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大 大阪 阪府 府教 教育 育委 委員 員会 会職 職員 員倫 倫理 理週 週間 間 平 平成 成2 23 3年 年1 12 2月 月1 1日 日( (木 木) )~ ~1 12 2月 月7 7日 日( (水 水) ) 「 「あ あな なた たは は大 大丈 丈夫 夫? ?自 自分 分の の行 行動 動を を再 再確 確認 認! !」 」 綱 紀 保 持 指 針 に つ い て 綱 紀 保 持 指 針 倫 理 行 動 基 準 倫 理 行 動 規 範 ○利害関係者との接触の規制 ○職員が常に意識し、 ○利害関係者以外の者との接 遵守すべき 触の規制 8つの規範 ○届出、報告の提出 綱 紀 保 持 指 針 は、大 阪 府 教 育 委 員 会 職 員 の倫 理 保 持 のためのルールを 定 めてい ます。指 針 に違 反 すると懲 戒 処 分 の対 象 となる場 合 があります。 指針に違反しないためのチェックポイント 自 分 にとって利 害 関 係 者 となる人 を把 握 している。 指 針 で禁 止 されている行 為 について知 っている。 利 害 関 係 者 との飲 食 が認 められる場 合 の条 件 を知 っている。 倫 理 監 督 員 への報 告 や、事 前 届 出 が必 要 な場 合 を知 っている。 必 ず、府 民 の視 点 で、「疑 惑 を招 く恐 れがないか」点 検 するようにしている。 ⇒チェックできなかった人 は、「指 針 のあらまし」を読 んで確 認 しましょう。 ⇒ 全 部 、チ ェックできた人 は、「 セルフチェックシ ート 」の理 解 度 チェックで、自 分 の 理 解 度 を確 認 しましょう。 1 ご 存 じ で す か ? 事 務 処 理 や 制 度 の 変 更 点 (平 成 22年 12月 以 降 の事 務 処 理 のルール、最 近 の改 正 事 項 のポイント) ≪会 計 事 務 関 係 ≫ ○ 小 口 支 払 基 金 の 対 象 経 費 の 拡 大 【 H23.4.1 会 計 局 】 ◆速 やかにその機 能 を回 復 しなければ業 務 に支 障 を及 ぼす恐 れのある物 品 、施 設 等 の修 理 等 の修 理 又 は修 繕 に要 する経 費 については、小 売 店 舗 における修 理 に限 らず、小 口 支 払 基 金 により支 払 うことができる経 費 とする。 ○ 履 行 延 期 の 特 約 に か か る 延 納 利 息 の 率 を 改 正 【 H23.4.1 契 約 局 、 会 計 局 】 ◆「年 3.3%」を「年 3.1%」に改 正 ○見積書、納品書及び請求書などの日付記載について一部改正 【 H23.8.12 会 計 局 】 ◆請 求 書 に記 載 された日 付 と実 際 の到 着 日 が大 きく齟 齬 する場 合 は、再 送 を依 頼 することと していたが 、請 求 書 に 支 払 期 限 日 が指 定 され ている場 合 で、当 該 支 払 期 限 日 までに 支 払 うことができるときは、請 求 書 に到 着 日 を記 録 すれば再 送 を求 めなくてよいこととした。 ≪親 睦 会 等 会 計 関 係 ≫ ○ 親 睦 会 等 口 座 の 管 理 方 法 の 見 直 し に つ い て 【 H23.7.25 財 政 課 、 会 計 局 】 ◆親 睦 会 等 口 座 に関 する府 の組 織 的 な管 理 形 態 を解 消 するため、親 睦 会 等 口 座 の管 理 方 法 等 について、次 のとおり見 直 しを行 った。 ① 所 属 における金 庫 内 での親 睦 会 等 口 座 の通 帳 管 理 を禁 止 する。 ② 職 員 端 末 機 を利 用 した「りそな銀 行 のインターネットバンキング」による口 座 管 理 を 廃 止 する。 ③ 口 座 の住 所 を所 属 の住 所 ではなく、名 義 人 個 人 の住 所 に変 更 する。 ○職場における現金等の保管・管理について一部改正 【 H23.7.25 財 政 課 、 会 計 局 】 ◆親 睦 会 等 にかかる現 金 等 について、職 場 の金 庫 での保 管 ・管 理 を行 わないこととした。 