Comments
Description
Transcript
No.155 - 名古屋大学附属図書館
名古屋大学附属図書館報 ISSN 0387−477X 目 次 利用者の意見に応える ―「館長と話そう! 2004」から―……… 1 図書館電子計算機システムの 更新について ……………………………… 4 平成16年度特別図書(人社系)一覧 ……… 6 本学教員著作物等の寄贈リスト …………… 7 No.155 2005 . 5. 15 利用者から見た図書館 ……………………… 11 http://www.nul.nagoya-u.ac.jp/koho/kanto/ 利用者の意見に応える―「館長と話そう!2004」から― 附 属 図 書 館 昨年9月28日に行いました学生利用者と附属図書館長との懇談会で出されたご意見を、情報基盤、 情報システムや電子情報など「環境整備」と、貸出や複写など「利用」の大きく二つに分けてお応え しますのでご覧ください。 1.環境整備について ① 返却が遅れた場合などの督促のメールが、普段使っていない情報メディア教育センター配付のア ドレスへ来るので、携帯宛にしてほしい。 情報メディア教育センターのホームページから以下のようなメール転送の設定の手順を参照で きますので、ご自分で設定してみてください。平成17年度からは、履修登録などで皆さんがこの 全学IDを使う機会が増えるのではないかと思います。 https://www.media.nagoya-u.ac.jp/contents/131/ トップページ>利用法>利用手引き>メール転送 メール転送は、ユーザ [email protected] あてに届いたメールメッセージを、別のメ ールアドレスに送るサービスです。設定をするには、Web ブラウザで転送設定ページを開 いて行います。URLは、https://ssl.nagoya-u.ac.jp/ です。設定の手順は、次の通りです。 【以下省略】メール転送は、設定開始後有効になります。 ② OPACで検索して、貸出予約などできるようにしてほしい。 平成17年1月に更新した図書館電子計算機システムの中で、新しくWeb OPAC(蔵書検索)か らの利用者サービスとして、貸出・予約状況の照会、ILL(図書館間文献複写)申込、図書購入 希望申込ができるよう調整中です。詳しくは、本号4ページをご覧ください。 − 1 − 館燈 No.155(May 2005) ③ 電子ジャーナルについては、非常に有用なので、あること、使えることの広報が重要、またこれ からはe-Bookを導入してほしい。 電子ブックについては平成17年1月から米国OCLC(Online Computer Library Center, Inc.) の 一部門であるNetLibraryが提供するタイトルのうち、約3,700タイトルが図書館ホームページから ご利用できるようになりました。 電子ジャーナルも、LexisNexis Academicが利用できるようになり、約12,000タイトルを超え る全国の大学でもトップクラスの導入数を誇っています。常時、ホームページでお知らせしてい るほか、館燈(名古屋大学附属図書館報)やガイドシート(2階参考カウンター前)でお知らせ し、適宜電子ジャーナルやデータベースの利用説明会なども実施しています。お気軽にお問い合 わせ、ご参加ください。 ④ 日経テレコンなどのデータベースを無料で学生も使えるような環境にしてほしい。 日経テレコンは、附属図書館で学内校費が使える方にのみ有料で提供しています。日経テレコ ンは契約ID数に応じた基本料金の他に情報利用料金(従量制)が課金され、その場での算出がで きませんし、また皆さんが無料で使えるようにするには、仕組み上非常に高額を払うことになり、 現時点ではご要望にそうことは極めて困難です。 ⑤ 東洋学関係の資料を使うが、貸出などがマニュアルである。目録データの遡及入力の対象になっ ているのか? 遡及入力の対象になっています。現在、図書ID(バーコード)ラベルが貼ってない図書は、貸 − 2 − 名古屋大学附属図書館報 出の時、貸出票を書いていただいておりますが、遡及入力が進めばほとんどの図書が電算(図書 自動貸出機を含む)貸出ができるようになります。 2.利用について ① 土日等休日の開館時間を延長してほしい。 開館時間については、利用状況をみて、費用対効果や要望などを考慮していますが、土・日曜、 祝日については1日平均900名弱で平日平均の約2,700名(夜間入館約500名を含む。)に比べて少 なくなっています。休日の入館者数が2,000人を超えるのは年間でも数日で、その時には平日夜間 に匹敵する利用があるかもしれません。平成17年度の前期・後期試験期の前にあたる土・日曜 (9日相当)に夜間開館を試行して利用状況を把握したいと思います。