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Ebina International Society NO.120 号

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Ebina International Society NO.120 号
2011 年 12 月発行
Ebina International Society
NO.120 号
EIS
えびな国際交流の会(EIS)は海老名市近郊に在住の諸外国の方々をお招きし、お互いの
文化を理解し,助け合い、親しく交流する事を目的としたボランティア Group です。
どなたでも入会歓迎です! ご一緒に国際交流を楽しみませんか?
We EIS is organized by volunteers in Ebina City. We want to reach out to
foreign people to help and understand each other. How about joining our EIS !
自由広場:
One World Day
今月の目次
今年は日本にとって悲しい震災の年になってしまい、
また世界的にも災害・紛争など不幸な事も多発しました。
しかし、我々は希望を失わず前進しなければなりません。11 月に EIS の
イベントである One World Day が開催されましたが、このネーミングも、
世界平和を願う EIS の趣旨を表しています。
来年の世界の平安を祈念して One World の詩を掲載して今年を締めくくり
たいと思います。 1 年間の EIS News のご愛読に感謝申し上げます。
One World
On the earth which has a beautiful blue and bright sea,
so called humankind lives close together with animals and plants.
On the earth which grows beautiful fresh green wood and forest,
kids of every nation are running at the field with hope.
One the earth which holds a lot of pink and red lovely flowers ,
girls who believe in future love are singing a song sprightly.
On the earth which blows clear breeze,
old people who had been satisfied by their own life are enjoying a chat.
On this colorful and beautiful earth ,
we cannot find the line which is called“ Border Line”.
Every nation and culture protect the earth in order to future kids.
Yes ! The Earth is only One !
(H.S)
投稿先 [email protected]
(騒動馬)
★自由広場
1頁
★ピクニック
/ちぎり絵 2 頁
★One World Day 3 頁
★日本人のルーツ
4~5 頁
★新日本探訪
6頁
★ラスベガスの風 7 頁
★Information
8頁
創立 1991 年 11 月
会員数 100 名(2011 年 11 月現在)
えびな国際交流の会(EIS)
http://tiny-world.com/index3.html
One World Day
11 月 13 日に One World Day が開催されました。お子さんも含め 29 名の参加で
U.S.A クラスと、ミャンマークラスでの楽しい交流が出来ました。
U.S.A クラス
輪島
麻美
講師の Kira さんは、台湾で生まれ、アメリカで育ちました。U.S.A クラスでは、彼女の
故郷、アイダホ州について教えて頂きました。
