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加藤 素明 日本マンガ・アニメ研究 3 後 期 2
専門教育科目 教員名 加藤 素明 科目の系列 授業科目 日本マンガ・アニメ研究 年 次 3 学 期 後 期 単 位 2 (日本探求) ● 授業の概要 日本のマンガ・アニメについて、美学・芸術学的な視点から、その批評的言説を検討する。現代の日本マン ガ・アニメは非常に多様な広がりを見せており、論じることが難しくなったと言われている。そこで、マン ガ・アニメの表現方法に着目し、現代の日本で行われているマンガ論の主要な論点を選び、テキストを講読 しつつ、日本マンガ・アニメを巡る諸問題を討論していく。 ● 授業の到達目標 a. 知識・理解 日本マンガの造形的特質について基本的事項を説明できる 日本アニメの造形的特質について基本的事項を説明できる b. 思考・判断 個々のマンガ・アニメ作品に即して、その作品固有の造形的特質を考察できる c. 関心・意欲 日本マンガやアニメについて、外国人にも分かる仕方で紹介していく視野を持つことができる。 d. 技能・技術 e. その他 ● 受講にあたっての留意事項 講義中に行う活動(調査報告、発表、討論)への評価(貢献度)が最終評価に直結するので、必ず毎回出席 すること。 講義中に予習・復習(教科書や資料の読解、作品の調査、発表の準備等)の指示を行う。それぞれ60分∼9 0分程度の時間を確保し、よく授業の準備をしておくこと。 ●関連科目:本科目と並行(もしくは前後)して「日本学基礎教養ⅡC(藝術)」「日本美術史研究」「日 本藝能史研究」を受講することが望ましい。 ● 教科書(授業で常時使用する分) / 著者『書名』(出版社) 夏目房之介 『マンガはなぜ面白いのか: その表現と文法』 NHK出版、1997 ● 参考書 / 著者『書名』(出版社) 伊藤 剛 『テヅカ・イズ・デッド: ひらかれたマンガ表現論へ』 NTT出版、2005 秋田孝宏 『「コマ」から「フィルム」へ:マンガとマンガ映画』 NTT出版、2005 津堅信之 『日本アニメーションの力』 NTT出版、2004 小山昌宏、須川亜紀子 『アニメ研究入門』増補改訂版 現代書館、2014 高橋光輝、津堅信之 『アニメ学』 NTT出版、2011 山口康男 『日本のアニメ全史』 テン・ブックス、2004 他に文献表を配布する。 ● 成績評価の方法 講義中に課す課題・授業内発表の評価と諸活動への貢献度(40%)、及び期末試験の成績(60%)によって評価 する。講義中の課題においては講義内容の理解度を評価し、期末試験においては学期全体の講義内容につい て、把握および深化の度合いを評価する。 到達目標 評価手段 1.定期試験(期末試験) 2.小テスト・授業内レポート a. b. c. d. e. 知識・理解 思考・判断 関心・意欲 技能・技術 その他 ◎ ◎ ○ 評価比率 60% 3.宿題・授業外レポート 4.授業内発表・授業内の制作作品 ○ ◎ ○ 5.授業態度・授業への参加度 40% 加点要素 6.その他() 全体 ◎ ◎ ● 主題と内容 【第1回】日本マンガの発展と変貌 【第2回】マンガの描線 【第3回】マンガ表現の構造 【第4回】コマの働き 【第5回】コマの働き 【第6回】少女マンガのコマ構成 【第7回】少女マンガのコマ構成 【第8回】日本の造形的伝統とマンガ 【第9回】日本の造形的伝統とマンガ 【第10回】マンガからアニメへ: コマをフィルムにする 【第11回】マンガからアニメへ: コマをフィルムにする 【第12回】日本アニメの特質: アニメ制作の実際 【第13回】アニメをめぐる論言説の検討 【第14回】アニメをめぐる論言説の検討 【第15回】アニメ論の現状と課題、学びの振り返り ○ 100%