平成17年度開館カレンダ ーをご参照ください。 ② 学習用図書の貸出冊数、貸出期間が少ないように思う。 学習用図書は研究用図書と区別され、より少ない冊数、より短い期間で設定されています。研 究ではテーマ等に個別性があり、学習では授業や課題など共通性があります。大勢の利用者の有 効な資料の使い回し、共用を考えると、学習用ではより早い回転を考慮する必要がありますから、 現状のような設定をしています。なお、返却期限の更新もできますので、実質的には長期の貸出 も可能になっています。 ③ 自動貸出装置とはどんなものか? 平成17年1月から中央図書館2階に2台、3階に1台、図書自動貸出機を導入しました。これ は、まず学生証(または職員証)で個人IDをスキャンさせ、次に図書に貼ってあるバーコードの 図書IDをスキャンさせることで、セルフで貸出処理できるものです。学生証などの入磁状態、汚 損状態などによりうまく作動しない場合があります。また、貸出更新などはできませんので、そ のような場合は貸出カウンターにお申し出ください。 ④ フランス語の図書のようなペーパーバックには、保存を良くするために公共図書館のようにビニ ールカバーを付けたらどうか。 中央図書館では壊れやすく、また、利用頻度の高い学習用図書の新書・文庫本には受入時にビ ニールカバーを付けていますが、他のペーパーバックにもとなると量的に増え、コストの問題や 古くなるとベタベタして使いにくくなるという意見もあります。利用者の皆様には、まず名古屋 大学の知的財産である図書をより良い状態で保存し次世代に伝えるため取り扱いには十分注意を 払っていただくことをお願いします。 ⑤ 昨年私費の複写機を地階に入れたが、まだ少ないように思う。私費・校費の混用が良い。 現在、校費用コピーカード対応4台と私費用コピーカード対応4台、コイン式1台の3種類の 複写機計9台を利用者用に提供しています。校費でも私費でも同じ複写機を使えるようにすれば、 各階配置も含めてより効率的な提供ができ、また資料配置場所から複写機までの動線も短縮でき るのではないかと考えています。契約上の問題もありますので、平成18年度からの実施に向けて 検討します。 ⑥ フロアの一部に照明が暗く、寝ている人がいた。 照明については、平成16年度末、特に暗さの目立つ閲覧席周辺を重点的に大規模な改良工事を 行いました。1階と4階の人感センサー取付け、2階ホールのタイルカーペットや東階段の壁紙 − 3 − 館燈 No.155(May 2005) 交換なども行いました。安全で快適な学習空 間の提供は、図書館の重要な役割の一つと位 置付け、職員の館内巡視なども行っています が、館内での飲食や試験期の席取り、無防備 な貴重品放置など、より重大な被害につなが る事例も多く、利用者の皆さん個々のご協力 もよろしくお願いします。 ⑦ 研究室等に分散配置されている資料は使いに くい。 これは各部局の事情が大きな要因で、特に 明るくなった2階ホール 研究室と図書室との連携に係る部分が大きい のではないかと考えています。全学の図書系職員が集まる会議などでも何回か話題にし、部局図 書室の仲介や苦情処理体制の重要性を指摘しています。一元化・集中化の構想もありますが、図 書館の建物が大幅に増築される必要があります。当面、できるだけ不便のないように、中央図書 館、分館、部局図書室で努力したいと思います。今後とも改善に努力いたします。 ⑧ 部局で支給されるコピーカードは、部局の機械だけでなく、どこの複写機でも使えるようなもの が良い。 これは各部局で設置される複写機の機種やコピーカードの方式がそれぞれに違うという事情に よるもので、附属図書館で決められることではありません。ご意向は理解できますので、図書系 の会議でも報告していますが、直接的には部局(図書室、事務室)でご相談くださる方が良いと 思います。 wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww 図書館電子計算機システムの更新について 平成17(2005)年1月、図書館電子計算機システムが更新されました。機能面の改善点について、 利用者サービス関係部分を中心に報告します。 1.OPACの機能強化 1.1.多言語表示機能 従来のOPACでは、外国語は、ラテン文字、 キリル文字の表示しかできず、中国語の簡体字、 ハングル文字などは、「◆Uxxxx◆」のように 表示され、正確な文字を表示できませんでした。 新OPACでは、多言語表示機能が標準装備され、 中国語の簡体字、ハングル文字ほか多言語文字 を正しく表示できるようになりました。この多 言語表示機能をご利用いただくためには、 Internet Explorer 5.0相当以上のブラウザをご利 用いただく必要があります。 1.2.