アイダホ州には、多くの山々があり、富士山と同じくらいの標高
のロッキー山脈が通っています。5 つの大きな川もあり、とても
自然に恵まれた地域のようです。元々は、先住民が 8000 人ほど
ここに住んでおり、2 つのグループに分かれていたそうです。
しかし、ヨーロッパ人やメキシコ人が、この地域に移り住むよう
になったので、今では先住民はほとんどいないそうです。
「USA クラスの熱心な質疑応答」
アイダホ州で有名なのはアイダホポテト。しかし、面白いことにアイダホ州のお店にはアイダ
ホポテトは売られておらず、隣のワシントン州では売られているそうです。また、ワシントン州
で有名なワシントンアップルは、ワシントン州で売られておらず、アイダホ州で売っているそう
です。そのほか、アイダホ州の有名人や、アイダホのお祭りについて詳しく教えて頂きました。
写真などを見せて頂き、とてもわかりやすく丁寧にアイダホについて教えて頂きました。
ミャンマー クラス
木田
牧子
ミャンマー出身の Anginlin Tsuru さんが講師となり楽しい
スピーチを聞きました。
「左端 Kira さん、3番目 Anginlin さん」
ミャンマーは昔ビルマと呼ばれ、今まで何度か国旗が変更され、日本滞在が長い Anginlin さん
は現在の国旗に変わっていた事を今回の資料を準備する時に初めて知ったそうです。
広さは日本の約 1.8 倍、人口5千万程で、隣接国はインド、中国、タイなど。首都はネピドー、
仏教徒 90%で微笑みの国と呼ばれている優しい国民性というのは、Anginlin さんのお人柄を
見て深く理解が出来る点でした。
世界三大仏教遺跡バガンを始め、数々の素晴らしい仏塔、寺院
や聖地があります。聖なる岩のチャイティーヨーは結婚願望が
ある人が訪れると願いが叶うという話は、そこを訪れて幸せな
結婚をしている Anginlin さんが証明してくれていますのでお勧
めスポットです。その他に伝統的な食べ物やお祭り、楽器など
の話や、主要産業であるルビーの美しいアクセサリーを彼女が
実際に持ってきて下さり、女性の目は釘付けになりました♪
「大勢の参加者のミャンマークラス」
最後は講義内容からのクイズで盛り上がりました。Anginlin さんの優しくて暖かい講義は、
是非ミャンマーに行ってみたいなぁという気持ちにさせてくれました。とてもフレンドリーな
彼女ですので、今後出会ったらミャンマーについて色々聞いてみて下さい。きっと笑顔で沢山の
楽しい話を聞かせてくれますよ。
2
宮ケ瀬バーベキュー・ピクニック
Madhumitha Madha (インド研修生)
私たち 5 人の研修生は 10 月1日に、えびな国際交流の会に招待されピクニックに行きました。
午前 10 時に海老名駅に集まりました。 参加者は合計 35 人でした。日本人は 18 人で、外国人
は17人でした。七つのそれぞれの国の人達が参加しました。研修生と UNESCO のメンバーと
フィリッピンのかぞくがいました。
はじめに、みやがせダムを見にあいかわ公園へ行きました。
我々は国際交流のメンバーの車 7 台で行きました。
公園ではミニ電車で、参加者の一部はダムまで行きました。
「みやがせダム」は、たかさ 156 メートルで神奈川県への
電力供給と水の 90%は、このダムから来ています。
周辺エリアは素晴らしい眺めで、多くの写真を撮りました。
「宮ケ瀬ダムで記念撮影」
そのあと、服部牧場へ行きました。馬とヤギとウサギなどの
多くの動物がいました。
バーベキューはすごくおいしかったです!最後に皆で日本の
歌、たとえばカエルの歌、ゲゲゲの鬼太郎、ふるさとなどの、
コーラスを歌って終わりました。とても楽しかったです。
えびな国際交流の会の、このイベントに招待していただいて
非常にうれしかったです。
「編集部:マドゥミータさん、楽しい交流ができて良かったですね。
素晴らしい日本語での原稿ありがとうございました」
「服部牧場でバーベキュー:左端がマドゥミータさん」
研修生とちぎり絵・和食教室
恒例の、ちぎり絵・和食教室が研修生 5 名と Michael ファミリーが参加し、丸山さん宅にて
行われました。今回はちぎり絵の籾山先生にも参加して指導していただきました。
制作の間には、巻き寿司作りにも挑戦して絵が完成後、会員と楽しい昼食交流会になりました。
