設備については、平成14年の開局以来、十数年が経過し、老朽化した設 備も多く、現状のままの譲渡では、譲渡先事業者にとって多大な負担となる恐れがあります。そのた め、民間事業者への譲渡が円滑に進み、譲渡後も安定的なサービス提供が可能となるよう、譲渡先事 業者が希望する場合には、一定の助成措置を行います。 なお、助成措置については、譲渡先事業者の収支状況等を勘案して、5年ごとに見直しを行います。 (1)老朽設備更新等に対する補助金を限度額2億円まで交付します。 事業の実施にあたり必要な設備の改修費用については、事前に改修計画書及び図面を提示し、市が妥当と認 めたものについて、譲渡時に限り、上限を2億円として補助金を交付します。ただし、万が一、事業を廃止し た場合は、交付された補助金で整備した設備を無償で市に譲渡するものとします。 (2)ケーブルネットワークセンター及びヘッドエンド設備を収容する建物の一部を無償で貸し付け ます。 ヘッドエンド設備と自主放送設備が設置されている市の建物の一部を貸し付け、その使用料を免除します。 また、受信点設備が設置されている市有地についても一部を貸し付け、その使用料を免除します。 (3)庁舎間ネットワークの光ファイバの余剰芯を無償で貸し付けます。 サービスエリアの拡張等に資するため、市が保有する庁舎間ネットワークの光ファイバ余剰芯について、必 要に応じて無償で貸し付けます。 (4)デジタルSTB及びインターネットモデムに係るリース料は市が負担します。 加入者宅設備のうち、デジタルSTB及びインターネットモデムについては、市のリース契約による設備で あるため、設備譲渡後も市が保有し、リース料を負担します。リース期間終了後は、市が所有権を取得した後 に無償譲渡します。 (5)自営柱等に係る行政財産使用料は免除します。 市有地に設置された自営柱については、その使用料を免除します。 ただし、伝送路設備が使用している電柱の共架料は、譲渡先事業者の負担とします。また、私有地に設置さ れた自営柱の借地料についても譲渡先事業者の負担とします。 -9- (6)次の備品については、臨時職員等を継続雇用した数に応じた台数を無償譲渡します。 ①デジタルビデオカメラ(最大4台まで) ②映像編集用パソコン(最大4台まで) 自主放送番組制作等に用いる上記機材は、臨時職員等の雇用を継続した数に応じた数を譲渡の対象とします。 - 10 - 第7章 譲渡先事業者の選定方法 譲渡先事業者の選定は、公募型プロポーザル方式により行います。 また、譲渡先事業者の選定にあたっては、市の情報化アドバイザーや公認会計士から意見を聞くも のとします。 1.選定までの流れ ①業者選定委員会設置 ↓ ②譲渡先事業者選定要領の決定 ↓ ③公募開始(公告開始)/参加表明・財務諸表等の提出 ↓ ④書類審査(運用実績・財務諸表による経営状況等) ↓ ⑤審査結果の通知 ↓ ⑥企画提案書の提出(書類審査に合格した業者のみ) ↓ ⑦プレゼンテーション(企画提案)による審査 ↓ ⑧譲渡先事業者決定 - 11 - 第8章 加入者への負担軽減策(減免制度) 市ケーブルネットワークでは、地上波再送信サービスが難視聴対策を担っていることから、生活保 護受給世帯や世帯全員が市民税非課税の世帯を対象として基本料金の免除措置を実施しています。 譲渡後においても、ケーブルネットワーク事業の公共性を鑑み、市の依頼に基づき、譲渡先事業者 による負担軽減策を実施することとします。 負担軽減策に要した費用については、市が負担軽減実施補助金(仮称)として、予算の範囲内で交 付します。 なお、負担軽減策については、その対象や内容について、5年ごとに必要な見直しを行います。 1.減免制度の内容 難視聴区域に居住する世帯であって、生活保護受給世帯又は世帯全員が市民税非課税の世帯の基本 料金を免除します。 2.難視聴区域 難視聴区域とは、地理的な条件等により、地上デジタル放送が個別受信アンテナで受信できない区 域をいいます。 山田地区及び一部試験拡張地域については、譲渡後5年間、難視聴区域とみなすものとします。 - 12 - 第9章 加入者への説明 市ケーブルネットワーク事業は、設備譲渡に伴って廃止され、譲渡先事業者による事業が新たに開 始されます。このため、現在の市ケーブルネットワーク加入者は、開始される民間のサービスに新規 に加入する必要があります。 