他大学の蔵書の検索 名大OPACから直接NIIの書誌所蔵データベー スを検索することができるようになりました。 名大図書館に所蔵がなかった場合、NACSIS Webcatを改めて開かなくても、名大OPACの 「他大学蔵書検索」ボタンを押すだけで、他大 学の所蔵検索ができるようになりました。 1.3.モバイルOPACの導入 携帯電話での利用に対応した、モバイル OPACを導入しました。 (http://mobile.nul.nagoya-u.ac.jp/) − 4 − 名古屋大学附属図書館報 利用者用端末が設置されたPC利用コーナー モバイルOPACでの検索 2.OPACからのILL、予約申込み OPACの画面から、ILLの申込み、予約申込 み、利用状況確認ができるようになりました。 全学IDとパスワードでログインして操作しま す。なお、文献複写、現物貸借等ILL申込みの 機能を利用するためには、所属図書室での申請 が必要です。 3.機器の増強 3.1.利用者用端末の増強 情報連携基盤センターの利用者用端末17台を 中央図書館2階北側のPC利用コーナーに配置 しました。カウンター前、B1F、3F、4Fの 利用者用端末と機能はまったく同じです。 3.2.端末の増強 業務用端末が96台から107台に、磁気カード リーダ装置、バーコードリーダ装置を付けた貸 出業務用端末は3台から14台に増強されまし た。これにより貸出業務の電算処理実施部局は、 11部局になりました。また、蔵書点検処理のた めのハンディタイプのポータブル蔵書点検装置 を新たに4台導入しました。 4.業務の改善 以上の利用者サービス以外にも、いくつか業 務の改善が図られました。 ・名大創設以来紙媒体で維持してきた図書原簿 が電子化され、全学の部局図書室から利用可能 となりました。 ・研究室貸出中の図書であっても蔵書点検処理 ができるように、蔵書点検機能が改善されまし た。 ・サーバ/クライアント間の通信にVPN接続を 導入し、暗号化によりセキュリティを強化しま した。 ・電子ジャーナルの管理機能を強化しました。 ・目録・帳票等が、OPACと同様に多言語対応 になりました。 ・事務局の財務会計システム、書店のシステム などとの連携を図ります。 図書館では、これからも、利用者サービス向上のため、システム的な改善を随時行っていく予定で す。 (情報連携基盤センター学術電子情報掛) − 5 − 館燈 No.155(May 2005) 平成16年度特別図書(人文・社会科学系)一覧 1.Oxford dictionary of national biography(全60冊) 120年振りの全面改訂であり、新たに13,500人のデータが加えられ収録人名数は50,000人に及ぶ。 従来収録されていた人物に関しても新しく発見された事実をもとに大幅に書き換えられている。 また、肖像画や写真が10,000点ほど加えられている。 2.国立国会図書館所蔵明治期刊行図書マイクロ版集成 マイクロフィルム 「教育」部門「学校史・学校案内」分野 第28−47(20リール) 国立国会図書館が所蔵する明治期刊行の教育図書群のうち「学校史・学校案内」分野の図書の マイクロ版。 3.向山誠齋雑記 天保・弘化篇 第14−26巻(全13冊)影印本 江戸幕府の勘定方役人向山誠齋が幕府の行財政・外交等に関する文書・記録・先例等を筆録し たもの。天保・弘化篇は天保改革期の立法史料や対外関係の貴重な史料を多く含む。 4.中外商業新報 第13−30巻(全18冊)リプリント 『日本経済新聞』の前身でかつ昨年度までの特別図書で購入した『中外物価新報』の継続紙。 経済ジャーナリズムの基礎を築いた新聞の復刻版。明治期日本の経済状況が克明に判明する基礎 的かつ貴重な資料。 5.Japan and America,c.1930-1955:The Pacific War and the occupation of Japan. Series 1, Part 3:Correspondence. マイクロフィルム(27リール) 太平洋戦争勃発から日本占領期の日米関係史のなかで、第2次大戦及び日本占領期における、 マッカーサーに次ぐ有力者といわれたアイケルバーガー将軍の日誌、書簡、軍務関係書類等のマ イクロ資料。 6.Encyclopedia of religion. 2nd ed.(全15冊) 世界のあらゆる宗教に関する総合百科事典で、20世紀最大の宗教学者ミルチャ・エリアーデを 編集主幹に起用し、1988年アメリカ図書協会のダートマス賞他、数多くの賞を受賞している。第 2版は、1987年以降の学会と世界の変化を取り込むことを目的に編集され、初版に大幅な加筆修 正を施して、およそ600の項目も追加されている。 