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メキシコシティ①
メキシコ メキシコシティ 1998 年 3 月~2001 年 1 月滞在 子どもの年齢 長女:年少~小1(4歳~8歳) 現地幼稚園/日本人学校 次女:2歳~年中(2歳~5歳) 現地幼稚園/日本人学校幼稚園 三女:0歳~1歳 基本情報 気温 5~10 月:雨季 11~4 月:乾季 昼と夜の寒暖差が激しい 1年を通して 20~25℃くらいで温暖 緊急電話 警察(殺人・強盗) 060 電圧 電圧 110V (一般犯罪) 061 消防 068 コンセントの形状は日本と同じだが、日本製の電化製品を利用する場合は変圧器が必要 水 水道水は飲めない ミネラルウォーターを購入する ガラフォンというタンクのミネラルウォーター、またはペットボトルを週1回の宅配で利用している家庭が多い 買い物 日本の物 基本的に入手困難 日系スーパーにて古本、雑貨が売られているが種類は少ない 食料品 日系のスーパーが2、3軒あり、刺身や薄切り肉を購入できる 現地スーパーでも醤油や米は販売されている 巡回販売のトラックが日本人好みの野菜や豆腐などを売りに来る 曜日を決めて開かれる市場が多数あり、新鮮な野菜・果物・鶏肉が購入できる 日用雑貨 高地のため気圧が低く炊飯器ではご飯がうまく炊けないので圧力鍋を持参した方がよい 最新の炊飯器はかなり対応可能ではある ご飯の保温用に炊飯ジャーがあるとよい 学用品 メキシコの文具は品質がよくないので、できるだけ日本から持参した方がよい 衣類 現地で購入可能 靴は日本人の足に合うものが少ない 子ども用の運動靴などは日本から持参した方が賢明 交通 公共の交通 自家用車、タクシー(ただし流しのものは強盗の危険があるので Sitio と呼ばれるハイヤーを利用する) 但し、大雨の時などは Sitio の呼び出しができないことが多い バス・地下鉄はすりや強盗の危険がある 特に路線バスは、運転手と乗客が共謀して強盗や強姦を働く事例が多い 運転免許 試験なしで取得できる 事故が非常に多いので、運転には細心の注意が必要 フレンズ 帰国生 母の会 1 住居 住宅事情 ほとんどの駐在員家族がアパートを利用している 家具付き、家具なしを確認すること 日本人が多く Polanco 通勤に便利、ユダヤ人と日本人が多い 住むエリア Delvalle Polanco よりも若干家賃が安い住宅街 日本人学校に通う場合は、バスのルートを確認してから住居を決めた方がよい 使用人 住み込み、通い、どちらかのメイドを雇っている家庭が大多数 多くは日本人同士の紹介による ほとんどのメイドがスペイン語しか話せない 治安 ピストル強盗、すり、自動車の盗難、誘拐など治安はよくない セキュリティ 警官による犯罪が多いのも特徴 車の窓には防弾フィルムを貼り、犯罪に遭いそうになった場合に逃げ切れるよう、ガソリンは常に満タンにし ておく 住居を決める際には、防犯対策がしっかりしていることも重要なポイント 管理人と警備員が常駐しているので、来訪者の確認と訪問先への取り次ぎがきちんとなされているか、夜 間の警備体制などをよく調べること 但し、管理人などによる窃盗もあるので、周囲に住んでいる人に評判を聞いた方がよい 教育 通った学校 現地幼稚園(現在は閉鎖) 日本人学校幼稚園 日本人学校小学部 通った学校の 詳細 【日本人学校幼稚園】 年少、年中はメキシコ人と同じクラス編成 先生もメキシコ人の方が多い 教育方針は日本の公立幼稚園に近い 日本人クラスは日本人の先生で遊び中心 【日本人学校小学部】 日本コースとメキシココースに分かれている いくつかの行事でメキシココースの児童との交流がある 塾 塾はない 家庭教師 中・高校生は日本人家庭教師を頼んでいる家庭もある 習い事 スポーツクラブに所属した場合、スイミング、テニスなどのレッスンを受けられる ピアノは日本人の先生もいる アドバイス 日本人学校とインターナショナルスクールに通っている割合は半々程度です。 どちらもスクールバスで40分程度はかかる上、バスの故障や交通渋滞による遅延も日常的にあります。 日本語補習校はありませんので、インターナショナルスクールに通う場合は家庭で補習となります。 病院 医療事情 アメリカ系の大きな病院が2、3あり、出産も問題なし フレンズ 帰国生 母の会 2 英語も通じ、設備は非常に整っている 「病気の時のスペイン語会話」(学生社)は持っていると便利 急病・けがなどで救急車を呼んだ場合は、何も伝えなければ赤十字病院に搬送されてしまうので、日本人 の利用するABC病院などに搬送してもらうようにリクエストし、設備の整った病院で処置を受けられるよう日 頃から家族やメイドさんに周知しておく必要がある 日本人医師 医師・歯科医とも多くいる 内科医は往診にも対応してくれる 薬品 医師の処方なしで抗生物質も購入可能 下痢の場合は日本の薬では効かないので、現地のものを服用した方が良いと言われている 交流 日本人 日墨協会という社団法人が日本人会のような活動を行っている 現地の人 日本人の主だった居住区では交流はあまり望めない 駐在外国人 スペイン語学校などで知り合いになることが多い 伝 え た い こ と 治安が悪いので自衛のための注意を常に必要とされます。男性、女性を問わず強盗、窃盗などの被害は多発しています。通 り魔的に襲われることもありますが、狙いをつけていることが多いので、道を歩く時も運転中も周りを警戒することが大切です。 また、改善されたとはいえ大気汚染(特に乾季)によって体調を崩す場合もあります。気圧が低いので定期的に低地に降りて、 新鮮な空気を吸うことをお勧めします。街の商店ではほとんど英語も通じないので、最低限度のスペイン語は赴任前に覚えて いかれた方がよいでしょう。気候は温暖で1年を通して日本の春のようです。朝冷え込むことがあっても、日中は汗ばむくらい になります。高地なので紫外線対策は怠りなく。また、空気が乾燥しているので、漆器や木製のお椀など割れやすくなります。 すこし余分に持って行かれた方がよいでしょう。 国内には世界遺産やマヤ、アステカの遺跡など名所がたくさんあり、カンクン、アカプルコ以外にもビーチリゾートが点在してい ます。アメリカにも各都市に直行便が飛んでいるので、休暇の楽しみには事欠きません。治安と衛生に気を付ければ、家事に 追われることもなく、自分の趣味や娯楽に多くの時間を費やすことができます。日本人も多いので、子どもの交友関係は日本と 同じように育むことができます。 フレンズ 帰国生 母の会 3