「今年も素晴らしい絵が完成」
「巻き寿司にも挑戦」
2
「皆さんと楽しい交流会」
(No.1)
タケスエ
武居 庄治(自称-平成芭蕉)
関西でサラリーマン生活をしていた私がしばらくの間、会社の城下町である工場地区勤務に
就いたのは昭和が終わる直前で、平成の初めの頃は自然に恵まれた地方生活の中にある珍しい
ものの観察を隅々紀行と称して、家族を連れて休日毎に行事化していた。
その工場勤務の終わり頃、子供の学校の都合で逆単身赴任生活をすることになり、一人で隅々
紀行を続けていたが、この頃将来会社をリタイヤーしたらどうせ一人旅、その時は平成時代の
松尾芭蕉でもやろうと考えていた。
関西の自宅の前に木曽義仲(旭将軍とも呼ばれ、この地に栄えたこの将軍名を付けた繊維会社
を我が社が事業拡大のために吸収合併し、戦後の新化学会社名改称時に頭文字にその名を採用し
た経緯がある)に憧れ、芭蕉が自分の骨を故郷伊賀上野の墓以外に半分ここに埋めるように頼ん
で眠っている義仲寺があることも関係していたと思う。
55 歳で早期に退職して暫くの後、予定通り
物見遊山で始めた平成芭蕉の地球旅は毎月
休まず 10 年近く続けることで 100 回を超え
たが、旅の関心事は少しずつ変わってきた。
目に見える世界遺産とその歴史話は最初に
卒業することになり、その頃から家内の海外
旅行同伴打率が段々下がってきた。
このようなツアー旅ではその国の今の人達が
何を考えているのか分からないのである。
日本の通常の報道では、ある目的で加工された
{写真1}人類誕生の地に近いアフリカ・
マウライ国の現在の人(右端は筆者)
報道を TV や新聞で見て、その体験に基づく知識でしか物事を考えられない。
旅先で現地ガイドの余裕時間を見つけて個人的な機会を作れば日本の TV や新聞では知り得ない
現実が見えてくることを自分で会得し、これを実行するようになった。
そこで知ったことはどの国の人も本音では人間皆同じと言うことであった。この頃から少し
ずつ国盗り物語の旅の段階に入って行くことになった。即ち特にテーマを持つ訳ではなく、未踏
の国に旅して訪問国数を稼ぐことを目的とする旅の事である。
この段階になると旅のやり方を変える必要があり、従来の自分の都合である体力、財力、気力
から相手国の都合である政治的安定の方へ留意点をシフトしないと旅が出来ないことになって
くるのである。
4
あの安定していて観光盛んであったアフリカ北部の地中海沿岸諸国すら治安上の制約が出て
いる状況だ。
147 ケ国目というマダカスカル島で数年前会った国盗りをやっている旧国鉄マンのおじさんの
話では、世界の 40~50 ケ国は点のように小さな国で 193 ケ国制覇でなくても地球儀の上は 99%
埋まり、戦争をしていても旅行を企画し、外務省の言いなりにはならないで自分のリスクでやる
旅行社と付き合う必要があるとのことであった。
地球の生命を考える質問の中で、「我々の様な
生命に一番必要なものは、水、酸素、食料の
内どれか?」と言うのがあった。
世界各国の色々な国を旅して日本に帰国する
時多く感じるのは、太陽に当たろうが日陰に
いようが、蒸し暑いと感じる厄介な日本の気候
であった。
しかしこの考えは改めなければならないと
考えるようになった。
{写真2}アフリカ人類誕生の地付近、
タンザニア国(マサイ村の幼稚園の子供)
日本は水の中に浮かぶ国であり、周辺の海からは常時水が蒸発して、綺麗な水として陸地に
雨となって供給される仕組みになっているのである。我々人間の元々の生命には水が必須で、
これさえあれば酸素や食料は後から付いてくるもの、多くの国の現状は石油、エネルギー資源に
関心が高いように見えるかも知れないが、水の入手に多大な労力を使っている国は多数あり、
多雨国の治水よりも難題であるように見える(取水は自分一人での解決は難しく、相手国等との
分捕り合戦であったりするからである)。
日本の特長は競争しなくても生命の維持に必要な一番大切なものが自然に与えられている国で
あって、このように思えるのである。
旅の関心が大きく変わったのは同郷同姓の幼馴染に 45 年ぶりに再会してからである。
我々の姓の先祖は長野諏訪大社の神官をしていたみたいで、古い日本人の縄文人であって、稲作
を日本に持ち込んだ渡来系弥生人と伊那地方で戦ったと言う話を聞かせてくれた、異郷出身で