7.Linnaeus,C./Houttuyn,M.:Natuurlyke historie, of, Uitvoerige beschryving der dieren, planten, en mineraalen. Deel 1, Stuk 1-18. (ハウトゥイン:自然誌、またはリンネ氏の体系による動物・植物・鉱物の詳細記述)18冊(全 37巻中)オリジナル ハウトゥインによるリンネの『自然の体系』の蘭訳本。分類体系や学名はリンネによるが他は 訳者自身の膨大な研究成果をまとめたもの。飯沼慾齋や伊藤圭介の関係においても貴重なオリジ ナル資料。 (資料管理掛) − 6 − 名古屋大学附属図書館報 平成16年度 本学教員著作物等の寄贈リスト 中央図書館では、本学関係出版物の所蔵充実を計り広く利用に供するため、従来から教員著作物等 を積極的に収集しています。平成16年6月に文書で寄贈依頼をしたところ、下記のとおり多数ご寄贈 していただきました。ここにあらためてお礼申し上げます。 (寄贈者の敬称は略します。) 寄贈者名 所 属 寄 贈 資 料 名 資料ID Faulkner's artistic vision : the bizarre and the terrible / 文学研究科 滝川 睦 Ryuichi Yamaguchi. Fairleigh Dickinson University Press, c2004. (Aichi University Literary Association publication 中央図 41376702 938.7/FauYa grant book ; no. 10) 『ボヴァリー夫人』を読む : 恋愛・金銭・デモクラシー / 文 学 研 究 科 松 澤 和 宏 松澤和宏著 岩波書店, 2004.10(岩波セミナーブックス ; 配置場所 11484882 S3) 中央図 950.268/Ma 観音菩薩像の成立と展開 : 変化観音を中心にインドから 文学研究科 宮治 昭 日本まで シルクロード学研究センター, 2001.3(シルク ロード学研究 : シルクロード学研究センター研究紀要 / 11462312 中央学 229.6/Si シルクロード学研究センター編 ; Vol.11) 文学研究科 宮治 昭 文学研究科 宮治 昭 文学研究科 宮治 昭 文学研究科 宮治 昭 インド世界の魅力を探る : 思想・論理・美術 / 加藤純章, 宮治昭編 名古屋大学大学院文学研究科, 2003.2 アジアの心、仏教美術展 : 時を超えた祈りのかたち / 名 古屋ボストン美術館編 名古屋ボストン美術館, 2002.10 ブッダ展 : 大いなる旅路 / 東武美術館 [ほか] 編集 NHK プロモーション, c1998 仏像学入門 : ほとけたちのルーツを探る / 宮治昭著 春 秋社, 2004.2 11462308 11462307 11462309 11462306 シルクロードキジル大紀行 / 宮治昭, NHK「キジル」プ 文 学 研 究 科 宮 治 昭 ロジェクト著 ; 岡本央写真 日本放送出版協会, 2000.1 11462305 (NHKスペシャル・セレクション) 文学研究科 山本直人 縄文時代の植物採集活動 : 野生根茎類食料化の民俗考古 学的研究 / 山本直人著 渓水社, 2002.11 11462291 将軍ワシントン : アメリカにおけるシヴィリアン・コン 文 学 研 究 科 和 田 光 弘 トロールの伝統 / ドン・ヒギンボウサム著 ; 和田光弘 11462292 [ほか] 訳 木鐸社, 2003.10 教育発達科学 研 究 科 協同の知を探る : 創造的コラボレーションの認知科学 / 岡 田 猛 植田一博, 岡田猛編著 共立出版, 2000.11(認知科学の探 11469214 究 / 日本認知科学会編) 中央学 302.25/Ka 中央学 702.098/N 中央学 702.098/To 中央学 702.098/Mi 中央学 702.228/Mi 中央学 383.81/Y 中央学 392.53/H 中央図 141.51/N Designing for science : implications from everyday, 教育発達科学 研 究 科 岡田 猛 classroom, and professional settings / edited by Kevin Crowley, Christian D.Schunn, Takeshi Okada. Lawrence Erlbaum Associates, 2001. − 7 − 41366262 中央図 407/C 館燈 No.155(May 2005) 寄贈者名 所 属 教育発達科学 研 究 科 教育発達科学 研 究 科 教育発達科学 研 究 科 加藤詔士 梶田正巳 学びの教育文化誌(フィールド・スタディ)/ 梶田正巳 著 ナカニシヤ出版, 