2 地方公務員法 服務に関する規定 地 方 公 務 員 法 には、地 方 公 務 員 の勤 務 条 件 や分 限 、懲 戒 、服 務 に関 することが規 定 さ れ ており 、職 務 に 専 念 する 義 務 や守 秘 義 務 など 、 職 員 が 守 る べき服 務 につい て 、 次 のとおり規 定 されています。 日 ごろ、地 方 公 務 員 法 を見 る機 会 がない方 も、もう一 度 読 み返 してみましょう。 (服務の根本基準) 第 30 条 す べ て 職 員 は 、 全 体 の 奉 仕 者 と し て 公 共 の 利 益 の た め に 勤 務 し 、 且 つ、職務の遂行に当つては、全力を挙げてこれに専念しなければならない。 (法令等及び上司の職務上の命令に従う義務) 第 32 条 職 員 は 、 そ の 職 務 を 遂 行 す る に 当 つ て 、 法 令 、 条 例 、 地 方 公 共 団 体 の規則及び地方公共団体の機関の定める規程に従い、且つ、上司の職務上の 命令に忠実に従わなければならない。 (信用失墜行為の禁止) 第 33 条 職 員 は 、 そ の 職 の 信 用 を 傷 つ け 、 又 は 職 員 の 職 全 体 の 不 名 誉 と な る ような行為をしてはならない。 (秘密を守る義務) 第 34 条 職 員 は 、 職 務 上 知 り 得 た 秘 密 を 漏 ら し て は な ら な い 。 そ の 職 を 退 い た後も、また、同様とする。 2 法令による証人、鑑定人等となり、職務上の秘密に属する事項を発表する 場合においては、任命権者(退職者については、その退職した職又はこれに 相当する職に係る任命権者)の許可を受けなければならない。 3 前項の許可は、法律に特別の定がある場合を除く外、拒むことができない。 (職務に専念する義務) 第 35 条 職 員 は 、 法 律 又 は 条 例 に 特 別 の 定 が あ る 場 合 を 除 く 外 、 そ の 勤 務 時 間及び職務上の注意力のすべてをその職責遂行のために用い、当該地方公共 団体がなすべき責を有する職務にのみ従事しなければならない。 (営利企業等の従事制限) 第 38 条 職 員 は 、 任 命 権 者 の 許 可 を 受 け な け れ ば 、 営 利 を 目 的 と す る 私 企 業 を営むことを目的とする会社その他の団体の役員その他人事委員会規則(人 事委員会を置かない地方公共団体においては、地方公共団体の規則)で定め る地位を兼ね、若しくは自ら営利を目的とする私企業を営み、又は報酬を得 ていかなる事業若しくは事務にも従事してはならない。 2 人事委員会は、人事委員会規則により前項の場合における任命権者の許可 の基準を定めることができる。 (罰則) 第 60 条 左 の 各 号 の 一 に 該 当 す る 者 は 、 一 年 以 下 の 懲 役 又 は 三 万 円 以 下 の 罰 金に処する。 二 第 三 十 四 条 第 一 項 又 は 第 二 項 の 規 定( 第 九 条 の 二 第 十 二 項 に お い て 準 用 す る 場 合 を 含 む 。) に 違 反 し て 秘 密 を 漏 ら し た 者 3 懲 戒 処 分 に つ い て 職 員 が法 令 に違 反 した場 合 や公 務 員 としてふさわしくない非 行 があった場 合 に、地 方 公 務 員 法 に基 づいて懲 戒 処 分 を行 います。 懲 戒 処 分 は任 命 権 者 が職 員 の一 定 の義 務 違 反 に対 し道 義 的 責 任 を問 う処 分 であり、 組 織 の規 律 と公 務 遂 行 の秩 序 を維 持 することを目 的 としています。 (地方公務員法第29条第1項) 職 員 が 次 の 各 号 の 一 に 該 当 す る 場 合 に お い て は 、こ れ に 対 し 懲 戒 処 分 と し て 戒 告、減給、停職又は免職の処分をすることができる。 ① この法律若しくは第57条に規定する特例を定めた法律又はこれに基く条 例 、地 方 公 共 団 体 の 規 則 若 し く は 地 方 公 共 団 体 の 機 関 の 定 め る 規 程 に 違 反 し た 場合 ② 職務上の義務に違反し、又は職務を怠つた場合 ③ 全体の奉仕者たるにふさわしくない非行のあつた場合 懲 戒 処 分 は 、 非 違 行 為 の 事 実 、 動 機 、 故 意 か 否 か 、 過 失 場 合 は その 度 合 い 、 職 責 や日 ごろの 勤 務 態 度 、社 会 に与 える影 響 など、さまざまな事 情 を総 合 的 に考 慮 し 決 定 されます。 (大 阪 府 教 育 委 員 会 懲 戒 処 分 指 針 の HP はこちら! http://www.pref.osaka.jp/kyoikusomu/cyoukaisyobunsisin/index.html) 【懲 戒 処 分 の対 象 となる事 案 の例 】 事故欠勤・無断欠勤 (職務専念義務違反) 収賄 横領 情報漏えい (守秘義務違反) 不適正な事務処理・会計処理 窃 盗 手 当 不 正 受 給 詐欺 供 応 接 待 飲酒運転・交通事故 暴 行 痴漢 職 務 上 の行 為 だけでなく、交 通 事 故 など勤 務 時 間 外 の行 為 も対 象 となります。 4 ○平 成 23 年 度 、これまでの懲 戒 処 分 等 の事 例 項目 守 秘 義 務 違 反 事 案 の概 要 高 等 職 業 技 術 専 門 校 の入 校 選 考 の結 果 を合 格 発 表 前 に漏 らした。 酒 気 帯 び運 転 を行 い、事 故 を起 こした。 飲 酒 運 転 酒 気 帯 び運 転 を行 い、現 行 犯 逮 捕 された。 領 収 証 書 を 改 ざんし、納 税 者 から 徴 収 した府 税 公 金 横 領 徴 収 金 を横 領 した。 電 車 内 において、乗 客 の女 性 に対 し迷 惑 行 為 痴 漢 行 為 を行 った。 平 成 21年 4月 から平 成 23年 3月 までに、計 44 職 場 離 脱 回 22時 間 の職 場 離 脱 (喫 茶 店 )を行 った。 電 車 内 において、公 然 とわいせつな行 為 を行 っ 公 然 わいせつ た。 自 宅 から最 寄 駅 までバスを利 用 するとして通 勤 手 当 の 認 定 を受 けながら、家 族 に送 迎 してもらう などによ 不 正 受 給 り 通 勤 し 、 約 4 年 8 月 間 、 通 勤 手 当 を 不 正 に受 給 した。 自 宅 から職 場 まで、公 共 交 通 機 関 を利 用 する 自 動 車 通 勤 として通 勤 認 定 を受 けながら、週 2回 程 度 、自 動 車 通 勤 を行 っていた。 平 成 23年 7月 13日 から22日 までの間 で、要 勤 務 日 で計 7日 を欠 勤 した。 事 故 欠 勤 所 属 から注 意 を 受 け てい たにも関 わらず、平 成 21 年 5 月 29 日 か ら 9月 7日 ま での間 で、 計 1 6日 を欠 勤 するとともに、遅 刻 を10回 繰 り返 した。 処 分 等 の内 容 戒告 (監 督 責 任 あり) 免職 停 職 6月 免職 (監 督 責 任 あり) 停 職 1月 戒告 (監 督 責 任 あり) 停 職 1月 停 職 1月 訓告 減 給 (1/10)1月 減 給 (1/10)6月 ・ 上 記 事 例 の ほ か 、最 近 、個 人 情 報 を 含 む 書 類 の 誤 送 信・誤 交 付 な ど 個 人 情 報 の 流 出 に 関 す る 報 道 提 供 が 多 く み ら れ 、そ の 多 く が 送 信・交 付 前 の チ ェ ッ ク 漏 れによるものでした。 個 人 情 報 を 送 信・交 付 す る 場 合 は 、宛 先 と 内 容 が 間 違 い な い か 確 認 を 徹 底 す るとともに、府民文化部府政情報室から出されている「個人情報 適性管理の ポイント」などを確認して、個人情報の適切な管理に努めてください。 (HP は こ ち ら を 参 照 ! http://www.lan.pref.osaka.jp/101300/kojinsecurity/index.html) ☆管理監督者のみなさまへ 今年度から、休暇届や宅発出張の承認もなく、出勤スリットがされていない ときは、本人と承認者のSSCのお知らせ画面にその旨が表示されることに なりました。 表示があった場合は、関係職員に確認し、早めに出勤簿の手入れを行ってく ださい。 また、今年度、事故欠勤(勤務しなければならない日に承認なく欠勤するこ と)による懲戒処分の事例が発生しました。 事故欠勤は、職務専念義務違反として懲戒処分の対象となります。 所属においては、年次休暇の計画的な取得など服務指導方よろしくお願いし ます。 