あるがやはり同姓の郷土史研究家との出会いの話を聞いてからである。
この調査を自分なりに進める中で、「日本人はどこから来たのか?」「日本語はどこから来たの
か?」に専らリタイヤー生活の中での関心事が集中、アフリカのタンザニア付近から出現した
我等ホモサピエンスが出アフリカ後どんな経路で移動進化したのか、各国を訪問する旅先で現在
の人々の顔や言葉に関心が高まる羽目に陥ってしまった。
(次号に続く)
5
宗谷岬→*
新日本探訪
「
宗谷岬
」
高野精三
3 年前に英国サイクリングの旅を、英国人のジョンの案内で大変楽しく過ごせたので、
今回は私の案内で、英国南部 Cornwall と最も似ていると思われる北海道は宗谷を二人で
サイクリングする旅を計画しました。
Cornwall は何処までもつづく牧草の丘陵地帯で、その南端が英国の最南端 Land’s End で
観光地になっています。
宗谷地方も日本には珍しい大規模農場地があり、牧草の美しい丘陵地帯が拡がっています。
少し違うのは日本では森林が多いことで、その他は似ていると思います。
今回はこの日本の最北端の Land’s End に相当する宗谷岬に向けて、旭川から宗谷岬まで
約200Km のサイクリングを楽しみました。岬に到達したときは Cornwall の Land’s End
立った時と同じような感激を得ることが出来ました。
「日本最北端の碑の前でジョンと」
「Cornwall と類似する宗谷地方の美しい丘陵地帯」
Land’s End は英国最南端(厳密には lizard がありますが、そこへも行きました)で、
北緯 50 度です。日本の最北端の宗谷岬が北緯 45 度で、南端と北端の違いがありますが、
緯度が一番接近しています。
無理やり宗谷と Cornwall を結び付けましたが、景色の素晴らしさと、
冷涼な天候は良く似ていてジョンも満足そうでした。
なぜか「国の最端」に立つのは、いずこでも感動を呼ぶようです。
Land’s End→*
夏の北海道は人気があり富良野、小樽、時計台などは人だかりで、銀座を散歩している
ような感じですが、宗谷、サロベツ原野などをサイクリングしていると、人が恋しくなる
ほどの静かさで滅多に車にも人にも出合いません。静かな景色が好きな人にはお薦めです。
ただし宗谷岬には多くの若者がバイク、自転車で来ていました。北海道サイクリングの
メッカになっているようです。
60代のおじいさんサイクリスト2人が宗谷岬に無事行けた事は「快挙」であると、自己
満足の旅でした。皆さんも日本の最北端に立ってみませんか?
「編集部」 皆さんからの情報を頂く「新日本探訪」のコーナーを開設しました。気軽に訪れられる、お勧めスポットが
ありましたら、ぜひ紹介お願いいたします!
投稿先:佐藤
4
[email protected]
ラスベガスに吹く風
「 交渉術と自己表現
ノブコ
タカハシ
ムーア
」
日本政府の TPP の交渉参加について、日米の解釈が異なっていると、ニュースの文字が飛び
交っています。日米の解釈だけでなく、日本国内での解釈も色々のようです。
この TPP 問題が良い例となって、これからは声なき声がボリュームを上げる日本社会になって
ゆくことでしょう。福島原発事故以来声を大きくしているソフトバンクの孫社長、あやふやな
経営に鋭くメスをいれたオリンパスのウッドフォード元社長、そして神奈川県湯河原出身の政治
家でフィンランド生まれのツルネン氏はもう 20 年も前から声を上げていました。
彼らに共通することは、「長いものには巻かれろ」「本音と建前」「付和雷同」「顔色を伺う」
「村八分」などの日本語とは、程遠いところから日本を思っていることです。ある時代には、
「日本人ではないから日本のことは解らない」と、言われたかもしれない人達です。そして彼ら
の声の出し方を支持し、模範にしようとする日本生まれの日本人若者達が増えていることも、
確かな事実なのではないでしょうか。
<自分の考えをしっかりと持ち、必要な時には正々堂々と声に出す>、<しかも反対意見にも
ちゃんと耳をかし、必要ならば自分の意見を変えることも恐れない>これは自己信念の現われだ
と思いますが、日本語だと、前者は自己主張と表現されて迷惑なネガティブな響きを伴う恐れ
あり、後者は負け犬のようなあざ笑いを意味されかねません。しかしこの両者を上手に使いこな