2004.3 11459596 11484880 11462290 叢書) 理学研究科 篠原久典 理学研究科 田中政志 理学研究科 田中政志 理学研究科 福井康雄 部 ンド著 ; 加藤詔士, 宮田学編訳 玉川大学出版部, 2004.4 新 海 英 行 立と展開 / 新海英行著 日本図書センター, 2004.2(学術 篠原久典 学 日本の近代化とスコットランド / オリーヴ・チェックラ 資料ID 現代ドイツ民衆教育史研究 : ヴァイマル期民衆大学の成 理学研究科 医 寄 贈 資 料 名 フラーレンの化学と物理 / 篠原久典, 齋藤弥八著 名古屋 大学出版会, 1997.1 カーボンナノチューブの基礎と応用 / 齋藤理一郎, 篠原 久典共編 培風館, 2004.3 原子・分子の現代化学 / 田中政志, 佐野充共著 学術図書 出版, 1990.4 物理化学入門 / 田中政志, 佐野充共著 学術図書出版, 1987 私たちは暗黒宇宙から生まれた : ALMAが解き明かす宇 宙の全貌 / 福井康雄編 日本評論社, 2004.12 名古屋大学 組織工学(J-TEC)寄付講座活動記録集 / 名古屋大学医 医学部組織 学部組織工学(J-TEC)寄付講座 [編] 名古屋大学医学 11459599 11459595 11459600 11459593 11484877 11459598 工 学 講 座 部組織工学講座, 2003.7 医 学 部 保 健 学 科 解剖学 / 野村嶬 [ほか] 著 第2版 医学書院, 2004.3 小 林 邦 彦 (Standard textbook. 標準理学療法学・作業療法学専門基 11462288 礎分野 / 奈良勲, 鎌倉矩子監修) 配置場所 中央学 210.6/Ka 中央学 370.4/Ka 中央学 379/Si 中央図 435/Si 中央学 501.48/Sa 中央図 431/Ta 中央学 431/Ta 中央学 440.4/H 中央学 491.11/N 中央学 492.5/N 医療技術の進歩と「人間的」出産をめざす助産師の役 医 学 部 保 健 学 科 濱松加寸子 割 : 「人間的」出産を志向する助産活動の看護社会学的 考察 / 濱松加寸子著 こうち書房, 2003.5(シリーズ「看 11462289 中央学 495.9/H 護と社会」研究選書 ; 1) 医 学 部 保 健 学 科 医 学 部 附 属 病 院 工学研究科 手腕振動障害 : その疫学・病態から予防まで / 山田信也, 榊 原 久 孝 二塚信編著 ; 前田節雄, 榊原久孝, 原田規章著 労働科学 11465480 研究所出版部, 2004.4(労働科学叢書 ; 111) 榊原章浩 伊藤義人 エール大学対校エイト物語 / ステファン・キースリング 著 ; 榊原章浩訳 東北大学出版会, 2004.2 なごや平和公園の自然 / 伊藤義人著 なごや平和公園自 然観察会, 2005.1 11471265 11484874 Atom tunneling phenomena in physics, chemistry and 工学研究科 宮 崎 哲 郎 biology / Tetsuo Miyazaki (ed.). Springer, c2004. (Springer 41366558 series on atomic, optical, and plasma physics ; 36) 理工系学生のための化学基礎 / 野村浩康, 川泉文男共編 ; 工学研究科 川 泉 文 男 卜 部 和 夫 [ほ か ] 共 著 第 3 版 2004.10 − 8 − 学術図書出版社, 11484876 中央学 493.19/Y 中央学 785.5/Ki 中央学 460.7/I 中央図 429/M 中央学 430/N 名古屋大学附属図書館報 所 属 寄 贈 資 料 名 寄贈者名 資料ID Chemistry laboratory for secondary and higher education / 工 学 研 究 科 川 泉 文 男 Toshihiko Sonobe and Fumio Kawaizumi. New ed. 学術図 41366264 書出版社, 2004. 