あわせて、事故欠勤が発生した場合は、直ちにそれぞれの人事担当者に報告 してください。 5 ○懲 戒 処 分 の種 類 及 び効 果 (H23.12 現 在 ) 懲 戒 処 分 の効 果 及 び給 与 上 の取 扱 いは、概 ね次 のとおりとなります。 種類 免職 効果・給与上の取扱いなど 公務員関係から排除する。 ・退職手当を支給しない。 ・「 懲 戒 処 分 に 関 す る 情 報 の 公 表 基 準 」に よ り 原 則 と し て 、氏 名 、所 属 を公表する。 停職 1日以上6月以下の期間、職務に従事させない。 ・停職期間中、給与を支給しない。 ・ 停 職 期 間 は 、 退 職 手 当 の 在 職 期 間 か ら 1/2 除 算 す る 。 ・ 昇 給 し な い 。( 処 分 後 の 最 初 の 昇 給 ) ・昇格停止(処分後2年間) ・ 勤 勉 手 当 の 成 績 率 を 32.5/100( 特 定 幹 部 は 28.5/100) と す る 。( 基 準 日 に 停 職 中 の 場 合 、 期 末 勤 勉 手 当 は 支 給 し な い 。) 減給 1日以上6月以下の期間、給料及びこれに対する地域手当の10分の 1以下を減額する。 ・期間中の給与を減額する。 ・ 昇 給 の 昇 給 号 給 数 を 減 数 す る 。( 処 分 後 の 最 初 の 昇 給 ) ・昇格停止(処分後 2 年間) ・ 勤 勉 手 当 の 成 績 率 を 41.5/100( 特 定 幹 部 は 46.5/100、37.5/100)と する。 戒告 職員の責任を確認し、将来を戒める。 ・ 昇 給 の 昇 給 号 給 数 を 減 数 す る 。( 処 分 後 の 最 初 の 昇 給 ) ・昇格停止(処分後2年間) ・ 勤 勉 手 当 の 成 績 率 を 48/100( 63/100 以 下 ) と す る 。 ○服 務 上 の措 置 職 員 に 規 律 違 反 が あった場 合 で、服 務 規 律 の厳 正 を 期 する よう 戒 め、または、注 意 する 必 要 があ ると 認 め ら れると き に 、 服 務 上 の 措 置 と し て 訓 戒 、 訓 告 、 厳 重 注 意 などの 措 置 を 行 います。服 務 上 の 措 置 を 受 け た場 合 にも、昇 給 や勤 勉 手 当 の 成 績 率 に影 響 する場 合 があります。 6 信頼される公務員をめざして 不祥事は、府民の信頼を一瞬で失わせます。また、府職員全体の信 用が大きく傷つくことになります。 例 え 、そ れ が 一 人 の 職 員 の 心 無 い 行 動 で あ っ た と し て も 、府 と し て 、 不祥事により失った府民の信頼を取り戻すためには、それこそ大変な 努力が必要だということに、この機会に思いを巡らせてください。 このような不祥事を防止するためには、何よりもまず、職員一人ひ とりの意識が重要です。 また、各職場で、不祥事や不正が起こらないような仕事のやり方や お互いにチェックする仕組みを作ることも、不祥事の防止には有効で す。 「 悪 い と わ か っ て い て も 、 や め る こ と が で き な か っ た 。」 「 禁 止 さ れ て い る こ と は 知 っ て い た け ど 、断 れ な か っ た 。」と い う ケ ー スもあるかもしれません。 しかし、今一度考えてください。 悪いことをすれば、その職員本人も処分を受けることとなり、事案 によっては、免職となる可能性もあります。 そうなれば、自分だけでなく、大切な家族までもが路頭に迷うこと になるかもしれません。 また、職場の上司や同僚も多大な迷惑を受けることになります。 不正とわかっているときや良くないことをやってしまいそうなと き、もし、そのような場面になったら、そのことで、どのような影響 があるのかよく考えてください。 「 悪 い と 思 う こ と を し な い 」こ と は も ち ろ ん 、 「よいと思うことを積 極 的 に 行 い 」、 府 民 か ら 信 頼 さ れ る 公 務 員 を め ざ し ま し ょ う 大阪府教育委員会事務局教育総務企画課 大 阪 市 中 央 区 大 手 前 2 -1-22 電 話 06-6941-0351( 内 線 3418、4074) 7