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第 7 回インターンシップ報告書 1 インターンシップ概略 2 業務内容
第 7 回インターンシップ報告書 2016 年2月6日 総合国際学研究科博士前期課程 国際協力専攻修士1年 闞 硯馨 1 インターンシップ概略 派遣先機関 派遣先部署 派遣期間 国際移住機関(IOM International Organization for Migration)スイス ジュネーブ Department of International Cooperation and Partnerships (ICP) Multilateral Processes Division(MPD) 2015 年 8 月 17 日〜2016 年 2 月 16 日 2 業務内容 業務詳細(1 月 3 日〜2 月 6 日) ◎ 「International Dialogue on Migration」会議の事前準備 2 月 29 日に IOM がジュネーブで 2016 年度の国際移民問題をめぐる談話を 開く予定になった。この会議は IOM の加盟国と観察国々に経験交換、政策進行、 有効な実践のプレトフォームを与える。ICP 部門はこの会議のため、スピ-カの選定からバックグランドペ-パ-の起草などの事前準備に取り組んでいる。私 が担当する仕事はその指定されたスピ-カ-にインビテ-ションレタ-を起草す る。非常にフォ-マルなインビテ-ションレタ-なので、まずはネット上でスピカ-のバックブランドの下調べ、その後は頼みたいセクションのコンセプトに 合わせ、演説してほしい内容を簡潔に書き上げる。また相手の肩書きにより、 呼び方が異なるので、気をつけるべき。日本語には敬語があると知っているが、 英語にも級別により言葉のフォーマルさが変わっていくことが感じた。 そのほか、部門が起草したバックグランドペ-パ-にコメントする仕事も任され た。初めてスピーカー選定の基礎階段から会議の事前準備をするので、とても やりがいがある仕事だと思う。会議のアジャンダーを作り、セクションの内容 によってスピーカーを選定する、あとはインビテーションレターを送り、メー ルにて繰り返しのやり取り、最終的なスピーカーリストを作成するという流れ だった。 ◎ Global Forum Migration Development 2016 Roundtable Team Preparatory Meetings に参加 2016 年度国際移民発展フォーラムを開催するため、年度最初の準備会が開 催された。バックブランドペーパーを起草する段階なので、出席者たちの意見 をこの場で交換した。合計六つの円卓討論会があったので、もう一人のインタ ーン生と一人二つずつ分担して傍聴しに行った。会議の基調と進捗スケジュー ルに重点を置いてメモを取った。まとめてから上司に報告することになる。去 年 9 月に初めて参加した会議も GFMD の最終の準備会だった。半年をかけて、 最終から最初まで体験できてとてもありがたい経験だと考える。 ◎ 国際連合経済委員会において、地域レベルの移民体制をリサーチする 先月から任されたリサーチの仕事を引き続き担当している。五つの国連連合 経済委員会をリサーチし、その中から IOM が役割を担える部分をピックアップ して上司に報告した。毎週火曜日の例会の際に、上司に報告し、上司からリサ ーチの方向を指示してもらい、引き続き研究を進めていく。研究を進んでいる なか、五つの国連連合経済委員会には五つの地域レベルの体制が探したので、 それを上司に報告して、この方向で進んでほしいと指示された。またリサーチ 結果をまとめて上司に送信した。 3.6 か月後に期待される効果と達成度 (1)業務内容への理解が深まる一方、2030 agenda が実施される中で、IOM がどのような役割を果たせば移民の権利を守ることができるかについ て把握したい。 (6/10) Feedback: GFMD 事前準備会に参加した時に、Lowering the remittance というトピックに興味津々である。この問題の解決も2030アジャンダ ーの目標の一つである。出席者の話では、送金の範囲を拡大して、出国前 の準備、ビザ申請から帰国するまでかかる費用も含める。このコンセプト の変化をメモ取りにして上司に報告する。次回の GFMD の準備会に IOM の 参加度を高めるように期待している。 (2)IOM はジュネーブの国際機関エリアに位置し、IOM だけではなく、周り の国際機関で働いているインターン生や職員と積極的にコミュニケー ションを取り、人脈を作りたい。(7/10) Feedback: 1月に入り、去年から親しんできた各国際機関の友人がインタ ーンを終了したので、送別会が殺到した。このインターンシップを通して、 友達が世界各国に散らかっていることでとても大きいな収穫だと思って いる。インターンが終わっても、連絡を保ち、お互いの国に訪問する予定 になった。 (3)語学力レベルをアップしたい。英語のスピーキングの重要さ、ほかのイ ンターン生との交流、業務スキルなどをアップしないといけないことを 痛感した。日常生活はほとんどフランス語なので、ベーシックなフラン ス語も習得したいと考えている。(7/10) Feedback:半年をかけて、英語の環境に浸っているおかげで、徐々に業 務に関する談話がわかるようになった。特に GFMD の事前準備会に参加 した時に、インターンが始まった頃も同じ会議に参加したので、その時 に比べ、自分の進歩の大きさを自分で感じるようになった。 (4)インターンシップを行いながら大学院修了後の進路を決めたい。グロー バルな環境で働くことが自分に向いているかどうかを試してみたい。国 際機関も将来就職の選択肢の一つとして考えたいと思う。(7/10) Feedback:将来の進路について、今二つの進路を考えている。一つは日 本の欧米対応の外資系企業で働くこと、一定程度の仕事経験をためて国 際機関に戻る予定。もう一つ卒業した後、東南アジアまた東アジアの国 際機関でインターン生から頑張りたいと考えている。アジアで自分の言 語優勢を最大限に活かし、今回のインターンを土台にして自分に最適な 舞台で活躍したいと考える。 4. その他 1月に入り、周りの友人たちのインターンが終わるので、送別会がよくあっ た。ルームメイトは先にインターンを終えたので、帰国した。引っ越しの利害 を考えて、今まで住んでいる部屋を一人で引き続き貸すことを決めた。インタ ーンシップを通してたくさん素晴らしい人に出会えていつも心から感謝して いる。後一週間ほど自分のインターンもそろそろ終わるので、職場で残った仕 事を終わらせして、インターン評価表を書く予定。生活場面でも残り少ない 日々を大切にして、気持ちを整理してアジアに復帰する。 国連で WTO の友人たちとの集合写真(右から 1 番目は筆者) IOM 中国人インターン生 3 人がルームメイト郭さんの送別会を開いた。