配置場所 中央図 432/S Proceedings of International Workshop on Hydrogen Isotopes 工学研究科 田邊哲朗 in Fusion Reactor Materials, Tokyo, Japan, May 22-24, 2002 41366557 / editors, Rubel M. ... [et al]. Royal Swedish Academy of 中央図 429.5/R Sciences, 2003. (Physica scripta ; vol. T103) 生 命 農 学 研 究 科 生 命 農 学 研 究 科 肘 井 直 樹 森林保護学 / 鈴木和夫編著 朝倉書店, 2004.4 北川勝弘 山と森への渡り鳥 / 北川勝弘著 かもがわ出版(発売), 2004.10 11462310 11484881 中央学 654/Su 中央学 650.4/Ki Industrial clusters in Asia : analyses of their competition and 国 際 開 発 研 究 科 cooperation / edited by Akifumi Kuchiki, Masatsugu Tsuji. 岡 田 亜 弥 Institute of Developing Economies, Japan External Trade 41366263 中央図 335.22/Ku Organization, c2004. (IDE development perspective series ; no. 6) 国 際 開 発 スネート・ 研 カンピラバーブ 究 科 国 際 開 発 研 究 科 国 際 開 発 研 究 科 国 際 開 発 研 究 科 日本・タイ両国における「市民性」の育成に関する実 証 的 比 較 研 究 / 平 田 利 文 [ほ か 著 ] [出 版 者 不 明 ], 11484879 2004.3 はじめて出会う平和学 : 未来はここからはじまる / 児玉 中 西 久 枝 克哉, 佐藤安信, 中西久枝著 有斐閣, 2004.12(有斐閣ア 程 薔 櫻井龍彦 環境学研究科 岩 坂 泰 信 環境学研究科 岩 坂 泰 信 唐帝国的精神文明 : 民俗与文学 / 程薔, 董乃斌著 中国社 会科学出版社, 1996.8 東北アジア朝鮮民族の多角的研究 / 櫻井龍彦編 ユニテ, 2004.10 フォーカシングの展開 / 伊藤義美編著 ナカニシヤ出版, 2005.1 小さな塵の大きな不思議 / ハナ・ホームズ著 ; 梶山あゆ み訳 紀伊國屋書店, 2004.3 大気環境学 / 岩坂泰信著 岩波書店, 2003.5(環境学入門 / 植田和弘, 住明正, 武内和彦編集 ; 2) 環境学研究科 林 上 現代カナダの都市地域構造 / 林上著 原書房, 2004.10 研 究 科 環 境 医 学 研 究 372.2/H 中央図 319.8/Ko ルマ ; Interest) 環境学研究科 伊 藤 義 美 情 報 科 学 11484883 中央学 吉田久美 植物色素研究法 / 植物色素研究会編 大阪公立大学共同 出版会, 2004.3 黒 谷 亨 絵でわかる脳のはたらき / 黒谷亨著 講談社, 2002.1 所 − 9 − 11471267 11471264 11484878 11469213 11469212 11484875 11462311 11462313 中央図 920.24/Te 中央学 316.82/Sa 中央学 146.8/I 中央図 404/H 中央図 519.08/U/2 中央学 295.1/H 中央学 471.4/Sy 中央学 491.371/Ku 館燈 No.155(May 2005) 寄贈者名 所 属 資料ID 寄 贈 資 料 名 配置場所 厚生労働科学研究費補助金長寿科学総合研究事業 : 高齢 環 境 医 学 研 究 所 者の筋・骨格系の痛みに対する鍼灸及び徒手的治療法 水 村 和 枝 の除痛効果に関する基礎的および臨床的研究(H14-長 寿-029)[出版者不明],2003.3-2004.3 平成14年度総 11465478 中央学 11465479 493.6/Mi 括・分担研究報告書 平成15年度 総括・分担研究報告書 環 境 医 学 研 究 所 博 物 館 総合保健体育 科学センター 総合保健体育 科学センター 総合保健体育 科学センター 総合保健体育 科学センター 総合保健体育 科学センター 総合保健体育 科学センター 総合保健体育 科学センター 総合保健体育 科学センター 総合保健体育 科学センター 総合保健体育 科学センター 総合保健体育 科学センター 総合保健体育 科学センター 総合保健体育 科学センター 総合保健体育 科学センター 総合保健体育 科学センター 杉 本 隆 現代有機化学入門 / 杉本隆 [ほか] 著 学術図書, 1990.5 西川輝昭 高橋義男 高橋俊彦 出原泰明 出原泰明 出原泰明 出原泰明 出原泰明 出原泰明 出原泰明 出原泰明 出原泰明 出原泰明 出原泰明 出原泰明 出原泰明 無脊椎動物の進化 / P. ウィルマー著 ; 佐藤矩行, 藤原滋 樹, 西川輝昭共訳 蒼樹書房, 1998.9 スポーツ・ボランティアへの招待 : 新しいスポーツ文化 の可能性 / 山口泰雄編 世界思想社, 2004.4 分裂病の精神病理 / 土居健郎 [ほか] 編 15 東京大学出 