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二学期(NO.7)
かおる み な み 学校だより 富士見町立南中学校 平成 1 9年 1 2月 2 0日 発行 創立50周年記念事業 ご協力ありがとうございました 1 1 月 1 7 日 ( 土 ) に 5 0 周 年記 念 式 典 が 行 わ れ ま し た 。 参会された方々の御協力で、さわやかで、あたたかく心のこもった式典となりました。 また、私たちの先輩方が積み上げてこられた校風と伝統を改めて感じ、今後も新しい伝統 を 築 き 上 げ て い き た い と 強 く 感 じる 式 典 に も な り ま し た 。 記念式典が終わった後も、式典行事として、郡市小中合同音楽会に参加したり、地域の 方々に教えていただきながら門松を作ったりしました。これで、創立50周年記念事業が ほ ぼ 終 了 し た わ け で す が 、保 護 者 の皆 様 や 地 域 の 皆 様 に 多 大 な る 御 協 力を い た だ き ま し た 。 心 よ り 感 謝 申 し 上 げ ま す 。 あ り がと う ご ざ い ま し た 。 <オープニング 太鼓演奏> <絵画の寄贈> 15張の太鼓と鉄筒を購入しました。外部講師 の原さんの指導で、太鼓ゼミの生徒たちが自分た ちで作った曲「我流旋風」等3曲を演奏しました。 響きの素晴らしいこの太鼓をこれからも大切に使 わせていただきたいと思います。 本校卒業生の新妻久典さんから、50周年によ せて絵画を寄贈いただきました。辻仁成さんの「そ こに君がいた」の装画です。本校のグランドにあ った机とグローブ、帽子をモチーフに描かれてい ます。展示をお願いしたいとの願いで、図書館に ありますのでぜひご覧に来てください。 <「聞こえる」の全校合唱> <折原みとさん講演会> 白樺祭に引き続き、50周年記念式典でも全校 で(職員も含め)「聞こえる」の合唱を披露しま した。この発表に向けて、全校で、この歌の訴え ることを考え合いながら、それが表現できるよう に歌いました。緊張しながらも満足のできる発表 になったと思います。 小説家の折原みとさんをお迎えし、「夢をかな える10の方法」という演題で講演をしていただ きました。 「自分の好きなことを見つけること」 「い ろんなことに興味を持つこと」「自分で考えるこ と」など、前向きに生きていくことの大切さを教 えていただきました。 <諏訪郡小中合同音楽会>(写真 長野日報より) 50周年を記念して小中合同音楽会に全校で参 加しました。大きなカノラホールに南中の「聞こ える」の歌声が響きました。歌い終わった後、会 場からは、大きな拍手とともに「ブラボー!」と いう歓声も上がりました。 <門松作り> 高森の小林日出夫さん、中村直人さん、本校の 小林哲郎先生を講師として、門松を作りました。 1年生は、わらの束作り、2,3年生がペアにな って実際に門松を作りました。なかなか慣れない 作業でしたが、講師の先生方のおかげで、よいで きばえとなり完成しました。 全国学力・学習状況調査の結果から 新聞紙上でご存知のことかと思いますが、本年度の全国の小学校6年生および中学校3 年生を対象に国語と数学で実施された「全国学力・学習状況調査」の結果が発表されまし た。本校にも結果が届き、本校独自で毎年実施しているNRT(全国標準学力検査)の分 析と合わせて、今後の指導に役立てるという視点で分析をしていますが、本校の概要につ いてお知らせします。 なお、この調査は学力の一面のみをはかるものであり、学力の全てを表しているもので は あ り ま せ ん の で ご 承 知 お き く ださ い 。 【全体的傾向】 ○国語、数学ともにA(知識理解)およびB(活用能力)のどちらにおいても本校の定 着状況は良好でした。 ○ 国 語 B 、数 学 B は 、と も に 県 平 均 、全 国 平 均 を や や上 回 っ て い ま し た 。特 に 数 学 で は 、 平均正答率が高かったです。 ○国語A、数学Aについては、県平均、全国平均とほぼ同等ですが、漢字の書き取り、 図 形 等 の 基 礎 的 基 本 的 な 内 容が 定 着 し て い な い 面 も 見 ら れ まし た 。 【国語】 ○国語Aの漢字を書く問題や文脈に即して漢字を正しく読む等の基本的な内容の定着を は か る 問 題 で 、 極 端 に 定 着 率の 低 い 問 題 も あ り ま し た 。 ○国語Bの説明したり、ある程度まとまった文を書いたりする問題で、県平均、全国平 均 を 上 回 る も の が あ り ま し た。 【数学】 ○数学Aの図形、関数、確率の基本的な内容の定着をはかる問題で正答率がやや低いも のがありました。 ○理由を説明する問題、条件にあった計算式をつくる問題等で、県平均、全国平均を上 回るものがありました。 【生活実態調査】 ○ 家 庭 で の 生 活 が き ち ん と し て い る 生 徒 の 割 合 が 高 か っ た で す 。(「 朝 食 を 毎 日 食 べ て い る 」「 毎 日 同 じ く ら い の 時 刻に 寝 て い る / 起 き て い る 」 等 ) ○ 人 の 役 に 立 ち た い と い う 割 合 も 高 か っ た で す 。 (「人 が 困 っ て い る と き は 、 進 ん で 助 け て い る 」「体 の 不 自 由 な 人 やお 年 寄 り や 困 っ て い る 人 の 手 助け を し た こ と が あ る 」等 ) ○ 地 域 と の か か わ り に 積 極 的 な 生 徒 の 割 合 が 高 か っ た で す 。(「 今 住 ん で い る 地 域 の 歴 史 や 自 然 に つ い て 関 心 が あ る 」「 今 住 ん で い る 地 域 の 行 事 に 参 加 して い る 」 等 ) ●家庭での学習への取組が消極的である生徒が多い傾向でした。特に「勉強時間を自分 で 決 め て 実 行 し て い る 」「 学 校 が 休 み の 日 に 、 1 日 あ た り 2 時 間 以 上 勉 強 を す る 」 「 家 で 学 校 の 授 業 の 予 習 ・ 復習 を し て い る 」が 県 平 均 、全 国 平均 に 比 べ 低 か っ た で す 。 家 庭 学 習 の 充 実 を 図 っ て い きた い と 思 い ま す 。 ご 家 庭 で も 御協 力 を お 願 い し ま す 。 【改善の方向】 ○国語、数学ともに基礎的な内容の定着を図っていきたいと思います。授業でもそうで す が 、 特 に 家 庭 学 習 を か か わら せ て 、 基 礎 的 な 力 を つ け て いき た い と 思 い ま す 。 ○国語科では、語彙や漢字の習得を図ったり、言語活動を意図的に仕組んだりして、言 語 生 活 に 対 す る 意 識 を 高 め てい き た い と 思 い ま す 。 ○数学科では、互いに自分の考えを出し合ったり、ともに試行錯誤し合ったりすること に よ っ て 、 と も に 学 び 、 高 め合 え る 学 習 を 工 夫 し て い き た いと 思 い ま す 。