現加入者が新サービスに円滑に移行できるよう、譲渡先事業者は説明会を実施することとします。 1.開催場所・開催回数 サービスエリア内の行政区を単位として、平日、土日、昼間、夜間等加入者の実態に合わせ、複数 回開催します。会場の確保については、市が積極的に協力することとします。 2.説明会の内容 説明会では、以下の項目について、パンフレットを用意する等して、わかりやすく説明し、参加者 からの質疑にも対応することとします。 また、実施後に参加者数や質疑の概要等について、市に報告することとします。 (1)加入手続きの詳細(契約の条件、契約時に必要なもの等) (2)料金及び料金の支払い方法 (3)新規加入の場合の工事日程等 (4)サービス内容の詳細(変更点については特にわかりやすく丁寧に) - 13 - 第10章 譲渡スケジュール 市ケーブルネットワーク設備の譲渡スケジュールについては、次のとおりです。 1.スケジュール 平成27年4月 譲渡先事業者選定 平成27年5月 仮契約締結 平成27年6月 譲渡関連議案(6月議会) 平成27年7月 本契約締結 平成27年8月 ~平成28年3月 平成28年4月 譲渡先事業者による加入者説明会の実施・移行作業 譲渡・サービス本稼動 ※市ケーブルネットワーク設備については、国の補助金等を使って整備しているため、民間事業者 に無償譲渡する場合は、国への財産処分の届出等が必要となります。そのため、国等と十分に調整を 図りながら、譲渡手続きを進めるものとします。 - 14 - 【資料偏】 ų૰Ĭ 資 料② 嘉麻市ケーブルネットワーク事業の沿革 平成13年 3月 有線テレビジョン放送施設設置の許可(総務省) 平成14年 3月 有線テレビジョン放送施設の施設計画、周波数及び施設の変更許可(総務省) 平成14年 3月 有線テレビジョン放送業務開始・施設設置届受理(総務省) 平成14年 3月 ケーブルテレビジョンセンター竣工 平成14年 7 月 有線テレビジョン放送施設の周波数の変更許可(総務省)成14年6月 平成14年 8月 多機能端末機の設置を開始 平成14年10月 山田市ケーブルテレビジョン条例、施行規則、番組放送審議委員会規則が施行 平成15年 8月 山田市ケーブルテレビジョン開局式 平成16年 6月 電気通信事業届出書の届出受理(九州総合通信局) 平成18年 3月 1市3町の合併により、嘉麻市に引き継がれる 平成18年3月 有線テレビジョン放送施設者名・電気通信事業者名などを嘉麻市に変更 平成19年 10 月 有線テレビジョン放送施設の周波数及び施設の変更許可(総務省) 平成19年12月 地上デジタル放送7波(山田地区)を熊ヶ畑山のNHK北九州中継局からセンタ 平成19年12月 ー施設で受信 平成21年 6月 嘉麻市議会定例会で総務省の補助による全市拡張予算案を否決 平成21年 7月 嘉麻市議会臨時会で全市拡張予算の一部修正案を否決 平成23年 2月 稲築(岩崎・口春)・碓井(琴平団地)・嘉穂地区(牛隈・嘉穂百谷)の一部について 平成23年 2月 試験的にエリア拡張を行う 平成23年 3月 有線テレビジョン放送施設設置(エリア拡張追加)許可(総務省) 平成 23 年 11 月 一般放送の業務に係る変更登録通知(総務省) 平成24年 3月 嘉麻市議会定例会で全市拡張予算案を可決 平成24年 4月 嘉麻市ケーブルネットワークに名称変更 平成24年 4月 嘉麻市ケーブルネットワーク施設条例、施設条例施行規則、嘉麻市自主放送番 平成24年 4月 組審議会条例が施行 平成24年 7月 嘉麻市議会に情報基盤整備に関する調査特別委員会を設置 平成24年10月 ケーブルネットワーク基本サービス有料化開始 平成25年 3月 嘉麻市議会定例会で全市拡張予算全額減額補正案を可決 平成26年 2月 嘉麻市超高速ブロードバンド整備計画策定 平成26年 9月 嘉麻市超高速ブロードバンド整備計画の検証・見直しについて決定 平成26年12月 地域情報化推進計画・超高速ブロードバンド整備計画(改定版)策定 平成26年12月 嘉麻市ケーブルネットワーク設備譲渡方針決定(譲渡計画骨子策定) 平成27年 1月 情報通信基盤整備に係る市民説明会の実施 平成27年 2月 嘉麻市ケーブルネットワーク設備譲渡計画策定