版会, 1986.12 スポーツ教育と実践 創文企画, 1998.2(戦後体育実践論 / 中村敏雄編 ; 第3巻) 戦後体育実践主要論文集 / 中村敏雄編 創文企画, 1999.6 (戦後体育実践論 / 中村敏雄編 ; 資料編) 民主体育の探究 創文企画, 1997.10(戦後体育実践論 / 中村敏雄編 ; 第1巻) 独自性の追求 / 中村敏雄編 創文企画, 1997.12(戦後体 育実践論 / 中村敏雄編 ; 第2巻) 技術指導と集団づくり / 学校体育研究同志会編 ベース ボール・マガジン社, 1978.4(学校体育叢書) 体育実践に新しい風を : 「教科内容」を軸に体育実践を 創る / 学校体育研究同志会編著 大修館書店, 1993.9 異質協同の学び : 体育からの発信 / 出原泰明著 創文企 画, 2004.7 11459594 11459597 11459592 11459601 11462297 11462298 11462295 11462296 11462300 11462299 11471266 中央学 437/Su 中央学 481.2/W 中央学 780.13/Y 中央図 493.77/B/15 中央学 374.98/N 中央学 374.98/N 中央学 374.98/N 中央学 374.98/N 中央学 375.49/G 中央学 375.49/G 中央学 375.49/I 教室でする体育 : 「体育理論」の授業づくり / 出原泰明 11462293 中央学 編 創文企画, 2000.6 11462294 375.49/I 小学校編 中学校編 体育の学習集団論 / 出原泰明著 明治図書出版, 1986.10 (現代授業論双書 ; 60) 体育の授業方法論 / 出原泰明著 大修館書店, 1991.1(体 育授業叢書) 「みんながうまくなること」を教える体育 / 出原泰明編 著 大修館書店, 1991.1(体育授業叢書) スポーツの自由と現代 / 伊藤高弘 [ほか] 編 青木書店, 1986.4(青木教養選書) 現代スポーツ論 : スポーツの時代をどうつくるか / 中村 敏雄, 出原泰明, 等々力賢治著 大修館書店, 1988.6 − 10 − 11462302 11462303 11462301 11462304 11469215 中央学 375.49/I 中央学 375.49/I 中央学 375.49/I 中央学 780.1/I 中央図 780.4/N 名古屋大学附属図書館報 所 属 寄贈者名 寄 贈 資 料 名 資料ID Reflection high-energy electron diffraction / Ayahiko 名 誉 教 授 一 宮 彪 彦 Ichimiya and Philip I. Cohen. Cambridge University Press, 41374008 c2004. 海外アイヌ・コレクション総目録 / 小谷凱宣, 荻原眞子 名 誉 教 授 小谷凱宣 名 誉 教 授 小 谷 凱 宣 差に関する研究 / 小谷凱宣編 南山大学人類学研究所, 編 南山大学人類学研究所, 2004.3 11465483 海外アイヌ資料にもとづくアイヌ文化の地域差・時代 11465482 2004.3 海外のアイヌ文化財 : 現状と歴史 : 第17回「大学と科学」 名 誉 教 授 小 谷 凱 宣 公開シンポジウム発表収録集 / 小谷凱宣編 南山大学人 11465481 類学研究所, 2004.3 配置場所 中央図 428.4/Ic 中央学 382.11/Ko 中央学 382.11/Ko 中央学 382.11/Ko (資料管理掛) wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww ≪利用者から見た図書館≫ 「情報資料室」と短大時代の思い出 加賀谷 私がよく利用する保健学情報資料室は名古屋 市北東部の中央線大曽根駅にほど近い大幸町と いういささか縁起のよい場所にある。大幸町と いう名前より名古屋ドームの隣といえばわかり やすいかもしれない。 しかし場所はさておき、私個人としてはその 名前「資料室」がいささか気にいらない。図書 館あるいは図書室と資料室ではずいぶんと受け る印象が異なる。特に「情報資料室」というと 何かデータや研究の素材になる雑誌や年報、報 告書などの文献がうず高く積まれ(旧厚生省資 料室がそうであった)、検索のための端末がず らりと並ぶ殺風景な様子が思い浮べられる。と ころが、幸いなことにわが「情報資料室」は実 際にはカント全集や永井荷風の「断腸亭日乗」 全7巻、樋口一葉全集などがやや目立たない場 所ではあるがその姿を目にすることができるれ っきとした「図書室」と称すべき所となってい る。 これは歴史的にいえば、保健学科が教養課程 を独自に持ついまは無き医療技術短期大学部の 後身であることに由来する。