...

コンピュータ科学入門

by user

on
Category: Documents
33

views

Report

Comments

Transcript

コンピュータ科学入門
授業科目名(科目の英文名)
区分・【新主題】/(分野)
コンピュータ科学入門
全学共通科目
(Introduction to Computer Science)
必修
選択
卖位
対象
年次
*大分を創る科目
学部
学期
【導入・転換】/(自然)
曜限
担当教員
中島 誠(工)
選択
2
1・2・3・4
教・経・医・工・福
前期
水1
内線
7884
E-mail [email protected]
【授業のねらい】
我々の生活にはコンピュータが不可欠となっている。インターネット上での情報のやりとりや,音声や画像などの処理が手
のひらの上のコンピュータで行われ,家庭内でも知能ロボットが使われ始めている。また,蓄積された情報の中から有用な
情報を得る技術は個人だけでなく企業経営における意思決定や社会システムの効率化などに応用されている。
この講義では,背景にあるコンピュータの発展の歴史と,その応用を支える基本技術を学習する。
【具体的な到達目標】
1.コンピュータに興味を持ち,その発展の歴史を説明できる。
2.コンピュータ科学とその応用分野との関係を説明できる。
3.コンピュータの社会における基本的な活用法について説明できる。
4.コンピュータ社会が抱える課題に関心を持ち,自分自身の意見を述べることができる。
【授業の内容】
1.コンピュータの歴史と基本的な構成を概観する。
2.ハードウェア・ソフトウェアの役割と設計技術を紹介する。
3.インターネットの歴史と基本技術を紹介する。
4.WWW上での情報提供と取得のための技術を紹介する。
5.情報検索の歴史とその基本的技術を紹介する。
6.コンピュータ上での音の表現方法について概観する。
7.音メディア処理の基本技術を紹介する。
8.コンピュータ上での画像データの表現方法について概観する。
9.画像データ処理の基本技術を紹介する。
10.知能ロボットとそれを実現するための基本技術を紹介する。
11.仮想現実や拡張現実を実現するための基本技術を紹介する。
12.統計科学の応用の仕方について概観する。
13.コンピュータでデータのばらつきを扱う技術を紹介する。
14.自然科学へのコンピュータの活用方法について概観する。
15.人工知能に関する基本技術を紹介する。
【学生がより深く学ぶための工夫】
トピックごとに,理解度の確認あるいは,各自の意見を問うレポート課題や小テスト等を出題する。
宿題として事前の下調べを科す場合もある。
【時間外学習】
レポート課題や小テスト等(各担当教員の指示)の内容により,図書館等での事前の下調べ(1~2時間程度)が必要とな
る場合もある。
【教科書】
教科書は用いない。適宜,参考資料を配付する。
【参考書】
【成績評価の方法及び評価割合】
各担当教員から出題されるレポート課題や小テスト等の評価を集計することにより評価を行う。
事前の下調べが必要な課題についてはその内容についても評価対象になる。
【注意事項】
工学部知能情報システム工学科の学生は履修不可。
すでに全学共通科目の「情報科学の世界」
,
「情報科学概論」あるいは「情報科学入門」を修得している学生は履修不可。
【備考】
高見 利也(工),古家 賢一(工),大竹 哲史(工),原 恭彦(工),行天 啓二(工),賀川 経夫(工),佐藤 慶三(工)も
合わせて担当する。
Fly UP