...

接続作業の手順 - Clarion

by user

on
Category: Documents
13

views

Report

Comments

Transcript

接続作業の手順 - Clarion
接続作業の手順
取付け作業に入る前の注意
●ドライブコンピューター等が装着されている車は、バッテリー端子を外すことでメモリーしている内容がすべて消えてしま
うことがありますので、あらかじめお客様に説明してから作業を行ってください。
●車速信号を利用している純正カーナビゲーションシステムと同時接続
(車速信号を併用)すると、車輛側に支障をきたすおそ
れがありますので、絶対に行わないでください。
・エンジンコントロールユニットの誤動作防止のため、車速信号を必要とする他の機器
(ターボタイマー、ライトコントロー
ラーなど)と同時に使用しないでください。
・純正以外のエンジンコントロールユニットに接続した場合の走行性能の悪化、各種メーター類のズレ、燃調ズレ、またはそ
れに伴ったエンジン等のトラブルに関しては一切責任を負いかねます。
・使用電圧、アース接地方法
(プラス、マイナス)を確実に確認してください。DC12Vマイナスアース車用機器をDC24V車
やプラスアース車に接続すると、火災などの原因になる場合があります。
・エアバックやABS装着車への配線作業は、これらのユニットおよびシステム動作等に支障がないように行ってください。
・配線コード類の処理は運転席操作の妨げにならないように、また車体やネジの部分、シートレール等の可動部にはさみ込ま
ないように注意して行ってください。事故や感電・火災の原因になることがあります。
・指定以外の配線使用は事故につながりますので絶対に行わないでください。
・本ガイドブックで案内しているユニットの接続コネクター部が封印されている場合があります。この場合、開封や接続は行
わないでください。
取付け作業手順
① 取付ける車両について、以下の事項を確認して下さい。
(車検証を参考にしてください)
。
メーカー名/車種名/車両年式/車両型式/エンジン型式
② 本文より車輛型式およびエンジン型式に合った項目を確認します。
③ サイドブレーキが引いてあることと、エンジンがOFFになっていることを確認します。
④ バッテリーのマイナス端子を外した後にプラス端子を外します。
(バッテリー端子を接続したまま作業を行うと、ショート事故による車輛破損、または火災の原因になることがあります。
)
⑤ 取付け場所のカバー等を取り外し、車速信号の接続作業を行える状態にします。
⑥ 車速信号線であることを確認後、各製品付属の圧着コネクターを使用して車速信号線とナビスピードセンサー用リード線を
確実に接続します。
⑦ 取り外したものを組み上げ、バッテリーのプラス端子を接続した後にマイナス端子を確実に接続します。
輸入車への接続について
● 輸入車はメーカーからリリースされる技術情報が少ないため、ナビゲーションシステムを装着する際には特に注意が必要で
す。国産車とは違い、車速信号はラジオもしくはメーターの配線から取り出すケースが多くあります。車種によっては装着
することによりメーターの表示に悪影響が現れることがありますので、そのような場合は装着を取りやめてください。
[注意]
エンジンルーム内から車速信号を引き出す場合は、必ず車輛配線の接続部に防水処理
(シーリング等)
を施してください。
線内に水が入ると、火災や故障の原因になることがあります。
安全性の確保のため、各ナビゲーションシステムに付属の取付説明書に記載の方法に従って、実走により車輛性能・計器類が
正常であるかの動作テストを行なうことが必要です。
ナビゲーション・システムに付属取付説明書に記載された方法を参考に、必ず正常に動作していることを確認してからお客様
にお渡しください。
取付け作業終了後の確認事項
取付け後は必ずブレーキペダルをふんだままエンジンを始動し、計器類の作動が正常であるかを確認してください。また実走
行前にブレーキおよび車輛性能・計器類が正常に作動することを確認してから、各ナビゲーションシステムに付属の取付説明
書に記載の方法に従って、実走により車輛性能・計器類が正常であるかの動作確認を行ってください。
安全性の確保のため、各ナビゲーションシステムに付属の取付説明書に記載の方法に従って、実走により車輛性能・計器類が
正常であるかの動作テストを行なうことが必要です。
ナビゲーション・システムに付属取付説明書に記載された方法を参考に、必ず正常に動作していることを確認してからお客様
にお渡しください。
Fly UP