すのがコミュ二ケーション術であり、そのテクニックを習得していないと、国際社会における
交渉術は成り立ちません。「あなたはあなた、私は私」と一線が引かれていればこそ、ユーモア
や誉め言葉で相手との関係を和らげるのも、コミュニケーション術の一つで、ユーモアや誉め
言葉はその場をごまかす為では決してありません。これからの日本の子ども達には、こういう
コミュニケーション術をしっかりと身につけ、上手に自己表現が出来、堂々と交渉ごとがはかど
るようになって欲しいものですね。これから国際間の交渉ごとが、益々増える時代になってゆく
ことでしょう。
試練多かった2011年も残り少なくなりました。新しい年 2012 年が、皆様お一人お一人に
とって、今まで以上に勇気と自信に満ちた希望多き年となりますように ! 宇宙船地球号の安泰
を願うと共に、皆様方の新年のご多幸を、ラスベガスより心からお祈りしています。
研修センターデー:
神奈川県国際研修センター主催の「センターデー」が開催されました。
EIS も展示コーナーに参加し、活動
の写真や、研修生のちぎり絵の作品
を展示しました。研修生・留学生の
民族の踊りや歌のステージもあり、
楽しい交流の一日となりました。
7
<EIS 新年親睦会:New Year’s Party 開催>
外国の方々、市民をお招きして新年をお祝いします。多数の方の参加をお待ちしております。
1. 日時:1月22日(日)12:30~14:30
2. 場所:国分寺台文化センター :海老名市国分寺台 2-10-23
☎046-233-0097
バス:国分寺台第12行き→第6バス停下車、徒歩1分(横浜銀行南海老名支店裏)
3.プログラム:海外研修生のパフォーマンス、尺八アーチスト大山潤一氏演奏、体験茶道など
4.持参
:料理一皿持ち寄り、または500円
5.申込み先 :佐藤博司 (Mail: [email protected]
☎ 080-3486-7546)
<サポセンフェスタ 2012 開催>
EIS も異文化交流のパフォーマンスを行う予定ですので、ぜひ来場ください。
1.日時: 3月3日(土)11:00~15:00(入場無料)
2.場所: 海老名市民活動サポートセンター
3.問い合わせ:
寺田よし江 (Mail: [email protected] ☎ 046-231-6949)
<桜鑑賞ピクニック>
海外修生と新松田ハーブ公園で早咲き河津桜の鑑賞ピクニックを 2 月末に予定しております。
日時は別途メールにて会員の皆さんにはご連絡いたします。
瀬戸屋敷の吊るし雛見学も行いますので、楽しみにしてください。
EIS 会報 「No.120 号」
1月、2月定例会議(予定)
….. The editor’s note…..
去る10月、福島第一原発事故に立ち向かった自衛隊、警察、
消防の代表5人がスペインの「アストゥリアス皇太子賞」の平和
1 月 16 日(月)am10:00
部門賞を授与されたとの報道があった。皇太子は授与式で「フク
2 月 20 日(月)am9:30 の予定です。 シマの英雄達の勇気と強さに感銘を受けた」と述べられた。
(場所:サポートセンター)
そもそも「アストゥリアス皇太子」はどんな方と調べたら、
現スペイン王フアン・カルロスの息子、フェリペのことだそうだ。
編集 印刷 発送:
スペインでは、現国王が幼少の頃スペイン内戦が始まり、フランコ
(石黒、石原、清、佐藤、竹林、寺田、輪島) 将軍が現国王の父君を追放し、現国王を人質に取ったらしい。
現国王はフランコ将軍の下でそれに従い将軍が亡くなるまで反旗
次回号は 2 月 20 日発行の予定です。
を翻さず耐え忍んで、自分が国王になるのを待ったと言うエピ
ソードがある。
「壁の中の妖精」という、スペインの実話を基に
発行:えびな国際交流の会
した舞台を観たことがあるが、これもフランコ将軍に反対す
代表 佐藤博司 046-233-1402
る村長が内戦が終わるまでの30年間を壁の中に隠れていた、
http://tiny-world.com/index3.html
という話だった。日本人もさることながら、スペイン人も
我慢強い国民性だということがわかる。 (T.I)
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