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VMWare Fution を使って MacOS に Windows をインストールする際に
VMWare Fution を使って MacOS に Windows をインストールする際に起きる, ライセンス認証プログラムの不具合への対処例 VMWare Fuion を使って MacOS に Windows をインストールする際,OS インストール後,ライセンス認証プ ログラムを正常に利用できない場合があります。現在,以下の事例にて確認しております。 はじめに:VMWare の設定画面の起動方法 「仮想マシン」- 「設定」を選択,または「設定」アイコンで開くことができます。 → 1. 保存先についてのエラーが出る場合 Mac と Windows 間でファイルをやり取りするための「ファイル共有」の機能がありますが,共有そのものの設 定は有効になっていても,共有する PC の指定がされていない場合,Windows のデスクトップに無効な「VMWare 共有フォルダ」という名前のショートカットが表示されたままになってしまいます。共有先の設定がないままに, この共有フォルダにプログラムを保存しようとしても,正常に保存することができません。 → ◆ 回避方法 1:共有の設定を一時的にオフにする。 共有の設定を一時的にオフにすることで回避できます。 ◆ 回避方法 2:Windows のローカルディスクを開き,保存先を指定した後で実行する。 ダウンロードしたファイルの保存先を「Windows のローカルディスク内」とすることでも回避することがで きます。 2. ダウンロードまたは保存は出来たが,プログラムを実行しようとするとエラーが出 る場合 ソフトウェア事業室のダウンロードサイトで認証成功し,「ダウンロード」ボタンを押した後「実行」ボタンを 押したり,ファイルを保存するところまではできるが,そこから先にプログラムが実行されない場合があります。 これは,VMWare Fusion2.0 より実装された「ミラーフォルダ」という機能がデフォルトで有効になっているこ とが原因と考えられます。 (参考)ミラーフォルダについて詳しく説明されたページ: http://www.naguru.com/tech/mirrorfolder/mirror1.html このミラーフォルダが有効になっている対象ファイル(今回の場合はデスクトップ)にダウンロードしたファイ ルを保存すると,一見 Windows のデスクトップに保存したように見えているファイルでも,実際の保存先は Mac のデスクトップに保存されていることになりますので,たとえば Windows のみで動作するプログラムなどは動作 しないことが考えられます。 ◆ 回避方法:ミラーフォルダの設定を一時的に解除する。 対応方法は,共有の設定の中にあるミラーフォルダの作成チェックを一時的に外すことです。 デスクトップのミラーフォルダ作成を止めると(設定変更後に Windows のログオフが必要です),ダウンロー ド先にデスクトップを選んでも,Windows 内のデスクトップにファイルは保存されますので,正常に動作します。 →