かくいう私も一旦 は離れたが、実は過去に一度その短期大学部に 一 勤めたことがあり、15年前の当時は同じ校舎に 哲学や英語、数学や文学などの先生がいて読書 会をした楽しい思い出がある。その面影は今の 保健学科からはほとんど窺えないが、その遺産 が保健学科「情報資料室」にひっそりと残され ている。ただし、その行く末は、近々名称は 「図書室」に戻るようにもきくが、内容からす ればおそらく徐々に専門教育のための「情報資 料室」にとってかわられる運命にあるように思 われる。それはいささか昔をしる者としては寂 しい気もする。教養については地下鉄も出来た ことでもあり、東山の中央図書館でという考え もあろうが、私の関与するリハビリテーション 分野が患者さんとの地域に根ざした全人的関わ りが求められていることを思えば、ある程度教 養的書物も身近に必要なように思われる。その ためにも洋の東西において古典といわれる書物 の充実と、それを手にしやすい配架の仕方、そ れにふさわしい思索的雰囲気に満ちた環境など についてさらに検討していただきたいと思う。 − 11 − (かがや・はじめ 医学部保健学科助教授) 館燈 No.155(May 2005) ≪利用者から見た図書館≫ 図書館と情報化社会 杉 山 直 之 大学に入学した99年は、個人のパソコンを持 っている学生も少なく、インターネットを始め ていた文系学生はほとんど皆無であったように 思う。それが、大学院に入学した2003年には、 ほとんどの学生がパソコンを所有し、そして、 アナログ回線ではなく、デジタル回線でインタ ーネットに接続するようになっていた。 同様に、入学当初に受けた図書館ガイダンス では、OPACによる検索方法を教えられるとと もに、紙による検索方法の重要性が強調された。 しかし、現在ではほとんどの資料をネット上で 検索することができるようになった。 法律学の分野でも、六法全書を片手に条文を 検索する、あるいは判例集から判例を抜き出す といった検索方法が、政府が運営する法令デー タ提供システム(http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/ idxsearch.cgi)で条文を容易に検索することが できるようになり、最高裁判所が運営するサイ ト(http://www.courts.go.jp/)で一部ではあるが、 重要判例等を検索することができる。また、こ れまでCD-ROMやDVD-ROMによる判例検索が 可能であったが、2004年の法科大学院の開校に 前後し、民間レベルでも判例や判例解説をネッ ト上で検索することができるサービスが始まっ ている。 このように、情報化社会が進む一方で、図書 館をめぐる情報検索手段もめまぐるしく変化し ていると言ってよいであろう。しかしながら、 情報検索が容易になったものの、研究にその成 果を生かすかどうかは個々人の努力によるもの であり、その点に関しては、今も昔も変わって いないような気がする。 そして、今後、図書館に望むこととして、近 年ようやく、サテライトラボの図書館内の設置 や、学内LANへの接続が一部で行われるように なった。研究、学習環境をさらに向上させるた めにも、図書館の至るところで学内LANに有線、 あるいは無線で容易に接続可能となることを望 む。 (すぎやま・なおゆき 法学研究科修士修了) 333333〔利用者向けの行事等〕<17.1.6∼17.4.5>333333 ・附属図書館研究開発室第2回ワークショップ「ア ・名古屋大学附属図書館2005年春季特別展「地域環 境史を考える」(於:附属図書館)<4.4∼4.27> ーカイブズ保存のための物理的コントロールのあ り方」(於:附属図書館)<1.25> ・NetLibrary 説明会(於:附属図書館)<1.27> ◆部局動向 ・附属図書館研究開発室第3回ワークショップ「国 ・国際開発情報資料室:文献探索ガイダンス<2∼3 月の水曜> 立国会図書館の資料保存とIFLA/PACアジア地域 ・医学部保健学情報資料室:オンライン貸出開始 センターの活動」(於:附属図書館)<2.23> <4.1∼> ・LexisNexis Academic 講習会<日本語版><英語 版>(於:国際開発研究科)<3.24> ・新入生・学生生活ガイダンスにおける図書館ガイ ダンス(於:豊田講堂)<4.3> 編集委員会 臼井克巳(委員長)前川宏司(中)森田友久(中) 照井香(中)渡邉通江(文)岡田智行(経) 伊藤由美(理)山田敦子(農) 館燈(かんとう): 名古屋大学附属図書館報 No.155 2005年5月15日 名古屋大学附属図書館発行 〒464−8601 名古屋市千種区不老町 電話(052)789−3684(ダイヤルイン) − 12 −